JPH052529U - 配線ケーブルの支持構造 - Google Patents
配線ケーブルの支持構造Info
- Publication number
- JPH052529U JPH052529U JP4855891U JP4855891U JPH052529U JP H052529 U JPH052529 U JP H052529U JP 4855891 U JP4855891 U JP 4855891U JP 4855891 U JP4855891 U JP 4855891U JP H052529 U JPH052529 U JP H052529U
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- JP
- Japan
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- cable
- mounting
- base
- bracket
- wiring
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- Pending
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】上下方向に沿って配設される配線ケーブルの本
数が多くても、これらの配線ケーブルを容易に限られた
スペース内で支持しうることを目的とする。 【構成】本考案にかかる配線ケーブルの支持構造は、並
列状に離間して立設された一対のベース部材1と、ベー
ス部材1のそれぞれに対して上下位置変更可能に取り付
けられた取付金具2と、取付金具2のそれぞれに対して
前後位置変更可能に取り付けられ、かつ、前記ベース部
材1間に架設されたケーブルブラケット取付台3と、上
下方向に沿って配設された配線ケーブル4を保持するケ
ーブルブラケット5とを備えたものであり、このケーブ
ルブラケット取付台3のブラケット取付面部3aには、
その前後側それぞれから取り付けられるケーブルブラケ
ット5を固定する際に利用され、かつ、ベース部材1の
離間方向に沿う長孔状とされた取付孔9が並列状に配置
して設けられている。
数が多くても、これらの配線ケーブルを容易に限られた
スペース内で支持しうることを目的とする。 【構成】本考案にかかる配線ケーブルの支持構造は、並
列状に離間して立設された一対のベース部材1と、ベー
ス部材1のそれぞれに対して上下位置変更可能に取り付
けられた取付金具2と、取付金具2のそれぞれに対して
前後位置変更可能に取り付けられ、かつ、前記ベース部
材1間に架設されたケーブルブラケット取付台3と、上
下方向に沿って配設された配線ケーブル4を保持するケ
ーブルブラケット5とを備えたものであり、このケーブ
ルブラケット取付台3のブラケット取付面部3aには、
その前後側それぞれから取り付けられるケーブルブラケ
ット5を固定する際に利用され、かつ、ベース部材1の
離間方向に沿う長孔状とされた取付孔9が並列状に配置
して設けられている。
Description
【0001】
本考案は配線ケーブルの支持構造にかかり、詳しくは、上下方向に沿って配設 された配線ケーブルの多数本を限られたスペース内で支持するための構造に関す る。
【0002】
従来から、電力用変圧器などにおいては、地下ピット内に配設された複数本の 配線ケーブルを立ち上がり状に取り込むことが行われており、このような場合に 利用される配線ケーブルの支持構造の一例としては、図2で示すようなものがあ る。すなわち、この支持構造は、並列状に離間した状態で立設された一対のベー ス部材21と、これらの間に架設された側面視L字形の取付台22と、上下方向 に沿って配設された配線ケーブル23のそれぞれを保持するケーブルブラケット 24と、取付台22に対してケーブルブラケット24を組み付ける側面視L字形 のケーブルブラケット取付台25とを備えている。
【0003】 そして、ベース部材21のそれぞれは予め変圧器(図示していない)内の所定 位置に組み付けられており、これらのベース部材21に対しては取付台22の後 向き辺部22aの両端部が上下位置変更可能に取り付けられている。また、この 取付台22には前後方向に沿って延出された下向き辺部、すなわち、ケーブルブ ラケット取付台25の取付面部22bが設けられており、この取付部22bには ケーブルブラケット取付台25の前後方向に沿って延出された上向き辺部として の取付台22の取付面部25aが前後位置変更可能に取り付けられている。
【0004】 なお、図中の符号26は取付台22の後向き辺部22aに形成された取付孔、 27はベース部材21の長手方向に沿う所定位置ごとに形成された取付台22の 取付孔、28は取付面部22bの長手方向に沿う所定位置ごとに形成されたケー ブルブラケット取付台25の取付孔、29はケーブルブラケット取付台25を前 後位置変更可能とする長孔状の取付孔であり、これらのうちの互いに対応する取 付孔26〜29同士はボルト及びナット(いずれも図示していない)を用いるこ とによって連結されている。また、ここで、ケーブルブラケット24及びケーブ ルブラケット取付台25の前向き辺部25bにも、互いに対応する位置に形成さ れたうえでボルト及びナットによって連結される取付孔(図示していない)が形 成されている。
【0005】
ところで、前記従来構成とされた配線ケーブルの支持構造においては、つぎの ような不都合が生じていた。すなわち、図示していないが、複数個の変圧器が互 いに並列状に設置されている場合などには、地下ピット内から引き出された多数 本の配線ケーブルを一括して1つ目の変圧器内に取り込んだ後、これらを順次受 け渡していくことが行われるのであるが、このような場合には、1つ目の変圧器 内に6本以上というような多数本の配線ケーブルを取り込む必要が生じることに なる。
【0006】 しかしながら、図2で例示した支持構造を利用して多数本の配線ケーブル23 を支持する場合には、これら配線ケーブル23のすべてが取付台22の取付部2 2bの前側に沿って並列配置された状態で揃うことになるため、この取付台22 の長手方向に沿う寸法及びベース部材21間の離間寸法が大幅に拡がることにな らざるを得ない。そこで、この支持構造を組み付けるためのスペースを有効に利 用することができなくなり、変圧器の内部構成の変更などを余儀なくされること が起こる結果、配線ケーブル23の配設及び支持構造の組み込みに多大な手間を 要することになってしまう。
【0007】 本考案は、このような不都合を解消すべく創案されたものであって、上下方向 に沿って配設される配線ケーブルの本数が多くても、これらの配線ケーブルを容 易に限られたスペース内で支持することができる配線ケーブルの支持構造を提供 することを目的としている。
【0008】
本考案にかかる配線ケーブルの支持構造は、このような目的を達成するために 、並列状に離間して立設された一対のベース部材と、ベース部材のそれぞれに対 して上下位置変更可能に取り付けられた取付金具と、取付金具のそれぞれに対し て前後位置変更可能に取り付けられ、かつ、前記ベース部材間に架設されたケー ブルブラケット取付台と、上下方向に沿って配設された配線ケーブルを保持する ケーブルブラケットとを備えており、このケーブルブラケット取付台のブラケッ ト取付面部には、その前後側それぞれから取り付けられるケーブルブラケットを 固定する際に利用され、かつ、ベース部材の離間方向に沿う長孔状とされた取付 孔が並列状に配置して形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
上記構成によれば、ケーブルブラケット取付台のブラケット取付面部には、そ の前後側の両方から取り付けられたケーブルブラケットが固定されるのであるか ら、配設される配線ケーブルの本数が多くなっても、これらの配線ケーブルを限 られたスペース内で支持することが可能となる。また、このとき、各ケーブルブ ラケットの大きさは保持される配線ケーブルの種類及び太さなどの相違に基づい て異なっているのが普通であるが、このブラケット取付面部には長孔状の取付孔 を形成しているので、十分な対応が可能となる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1は、本実施例にかかる配線ケーブルの支持構造を示す斜視図である。
【0012】 この配線ケーブルの支持構造は、大型変圧器などにおいて地下ピット内に配設 された複数本の配線ケーブルを立ち上がり状に取り込む際に利用されるものであ り、図1の斜視図で示すように、所定間隔だけ離間して並列状に立設された一対 のベース部材1と、ベース部材1のそれぞれに対して上下位置変更可能に取り付 けられた側面視L字形の取付金具2と、取付金具2のそれぞれに対して前後位置 変更可能に取り付けられ、かつ、ベース部材1間に架設された側面視コ字形のケ ーブルブラケット取付台3とを備えるほか、上下方向に沿って配設された配線ケ ーブル4のそれぞれを保持するケーブルブラケット5を具備している。そして、 ベース部材1のそれぞれは予め変圧器(図示していない)内の所定位置に組み付 けられており、各ベース部材1の長手方向、すなわち、上下方向に沿う所定位置 ごとに形成された取付孔6と、取付金具2の後向き辺部2aに形成された取付孔 7とは互いに位置決め調整されたうえでボルト及びナット(図示していない)を 用いて連結されるようになっている。なお、ここで、各取付金具2には前後方向 に沿って延出された内向き辺部2bが設けられており、この内向き辺部2bの所 定位置ごとにはケーブルブラケット取付台3の取付孔8が形成されている。
【0013】 一方、ケーブルブラケット取付台3には、ベース部材1同士の離間寸法とほぼ 等しい長さとされ、かつ、その前後側それぞれから取り付けられたケーブルブラ ケット5を支持するブラケット取付面部3aが設けられており、この取付面部3 aには、ケーブルブラケット5を固定する際に利用され、かつ、ベース部材1の 離間方向に沿う長孔状とされた複数個の取付孔9が並列状に配置して設けられて いる。すなわち、これらの取付孔9は、ブラケット取付面部3aの前後面のそれ ぞれに近接した状態で取り付けられるケーブルブラケット5の取付孔10と対応 する位置ごとに形成されており、これらの取付孔9,10もボルト及びナット( 図示していない)を用いて連結されることになる。そして、このとき、各ケーブ ルブラケット5の大きさは保持される配線ケーブル4の種類及び太さなどの相違 に基づいて異なることになるが、この取付面部3aには長孔状の取付孔9を形成 しているのであるから、何らの不都合もない対応が可能となる。
【0014】 さらに、このブラケット取付面部3aの両端位置からは、後向きに屈曲されて 取付金具2の内向き辺部2bと対面する外向き辺部3bが延出されている。そし て、この外向き辺部3bには、ケーブルブラケット取付台3を前後位置変更可能 とする取付孔、すなわち、前後方向に沿う長孔状とされた取付孔11が形成され ており、これらの取付孔11と取付金具2の内向き辺部2bに形成された取付孔 8とはボルト及びナット(図示していない)を用いて連結されるようになってい る。なお、ここで、ケーブルブラケット取付台3が前後位置変更可能とされてい るのは、並列状とされた配線ケーブル4同士の配設位置を平面に揃えるためであ る。
【0015】
以上説明したように、本考案にかかる配線ケーブルの支持構造によれば、ケー ブルブラケット取付台のブラケット取付面部に対しては、その前後側の両方から ケーブルブラケットを取り付けて固定することが可能となるから、上下方向に沿 って配設される配線ケーブルの本数が多くなっても、これらの配線ケーブルを限 られたスペース内で支持することが可能となる。また、このとき、各ケーブルブ ラケットの大きさは配線ケーブルに応じて互いに異なることになるが、ブラケッ ト取付面部には長孔状の取付孔を形成しているので十分な対応が可能となる効果 もある。
【図1】本実施例にかかる配線ケーブルの支持構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】従来例にかかる配線ケーブルの支持構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 ベース部材 2 取付金具 3 ケーブルブラケット取付台 3a ブラケット取付面部 4 配線ケーブル 5 ケーブルブラケット 9 取付孔
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 並列状に離間して立設された一対のベー
ス部材(1)と、ベース部材(1)のそれぞれに対して
上下位置変更可能に取り付けられた取付金具(2)と、
取付金具(2)のそれぞれに対して前後位置変更可能に
取り付けられ、かつ、前記ベース部材(1)間に架設さ
れたケーブルブラケット取付台(3)と、上下方向に沿
って配設された配線ケーブル(4)を保持するケーブル
ブラケット(5)とを備えており、このケーブルブラケ
ット取付台(3)のブラケット取付面部(3a)には、
その前後側それぞれから取り付けられるケーブルブラケ
ット(5)を固定する際に利用され、かつ、ベース部材
(1)の離間方向に沿う長孔状とされた取付孔(9)が
並列状に配置して形成されていることを特徴とする配線
ケーブルの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4855891U JPH052529U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 配線ケーブルの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4855891U JPH052529U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 配線ケーブルの支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052529U true JPH052529U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12806715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4855891U Pending JPH052529U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 配線ケーブルの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052529U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0735886U (ja) * | 1993-12-09 | 1995-07-04 | 修 加藤 | 建屋の棧、梁、もや等間に取付けられるパイプ、制御盤、電線等物品の取付用具 |
KR200475305Y1 (ko) * | 2010-12-02 | 2014-11-21 | 대우조선해양 주식회사 | 케이블 트레이의 분기 장치 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP4855891U patent/JPH052529U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0735886U (ja) * | 1993-12-09 | 1995-07-04 | 修 加藤 | 建屋の棧、梁、もや等間に取付けられるパイプ、制御盤、電線等物品の取付用具 |
KR200475305Y1 (ko) * | 2010-12-02 | 2014-11-21 | 대우조선해양 주식회사 | 케이블 트레이의 분기 장치 |
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