JP3306634B2 - 容積可変搬送用ラック - Google Patents
容積可変搬送用ラックInfo
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- JP3306634B2 JP3306634B2 JP27761693A JP27761693A JP3306634B2 JP 3306634 B2 JP3306634 B2 JP 3306634B2 JP 27761693 A JP27761693 A JP 27761693A JP 27761693 A JP27761693 A JP 27761693A JP 3306634 B2 JP3306634 B2 JP 3306634B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、建築設備機器等の機
材の搬送に当たり、その容積を変更できるようにした容
積可変搬送用ラックに関するものである。
材の搬送に当たり、その容積を変更できるようにした容
積可変搬送用ラックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、建築設備機器等の機材の搬送用ラ
ックは、その形状が一定であり、したがってその容積も
一定で積み荷の形状や大きさに応じて、その形状を変更
することができないものであった。
ックは、その形状が一定であり、したがってその容積も
一定で積み荷の形状や大きさに応じて、その形状を変更
することができないものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記、従来の建築設備
機器等の機材の搬送用ラックは、その形状が一定である
ため、特定の形状の機材はその形状や容積が適合せず、
これを載荷するのに困難な場合や積み荷の容積が少な過
ぎて大きなラックでは徒にその荷姿が大きく、搬送路の
邪魔になり他の作業車に迷惑をかけ、その移動にも大き
な労力を要するする欠点があった。
機器等の機材の搬送用ラックは、その形状が一定である
ため、特定の形状の機材はその形状や容積が適合せず、
これを載荷するのに困難な場合や積み荷の容積が少な過
ぎて大きなラックでは徒にその荷姿が大きく、搬送路の
邪魔になり他の作業車に迷惑をかけ、その移動にも大き
な労力を要するする欠点があった。
【０００４】この発明は、これらの欠点を解消し、搬送
用ラックの形状および容積を搬送機材の形状に応じて容
易に変化させることができ、分解、組立が容易でラック
のみの搬送時はその形状を基台上のラック１個分に小さ
くすることができる容積可変搬送用ラックを提供するこ
とを課題とするものである。
用ラックの形状および容積を搬送機材の形状に応じて容
易に変化させることができ、分解、組立が容易でラック
のみの搬送時はその形状を基台上のラック１個分に小さ
くすることができる容積可変搬送用ラックを提供するこ
とを課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
を解決するために、移動用車を有する基台上に、下部の
四角形枠状体と上部水平枠の四隅に垂直枠を設けて構成
したラックを固定し、そのラックの外周に順次に大形
で、かつ上下に摺動可能に嵌合する複数のラックをそれ
ぞれ挿脱自在な結合部材によって順次組立て分解可能に
取付けた容積可変搬送用ラックおよび各複数のラックの
前後の１ないし複数の上部水平枠に１ないし複数の荷受
け用パイプを取外し可能に設け、基台にこれら荷受け用
パイプ収納用の底箱を取付けた前記容積可変搬送用ラッ
クならびに各ラックの各垂直枠に設けた開口にそれぞれ
長さ可変棒材を上下、前後、左右に係合可能とした前記
容積可変搬送用ラックからなる手段を講じるものであ
る。
を解決するために、移動用車を有する基台上に、下部の
四角形枠状体と上部水平枠の四隅に垂直枠を設けて構成
したラックを固定し、そのラックの外周に順次に大形
で、かつ上下に摺動可能に嵌合する複数のラックをそれ
ぞれ挿脱自在な結合部材によって順次組立て分解可能に
取付けた容積可変搬送用ラックおよび各複数のラックの
前後の１ないし複数の上部水平枠に１ないし複数の荷受
け用パイプを取外し可能に設け、基台にこれら荷受け用
パイプ収納用の底箱を取付けた前記容積可変搬送用ラッ
クならびに各ラックの各垂直枠に設けた開口にそれぞれ
長さ可変棒材を上下、前後、左右に係合可能とした前記
容積可変搬送用ラックからなる手段を講じるものであ
る。
【０００６】
【実施例】この発明の実施例について図面を参照して説
明する。図１において、１は基台であって、その上部に
アングル材と平鋼（図４Ａ参照）を用いた枠状の棚をな
すラック２が固定されており、その上部にラック２の外
周に少しの間隙を保って摺動状態に嵌合するラック２ａ
が、基台１上のラック２の上部水平枠３のピン孔４とラ
ック２の上のラック２ａの下部水平枠５のピン孔４に、
先端部６が折り曲げ可能に枢着７されたピン８のような
結合部材（図４のＢ、Ｃ参照）を挿入することによっ
て、組立て分解可能に取付けられている。このようにし
て、次にはラック２ａの外周に前記と同様摺動可能に嵌
合するラック２ｂをピン８でその上部に取付けることに
よって複数個のラック（この場合５個のラック２〜２
ｄ）が固定されている。
明する。図１において、１は基台であって、その上部に
アングル材と平鋼（図４Ａ参照）を用いた枠状の棚をな
すラック２が固定されており、その上部にラック２の外
周に少しの間隙を保って摺動状態に嵌合するラック２ａ
が、基台１上のラック２の上部水平枠３のピン孔４とラ
ック２の上のラック２ａの下部水平枠５のピン孔４に、
先端部６が折り曲げ可能に枢着７されたピン８のような
結合部材（図４のＢ、Ｃ参照）を挿入することによっ
て、組立て分解可能に取付けられている。このようにし
て、次にはラック２ａの外周に前記と同様摺動可能に嵌
合するラック２ｂをピン８でその上部に取付けることに
よって複数個のラック（この場合５個のラック２〜２
ｄ）が固定されている。
【０００７】下から２番目のラック２ａより上のラック
２ｂ〜２ｄの前後の上部水平枠３には荷受け用パイプ９
（図１〜図３参照）を挿入する孔１０を設けた受け部１
１が設けられ、荷受け用パイプ９を孔１０に挿入する
際、そのパイプ９の径より大形の頭部１２が前部の上部
水平枠３に当接するまで挿し込むと荷受け用パイプ９の
他端１３は後部の上部水平枠３から突出するので、その
パイプ９の先端部に設けた孔１４に割りピン（図示しな
い）を装着して荷受け用パイプ９を固定する。
２ｂ〜２ｄの前後の上部水平枠３には荷受け用パイプ９
（図１〜図３参照）を挿入する孔１０を設けた受け部１
１が設けられ、荷受け用パイプ９を孔１０に挿入する
際、そのパイプ９の径より大形の頭部１２が前部の上部
水平枠３に当接するまで挿し込むと荷受け用パイプ９の
他端１３は後部の上部水平枠３から突出するので、その
パイプ９の先端部に設けた孔１４に割りピン（図示しな
い）を装着して荷受け用パイプ９を固定する。
【０００８】基台１には、その四隅にキャスターのよう
な移動用車１５が取付けられ、基台１の下面には、底箱
１６が設けられており、ラック２〜２ｄを支持している
ピン８を抜いて、ラックの高さを低くする際に邪魔にな
る荷受け用パイプ９を収納できるようになっている。ま
た、ラック２〜２ｄの高さが高すぎて搬送中の振動等に
よって搬送物が移動するのを阻止できないような場合
は、図５に示すように、ラックの垂直枠１７に設けた開
口１８に先端に引掛部１９を有するスライド式の長さ可
変棒材２０を係合させて図６Ａに示すようにラック２の
高さ方向の間隔２１を低くしたり、搬送物の大きさが小
さい時は図６Ｂに示すように、前後左右方向の長さを長
さ可変棒材２０で仕切ることもできる。
な移動用車１５が取付けられ、基台１の下面には、底箱
１６が設けられており、ラック２〜２ｄを支持している
ピン８を抜いて、ラックの高さを低くする際に邪魔にな
る荷受け用パイプ９を収納できるようになっている。ま
た、ラック２〜２ｄの高さが高すぎて搬送中の振動等に
よって搬送物が移動するのを阻止できないような場合
は、図５に示すように、ラックの垂直枠１７に設けた開
口１８に先端に引掛部１９を有するスライド式の長さ可
変棒材２０を係合させて図６Ａに示すようにラック２の
高さ方向の間隔２１を低くしたり、搬送物の大きさが小
さい時は図６Ｂに示すように、前後左右方向の長さを長
さ可変棒材２０で仕切ることもできる。
【０００９】
【発明の効果】この発明は、搬送用ラックの形状および
容積を搬送機材の形状および容積に対応して容易に変化
させることができるので、多種類の搬送機材に対応する
ことができ、搬送用ラックのみの場合は、簡単かつ容易
に基台上の１個のラックの大きさとすることができ、搬
送路の邪魔にならず、その移動も容易であり労力を節約
することができる。
容積を搬送機材の形状および容積に対応して容易に変化
させることができるので、多種類の搬送機材に対応する
ことができ、搬送用ラックのみの場合は、簡単かつ容易
に基台上の１個のラックの大きさとすることができ、搬
送路の邪魔にならず、その移動も容易であり労力を節約
することができる。
【図１】この発明の実施例を示す正面図である。
【図２】同じく平面図である。
【図３】同じく斜視図である。
【図４】（Ａ）は図３のＸ−Ｘ線における拡大切断平面
図、（Ｂ）はピンの側面図、（Ｃ）はその平面図であ
る。
図、（Ｂ）はピンの側面図、（Ｃ）はその平面図であ
る。
【図５】長さ可変棒材と垂直枠の開口との係合状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図６】（Ａ）は長さ可変棒材の使用状態の概略を示す
正面図、（Ｂ）は同じく平面図である。
正面図、（Ｂ）は同じく平面図である。
１ 基台 ２ ラック ２ａ ラック ２ｂ ラック ２ｃ ラック ２ｄ ラック ３ 上部水平枠 ８ 結合部材 ９ 荷受け用パイプ １５ 移動用車 １６ 底箱 １７ 垂直枠 １８ 開口 ２０ 長さ可変棒材
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−44870（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−54063（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−167751（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−149457（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−72776（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−178364（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−47870（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B62B 3/00 B62B 3/02 B62B 5/00
Claims (3)
- 【請求項１】 移動用車（１５）を有する基台（１）上
に、下部の四角形枠状体と上部水平枠３の四隅に垂直枠
（１７）を設けて構成したラック（２）を固定し、その
ラック（２）の外周に順次に大形で、かつ上下に摺動可
能に嵌合する複数のラック（２ａ）、（２ｂ）・・をそ
れぞれ挿脱自在な結合部材（８）によって順次組立て分
解可能に取付けた容積可変搬送用ラック。 - 【請求項２】 各複数のラック（２ａ）、（２ｂ）・・
の前後の１ないし複数の上部水平枠（３）に１ないし複
数の荷受け用パイプ（９）を取外し可能に設け、基台
（１）にこれら荷受け用パイプ（９）収納用の底箱（１
６）を取付けた請求項１の容積可変搬送用ラック。 - 【請求項３】 各ラック（２ａ）、（２ｂ）・・の各垂
直枠（１７）に設けた開口（１８）にそれぞれ長さ可変
棒材（２０）を上下、前後、左右に係合可能とした請求
項１または請求項２の容積可変搬送用ラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27761693A JP3306634B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 容積可変搬送用ラック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27761693A JP3306634B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 容積可変搬送用ラック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108943A JPH07108943A (ja) | 1995-04-25 |
| JP3306634B2 true JP3306634B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=17585904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27761693A Expired - Fee Related JP3306634B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 容積可変搬送用ラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3306634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000127976A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-09 | Honko Seisakusho:Kk | 陳列用棚付き台車 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP27761693A patent/JP3306634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07108943A (ja) | 1995-04-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |