JP3820304B2 - 運搬台車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は運搬台車に関し、特に荷台面積を増減させることのできる手押し運搬台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手押し車やリヤカーなどの運搬台車は簡易な運搬装置として多用されている。一方、運搬の対象となる積載物は種々さまざまであり、積載物の大きさや数によっては、大きさの異なった大小の運搬台車を準備する必要があった。
従来、小型の運搬車を荷の大きさに応じて随時連結しうるようにした運搬車が開示されている(実用新案登録第3033533号公報)。また、凸凹面や段差部をほとんど抵抗なく機動的に走行することのできる多車輪式運搬台車が開示されている(特開平7−108942号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の運搬台車は、その運搬台車を連結して荷台面積を増減するのが一般的であり一台の運搬台車で荷台面積を任意に増減することができず、また連結する運搬台車を必要個数確保しておかなければならないという問題がある。
【0004】
また、従来の多車輪式運搬台車は凸凹面や段差部を走行するために設けられたものが多く、荷台面積を任意に増減するために多車輪を設けようとすると、その車輪を台車に取付けることが困難になるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような問題に対処するためになされたもので、簡易な方法で、安全確実に荷台面積を任意に増減することができる運搬台車を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の運搬台車は、荷台面積が増減する運搬台車であって、少なくとも 3個の車輪を有する第一の台車と、この第一の台車の一端に立設される手押しハンドルフレームとこのハンドルフレーム他端に連設された第二の台車と、第一の台車と第二の台車とを所定位置で相互に固定する手段とを有し、第二の台車は少なくとも 2個の車輪を有し、かつ運搬台車の進行方向に進退自在であることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の運搬台車は、第一の台車の 3個の車輪がハンドルフレーム端下部に取付けられた 2個の主車輪と、ハンドルフレーム他端下部に取付けられ主車輪よりも小径の 1個の副車輪とを有し、第二の台車の 2個の車輪が、運搬台車の先端部に取付けられ第一の台車の主車輪と同径であることを特徴とする。
【0009】
また、第一の台車と第二の台車とを所定位置で相互に固定する手段が、第一の台車と第二の台車に設けられた係合孔に嵌挿される係合杆により構成され、この係合杆を保持する保持部をハンドルフレームまたは第一の台車側面部に有することを特徴とする。
【0010】
このような構造とすることにより、任意の所定位置で第一の台車と第二の台車とを係合することができるので、運搬台車の荷台面積を増減することができる。
また、第二の台車が運搬台車の進行方向に進退自在であり、幅方向に広がらないので、狭い路地裏などでも運搬台車を使用することができ、従来、荷物を運ぶのに複数回往復していたのを一回で運搬できる。また、係合杆が積載荷物の脱落を防ぐ役割を果たすので、多量の荷物を運ぶことができる。
さらに、積載重量が増えた場合であっても副車輪の働きによって容易に運搬できる。なお、積載物が軽い場合は、副車輪は作動しないため、回転が容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る運搬台車の一実施例を図1および図2により説明する。
図1は本発明に係る運搬台車1の斜視図を、図2(a)は平面図を、図2(b)は裏面図を、図2(c)をそれぞれ示す。
運搬台車1は、第一の台車2と第二の台車3とから構成され、第一の台車2には 2個の主車輪4a、4aと、 1個の副車輪4bとが、第二の台車3には 2個の車輪4c、4cがそれぞれ取付けられている。ここで車輪4aと4cとは同径であり、副車輪4bは主車輪4cより径が小さくなっている。通常の運搬時にあっては、図2(c)に示すように、台車2と台車3とにより連設された運搬台車1は、車輪4aと4cにより支持されている。また、重量物を積載時には車輪4a、4bおよび4cにより運搬台車1全体が支持される。
これら車輪は固定であっても、また回転自在のキャスターであってもよい。なお、副車輪4bは複数個取付けられていてもよい。重量物を積載する運搬台車にあっては複数個取付けることが好ましい。
【0012】
第一の台車2の一方の側端部には手押しハンドルフレーム5が立設されている。このハンドルフレーム5は台車2と一体的に、着脱自在に、あるいは折り曲げ自在に取付けることができる。
【0013】
ハンドルフレーム5の前方他端に第二の台車3が、運搬台車1の進行方向に進退自在に連設されている。連設の方法としては、とくに制限がないが、台車3が台車2の内部に挿通される状態で連設することが好ましい。この状態であると、副車輪4bを台車2の下部に取付けることができ、重量物の運搬に耐えやすくなる。副車輪4bを台車2の下部に取付けることができれば、台車2の下面はフレームのままであってもよい。そのような一例を図3に示す。図3は、台車2の下面がフレーム状である場合の裏面図である。
【0014】
台車2と台車3とは、連設されるとともに所定位置で相互に固定される手段を有する。相互に固定されることにより、荷台の面積を大きくした場合であっても運搬台車1を自在に操作することができる。相互に固定する手段としては、種々の方法をとることができるが、台車2と台車3とを簡易に固定する手段としては、第一の台車2と前記第二の台車3にそれぞれ相互に対応する位置に係合孔6a、6bおよび6cを設け、この係合孔6に係合杆7を嵌挿することが好ましい。なお、係合杆7はハンドルフレーム状係合杆7aであっても、ボルト状係合杆7bであってもよい。ハンドルフレーム状係合杆7aの場合、係合孔6aおよび6bに嵌挿され、ボルト状係合杆7bの場合、係合孔6cに嵌挿される。
また、ハンドルフレーム状係合杆7aの嵌挿はハンドルフレームが進行方向に平行であっても、また、垂直方向であってもよい。
【0015】
ハンドルフレーム5に使用しないときの係合杆7aを保持する保持部8を設けることが好ましく、また、ボルト状係合杆7bの場合、台車2の側面に鎖9などにより台車より離脱不能に保持することが好ましい。
【0016】
第二の台車3が第一の台車2より脱落することを防ぐ手段を設けることが好ましい。脱落防止手段としては、とくに制限がないが、たとえば図1に示すように第二の台車3に、運搬台車の進行方向に平行に溝10を設け、止具11により第二の台車3を第一の台車2に係止する方法等が好ましい。なお、図4に示すように、この溝10は平行であれば、一本の開溝であってもよい。
【0017】
第一の台車2および第二の台車3の材料は、木製であっても、ステンレスや鋼板、アルミ合金などの金属製であっても、またプラスチックス製であってもよい。また、台車の表面には、すべり止め、たとえばゴム板12などを貼着することが好ましい。
【0018】
本発明の運搬台車は、一般通路、旅館などの室内、工場などの製造現場で応用できる。特に荷台面積が 0.33m2 程度の小型の運搬台車に好ましい。小型の運搬台車は本来小積載物の運搬に設計されており取り扱いが便利であるが、積載物が増加すると一度に運搬することができなくなり、かえって運搬に時間がかかることが多いためである。
【0019】
【発明の効果】
本発明の運搬台車は、上述のように合計少なくとも 5個の車輪を有し、第一の台車と第二の台車を連設するとともに相互に固定する手段を有するので、簡易な方法で、安全確実に荷台面積を任意に増減することができる。
【0020】
また、第一の台車に主車輪と副車輪を、第二の台車に主車輪を設けるので、積載重量が変動しても容易に運搬することができる。
【0021】
また、係合杆により第一の台車と第二の台車を相互に固定するので、簡易な方法で強固に固定することができる。また、係合杆により積載物の落下を防止することができるので、運搬がより容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る運搬台車の一例の斜視図である。
【図2】本発明に係る運搬台車の一例である。
【図3】本発明に係る運搬台車の他の例の裏面図である。
【図4】本発明に係る運搬台車の他の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 運搬台車
2 第一の台車2
3 第二の台車
4 車輪
5 ハンドルフレーム
6 係合孔
7 係合杆
8 保持部
9 鎖
10 溝
11 止具
12 ゴム板

Claims (1)

  1. 荷台面積が略 0.33m 2 の小型で、かつ荷台面積が増減する運搬台車であって、少なくとも 3個の車輪を有する第一の台車と、この第一の台車の側端部に立設される手押しハンドルフレームと前記第一の台車の前記ハンドルフレーム他端に連設された第二の台車と、前記第一の台車と前記第二の台車とを所定位置で相互に固定する手段とを有し、前記第二の台車は少なくとも 2個の車輪を有し、かつ前記運搬台車の進行方向に進退自在であり、前記第一の台車の 3 個の車輪が、前記ハンドルフレーム端下部に取付けられた 2 個の主車輪と、前記ハンドルフレーム他端下部に取付けられ前記主車輪よりも小径の 1 個の副車輪であり、前記第二の台車の 2 個の車輪が、前記運搬台車の先端部に取付けられ前記第一の台車の主車輪と同径であり、前記相互に固定する手段が、前記第一の台車と前記第二の台車に設けられた係合孔に嵌挿される係合杆により構成され、この係合杆を保持する保持部を前記ハンドルフレームまたは前記第一の台車側面部に有することを特徴とする運搬台車。
JP11336197A 1997-04-14 1997-04-14 運搬台車 Expired - Lifetime JP3820304B2 (ja)

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