JPH077248Y2 - 運搬車 - Google Patents
運搬車Info
- Publication number
- JPH077248Y2 JPH077248Y2 JP1991000134U JP13491U JPH077248Y2 JP H077248 Y2 JPH077248 Y2 JP H077248Y2 JP 1991000134 U JP1991000134 U JP 1991000134U JP 13491 U JP13491 U JP 13491U JP H077248 Y2 JPH077248 Y2 JP H077248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- frame
- carrier
- shelf
- vertical side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は頂部に商品搬送、保管枠
体が装着された運搬車に係るものである。
体が装着された運搬車に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】運搬車で商品を搬送する場合、従来は段
ボール箱単位の荷物が多く、解梱後の単品を扱うことが
少なく、従って従来の運搬車で十分対応できた。しかし
ながら、現在商品の多様化に伴って少量多品種の物品を
扱うことが多く、解梱後の単品搬送が増加している。こ
のため従来の運搬車では搬送中に商品が棚板より転落す
る惧れがあり、対応が困難となっている。
ボール箱単位の荷物が多く、解梱後の単品を扱うことが
少なく、従って従来の運搬車で十分対応できた。しかし
ながら、現在商品の多様化に伴って少量多品種の物品を
扱うことが多く、解梱後の単品搬送が増加している。こ
のため従来の運搬車では搬送中に商品が棚板より転落す
る惧れがあり、対応が困難となっている。
【０００３】この解決策として図７及び図８に示すよう
に、運搬車の頂部棚板ａの全周、または運搬車進行方向
前端及び同進行方向と直交する左右側縁の３方向に側壁
ｂを設けて商品の転落を防止したり、あるいは種々の物
品のサイズに対応できるように、頂部棚板ａに多数の取
付孔ｃを穿設し、同取付孔ｃに転落防止側枠片ｄを着脱
自在に嵌着し、棚板ａを自在に仕切る方法が提案されて
いる。（図１１参照）
に、運搬車の頂部棚板ａの全周、または運搬車進行方向
前端及び同進行方向と直交する左右側縁の３方向に側壁
ｂを設けて商品の転落を防止したり、あるいは種々の物
品のサイズに対応できるように、頂部棚板ａに多数の取
付孔ｃを穿設し、同取付孔ｃに転落防止側枠片ｄを着脱
自在に嵌着し、棚板ａを自在に仕切る方法が提案されて
いる。（図１１参照）
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】前者においては図９に
示す如く、オーバーランのある商品ｅの場合には、図１
０に示す如く傾斜を生じて積層の不具合や局部的荷重に
よる損傷を招来する。後者の場合は多種の商品荷姿に対
応可能であり、単品、箱物の混載も可能であるが、部品
点数が多く、商品保管時の繁雑さが生じ、また棚板に多
数の穴明け加工を要し、生産性低下の原因となる。
示す如く、オーバーランのある商品ｅの場合には、図１
０に示す如く傾斜を生じて積層の不具合や局部的荷重に
よる損傷を招来する。後者の場合は多種の商品荷姿に対
応可能であり、単品、箱物の混載も可能であるが、部品
点数が多く、商品保管時の繁雑さが生じ、また棚板に多
数の穴明け加工を要し、生産性低下の原因となる。
【０００５】本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とするところは、簡単
な構成で多様な商品サイズに対応でき、各種商品の単
品、箱物の混載が可能な運搬車を提供する点にある。
みて提案されたもので、その目的とするところは、簡単
な構成で多様な商品サイズに対応でき、各種商品の単
品、箱物の混載が可能な運搬車を提供する点にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本考案に係る運搬車は、前後左右各垂直側板が一体
化され、上下両端面が開口した方形枠片における相対す
る垂直側板から垂直係止片を垂設してなる商品搬送、保
管枠体における前記垂直側板を、運搬車の頂部棚板の両
側面に前記各垂直係止片を介して係止し、前記運搬車の
頂部棚板を底板とする商品搬送、保管枠体を形成して構
成されている。
め、本考案に係る運搬車は、前後左右各垂直側板が一体
化され、上下両端面が開口した方形枠片における相対す
る垂直側板から垂直係止片を垂設してなる商品搬送、保
管枠体における前記垂直側板を、運搬車の頂部棚板の両
側面に前記各垂直係止片を介して係止し、前記運搬車の
頂部棚板を底板とする商品搬送、保管枠体を形成して構
成されている。
【０００７】
【作用】本考案によれば前記したように前後左右各垂直
側板が一体化され、上下両端面が開口した方形枠片にお
ける相対する垂直側板から垂直係止片を垂設して商品搬
送、保管枠体を構成し、同商品搬送保管枠体における前
記垂直係止片を運搬車の頂部棚板の両側面に係止するこ
とによって、前記枠体を頂部棚板の所要の個所に取付る
ことができ、同棚板に底板を兼用せしめた前記方形枠片
より構成された商品搬送保管枠を運搬車の頂部に構成し
うるものであり、同保管枠内に載架された商品は４方及
び底部を同保管枠体及び運搬車の頂部棚板によってガー
ドされるものであり、また棚板の２分割、３分割等の保
管枠体を揃えることによって、多様な商品のサイズに対
応できる。
側板が一体化され、上下両端面が開口した方形枠片にお
ける相対する垂直側板から垂直係止片を垂設して商品搬
送、保管枠体を構成し、同商品搬送保管枠体における前
記垂直係止片を運搬車の頂部棚板の両側面に係止するこ
とによって、前記枠体を頂部棚板の所要の個所に取付る
ことができ、同棚板に底板を兼用せしめた前記方形枠片
より構成された商品搬送保管枠を運搬車の頂部に構成し
うるものであり、同保管枠内に載架された商品は４方及
び底部を同保管枠体及び運搬車の頂部棚板によってガー
ドされるものであり、また棚板の２分割、３分割等の保
管枠体を揃えることによって、多様な商品のサイズに対
応できる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例について説明す
る。図１及び図２は商品搬送、保管枠体の一実施例を示
し前部及び後部各垂直側板１Ａ、１Ｂと左右両垂直側板
１Ｃ、１Ｄが一体化された方形枠片１における同左右各
側板１Ｃ、１Ｄの下端部の前後部より垂直係止片２が垂
設されている。
る。図１及び図２は商品搬送、保管枠体の一実施例を示
し前部及び後部各垂直側板１Ａ、１Ｂと左右両垂直側板
１Ｃ、１Ｄが一体化された方形枠片１における同左右各
側板１Ｃ、１Ｄの下端部の前後部より垂直係止片２が垂
設されている。
【０００９】而して前記方形枠片１を、その左右両側垂
直係止片２が運搬車３の頂部棚板４における運搬車進行
方向と直交する幅方向の左右両側面に係止するように、
同棚板４に装着し、同棚板４を底板とする前記方形枠片
１と同棚板４とによる商品搬送枠体を構成する。図中、
５は運搬車３におけるハンドルを兼ねる後部柱部材、６
は前部柱部材、７は台車で、前後部柱部材５、６が台車
７に設けられた柱ホルダー８を介して装着されている。
図中９はキャスターである。
直係止片２が運搬車３の頂部棚板４における運搬車進行
方向と直交する幅方向の左右両側面に係止するように、
同棚板４に装着し、同棚板４を底板とする前記方形枠片
１と同棚板４とによる商品搬送枠体を構成する。図中、
５は運搬車３におけるハンドルを兼ねる後部柱部材、６
は前部柱部材、７は台車で、前後部柱部材５、６が台車
７に設けられた柱ホルダー８を介して装着されている。
図中９はキャスターである。
【００１０】図示の実施例は前記したように構成されて
いるので、前記商品搬送、保管枠体の主体を構成する方
形枠片１を左右両側垂直係止片２を介して運搬車３の頂
部棚板４に載架するだけで、前記枠片１が棚板４に装着
され、同枠片１と底板を構成する棚板４によって商品搬
送、保管枠体内の商品の４方、及び底面がガードされ
る。
いるので、前記商品搬送、保管枠体の主体を構成する方
形枠片１を左右両側垂直係止片２を介して運搬車３の頂
部棚板４に載架するだけで、前記枠片１が棚板４に装着
され、同枠片１と底板を構成する棚板４によって商品搬
送、保管枠体内の商品の４方、及び底面がガードされ
る。
【００１１】図４は前記棚板４の２分割サイズの２個の
方形枠片１を前記頂部棚板４に装着して、バラ商品ｐを
搬送する場合を示し、図５は１個の方形枠片を前記棚板
４に装着してバラ商品ｐと段ボール箱等の箱物ｑを混載
した場合を示す。なお図６は参考例として前記棚板４上
に箱物ｑを載架した場合を示したものである。
方形枠片１を前記頂部棚板４に装着して、バラ商品ｐを
搬送する場合を示し、図５は１個の方形枠片を前記棚板
４に装着してバラ商品ｐと段ボール箱等の箱物ｑを混載
した場合を示す。なお図６は参考例として前記棚板４上
に箱物ｑを載架した場合を示したものである。
【００１２】
【考案の効果】本考案によれば、前後左右各垂直側板が
一体化された方形枠片における側板から垂直係止片を垂
設して商品搬送、保管枠体を構成し、同各係止片が運搬
車の頂部棚板における運搬車進行方向と直交する両側面
に係止するように構成されたことによって、前記商品搬
送、保管枠体を運搬車の頂部棚板に載架するだけで同棚
板に取付けられ、前記前後左右の垂直側板枠によって前
記棚板上に載架される商品の４方がガードされるととも
に、前記棚板が商品搬送、保管枠体の底板を兼用し、構
成が簡略化される。
一体化された方形枠片における側板から垂直係止片を垂
設して商品搬送、保管枠体を構成し、同各係止片が運搬
車の頂部棚板における運搬車進行方向と直交する両側面
に係止するように構成されたことによって、前記商品搬
送、保管枠体を運搬車の頂部棚板に載架するだけで同棚
板に取付けられ、前記前後左右の垂直側板枠によって前
記棚板上に載架される商品の４方がガードされるととも
に、前記棚板が商品搬送、保管枠体の底板を兼用し、構
成が簡略化される。
【００１３】また棚板の２分割、３分割サイズの商品搬
送、保管枠体を用意しておくことによって、多様な商品
サイズに対応できるとともに、単品、箱物の混載も自由
に組み合わせることができる。更にまた前記商品搬送、
保持枠体は前後左右の垂直側枠が一体構造となった上下
端面が開口した方形枠片より構成されているので、部品
点数が少なく、管理面も容易となる。
送、保管枠体を用意しておくことによって、多様な商品
サイズに対応できるとともに、単品、箱物の混載も自由
に組み合わせることができる。更にまた前記商品搬送、
保持枠体は前後左右の垂直側枠が一体構造となった上下
端面が開口した方形枠片より構成されているので、部品
点数が少なく、管理面も容易となる。
【図１】本考案に係る運搬用の商品搬送、保管枠体の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図２】前記枠体の縦断面図で図３の矢視イ−イ図であ
る。
る。
【図３】前記枠体を運搬車に装着した状態を示す斜視図
である。
である。
【図４】前記枠体の使用状態を示し、小物、バラ商品の
積載状況を示す側面図である。
積載状況を示す側面図である。
【図５】前記枠体の使用状態を示し、バラ商品と箱物の
混載状態を示す側面図である。
混載状態を示す側面図である。
【図６】箱物の積載状態を示す側面図である。
【図７】従来の運搬車の頂部棚板の斜視図である。
【図８】図７の矢視ロ−ロ図である。
【図９】オーバーランのある物品の積載状態を示す正面
図である。
図である。
【図１０】積荷の傾斜状態を示す正面図である。
【図１１】従来の運搬車における商品搬送、保管構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【符号の説明】 １ 方形枠片 １Ａ 垂直側板 １Ｂ 垂直側板 １Ｃ 垂直側板 １Ｄ 垂直側板 ２ 垂直係止片 ３ 運搬車 ４ 頂部棚板
Claims (1)
- 【請求項１】 前後左右各垂直側板が一体化され、上下
両端面が開口した方形枠片における相対する垂直側板か
ら垂直係止片を垂設してなる商品搬送、保管枠体におけ
る前記垂直側板を、運搬車の頂部棚板の両側面に前記各
垂直係止片を介して係止し、前記運搬車の頂部棚板を底
板とする商品搬送、保管枠体を形成してなることを特徴
とする運搬車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991000134U JPH077248Y2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | 運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991000134U JPH077248Y2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | 運搬車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0493258U JPH0493258U (ja) | 1992-08-13 |
| JPH077248Y2 true JPH077248Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31726796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991000134U Expired - Lifetime JPH077248Y2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | 運搬車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077248Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001055148A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Kawajun Kk | 棚 板 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE454969B (sv) * | 1986-10-17 | 1988-06-13 | Tetra Pak Ab | Distributionssystem |
-
1991
- 1991-01-08 JP JP1991000134U patent/JPH077248Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001055148A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Kawajun Kk | 棚 板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0493258U (ja) | 1992-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |