JPH11227611A - 運搬台車 - Google Patents

運搬台車

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JPH11227611A
JPH11227611A JP10029878A JP2987898A JPH11227611A JP H11227611 A JPH11227611 A JP H11227611A JP 10029878 A JP10029878 A JP 10029878A JP 2987898 A JP2987898 A JP 2987898A JP H11227611 A JPH11227611 A JP H11227611A
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JP
Japan
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carrier
carriage
sleeve
recesses
stacking
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Application number
JP10029878A
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English (en)
Inventor
Yukitoshi Sakai
幸敏 酒井
Shigenobu Tanabe
成伸 田辺
Tetsuya Murakami
哲也 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より丈夫より安定な積み重ね構造を有する運
搬台車を提供する。 【解決手段】 運搬台車10の載置部13の中央位置に
は、運搬台車10の中心位置を中心とする正方形の4つ
の頂点位置に段積用凹部30〜33が設けられている。
段積用凹部30〜33の底部から下方に向けて載置用脚
部34〜37が延出形成されている。段積用凹部30〜
33の中央には水抜き孔30a〜33aが形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運搬台車に係り、詳
しくは台車と台車を互いに積み重ねるための積み重ね構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケットなどで使用さ
れる運搬台車においては、該台車と台車を互いに積み重
ねて保管することができる運搬台車が提案されている
(例えば特開平7−257383号公報)。図13及び
図14はその運搬台車を示す。該運搬台車40は、運搬
台41の裏側の左右両側に2つの垂直片42が前後方向
形成されている。垂直片42はその中央位置に下方に至
るに伴って断面積が漸減する段積用係止突起43が設け
られている。また、運搬台41の上面は、前記係止突起
43が係合する前後一対の凹部44が左右方向に形成さ
れている。そして、一方の運搬台車40を他方の運搬台
車40に積み重ねるとき、上下の運搬台車40の運搬台
41が互いに直交するように縦横に交叉して積み重ねら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上の運搬台
車40の幅広方向に平行に形成された2つの前記垂直片
42は、下の運搬台41の上面に90度回転した位置、
つまり前記凹部44の幅で運搬台41の幅狭方向に平行
に積み重ねられる。この際、上からの荷重は、前記垂直
片42を通って下の運搬台41の載置部に直接かかって
いくことになる。また、段積用係止突起43と前記凹部
44との間には若干隙間が設けられ、上からの荷重はほ
とんどかからないのである。
【0004】従って、この運搬台車40においては、上
からの荷重に対して、同一直線上にかかることがなく2
つの垂直片42による支持であり、前記凹部44間の距
離つまり前記垂直片42間の距離L5は、前記運搬台4
1に当接する前記垂直片42の長さL6より大きいので
直交することもなく、荷重に対して支持が弱いというこ
とや、運搬台の変形の要因となりうるという問題点があ
り、また、前記段積用係止突起43は運搬台41の幅広
方向の中央部に設けられ、それと係合する前記凹部44
も幅狭方向の中央部に設けられており、その係合面には
大きく傾斜が形成されているため、揺れに対して不安定
で荷崩れしやすいという問題点もあった。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的はより丈夫より安定な積
み重ね構造を有する運搬台車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、荷物等を搬送する際の運
搬台の下面にキャスタを設け、上面側に載置部を有する
運搬台車において、前記載置部には段積用凹部を設け、
その段積用凹部の底部から下方へ載置用脚を延出形成さ
せた。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の運搬台車において、前記段積用凹部は運搬台車の中心
位置を中心とする正方形の4つの頂点位置に設けられ
た。従って、請求項1に記載の発明によれば、一方の運
搬台車を他方の運搬台車に積み重ねて収納するとき、段
積用凹部と載置用脚は同一垂直方向に一体形成されてい
るので、積み重ね部分が上下方向に連続し、その部分で
荷重を受けることになるため、運搬台の変形や破損を防
止できるとともに、安定に積み重ねることができる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、一方の運
搬台車を他方の運搬台車に積み重ねるとき、互いに4カ
所で支持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一の実
施形態を図1〜図12に従って説明する。図1及び図2
に示すように、本実施形態の運搬台車10の運搬台11
は、プラスチック材料にて一体成形された長方形状の台
盤であって、その裏側にはキャスタ12を装着し、その
表面には物品を載置するための載置部13を有してい
る。前記運搬台11の長手方向(前後方向)の一端部
(後端部)には第1張り出し部14が運搬台11の底面
から延出形成されている。前記第1張り出し部14の上
面14aは前記運搬台11の前後方向の一端部(前端
部)の後述する第2掛け止め部の底部と略同一水平面上
に形成されている。前記第1張り出し部14の上面14
aの中央位置には凸台14bが突出形成されている。
【0010】図2〜図4に示すように、前記第1張り出
し部14の上面14aには、左右一対の第1連結突起1
5,16がそれぞれ前記凸台14bの両側に突出形成さ
れている。両第1連結突起15,16はその後側が斜状
に切り欠いて斜面15a,16aが形成されている。ま
た、両第1連結突起15,16は運搬台11の後端面1
1aと離間していて、その後端面11aと第1連結突起
15,16の前側立面15b,16bとの間は予め定め
た隙間t1が形成されている。
【0011】また、前記第1張り出し部14には、下方
に向けて第1支持体17と、第2支持体18とが延出形
成されている。第1支持体17は四角有底筒体であっ
て、平断面が正方形をなす第1支持孔17aを形成して
いる。第1支持体17の底部17bには水抜き孔17c
が形成されている。第1支持孔17aの四方の内側面に
は、図3に示すように、上下方向に延びた突条17dが
突出形成されている。
【0012】突条17dが形成された第1支持孔17a
には、金属製の第1スリーブ19が嵌着されている。第
1スリーブ19は、平断面が円形の筒体であって、第1
スリーブ19を第1支持孔17aに嵌挿したとき、該ス
リーブ19の外周面が第1支持孔17aの内側面に形成
した突条17dにて圧設されて容易に第1スリーブ19
が第1支持孔17aから抜けないように構成されてい
る。
【0013】第2支持体18は四角有底筒体であって、
平断面が長方形をなす第2支持孔18aを形成してい
る。第2支持体18の底部18bには水抜き孔18cが
形成されている。第2支持孔18aの四方の内側面に
は、図3に示すように、上下方向に延びた突条18dが
突出形成されている。
【0014】突条18dが形成された第2支持孔18a
には、金属製の第2スリーブ20が嵌着されている。第
2スリーブ20は、平断面が長方形の筒体であって、第
2スリーブ20を第2支持孔18aに嵌挿したとき、該
スリーブ20の外周面が第2支持孔18aの内側面に形
成した突条18dにて圧設されて容易に第2スリーブ2
0が第1支持孔18aから抜けないように構成されてい
る。図4に示すように、平断面が長方形の第2スリーブ
20におけるその短辺の長さT1は、前記円筒体の第1
スリーブ19の内径D1と一致させている。
【0015】また、本実施形態では、前記第1支持孔1
7aと第2支持孔18aの形成位置は以下のように設定
している。前記第1支持孔17a(第1スリーブ19)
の中心軸線から運搬台11の左端面11bまでの距離を
L1とし、前記第2支持孔18a(第2スリーブ20)
の中心軸線から運搬台11の右端面11cまでの距離を
L2としたとき、前記第1支持孔17a(第1スリーブ
19)の中心軸線から第2支持孔18a(第2スリーブ
20)の中心軸線までの距離L3が距離L1と距離L2
との和、即ち、L3=L1+L2となるように、第1支
持孔17aと第2支持孔18aの形成位置は予め設定し
ている。
【0016】図5〜図7に示すように、前記第1及び第
2スリーブ19,20には、ハンドル21が係脱可能に
嵌挿連結される。ハンドル21は金属製丸パイプを逆U
字状に折り曲げて形成している。ハンドルの左右一対の
先端部は差し込み部21a,21bを構成し、その差し
込み部21a,21bの外径D2は、前記第1スリーブ
19の内径D1(=T1)と同じにしている。また、両
差し込み部21a,21bの中心軸線間の距離L4は、
前記第1支持孔17a(第1スリーブ19)の中心軸線
から第2支持孔18a(第2スリーブ20)の中心軸線
までの距離L3と同じにしている。また、両差し込み部
21a,21bの間は補強用のアーム22が連結されて
いる。
【0017】前記運搬台11の長手方向に直交する幅方
向(左右方向)の一端部(左端部)には、第2張り出し
部23が運搬台11の底面から延出形成されている。前
記第2張り出し部23の上面23aは前記運搬台11の
幅方向(左右方向)の一端部(右端部)の底部と略同一
水平面上に形成されている。前記第2張り出し部23の
上面23aには、前後一対の第2連結突起24,25が
突出形成されている。両第2連結突起24,25はその
左側が斜状に切り欠いて斜面24a,25aが形成され
ている。また、両第2連結突起24,25は運搬台11
の左端面11bと離間していて、その左端面11bと第
2連結突起24,25の右側立面24b,25bとの間
は予め定めた隙間t2が形成されている。
【0018】図8に示すように、運搬台11の前後方向
の一端部(前端部)の裏側には、前記第1連結突起1
5,16とそれぞれ相対向するように第1連結凹部2
6,27が形成されている。第1連結凹部26,27
は、運搬台11の裏面に形成されたリブ26a〜26
c,27a〜27cにて構成されている。
【0019】図8に示すように、運搬台11の左右方向
の一端部(右端部)の裏側には、前記第2連結突起2
4,25とそれぞれ相対向するように第2連結凹部2
8,29が形成されている。第2連結凹部28,29
は、運搬台11の裏面に形成されたリブ28a〜28
c,29a〜29cにて構成されている。
【0020】前記載置部13において、その載置部13
の中心位置を中心とする正方形の4頂点位置には、その
頂点位置を中心とする段積用凹部30〜33が凹設され
ている。各凹部30〜33は底部に向かって先細となる
逆四角錐台形状の凹部であって、それぞれ各凹部30〜
33の向きは互いに同じ向きに形成されている。各凹部
30〜33の底部には、水抜き孔30a〜33aが形成
されている。
【0021】図9に示すように、前記各凹部30〜33
と対応する運搬台11の裏側の位置には、載置用脚34
〜37が下方に向かって延出形成されている。各載置用
脚34〜37は平断面が四角形状の筒体であって、その
平断面が正四角形状は段積用凹部30〜33の底面正四
角形状より小さくなっている。
【0022】次に、上記のように構成された運搬台車1
0の作用及び効果を説明する。 (1)本実施形態では、運搬台11の後端部の第1張り
出し部14に第1連結突起15,16を形成し、その第
1連結突起15,16の後側には斜面15a,16aを
形成した。一方、運搬台11の前端部の裏側には、第1
連結凹部26,27を形成した。
【0023】従って、2台の運搬台車10を縦方向に互
いに連結する場合、後方の運搬台車10を、該運搬台車
10の前端部が前方にある運搬台車10の後端部と相対
向するように合わせ、この状態から更に後方の運搬台車
10を前方に押すだけで両運搬台車10は互いに連結さ
れる。即ち、後方の運搬台車10を更に前方に押すと、
前方の運搬台車10の第1連結突起15,16に形成し
た斜面15a,16aに沿って、後方の運搬台車10の
前端面11dを形成するリブ26a,27aが斜面15
a,16aに沿って上動する。やがて、リブ26a,2
7aが斜面15a,16aの頂点を超えると、該リブ2
6a,27aが、前方の運搬台車10の後端面11aと
第1連結突起15,16の前側立面15b,16bとの
間に形成された隙間t1に落ち込む。即ち、前方の運搬
台車10の第1連結突起15,16と後方の運搬台車1
0の第1連結凹部26,27が嵌合し、前方の運搬台車
10と後方の運搬台車10が互いに縦列に連結される。
【0024】このように、単に運搬台車10を押すだけ
で、簡単且つ迅速に運搬台車を連結することができる。
しかも、前記第1張り出し部14の上面14aは運搬台
11の底部と同一水平面となるように形成されているた
め、互いに連結された運搬台車10の載置部13は同一
平面となる。
【0025】(2)また、本実施形態では、運搬台11
の左端部の第2張り出し部23に第2連結突起24,2
5を形成し、その第2連結突起24,25の左側には斜
面24a,25aを形成した。一方、運搬台11の右端
部の裏側には、第2連結凹部28,29を形成した。
【0026】従って、2台の運搬台車10を横方向に互
いに連結する場合、右側の運搬台車10の左側部が左側
にある運搬台車10の右端部と相対向するように合わ
せ、この状態から更に右側の運搬台車10を左側に押す
だけで両運搬台車10は互いに連結される。即ち、右側
の運搬台車10を更に左側に押すと、左側の運搬台車1
0の第2連結突起24,25に形成した斜面24a,2
5aに沿って、右側の運搬台車10の右端面11cを形
成するリブ28a,29aが斜面24a,25aに沿っ
て上動する。やがて、リブ28a,29aが斜面24
a,25aの頂点を超えると、該リブ28a,29a
が、右側の運搬台車10の左端面11bと第2連結突起
24,25の右側立面24b,25bとの間に形成され
た隙間t2に落ち込む。即ち、右側の運搬台車10の第
2連結突起24,25と左側の運搬台車10の第2連結
凹部28,29が嵌合し、右側の運搬台車10と左側の
運搬台車10が互いに横一列に連結される。
【0027】このように、単に運搬台車10を押すだけ
で、簡単且つ迅速に運搬台車を連結することができる。
しかも、前記第2張り出し部23の上面23aは運搬台
11の底部と同一水平面となるように形成されているた
め、互いに連結された運搬台車10の載置部13は同一
平面となる。
【0028】(3)本実施形態では、第1支持孔17a
と第2支持孔18aにそれぞれ金属製の第1スリーブ1
9と第2スリーブ20を嵌着させた。従って、ハンドル
21は、頻繁に第1,第2スリーブ19,20と係脱し
ても、第1,第2支持孔17a,18aの内周が広げら
れることなく、第1,第2スリーブ19,20により安
定に支持される。
【0029】(4)本実施形態では、ハンドル21の差
し込み部21a,21bは、断面円形をなし、前記第1
スリーブ19の内径D1及び第2スリーブ20の短辺の
長さT1と等しい外径D2とするとともに、その差し込
み部21a,21bの中心軸線間の距離L4を前記第
1,第2スリーブ19,20の中心軸線間の距離L3と
同じにしている。従って、ハンドル21の差し込み部2
1a,21bはそれぞれ前記第1スリーブ19と第2ス
リーブ20の中に嵌挿されるとき、その差し込み部21
aは前記第1スリーブ19により隙間なしに嵌着され
る。他方の差し込み部21bは前記第2スリーブ20の
短辺方向に第2スリーブ20と当接して嵌合されるとと
もに、前記運搬台11の長手方向に直交する幅方向の前
記第2スリーブ20の両側にそれぞれ余裕を設けた間隙
t3,t4が形成される。
【0030】その結果、前記差し込み部21aが第1ス
リーブ19に挿入嵌合されることによって、前記ハンド
ル21のガタツキが防止されることができる。また、他
方の差し込み部21bが第2スリーブ20に嵌合される
とき、第2スリーブ20の長辺方向に直交する幅方向に
ハンドル21との嵌合寸法に許容範囲を持たせることが
できる。
【0031】(5)本実施形態では、前記各距離L1〜
L4を、L3=L4=L1+L2となるようにしてい
る。従って、横一列に2つの運搬台車10が連結された
とき、ハンドル21の一方の差し込み部21aを左側の
運搬台車10の第2スリーブ20に差し込み、他方の差
し込み部21bを右側の運搬台車10の第1スリーブ1
9に差し込むことができる。その結果、該ハンドル21
にて2台の運搬台車10を確実に搬送することができ
る。図10に示すように、前記ハンドル21は横方向に
横一列に連結した2つの運搬台車10にまたがる第1,
第2スリーブ19,20に楽に差し込むことができる。
【0032】(6)本実施形態では、前記第1支持孔1
7aの底部17bの中央には水抜き孔17cが設けら
れ、前記第2支持孔18aの底部18bの中央には水抜
き孔18cが設けられている。従って、前記第1,第2
支持孔17a,18a内に水が溜まることを避けること
ができる。
【0033】(7)本実施形態では、運搬台車10の載
置部13の中央位置には、段積用凹部30〜33を設
け、その凹部30〜33と対応する裏側には載置用脚3
4〜37を形成した。一方の運搬台車10のを他方の運
搬台車10の凹部30〜33に係合させることによっ
て、一方の運搬台車10の脚34〜37を他方の運搬台
車10に積み重ねることができる。このとき、凹部30
〜33と脚34〜37は同一垂直方向に一体形成されて
いるので、積み重ね部分が上下方向に連続し、その部分
で荷重を受けることになるため、運搬台11の変形や破
損を防止できるとともに、安定に積み重ねることができ
る。
【0034】(8)本実施形態では、段積用凹部30〜
33は逆四角錐台形状をなしているので、図11に示す
ように、楽に他方の運搬台車10の脚34〜37を係合
させることができる。
【0035】(9)本実施形態では、段積用凹部30〜
33は、運搬台車10の中心位置を中心とする正方形の
4つの頂点位置に設けられているので、図11及び図1
2に示すように、一方の運搬台車10を他方の運搬台車
10に積み重ねるつまり上下の運搬台車10の運搬台1
1が互いに直交するように縦横に交叉して積み重ねると
き、互いにバランスよく4点支持することによって安定
且つ丈夫に積み重ねられることができる。
【0036】(10)本実施形態では、段積用凹部30
〜33の底部の中央には水抜き孔30a〜33aが形成
されているので、屋外に使われている運搬台車10にお
いて、雨などの水は凹部30〜33に溜まることない。
【0037】なお、本発明は上記形態に限定されること
はなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよう
にしてもよい。 ○上記実施形態では、段積用凹部30〜33は平断面正
方形をなし、載置用脚部34〜37は平断面正方形をな
して実施したが、段積用凹部30〜33は及び載置用脚
部34〜37は平断面円形をなして実施してもよい。こ
の場合、上記実施形態と同様な効果を得ることができ
る。
【0038】上記実施形態から把握できる請求項以外の
技術的思想について、以下に効果とともに記載する。 ○荷物等を搬送する際の運搬台の下面にキャスタを設
け、上面側に載置部を有する運搬台車において、前記載
置部には縦断面テーパ状をなしている段積用凹部を設
け、その段積用凹部の底部から下方へ載置用脚を延出形
成させたことを特徴とする運搬台車。
【0039】従って、一方の運搬台車を他方の運搬台車
に積み重ねて収納するとき、段積用凹部と載置用脚は同
一垂直方向に一体形成されているので、積み重ね部分が
上下方向に連続し、その部分で荷重を受けることになる
ため、運搬台の変形や破損を防止できるとともに、安定
に積み重ねることができるとともに、一方の運搬台車の
載置用脚を他方の運搬台車の段積用凹部に楽に係合する
ことができる。
【0040】○荷物等を搬送する際の運搬台の下面にキ
ャスタを設け、上面側に載置部を有する運搬台車におい
て、前記載置部には段積用凹部を設け、その段積用凹部
の底部から下方へ載置用脚を延出形成させ、前記段積用
凹部の底部に貫通孔を設けたことを特徴とする運搬台
車。
【0041】従って、一方の運搬台車を他方の運搬台車
に積み重ねて収納するとき、段積用凹部と載置用脚は同
一垂直方向に一体形成されているので、積み重ね部分が
上下方向に連続し、その部分で荷重を受けることになる
ため、運搬台の変形や破損を防止できるとともに、安定
に積み重ねることができるとともに、屋外に使われてい
る運搬台車において、雨などの水は段積用凹部に溜まる
ことない。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2に
記載の発明によれば、運搬台車を互いに積み重ねて収納
するとき、片寄りやずれ等がなく、より安定より丈夫に
積み重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の運搬台車の斜視図。
【図2】同じく運搬台車の平面図。
【図3】同じく運搬台車のスリーブが嵌合される前の要
部拡大平面図。
【図4】同じく運搬台車のスリーブが嵌合された後の要
部拡大平面図。
【図5】同じく運搬台車の側面要部断面図。
【図6】ハンドルが差し込まれた本実施形態の運搬台車
の斜視図。
【図7】ハンドルが差し込まれた本実施形態の運搬台車
の側面図。
【図8】同じく運搬台車の底面図。
【図9】同じく運搬台車のA−A断面拡大図。
【図10】ハンドルが横に連結された2つの運搬台車に
またがって設けられた状態の斜視図。
【図11】本発明の運搬台車を互いに積み重ねる前の断
面図。
【図12】本発明の運搬台車を互いに積み重ねた後の側
面図。
【図13】従来技術の運搬台車の平面図。
【図14】従来技術の運搬台車を互いに積み重ねた後の
要部断面図。
【符号の説明】
10…運搬台車、11…運搬台、12…キャスタ、13
…載置部、14…第1張り出し部、15,16…第1連
結突起、17a…第1支持孔、18a…第2支持孔、1
9…第1スリーブ、20…第2スリーブ、21…ハンド
ル、23…第2張り出し部、24,25…第2連結突
起、26,27…第1連結凹部、28,29…第1連結
凹部、30〜33…段積用凹部、34〜37…載置用
脚、38…ゴム、t3,t4…間隙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物等を搬送する際の運搬台の下面にキ
    ャスタを設け、上面側に載置部を有する運搬台車におい
    て、 前記載置部には段積用凹部を設け、その段積用凹部の底
    部から下方へ載置用脚を延出形成させたことを特徴とす
    る運搬台車。
  2. 【請求項2】 前記段積用凹部は運搬台車の中心位置を
    中心とする正方形の4つの頂点位置に設けられたことを
    特徴とする請求項1に記載の運搬台車。
JP10029878A 1998-02-12 1998-02-12 運搬台車 Pending JPH11227611A (ja)

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