JP2532186Y2 - タイヤラック - Google Patents

タイヤラック

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JP2532186Y2
JP2532186Y2 JP7227692U JP7227692U JP2532186Y2 JP 2532186 Y2 JP2532186 Y2 JP 2532186Y2 JP 7227692 U JP7227692 U JP 7227692U JP 7227692 U JP7227692 U JP 7227692U JP 2532186 Y2 JP2532186 Y2 JP 2532186Y2
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JP
Japan
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tire
frame
leg
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rack
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JP7227692U
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JPH0634568U (ja
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努 山崎
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Sekisui Jushi Corp
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Sekisui Jushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車部品専門店やガ
ソリンスタンドその他に設置されるタイヤラックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の交換用タイヤは、自動車
部品専門店やガソリンスタンド等に陳列され販売されて
いるが、その際に使用されるタイヤラックとしては、例
えば図5に示すように、全体としてほぼ直方体をなす枠
体aをキャスター付きの基台bに取り付け、枠体aの4
本の支柱c1〜c4のうち、前部(図面では左側)の支
柱c1とc2の間、及び後部の支柱c3とc4との間
に、それぞれタイヤ支持棒d1とd2を水平方向に並設
し、該タイヤ支持棒d1とd2との直線距離を、収納し
ようとするタイヤの直径より小さく設定し、このタイヤ
支持棒d1とd2との間に、タイヤ(破線で示す)を収
納乃至載置(以下単に「載置」という)できるようにし
たものが知られている。(例えば実開昭60−7933
8号公報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
タイヤラックは、一定の径もしくは一定寸法範囲にある
径のタイヤのみ正しく載置が可能であって、径が比較的
異なるタイヤを収納しようとすると、径の大きいものは
浮いてしまって“据わり”が悪くなり、逆に径の小さい
ものは落ち込んで見栄えが悪くなる(二点鎖線で示す)
という問題があり、若し正しい陳列形態を採るならば、
それに対応したタイヤラックを各種準備する必要があ
り、販売店では設備コストが嵩んで採用が困難であっ
た。
【0004】本考案は、上述のごとき従来のタイヤラッ
クの問題点を解決し、一つのタイヤラックで、タイヤを
正しく載置することのできる寸法範囲が、広いものを提
供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本考案は、「左右の側板
と、該側板間の前後に配されたタイヤ支持杆により方形
に枠組みされた基枠と、水平杆の両端から脚体が垂設さ
れた上部枠とからなり、タイヤ支持杆は、前後において
上下方向に間隔を隔てて2本づつ並設されるとともに、
上側同士の間隔と下側同士の間隔とが異なるようになさ
れ、基枠の側板には、該基枠の表裏の何れの方向からで
も上部枠の脚体を上下方向に挿着可能な脚体挿着具が設
けられ、上部枠の脚体が、基枠の脚体挿着具に抜き挿し
可能に挿着されてなることを特徴とするタイヤラック」
をその要旨とするものである。
【0006】即ち、本考案のタイヤラックは、並設され
た計4本のタイヤ支持杆を用い、上側同士のタイヤ支持
杆の間隔と下側同士のタイヤ支持杆の間隔とを異なるよ
うにし、基枠を反転すれば、今まで下側であったタイヤ
支持杆が上側となって、径の異なるタイヤを正しく載置
できるようにしたことを骨子とするものである。
【0007】本考案のタイヤラックにおいて、タイヤの
重量を支えるのは、タイヤ支持杆とこれを固定する左右
の側板からなる基枠であるから、上部枠はこの基枠を補
強するとともに、タイヤラックの両端に載置されたタイ
ヤが倒れるのを防止する機能を果たすものである。従っ
て上部枠は、通常一本が載置されたタイヤの幅方向中程
に位置するだけでよいが、場合によっては二本或いはそ
れ以上用いてもよい。
【0008】また、タイヤラック内に載置されたタイヤ
が満杯乃至ほぼ満杯であれば、倒れる恐れはないが、載
置能力に比べて載置されているタイヤの本数が少ない
と、空いている方に倒れる場合もあり、また見栄えよく
載置する必要もあるので、必要に応じて後述するように
倒れ止めを併用するのがよい。
【0009】
【作用】本考案のタイヤラックは、前後において上下方
向に間隔を隔てて2本づつタイヤ支持杆が並設されると
ともに、上側同士の間隔と下側同士の間隔とが異なるよ
うに設けられ、また、基枠の側板には、該基枠の表裏の
何れの方向からでも、上部枠の脚体を上下方向に挿着可
能な脚体挿着具が設けられ、上部枠の脚体が、基枠の脚
体挿着具に抜き挿し可能に挿着されているから、上側同
士のタイヤ支持杆により、タイヤを載置することができ
るとともに、基枠を反転させ且つ上部枠を挿し換えれ
ば、下側同士のタイヤ支持杆を上側にして、径の異なる
タイヤを載置することができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。図
1は本考案の一実施例を示し、(イ)はその正面図、
(ロ)はその側面図である。また、図2は図1に示した
本考案品を2台使用し、これを並置してそれぞれ径の異
なるタイヤを載置した状態を示す斜視図である。
【0011】これらの図において、1a、1bは左右の
側板であり、側面視では逆台形状を呈している。2a、
2bは前部のタイヤ支持杆、2c、2dは後部のタイヤ
支持杆であって、4本とも平行に並設されており、何れ
も金属製パイプからなり、それぞれ、側板1a、1bに
穿設された取り付け孔に、パイプ端を挿し込み、溶接に
より固定されている。これらの側板1a、1bとタイヤ
支持杆2a〜2dにより基枠3を形成している。
【0012】また、図1(ロ)に示すように、上側同士
のタイヤ支持杆2a、2cの間隔D1よりも、下側同士
のタイヤ支持杆2b、2dの間隔D2の方が狭くなるよ
うに設定されている。そして、間隔D1の寸法は、タイ
ヤの外径が580mm以上のものをほぼ正しく載置でき
る寸法になされ、間隔D2の寸法は、タイヤの外径が5
80mm以下のものをほぼ正しく載置できる寸法となさ
れている。
【0013】4はほぼ門型を呈する上部枠であって、断
面が長方形状の細長い角鋼管を長手方向にほぼ3分し
て、そのほぼ中央部を水平杆5とし、両側はコの字状に
折り曲げて脚体6a、6bを形成している。7は倒れ止
め、8a、8bは脚体挿着具である。
【0014】図3は、図1及び図2に示した本考案品を
分解して示し、(イ)は脚体挿着具8a、8bに、上部
枠4の脚体6a、6bを矢印方向に下ろして嵌挿する態
様を示す斜視図である。脚体挿着具8a、8bは、図3
(ロ)に示すようにコの字型の本体の両側に取り付けフ
ランジを設けたもので、ボルト挿入孔を利用してボルト
により側板1a、1bの内面に取り付けられている。
【0015】図3(ハ)は倒れ止め7の平面図であり、
図3(ニ)は側面図である。この倒れ止め7は、基枠3
や上部枠4とは独立しており、側板1aとほぼ同じ長さ
寸法を有する基台9の中程に、鋼管からなる支柱10
が、その下端を溶接して固定することにより立設されて
いる。また、上端にはチャンネルの短尺ものからなるフ
レームフック11が取り付けられている。設置面に基台
9を設置するとともに、このフレームフック11を水平
枠5内に嵌挿することにより倒れ止め7は任意の位置で
セットできる。また、支柱10を掴んで持ち上げ、フレ
ームフック11の底面が、水平杆5の下面を摺動しない
程度に保持しながら左右に移動させることもできる。
【0016】本考案タイヤラックの使用態様を上記実施
例の場合について説明すると、タイヤの外径が580m
m以上の場合は、図1に示すように、タイヤ支持杆2
a、2c間を利用して図2の手前側に示すタイヤラック
R1のようにタイヤT1、・・・を立てて設置する。ま
た、タイヤの外径が580mm以下の場合は、図2の向
こう側に示すように、同じタイヤラックでありながら、
基枠3を反転させ且つ上部枠4を挿し換えてなるタイヤ
ラックR2を利用して、これにタイヤT2、・・・を立
てて設置すればよい。この場合タイヤラックを2台用意
したが、無論、場合によってはタイヤラックR1自体の
基枠3の反転によりR2と同様に利用することもでき
る。
【0017】本考案の脚体挿着具として、上記実施例で
は、側板の内面側に取着した例を示したが、図4(イ)
に示すように側板1の外側に脚体挿着具8cを取着して
もよい。また、上部枠4の脚体6がパイプの場合は、図
4(ロ)に示すように、基部12の上下の方向に挿着棒
13、13を突設してなる脚体挿着具8dを、側板1に
取着し、この挿着棒13に脚体であるパイプを外挿する
ようにしてもよい。
【0018】また、本考案では、脚体挿着具に対する脚
体の挿着の態様としては、脚体挿着具に対して単に脚体
を挿入し、その下端が脚体挿着具の中程で保持できるよ
うにしてもよく、また、タイヤラックの設置面に達する
ようにしてもよく、或いは図4(イ)に示すように、ボ
ルト14等を用いて、強固に固定するようにしてもよい
が、要は、基枠3の表裏の何れの方向からでも、上下方
向に挿脱自在になされている必要がある。
【0019】
【考案の効果】本考案のタイヤラックは、前後において
上下方向に間隔を隔てて2本づつタイヤ支持杆が並設さ
れるとともに、上側同士の間隔と下側同士の間隔とが異
なるように設けられ、また、基枠の側板には、該基枠の
表裏の何れの方向からでも、上部枠の脚体を上下方向に
挿着可能な脚体挿着具が設けられ、上部枠の脚体が、基
枠の脚体挿着具に抜き挿し可能に挿着されているから、
上側同士のタイヤ支持杆により、タイヤを載置すること
ができるとともに、基枠を反転させ且つ上部枠を挿し換
えれば、下側同士のタイヤ支持杆を上側にして、径の異
なるタイヤを載置することができる。
【0020】また、それぞれのタイヤ支持杆には、その
タイヤ支持杆に最も適した寸法範囲のタイヤの載置が可
能である。従って、一つのタイヤラックで載置可能な寸
法範囲が大きくなった結果、タイヤ寸法にマッチした陳
列形態を採ることができ、且つタイヤの保管もし易くな
り、設備費も安価に済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案タイヤラックの一実施例を示し、(イ)
はその正面図、(ロ)はその側面図である。
【図2】本考案タイヤラックを2台並置してそれぞれ径
の異なるタイヤを載置した状態を示す斜視図である。
【図3】(イ)は本考案タイヤラックの分解斜視図、
(ロ)は本考案における脚体挿着具の断面図、(ハ)は
本考案における倒れ止めの平面図、(ニ)はその側面図
である。
【図4】脚体挿着具の他の例を示す要部拡大図である。
【図5】従来のタイヤラックの一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
D1 タイヤ支持枠2a〜2cの間
隔 D2 タイヤ支持枠2b〜2dの間
隔 1、1a、1b 側板 2a、2b 前部のタイヤ支持枠 2c、2d 後部のタイヤ支持枠 3 基枠 4 上部枠 5 水平枠 6、6a、6b 脚体 7 倒れ止め 8a、8b、8c、8d 脚体挿着具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側板と、該側板間の前後に配され
    たタイヤ支持杆により方形に枠組みされた基枠と、水平
    杆の両端から脚体が垂設された上部枠とからなり、タイ
    ヤ支持杆は、前後において上下方向に間隔を隔てて2本
    づつ並設されるとともに、上側同士の間隔と下側同士の
    間隔とが異なるようになされ、基枠の側板には、該基枠
    の表裏の何れの方向からでも上部枠の脚体を上下方向に
    挿着可能な脚体挿着具が設けられ、上部枠の脚体が、基
    枠の脚体挿着具に抜き挿し可能に挿着されてなることを
    特徴とするタイヤラック。
JP7227692U 1992-10-16 1992-10-16 タイヤラック Expired - Lifetime JP2532186Y2 (ja)

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JPH0634568U JPH0634568U (ja) 1994-05-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6092635B2 (ja) * 2012-12-04 2017-03-08 有限会社広島ピーエス タイヤラック
JP7299650B1 (ja) * 2022-03-31 2023-06-28 株式会社図南 タイヤホルダ

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