JPH0826271A - 屋内保管、輸出兼用簡易組立箱 - Google Patents

屋内保管、輸出兼用簡易組立箱

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JPH0826271A
JPH0826271A JP18415494A JP18415494A JPH0826271A JP H0826271 A JPH0826271 A JP H0826271A JP 18415494 A JP18415494 A JP 18415494A JP 18415494 A JP18415494 A JP 18415494A JP H0826271 A JPH0826271 A JP H0826271A
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JP
Japan
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pieces
plate
piece
corner
frame plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18415494A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Tanaka
守 田中
Masao Ishida
雅夫 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOUMIYOU KK
Original Assignee
KOUMIYOU KK
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Publication date
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Publication of JPH0826271A publication Critical patent/JPH0826271A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 主として屋内で部品等を保管するための保管
箱として、或は部品等を輸出する場合にコンテナに積み
込むための収納箱として使用出来るようにした、金属製
の簡易組立箱を提供する。 【構成】 床板1と、この床板1に嵌合方式により立ち
上げる3つの側板2及び1つの枠板3とから成る。側板
2及び枠板3の両側部には断面略コ型のコーナー片がそ
れぞれ取り付けられ、このコーナー片を重ね合わせると
共に、コーナー部の上部に補強金具4を嵌着して固定す
る。補強金具4は、略三角型を呈しその直角を挟む二辺
には縁片が下向きに形成されると共に、この縁片に対向
する垂下片がそれぞれ設けられ且つ直角に臨む適所に係
止片が下向きに設けられる。この係止片を前記コーナー
片を重ね合わせた略四角形の空所に対角線方向となるよ
うに嵌め込み、縁片と垂下片とで側板2及び枠板3の上
桟を挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として屋内で部品等
を保管するための保管箱として、或は自動車部品等を輸
出する場合にコンテナに積み込むための収納箱として使
用出来るようにした、金属製の簡易組立箱に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の組立工場や各種機械の製造工場
等においては、多くの部品が仕分けされ箱に収納して保
管されている。このような部品収納用の保管箱として
は、従来木製の箱、金属又は合成樹脂製の箱又は金網箱
等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保管箱は木製だと価格が高く、金属製だと構造が複雑で
組立が面倒であり、合成樹脂製や金網製だと破損が生じ
易い等の欠点がある。又、金属製の箱においては、組立
の際にボルトやナットで締め付ける手間が掛かり、ボル
トやナットを使わない嵌合方式の箱の場合には側板の端
部に設けたコーナー係止金具同士の組み付けの関係で、
対向側板を先に立ち上げてから端板(妻板)を後から立
ち上げる等の組み付けの順序が決められているため、先
に立ち上げた側板を倒れないように押さえていなけれは
ならなかったり、組み付け順序を間違えると初めからや
り直しになる等の面倒な事態に陥る。更に、部品を輸出
する場合にコンテナに積み込む収納箱としては、箱自体
の重量が重過ぎて不利である等の問題点がある。そこ
で、本発明はこのような従来の問題点を解決するために
なされ、構造が簡単で安価であり、組立が容易でしかも
組み付け順序に囚われず能率良く組み立てることが出
来、しかも強くて軽量な金属製の屋内保管、輸出兼用簡
易組立箱を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、床板と、この床板の
周囲に設けた受け金具に下端部に設けた下桟を嵌合して
立ち上げた3つの側板及び1つの枠板と、これらの側板
及び枠板の上部コーナー部に取り付ける補強金具とから
成り、前記側板及び枠板の両側端部には断面略コ型のコ
ーナー片がそれぞれ高さ方向に取り付けられ、前記補強
金具は略三角型を呈しその直角を挟む二辺には縁片が下
向きに形成されると共に、この縁片に対向する垂下片が
それぞれ設けられ且つ直角に臨む適所に係止片が下向き
に設けられ、前記側板同士又は側板と枠板とのコーナー
片同士を重ね合わせ、そのその重ね合わせたコーナー片
で形成される略四角形の空所に前記係止片が対角線方向
をなして嵌り込むようにして前記補強金具をそれぞれ落
とし込み、前記縁片と垂下片とで側板の上桟又は枠板の
上桟をそれぞれ挟持することにより固定した構成を要旨
とする。
【0005】
【作 用】底板の受け金具に側板下端の下桟を嵌め込ん
で立ち上げ、コーナー部は隣り合う側板の端部に取り付
けられた断面略コ型のコーナー片を重ね合わせると共
に、コーナー部の上端部に補強金具を嵌めれば側板同士
を固定することが出来る。この時、補強金具の係止片は
重ね合わせたコーナー片で形成される略四角形の空所に
対角線方向をなして嵌り込み、且つ縁片と垂下片とで側
板の上桟を挟持して固定することが出来る。枠板の取り
付けも基本的には側板と同じであり、これにより三方が
側板で囲まれ枠板側が開口(収納物の出入口)した保管
箱を組み立てることが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する。図1において、1は金属製の床板であり、図
2に示すように凹凸リブを設けた床板パネル11と、そ
の下部に取り付けた複数(図例では3つ)の脚板12と
から構成され、上部の周囲には断面略L型の受け金具1
3が取り付けられ、外側立上片の上端部には図6に示す
ように内側に折曲した抜止片13aがそれぞれ形成され
ている。前記脚板12は断面略凹溝型に形成され、両側
部に位置する脚板の底板の両端部には図1、図2のよう
に係合用の孔12aがそれぞれ設けられている。
【0007】2は金属製の側板であり、図3に示すよう
に凹凸リブを設けた側板パネル21と、その下端部に取
り付けた断面略L型の下桟22と、上端部に取り付けた
断面略逆凹溝型の上桟23とから構成され、その両側端
部には断面略コ型のコーナー片24がその取付部24a
を前記側板パネル21の端部及び下桟22と上桟23に
溶接することによりそれぞれ取り付けられている。下桟
22は前記床板1の受け金具13に嵌合係止するように
形成されている。
【0008】3は枠板であり、図4に示すようにパネル
無しの枠だけであり、断面略L型の下桟32と、断面略
逆凹溝型の上桟33と、この上下の桟に溶接した断面略
コ型のコーナー片34とで構成されている。下桟32は
前記床板1の受け金具13に嵌合係止するように形成さ
れている。
【0009】4はコーナーに取り付ける補強金具であ
り、図5に示すように略三角形の基板41と、この基板
の直角を挟む二辺に縁片42がそれぞれ下向きに形成さ
れると共に、この縁片に対向する切り起こし垂下片43
がそれぞれ設けられ、且つ直角に臨む適所に切り起こし
係止片44が下向きに設けられている。前記基板41は
斜辺に短い縁片45が下向きに形成され、更に前記床板
1の脚板12の孔12aに係合する半球殻状の突起41
aが膨出形成されている。
【0010】本発明に係る簡易組立箱は上記の構成を有
し、これを組み立てるには床板1の両側及び一方の端部
に側板2を立て付け、残る他方端部に枠板3を立て付
け、コーナー部の上端に前記補強金具をそれぞれ取り付
けるだけで良い。
【0011】この場合、3つの側板2の立て付け順序及
び枠板3の立て付け順序は任意であり、どれを先に立て
付けても構わず、全部を同時に立て付けるようにしても
構わない。
【0012】又、側板2と枠板3の立て付け要領は同じ
であり、例えば側板2について説明すると図6に示すよ
うに床板1の受け金具13に側板2の下桟22を斜め上
から挿入するようにして側板2を立てると、下桟22が
受け金具13に完全に嵌り込み、抜止片13aにより上
方への抜けが阻止されて仮固定される。
【0013】このようにして、床板1に立て付けた側板
2同士又は側板2と枠板3とを固定するが、図7、図8
に示すように前記コーナー片同士を重ね合わせ、その上
端部に前記補強金具4を上から嵌め込む。この時、重ね
たコーナー片により形成される略四角形の空所5に、補
強金具4の係止片44が対角線方向となるようにして嵌
め込むと、縁片45と垂下片43とで側板2の上桟23
又は枠板3の上桟33がそれぞれ挟持されので、側板2
同士又は側板2と枠板3とを安定的に直角状態に固定す
ることが出来る。
【0014】前記コーナー片24同士の重ね合わにおい
て、断面略コ型部が同じサイズであると円滑に重ね合わ
せられないので、一方のコーナー片24の略コ型部のサ
イズをコーナー片24の厚さ分だけ小さなサイズに形成
することが好ましい。つまり、1つの側板2の両側端部
のコーナー片24を同じサイズにせず、側板2の表側か
ら見て一方を大きなサイズ、他方を小さなサイズに(図
3の例では左側が大、右側が小)しておけば組み立てる
際に円滑にコーナー片を合わせられ、しかもどちらが大
きいのか一々確認しなくてもどのコーナー部でも必ず大
小の組み合わせとなるので容易に組み立てられる。
【0015】組み立てられた側板2同士のコーナー部
は、前記のようにコーナー片24がいずれも側板パネル
21の端部に溶接され且つ下桟22と上桟23にも溶接
されているため、隙間が生じることなく密閉される。但
し、枠板3は周囲の枠だけであって開口し、蓋板がなく
て上方にも開口しているので、収納箱としては全体が密
閉されているわけではない。
【0016】このようにして組み立てられた本発明に係
る簡易組立箱6(図1)は、主として工場等の屋内で使
用され、部品等収納物の出し入れは枠板3の開口部から
行い、工場内を移動させるにはフォークリフトによりそ
の爪を脚板12の間に差し込んで昇降し自由に搬送する
ことが出来る。又、工場内の一部に設置して保管箱とし
て使用することも出来、この際前記補強金具4の突起4
1aと床板1の孔12aとを係合させて複数個安定的に
段積みすることも可能である。従って、工場内のスペー
スを有効利用出来て好都合である。
【0017】本発明に係る簡易組立箱6は、部品等を収
納した後コンテナに積み込んで国内輸送するのみなら
ず、そのコンテナを船積み又は空輸により輸出用として
使用することも出来る。その場合、簡易組立箱の自重が
軽いので有利であり、コンテナ内に無駄なく詰め込める
ように、コンテナの大きさに合わせて簡易組立箱6のサ
イズを予め設定しておくと良い。
【0018】更に図示は省略したが、簡易組立箱6の上
部に蓋板を被着し且つ枠板3に開閉扉を取り付け、或は
比較的長期保管の場合は枠板の代わりに側板つまり4面
とも側板で被覆することにより屋外での使用も可能とな
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構造が簡単で安価であり、組立が容易でしかも組み付け
順序に囚われずに能率良く組み立てられ、強くてしかも
軽量な金属製の簡易組立箱を提供することが出来、工場
等における部品等の屋内保管や輸出兼用の収納箱として
その効果は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す簡易組立箱の斜視図
である。
【図2】 (イ) は底板の平面図、(ロ) は側面図、(ハ) は
正面図である。
【図3】 (イ) は側板の正面図、(ロ) は一部省略の拡大
縦断側面図、(ハ) は(イ) のZ矢視図である。
【図4】 (イ) は枠板の正面図、(ロ) は(イ) のA−A線
断面図、(ハ) はB−B線断面図、(ニ) はC−C線断面図
である。
【図5】 (イ) は補強金具の底面図、(ロ) は(イ) のY矢
視図である。
【図6】 (イ) 、(ロ) は側板の立て付け要領を示す下部
の説明図である。
【図7】 コーナー部の組み付け要領を示す説明図であ
る。
【図8】 補強金具を取り付ける状態を示す一部破断の
斜視図である。
【符号の説明】
1…床板 11…床板パネル 12…脚板 12a…孔 1
3…受け金具 13a…抜止片 2…側板 21…側板パネル 22…下桟 23…上桟 2
4…コーナー片 24a…取付部 3…枠板 32…下桟 33…上桟 34…コーナー片 4…補強金具 41…基板 41a…突起 42…縁片 43…
垂下片 44…係止片 45…縁片 5…空所 6…簡易組立箱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板と、この床板の周囲に設けた受け金
    具に下端部に設けた下桟を嵌合して立ち上げた3つの側
    板及び1つの枠板と、これらの側板及び枠板の上部コー
    ナー部に取り付ける補強金具とから成り、前記側板及び
    枠板の両側端部には断面略コ型のコーナー片がそれぞれ
    高さ方向に取り付けられ、前記補強金具は略三角型を呈
    しその直角を挟む二辺には縁片が下向きに形成されると
    共に、この縁片に対向する垂下片がそれぞれ設けられ且
    つ直角に臨む適所に係止片が下向きに設けられ、前記側
    板同士又は側板と枠板とのコーナー片同士を重ね合わ
    せ、そのその重ね合わせたコーナー片で形成される略四
    角形の空所に前記係止片が対角線方向をなして嵌り込む
    ようにして前記補強金具をそれぞれ落とし込み、前記縁
    片と垂下片とで側板の上桟又は枠板の上桟をそれぞれ挟
    持することにより固定したことを特徴とする屋内保管、
    輸出兼用簡易組立箱。
JP18415494A 1994-07-14 1994-07-14 屋内保管、輸出兼用簡易組立箱 Pending JPH0826271A (ja)

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ID=16148316

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101865130B1 (ko) * 2015-11-17 2018-06-08 인팩글로벌 주식회사 포장용 상자
WO2022083609A1 (zh) * 2020-10-20 2022-04-28 张跃 一种异型角件、带角件的柱体及预制端架结构

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02