JPH07132834A - 物品搬送具 - Google Patents
物品搬送具Info
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- JPH07132834A JPH07132834A JP27722993A JP27722993A JPH07132834A JP H07132834 A JPH07132834 A JP H07132834A JP 27722993 A JP27722993 A JP 27722993A JP 27722993 A JP27722993 A JP 27722993A JP H07132834 A JPH07132834 A JP H07132834A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ベース体2の両側に着脱自在に連結された門
形状の枠体3,4と、両枠体3,4間に設けられた着脱
自在な中間棚5,6とにより形成され、ベース体2に各
枠体3,4の下端部が嵌脱自在な連結孔36を設け、連結
孔36の前後に相対向する側に狭窄部を形成し、各枠体
3,4の下端部を互いに接近する方向へ変移させるボル
ト体16と蝶ナット18とを設けた。 【効果】 中間棚5,6を取外し、蝶ナット18を緩める
ことにより、変移していた枠体3,4の下端部が元の位
置に戻って狭窄部に押付けられていた状態から開放され
る。そして枠体3,4を連結孔36から脱抜することによ
り、枠体3,4がベース体2から取外される。このよう
に物品搬送具1は中間棚5,6と枠体3,4とベース体
2とに容易に分解することができるため、小さなスペー
スで保管できる。
形状の枠体3,4と、両枠体3,4間に設けられた着脱
自在な中間棚5,6とにより形成され、ベース体2に各
枠体3,4の下端部が嵌脱自在な連結孔36を設け、連結
孔36の前後に相対向する側に狭窄部を形成し、各枠体
3,4の下端部を互いに接近する方向へ変移させるボル
ト体16と蝶ナット18とを設けた。 【効果】 中間棚5,6を取外し、蝶ナット18を緩める
ことにより、変移していた枠体3,4の下端部が元の位
置に戻って狭窄部に押付けられていた状態から開放され
る。そして枠体3,4を連結孔36から脱抜することによ
り、枠体3,4がベース体2から取外される。このよう
に物品搬送具1は中間棚5,6と枠体3,4とベース体
2とに容易に分解することができるため、小さなスペー
スで保管できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を収納し、必要に
応じてトラックなどに積み込んで搬送するのに利用され
る物品搬送具に関するものである。
応じてトラックなどに積み込んで搬送するのに利用され
る物品搬送具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品搬送具としては、例
えば図15,図16に示されるものがある。すなわち、移動
用の車輪71を有するベース体72の両側に、門形状の枠体
73,74が立設されている。各枠体73,74には、横材75が
上下方向に複数本設けられている。これら横材75に係合
自在な係止部76を有する中間棚77が設けられている。こ
れによると、荷を物品搬送具78の前後から中間棚77上に
載置し、物品搬送具78を押して目的地まで移動させた。
えば図15,図16に示されるものがある。すなわち、移動
用の車輪71を有するベース体72の両側に、門形状の枠体
73,74が立設されている。各枠体73,74には、横材75が
上下方向に複数本設けられている。これら横材75に係合
自在な係止部76を有する中間棚77が設けられている。こ
れによると、荷を物品搬送具78の前後から中間棚77上に
載置し、物品搬送具78を押して目的地まで移動させた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、物品搬送具78を使用しない場合、その保
管に大きなスペースを要するといった問題が生じた。
従来形式では、物品搬送具78を使用しない場合、その保
管に大きなスペースを要するといった問題が生じた。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、小さ
なスペースで保管できる物品搬送具を提供することを目
的とするものである。
なスペースで保管できる物品搬送具を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明は、移動用の車輪を有するベース体と、こ
のベース体の両側に着脱自在に連結された枠体と、両枠
体間に設けられた中間棚とにより形成される物品搬送具
であり、上記枠体を前後一対の縦支柱とこれら縦支柱の
上端間に設けられる横材とにより門形状に形成し、上記
ベース体に各縦支柱の下端部が嵌脱自在な連結孔を設
け、これら連結孔の一側方を漸次狭く形成し、各縦支柱
を連結孔の一側方に変移させる変移手段を設け、上記各
縦支柱に中間棚用の支持部材を設け、これら支持部材の
上下複数箇所に被係止部を設け、上記中間棚に、被係止
部に係合自在な係止部を設けたものである。
に本第1発明は、移動用の車輪を有するベース体と、こ
のベース体の両側に着脱自在に連結された枠体と、両枠
体間に設けられた中間棚とにより形成される物品搬送具
であり、上記枠体を前後一対の縦支柱とこれら縦支柱の
上端間に設けられる横材とにより門形状に形成し、上記
ベース体に各縦支柱の下端部が嵌脱自在な連結孔を設
け、これら連結孔の一側方を漸次狭く形成し、各縦支柱
を連結孔の一側方に変移させる変移手段を設け、上記各
縦支柱に中間棚用の支持部材を設け、これら支持部材の
上下複数箇所に被係止部を設け、上記中間棚に、被係止
部に係合自在な係止部を設けたものである。
【0006】本第2発明は、ベース体の上方に中間棚の
段積み用スペースを形成し、支持部材を上記段積み用ス
ペースよりも上方に設けたものである。本第3発明は、
取付けられる中間棚の枚数に応じた取付位置を表示する
表示手段を両枠体に設けたものである。
段積み用スペースを形成し、支持部材を上記段積み用ス
ペースよりも上方に設けたものである。本第3発明は、
取付けられる中間棚の枚数に応じた取付位置を表示する
表示手段を両枠体に設けたものである。
【0007】本第4発明は、ベース体および中間棚をそ
れぞれ、枠フレームと、これら枠フレームに設けられた
差込み溝と、これら差込み溝に差込み可能な樹脂板とに
より形成したものである。
れぞれ、枠フレームと、これら枠フレームに設けられた
差込み溝と、これら差込み溝に差込み可能な樹脂板とに
より形成したものである。
【0008】本第5発明は、両枠体の前後一対の縦支柱
間に中間支柱を設け、これら中間支柱に支持部材を設
け、これら支持部材の上下複数箇所に被係止部を設け、
中間棚を前部中間棚と後部中間棚とに2分割し、前部中
間棚に、前部縦支柱の被係止部と中間支柱の被係止部と
に係合自在な係止部を設け、後部中間棚に、後部縦支柱
の被係止部と中間支柱の被係止部とに係合自在な係止部
を設けたものである。
間に中間支柱を設け、これら中間支柱に支持部材を設
け、これら支持部材の上下複数箇所に被係止部を設け、
中間棚を前部中間棚と後部中間棚とに2分割し、前部中
間棚に、前部縦支柱の被係止部と中間支柱の被係止部と
に係合自在な係止部を設け、後部中間棚に、後部縦支柱
の被係止部と中間支柱の被係止部とに係合自在な係止部
を設けたものである。
【0009】本第6発明は、両枠体間に補強用の連結材
を着脱自在に設けたものである。
を着脱自在に設けたものである。
【0010】
【作用】上記本第1発明の構成によると、ベース体の連
結孔に枠体の縦支柱の下端部を嵌め込み、変移手段によ
り各縦支柱を一側方に変移させる。これにより、縦支柱
の下端部が連結孔の一側方に押し付けられるため、枠体
はベース体に固定される。その後、中間棚の係止部を支
持部材の被係止部に係合させることにより、中間棚が両
枠体間に取付けられる。
結孔に枠体の縦支柱の下端部を嵌め込み、変移手段によ
り各縦支柱を一側方に変移させる。これにより、縦支柱
の下端部が連結孔の一側方に押し付けられるため、枠体
はベース体に固定される。その後、中間棚の係止部を支
持部材の被係止部に係合させることにより、中間棚が両
枠体間に取付けられる。
【0011】また、上記とは逆に、係止部を被係止部か
ら外して中間棚を両枠体間から取り外し、変移手段によ
り一側方に変移している各縦支柱を元の位置に戻す。こ
れにより、縦支柱の下端部は連結孔の一側方に押し付け
られていた状態から開放される。そして、縦支柱の下端
部を連結孔から脱抜することにより、枠体がベース体か
ら取り外される。このように、物品搬送具は中間棚と枠
体とベース体とに容易に分解することができるため、分
解して保管することにより、小さなスペースで保管でき
る。
ら外して中間棚を両枠体間から取り外し、変移手段によ
り一側方に変移している各縦支柱を元の位置に戻す。こ
れにより、縦支柱の下端部は連結孔の一側方に押し付け
られていた状態から開放される。そして、縦支柱の下端
部を連結孔から脱抜することにより、枠体がベース体か
ら取り外される。このように、物品搬送具は中間棚と枠
体とベース体とに容易に分解することができるため、分
解して保管することにより、小さなスペースで保管でき
る。
【0012】また、物品搬送具を押して目的地まで移動
させた後、中間棚を枠体に取付けた状態で、ベース体か
ら枠体一式を取り外して、この枠体一式を目的地に残す
ことも可能である。そして、このベース体に別の枠体一
式を取付けて移動させてもよい。
させた後、中間棚を枠体に取付けた状態で、ベース体か
ら枠体一式を取り外して、この枠体一式を目的地に残す
ことも可能である。そして、このベース体に別の枠体一
式を取付けて移動させてもよい。
【0013】上記本第2発明の構成によると、使用しな
い中間棚をベース体上に段積みすることができるため、
中間棚の紛失防止に役立つ。また、支持部材を段積み用
スペースよりも上方に設けているため、中間棚をベース
体上に段積みする際、支持部材が邪魔にならず、段積み
作業が行い易い。
い中間棚をベース体上に段積みすることができるため、
中間棚の紛失防止に役立つ。また、支持部材を段積み用
スペースよりも上方に設けているため、中間棚をベース
体上に段積みする際、支持部材が邪魔にならず、段積み
作業が行い易い。
【0014】上記本第3発明の構成によると、所定枚数
の中間棚を取り付ける場合、表示手段が所定枚数に応じ
た取付位置を表示する。そして、表示された取付位置に
中間棚を取り付けることにより、中間棚は、傾いたりせ
ず水平に取付けられるとともに、棚割りも均等にでき
る。
の中間棚を取り付ける場合、表示手段が所定枚数に応じ
た取付位置を表示する。そして、表示された取付位置に
中間棚を取り付けることにより、中間棚は、傾いたりせ
ず水平に取付けられるとともに、棚割りも均等にでき
る。
【0015】上記本第4発明の構成によると、樹脂板を
使用することによりベース体および中間棚の軽量化が実
現できる。また、万一、樹脂板が損傷した場合は、損傷
した樹脂板を差込み溝から引き抜いて枠フレームから取
り外した後、新たな樹脂板を差込み溝に差し込んで枠フ
レームに取付ければよい。このように、樹脂板のみを取
り替えることができるため、経済性が良い。
使用することによりベース体および中間棚の軽量化が実
現できる。また、万一、樹脂板が損傷した場合は、損傷
した樹脂板を差込み溝から引き抜いて枠フレームから取
り外した後、新たな樹脂板を差込み溝に差し込んで枠フ
レームに取付ければよい。このように、樹脂板のみを取
り替えることができるため、経済性が良い。
【0016】上記本第5発明の構成によると、前部中間
棚は、係止部が前部縦支柱の被係止部と中間支柱の被係
止部とに係合することにより、両枠体間の前部に取付け
られる。同様に、後部中間棚は、係止部が後部縦支柱の
被係止部と中間支柱の被係止部とに係合することによ
り、両枠体間の後部に取付けられる。これにより、物品
搬送具内の前部と後部とで、別々に中間棚の取付け位置
を荷のサイズなどに応じて変えることができるため、荷
の積載効率が向上する。
棚は、係止部が前部縦支柱の被係止部と中間支柱の被係
止部とに係合することにより、両枠体間の前部に取付け
られる。同様に、後部中間棚は、係止部が後部縦支柱の
被係止部と中間支柱の被係止部とに係合することによ
り、両枠体間の後部に取付けられる。これにより、物品
搬送具内の前部と後部とで、別々に中間棚の取付け位置
を荷のサイズなどに応じて変えることができるため、荷
の積載効率が向上する。
【0017】上記本第6発明の構成によると、両枠体間
は連結材で連結されているため、両枠体が互いに接近離
間方向に歪むことは防止される。また、物品搬送具を分
解する場合は、連結材を枠体から取り外せばよい。
は連結材で連結されているため、両枠体が互いに接近離
間方向に歪むことは防止される。また、物品搬送具を分
解する場合は、連結材を枠体から取り外せばよい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図14に基づ
いて説明する。図13,図14に示すように、1は物品搬送
具であり、ベース体2と、このベース体2の両側に着脱
自在に連結された右側枠体3および左側枠体4と、これ
ら両枠体3,4間に設けられた複数の前部中間棚5およ
び後部中間棚6により形成されている。
いて説明する。図13,図14に示すように、1は物品搬送
具であり、ベース体2と、このベース体2の両側に着脱
自在に連結された右側枠体3および左側枠体4と、これ
ら両枠体3,4間に設けられた複数の前部中間棚5およ
び後部中間棚6により形成されている。
【0019】両枠体3,4はそれぞれ、前部縦支柱8
と、後部縦支柱9と、前部縦支柱8と後部縦支柱9との
上端間に設けられた横材10とにより門形状に形成されて
いる。尚、両枠体3,4にはパイプ材が使用されてい
る。前部縦支柱8と後部縦支柱9との間には、前後一対
の中間支柱11,12が設けられている。各中間支柱11,12
の上端は上記横材10に連結され、このうち前部中間支柱
11の下端と前部縦支柱8の下部とは横部材13により連結
され、後部中間支柱12の下端と後部縦支柱9の下部とは
横部材14により連結されている。
と、後部縦支柱9と、前部縦支柱8と後部縦支柱9との
上端間に設けられた横材10とにより門形状に形成されて
いる。尚、両枠体3,4にはパイプ材が使用されてい
る。前部縦支柱8と後部縦支柱9との間には、前後一対
の中間支柱11,12が設けられている。各中間支柱11,12
の上端は上記横材10に連結され、このうち前部中間支柱
11の下端と前部縦支柱8の下部とは横部材13により連結
され、後部中間支柱12の下端と後部縦支柱9の下部とは
横部材14により連結されている。
【0020】図2,図3に示すように、前部中間支柱11
の下部と後部中間支柱12の下部とにはボルト体16が挿通
され、当て板17を介して蝶ナット18で締め付けられてい
る。これらボルト体16と蝶ナット18とは、前部縦支柱8
と後部縦支柱9とを互いに接近する方向に変移させる変
移手段の一例である。
の下部と後部中間支柱12の下部とにはボルト体16が挿通
され、当て板17を介して蝶ナット18で締め付けられてい
る。これらボルト体16と蝶ナット18とは、前部縦支柱8
と後部縦支柱9とを互いに接近する方向に変移させる変
移手段の一例である。
【0021】図7,図12〜図14に示すように、前部縦支
柱8と後部縦支柱9および前部中間支柱11と後部中間支
柱12にはそれぞれ、中間棚用の支持部材19が設けられて
いる。これら支持部材19は平面視において外側方が開放
されたチャンネル状であり、左右方向で相対向した一対
の板部には、矩形状の被係止孔20(被係止部の一例)が
上下複数箇所に形成されている。
柱8と後部縦支柱9および前部中間支柱11と後部中間支
柱12にはそれぞれ、中間棚用の支持部材19が設けられて
いる。これら支持部材19は平面視において外側方が開放
されたチャンネル状であり、左右方向で相対向した一対
の板部には、矩形状の被係止孔20(被係止部の一例)が
上下複数箇所に形成されている。
【0022】図8に示すように、上記ベース体2は、角
パイプを用いて矩形状に形成された枠フレーム23と、こ
の枠フレーム23の四隅下面に取付けられた移動用の車輪
24と、枠フレーム23上に着脱自在に取付けられる左右一
対の樹脂板25とを有している。図9,図10に示すよう
に、枠フレーム23の前部材27と後部材28とにはそれぞ
れ、逆L形状をしたガイド部材29が設けられ、これによ
り、ガイド部材29の内側に差込み溝30が形成されてい
る。上記両樹脂板25は前後一対の差込み溝30に差し込ま
れて枠フレーム23に取付けられている。また、図9に示
すように、樹脂板25を取付けた状態では、ガイド部材29
の上部は両樹脂板25よりも上方に突出しているため、樹
脂板25に載置された荷の落下防止にもなる。尚、上記枠
フレーム23の右側部材31と左側部材32とには、樹脂板25
が左右方向にずれることを防止するためのステップル33
が設けられている。
パイプを用いて矩形状に形成された枠フレーム23と、こ
の枠フレーム23の四隅下面に取付けられた移動用の車輪
24と、枠フレーム23上に着脱自在に取付けられる左右一
対の樹脂板25とを有している。図9,図10に示すよう
に、枠フレーム23の前部材27と後部材28とにはそれぞ
れ、逆L形状をしたガイド部材29が設けられ、これによ
り、ガイド部材29の内側に差込み溝30が形成されてい
る。上記両樹脂板25は前後一対の差込み溝30に差し込ま
れて枠フレーム23に取付けられている。また、図9に示
すように、樹脂板25を取付けた状態では、ガイド部材29
の上部は両樹脂板25よりも上方に突出しているため、樹
脂板25に載置された荷の落下防止にもなる。尚、上記枠
フレーム23の右側部材31と左側部材32とには、樹脂板25
が左右方向にずれることを防止するためのステップル33
が設けられている。
【0023】また、右側部材31の前後端部には筒体35が
設けられている。図2に示すように、これら筒体35に
は、上記右側枠体3の縦支柱8,9の下端部が嵌脱自在
な連結孔36が形成されている。両筒体35の連結孔36の前
後に相対向する側には、漸次狭くなる狭窄部37が形成さ
れている。同様に、左側部材32の前後端部にも筒体35が
設けられ、これら筒体35には、上記左側枠体4の縦支柱
8,9の下端部が嵌脱自在な連結孔36が形成されてい
る。両筒体35の連結孔36の前後に相対向する側には、漸
次狭くなる狭窄部37が形成されている。
設けられている。図2に示すように、これら筒体35に
は、上記右側枠体3の縦支柱8,9の下端部が嵌脱自在
な連結孔36が形成されている。両筒体35の連結孔36の前
後に相対向する側には、漸次狭くなる狭窄部37が形成さ
れている。同様に、左側部材32の前後端部にも筒体35が
設けられ、これら筒体35には、上記左側枠体4の縦支柱
8,9の下端部が嵌脱自在な連結孔36が形成されてい
る。両筒体35の連結孔36の前後に相対向する側には、漸
次狭くなる狭窄部37が形成されている。
【0024】図4に示すように、上記前部中間棚5およ
び後部中間棚6は、それぞれ同一構造であり、角パイプ
を用いて矩形状に形成されたの枠フレーム39と、この枠
フレーム39上に着脱自在に取付けられる樹脂板40とを有
している。図5,図6に示すように、枠フレーム39の前
部材41と後部材42とにはそれぞれ、逆L形状をしたガイ
ド部材43が設けられ、これにより、ガイド部材43の内側
に差込み溝44が形成されている。上記樹脂板40は前後一
対の差込み溝44に差し込まれて枠フレーム39に取付けら
れている。また、図6に示すように、樹脂板40を取付け
た状態では、ガイド部材43の上部は樹脂板40よりも上方
に突出しているため、樹脂板40に載置された荷の落下防
止にもなる。尚、上記枠フレーム39の右側部材45と左側
部材46とには、樹脂板40が左右方向にずれることを防止
するためのステップル47と、上記各支持部材19の被係止
孔20に係脱自在な係止部48とが設けられている。
び後部中間棚6は、それぞれ同一構造であり、角パイプ
を用いて矩形状に形成されたの枠フレーム39と、この枠
フレーム39上に着脱自在に取付けられる樹脂板40とを有
している。図5,図6に示すように、枠フレーム39の前
部材41と後部材42とにはそれぞれ、逆L形状をしたガイ
ド部材43が設けられ、これにより、ガイド部材43の内側
に差込み溝44が形成されている。上記樹脂板40は前後一
対の差込み溝44に差し込まれて枠フレーム39に取付けら
れている。また、図6に示すように、樹脂板40を取付け
た状態では、ガイド部材43の上部は樹脂板40よりも上方
に突出しているため、樹脂板40に載置された荷の落下防
止にもなる。尚、上記枠フレーム39の右側部材45と左側
部材46とには、樹脂板40が左右方向にずれることを防止
するためのステップル47と、上記各支持部材19の被係止
孔20に係脱自在な係止部48とが設けられている。
【0025】また、図13,図14に示すように、上記ベー
ス体2の上方には、前部中間棚5および後部中間棚6の
段積み用スペース50が形成されている。この段積み用ス
ペース50はベース体2の上面から一定のレベルにわたっ
て形成されており、上記各支持部材19の下端は段積み用
スペース50の上方に位置している。
ス体2の上方には、前部中間棚5および後部中間棚6の
段積み用スペース50が形成されている。この段積み用ス
ペース50はベース体2の上面から一定のレベルにわたっ
て形成されており、上記各支持部材19の下端は段積み用
スペース50の上方に位置している。
【0026】また、上記右側枠体3と左側枠体4との上
端間は着脱自在な連結材51で連結されている。図11に示
すように、この連結材51の両端は下向きに折り曲げら
れ、連結材51の一端は右側枠体3の横材10の中間部に設
けられた筒体52に嵌め込まれて蝶ボルト53で固定され、
連結材51の他端は左側枠体4の横材10の中間部に設けら
れた筒体54に嵌め込まれで蝶ボルト55で固定されてい
る。
端間は着脱自在な連結材51で連結されている。図11に示
すように、この連結材51の両端は下向きに折り曲げら
れ、連結材51の一端は右側枠体3の横材10の中間部に設
けられた筒体52に嵌め込まれて蝶ボルト53で固定され、
連結材51の他端は左側枠体4の横材10の中間部に設けら
れた筒体54に嵌め込まれで蝶ボルト55で固定されてい
る。
【0027】また、図7,図12,図13に示すように、上
記左右一対の前部縦支柱8の相対向する側面と、左右一
対の後部縦支柱9の相対向する側面とには、それぞれ表
示シール57が貼り付けられている。これら表示シール57
は、取付けられる前部中間棚5および後部中間棚6の枚
数に応じた取付位置を表示する表示手段の一例である。
すなわち、各表示シール57には、収納部を上下に均等に
分割する場合の分割数が印刷され、これら分割数の印刷
位置は被係止孔20に対応している。
記左右一対の前部縦支柱8の相対向する側面と、左右一
対の後部縦支柱9の相対向する側面とには、それぞれ表
示シール57が貼り付けられている。これら表示シール57
は、取付けられる前部中間棚5および後部中間棚6の枚
数に応じた取付位置を表示する表示手段の一例である。
すなわち、各表示シール57には、収納部を上下に均等に
分割する場合の分割数が印刷され、これら分割数の印刷
位置は被係止孔20に対応している。
【0028】以下、上記構成における作用を説明する。
図1〜図3に示すように、ベース体2の右側部材31の前
後一対の連結孔36に右側枠体3の前部縦支柱8の下端部
と後部縦支柱9の下端部とを嵌め込むことにより、右側
枠体3の横部材13,14が右側部材31上に載置される。そ
の後、蝶ナット18を締め付けることにより、図2の仮想
線および図3の仮想線に示すように、前部中間支柱11と
後部中間支柱12との間隔が狭まり、前部縦支柱8の下端
部と後部縦支柱9の下端部とが互いに接近する方向に変
移するため、前部縦支柱8の下端部と後部縦支柱9の下
端部とがそれぞれ連結孔36の狭窄部37に押し付けられ、
右側枠体3がベース体2に連結固定される。また、左側
枠体4も同様にしてベース体2に連結固定される。
図1〜図3に示すように、ベース体2の右側部材31の前
後一対の連結孔36に右側枠体3の前部縦支柱8の下端部
と後部縦支柱9の下端部とを嵌め込むことにより、右側
枠体3の横部材13,14が右側部材31上に載置される。そ
の後、蝶ナット18を締め付けることにより、図2の仮想
線および図3の仮想線に示すように、前部中間支柱11と
後部中間支柱12との間隔が狭まり、前部縦支柱8の下端
部と後部縦支柱9の下端部とが互いに接近する方向に変
移するため、前部縦支柱8の下端部と後部縦支柱9の下
端部とがそれぞれ連結孔36の狭窄部37に押し付けられ、
右側枠体3がベース体2に連結固定される。また、左側
枠体4も同様にしてベース体2に連結固定される。
【0029】そして、図11に示すように、連結材51の一
端を右側枠体3の筒体52に嵌め込んで蝶ボルト53で固定
し、連結材51の他端を左側枠体4の筒体54に嵌め込んで
蝶ボルト55で固定することにより、右側枠体3と左側枠
体4との上端間を連結材51で連結する。
端を右側枠体3の筒体52に嵌め込んで蝶ボルト53で固定
し、連結材51の他端を左側枠体4の筒体54に嵌め込んで
蝶ボルト55で固定することにより、右側枠体3と左側枠
体4との上端間を連結材51で連結する。
【0030】その後、図5に示すように、前部中間棚5
の係止部48を両前部縦支柱8側の被係止孔20と両前部中
間支柱11側の被係止孔20とに係合させて、前部中間棚5
を右側枠体3と左側枠体4との前部間に取付ける。同様
にして、後部中間棚6も右側枠体3と左側枠体4との後
部間に取付けられる。これにより、図13に示すように、
物品搬送具1が組立てられる。
の係止部48を両前部縦支柱8側の被係止孔20と両前部中
間支柱11側の被係止孔20とに係合させて、前部中間棚5
を右側枠体3と左側枠体4との前部間に取付ける。同様
にして、後部中間棚6も右側枠体3と左側枠体4との後
部間に取付けられる。これにより、図13に示すように、
物品搬送具1が組立てられる。
【0031】前部中間棚5および後部中間棚6を取り付
ける際、たとえば収納部を5分割する場合は、図12に示
す表示シール57の分割数「5」の位置に対応した被係止
孔20に係止部48を係合させればよい。これにより、図13
に示すように、前部中間棚5および後部中間棚6は傾い
たりせず水平に取付けられるとともに、棚割りも均等に
5分割できる。
ける際、たとえば収納部を5分割する場合は、図12に示
す表示シール57の分割数「5」の位置に対応した被係止
孔20に係止部48を係合させればよい。これにより、図13
に示すように、前部中間棚5および後部中間棚6は傾い
たりせず水平に取付けられるとともに、棚割りも均等に
5分割できる。
【0032】また、図14に示すように、前部中間棚5と
後部中間棚6との棚割りを別々に荷のサイズなどに応じ
て変えることができるため、荷の積載効率が向上する。
また、右側枠体3と左側枠体4との上端間は連結材51で
連結されているため、右側枠体3と左側枠体4とが互い
に接近離間方向に歪むことは防止される。
後部中間棚6との棚割りを別々に荷のサイズなどに応じ
て変えることができるため、荷の積載効率が向上する。
また、右側枠体3と左側枠体4との上端間は連結材51で
連結されているため、右側枠体3と左側枠体4とが互い
に接近離間方向に歪むことは防止される。
【0033】また、図14の仮想線に示すように、使用し
ない前部中間棚5あるいは後部中間棚6をベース体2に
段積みすることができるため、前部中間棚5と後部中間
棚6との紛失防止に役立つ。さらに、各支持部材19の下
端は段積み用スペース50の上方に位置しているため、段
積み時、支持部材19が邪魔にならず、段積み作業が行い
易い。
ない前部中間棚5あるいは後部中間棚6をベース体2に
段積みすることができるため、前部中間棚5と後部中間
棚6との紛失防止に役立つ。さらに、各支持部材19の下
端は段積み用スペース50の上方に位置しているため、段
積み時、支持部材19が邪魔にならず、段積み作業が行い
易い。
【0034】物品搬送具1を分解する場合は、前部中間
棚5と後部中間棚6とを取り外し、連結材51を取り外し
た後、蝶ナット18を緩めることにより、図2の実線およ
び図3の実線で示すように、前部中間支柱11と後部中間
支柱12との間隔が元に戻り、互いに接近する方向に変移
していた前部縦支柱8の下端部と後部縦支柱9の下端部
とが元の位置に戻る。これにより、前部縦支柱8の下端
部と後部縦支柱9の下端部とは連結孔36の狭窄部37に押
し付けられていた状態から開放される。そして、前部縦
支柱8の下端部と後部縦支柱9の下端部とを連結孔36か
ら脱抜することにより、右側枠体3と左側枠体4とがそ
れぞれベース体2から取り外される。このように、物品
搬送具1は前部中間棚5と後部中間棚6と右側枠体3と
左側枠体4とベース体2とに容易に分解することができ
るため、分解して保管することにより、小さなスペース
で保管できる。
棚5と後部中間棚6とを取り外し、連結材51を取り外し
た後、蝶ナット18を緩めることにより、図2の実線およ
び図3の実線で示すように、前部中間支柱11と後部中間
支柱12との間隔が元に戻り、互いに接近する方向に変移
していた前部縦支柱8の下端部と後部縦支柱9の下端部
とが元の位置に戻る。これにより、前部縦支柱8の下端
部と後部縦支柱9の下端部とは連結孔36の狭窄部37に押
し付けられていた状態から開放される。そして、前部縦
支柱8の下端部と後部縦支柱9の下端部とを連結孔36か
ら脱抜することにより、右側枠体3と左側枠体4とがそ
れぞれベース体2から取り外される。このように、物品
搬送具1は前部中間棚5と後部中間棚6と右側枠体3と
左側枠体4とベース体2とに容易に分解することができ
るため、分解して保管することにより、小さなスペース
で保管できる。
【0035】また、ベース体2および前部中間棚5と後
部中間棚6とに樹脂板25,40を使用することにより、ベ
ース体2および各中間棚5,6の軽量化が実現できる。
さらに、万一、ベース体2の樹脂板25が損傷した場合、
図10の仮想線に示すように、損傷した樹脂板25を差込み
溝30から引き抜いて枠フレーム23から取り外した後、新
たな樹脂板25を差込み溝30に差し込んで枠フレーム23に
取付ければよい。このように、ベース体2の樹脂板25の
みを取り替えることができるため、経済性が良い。ま
た、図5の仮想線に示すように、前部中間棚5および後
部中間棚6の樹脂板40が損傷した場合も同様にして樹脂
板40のみを取り替えることができる。
部中間棚6とに樹脂板25,40を使用することにより、ベ
ース体2および各中間棚5,6の軽量化が実現できる。
さらに、万一、ベース体2の樹脂板25が損傷した場合、
図10の仮想線に示すように、損傷した樹脂板25を差込み
溝30から引き抜いて枠フレーム23から取り外した後、新
たな樹脂板25を差込み溝30に差し込んで枠フレーム23に
取付ければよい。このように、ベース体2の樹脂板25の
みを取り替えることができるため、経済性が良い。ま
た、図5の仮想線に示すように、前部中間棚5および後
部中間棚6の樹脂板40が損傷した場合も同様にして樹脂
板40のみを取り替えることができる。
【0036】また、前部中間棚5および後部中間棚6に
荷を載置した後、物品搬送具1を押して(あるいは引い
て)目的地まで移動させ、図1に示すように前部中間棚
5および後部中間棚6を取付けた状態でベース体2から
両枠体3,4一式を取り外し、この両枠体3,4一式を
目的地に残すこともできる。そして、このベース体2に
別の両枠体3,4一式を取付けて移動させてもよい。
荷を載置した後、物品搬送具1を押して(あるいは引い
て)目的地まで移動させ、図1に示すように前部中間棚
5および後部中間棚6を取付けた状態でベース体2から
両枠体3,4一式を取り外し、この両枠体3,4一式を
目的地に残すこともできる。そして、このベース体2に
別の両枠体3,4一式を取付けて移動させてもよい。
【0037】また、物品搬送具1を押して移動させてい
る時やトラックなどに積み込んで輸送している時、振動
などにより荷がベース体2の樹脂板25および各中間棚
5,6の樹脂板40上でずれても、図6,図9に示すよう
に各ガイド部材29,43の上部は樹脂板25,40よりも上方
に突出しているため、荷が物品搬送具1の前後に落下す
ることは防止される。
る時やトラックなどに積み込んで輸送している時、振動
などにより荷がベース体2の樹脂板25および各中間棚
5,6の樹脂板40上でずれても、図6,図9に示すよう
に各ガイド部材29,43の上部は樹脂板25,40よりも上方
に突出しているため、荷が物品搬送具1の前後に落下す
ることは防止される。
【0038】上記実施例では、物品搬送具1の中間棚を
前部中間棚5と後部中間棚6とに2分割しているが、分
割しない1枚物の中間棚であってもよい。また、上記実
施例では、前部中間棚5および後部中間棚6を直接に支
持部材19側に取付けているが、支持部材19の被係止孔20
に係合自在な棚受けを設け、これら棚受けに中間棚5,
6を載置させることにより中間棚5,6を取付けてもよ
い。
前部中間棚5と後部中間棚6とに2分割しているが、分
割しない1枚物の中間棚であってもよい。また、上記実
施例では、前部中間棚5および後部中間棚6を直接に支
持部材19側に取付けているが、支持部材19の被係止孔20
に係合自在な棚受けを設け、これら棚受けに中間棚5,
6を載置させることにより中間棚5,6を取付けてもよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、物品
搬送具は中間棚と枠体とベース体とに容易に分解するこ
とができるため、分解して保管することにより、小さな
スペースで保管できる。
搬送具は中間棚と枠体とベース体とに容易に分解するこ
とができるため、分解して保管することにより、小さな
スペースで保管できる。
【0040】また、物品搬送具を押して目的地まで移動
させた後、中間棚を枠体に取付けた状態で、ベース体か
ら枠体一式を取り外して、この枠体一式を目的地に残す
ことも可能である。そして、このベース体に別の枠体一
式を取付けて移動させてもよい。
させた後、中間棚を枠体に取付けた状態で、ベース体か
ら枠体一式を取り外して、この枠体一式を目的地に残す
ことも可能である。そして、このベース体に別の枠体一
式を取付けて移動させてもよい。
【0041】本第2発明によれば、使用しない中間棚を
ベース体上に段積みすることができるため、中間棚の紛
失防止に役立つ。また、支持部材を段積み用スペースよ
りも上方に設けているため、中間棚をベース体上に段積
みする際、支持部材が邪魔にならず、段積み作業が行い
易い。
ベース体上に段積みすることができるため、中間棚の紛
失防止に役立つ。また、支持部材を段積み用スペースよ
りも上方に設けているため、中間棚をベース体上に段積
みする際、支持部材が邪魔にならず、段積み作業が行い
易い。
【0042】本第3発明によれば、所定枚数の中間棚を
取り付ける場合、表示手段が所定枚数に応じた取付位置
を表示する。そして、表示された取付位置に中間棚を取
り付けることにより、中間棚は、傾いたりせず水平に取
付けられるとともに、棚割りも均等にできる。
取り付ける場合、表示手段が所定枚数に応じた取付位置
を表示する。そして、表示された取付位置に中間棚を取
り付けることにより、中間棚は、傾いたりせず水平に取
付けられるとともに、棚割りも均等にできる。
【0043】本第4発明によれば、樹脂板を使用するこ
とによりベース体および中間棚の軽量化が実現できる。
また、万一、樹脂板が損傷した場合は、損傷した樹脂板
を差込み溝から引き抜いて枠フレームから取り外した
後、新たな樹脂板を差込み溝に差し込んで枠フレームに
取付ければよい。このように、樹脂板のみを取り替える
ことができるため、経済性が良い。
とによりベース体および中間棚の軽量化が実現できる。
また、万一、樹脂板が損傷した場合は、損傷した樹脂板
を差込み溝から引き抜いて枠フレームから取り外した
後、新たな樹脂板を差込み溝に差し込んで枠フレームに
取付ければよい。このように、樹脂板のみを取り替える
ことができるため、経済性が良い。
【0044】本第5発明によれば、物品搬送具内の前部
と後部とで、前部中間棚の取付け位置と後部中間棚の取
付け位置とを荷のサイズなどに応じて別々に変えること
ができるため、荷の積載効率が向上する。
と後部とで、前部中間棚の取付け位置と後部中間棚の取
付け位置とを荷のサイズなどに応じて別々に変えること
ができるため、荷の積載効率が向上する。
【0045】本第6発明によれば、両枠体間は連結材で
連結されているため、両枠体が互いに接近離間方向に歪
むことは防止される。また、物品搬送具を分解する場合
は、連結材を枠体から取り外せばよい。
連結されているため、両枠体が互いに接近離間方向に歪
むことは防止される。また、物品搬送具を分解する場合
は、連結材を枠体から取り外せばよい。
【図1】本発明の一実施例における物品搬送具の両枠体
一式をベース体から取外した場合の斜視図である。
一式をベース体から取外した場合の斜視図である。
【図2】両枠体をベース体に取付け固定する方法を説明
するための横断面図である。
するための横断面図である。
【図3】両枠体をベース体に取付け固定する方法を説明
するための側面図である。
するための側面図である。
【図4】中間棚の平面図である。
【図5】図4におけるA−A矢視図である。
【図6】図4におけるB−B矢視図である。
【図7】図1におけるA−A矢視図である。
【図8】ベース体の平面図である。
【図9】図8におけるA−A矢視図である。
【図10】図8におけるB−B矢視図である。
【図11】連結材の正面図である。
【図12】表示手段の正面図である。
【図13】組み立てられた物品搬送具の斜視図である。
【図14】物品搬送具の側面図である。
【図15】従来の物品搬送具の正面図である。
【図16】従来の物品搬送具の側面図である。
1 物品搬送具 2 ベース体 3,4 枠体 5 前部中間棚 6 後部中間棚 8 前部縦支柱 9 後部縦支柱 10 横材 11,12 中間支柱 16 ボルト体(変移手段) 18 蝶ナット(変移手段) 19 支持部材 20 被係止孔(被係止部) 23 枠フレーム 24 車輪 25 樹脂板 30 差込み溝 36 連結孔 39 枠フレーム 40 樹脂板 44 差込み溝 48 係止部 50 段積み用スペース 51 連結材 57 表示シール(表示手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 移動用の車輪を有するベース体と、この
ベース体の両側に着脱自在に連結された枠体と、両枠体
間に設けられた中間棚とにより形成される物品搬送具で
あり、上記枠体を前後一対の縦支柱とこれら縦支柱の上
端間に設けられる横材とにより門形状に形成し、上記ベ
ース体に各縦支柱の下端部が嵌脱自在な連結孔を設け、
これら連結孔の一側方を漸次狭く形成し、各縦支柱を連
結孔の一側方に変移させる変移手段を設け、上記各縦支
柱に中間棚用の支持部材を設け、これら支持部材の上下
複数箇所に被係止部を設け、上記中間棚に、被係止部に
係合自在な係止部を設けたことを特徴とする物品搬送
具。 - 【請求項2】 ベース体の上方に中間棚の段積み用スペ
ースを形成し、支持部材を上記段積み用スペースよりも
上方に設けたことを特徴とする請求項1記載の物品搬送
具。 - 【請求項3】 取付けられる中間棚の枚数に応じた取付
位置を表示する表示手段を両枠体に設けたことを特徴と
する請求項1記載の物品搬送具。 - 【請求項4】 ベース体および中間棚をそれぞれ、枠フ
レームと、これら枠フレームに設けられた差込み溝と、
これら差込み溝に差込み可能な樹脂板とにより形成した
ことを特徴とする請求項1記載の物品搬送具。 - 【請求項5】 両枠体の前後一対の縦支柱間に中間支柱
を設け、これら中間支柱に支持部材を設け、これら支持
部材の上下複数箇所に被係止部を設け、中間棚を前部中
間棚と後部中間棚とに2分割し、前部中間棚に、前部縦
支柱の被係止部と中間支柱の被係止部とに係合自在な係
止部を設け、後部中間棚に、後部縦支柱の被係止部と中
間支柱の被係止部とに係合自在な係止部を設けたことを
特徴とする請求項1記載の物品搬送具。 - 【請求項6】 両枠体間に補強用の連結材を着脱自在に
設けたことを特徴とする請求項1記載の物品搬送具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27722993A JPH07132834A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 物品搬送具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27722993A JPH07132834A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 物品搬送具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132834A true JPH07132834A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17580627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27722993A Pending JPH07132834A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 物品搬送具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07132834A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105292963A (zh) * | 2015-10-14 | 2016-02-03 | 芜湖汉峰科技有限公司 | 储液器生产用的转运工装 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP27722993A patent/JPH07132834A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105292963A (zh) * | 2015-10-14 | 2016-02-03 | 芜湖汉峰科技有限公司 | 储液器生产用的转运工装 |
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