JPH0748866Y2 - ケーブル敷設用足場構造 - Google Patents

ケーブル敷設用足場構造

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JPH0748866Y2
JPH0748866Y2 JP1990054854U JP5485490U JPH0748866Y2 JP H0748866 Y2 JPH0748866 Y2 JP H0748866Y2 JP 1990054854 U JP1990054854 U JP 1990054854U JP 5485490 U JP5485490 U JP 5485490U JP H0748866 Y2 JPH0748866 Y2 JP H0748866Y2
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JP
Japan
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tray
scaffolding
cable
fixed
scaffold
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JP1990054854U
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JPH0413749U (ja
Inventor
厚 森
孝治 梅山
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東芝プラント建設株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はケーブルトレイによるケーブル敷設等の際に使
用する足場構造に関し、特に構造が簡単で容易に組み立
てることができる前記足場構造に関する。
〔従来技術〕
屋内や構内における電気ケーブル工事は、通常ケーブル
トレイ又はダクト(以下これらを単にケーブルトレイと
いう)を使用して行われる。これらケーブルトレイは安
全上及び敷設ルート確保上等の理由から、天井等に接近
した高い位置に架設されることが多い。
このようなケーブルトレイの架設方法としては、例えば
天井等の上方の基部から下方に延長したトレイハンガー
を敷設経路に沿って複数取り付け、該トレイハンガーに
一個又は複数のケーブルトレイをボルト等により固定し
ていく方法が採用されている。架設されたケーブルトレ
イには次いで多数のケーブルが順次敷設される。
従来、上記のような高所にあるケーブルトレイにケーブ
ルを敷設するにはケーブルトレイに沿って足場を構築
し、工事作業者がこの足場を使用して敷設していた。
次に、本出願人は既に実開昭55−110663号として、ケー
ブルトレイサポート材利用の簡易足場取付工法を提案し
ている。この取付工法は、天井面から吊り下げ材を介し
て吊り下げられたケーブルトレイの下端に、そのケーブ
ルトレイの幅より長い多数のパイプ材を着脱自在に並列
固定し、ケーブルトレイ側方に突出したパイプ材上に足
場板を載置したものであった。
さらには、建物フレームに取付けられる組立足場とし
て、特開昭58−47866号公報記載のものが提案されてい
た。これは、L字状のフレームの一方を片持ち状態で建
物のフレームに着脱自在に固定する。そして複数の互い
に離間した足場フレーム間に足場板を配置すると共に、
その先端部に手摺を立設したものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記のケーブルトレイサポート材利用の
簡易足場取付工法は、その構造が極めて簡単である利点
を有するものの、足場材その他の荷重が全てケーブルト
レイの吊り下げ材に加わり、荷重がその吊り下げ材の支
持能力を越える虞がある。ケーブルトレイの吊り下げ材
は、一般に天井に孔を穿設し、そこにアンカーを介して
アングル材の上端等を固定するものであるため、過大な
荷重には耐えられない場合が多い。
又、建物の軸組に取付けられる前記組立足場は、それを
天井から吊り下げられたケーブルトレイにそのまま採用
するとすれば、やはりケーブルトレイの支持材自体がそ
の全ての荷重を支持することになり、その荷重に耐えら
れない虞がある。
即ち、従来のものを直接吊り下げ型ケーブルトレイに利
用するといずれも安全性に欠ける欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本考案は取付けが容易で且つケーブルトレイに
はそれ程過大な荷重を加えることなく、簡易に組み立て
られるケーブル敷設用足場構造を提供することを目的と
し、その目的達成のために次の構成をとる。
即ち、重力方向に配置され、上方に吊り下げられたトレ
イハンガー11の一側に少なくとも上部が締付け具14を介
して着脱自在に締結固定される取り付け部2と、 その取り付け部2の下端に一端がL型に固定されて前記
一側の外側へ水平に配置される載置部3と、 その載置部3の他端に突出固定された支持部7と、 により足場フレーム1が形成され、 複数の前記足場フレーム1が前記トレイハンガー11の前
記一側に沿って互いに離間して配置され、 夫々下端を床28に接地して並列した複数の柱体23の中間
部が、夫々前記足場フレーム1の前記支持部7にのみ、
側面視一本足立ちに締結具を介して着脱自在に締結固定
され、 夫々の前記柱体23の上部間が手摺26で着脱自在に保持さ
れてなるケーブル敷設用足場構造である。
〔実施例〕
次に、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の足場構造の一例を示す正面図であり、
第2図はそのII−II断面図である。
この足場構造の主要部である足場フレーム1の詳細は第
3図の側面図、第4図の背面図に夫々示されている。足
場フレーム1はL形に結合された取り付け部2と載置部
3とを有しており、夫々はL型鋼によって作られてい
る。取り付け部2には適宜の間隔で縦長の孔4が複数個
設けらている。この孔4の一つにはボルト5が挿通さ
れ、引掛具6が該ボルト5及びナット18によって取り付
け部2に着脱自在に取り付けられている。この引掛具6
もL型鋼で作られている。
一方、載置部3の先端部には第3図に示すように支持部
7が設けられいる。この支持部7の詳細は第5図の拡大
正面図及び第6図の拡大平面図に示されている。第5図
及び第6図において、支持部7は周囲に複数のネジ孔を
有する円筒状の筒体8、該ネジ孔の夫々にネジ結合され
た押さえボルト9から構成されている。なお、この支持
部材7は中間部材9を介して溶接等により載置部3に接
合されている。
第1図及び第2図において、天井等の上方における基部
10から下方に所定間隔で複数のトレイハンガー11が延長
さている。トレイハンガー11はL型鋼で作られ、その中
間部から下部にかけて3個のケーブルトレイ12を水平に
支持している。即ち、第2図に示すようにトレイハンガ
ー11の垂直部分の複数個所から水平方向にトレイ支持部
材13が延長され、該支持部材13上にケーブルトレイ12が
載置又はボルト等により固定されて支持されている。
トレイハンガー11に対する足場フレームの取り付け部2
の取り付けは前記の引掛具6及び締付け具14の両者によ
って行われる。ただし、引掛具6は場合によっては省略
される。第7図〜第9図に締付け具14の例が示されてい
る。
第7図(a)及び(b)は鋳込みタイプの締付け具の例
である。トレイハンガー11と取り付け部2の夫々のL型
鋼を重ねてT形としたものを2つの鋳込み片15,16、及
びボルト17とナット18により締付けている。
第8図(a)及び(b)はUボルトタイプの締付け具の
例である。前記T形としたものの背面に一対の挿通孔を
持った座金19を当接し、Uボルト20及びナット21で締付
けている。
第9図(a)及び(b)は固定バンドタイプの締付け具
の例である。前記T形としたものを編組された金属帯も
しくは巻回された金属ワイヤのようなバンド22で締付け
ている。このバンド22は好ましくは第9図(a)に示す
ように取り付け部2の孔4を通して巻回する。このよう
にした場合は前記の引掛具を省略してもよい。
再び第1図及び第2図において、引掛具6はトレイハン
ガー11の最も下側のトレイ支持部材13の上側に引掛られ
ている。これによって足場部材1に大きな荷重が加わっ
たとき下方にずり落ちることを阻止している。
載置部3の先端部に設けた支持部7における筒体8に
は、柱体23が挿通され、押さえボルト9により固定され
ている。この柱体23の上部は手摺保持部24、下部は支持
基柱25となっている。手摺保持部24には手摺26がバンド
27を介して保持されている。このバンド27はボルト等に
より開閉自在とされて、手摺26を容易に着脱できるよう
になっている。
一方、支持基柱25の下端は床28に接している。ただし、
この支持基柱25は全ての足場フレーム毎に設けてもよい
が、第1図に示すように例えば1個置きに設けてもよ
い。又、この支持基柱25はトレイハンガー11の強度が不
十分で、足場フレーム等へ加わる垂直方向の荷重に耐え
られないときのみ設けられる。
次に、複数の足場フレームの載置部3間には踏板29が載
置される。この踏板29としては金属製の板やグリル、木
製やプラスチック製の板やスノコ等の任意のものが使用
できる。
次に、第1図及び第2図に示した足場構造の組み立て及
び取り外しに付いて説明する。
組み立てに際しては、先ず足場フレームの取り付け部2
における孔に引掛具6を取り付ける。孔の選択は踏板29
とケーブルトレイ12との間隔をどの程度にするかにより
行えばよい。次に、該引掛具6をトレイハンガーにおけ
るトレイ支持部材13に引掛た後、複数の締付け具14で足
場フレームの取り付け具2をトレイハンガー11に取り付
ける。次に、支持部7に柱体23をその下端が床28に接す
るまで上方から挿通し、押さえボルト9で固定する。支
持基柱25を設けない個所は上部だけの短い柱体23の下端
を支持部7に固定する。次に、柱体23の上部の手摺保持
部24におけるバンド27により手摺26を取り付ける。
なお、踏板29は足場フレーム1をトレイハンガー11に取
り付けた後、いつでも載置部3間に載置することができ
る。
次に、足場構造を取り外すには前記組み立て時と逆の手
順で分解していけばよい。
〔考案の作用・効果〕
本考案の足場構造は以上のように構成したので、構造が
簡単で容易に組み立て及び取り外しができると共に、柱
体23の下端が接地されているため、トレイハンガーの吊
り部材に過大な荷重が加わることがない。そのため、安
全性の高い足場構造となり得る。
しかも、この柱体23は中間において足場フレーム1の支
持部7に着脱自在に取付ければ足りる。さらにその柱体
23の上部間が手摺26で着脱自在に保持される構造を有す
るため、柱体23は足場の荷重支持部材と手摺保持体とを
兼用し、構造が極めて簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の足場構造の一例を示す正面図、第2図
は第1図のII−II断面図、第3図及び第4図は夫々第1
図における足場フレーム1の側面図及び背面図、第5図
及び第6図は夫々第3図における支持部7の拡大正面図
及び拡大平面図、第7図〜第9図は第1図における締付
け具14の例を示す拡大図で、夫々(a)は(b)のA−
A断面図、(b)は正面図である。 1……足場フレーム、2……取り付け部 3……載置部、4……孔 5……ボルト、6……引掛具 7……支持部、8……筒体 9……押さえボルト、10……基部 11……トレイハンガー、12……ケーブルトレイ 13……トレイ支持部材、14……締付け具 15……鋳込み片、16……鋳込み片 17……ボルト、18……ナット 19……座金、20……Uボルト 21……ナット、22……バンド 23……柱体、24……手摺保持体 25……支持基柱、26……手摺 27……バンド、28……床 29……踏板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】重力方向に配置され、上方に吊り下げられ
    たトレイハンガー11の一側に、少なくとも上部が締付け
    具14を介して着脱自在に締結固定される取り付け部2
    と、 その取り付け部2の下端に一端がL型に固定されて前記
    一側の外側へ水平に配置される載置部3と、 その載置部3の他端に突出固定された支持部7と、 により足場フレーム1が形成され、 複数の前記足場フレーム1が前記トレイハンガー11の前
    記一側に沿って互いに離間して配置され、 夫々下端を床28に接地して並列した複数の柱体23の中間
    部が、夫々前記足場フレーム1の前記支持部7にのみ、
    側面視一本足立ちに締結具を介して着脱自在に締結固定
    され、 夫々の前記柱体23の上部間が手摺26で着脱自在に保持さ
    れてなるケーブル敷設用足場構造。
JP1990054854U 1990-05-24 1990-05-24 ケーブル敷設用足場構造 Expired - Lifetime JPH0748866Y2 (ja)

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JPH0413749U JPH0413749U (ja) 1992-02-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110663U (ja) * 1979-01-31 1980-08-04
JPS5847866A (ja) * 1981-09-17 1983-03-19 積水ハウス株式会社 組立足場

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JPH0413749U (ja) 1992-02-04

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