JPH08210Y2 - 運搬車用の商品搬送、保管枠体 - Google Patents
運搬車用の商品搬送、保管枠体Info
- Publication number
- JPH08210Y2 JPH08210Y2 JP1991005894U JP589491U JPH08210Y2 JP H08210 Y2 JPH08210 Y2 JP H08210Y2 JP 1991005894 U JP1991005894 U JP 1991005894U JP 589491 U JP589491 U JP 589491U JP H08210 Y2 JPH08210 Y2 JP H08210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- carrier
- locking
- frame
- side plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は運搬車の頂部棚板に装着
される商品搬送、保管枠体に係るものである。
される商品搬送、保管枠体に係るものである。
【0002】
【従来の技術】運搬車で商品を搬送する場合、従来は段
ボール単位の荷物が多く、解梱後の単品を扱うことが少
なく、従って従来の運搬車で十分に対応できた。現在商
品の多様化に伴って、少量多品種の物品を扱うことが多
く、解梱後の単商品搬送が増加している。このため従来
の運搬車では搬送中に物品が棚板より転落する惧れがあ
り対応が困難となっている。
ボール単位の荷物が多く、解梱後の単品を扱うことが少
なく、従って従来の運搬車で十分に対応できた。現在商
品の多様化に伴って、少量多品種の物品を扱うことが多
く、解梱後の単商品搬送が増加している。このため従来
の運搬車では搬送中に物品が棚板より転落する惧れがあ
り対応が困難となっている。
【0003】この解決策として図6及び図7に示すよう
に、運搬車の頂部棚板aの全周、または運搬車進行方向
前端及び同進行方向と直交する左右側縁の3方向に側壁
bを設けて商品の転落防止したり、あるいは種々の物品
のサイズに対応できるように、頂部棚板aに多数の取付
孔cを穿設し、同取付孔cに転落防止側枠片dを着脱
し、棚板a上を自在に仕切る方法が提案されている。
(図10参照)
に、運搬車の頂部棚板aの全周、または運搬車進行方向
前端及び同進行方向と直交する左右側縁の3方向に側壁
bを設けて商品の転落防止したり、あるいは種々の物品
のサイズに対応できるように、頂部棚板aに多数の取付
孔cを穿設し、同取付孔cに転落防止側枠片dを着脱
し、棚板a上を自在に仕切る方法が提案されている。
(図10参照)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前者においては、図8
に示す如くオーバーランのあろ商品eの場合、傾斜を生
じて積層の不具合や局部的荷重による損傷を招来する。
(図9参照)後者の場合は多種の商品荷姿に対応可能で
あり、単品、箱物の混載も可能であるが、部品点数が多
く、商品保管時の繁雑さが生じ、また棚板に多数の穴明
け加工が生産性の低下を生起する。
に示す如くオーバーランのあろ商品eの場合、傾斜を生
じて積層の不具合や局部的荷重による損傷を招来する。
(図9参照)後者の場合は多種の商品荷姿に対応可能で
あり、単品、箱物の混載も可能であるが、部品点数が多
く、商品保管時の繁雑さが生じ、また棚板に多数の穴明
け加工が生産性の低下を生起する。
【0005】本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、簡単な構
成で多様な商品を仕分けして確実に搬送しうる運搬車用
の商品搬送、保管枠体を提供する点にある。
みて提案されたもので、その目的とする処は、簡単な構
成で多様な商品を仕分けして確実に搬送しうる運搬車用
の商品搬送、保管枠体を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本考案に係る運搬車用の商品搬送、保管枠体は、前
後左右各垂直側板が一体化された方形枠片における相対
する垂直側板から、運搬車の頂部棚板における運搬車の
左右両側の外側面に係止する垂直係止片を垂設するとと
もに、前記両垂直側板の上端縁に連設した水平部片に係
止孔を列設し、同係止孔に仕切板の両側部に設けた垂直
係止片を着脱自在に嵌着して構成されている。
め、本考案に係る運搬車用の商品搬送、保管枠体は、前
後左右各垂直側板が一体化された方形枠片における相対
する垂直側板から、運搬車の頂部棚板における運搬車の
左右両側の外側面に係止する垂直係止片を垂設するとと
もに、前記両垂直側板の上端縁に連設した水平部片に係
止孔を列設し、同係止孔に仕切板の両側部に設けた垂直
係止片を着脱自在に嵌着して構成されている。
【0007】
【作用】本考案に係る商品搬送、保管枠体は前記したよ
うに構成されているので、前後左右各垂直側板が一体化
された方形枠片における相対する側板から垂設された垂
直係止片を、運搬車の棚板の左右両側の外側面に係止せ
しめることによって、前記枠体が運搬車の頂部棚板に簡
単に装着される。また同枠体が前後左右の側板を一体化
した方形枠に形成されていることによって、前記頂部棚
板における保管枠体内に載架された商品は4方を同枠体
の側板によってガードされるものである。更に相対する
前記垂直側板の上端縁に連設した水平部片に列設された
係止孔のうち、所要の係止孔に仕切板の両端に設けた垂
直係止片を嵌着することによって、前記枠体を所要のサ
イズに区画して多様な商品のサイズに対応してこれを仕
分けして搬送、保管しうるものである。
うに構成されているので、前後左右各垂直側板が一体化
された方形枠片における相対する側板から垂設された垂
直係止片を、運搬車の棚板の左右両側の外側面に係止せ
しめることによって、前記枠体が運搬車の頂部棚板に簡
単に装着される。また同枠体が前後左右の側板を一体化
した方形枠に形成されていることによって、前記頂部棚
板における保管枠体内に載架された商品は4方を同枠体
の側板によってガードされるものである。更に相対する
前記垂直側板の上端縁に連設した水平部片に列設された
係止孔のうち、所要の係止孔に仕切板の両端に設けた垂
直係止片を嵌着することによって、前記枠体を所要のサ
イズに区画して多様な商品のサイズに対応してこれを仕
分けして搬送、保管しうるものである。
【0008】
【実施例】図1及び図2は本考案に係る商品搬送、保管
枠体の一実施例を示し、前部及び後部各垂直側板1A、
1B及び左右両垂直側板1C、1Dが一体化された方形
枠片1における左右各側板1C、1Dの下端前後部より
夫々垂直係止片2が垂設されている。同各側板1C、1
Dの上端縁より水平部片3が曲成され、同水平部片3に
は所定間隔毎に係止孔4が列設されている。5は仕切板
で、両側上部には垂直係止片6が配設されている。
枠体の一実施例を示し、前部及び後部各垂直側板1A、
1B及び左右両垂直側板1C、1Dが一体化された方形
枠片1における左右各側板1C、1Dの下端前後部より
夫々垂直係止片2が垂設されている。同各側板1C、1
Dの上端縁より水平部片3が曲成され、同水平部片3に
は所定間隔毎に係止孔4が列設されている。5は仕切板
で、両側上部には垂直係止片6が配設されている。
【0009】而して前記方形枠片1を、その左右両側垂
直係止片2が運搬車7の頂部棚板8における運搬車進行
方向と直交する幅方向の左右両側片の外側面に係止する
ように、同棚板8に装着するものである。図中、9は運
搬車7におけるハンドルを兼ねる後部柱部材、10は前
部柱部材、11は台車で前後柱部材9、10が同台車1
1に設けられた柱ホルダー12を介して装着されてい
る。図中13はキャスターである。
直係止片2が運搬車7の頂部棚板8における運搬車進行
方向と直交する幅方向の左右両側片の外側面に係止する
ように、同棚板8に装着するものである。図中、9は運
搬車7におけるハンドルを兼ねる後部柱部材、10は前
部柱部材、11は台車で前後柱部材9、10が同台車1
1に設けられた柱ホルダー12を介して装着されてい
る。図中13はキャスターである。
【0010】図示の商品搬送、保管枠体は前記したよう
に、運搬車7の頂部棚板8に載架するだけで、同棚板8
に装着され、前記枠体によって前記棚板8上の商品の4
方のガードが可能となる。更に前記仕切板5の両端垂直
係止片6を前記枠体における垂直側片1C、1Dの各水
平部片3に列設された係止孔4のうち所要の部分に嵌着
することによって、前記枠体内を所要サイズに分割し、
各種の商品を枠体内に仕分けして収納することができ
る。
に、運搬車7の頂部棚板8に載架するだけで、同棚板8
に装着され、前記枠体によって前記棚板8上の商品の4
方のガードが可能となる。更に前記仕切板5の両端垂直
係止片6を前記枠体における垂直側片1C、1Dの各水
平部片3に列設された係止孔4のうち所要の部分に嵌着
することによって、前記枠体内を所要サイズに分割し、
各種の商品を枠体内に仕分けして収納することができ
る。
【0011】なお図4は前記棚板8の2分割サイズの2
個の本考案の方形枠片1を前記頂部棚板8に装着して小
物、バラ商品pを搬送する場合を示し、図5は1個の方
形枠片1を前記棚板8に装着して、バラ商品pと段ボー
ル箱等の箱者qを混載した場合を示す。
個の本考案の方形枠片1を前記頂部棚板8に装着して小
物、バラ商品pを搬送する場合を示し、図5は1個の方
形枠片1を前記棚板8に装着して、バラ商品pと段ボー
ル箱等の箱者qを混載した場合を示す。
【0012】
【考案の効果】本考案に係る商品搬送、保管枠体は前記
したように、前後左右各垂直側板が一体化された方形枠
片における側板から垂直係止片を垂設し、同各係止片が
運搬車の頂部棚板における運搬車進行方向と直交する左
右両側の外側面に係止するように構成されたことによっ
て、本考案の商品搬送、保管枠体は運搬車の頂部棚板に
載架するだけで同棚板に前記枠体がワンタッチで取付け
られるとともに、同棚板によって前記枠体の底部が構成
され、且つ前記前後左右の垂設側枠によって前記棚板上
に載架される商品の4方がガードされるとともに、運搬
車の進行中における前記枠体の動揺が防止され、また本
考案によれば前記枠体を装着するための、前記頂部棚板
に対する穴明け作業が不要となり、工作が容易になる。
したように、前後左右各垂直側板が一体化された方形枠
片における側板から垂直係止片を垂設し、同各係止片が
運搬車の頂部棚板における運搬車進行方向と直交する左
右両側の外側面に係止するように構成されたことによっ
て、本考案の商品搬送、保管枠体は運搬車の頂部棚板に
載架するだけで同棚板に前記枠体がワンタッチで取付け
られるとともに、同棚板によって前記枠体の底部が構成
され、且つ前記前後左右の垂設側枠によって前記棚板上
に載架される商品の4方がガードされるとともに、運搬
車の進行中における前記枠体の動揺が防止され、また本
考案によれば前記枠体を装着するための、前記頂部棚板
に対する穴明け作業が不要となり、工作が容易になる。
【0013】また前記枠体における両側垂直側板の上端
縁に連設された水平部片に係止孔を列設し、同係止孔に
仕切板の両端に設けた垂直係止片を着脱自在に嵌着する
ように構成したことによって、前記枠体内を所要のサイ
ズに仕切り、各種サイズの商品を仕分けして収納するこ
とができるものである。更にまた本考案は前後左右の垂
直側枠が一体構造となった方形枠片と仕切板とより構成
されているので、物品点数が少なく、管理面も容易とな
る。
縁に連設された水平部片に係止孔を列設し、同係止孔に
仕切板の両端に設けた垂直係止片を着脱自在に嵌着する
ように構成したことによって、前記枠体内を所要のサイ
ズに仕切り、各種サイズの商品を仕分けして収納するこ
とができるものである。更にまた本考案は前後左右の垂
直側枠が一体構造となった方形枠片と仕切板とより構成
されているので、物品点数が少なく、管理面も容易とな
る。
【図1】本考案に係る運搬車用の商品搬送、保管枠体の
一実施例を示す斜視図である。
一実施例を示す斜視図である。
【図2】前記枠体の縦断面図で図3の矢視イーイ図であ
る。
る。
【図3】前記枠体を運搬車に装着した状態を示す斜視図
である。
である。
【図4】前記枠体の使用状態を示し、小物、バラ商品の
積載状況を示す側面図である。
積載状況を示す側面図である。
【図5】前記枠体の使用状態を示し、バラ商品と箱物の
混載状態を示す側面図である。
混載状態を示す側面図である。
【図6】従来の運搬車の頂部棚板の斜視図である。
【図7】図6の矢視ロ−ロ図である。
【図8】オーバーランのある商品の積載状態を示す正面
図である。
図である。
【図9】積荷の傾斜状態を示す正面図である。
【図10】従来の運搬車における商品搬送、保管構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 方形枠片 1A 垂直側板 1B 垂直側板 1C 垂直側板 1D 垂直側板 2 垂直係止片 3 水平部片 4 係止孔 5 仕切板 6 垂直係止片
Claims (1)
- 【請求項1】 前後左右各垂直側板が一体化された方形
枠片における相対する垂直側板から、運搬車の頂部棚板
における運搬車の左右両側の外側面に係止する垂直係止
片を垂設するとともに、前記両垂直側板の上端縁に連設
した水平部片に係止孔を列設し、同係止孔に仕切板の両
側部に設けた垂直係止片を着脱自在に嵌着してなること
を特徴とする運搬車用の商品搬送、保管枠体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005894U JPH08210Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 運搬車用の商品搬送、保管枠体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005894U JPH08210Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 運搬車用の商品搬送、保管枠体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102220U JPH04102220U (ja) | 1992-09-03 |
JPH08210Y2 true JPH08210Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31736794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991005894U Expired - Lifetime JPH08210Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 運搬車用の商品搬送、保管枠体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08210Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE454969B (sv) * | 1986-10-17 | 1988-06-13 | Tetra Pak Ab | Distributionssystem |
JPS63176678U (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-16 |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP1991005894U patent/JPH08210Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04102220U (ja) | 1992-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |