JP2578576Y2 - 苗箱用コンテナ - Google Patents

苗箱用コンテナ

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JP2578576Y2
JP2578576Y2 JP1992068249U JP6824992U JP2578576Y2 JP 2578576 Y2 JP2578576 Y2 JP 2578576Y2 JP 1992068249 U JP1992068249 U JP 1992068249U JP 6824992 U JP6824992 U JP 6824992U JP 2578576 Y2 JP2578576 Y2 JP 2578576Y2
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JP
Japan
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seedling box
locking
stopper
frame member
frame
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JP1992068249U
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JPH0631442U (ja
Inventor
英夫 渡邉
Original Assignee
丸新農機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、苗箱の運搬に使用する
苗箱用コンテナに係るものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】多数の
苗箱を運搬する際に使用する苗箱用コンテナは、従来次
のような構成である。
【0003】フレーム部材を連結してトラックの荷台上
などにも移動設置できる枠体を構成し、枠体の内側上下
方向に所定間隔を置いて係止部を対向形成し、この枠体
の側部にフレーム部材の存在しない方形状の苗箱出し入
れ用開口部を形成し、この苗箱出し入れ用開口部より苗
箱を枠体内に挿入し、各係止部に苗箱の側縁を載置係止
して枠体内に苗箱を多段に載置収納するものである。ま
た、運搬時に苗箱がこの苗箱出し入れ用開口部より外部
に突出若しくは飛び出さないようにストッパー棒体を苗
箱出し入れ用開口部に着脱自在に架設している。
【0004】しかしながら、従来のストッパー棒体は単
に方形状の苗箱出し入れ用開口部に他のフレーム部材と
平行に架設する構造であったため、苗箱に対するストッ
パー機能を果たし得るが、枠体自体の補強作用は十分に
果たせない。そのため、枠体の強度を保持するため、従
来は各フレーム部材の連結部分をビスやボルトにより固
定する必要があり、そのため組み立て作業が非常に厄介
であり、それだけ量産性に劣る問題があった。
【0005】本考案は、このような問題点を見いだし、
ストッパー棒体が枠体の補強作用をも果たす構成とし、
これにより枠体を従来のようにビスやボルトなどにより
固定しなくても十分な強度に保持でき、単なるフレーム
部材の嵌合組み立てにより構成できる量産性に秀れた苗
箱コンテナを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0007】フレーム部材1を連結して構成した枠体2
の内側上下方向に所定間隔を置いて苗箱3を多段に架設
載置し得る載置係止部4を設け、この枠体2の少なくと
も一側に苗箱3を枠体2内に挿入して前記載置係止部4
に載置し得るフレーム部材1の存在しない方形状の苗箱
出し入れ用開口部5を形成してなり、この苗箱出し入れ
用開口部5の縁部のフレーム部材1の上下の対角位置に
それぞれストッパー係止部6を設け、この上下対角位置
の各ストッパー係止部6にストッパー棒体7の上下端部
をそれぞれ係脱自在に係止してストッパー棒体7を苗箱
出し入れ用開口部5の上下対角方向に取り外し自在に交
叉配設し、一方の係止部6aをL状杆に 形成すると共に
ストッパー棒体7の一方端部に一方の係止部6aに係止
可能な係止穴9を形成し、他方の係止部6bとして、フ
レーム部材1に板状体8を突設すると共にこの板状体8
に挿入用溝11を切欠形成し、ストッパー棒体7の他方
端部に他方の係止部6bの挿入用溝11に挿入係止可能
な係止杆部7a及び板状体とフレーム部材との間隙に挿
入される円盤状の挿入部7bを形成し、上記板状体8に
挿入用溝11に挿入係止したストッパー棒体7の他方端
部を係脱不能とするストッパー回動杆10を回動自在に
枢着して構成したことを特徴とする苗箱用コンテナに係
るものである。
【0008】
【作用】苗箱3を収納する場合は、ストッパー棒体7を
苗箱出し入れ用開口部5より取り外し、苗箱出し入れ用
開口部5より苗箱3を挿入し、各係止部4に多段に架設
載置した後、ストッパー棒体7を苗箱出し入れ用開口部
5の上下の対角位置に設けられたストッパー係止部6に
係止して苗箱出し入れ用開口部5の上下対角方向に交叉
配設する。これにより苗箱3が苗箱出し入れ用開口部5
より突出若しくは飛び出すのが防止される。また、スト
ッパー棒体7はフレーム部材1に対して交叉配設される
ため、枠体2の補強作用も果たす。
【0009】
【実施例】図面を用いて本考案の一実施例を説明する。
【0010】枠体2は各部に分割された金属製のフレー
ム部材1を単に嵌合連結して方形枠状体に構成され、多
段に苗箱3を収納する収納部を左右に並設している。ま
た、本実施例ではこの枠体2の収納部に苗箱3を挿入す
るフレーム部材1の存在しない苗箱出し入れ用開口部5
を左右前後に計四カ所並設状態に対設している。枠体2
の対向するフレーム部材1の左右部分には苗箱3を架設
載置するためのアングル材が苗箱3幅を置いて対向配設
され、載置係止部4が形成されている。
【0011】本実施例ではこの各苗箱出し入れ用開口部
5の上縁角部に位置するフレーム部材1に、ストッパー
棒体7の一方端部としての上端部を係止する一方として
上部の係止部6aを形成し、苗箱出し入れ用開口部5
のこの上部の係止部6aと対角状態に位置するフレーム
部材1に、ストッパー棒体7の他方端部としての下端部
を係止する下部の係止部6bを形成している。一方とし
ての係止部6aは苗箱出し入れ用開口部5の上部水平フ
レーム部材1の角部位置にL状杆を突設して構成してい
る。また、他方としての下部の係止部6bは下部水平フ
レーム部材1に三角形状の板状体8を突設状態に付設
し、この三角板状体の斜辺にストッパー棒体7の下端部
を挿入する挿入用溝11を切欠形成し、更に、この挿入
用溝11に挿入係止したストッパー棒体7の下端部を係
脱不能とするストッパー回動杆10を板状体8に枢着し
ている。
【0012】本実施例において、ストッパー棒体7の上
端部は、平板状になっており、この平板状部に上部の係
止部6aに係止するための係止孔9が設けてある。ま
た、ストッパー棒体7の下端部は、下部の係止部6bの
挿入用溝11に挿入し係止するための係止杆部と、板状
体8とフレーム部材1との間隙に挿入される下端挿入円
盤部が形成されている。
【0013】従って、本実施例ではストッパー棒体7を
取り外した状態で枠体2の一側面の苗箱出し入れ用開口
部5より苗箱3を複数挿入し、枠体2の左右部分に設置
された載置係止部4に多段に架設載置した後運搬に際し
ては先ず上部のL杆状の係止部6aにストッパー棒体7
の上端部の係止孔9を係止し、下部の係止部6bの挿入
用溝11にストッパー棒体7の下端部の係止杆部を挿入
用溝11に挿入係止すると共に、板状体8とフレーム部
材1との間隙内に下端挿入円盤部を挿入係止し、回避さ
せていたストッパー回動杆10を回動し、挿入用溝11
の入口部に位置させ、ストッパー棒体7の下部の係止状
態をロックし、ストッパー棒体7を苗箱出し入れ用開口
部5に対角状態に交叉配設する構成としている。
【0014】このストッパー棒体7により苗箱3は、枠
体2より飛び出すことを防止できると共に、枠体2に多
少のガタ付があってもストッパー棒体7を苗箱出し入れ
用開口部5の対角位置に係止したことにより、枠体2が
補強されるので支障なく使用できる。本実施例では、枠
体2の前後の構造は同一であるため、ストッパー棒体7
を取り外せば前後どちらか又は両方とも苗箱出し入れ用
開口部5となり、左右両側面から苗箱を積み込むことが
可能である。
【0015】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、ス
トッパー棒体を苗箱出し入れ用開口部の上下対角位置に
取り外し自在に交叉配設したことにより、苗箱の飛び出
しを防止するストッパー機能と共に枠体の補強作用をも
果たし、これにより強度の強い苗箱用コンテナとなり、
また枠体をビス止めやボルト止めを要しない嵌合組み立
てにより構成でき、軽量で量産性に秀れた苗箱コンテナ
を提供でき、かつ、一方の係止部をL状杆に形成すると
共にストッパー棒体の一方端部に一方の係止部に係止可
能な係止穴を形成し、他方の係止部として、フレーム部
材に板状体を突設すると共にこの板状体に挿入用溝を切
欠形成し、ストッパー棒体の他方端部に他方の係止部の
挿入用溝に挿入係止可能な係止杆部及び板状体とフレー
ム部材との間隙に挿入される円盤状の挿入部を形成し、
上記板状体に挿入用溝に挿入係止したストッパー棒体の
他方端部を係脱不能とするストッパー回動杆を回動自在
に枢着して構成しているから、ストッパー棒体の取付け
取り外しを一層容易に行うことができる。
【0016】以上、初期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の分解図である。
【図3】本実施例の他方の係止部部分の係止前の拡大分
解斜視図である。
【図4】本実施例の他方の下部係止部部分の係止時の拡
大分解斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム部材 2 枠体 3 苗箱 4 載置係止部 5 苗箱出し入れ用開口部 6 ストッパー係止部6a 一方の係止部 6b 他方の係止部 7 ストッパー棒体7a 係止杆部 8 板状体 9 係止穴10 ストッパー回動杆 11 挿入用溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム部材を連結して構成した枠体の
    内側上下方向に所定間隔を置いて苗箱を多段に架設載置
    し得る載置係止部を設け、この枠体の少なくとも一側に
    苗箱を枠体内に挿入して前記載置係止部に載置し得るフ
    レーム部材の存在しない方形状の苗箱出し入れ用開口部
    を形成してなり、この苗箱出し入れ用開口部の縁部のフ
    レーム部材の上下の対角位置にそれぞれストッパー係止
    部を設け、この上下対角位置の各ストッパー係止部にス
    トッパー棒体の上下端部をそれぞれ係脱自在に係止して
    ストッパー棒体を苗箱出し入れ用開口部の上下対角方向
    に取り外し自在に交叉配設し、一方の係止部をL状杆に
    形成すると共にストッパー棒体の一方端部に一方の係止
    部に係止可能な係止穴を形成し、他方の係止部として、
    フレーム部材に板状体を突設すると共にこの板状体に挿
    入用溝を切欠形成し、ストッパー棒体の他方端部に他方
    の係止部の挿入用溝に挿入係止可能な係止杆部及び板状
    体とフレーム部材との間隙に挿入される円盤状の挿入部
    を形成し、上記板状体に挿入用溝に挿入係止したストッ
    パー棒体の他方端部を係脱不能とするストッパー回動杆
    を回動自在に枢着して構成したことを特徴とする苗箱用
    コンテナ。
JP1992068249U 1992-09-30 1992-09-30 苗箱用コンテナ Expired - Lifetime JP2578576Y2 (ja)

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JPH0631442U JPH0631442U (ja) 1994-04-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51122012U (ja) * 1975-03-28 1976-10-02
JP3023073U (ja) * 1995-07-12 1996-04-12 川崎 浩季 たばこ消火用の消火材入れ付き灰皿

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