JPS6345996Y2 - - Google Patents

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JPS6345996Y2
JPS6345996Y2 JP255683U JP255683U JPS6345996Y2 JP S6345996 Y2 JPS6345996 Y2 JP S6345996Y2 JP 255683 U JP255683 U JP 255683U JP 255683 U JP255683 U JP 255683U JP S6345996 Y2 JPS6345996 Y2 JP S6345996Y2
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JP
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bathtub
spacer
bathroom
drop
folded edge
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JP255683U
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は、浴槽係止具とスペーサとによる係止
掛止手段を介して、浴槽の上部外周縁を浴室の壁
面に取りつけるための取付装置に関する。
〓従来の技術〓 一般に、ステンレス製の浴槽においては、当該
浴槽を浴室内に設置するとき、その浴槽の上部外
周縁を浴室の壁面に掛止する手段が採用される。
かかる浴槽の上部外周縁には、第1図に示すご
とく、該浴槽の側壁aの上端からその外方、下方
へ順次折曲された折返し縁部bと、該折返し縁部
bの下端から浴槽の側壁aに向けて折曲された折
込み部cとが形成されており、当該浴槽の上部外
周縁は、浴室の壁面に取着された浴槽掛止具を介
して掛止される。
〓考案が解決しようとする課題〓 上述した浴槽においては、その折込み部cの長
さが、浴槽の仕様(寸法、型式など)により、た
とえば7〜10mm程度異なつている。
したがつて、仕様の異なる各種浴槽を浴室内に
安定して設置するとき、多種の浴槽掛止具を用意
し、浴槽の仕様に応じて浴槽掛止具を選択しなけ
ればならないので、浴槽掛止具の製作、浴槽の取
付作業が面倒となる。
本考案は上述した課題に鑑み、浴槽の上部外周
縁が、その仕様に応じて異なる場合でも、これが
簡易かつ安定して浴室の壁面に取りつけられる浴
槽取付装置を提供しようとするものである。
〓課題を解決するための手段〓 本考案は所期の目的を達成するため、浴槽の上
部外周縁に、該浴槽の側壁上端からその外方、下
方へ折曲された折返し縁部と、該折返し縁部の下
端から浴槽の側壁に向けて折曲された折込み部と
が形成されており、浴室に設置された浴槽の上部
外周縁が、当該浴室の壁面に取着された浴槽掛止
具の落し込み部内に嵌めこまれ、その落し込み部
内における上記折返し縁部が、当該落し込み部内
に装填された一以上のスペーサを介して浴室壁面
と浴槽掛止具との間に支持されている浴槽取付装
置において、上記浴槽掛止具は、縦向取着板部
と、該縦向取着板部の上端より横向きに突出する
横向板部と、該横向板部の先端より起立する起立
板部とが一体形成されたものからなるとともに、
その横向板部と起立板部とによるL字状の落し込
み部を備えており、上記スペーサの一つは、上記
浴槽の折込み部と相対嵌着するための溝部を有す
るとともに、その溝部の深さが折込み部の長さと
同等以上になつており、上記浴室の壁面には、上
記落し込み部を上に向けた上記浴槽掛止具が当該
浴槽掛止具の縦向取着板部を介して取着され、上
記溝部を有するスペーサは、その溝部を介して浴
槽の折込み部に嵌めつけられ、浴槽の折返し縁部
の下部が、そのスペーサ付の折込み部とともに浴
槽掛止具の落し込み部内に嵌め込み掛止されてい
ることを特徴とする。
〓作用〓 本考案に係る浴槽取付装置の場合、各浴槽の折
返し縁部に連続する折込み部の寸法が、各種の仕
様により相違しているとしても、当該折込み部に
スペーサを嵌めつけて、その折込み部の幅方向の
寸法(落し込み部内への落し込み幅)を一定する
ことができるから、一種類の浴槽掛止具により、
折込み部の寸法が異なる各種浴槽の取りつけが可
能となり、しかも、この際、スペーサを所定部に
装着するだけでよいので、浴槽の取付作業が簡易
に行なえ、その取付状態も安定する。
〓実施例〓 以下、本考案に係る浴槽取付装置の実施例につ
き、図面を参照して説明する。
第2図に明示されて浴槽掛止具2は、薄鋼板な
どの金属板からなる。
かかる浴槽掛止具2は、第2図の実線で示すご
とく、縦向取着板部5と、該縦向取着板部5の上
端より横向きに突出する横向板部7と、該横向板
部7の先端より起立する起立板部8とが一体形成
されたものからなり、かつ、その横向板部7と起
立板部8とによるL字状の落し込み部3を備えて
いる。
しかも、縦向取着板部5の板面には、取付孔6
が穿設され、横向板部7の板面には、その長手方
向に沿う細長い開口部14が、縦向取着板部5寄
りに穿設されている。
なお、横向板部7の開口部14は、場合により
省略されることがある。
その他、浴槽掛止具2には、縦向取着板部5、
横向板部7、起立板部8のほか、第2図の二点鎖
線で示すごとく、縦向取着板部5の下端より横向
板部7と同一方向に突出する他の横向板部、およ
び、当該横向板部の先端より下方へ突出する突出
板部までも一体形成されることがあり、これら二
点鎖線で示した構成部分により、浴槽掛止具2に
は、前記落し込み部3と異なる寸法の落し込み部
3が併設される。
第5図において、スペーサ9は、たとえば、軟
質のゴムまたはプラスチツクからなる。
かかるスペーサ9には、既述の浴槽aにおける
折込み部cに嵌めつけるための溝部10が形成さ
れており、かくて、スペーサ9はコ字形の断面形
状を有する。
第6図において、弾性成形品製のスペーサ13
は、たとえば、角形ブロツク状のゴムからなる。
かかるスペーサ13の一表面には、横向板部7
の開口部14に嵌め込むための矢形の突起部13
aが形成されており、当該突起部13aは、その
矢形形状により、開口部14に対する抜け止め機
能を備えいてる。
つぎに、第3図の浴槽取付構成について説明す
る。
第3図の場合、浴室の壁面1には、浴槽掛止具
2の縦向取着板部5が、その落し込み部3を上向
きにしてボルト4、アンカーなどで取着されてお
り、側壁aに連続した折返し縁部b、折込み部c
を有する浴槽の上部外周縁には、その折込み部c
にスペーサ9が嵌め込まれており、かつ、これら
折返し縁部b、スペーサ9付の折込み部cが浴槽
掛止具2の落し込み部3内に落し込まれて、浴槽
が浴室内に設置されている。
上記浴槽掛止具2の落し込み部3の幅l(第2
図参照)は、各種寸法のステンレス浴槽にあつて
最も長い折込み部cの幅L(第1図参照)よりも
大きく設定されており、かつ、スペーサ9の溝部
10の深さl'(第5図参照)が、その最も長い折
込み部cの幅Lとほぼ同等に形成されている。
したがつて、第3図のように、折込み部cの幅
Lが溝部10の深さl'よりも小さい場合、溝部1
0の内奥に間隙11が生じるとしても、その際の
落し込み幅l”は、同図のごとく一定になる。
もつとも、第3図の場合は、落し込み幅l”に
対応した落し込み部3への上記落し込み構成が、
いわゆる、締り嵌めとなるよう、各部の寸法が設
定されている。
つぎに、第4図の浴槽取付構成について説明す
る。
第4図の場合、基本的には第3図の浴槽取付構
成と同じであるが、第4図における浴槽掛止具2
の落し込み部3が、前記落し込み幅l”よりも大
きいため、浴室の壁面1と折返し縁部bとの間に
も間隙12が生じている。
したがつて、かかる第4図では、浴槽掛止具2
の落し込み部3を落し込み幅l”と実質的に同じ
にして浴槽を固定すべく、上記間隙12のスペー
サ13が介在される。
この場合、スペーサ13は、振動、衝撃等に起
因した浮き上がりとか、離脱を防止するため、当
該スペーサ13の突起部13aが浴槽掛止具2の
横向板部7に形成された開口部14に嵌め込まれ
る。
〓考案の効果〓 以上説明した通り、本考案に係る浴槽取付装置
によるときは、一種類の浴槽掛止具を介して、折
込み部の寸法が異なる各種浴槽の取付が簡易に行
なえ、しかも、その取付状態の安定性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はステンレス製浴槽の折返し縁部を示し
た縦断面図、第2図は本考案における浴槽掛止具
の一例を示した斜視図、第3図、第4図は本考案
に係る浴槽取付装置の各種実施例を示した要部縦
断面図、第5図は本考案におけるスペーサの斜視
図、第6図は本考案におけるスペーサの斜視図で
ある。 a……浴槽の側壁、b……浴槽の折返し縁部、
c……浴槽の折込み部、L……浴槽の折込み部の
長さ、l……浴槽掛止具の落し込み部の幅、l'…
…スペーサの溝部の長さ、l”……浴槽掛止具の
落し込み幅、1……浴室の壁面、2……浴槽掛止
具、3……浴槽掛止具の落し込み部、4……ボル
ト、5……浴槽掛止具の縦向取着板部、6……浴
槽掛止具の取付孔、7……浴槽掛止具の横向板
部、8……浴槽掛止具の起立板部、9……スペー
サ、10……スペーサの溝部、11……溝部内の
間隙、12……折返し縁部外側面と浴室壁面との
間隙、13……スペーサ、13a……スペーサの
突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 浴槽の上部外周縁に、該浴槽の側壁上端から
    その外方、下方へ折曲された折返し縁部と、該
    折返し縁部の下端から浴槽の側壁に向けて折曲
    された折込み部とが形成されており、浴室に設
    置された浴槽の上部外周縁が、当該浴室の壁面
    に取着された浴槽掛止具の落し込み部内に嵌め
    こまれ、その落し込み部内における上記折返し
    縁部が、当該落し込み部内に装填された一以上
    のスペーサを介して浴室壁面と浴槽掛止具との
    間に支持されている浴槽取付装置において、上
    記浴槽掛止具は、縦向取着板部と、該縦向取着
    板部の上端より横向きに突出する横向板部と、
    該横向板部の先端より起立する起立板部とが一
    体形成されたものからなるとともに、その横向
    板部と起立板部とによるL字状の落し込み部を
    備えており、上記スペーサの一つは、上記浴槽
    の折込み部と相対嵌着するための溝部を有する
    とともに、その溝部の深さが折込み部の長さと
    同等以上になつており、上記浴室の壁面には、
    上記落し込み部を上に向けた上記浴槽掛止具が
    当該浴槽掛止具の縦向取着板部を介して取着さ
    れ、上記溝部を有するスペーサは、その溝部を
    介して浴槽の折込み部に嵌めつけられ、浴槽の
    折返し縁部の下部が、そのスペーサ付の折込み
    部とともに浴槽掛止具の落し込み部内に嵌め込
    み掛止されていることを特徴とする浴槽取付装
    置。 (2) 浴槽掛止具の落し込み部内において、浴槽の
    折込み部に嵌めつけられたスペーサが、浴槽係
    止具の起立板部内面と相互に接触しており、浴
    槽の折返し縁部外側面が、浴室の壁面と相互に
    接触している実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の浴槽取付装置。 (3) 浴槽掛止具の落し込み部内において、浴槽の
    折込み部に嵌めつけられたスペーサが、浴槽係
    止具の起立板部内面と相互に接触しており、浴
    槽の折返し縁部外側面と浴室壁面との間に、他
    のスペーサが介在されている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の浴槽取付装置。
JP255683U 1983-01-12 1983-01-12 浴槽取付装置 Granted JPS59108495U (ja)

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JP255683U JPS59108495U (ja) 1983-01-12 1983-01-12 浴槽取付装置

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JP255683U JPS59108495U (ja) 1983-01-12 1983-01-12 浴槽取付装置

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JPS59108495U JPS59108495U (ja) 1984-07-21
JPS6345996Y2 true JPS6345996Y2 (ja) 1988-11-30

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ID=30134214

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH085670Y2 (ja) * 1990-04-03 1996-02-21 積水化学工業株式会社 浴床ユニットの取付部の構造

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JPS59108495U (ja) 1984-07-21

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