JP6557203B2 - バイブロコンパクタ用移動装置 - Google Patents

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本発明は、振動によって地盤等を締め固めるバイブロコンパクタの移動装置に関する。
バイブロコンパクタは、地盤の締固め等に用いられる機械であり、一般的に、機体後部に接続されるハンドル支柱が、機体の後方側斜め上方へ突出するように構成されており、このハンドル支柱の後方側上端に配置されている操作ハンドル部(ハンドルグリップ、スロットルレバー等)を把持して機体を操作できるように構成されている。
特開2000−257017号公報
バイブロコンパクタは非常に大きな重量を有しているため、保管場所から運搬車輌(トラック等)まで、或いは、運搬車輌から作業現場まで機体を移動させる作業は、作業者一人では難しい。このため従来は、バイブロコンパクタの移動作業には、機体全体を載せることができる大きさの台車(例えば、四つのキャスターによってフラットな荷台が支持され、荷台の後方側にハンドルバーが立設されたような台車)が用いられていた。
但し、台車の上にバイブロコンパクタの機体を載せ、又は、台車上から機体を降ろす際には、機体の全体を一旦持ち上げる必要があるところ、この積み降ろし作業は、依然として作業者一人では困難である。また、台車は、バイブロコンパクタと共に保管場所から作業現場まで移送する必要があるが、機体全体を載せることができる台車は相応の大きさ及び重量となるため、バイブロコンパクタを移送するための運搬車輌の荷台上に、台車を載せるためのスペースをも確保する必要があり、その他の資材や機材のための積載スペース及び積載重量が、相対的に小さくなってしまうという問題がある。
本発明は、このような従来技術における問題を解決しようとするものであって、簡単な部品のみで軽量かつコンパクトに構成することができ、バイブロコンパクタの機体に対し、作業者一人だけで、また、簡単な作業のみで、極めて容易に装着して使用する(機体を移動可能な状態とする)ことができるバイブロコンパクタ用の移動装置を提供することを目的とする。
本発明に係るバイブロコンパクタ用移動装置は、機体後部に接続されるハンドル支柱が、機体の後方側斜め上方へ突出するように構成されたバイブロコンパクタを移動させるための装置であって、水平な車軸と、その両端に回動自在に取り付けられた左右一対のタイヤと、車軸の前方に所定の間隔を置いて配置されたフロントバーと、前後方向へ延在し、車軸とフロントバーとを接続する左右一対のサイドバーと、フロントバーに対して回動自在に取り付けられた連結部とによって構成され、二つのタイヤの間隔、及び、二つのサイドバーの間隔が、装着対象となるバイブロコンパクタの横幅寸法よりも大きく設定され、連結部が、装着対象となるバイブロコンパクタに対して係止された状態を維持できるように構成されていることを特徴としている。
尚、このバイブロコンパクタ用移動装置においては、先端が下方へ向かって突出する鈎状の係止爪が連結部に形成されていることが好ましく、また、先端が下方へ向かって突出する鈎状の部分が左右両端にそれぞれ形成されるとともに、横向きの長孔が中央に形成されている金属製板材を、長孔の左右両端よりも内側に設定される二本の垂直な折り線に沿って一方側へそれぞれ折り曲げ又は湾曲させて、平面形状がコの字型となるように成形された連結部が用いられることが好ましい。
更に、車軸、タイヤ、及び、サイドバーを、フロントバーを軸として前方側へ回動させた場合に、装着対象となるバイブロコンパクタの重心位置よりも1〜10cm後方側の位置が車軸によって支持されるように、サイドバーの長さが寸法設定されていることが好ましい。
本発明に係るバイブロコンパクタ用移動装置は、作業者一人だけで、また、簡単な作業のみで、バイブロコンパクタの機体に対し容易に装着して使用する(機体を移動可能な状態とする)ことができ、また、移動作業を安全に実施することができる。更に、部品構成が簡素で安価に製作することができ、また、軽量、かつ、コンパクトに構成することができるため、運搬車輌への積載時における荷台上のスペースや、保管場所におけるスペースを節約することができ、積み降ろし作業も容易に行うことができる。
図1は、本発明に係るバイブロコンパクタ用移動装置1の平面図である。 図2は、図1に示すX−X線による移動装置1の断面図である。 図3は、図1及び図2に示す移動装置1をバイブロコンパクタの機体7に装着する方法の説明図である。 図4は、図1及び図2に示す移動装置1をバイブロコンパクタの機体7に装着する方法の説明図である。 図5は、図1及び図2に示す移動装置1をバイブロコンパクタの機体7に装着する方法の説明図である。 図6は、機体7に後付けで固定される被係止部8の構成例を示す図である。 図7は、図1及び図2に示す連結部6を成形するための金属製板材12の構成例を示す図である。 図8は、図1及び図2に示す連結部6の分解状態を示す斜視図である。
以下、添付図面に沿って、本発明に係るバイブロコンパクタ用移動装置1の具体的な構成について詳細に説明する。図1は、本発明に係る移動装置1の平面図、図2は、図1に示すX−X線による移動装置1の断面図である。
図示されているように、この移動装置1は、水平な車軸2と、その両端に回動自在に取り付けられた左右一対のタイヤ3,3と、車軸2の前方(図1において左側)に所定の間隔を置いて配置されたフロントバー4と、前後方向へ延在し、車軸2とフロントバー4とを接続する左右一対のサイドバー5,5と、フロントバー4に対して回動自在に取り付けられた連結部6とによって構成されている。
車軸2は、長さ寸法が、装着対象となるバイブロコンパクタ(以下、単に「バイブロコンパクタ」と称する)の横幅寸法よりも大きく設定されており、従って、その両端に取り付けられている二つのタイヤ3,3の間隔も、バイブロコンパクタの横幅寸法よりも大きくなっている。また、二つのサイドバー5,5の間隔も、同様にバイブロコンパクタの横幅寸法よりも大きく設定されている。
連結部6は、図1に示すように、フロントバー4の中心軸線周りに装着される基部6aから二枚の板状部6b,6bが前方へ向かって突出するように構成されており、また、図2に示すように、各板状部6bの前端には、鈎状の係止爪6cがそれぞれ形成されている。
本実施形態においては、図7に示すように、先端が下方へ向かって突出する鈎状の部分が左右両端にそれぞれ形成されるとともに、横向きの長孔12aが中央に形成されている金属製板材12を、長孔12aの左右両端よりも内側に設定される二本の垂直な折り線B,Bに沿って一方側へそれぞれ90°ずつ折り曲げて(又は湾曲させて)、図1及び図8に示すように、平面形状が「コ」の字型となるように成形された連結部6が用いられている。
尚、この連結部6とフロントバー4とは、図8に示す連結部6の横溝6d(図7に示す金属製板材12の長孔12aに基づいて連結部6の基端部6aに形成される)内にフロントバー4(図1及び図2参照)の中央部が保持されるとともに、その外側からプレート6eが基端部6aに取り付けられ、ボルト及びナット等によって固定されることによって、回動自在に連結される。
本発明に係るバイブロコンパクタ用移動装置1は、上述したように部品点数も少なく、非常に簡素な構成であるにもかかわらず、従来技術と比べて極めて有利な効果を期待することができる。具体的には、作業者一人だけで、また、簡単な作業のみで、バイブロコンパクタの機体に対し容易に装着して使用する(機体を移動可能な状態とする)ことができる。
ここで、本発明に係る移動装置1をバイブロコンパクタの機体に装着する方法について簡単に説明すると、図3に示すように、まずバイブロコンパクタの機体7の後部下方側の一部(被係止部8)に、移動装置1の連結部6を係止させる。
尚、被係止部8としては、機体7の後部下方側(ハンドル支柱9の下端よりも下方側)において、十分な剛性を有するとともに、図2に示す連結部6の係止爪6cを上方側から引っ掛けることができる部位を選択する。仮に機体7において、被係止部8として有効に利用できる部位が存在していない場合には、例えば、図6に示すような金属製の板状部材を、ボルト及びナット等を用いて機体7の後部下方側の部位に予め固定しておき、これを被係止部8とする。
機体7の被係止部8に連結部6を係止させたら、図4に示すように、ハンドル支柱9の上端のハンドルグリップ10を上方へ持ち上げながら機体7の前方へ向かって押し込み、機体7底部の転圧板11の後方側を十分な高さまで上昇させて、車軸2、タイヤ3、及び、サイドバー5を、フロントバー4を軸として前方側へ回動させて、機体7の底部の転圧板11の後方側部分と地面との間を通過させる。
そして図5に示すように、タイヤ3、及び、サイドバー5が機体7の側方に位置し、転圧板11の中央部分(機体7の重心位置付近の部分)が車軸2の上に支持され、ハンドルグリップ10を把持して前後のバランスをとることにより、機体7を移動可能な状態とすることができる。
尚、左右のタイヤ3の間隔、及び、左右のサイドバー5の間隔は、上述の通り、バイブロコンパクタの機体7の横幅寸法よりも大きく設定されているため、機体7によって干渉されることなく、タイヤ3、及び、サイドバー5を前方側へ回動させ、機体7の側方に位置させることができる。
また、各サイドバー5の長さ(車軸2と、回動中心となるフロントバー4との間隔)は、図5に示すように、車軸2等の回動後において、バイブロコンパクタの機体7の重心位置付近が車軸2によって支持される寸法に設定されている。尚、各サイドバー5の長さを、機体7の重心位置よりも僅かに(1〜10cm)後方側の位置が車軸2によって支持される寸法に設定した場合には、バイブロコンパクタの移動作業の際、基本的に前傾姿勢となる機体7に対し、機体7の前方側を持ち上げるようにハンドルグリップ10に下向きの力を加えながら機体7を前方へ押し出すような動作が実行されることになり、操作性を向上させることができる。
また、上記と反対の動作(図5に示す状態から、図4に示す状態を経て、図3に示す状態までの動作)を実行することにより、機体7から移動装置1を簡単に取り外すことができる。
尚、本実施形態においては、連結部6として、基部6aから二枚の板状部6b,6bが前方へ突出し、各板状部6bの前端において下向きの鈎状の係止爪6cがそれぞれ形成されているものが用いられているが、必ずしもこの構成には限定されず、機体7を図3に示す基本姿勢の状態から、図4に示すような傾斜姿勢の状態を経て、図5に示すような移動装置1上への搭載状態とするまでの間、機体7に対して係止された状態を維持できるものであれば、どのような構成としてもよい。
例えば、機体7側の部材(被係止部)を、連結部6側の部材がクランプできるような構造としてもよいし、機体7側(又は連結部6側)に形成しておいた凹部又は孔の中に、連結部6側(又は機体7側)の凸部を嵌合(摩擦嵌合、ラッチ嵌合等)させて係止状態を維持できるように構成することもできる。
1:移動装置、
2:車軸、
3:タイヤ、
4:フロントバー、
5:サイドバー、
6:連結部、
6a:基部、
6b:板状部、
6c:係止爪、
6d:横溝、
6e:プレート、
7:機体、
8:被係止部、
9:ハンドル支柱、
10:ハンドルグリップ、
11:転圧板、
12:金属製板材、
12a:長孔

Claims (3)

  1. 機体後部に接続されるハンドル支柱が、機体の後方側斜め上方へ突出するように構成されたバイブロコンパクタを移動させるための装置であって、
    水平な車軸と、その両端に回動自在に取り付けられた左右一対のタイヤと、車軸の前方に所定の間隔を置いて配置されたフロントバーと、前後方向へ延在し、車軸とフロントバーとを接続する左右一対のサイドバーと、フロントバーに対して回動自在に取り付けられた連結部とによって構成され、
    二つのタイヤの間隔、及び、二つのサイドバーの間隔が、装着対象となるバイブロコンパクタの横幅寸法よりも大きく設定され、
    連結部は、装着対象となるバイブロコンパクタに対して係止された状態を維持できるように構成されていることを特徴とするバイブロコンパクタ用移動装置。
  2. 連結部には、先端が下方へ向かって突出する鈎状の係止爪が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のバイブロコンパクタ用移動装置。
  3. 車軸、タイヤ、及び、サイドバーを、フロントバーを軸として前方側へ回動させた場合に、装着対象となるバイブロコンパクタの重心位置よりも1〜10cm後方側の位置が車軸によって支持されるように、サイドバーの長さが寸法設定されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のバイブロコンパクタ用移動装置。
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