JPH0824053A - 洋服運搬用ハンガーラック - Google Patents

洋服運搬用ハンガーラック

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JPH0824053A
JPH0824053A JP15894294A JP15894294A JPH0824053A JP H0824053 A JPH0824053 A JP H0824053A JP 15894294 A JP15894294 A JP 15894294A JP 15894294 A JP15894294 A JP 15894294A JP H0824053 A JPH0824053 A JP H0824053A
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pole
frame
clothes
poles
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Masayoshi Hori
全良 堀
Kazuo Shinto
和雄 新堂
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NIPPON TORANSUSHITEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 普通のコンテナーをそのまま使用可能であ
り、またコンテナー内部への搬入・搬出の作業性がよ
く、不使用時の収納搬送性がよい洋服運搬用ハンガーラ
ックを提供すること。 【構成】 ハンガーラックAを、長方形形状に形成され
端部にポール支持体16a,16b 〜19a ,19b を一体的に
備えるフレーム11を有する台車10と、フレーム11の長さ
より短くフレーム11の端部に基端にて起伏可能に組付け
られてポール支持体25a ,25b 〜28a ,28b を一体的に
備える一対の支柱21a ,21b と、フレーム11の長さと略
同じ長さに形成されて前記両支柱の起立時には各支柱に
設けたポール支持体25a ,25b 〜28a ,28b に両端部に
て脱着可能に組付けられまた前記両支柱の倒伏時にはフ
レームに設けたポール支持体16a ,16b 〜19a ,19b に
両端部にて脱着可能に組付けられるハンガーポール31〜
34を備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば背広等洋服を洋
服用ハンガーに掛けた状態で汎用コンテナー等に積み込
んで輸送するときに使用される洋服運搬用ハンガーラッ
クに関する。
【0002】
【従来の技術】背広等洋服を洋服用ハンガーに掛けた状
態でコンテナーに積み込む場合、特殊改造したハンガー
コンテナーが使用されている。このハンガーコンテナー
は、内部に洋服用ハンガーを吊るためのハンガーポール
を組付けるようにしたものであり、ハンガーポールが脱
着可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したハンガーコン
テナーは、ハンガーポールを取り外した状態にて他の貨
物輸送に使用することも可能であるが、ハンガーコンテ
ナー内部にハンガーポールを支持するための器具が残っ
ているため、他の貨物輸送時には器具によって貨物が損
傷を受けるおそれがあり、普通のコンテナーとは別に管
理使用する必要があって不便である。また、上記したハ
ンガーコンテナーにおいては、その内部にて背広等洋服
を洋服用ハンガーに掛けた状態でハンガーポールに吊り
下げたり取り外したりする必要があり、コンテナー内部
への搬入・搬出の作業性が極めて悪い。本発明は、上記
した問題に対処すべくなされたものであり、普通のコン
テナーをそのまま使用可能であり、またコンテナー内部
への搬入・搬出の作業性がよく、不使用時の収納搬送性
がよい洋服運搬用ハンガーラックを提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該洋服運搬用ハンガーラ
ックを、長方形形状に形成され長手方向端部にポール支
持体を一体的に備えるフレームを有する台車と、前記フ
レームの長手方向長さより短く前記フレームの長手方向
端部に基端にて起伏可能に組付けられてポール支持体を
一体的に備える一対の支柱と、前記フレームの長手方向
長さと略同じ長さに形成されて前記両支柱の起立時には
前記各支柱に設けたポール支持体に両端部にて脱着可能
に組付けられまた前記両支柱の倒伏時には前記フレーム
に設けたポール支持体に両端部にて脱着可能に組付けら
れるハンガーポールを備える構成とした。前記フレーム
の一側に略水平方向の動きによって嵌合固定する連結具
を設けるのが望ましい。また、ハンガーポールを、前記
支柱に支持されるポール本体と、このポール本体に連結
具を用いて回動可能に組付けられて前記ポール本体に対
して略平行に配置され自重によって前記ポール本体に掛
け止められるハンガーの一部を挟持する一対の保持軸に
よって構成するのが望ましい。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による洋服運搬用ハンガー
ラックにおいては、ハンガーポールをフレームのポール
支持体に取付けかつ両支柱を倒伏させた収納状態から、
ハンガーポールをフレームのポール支持体から取り外し
両支柱を起立させハンガーポールを両支柱のポール支持
体に取付けることにより使用状態とすることができ、こ
の使用状態にてハンガーポールに洋服を洋服用ハンガー
に掛けた状態で吊り下げたり取り外したりすることがで
きる。また、ハンガーポールに洋服を洋服用ハンガーに
掛けた状態で吊り下げた状態にて例えば内部に何の細工
も施してない普通のコンテナー或いは搬送トラック内に
搬入・搬出することができ、搬入・搬出の作業時間を大
幅に短縮することができる。フレームの一側に略水平方
向の動きによって嵌合固定する連結具を設けた場合に
は、コンテナー或いは搬送トラック内に搬入することに
より個々のハンガーラックを連結することができるた
め、コンテナー或いは搬送トラック内での個々のハンガ
ーラックの無用な動きを防止することができ、各ハンガ
ーラックに吊り下げた洋服の荷崩れを防止することがで
きる。
【0006】また、本発明による洋服運搬用ハンガーラ
ックにおいては、上記した使用状態から、ハンガーポー
ルを両支柱のポール支持体から取り外し両支柱を倒伏さ
せハンガーポールをフレームのポール支持体に取付ける
ことにより収納状態とすることができ、この収納状態に
て多数の洋服運搬用ハンガーラックを積み重ねてコンパ
クトに収納することができる。したがって、当該洋服運
搬用ハンガーラックを多数用いて多量の洋服を多数のコ
ンテナー或いは搬送トラックに入れて搬送した後におい
ては、収納状態にて積み重ねてコンパクトに収納した多
数の洋服運搬用ハンガーラックを一部のコンテナー或い
は搬送トラックにまとめて収容することができ、残りの
空コンテナー或いは搬送トラックを他の貨物の運搬に利
用することができる。
【0007】また、ハンガーポールを、支柱に支持され
るポール本体と、このポール本体に連結具を用いて回動
可能に組付けられて前記ポール本体に対して略平行に配
置され自重によって前記ポール本体に掛け止められるハ
ンガーの一部を挟持する一対の保持軸によって構成した
場合には、ポール本体に掛け止められたハンガーが一対
の保持軸によって挟持されて振れ及び上動を抑制される
ため、搬送時の振動等に対してもハンガーの脱落を防止
することができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図4は本発明による大型の洋服運搬用
ハンガーラックAを示していて、このハンガーラックA
は、周知の内部に何の細工も施してない海上運搬用コン
テナー(図示省略)に図5及び図6に示した本発明によ
る小型の洋服運搬用ハンガーラックBとともに用いるも
のであり、台車10と左右一対の支柱21a,21bと
4本のハンガーポール31,32,33,34を備えて
いる。
【0009】台車10は、長方形形状に形成され長手方
向長さを海上運搬用コンテナー(図示省略)の間口を通
して出し入れ自在で同コンテナーの左右両側壁に近接す
る長さとしたフレーム11と、このフレーム11の四隅
下面に取付けた車輪12,13,14,15を備えてい
て、フレーム11の長手方向端部には4対のポール支持
体(パイプ)16a,16b、17a,17b、18
a,18b、19a,19bが一体的に取付けられてい
る。また、フレーム11の中央下面には左右一対の支持
脚11a,11bが固着され、フレーム11の一側には
略水平方向の動きによって他のハンガーラックAまたは
Bのフレームとを嵌合固定する左右一対の連結具41,
42(上下一対のプレート41a,41b、42a,4
2bによって構成されている。)が固着されている。な
お、各車輪12〜14は自在車輪であるが、車輪14,
15を固定車輪として実施することも可能である。
【0010】左右一対の支柱21a,21bは、台車1
0におけるフレーム11の長手方向長さより短くて、フ
レーム11の左右中間部位(長手方向端部)に基端にて
ヒンジ22a,22bを介して起伏可能に組付けられて
いて、先端部と中間部に水平方向に延びる各アーム23
a,24a、23b,24bをそれぞれ備えており、各
アームの先端にはポール支持体(パイプ)25a〜28
a、25b〜28bが一体的に取付けられている。支柱
21aは、図3にて詳細に示したように、フレーム11
にヒンジ22aを介して組付けられている。一方、支柱
21bは、図3及び図4にて詳細に示したように、支柱
21aより僅かに短く形成されていて、フレーム11上
に固着した支持体11cにヒンジ22bを介して組付け
られており、起立時には各アーム23b,24bが支柱
21aの各アーム23a,24aと略同一高さとなり、
また倒伏時には支柱21a上に折り重なるようになって
いる。
【0011】各ハンガーポール31〜34は、両端部に
下方に向けて突出する凸部(ハンガーポール31に溶接
したパイプ31a,31b参照)を有していて、両支柱
21a,21bの起立時には図1にて示したように各ア
ーム23a,24a、23b,24bのポール支持体2
5a〜28a、25b〜28bに上方から脱着可能に嵌
合して組付けられて両支柱21a,21bを起立状態に
保持しており、また両支柱21a,21bの倒伏時には
図2及び図3にて示したようにフレーム11のポール支
持体16a,16b〜19a,19bに上方から脱着可
能に嵌合して組付けられて上方に積み重ねられるハンガ
ーラックAを支持するようになっている。
【0012】上記のように構成したハンガーラックAに
おいては、図1に示した使用状態から各ハンガーポール
31〜34を取り外してフレーム11のポール支持体1
6a,16b〜19a,19bに組付けるとともに、支
柱21aを先に折り倒して後に支柱21bを折り倒して
重ねることにより図2及び図3に示した収納状態とする
ことができ、また上記した作業とは逆の作業をすること
により図2の収納状態から図1の使用状態とすることが
できる。
【0013】一方、図5及び図6に示した小型のハンガ
ーラックBは、台車50と左右一対の支柱61a,61
bと2本のハンガーポール71,72を備えている。台
車50は、長方形形状に形成され長手方向長さをハンガ
ーラックAと略同じとしたフレーム51と、このフレー
ム51の四隅下面に取付けた車輪52,53,54,5
5を備えていて、フレーム51の四隅上面には2対のポ
ール支持体(パイプ)56a,56b、57a,57b
が一体的に取付けられている。また、フレーム11の中
央下面には左右一対の支持脚51a,51bが固着され
ている。なお、各車輪52〜54は自在車輪であるが、
車輪54,55を固定車輪として実施することも可能で
ある。
【0014】左右一対の支柱61a,61bは、台車5
0におけるフレーム51の長手方向長さより短くて、フ
レーム51の左右中間部位(長手方向端部)に基端にて
ヒンジ62a,62bを介して起伏可能に組付けられて
いて、先端部と中間部にはポール支持体(パイプ)63
a,64a、63b,64bが一体的に取付けられてい
る。また、両支柱61a,61bは、略同一長さに形成
されていて、図6に示したように、互い違いに折り倒さ
れるようになっていて、各ポール支持体63a,64a
は支柱61aの一側に固着され、各ポール支持体63
b,64bは支柱61bの他側に固着されている。
【0015】各ハンガーポール71,72は、両端部に
下方に向けて突出する凸部(ハンガーポール71に溶接
したパイプ71a,71b参照)を有していて、両支柱
61a,61bの起立時には図5にて示したように各ポ
ール支持体63a,64a、63b,64bに上方から
脱着可能に嵌合して組付けられて両支柱61a,61b
を起立状態に保持しており、また両支柱61a,61b
の倒伏時には図6にて示したようにフレーム51のポー
ル支持体56a,57a、56b,57bに上方から脱
着可能に嵌合して組付けられて上方に積み重ねられるハ
ンガーラック(図示省略)を支持するようになってい
る。
【0016】上記のように構成したハンガーラックBに
おいては、図5に示した使用状態から各ハンガーポール
71,72を取り外してフレーム51のポール支持体5
6a,57a、56b,57bに組付けるとともに、両
支柱61a,61bを交互に折り倒すことにより図6に
示した収納状態とすることができ、また上記した作業と
は逆の作業をすることにより図6の収納状態から図5の
使用状態とすることができる。
【0017】ところで、上記のように構成した各ハンガ
ーラックA,Bにおいては、ハンガーラックAを例とし
て図7に示したように各使用状態にて各ハンガーポール
31〜34に洋服を洋服用ハンガーHに掛けた状態で吊
り下げたり取り外したりすることができる。また、各ハ
ンガーポール31〜34、71,72に洋服を洋服用ハ
ンガーに掛けた状態で吊り下げた状態にて例えば内部に
何の細工も施してない普通の海上運搬用コンテナー或い
は搬送トラック内に搬入・搬出することができ、搬入・
搬出の作業時間を大幅に短縮することができる。
【0018】例えば、普通の海上運搬用コンテナーに搬
入されるときには、図8にて示したように、複数個(具
体的には5個)のハンガーラックAと単一のハンガーラ
ックBが用いられ、これらのハンガーラックA,Bはハ
ンガーラックAに設けた連結具41,42によって搬入
時に一体的に連結することができるため、コンテナー内
での個々のハンガーラックA,Bの無用な動きを防止す
ることができ、各ハンガーラックA,Bに吊り下げた洋
服の荷崩れを防止することができる。
【0019】また、上記のように構成した各ハンガーラ
ックA,Bにおいては、上記した各使用状態から、各ハ
ンガーポールを両支柱のポール支持体から取り外し両支
柱を倒伏させ各ハンガーポールをフレームのポール支持
体に取付けることにより収納状態とすることができ、こ
の収納状態にてハンガーラックAを例として図9にて示
したように多数のハンガーラックAを積み重ねてコンパ
クトに収納することができる。したがって、各ハンガー
ラックA,Bを多数用いて多量の洋服を多数のコンテナ
ー或いは搬送トラックに入れて搬送した後においては、
収納状態にて積み重ねてコンパクトに収納した多数のハ
ンガーラックA,Bを一部のコンテナー或いは搬送トラ
ックにまとめて収容することができ、残りの空コンテナ
ー或いは搬送トラックを他の貨物の運搬に利用すること
ができる。
【0020】図10に示したハンガーラックCは、天井
の高い倉庫等において、図11及び図12にて示したよ
うに、多段に積み上げて使用可能なものであり、台車1
10と左右一対の支柱121a,21bと4本のハンガ
ーポール131,132,133,134を備えてい
る。
【0021】台車110は、長方形形状に形成されたフ
レーム111と、このフレーム111の四隅下面に取付
けた車輪112,113,114,115を備えてい
て、フレーム111の長手方向端部には4対のポール支
持体(パイプ)116a,116b、117a,117
b、118a,118b、119a,119bが一体的
に取付けられている。また、フレーム111の長手方向
端部下面には当該ハンガーラックCを多段に積み上げる
とき使用する左右一対の山形連結脚111a,111b
が固着され、また四隅上面には各支柱121a,121
bを支持する断面コ字状の支持体111c〜111fが
固着されていて、両支持体111c,111dは連結棒
111gによって連結され、両支持体111e,111
fは連結棒111hによって連結されている。なお、各
車輪112〜114は自在車輪であるが、車輪114,
115を固定車輪として実施することも可能である。
【0022】左右一対の支柱121a,121bは、台
車110におけるフレーム111の長手方向長さより短
くて、フレーム111の長手方向端部に基端にて支持ピ
ン122a,123a、122b,123b及び係合ピ
ン124a,125a、124b,125bを介して起
伏可能に組付けられていて、先端部と中間部にはポール
支持体(パイプ)126a〜129a、126b〜12
9bが一体的に取付けられている。また、各支柱121
a,121bの先端部には当該ハンガーラックCを多段
に積み上げるとき使用する一対の山形支持部121a
1,121a2、121b1,121b2が設けられて
いて、これら山形支持部には当該ハンガーラックCを多
段に積み上げたとき図13及び図14にて示したように
フレーム111の山形連結脚111a,111bが上方
から重合して連結支持されるようになっている。
【0023】各支持ピン122a,123a、122
b,123bは、図15及び図16に支持ピン123b
を例として詳細に示したように、支柱121bの下端部
に設けた長手方向の長孔Sを貫通してフレーム111の
支持体111fに固着されていて、支柱121bは支持
ピン123bに対して長孔Sの長手方向へ移動可能かつ
回動可能となっている。また、各係合ピン124a,1
25a、124b,125bは、図15及び図16に係
合ピン125bを例として詳細に示したように、支柱1
21bの長孔Sより所定量上方にて支柱121bに固着
されていて、支持体111fの上端に設けた係合溝11
1f1に上方へ離脱可能に係合している。かかる構成に
よって、各支柱121a,121bは図15の実線状態
から矢印で示したように上方及び反時計方向へ回動する
ことによりワンタッチ操作で図17にて示したように折
り畳んだり、また逆の操作により元に戻すことができる
ようになっている。なお、各支柱121a,121bの
長さと各支持ピン122a,123a、122b,12
3b及び係合ピン124a,125a、124b,12
5bの配設位置は左右異なっていて、両支柱121a,
121bの起立時には各山形支持部121a1,121
a2と121b1,121b2、及び各ポール支持体1
26a〜129aと126b〜129bがそれぞれ略同
一高さとなり、また倒伏時には図17に示したように支
柱121aが支柱121bの上に折り重なるようになっ
ている。
【0024】各ハンガーポール131〜134は、両端
部に下方に向けて突出する凸部(ハンガーポール131
に溶接したパイプ131a,131b参照)を有してい
て、両支柱121a,121bの起立時には図10にて
示したように各ポール支持体126a〜129a、12
6b〜129bに上方から脱着可能に嵌合して組付けら
れて両支柱121a,121bを起立状態に保持してお
り、また両支柱121a,121bの倒伏時にはフレー
ム11のポール支持体116a,116b〜119a,
119bに上方から脱着可能に嵌合して組付けられるよ
うになっている。
【0025】上記のように構成したハンガーラックCに
おいては、図10に示した使用状態から各ハンガーポー
ル131〜134を取り外してフレーム111のポール
支持体116a,116b〜119a,119bに組付
けるとともに、支柱121bを先に折り倒して後に支柱
121aを折り倒して重ねることにより図17に示した
収納状態とすることができ、また上記した作業とは逆の
作業をすることにより図17の収納状態から図10の使
用状態とすることができる。したがって、上記した各ハ
ンガーラックA,Bと同様の作用効果が期待できるとと
もに、図10の使用状態にある複数のハンガーラックC
を図11及び図12に示したように多段に積み上げて使
用することも可能であり、天井の高い倉庫等において有
効に使用することができる。
【0026】また、上記した各ハンガーラックA,B,
Cは、工具を用いることなく各使用状態或いは各収納状
態とすることができるため、取扱いが極めて便利であ
り、また各収納状態では各ハンガーポールが各フレーム
に収納されるため、収納状態での搬送時に各ハンガーポ
ールが紛失することもない。なお、上記した各ハンガー
ラックA,B,Cにドレス等丈の長い洋服を洋服用ハン
ガーに掛けて吊り下げる場合には、下側のハンガーポー
ルを省略して実施する。
【0027】また、上記した各ハンガーラックA,B,
Cにおいて、図18〜図20に示したハンガーポール2
30を採用すれば、ハンガーHの振れ及び上動を抑制す
ることができて、搬送時の振動等に対してもハンガーH
の脱落を防止することができる。ハンガーポール230
は、ポール本体231(上記各実施例のハンガーポール
31〜34、71〜74、131〜134に相当する)
と、このポール本体231に複数の連結具234,23
5を用いて回動可能に組付けられてポール本体231に
対して略平行に配置された一対の保持軸232,233
によって構成されていて、両保持軸232,233の自
重によってハンガーHの一部(吊り下げ金具の下部)が
挟持されて、ハンガーHの振れ及び上動が抑制されるよ
うになっている。なお、ポール本体231へのハンガー
Hの脱着は、両保持軸232,233を広げるようにし
た持ち上げハンガーHの脱着を可能とした状態にて行わ
れるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による洋服運搬用ハンガーラックAの
斜視図である。
【図2】 ハンガーラックAの収納途中の斜視図であ
る。
【図3】 図1及び図2に示したハンガーラックAの収
納状態の正面図である。
【図4】 図1及び図2に示したハンガーラックAの支
柱21b連結部位の部分斜視図である。
【図5】 本発明による洋服運搬用ハンガーラックBの
斜視図である。
【図6】 ハンガーラックBの収納途中の斜視図であ
る。
【図7】 図1及び図2に示したハンガーラックAの使
用状態の側面図である。
【図8】 図1及び図2に示したハンガーラックAと図
5及び図6に示したハンガーラックBを組み合わせて使
用した状態の平面図である。
【図9】 図1及び図2に示したハンガーラックAを収
納状態として多段に積み重ねた状態の正面図である。
【図10】本発明による洋服運搬用ハンガーラックCの
斜視図である。
【図11】ハンガーラックCを多段に積み上げて使用す
る状態の正面図である。
【図12】ハンガーラックCを多段に積み上げて使用す
る状態の側面図である。
【図13】ハンガーラックCを多段に積み上げて使用す
る状態での連結部位の部分断面図である。
【図14】図13の14−14線に沿った断面図であ
る。
【図15】ハンガーラックCの支柱121b連結部位の
部分正面図である。
【図16】ハンガーラックCの支柱121b連結部位の
部分破断側面図である。
【図17】図10に示したハンガーラックCを収納状態
として多段に積み重ねた状態の正面図である。
【図18】ハンガーラックA,B,Cに使用可能な脱落
防止ハンガーポールの斜視図である。
【図19】図18に示したハンガーポールの正面図であ
る。
【図20】図18に示したハンガーポールの使用状態を
示す縦断側面図である。
【符号の説明】
10…台車、11…フレーム、16a,16b〜19
a,19b…ポール支持体、21a,21b…一対の支
柱、25a,25b〜28a,28b…ポール支持体、
31〜34…ハンガーポール、41,42…連結具、A
…洋服運搬用ハンガーラック、230…ハンガーポー
ル、231…ポール本体、232,233…保持軸、2
34,235…連結具。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形形状に形成され長手方向端部にポ
    ール支持体を一体的に備えるフレームを有する台車と、
    前記フレームの長手方向長さより短く前記フレームの長
    手方向端部に基端にて起伏可能に組付けられてポール支
    持体を一体的に備える一対の支柱と、前記フレームの長
    手方向長さと略同じ長さに形成されて前記両支柱の起立
    時には前記各支柱に設けたポール支持体に両端部にて脱
    着可能に組付けられまた前記両支柱の倒伏時には前記フ
    レームに設けたポール支持体に両端部にて脱着可能に組
    付けられるハンガーポールを備えてなる洋服運搬用ハン
    ガーラック。
  2. 【請求項2】 前記フレームの一側に略水平方向の動き
    によって嵌合固定する連結具を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の洋服運搬用ハンガーラック。
  3. 【請求項3】 前記ハンガーポールを、前記支柱に支持
    されるポール本体と、このポール本体に連結具を用いて
    回動可能に組付けられて前記ポール本体に対して略平行
    に配置され自重によって前記ポール本体に掛け止められ
    るハンガーの一部を挟持する一対の保持軸によって構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の洋服運搬用ハン
    ガーラック。
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