JP3053363B2 - コンテナ用台車 - Google Patents

コンテナ用台車

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JP3053363B2 JP8098861A JP9886196A JP3053363B2 JP 3053363 B2 JP3053363 B2 JP 3053363B2 JP 8098861 A JP8098861 A JP 8098861A JP 9886196 A JP9886196 A JP 9886196A JP 3053363 B2 JP3053363 B2 JP 3053363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスーパーマ
ーケット等で使用され、商品を収容可能なプラスチック
製、金属製等の箱状のコンテナを多段に積載して搬送自
在なコンテナ用台車、更に詳しくは、該コンテナの大き
さに応じて寸法の異なるものを簡易に製造することがで
きるコンテナ用台車及び台車の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スーパーマーケット等で様々
な商品の容体として使用され、且つコンテナ用台車に載
置されて搬送されるコンテナは、業種・用途等に応じて
多種多様なものが存在するため、コンテナ用台車につい
てもコンテナの寸法に応じて種々のものを製造しなけれ
ばならないという不都合があり、かかる不都合を解消す
べく実公平3−12608号(実開昭61−13448
1号)記載のコンテナ用台車が知られている。
【0003】即ち、実公平3−12608号のコンテナ
用台車は、図9に示すように、キャスター(図示せず)
を取付けるコーナー部材30に、台車幅方向及び台車長さ
方向に間隔を隔ててフレーム取付け用の取付孔31, …を
多数形成し、両端部に被取付孔32, …が多数形成された
縦フレーム33及び横フレーム34を前記コーナー部材30に
スライド自在に挿入し、適宜選択されたコーナー部材30
の取付孔31と縦及び横フレーム33,34 の被取付孔32とが
ボルト等の取付具で連結されて矩形枠状に形成されたも
のである。上記構成からなるコンテナ用台車は、縦横フ
レームをスライドさせ、該フレームの有効長を変更する
ことにより多様なコンテナに適合する台車を形成するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンテナー用台車にあっては、台車の矩形枠体を形
成する部材として、コーナー部材30、縦フレーム33、及
び横フレーム34の3種類の異なる部材が必要となり、夫
々を形成する金型が必要で、台車の製品コストに部品の
製造コストの占める割合が高くなるという問題点があっ
た。また、予め形成された取付孔31及び被取付孔32に取
付具を取付けるので、台車の長さは該孔31が形成された
間隔毎にしか設定することができない。
【0005】さらに、各部材を組立てて台車を製造する
際には、コーナー部材30の受板30aの下方にキャスター
を取付け、更に、縦横フレーム33,34 の両端部を夫々取
付具で連結しなければならないから組立作業の工程も多
く煩雑であり、又、矩形枠体には、各フレーム33, …の
両端側をコーナー部材30に連結するため、少なくとも8
箇所の連結部分が必要であるから、長期間の使用によっ
て連結部分の緩み等が生じる蓋然性が高くなるという問
題点があった。
【0006】本発明は、上記の如き従来の問題点に鑑み
てなされたもので、部品数を最小限にすることにより製
品の製造コストを押さえ、且つ簡易に所望の寸法に形成
することができる強固なコンテナ用台車を提供すること
を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、その課題を解決する手段
は、コンテナ用台車に関し、プラスチック製の矩形枠体
1の四隅部にキャスター6が夫々設けられたコンテナ用
台車であって、前記矩形枠体1が、矩形枠体1の一辺部
を構成するフレーム部材2と、矩形枠体1の一隅部を構
成するコーナー部材3とが一体的に形成された枠部材
5,…からなり、一の枠部材5のコーナー部材3に設け
た長状凹部12に、他の枠部材5のフレーム部材2の下
面2bにフレーム部材2の外縁部2aに平行に突設され
た長状突起部11が嵌合された状態で夫々連結されて矩
形枠状に形成され、さらに前記フレーム部材2を補強す
る補強部材20が設けられており、前記補強部材20は
前記長状突起部11、…の間に嵌め込まれていると共
に、前記補強部材20の一端側20aが前記フレーム部
材2に設けられた受け部18に支持され、且つ前記補強
部材20の他端側20bが前記長状突起部11とともに
他のコーナー部材3に設けられた支持凹部19に嵌めら
れた状態で支持されることにある。さらに、前記コンテ
ナ用台車において、補強部材20が、一のフレーム部材
2に対して二以上設けられてもよい。 また、好ましくは
前記枠部材を構成するフレーム部材2とコーナー部材3
の上面が面一に形成されており、コーナー部材3と他の
フレーム部材2が連結された際に、それらの上面が面一
となるように長状突起部11と長状凹部12とが嵌合し
て形成されてなるコンテナ用台車がよい。
【0008】上記手段からなるコンテナ用台車は、矩形
枠体1 の一辺部を構成するフレーム部材2 と、矩形枠体
1 の一隅部を構成するコーナー部材3 とが一体的に形成
された枠部材5,… からなるため、矩形枠体1 の連結部
分は4箇所となり、従来のコンテナ用台車に比して連結
部分が少ない構造であり、従って、長期間に使用によっ
ても矩形枠体1 の連結部分の緩みや歪み等が生じ難くな
る。また、連結部分に必然的に生ずる隙間等には一般的
に汚れが付着し易いものであるが、連結部分が少ないか
ら汚れの付着部分が少なくなる。
【0009】さらに、矩形枠体1は、4個の枠部材5か
らなるので、矩形枠体1を形成するための部品数が最小
となる。即ち、例えば、本発明に係るコンテナ用台車を
製造方法する際には、キャスター6の取付け可能なコー
ナー部材3にフレーム部材2が一体的に延設された枠部
材5を4個形成し、該枠部材5のフレーム部材2を所望
の長さにその先端2d側から切断すると共に、切断後の
フレーム部材2の新たな先端2d側を他の枠部材5のコ
ーナー部材3に連結し、同様に全ての枠部材5を互いに
連結すれば、全く同一の枠部材5を4個形成しておき、
必要に応じて枠部材5のフレーム部材2を切断すれば、
所望の寸法の矩形枠体1を任意に形成することができる
のである。従来のコンテナ用台車にあっては、寸法の異
なる矩形枠体を形成するためにコーナー部材、縦フレー
ム及び横フレームの3種類の部材が必要であったが、本
発明のコンテナ用台車によれば、一種類の部材を形成す
れば足り、部品数を必要最小限にして矩形枠体1を製造
することができるのである。
【0010】さらに、枠部材5 のフレーム部材2 を所望
の寸法に切断する方法であるため、顧客のニーズに応じ
てミリメートル単位の寸法のコンテナ用台車を簡易に製
造することができ、又フレーム部材2 とコーナー部材3
との連結部分も4箇所で済むから組立作業の簡易化を図
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンテナー用
台車及び台車の製造方法の一実施形態について、図面を
参照しながら説明する。図1に於いて、1は、コンテナ
が載置可能な矩形枠状に形成された矩形枠体を示し、該
矩形枠体1は、矩形枠体1の一辺部を構成するフレーム
部材2と、矩形枠体1の一隅部を構成するコーナー部材
3とが一体的に形成された平面視略L字状の枠部材5を
4個互いに連結され、且つ該枠部材の下面側に補強部材
20を備えた状態で矩形枠状に形成されてなり、該コー
ナー部材3の下方にキャスター6が夫々取付けられてコ
ンテナ用台車が構成されている。
【0012】前記枠部材5 について詳述すれば、図2〜
図5にも示すように、そのコーナー部材3 は、中心角が
直角である平面視略扇形をなし、その直角部分を構成す
る外縁部3aには、コーナー部材3 の上面3cに対して垂直
な側壁7 が設けられ、且つ前記外縁部3aに直交する他の
外縁部3bには、コーナー部材3 の上面3cに対して垂直な
側壁接合部8 が設けられている。
【0013】さらに、前記コーナー部材3 の上面3cに
は、その上面3cと面一に形成された上面2cを有する板状
のフレーム部材2 がコーナー部材3 の外縁部3aと平行に
一体的に延設されており、該フレーム部材2 の外縁部2a
には、フレーム側壁10がコーナー部材3 の側壁7 から一
体的に延設されている。また、フレーム部材2 の下面2b
には、4本の長状突起部11, …が、フレーム部材2 の外
縁部2aに平行に突設され、フレーム部材2 の下面2b側
は、断面視凹凸状に形成されている。
【0014】加えて、コーナー部材3 の上面3cの他の外
縁部3b側には、その外縁部3bに平行な4本の長状凹部1
2, …が形成された嵌合凹部14が設けられており、該嵌
合凹部14に他の枠部材5 のフレーム部材2 の先端2d側が
嵌合された際には、フレーム部材2 の上面2cとコーナー
部材3 の上面3cとが面一となる。さらに、コーナー部材
3 の側壁接合部8 は、他の枠部材5 のフレーム側壁10を
嵌入すべく、先端3d側が開口され、且つ該フレーム側壁
10を抱着すべく、内部8aが中空に形成されている。
【0015】また、コーナー部材3 の上面3cには、キャ
スター6 の台座に穿設された取付孔に適合する連結孔1
6, …が4箇所一定間隔を置いて穿設され、その中の一
の連結孔16は、嵌合凹部14の中央部に穿設されている。
尚、小さなキャスター6 を取付ける場合を考慮して間隔
の短かい連結孔16' も穿設されている。
【0016】さらに、フレーム部材2 の後端2e側の2本
の長状突起部11,11 の下端には、上面3cと平行な受け部
18が一体的に設けられ、一方、コーナー部材3 の嵌合凹
部14の先端14a 側の2本の長状凹部12,12 の間には、支
持凹部19が形成されている。
【0017】図1、図6及び図7に於いて、20は、各フ
レーム部材2 の長状突起部11,11 の間に嵌め込まれた丸
棒鉄筋からなる補強部材を示し、その一端側20a は、フ
レーム部材2 の受け部18に支持され、且つ他端側20b
は、コーナー部材3 の支持凹部19に嵌められて支持され
ており、矩形枠体1 の一辺部を構成するフレーム部材2
を下方から補強する。
【0018】21は、前記受け部18をフレーム部材2 に一
体的に形成する際に必然的に生ずる開口部22に嵌着さ
れ、該開口部21を閉塞する蓋体を示す。
【0019】上記矩形枠体1 は、一の枠部材5 のフレー
ム部材2 の先端2d側が、他の枠部材5 のコーナー部材3
の嵌合凹部14に嵌合され、且つ、該フレーム部材2 、コ
ーナー部材3 及びキャスター6 の台座6aをボルト・ナッ
トからなる固定具24を介して連結固定され、同様に全て
の枠部材5 が互いに連結されて矩形枠状に形成されてな
る。従って、矩形枠体1 の4箇所の辺部を、各枠部材5
のフレーム部材2 が夫々構成し、且つ矩形枠体1 の4箇
所の隅部を、各枠部材5 のコーナー部材3 が構成するこ
ととなる。
【0020】上記構成からなるコンテナ用台車は、図6
及び図7に示すように、一の枠部材5 のフレーム部材2
の長状突起部11, …が、他の枠部材5 のコーナー部材3
の長状凹部12, …に嵌合されていると共に、フレーム部
材2 のフレーム側壁10が、コーナー部材3 の側壁接合部
8 に嵌入されて連結されているので、その連結部分がが
たつき難く頑固なものとなる。
【0021】加えて、矩形枠体1 のフレーム部材2 とコ
ーナー部材3 との連結部分は、4箇所であるため、従来
のコンテナ用台車のようにフレームの両端部が連結され
たものに比して連結部分が半分で済む。従って、連結す
る作業手間が少ないだけでなく、連結部分が少ないほど
長期間の使用によっても緩み等が生じ難く、矩形枠体1
が頑丈なものとなるという利点があり、更に、連結部分
が少ないから衛生的でもある。
【0022】また、コーナー部材3 には嵌合凹部14が設
けられているので、フレーム部材2の上面2cとコーナー
部材3 の上面3cとが面一となり、従って、多段に載置さ
れるコンテナが傾斜することもなく安定な状態で搬送で
き、しかも、清掃することも簡易である。
【0023】さらに、各フレーム部材2 の下方には、補
強部材20が付設されているので、矩形枠体1 は頑丈なも
のとなり、又、該補強部材20は、両端側20a,20b をフレ
ーム部材2 の受け部18及びコーナー部材3 の支持凹部19
に嵌め込むだけでフレーム部材2 を下方から補強できる
のでその構造も簡易である。
【0024】
【0025】次に、本発明に係るコンテナ用台車の製造
方法について説明する。先ず、図8に示すように、上記
構成からなる枠部材5を、プラスチックにて一体的に形
成し、同一形状の枠部材5を4個準備する。そして、所
望の寸法のコンテナ用台車とすべく、必要に応じて枠部
材5のフレーム部材2を切断する。
【0026】例えば、向かい合う二辺部が短い矩形枠体
1 からなるコンテナ用台車を製造したい場合、枠部材5
のフレーム部材2 の先端2d側から製造する寸法に合わせ
て切断して除去し(二点鎖線で示す)、切断後の新たな
フレーム部材2 の先端2d' 側に孔26を穿設し、該先端2
d' 側を他の枠部材5 の嵌合凹部14に嵌合させる。最後
に、他の枠部材5 の下方にキャスター6 を位置させ、フ
レーム部材2 の先端2d' 側の孔26、コーナー部材3 の連
結孔16、及びキャスター6 の台座6aの取付孔6bにボル
ト、リベット等の固定具24を挿通して締結し、同様に全
ての枠部材5を連結すれば、図1のような所望の寸法か
らなるコンテナ用台車が製造される。
【0027】このように、本発明に係る台車の製造方法
によれば、一種類の枠部材5 を形成し、且つ必要に応じ
て枠部材5 のフレーム部材2 を切断すれば、所望の寸法
の矩形枠体1 を任意に形成することができるので、部品
数を最小限としながらも所望の寸法の台車を製造するこ
とができる。
【0028】即ち、従来のコンテナ用台車にあっては、
矩形枠体を形成するためにコーナー部材、縦フレーム及
び横フレームの3種類の部材が必要であったが、本発明
のコンテナ用台車及び台車の製造方法によれば、一種類
の部材を準備すればよい。さらに、異なる寸法の台車を
多種類製造する場合であっても、適宜枠部材5 のフレー
ム部材2 を所望の寸法に切断するだけでよいので、顧客
のニーズに応じてミリメートル単位の寸法のコンテナ用
台車を製造することができ、従来のコンテナ用台車のよ
うに取付孔の間隔毎にしか寸法を変更できないという不
都合もない。加えて、フレーム部材2 の先端2d' 側は他
の枠部材5 のコーナー部材3 の嵌合凹部14に嵌合される
ため、上述のように固定具24にて1箇所を締結すれば連
結固定することができ、従って、該先端2d' 側の孔26は
1箇所穿設すれば足りるのである。
【0029】また、フレーム部材2 とコーナー部材3 と
の連結部分についても4箇所で済み、組立作業の簡易化
を図ることができる。特に、フレーム部材2 がコーナー
部材3 に固定具24を用いて連結される際には、キャスタ
ー6 も一緒に該固定具24を介して取付けられるため、固
定具24の締付作業も最も少なく、従って、組立作業がよ
り簡易であるという利点がある。
【0030】尚、上記台車の製造方法に於いて、各フレ
ーム部材2の下方に補強部材20を付設するには、所望
の寸法にフレーム部材2を切断した後、補強部材20の
一端側20aを、フレーム部材2の受け部18に嵌め、
フレーム部材2 の先端2d側をコーナー部材3の嵌合凹
部14に連結する際に補強部材20の他端側20bをコ
ーナー部材3の支持凹部19に嵌め込めばよい。
【0031】また、上記実施形態のコンテナ用台車及び
台車の製造方法に於いて、補強部材20を付設する場合に
は、矩形枠体1 を構成する全てのフレーム部材2,…の下
方に補強部材20を付設するものであったが、必ずしも補
強部材20は全てのフレーム部材2 に付設しなければなら
ないわけではなく、例えば、図8の二点鎖線で示すよう
に、一対のフレーム部材2,2 にのみ付設してもよい。さ
らに、上記実施形態に於いては、一のフレーム部材2 の
下方に一本の補強部材20を付設するものであったが、必
要に応じて一のフレーム部材2 に二本以上の補強部材20
を設けてもよい。
【0032】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係るコンテナー
用台車によれば、その矩形枠体を形成する枠部材の連結
部分が4箇所であるから、従来のコンテナ用台車に比し
て連結部分が少なく、長期間の使用により生ずる連結部
分の緩みや歪み等を生じ難くなり強固な矩形枠体を形成
することができる。しかも、汚れが付着し易い連結部分
の隙間も少ないので、従来のコンテナ用台車に比して衛
生的であり、且つ台車の清掃も簡易となるという利点が
ある。
【0033】さらに、本発明に係る台車の製造方法によ
れば、一種類の枠部材を以て任意の寸法の矩形枠体を形
成することができ、従って、枠部材を形成するための金
型が一種類で済むから台車に占める部品コストを低く抑
えることができる。例えば、顧客のニーズにより異なる
寸法の台車を多種類製造しなければならない場合であっ
ても、一種類の金型にて予め枠部材を大量に製造してお
き、適宜その寸法に応じて枠部材のフレーム部材を切断
すれば足り、又連結部分も4箇所で済むから組立作業も
簡易であり、従って、台車の寸法に拘わらず、全体とし
て安価なコンテナ用台車を多種類提供することができる
という極めて大なる効果を奏する。
【0034】また、枠部材のフレーム部材を所望の寸法
に切断する方法であるため、ミリメートル単位に異なる
寸法のコンテナ用台車を顧客のニーズに合わせて簡易に
製造することができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテナ用台車の一実施形態を示
す一部切欠斜視図。
【図2】枠部材を示す一部省略平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】図2のC−C線断面図。
【図6】図1のD−D線断面図。
【図7】図1のE−E線断面図。
【図8】コンテナ用台車の分解斜視図。
【図9】従来のコンテナ用台車を示す平面図。
【符号の説明】
1 …矩形枠体、2 …フレーム部材、2d…先端、3 …コー
ナー部材、5 …枠部材、6 …キャスター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−277197(JP,A) 特開 平8−85460(JP,A) 特開 平9−193809(JP,A) 実開 昭52−167752(JP,U) 実開 昭53−82965(JP,U) 実開 昭57−183233(JP,U) 実開 昭60−143075(JP,U) 実開 昭60−143074(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62B 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製の矩形枠体(1)の四隅部
    にキャスター(6)が夫々設けられたコンテナ用台車であ
    って、前記矩形枠体(1)が、矩形枠体(1)の一辺部を構
    成するフレーム部材(2)と、矩形枠体(1)の一隅部を構
    成するコーナー部材(3)とが一体的に形成された枠部材
    (5),…からなり、一の枠部材(5)のコーナー部材(3)
    に設けた長状凹部(12)に、他の枠部材(5)のフレーム
    部材(2)の下面(2b)にフレーム部材(2)の外縁部(2
    a)に平行に突設された長状突起部(11)が嵌合された
    状態で夫々連結されて矩形枠状に形成され、さらに前記
    フレーム部材(2)を補強する補強部材(20)が設けられ
    ており、前記補強部材(20)は前記長状突起部(11)、
    …の間に嵌め込まれていると共に、前記補強部材(20)
    の一端側(20a)が前記フレーム部材(2)に設けられた
    受け部(18)に支持され、且つ前記補強部材(20)の他
    端側(20b)が前記長状突起部(11)とともに他のコー
    ナー部材(3)に設けられた支持凹部(19)に嵌められた
    状態で支持されることを特徴とするコンテナ用台車。
  2. 【請求項2】 前記補強部材(20)が、一のフレーム部
    材(2)に対して二以上設けられている請求項1記載のコ
    ンテナ用台車。
  3. 【請求項3】 前記枠部材を構成するフレーム部材(2)
    とコーナー部材(3)の上面が面一に形成されており、コ
    ーナー部材(3)と他のフレーム部材(2)が連結された際
    に、それらの上面が面一となるように長状突起部(11)
    と長状凹部(12)とが嵌合して形成されてなる請求項1
    又は2記載のコンテナ用台車。
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