JPH10297497A - 運搬用台車 - Google Patents

運搬用台車

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JPH10297497A
JPH10297497A JP9109500A JP10950097A JPH10297497A JP H10297497 A JPH10297497 A JP H10297497A JP 9109500 A JP9109500 A JP 9109500A JP 10950097 A JP10950097 A JP 10950097A JP H10297497 A JPH10297497 A JP H10297497A
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Tetsuya Murakami
哲也 村上
Shigenobu Tanabe
成伸 田辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 台盤を連結して走行させるにあたって、台盤
の後部が浮いても連結が外れ難く、しかも不陸を乗り越
えて台盤を走行させる際に係合凹部に破損が生じること
を防ぐことができる運搬用台車を提供する。 【解決手段】 台盤1の下面に走行用車輪2を設けて走
行自在に形成すると共に台盤1の一方の端部に持手ハン
ドル3を設けた運搬用台車に関する。台盤1の一方の端
部に下方へ突出する係合突部4を設けると共に係合突部
4の下端面を走行方向と平行な面での断面形状が凸円弧
状となった凸湾曲面4aに形成する。台盤1の他方の端
部に他の台盤1に設けた係合突部4が挿入係合自在な係
合凹部5を上方へ開口させて設けると共に係合凹部5の
底面を走行方向と平行な面での断面形状が凹円弧状とな
った凹湾曲面5aに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナなどの荷
物を載せて運搬するために用いられる運搬用台車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の運搬用台車として、連結手段を
設けたものが特開平7−257384号公報等で提供さ
れているものがある。図11はその一例を示すものであ
り、矩形状の台盤1の下面の四隅に走行用車輪2を装着
して走行自在に形成し、台盤1の一方の端部に持手ハン
ドル3を脱着自在に取り付けるようにしてある。この種
の運搬用台車は、持手ハンドル3を押すだけでなく、持
手ハンドル3を手で掴んで引っ張ることによって台盤1
を走行させることがある。特にスーパー等の通路の狭い
店内では、走行の安全上、持手ハンドル3を手で掴んで
引っ張ることによって台盤1を走行させることが通常行
なわれている。
【0003】そして台盤1の他方の端部には下方へ突出
する係合突部4が設けてあり、また台盤1の持手ハンド
ル3を取り付けた一方の端部には上方へ開口する係合凹
部5が設けてあり、台盤1の係合突部4を他の台盤1の
係合凹部5に上方から挿入係合させることによって、複
数の台盤1を前後に連結することができるようにしてあ
る。このものにあって、先頭の台盤1の持手ハンドル3
を掴んで図11のa矢印に引くことによって、連結した
複数の台盤1を同時に走行させることができ、多くの荷
物を運搬することが可能になるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先頭の台盤1
の持手ハンドル3を掴んで図11のa矢印方向に引く
と、この先頭の台盤1の後部には前の走行用車輪2を支
点として図11のb矢印のような持ち上げ力が作用す
る。特に台盤1の上に荷物を載せていない空のときにこ
の持ち上げ力が作用すると、先頭の台盤1の後部は浮き
上がり易い。そしてこのように先頭の台盤1の後部が浮
き上がると、この先頭の台盤1の後端部の係合突部4は
次の台盤1の前端部の係合凹部5から上方へ抜けてしま
い、台盤1の連結が外れ易いという問題があった。
【0005】また、図12は台盤1の連結部の詳細構造
を示すものであり、係合突部4と係合凹部5とを係合さ
せて連結した台盤1をa矢印方向に走行させるにあたっ
て、地面Gに段差などの不陸があると、図12に示すよ
うにこの不陸の上を台盤1が通過する際に台盤1が傾
き、係合凹部5に対する係合突部4の係合角度が変化し
て、係合凹部5内で係合突部4が傾動することになり、
この結果、係合突部4が傾動する際に係合凹部5の内面
がこじられて、図12にイ、ロで示す係合凹部5の底部
の両角部にクラック等の破損が生じるおそれがあるとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、台盤を連結して走行させるにあたって、台盤の後
部が浮いても連結が外れ難く、しかも不陸を乗り越えて
台盤を走行させる際に係合凹部に破損が生じることを防
ぐことができる運搬用台車を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る運搬用台車
は、台盤1の下面に走行用車輪2を設けて走行自在に形
成すると共に台盤1の一方の端部に持手ハンドル3を設
けた運搬用台車において、台盤1の一方の端部に下方へ
突出する係合突部4を設けると共に係合突部4の下端面
を走行方向と平行な面での断面形状が凸円弧状となった
凸湾曲面4aに形成し、台盤1の他方の端部に他の台盤
1に設けた係合突部4が挿入係合自在な係合凹部5を上
方へ開口させて設けると共に係合凹部5の底面を走行方
向と平行な面での断面形状が凹円弧状となった凹湾曲面
5aに形成して成ることを特徴とするものである。
【0008】また請求項2の発明は、台盤1の一方の側
端部に横係合突部6,6′を設けると共に横係合突部
6,6′の下端面を走行方向と直交する面での断面形状
が凸円弧状となった凸湾曲面6aに形成し、台盤1の他
方の側端部に他の台盤1に設けた横係合突部6,6′が
挿入係合自在な横係合凹部7,7′を設けると共に横係
合凹部7,7′の底面を走行方向と直交する面での断面
形状が凹円弧状となった凹湾曲面7aに形成して成るこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図2及び図3は樹脂成形品で矩形状に形成した台
盤1を示すものであり、台盤1の下面の四隅の車輪装着
部12にキャスタなどで形成される走行用車輪2を装着
するようにしてある(図6(c)、図7(a)参照。図
3において走行用車輪2の図示は省略)。また台盤1の
上面にはこの車輪装着部12の真上位置において段積み
用凹部13が凹設してあり、台盤1の上に他の台盤1を
積み重ねると、下の台盤1の段積み用凹部13に上の台
盤1の走行用車輪2が嵌まり込み、多数枚の台盤1を安
定して上下に積み重ねることができるようにしてある。
さらに台盤1の両側部には、手を差し込んで台盤1を手
で掴んで持つことができるようにした持ち手用孔14が
設けてある。台盤1の前端面には上面が開口する一対の
ハンドル挿入筒15が固着してあり、略門型に形成され
る持手ハンドル3の両側の下端部をハンドル挿入筒15
に差し込むことによって、持手ハンドル3を脱着自在に
台盤1に取り付けることができるようにしてある。16
は台盤1の上面に全面に亘って多数設けた防滑用突起で
ある。
【0010】台盤1の一方の端面、例えば走行方向の前
端面の中央部の上部には、図2及び図3に示されるよう
に、平面コ字形の前連結部18が前方へ一体に延出して
設けてあり、前連結部18の内周は上下に開口する開口
部19となっている。従ってこの開口部19に手を差し
入れて前連結部18を掴んで台盤1を持つことが可能で
ある。そして前連結部18の前片18aは図6(a)に
示すように下方へ突出する係合用突部4として形成して
ある。この係合用突部4は断面下向き開口コ字形に形成
してあり、その内側に図3及び図6(a)に示すように
複数片のリブ片20が設けてある。この各リブ片20の
下端面は図6(a)に示すように、台盤1の走行方向と
平行な面での断面形状が凸円弧状となった凸湾曲面4a
に形成してある。
【0011】また台盤1の他方の端面、例えば走行方向
の後端面の中央部の下部には、図2及び図3に示される
ように、一対の切欠部21の間に形成される後連結部2
2が一体に設けてある。この後連結部22の先端縁の上
面には立ち上がり片23が一体に突設してあり、台盤1
の後端面の上部とこの立ち上がり片23の間に図6
(a)に示すように上方へ開口する係合凹部5が形成さ
れるようにしてある。この係合凹部5の底面は図6
(a)に示すように、台盤1の走行方向と平行な面での
断面形状が凹円弧状となった凹湾曲面5aに形成してあ
る。この凹湾曲面5aの曲率半径は、前記の係合用突部
4の凸湾曲面4aの曲率半径より若干大き目に形成して
ある。
【0012】また、台盤1の一方の側端面の下部に全長
に亘って横連結部25が図2のように側方へ一体に延出
して設けてあり、横連結部25の先端縁の上面には前部
と後部の2箇所においてそれぞれ図5(a)のように横
係合突部6を上方へ突出させて一体に設けてある。横係
合突部6の上端面は図7(a)に示すように、台盤1の
走行方向と直交する面での断面形状が凸円弧状となった
凸湾曲面6aに形成してある。このように横係合突部6
を突設することによって、横係合突部6と台盤1の側端
面の上部との間に図7(a)に示すように上方へ開口す
る横係合凹部7が形成されるようにしてある。この横係
合凹部7の底面は、台盤1の走行方向と直交する面での
断面形状が凹円弧状となった凹湾曲面7aに形成してあ
る。
【0013】さらに台盤1の他方の側端部の下面に前記
の横連結部25に設けた横係合突部6に対応する前部と
後部の2箇所においてそれぞれ横係合突部6′を下方へ
突出させて一体に設けてある。横係合突部6′は図3に
示すように複数片のリブ片26で形成されるものであ
り、各リブ片26の下端面は図7(a)に示すように、
台盤1の走行方向と直交する面での断面形状が凸円弧状
となった凸湾曲面6aに形成してある。このように横係
合突部6′を突設することによって、横係合突部6′と
台盤1の下面の車輪装着部12の側面との間に図7
(a)に示すように下方へ開口する横係合凹部7′が形
成されるようにしてある。この横係合凹部7′の上底面
は、台盤1の走行方向と直交する面での断面形状が凹円
弧状となった凹湾曲面7aに形成してある。尚、凹湾曲
面7aの曲率半径は、凸湾曲面6aの曲率半径より若干
大き目に形成してある。
【0014】そして、上記のように台盤1の走行方向の
前端に設けたハンドル挿入筒15に略門型の持手ハンド
ル3の下端部を差し込むことによって、図8のように台
盤1に持手ハンドル3を脱着自在に装着することができ
るものであり、持手ハンドル3の上端部を手で掴んで引
くことによって、図8のa矢印方向に台盤1を走行させ
ることができ、台盤1の上に積載したコンテナ等の荷物
を運搬することができる。
【0015】次に、台盤1を前後方向に連結するにあた
っては、前の台盤1(図9の1a)の後端部の係合凹部
5に後の台盤1(図9の1b)の前端部の係合突部4を
上方から挿入係合させることによって行なうことができ
る。同様にして後の台盤1にさらに他の台盤1を連結す
ることができるものであり、先頭以外の台盤1には持手
ハンドル3を装着しないで使用するのが一般的である。
そして、先頭の台盤1に装着した持手ハンドル3の上端
部を手で掴んで引くことによって、複数連結した台盤1
を同時に走行させることができるものであり、複数の台
盤1の上に多量の荷物を積載して運搬することができる
ものである。
【0016】このように先頭の台盤1の持手ハンドル3
を手で掴んで引くことによって、前後方向に複数連結し
た台盤1を走行させるにあたって、持手ハンドル3を図
8のa矢印方向に引くと、先頭の台盤1の後部には前の
走行用車輪2を支点として図8のb矢印のような持ち上
げ力が作用するが、図9のように前の台盤1aの後端部
の係合凹部5の上に後の台盤1bの係合突部4が係合さ
れているので、図9のb矢印のように先頭の台盤1aの
後部が浮き上がっても、係合突部4と係合凹部5の係合
は外れることはない。従って、先頭の台盤1の連結が外
れることを防ぐことができるものである。
【0017】また、上記のように係合突部4と係合凹部
5を係合させて前後方向に複数連結した台盤1を走行さ
せるにあたって、地面Gに段差などの不陸があると、図
1に示すようにこの不陸の上をa矢印方向に走行する台
盤1が通過する際に台盤1が前後方向に傾き、係合凹部
5に対する係合突部4の係合角度が変化し、係合凹部5
内で係合突部4が傾動するが、係合突部4の下端は凸湾
曲面4aに、係合凹部5の底面は凹湾曲面5aにそれぞ
れ形成してあるので、凸湾曲面4aと凹湾曲面5aが相
互に摺動し合って係合突部4は係合凹部5内でスムーズ
に傾動する。従って、係合突部4が傾動する際に係合凹
部5の内面がこじられるようなことがなくなり、係合凹
部5にクラック等の破損が生じることを防ぐことができ
るものである。
【0018】次に、台盤1を横方向に連結するにあたっ
ては、図10に示すように、一方の台盤1cの横係合凹
部7に他方の台盤1dの横係合突部6′を挿入係合する
と共に、他方の台盤1dの横係合凹部7′に一方の台盤
1cの横係合突部6を挿入係合することによって、行な
うことができるものである。このように台盤1を横方向
に連結することによって、台盤1の全体としての横方向
の幅を広くすることができ、大きな面積の荷物を運搬す
ることが可能になるものである。
【0019】また、上記のように横係合突部6,6′と
横係合凹部7,7′を係合させて横方向に複数連結した
台盤1を走行させるにあたって、不陸のある地面を走行
する際に台盤1が横方向に傾き、横係合凹部7,7′内
で横係合突部6,6′が傾動しても、横係合突部6,
6′の先端は凸湾曲面6aに、横係合凹部7,7′の底
面は凹湾曲面7aにそれぞれ形成してあるので、凸湾曲
面6aと凹湾曲面7aが相互に摺動し合って横係合突部
6,6′は横係合凹部7,7′内でスムーズに傾動す
る。従って、横係合突部6,6′が傾動する際に横係合
凹部7,7′の内面がこじられるようなことがなくな
り、横係合凹部7,7′にクラック等の破損が生じるこ
とを防ぐことができるものである。
【0020】
【発明の効果】上記のように本発明は、台盤の下面に走
行用車輪を設けて走行自在に形成すると共に台盤の一方
の端部に持手ハンドルを設けた運搬用台車において、台
盤の一方の端部に下方へ突出する係合突部を設けると共
に、台盤の他方の端部に他の台盤に設けた係合突部が挿
入係合自在な係合凹部を上方へ開口させて設けたので、
係合突部と係合凹部を係合して前後方向に連結した台盤
を、先頭の台盤を持手ハンドルを引いて走行させるにあ
たって、持手ハンドルを引くことによって先頭の台盤の
後部が浮き上がっても、この台盤の後部の係合凹部の上
に後の台盤の係合突部が係合されており、係合突部と係
合凹部の係合は外れることはなく、台盤の連結が外れる
ことを防ぐことができるものである。しかも、係合突部
の下端面を走行方向と平行な面での断面形状が凸円弧状
となった凸湾曲面に形成し、係合凹部の底面を走行方向
と平行な面での断面形状が凹円弧状となった凹湾曲面に
形成したので、係合突部と係合凹部を係合させて前後方
向に連結した台盤を走行させるにあたって、不陸のある
地面を通過する際に台盤が傾き、係合凹部に対する係合
突部の係合角度が変化して係合凹部内で係合突部が傾動
しても、係合突部の下端の凸湾曲面と係合凹部の底面の
凹湾曲面が相互に摺動し合って係合突部は係合凹部内で
スムーズに傾動するものであり、係合突部が傾動する際
に係合凹部の内面がこじられるようなことがなくなっ
て、係合凹部にクラック等の破損が生じることを防ぐこ
とができるものである。
【0021】また請求項2の発明は、台盤の一方の側端
部に横係合突部を設けると共に、台盤の他方の側端部に
他の台盤に設けた横係合突部が挿入係合自在な横係合凹
部を設けたので、横係合突部と横係合凹部の係合で台盤
を横方向に連結することができるものであり、台盤の全
体としての横方向の幅を広くすることができ、大きな面
積の荷物を運搬することが可能になるものである。しか
も、横係合突部の先端面を走行方向と直交する面での断
面形状が凸円弧状となった凸湾曲面に形成し、横係合凹
部の底面を走行方向と直交する面での断面形状が凹円弧
状となった凹湾曲面に形成するようにしたので、横係合
突部と横係合凹部を係合させて横方向に連結した台盤を
走行させるにあたって、不陸のある地面を走行する際に
台盤が横方向に傾いて横係合凹部内で横係合突部が傾動
しても、横係合突部の先端の凸湾曲面と横係合凹部の底
面の凹湾曲面が相互に摺動し合って横係合突部は横係合
凹部内でスムーズに傾動するものであり、係合突部が傾
動する際に横係合凹部の内面がこじられるようなことが
なくなって、横係合凹部にクラック等の破損が生じるこ
とを防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例における台盤を前後
方向に連結した状態の一部の断面図である。
【図2】同上の台盤の平面図である。
【図3】同上の台盤の底面図である。
【図4】同上の台盤を示すものであり、(a)は正面
図、(b)は背面図である。
【図5】同上の台盤を示すものであり、(a),(b)
は左右の側面図である。
【図6】同上の台盤を示すものであり、(a)は図2の
A−A断面図、(b)は図2のB−B断面図、(c)は
図2のC−C断面図である。
【図7】同上の台盤を示すものであり、(a)は図2の
E−E断面図、(b)は図2のD−D断面図である。
【図8】同上の持手ハンドルを装着した状態の側面図で
ある。
【図9】同上の台盤を前後方向に連結した状態の一部の
断面図である。
【図10】同上の台盤を横方向に連結した状態の一部の
断面図である。
【図11】従来例の概略側面図である。
【図12】従来例の一部の断面図である。
【符号の説明】 1 台盤 2 走行用車輪 3 持手ハンドル 4 係合突部 4a 凸湾曲面 5 係合凹部 5a 凹湾曲面 6,6′ 横係合突部 6a 凸湾曲面 7,7′ 横係合凹部 7a 凹湾曲面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台盤の下面に走行用車輪を設けて走行自
    在に形成すると共に台盤の一方の端部に持手ハンドルを
    設けた運搬用台車において、台盤の一方の端部に下方へ
    突出する係合突部を設けると共に係合突部の下端面を走
    行方向と平行な面での断面形状が凸円弧状となった凸湾
    曲面に形成し、台盤の他方の端部に他の台盤に設けた係
    合突部が挿入係合自在な係合凹部を上方へ開口させて設
    けると共に係合凹部の底面を走行方向と平行な面での断
    面形状が凹円弧状となった凹湾曲面に形成して成ること
    を特徴とする運搬用台車。
  2. 【請求項2】 台盤の一方の側端部に横係合突部を設け
    ると共に横係合突部の先端面を走行方向と直交する面で
    の断面形状が凸円弧状となった凸湾曲面に形成し、台盤
    の他方の側端部に他の台盤に設けた横係合突部が挿入係
    合自在な横係合凹部を設けると共に横係合凹部の底面を
    走行方向と直交する面での断面形状が凹円弧状となった
    凹湾曲面に形成して成ることを特徴とする請求項1に記
    載の運搬用台車。
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