JPH07186969A - 物品搬送具とその使用方法 - Google Patents

物品搬送具とその使用方法

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JPH07186969A
JPH07186969A JP33447393A JP33447393A JPH07186969A JP H07186969 A JPH07186969 A JP H07186969A JP 33447393 A JP33447393 A JP 33447393A JP 33447393 A JP33447393 A JP 33447393A JP H07186969 A JPH07186969 A JP H07186969A
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JP
Japan
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article carrier
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Application number
JP33447393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Hayakawa
稔洋 早川
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 枠体2を前面が開放部の平面視門形状に配設
し、枠体2の下部に底体3を配設し、枠体2と底体3と
で囲まれる収納空間4を仕切り体25と複数の中間棚26と
で分割することにより大型物収納空間27と中型物収納空
間28とを形成し、枠体2の外側に、小型物収納空間46を
形成する収納体45を設け、これら仕切り体25と中間棚26
および収納体45をそれぞれ着脱自在かつ位置変更自在に
した。 【効果】 大小様々な物品をその大きさに応じて大型物
収納空間27と中型物収納空間28と小型物収納空間46とに
区分けした状態で、同一の物品搬送具1に収納し得る。
また、仕切り体25や中間棚26の取付位置を変更すること
により、大型物収納空間27や中型物収納空間28のサイズ
を変化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車修理工場
などで使用され、自動車の大小様々な部品を収納するこ
とが可能な物品搬送具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品搬送具としては例え
ば特開平3−187851号公報が挙げられる。すなわ
ち、後枠体と左右一対の側枠体とが前面を開放部とした
平面視門形状に配設され、各枠体の下部間に物載せ底枠
が配設され、各枠体と物載せ底枠とで囲まれる収納空間
が形成されている。上記一対の側枠体間には中間棚が着
脱自在に取付けられ、上記収納空間は中間棚により上下
複数段の分割収納空間に分割されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、収納空間を中間棚により上下複数段に分
割するだけでは、各分割収納空間の幅はどれも同じであ
る。したがって、非常に小型の物品を分割収納空間に収
納する場合、分割収納空間に余分なスペースが生じると
いった問題があった。これに対して、余分なスペースを
減らすために、分割収納空間に多数種の小型物品を収納
した場合、小型物品が入り交じって整理が困難になると
いった問題があった。
【0004】また、非常に大型の物品で特に長尺物など
を立てた状態で収納する場合、複数の中間棚の全てある
いは下位の中間棚を除いたほとんどの中間棚を取り外さ
なければならず、多数の大型物品と小型物品とを区分け
して同一の物品搬送具に収納することは困難であった。
【0005】また、このような物品搬送具を例えば自動
車修理工場などで使用する際、1台の物品搬送具に複数
台分の自動車(被組立物)の部品を収納した場合、誤っ
て部品を目的の自動車以外の自動車に組み込んでしまう
といったミスが起こり易かった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、大小
様々な大きさの物品に応じた収納空間を物品搬送具に形
成し、大型物品と中型物品と小型物品とを区分けして同
一の物品搬送具に収納し、物品搬送具内に収納されてい
る部品を誤って目的以外の被組立物に組み込んでしまう
といったミスを防止することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における物品搬送具は、枠体を前面が開放
部の平面視門形状に配設するとともに、この枠体の下部
に物品載置用の底体を配設し、上記枠体と底体とで囲ま
れる収納空間を仕切り体と中間棚とで分割することによ
り大型物収納空間と中型物収納空間とを形成し、枠体の
外側に、小型物収納空間を形成する収納体を設けたもの
である。
【0008】本第2発明における物品搬送具は、仕切り
体を枠体に着脱自在かつ位置変更自在に取付け、中間棚
を枠体と仕切り体との間に着脱自在かつ位置変更自在に
取付けたものである。
【0009】本第3発明における物品搬送具は、仕切り
体の前端を枠体の左右で相対向する前端部よりも奥側に
後退させ、枠体の左右で相対向する前端部間に、着脱自
在なサイドバーを設けたものである。
【0010】本第4発明における物品搬送具は、枠体お
よび仕切り体にそれぞれ被係合部を設け、中間棚の一側
部に、一側方に張り出して上記被係合部に係合自在な一
方の係合部を前後一対設け、中間棚の他側部に、他側方
に張り出して上記被係合部に係合自在な他方の係合部を
前後一対設け、上記一方の係合部の取付位置と他方の係
合部の取付位置とを前後にずらしたものである。
【0011】本第5発明における物品搬送具の使用方法
は、1台の被組立物に1台の物品搬送具を対応させ、こ
の物品搬送具に、上記被組立物に必要な物品を収納する
ものである。
【0012】
【作用】上記第1発明の構成によると、収納空間を仕切
り体と中間棚とで分割することにより、収納される物品
の大きさに応じた大型物収納空間と中型物収納空間とを
形成することができ、さらに小型物収納空間を形成する
収納体を設けたため、大小様々な物品をその大きさに応
じて大型物収納空間と中型物収納空間と小型物収納空間
とにそれぞれ区分けした状態で、同一の物品搬送具に収
納することが可能となる。また、収納体を枠体の外側に
設けたため、収納体が大型物収納空間内および中型物収
納空間内に侵入することはなく、したがって物品搬送具
の収納能力が増大する。
【0013】上記第2発明の構成によると、仕切り体や
中間棚の取付位置を変更することにより、大型物収納空
間のサイズや中型物収納空間のサイズを変化させること
ができる。また、仕切り体や中間棚を追加して取付けた
り、あるいは複数の仕切り体の一部や複数の中間棚の一
部を取外すことにより、大型物収納空間のサイズや中型
物収納空間のサイズを変化させることができる。
【0014】上記第3発明の構成によると、サイドバー
を取付けることにより、枠体に荷重が加わった場合、枠
体の左右両側が外側方に変形することを防止できる。ま
た、サイドバーを取外すことにより、開放部からの物品
の出し入れが支障なく行える。さらに、仕切り体の前端
を枠体の左右で相対向する前端部よりも奥側に後退させ
ているため、仕切り体がサイドバーに干渉することはな
く、サイドバーを取付けたままで仕切り体の取付位置を
容易に変更することが可能である。
【0015】上記第4発明の構成によると、枠体の一側
部と仕切り体との間に中間棚を取付けるとともに、この
仕切り体と枠体の他側部との間に中間棚を取付けた場
合、上記仕切り体の被係合部において、一方の中間棚の
他方の係合部と他方の中間棚の一方の係合部とが互いに
前後にずれているため、これら係合部同士が干渉するこ
とはない。
【0016】上記第5発明の構成によると、1台の被組
立物に1台の物品搬送具を対応させて使用することによ
り、この物品搬送具内に収納されている部品を、誤っ
て、対応する被組立物以外の被組立物に組み込んでしま
うといったミスを防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1,図2に示すように、物品搬送具1は、前
面が開放部の平面視門形状に配設された枠体2と、この
枠体2の下部に配設された物品載置用の底体3と、上記
枠体2と底体3とで囲まれた収納空間4とにより構成さ
れている。
【0018】上記枠体2は、後枠体5と、左右一対の側
枠体6,7とにより形成されている。すなわち図4に示
すように、後枠体5は、パイプなどを折り曲げて形成し
た門形枠材8と、この門形枠材8の下端間を連結した水
平枠材9と、門形枠材8の天杆部8aと水平枠材9との
間に配設した複数本の縦線材10と、門形枠材8の左右の
縦杆部8b間に配設した複数本の横材11とから構成され
る。
【0019】図5に示すように、上記側枠体6,7は、
上記後枠体5と同様に、門形枠材14と、水平枠材15と、
複数本の縦線材16と、門形枠材14の前位縦杆部14aと後
位縦杆部14bとの間に配設した複数本の横材17(被係合
部の一例)とから構成される。
【0020】図1に示すように、上記後枠体5と左右の
側枠体6,7とは、後枠体5の縦杆部8bと側枠体6,
7の後位縦杆部14bとを複数の連結具18で連結すること
により、縦軸心19の周りに回動して折畳み自在となる。
【0021】上記底体3は側枠体6,7の水平枠材15間
にほぼ水平に載置されている。この底体3はメッシュ構
造を有し、上下面に連通する矩形状のメッシュ孔21が多
数形成されている。また、両水平枠材15の下面には、そ
れぞれ前後で2個の車輪22が取付部材23を介して遊転並
びに旋回自在に取付けられている。
【0022】上記収納空間4は、仕切り体25と複数の中
間棚26とにより、大型物収納空間27と上下複数段の中型
物収納空間28とに分割されている。図6に示すように、
上記仕切り体25は、門形枠材30と、この門形枠材30の下
端間を連結した水平枠材31と、門形枠材30の天杆部32と
水平枠材31との間に配設した複数本の縦線材33と、門形
枠材30の前位縦杆部30aと後位縦杆部30bとの間に配設
した複数本の横材34(被係合部の一例)とから構成され
る。
【0023】上記水平枠材31の下面の前後両端部には、
それぞれ、上記底体3のメッシュ孔21に嵌脱自在な係止
片35が垂下されている。また、仕切り体25の後位縦杆部
30bの上端部には、仕切り体25を後枠体5に着脱自在に
連結する連結部材36が設けられている。図8に示すよう
に、この連結部材36は、上記後枠体5の天杆部8aに上
方から係合自在であり、前後一対の板部37a,37bと、
両板部37a,37bの上端間に設けられた天板部37cとに
より形成されている。両板部37a,37bの間隔は上記天
杆部8aの外径よりも広く設定され、これにより両板部
37a,37b間には上記天杆部8aが挿入可能な空間が形
成されている。また、両板部37a,37b間には、左右一
対のボルト39が設けられている。これら両ボルト39の間
隔は後枠体5の縦線材10の外径よりも広く設定されてい
る。また、図2に示すように、仕切り体25の前位縦杆部
30aは、両側枠体6,7の前位縦杆部14aよりも後方に
所定距離だけ後退するように寸法設定されている。
【0024】尚、一方の側枠体6の前位縦杆部14aに
は、前後方向に回転自在なサイドバー40が設けられ、こ
のサイドバー40の先端部は、他方の側枠体7の前位縦杆
部14aに設けられた被係止部41に係脱自在に形成されて
いる。
【0025】図9,図10に示すように、上記中間棚26の
両側面には、側枠体6,7の横材17および仕切り体25の
横材34に係合自在な係合部42,43がそれぞれ前後一対に
設けられている。これら係合部42,43はそれぞれ、正面
視で下面が開放されたチャンネル状に形成されている。
これら一方の係合部42の取付位置と他方の係合部43の取
付位置とは前後にずらされている。
【0026】図1に示すように、上記他方の側枠体7の
外側には、取付用パネル44を介して、複数の収納体45が
設けられている。これら収納体45は正面の上部から上面
にわたり開放された箱状に形成され、内部に小型物収納
空間46が形成されている。図14に示すように、これら収
納体45の背面上部には、上記取付用パネル44に設けられ
た被係止体47に係合自在な係止体48が形成されている。
この係止体48は、収納体45の後方に張り出すとともにそ
の先端部が下向きに垂下されたアングル状に形成されて
いる。
【0027】図12,図13に示すように、上記被係止体47
は取付用パネル44の上下複数箇所に2列で形成されてい
る。これら被係止体47は、取付用パネル44をプレスなど
で打ち抜いて一体形成され、取付用パネル44の前方に張
り出すとともにその先端部が上向きに立設されたアング
ル状に形成されている。上記取付用パネル44の裏面の両
側部には、側枠体6,7の横材17および後枠体5の横材
11に係合自在な係合材49が上下一対で取付けられてい
る。図14に示すように、これら係合材49はそれぞれ、側
面視で下面が開放されたチャンネル状に形成されてい
る。各係合材49の内面には、丸棒を用いたサポート材50
が取付用パネル44の幅方向に水平に取付けられている。
尚、係合材49の先端内面とサポート材50の外周面との間
には、側枠体6,7の横材17および後枠体5の横材11が
挿脱可能な係合空間51が形成されている。
【0028】以下、上記構成における作用を説明する。
仕切り体25を物品搬送具1の前方から両側枠体6,7間
に挿入し、図8の実線に示すように連結部材36を上方か
ら後枠体5の天杆部8aに係合する。これにより、連結
部材36の前板部37aと後板部37bとの間に上記天杆部8
aが挿入されるとともに、図7の実線に示すように仕切
り体25の係止片35が底体3のメッシュ孔21に落ち込む。
そして、図8に示すように、両ボルト39を取付けて締め
込むことにより、上記天杆部8aが前板部37aと後板部
37bとで挟みつけられかつ後枠体5の縦線材10の一本が
両ボルト39間に挟まれるため、仕切り体25は底体3に載
置された状態で固定される。また、両ボルト39を取外す
とともに図7の仮想線に示すように係止片35をメッシュ
孔21から上方に脱抜することにより、仕切り体25を両側
枠体6,7間方向に移動させて、仕切り体25の取付位置
を容易に変更することができる。ししたがって、仕切り
体25を両側枠体6,7間の中央あるいは一方の側枠体6
寄りまたは他方の側枠体7寄りに取付けてもよい。
【0029】その後、中間棚26を物品搬送具1の前方か
ら一方の側枠体6と仕切り体25との間に挿入し、一方の
係合部42を上方から一方の側枠体6の横材17に係合する
とともに、他方の係合部43を上方から仕切り体25の横材
34に係合する。これにより図3に示すように中間棚26は
側枠体6と仕切り体25との間に取付けられる。このよう
に、物品搬送具1に仕切り体25と中間棚26とを取付ける
ことにより、他方の側枠体7と仕切り体25との間に大型
物収納空間27を形成することができるとともに、中間棚
26の上下間に中型物収納空間28を形成することができ
る。同様に、図3の仮想線に示すように、中間棚26を他
方の側枠体7と仕切り体25との間に取付けることも可能
である。また、複数の中間棚26のいずれかを取外すこと
により、中型物収納空間28の高さを変更することができ
る。
【0030】また、図12に示すように、取付用パネル44
の係合材49を他方の側枠体7の横材17に外方上方から係
合することにより、取付用パネル44が他方の側枠体7の
外側に取付けられる。そして、図14の実線に示すよう
に、収納体45の係止体48を取付用パネル44の被係止体47
に上方から係合することにより、収納体45が取付用パネ
ル44に取付けられる。同様に、上記係合材49を一方の側
枠体6の横材17または後枠体5の横材11に係合すること
により、取付用パネル44を介して収納体45を一方の側枠
体6または後枠体5に取付けることも可能である。
【0031】これにより、図1に示すように、大小様々
な物品をその大きさに応じて大型物収納空間27と中型物
収納空間28と小型物収納空間46とにそれぞれ区分けした
状態で、同一の物品搬送具1に収納することが可能とな
る。また、収納体45を枠体2の外側に取付けるため、収
納体45が大型物収納空間27内および中型物収納空間28内
に侵入することはなく、したがって物品搬送具1の収納
能力が増大する。
【0032】また、図3の実線に示すように中間棚26を
一方の側枠体6と仕切り体25との間に取付けるとともに
仮想線に示すように中間棚26を他方の側枠体7と仕切り
体25との間にも取付けた場合、図11に示すように仕切り
体25の横材34には、一方の中間棚26の係合部43と他方の
中間棚26の係合部42とが係合する。この場合、一方の係
合部42と他方の係合部43とは互いに前後にずれているた
め、両係合部42,43が横材34上で干渉することはない。
【0033】また、図2に示すように、仕切り体25およ
び中間棚26を取付けた後、サイドバー40の先端を被係止
部41に係合することにより、枠体2に荷重が加わった場
合、両側枠体6,7が左右外側方に変形することを防止
できる。また、サイドバー40の先端を被係止部41から外
すことにより、前面開放部からの物品の出し入れが支障
なく行える。さらに、仕切り体25の前位縦杆部30aは両
側枠体6,7の前位縦杆部14aよりも奥方に後退してい
るため、仕切り体25がサイドバー40に干渉することはな
く、サイドバー40を取付けたままで仕切り体25の取付位
置を容易に変更することが可能である。
【0034】このようにして物品搬送具1に仕切り体25
と中間棚26および収納体45を取付けた後、大型物収納空
間27と中型物収納空間28および小型物収納空間46に部品
を収納する。例えば、長尺物などは大型物収納空間27に
収納し、ボルトやナットまたはねじなどはサイズごとに
分けて小型物収納空間46に収納し、中型の部品は中間棚
26にコンテナ(図示せず)などを載置してこのコンテナ
内に収納するのが適している。この際、例えば自動車修
理工場などでは、図15に示すように、1台の自動車53
(被組立物の一例)に1台の物品搬送具1を対応させ、
この物品搬送具1に上記自動車53のみの修理に必要な部
品を収納する。そして、物品搬送具1を自動車53の近傍
まで移動させた後、修理作業にとりかかる。これによ
り、物品搬送具1に収納されている部品を、誤って、対
応する自動車53以外の自動車54に組み込んでしまうとい
ったミスを防止することができる。
【0035】また、物品搬送具1を使用しない場合は、
サイドバー40の先端部を被係止部41から外し、仕切り体
25と中間棚26および取付用パネル44と収納体45とを取り
外した後、底体3を左右両水平部材15上から取外して縦
向きにして後枠体5の内側に当て付ける。そして一方の
側枠体6(または他方の側枠体7でもよい)を縦軸心19
の周りに回動させて後枠体5の内側に当て付ける。これ
により物品搬送具1は、平面視でL形状に折り畳まれ
て、コンパクトに保管される。
【0036】上記実施例では、物品搬送具1に、仕切り
体25を1枚取付けているが、複数枚取付けてもよい。ま
た、図16に示すように、取付用パネル44の取付位置を上
下方向かつ前後方向に変更することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、収納
空間を仕切り体と中間棚とで分割することにより、収納
される物品の大きさに応じた大型物収納空間と中型物収
納空間とを形成することができ、さらに小型物収納空間
を形成する収納体を設けたため、大小様々な物品をその
大きさに応じて大型物収納空間と中型物収納空間と小型
物収納空間とにそれぞれ区分けした状態で、同一の物品
搬送具に収納することが可能となる。また、収納体を枠
体の外側に設けたため、収納体が大型物収納空間内およ
び中型物収納空間内に侵入することはなく、したがって
物品搬送具の収納能力が増大する。
【0038】本第2発明によれば、仕切り体や中間棚の
取付位置を変更することにより、大型物収納空間のサイ
ズや中型物収納空間のサイズを変化させることができ
る。また、仕切り体や中間棚を追加して取付けたり、あ
るいは複数の仕切り体の一部や複数の中間棚の一部を取
外すことにより、大型物収納空間のサイズや中型物収納
空間のサイズを変化させることができる。
【0039】本第3発明によれば、サイドバーを取付け
ることにより、枠体に荷重が加わった場合、枠体の左右
両側が外側方に変形することを防止できる。また、サイ
ドバーを取外すことにより、開放部からの物品の出し入
れが支障なく行える。さらに、仕切り体の前端を枠体の
左右で相対向する前端部よりも奥側に後退させているた
め、仕切り体がサイドバーに干渉することはなく、サイ
ドバーを取付けたままで仕切り体の取付位置を容易に変
更することが可能である。
【0040】本第4発明によれば、枠体の一側部と仕切
り体との間に中間棚を取付けるとともに、この仕切り体
と枠体の他側部との間に中間棚を取付けた場合、上記仕
切り体の被係合部において、一方の中間棚の他方の係合
部と他方の中間棚の一方の係合部とが互いに前後にずれ
ているため、これら係合部同士が干渉することはない。
【0041】本第5発明によれば、1台の被組立物に1
台の物品搬送具を対応させて使用することにより、この
物品搬送具内に収納されている部品を、誤って、対応す
る被組立物以外の被組立物に組み込んでしまうといった
ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における物品搬送具の斜視図
である。
【図2】物品搬送具の平面図である。
【図3】物品搬送具の正面図である。
【図4】物品搬送具の背面図である。
【図5】物品搬送具の側面図である。
【図6】仕切り体の詳細図である。
【図7】仕切り体の下部の斜視図である。
【図8】仕切り体の上部の斜視図である。
【図9】中間棚の平面図である。
【図10】中間棚の係合部の正面図である。
【図11】仕切り体を介して左右両側に取付けられた中間
棚の係合部の斜視図である。
【図12】取付用パネルの側面図である。
【図13】図12におけるA−A矢視図である。
【図14】取付用パネルと収納体との取付部の詳細を示す
側面図である。
【図15】物品搬送具の使用方法を説明するための平面図
である。
【図16】取付用パネルの取付位置を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】
1 物品搬送具 2 枠体 3 底体 4 収納空間 17,34 横材(被係合部) 25 仕切り体 26 中間棚 27 大型物収納空間 28 中型物収納空間 40 サイドバー 42 一方の係合部 43 他方の係合部 45 収納体 46 小型物収納空間 53,54 自動車(被組立物)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体を前面が開放部の平面視門形状に配
    設するとともに、この枠体の下部に物品載置用の底体を
    配設し、上記枠体と底体とで囲まれる収納空間を仕切り
    体と中間棚とで分割することにより大型物収納空間と中
    型物収納空間とを形成し、枠体の外側に、小型物収納空
    間を形成する収納体を設けたことを特徴とする物品搬送
    具。
  2. 【請求項2】 仕切り体を枠体に着脱自在かつ位置変更
    自在に取付け、中間棚を枠体と仕切り体との間に着脱自
    在かつ位置変更自在に取付けたことを特徴とする請求項
    1記載の物品搬送具。
  3. 【請求項3】 仕切り体の前端を枠体の左右で相対向す
    る前端部よりも奥側に後退させ、枠体の左右で相対向す
    る前端部間に、着脱自在なサイドバーを設けたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の物品搬送具。
  4. 【請求項4】 枠体および仕切り体にそれぞれ被係合部
    を設け、中間棚の一側部に、一側方に張り出して上記被
    係合部に係合自在な一方の係合部を前後一対設け、中間
    棚の他側部に、他側方に張り出して上記被係合部に係合
    自在な他方の係合部を前後一対設け、上記一方の係合部
    の取付位置と他方の係合部の取付位置とを前後にずらし
    たことを特徴とする請求項2記載の物品搬送具。
  5. 【請求項5】 1台の被組立物に1台の物品搬送具を対
    応させ、この物品搬送具に、上記被組立物に必要な物品
    を収納することを特徴とする請求項1記載の物品搬送具
    の使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000062618A (ja) * 1998-08-20 2000-02-29 Nobuyuki Tadaoka 搬送台車
JP2014141141A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Sakai Medical Co Ltd カート

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JPS4824134U (ja) * 1971-07-30 1973-03-20

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