JPH09277939A - 長尺物運搬用台車 - Google Patents
長尺物運搬用台車Info
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- JPH09277939A JPH09277939A JP9412696A JP9412696A JPH09277939A JP H09277939 A JPH09277939 A JP H09277939A JP 9412696 A JP9412696 A JP 9412696A JP 9412696 A JP9412696 A JP 9412696A JP H09277939 A JPH09277939 A JP H09277939A
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- Japan
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- turn table
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長尺物の運搬作業を容易にする長尺物運搬用
台車を提供することにある。 【解決手段】 走行輪５、牽引ハンドル６及び昇降パレ
ット７を備えたパレット台車のパレット上面に、長尺物
の端部を受けるターンテーブルを設ける。そして別途に
用意したキャスター台車とこのターンテーブルとに架け
渡すように長尺物を載せることにより、電動パレットを
牽引車とするセミトレーラーとして機能させる。
台車を提供することにある。 【解決手段】 走行輪５、牽引ハンドル６及び昇降パレ
ット７を備えたパレット台車のパレット上面に、長尺物
の端部を受けるターンテーブルを設ける。そして別途に
用意したキャスター台車とこのターンテーブルとに架け
渡すように長尺物を載せることにより、電動パレットを
牽引車とするセミトレーラーとして機能させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺物の運搬作業
を容易にする長尺物運搬用台車に関するものである。
を容易にする長尺物運搬用台車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、建設資材等の長尺物の運搬は、複
数人の作業員が、長尺物の両端を持って行うことが多
い。例えば、図８は、建築内装工事において、間口が１
ｍ〜１．５ｍと狭いエレベータ１のかご２内に長尺物３
を乗せて運搬しようとする場合を示しており、図示する
ように、複数人が人力によってエレベータのかご内に長
尺物３を搬入している。
数人の作業員が、長尺物の両端を持って行うことが多
い。例えば、図８は、建築内装工事において、間口が１
ｍ〜１．５ｍと狭いエレベータ１のかご２内に長尺物３
を乗せて運搬しようとする場合を示しており、図示する
ように、複数人が人力によってエレベータのかご内に長
尺物３を搬入している。
【０００３】また、長尺物の中央部を台車に乗せて運ぶ
ことも可能であり、例えば図９に示すように、走行輪
５、手操作用の牽引ハンドル６、昇降パレット７及び電
動リフト機構を備えたパレット台車（電動パレットと称
される）４に乗せて運ぶことも行われている。
ことも可能であり、例えば図９に示すように、走行輪
５、手操作用の牽引ハンドル６、昇降パレット７及び電
動リフト機構を備えたパレット台車（電動パレットと称
される）４に乗せて運ぶことも行われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、建設資材等の
長尺物の運搬を、作業員が長尺物の両端を持って行うの
では、作業が面倒なものとなると共に、運搬効率が悪
く、内装工事等においても資材運搬の効率化が望まれて
いる。
長尺物の運搬を、作業員が長尺物の両端を持って行うの
では、作業が面倒なものとなると共に、運搬効率が悪
く、内装工事等においても資材運搬の効率化が望まれて
いる。
【０００５】また、長尺物の中央部を電動パレット等の
台車に乗せて運ぶ方法ではバランスが悪く、特に急な方
向変換を行った場合、台車上の長尺物が不安定となり易
く、運搬作業に手間取るという欠点があった。
台車に乗せて運ぶ方法ではバランスが悪く、特に急な方
向変換を行った場合、台車上の長尺物が不安定となり易
く、運搬作業に手間取るという欠点があった。
【０００６】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、長尺物の運搬作業を容易にする長尺物運搬用台車を
提供することにある。
し、長尺物の運搬作業を容易にする長尺物運搬用台車を
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の長尺物運搬用台車は、走行輪、牽引ハンド
ル及び昇降パレットを備えたパレット台車のパレット上
面に、長尺物の端部を受けるターンテーブルを設けた構
成のものである。
め、本発明の長尺物運搬用台車は、走行輪、牽引ハンド
ル及び昇降パレットを備えたパレット台車のパレット上
面に、長尺物の端部を受けるターンテーブルを設けた構
成のものである。
【０００８】使用にあたっては、別途、キャスター台車
を用意し、長尺物を、キャスター台車とターンテーブル
に架け渡すように載せる。このようにすると、パレット
台車を牽引車とするセミトレーラーとして機能する。そ
して、ターンテーブル付きのパレット台車とキャスター
台車との組み合わせにより、ターンテーブルを中心とし
て長尺物が旋回するため、急なカーブでも曲がることが
でき、長尺物を容易に運搬することができる。しかも、
従来３人程度必要であった運搬作業が１人で行えること
になり、運搬の省力化が図られ、これにより資材のコス
トダウンを図ることができる。
を用意し、長尺物を、キャスター台車とターンテーブル
に架け渡すように載せる。このようにすると、パレット
台車を牽引車とするセミトレーラーとして機能する。そ
して、ターンテーブル付きのパレット台車とキャスター
台車との組み合わせにより、ターンテーブルを中心とし
て長尺物が旋回するため、急なカーブでも曲がることが
でき、長尺物を容易に運搬することができる。しかも、
従来３人程度必要であった運搬作業が１人で行えること
になり、運搬の省力化が図られ、これにより資材のコス
トダウンを図ることができる。
【０００９】上記ターンテーブルは、ターンテーブル本
体と、その上に傾斜可能に設けられた荷受台部分とで構
成するとよい。これによりターンテーブルの荷受台部分
が長尺物の傾斜に応じて傾動することが可能となり、長
尺物を傷つけることなく、しかも長尺物のパレット台車
側を高位にそしてキャスター台車側を低位にした安定姿
勢で、長尺物を運搬することが可能となる。
体と、その上に傾斜可能に設けられた荷受台部分とで構
成するとよい。これによりターンテーブルの荷受台部分
が長尺物の傾斜に応じて傾動することが可能となり、長
尺物を傷つけることなく、しかも長尺物のパレット台車
側を高位にそしてキャスター台車側を低位にした安定姿
勢で、長尺物を運搬することが可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１１】図１において、１０は電動のリフト機構を
具備するパレット台車であり、走行輪１１、牽引ハンド
ル１２、昇降パレット１３及び電動リフト機構１４（図
４参照）を備える。このパレット台車１０のパレット７
の上面に、長尺物３の端部を受けるターンテーブル２０
が設けられている。３０は、別途用意されたキャスター
台車であり、長尺物３は、キャスター台車３０とターン
テーブル２０に架け渡すように載せられる。こうする
と、電動パレット台車１０を牽引車とするセミトレーラ
ーとして機能する。即ち、ターンテーブル２０付きの電
動パレット台車１０とキャスター台車３０との組み合わ
せにより、急なカーブでも曲がれ、長尺物３を容易に運
搬することができる。しかも、従来３人程度必要であっ
た運搬作業が１人で行えることになり、運搬の省力化が
図られ、これにより資材のコストダウンを図ることがで
きる。
具備するパレット台車であり、走行輪１１、牽引ハンド
ル１２、昇降パレット１３及び電動リフト機構１４（図
４参照）を備える。このパレット台車１０のパレット７
の上面に、長尺物３の端部を受けるターンテーブル２０
が設けられている。３０は、別途用意されたキャスター
台車であり、長尺物３は、キャスター台車３０とターン
テーブル２０に架け渡すように載せられる。こうする
と、電動パレット台車１０を牽引車とするセミトレーラ
ーとして機能する。即ち、ターンテーブル２０付きの電
動パレット台車１０とキャスター台車３０との組み合わ
せにより、急なカーブでも曲がれ、長尺物３を容易に運
搬することができる。しかも、従来３人程度必要であっ
た運搬作業が１人で行えることになり、運搬の省力化が
図られ、これにより資材のコストダウンを図ることがで
きる。
【００１２】図２は上記ターンテーブル２０のより具体
的な構成例を示したものである。
的な構成例を示したものである。
【００１３】このターンテーブル２０は、ここでは台車
として構成した基台２１と、該基台の上面に軸受２２を
介して回転自在に載置されたターンテーブル本体２３
と、このターンテーブル本体２３の上に傾斜可能に載置
された荷受台２４とを有して構成されている。
として構成した基台２１と、該基台の上面に軸受２２を
介して回転自在に載置されたターンテーブル本体２３
と、このターンテーブル本体２３の上に傾斜可能に載置
された荷受台２４とを有して構成されている。
【００１４】基台２１は台車として構成されており、前
側（図２の右側）の中央にキャスタから成る１つの車輪
２１ａを、そして後側の両サイドに２つの車輪２１ｂを
備える。
側（図２の右側）の中央にキャスタから成る１つの車輪
２１ａを、そして後側の両サイドに２つの車輪２１ｂを
備える。
【００１５】荷受台２４は、その下面中央に突起２５を
有し、該突起はターンテーブル本体２３の中央に設けた
凹部から成る受部２６に、傾動自在に嵌合されている。
また長尺物３が荷受台２４上で前側へ滑るのを防止する
ため、荷受台２４には、その前側の端部にストッパー縁
２４ａが設けられている。更に、無負荷時には水平を保
持し、荷役時には負荷により荷受台２４が傾動する際の
衝撃を和らげるため、荷受台２４から周囲に耳２４ｂが
突設され、該耳２４ｂとターンテーブル本体２３の上面
との間に弾性部材たるバネ２７が嵌挿されている。この
バネ２７には、耳２４ｂ及びターンテーブル本体２３を
緩く貫通するストッパ棒２８が挿通され、該ストッパ棒
２８の上端はネジ２９ａで止められ、また下端にはＣリ
ング２９ｂが嵌め込まれ、これにより上端及び下端には
いずれも径の大きい止め部が形成され、離脱防止と傾動
限界が定められている。
有し、該突起はターンテーブル本体２３の中央に設けた
凹部から成る受部２６に、傾動自在に嵌合されている。
また長尺物３が荷受台２４上で前側へ滑るのを防止する
ため、荷受台２４には、その前側の端部にストッパー縁
２４ａが設けられている。更に、無負荷時には水平を保
持し、荷役時には負荷により荷受台２４が傾動する際の
衝撃を和らげるため、荷受台２４から周囲に耳２４ｂが
突設され、該耳２４ｂとターンテーブル本体２３の上面
との間に弾性部材たるバネ２７が嵌挿されている。この
バネ２７には、耳２４ｂ及びターンテーブル本体２３を
緩く貫通するストッパ棒２８が挿通され、該ストッパ棒
２８の上端はネジ２９ａで止められ、また下端にはＣリ
ング２９ｂが嵌め込まれ、これにより上端及び下端には
いずれも径の大きい止め部が形成され、離脱防止と傾動
限界が定められている。
【００１６】そして、通常はこれらのバネ２７が若干圧
縮された状態で荷受台２４を支えている。従って、荷受
台２４が傾動すると、その下端側のバネ２７は圧縮さ
れ、上端側のバネ２７は伸長することになる。このとき
荷受台２４は、その下端がターンテーブル本体２３の上
面に接するか、又は、上端がストッパ棒２８を最大限度
まで引き出す位置まで、傾動可能である。
縮された状態で荷受台２４を支えている。従って、荷受
台２４が傾動すると、その下端側のバネ２７は圧縮さ
れ、上端側のバネ２７は伸長することになる。このとき
荷受台２４は、その下端がターンテーブル本体２３の上
面に接するか、又は、上端がストッパ棒２８を最大限度
まで引き出す位置まで、傾動可能である。
【００１７】上記のように台車の形をしたターンテーブ
ル２０（台車Ｂ）は、１つの前輪３１及び２つの後輪３
２を有するキャスター台車３０と共に、運搬すべき長尺
物３の長さに見合う間隔で予め配置され、図３〜図５に
示す順序で、運搬される。
ル２０（台車Ｂ）は、１つの前輪３１及び２つの後輪３
２を有するキャスター台車３０と共に、運搬すべき長尺
物３の長さに見合う間隔で予め配置され、図３〜図５に
示す順序で、運搬される。
【００１８】即ち、図３に示すように、まず長尺物３が
フォークリフト４０やクレーン又はローリフト等によ
り、キャスター台車３０（台車Ａ）とターンテーブル２
０（台車Ｂ）を架け渡す形で、２台の台車Ａ・Ｂに積載
される。このとき台車Ｂの基台２１の下には、一定の空
間２１ｃ（図４参照）が形成される。
フォークリフト４０やクレーン又はローリフト等によ
り、キャスター台車３０（台車Ａ）とターンテーブル２
０（台車Ｂ）を架け渡す形で、２台の台車Ａ・Ｂに積載
される。このとき台車Ｂの基台２１の下には、一定の空
間２１ｃ（図４参照）が形成される。
【００１９】そこで、図３，図４に示すように、パレッ
ト台車１０におけるフォーク状の昇降パレット１３を、
ターンテーブル２０の台車Ｂ側から上記空間２１ｃ内に
挿入する。この例では、昇降パレット１３の２本のフォ
ーク部分を前輪２１ａと後輪２１ｂとの間に差し込む。
このとき、パレット台車１０側には、軸１５を中心とし
て回動する位置決めアタッチメント１６を設けておき、
該位置決めアタッチメント１６を昇降パレット面上に倒
しておいて、この位置決めアタッチメント１６が基台２
１の前縁に当接する位置まで、昇降パレット１３を挿入
する。
ト台車１０におけるフォーク状の昇降パレット１３を、
ターンテーブル２０の台車Ｂ側から上記空間２１ｃ内に
挿入する。この例では、昇降パレット１３の２本のフォ
ーク部分を前輪２１ａと後輪２１ｂとの間に差し込む。
このとき、パレット台車１０側には、軸１５を中心とし
て回動する位置決めアタッチメント１６を設けておき、
該位置決めアタッチメント１６を昇降パレット面上に倒
しておいて、この位置決めアタッチメント１６が基台２
１の前縁に当接する位置まで、昇降パレット１３を挿入
する。
【００２０】次に、図５に示すように、パレット台車１
０の昇降パレット１３を、パレット台車１０に搭載され
ている電動モータによるリフト機構１４によりリフトア
ップさせる。この時、ターンテーブル２０の台車Ｂ上の
荷受台は、図６から良く分かるように突起２５及び受け
部２６を中心として長尺物３に沿って少し傾き、またキ
ャスター台車３０（台車Ａ）のキャスタ前輪３１は床か
ら浮き上がる。要するに、長尺物３は後下がりの状態、
つまりキャスター台車３０側が低い状態となるので、長
尺物３は後端側がキャスター台車３０の荷台３３の後縁
３３ａに支持されて、安定した姿態に保持される。
０の昇降パレット１３を、パレット台車１０に搭載され
ている電動モータによるリフト機構１４によりリフトア
ップさせる。この時、ターンテーブル２０の台車Ｂ上の
荷受台は、図６から良く分かるように突起２５及び受け
部２６を中心として長尺物３に沿って少し傾き、またキ
ャスター台車３０（台車Ａ）のキャスタ前輪３１は床か
ら浮き上がる。要するに、長尺物３は後下がりの状態、
つまりキャスター台車３０側が低い状態となるので、長
尺物３は後端側がキャスター台車３０の荷台３３の後縁
３３ａに支持されて、安定した姿態に保持される。
【００２１】この状態は、パレット台車１０が牽引車、
台車Ａの固定車がロードホイール、台車Ｂがターンテー
ブルとなり、この３点によってセミトレーラーとして機
能する。
台車Ａの固定車がロードホイール、台車Ｂがターンテー
ブルとなり、この３点によってセミトレーラーとして機
能する。
【００２２】所定場所に移動した後は、パレット台車１
０の電動リフト機構１４を作動させて昇降パレット１３
を下降させ、昇降パレット１３をターンテーブル２０
（台車Ｂ）から引き抜く。
０の電動リフト機構１４を作動させて昇降パレット１３
を下降させ、昇降パレット１３をターンテーブル２０
（台車Ｂ）から引き抜く。
【００２３】次に、台車Ａ・Ｂ間の長尺物３の中央下方
に昇降パレット１３を挿入した後、この昇降パレット１
３を上昇させ、台車Ａ及び台車Ｂを長尺物３の下から外
す。
に昇降パレット１３を挿入した後、この昇降パレット１
３を上昇させ、台車Ａ及び台車Ｂを長尺物３の下から外
す。
【００２４】台車Ａ及び台車Ｂの代わりに角材を置き、
昇降パレット１３を下降させ、引き抜く。
昇降パレット１３を下降させ、引き抜く。
【００２５】電動パレット台車１０の位置決めアタッチ
メント１６を折り畳み、台車Ａ・Ｂに回収する。
メント１６を折り畳み、台車Ａ・Ｂに回収する。
【００２６】上記のように、ターンテーブル２０付きの
電動パレット台車１０とキャスター台車３０との組み合
わせにより、長尺物３を含む全体は、電動パレット台車
１０を牽引車とするセミトレーラーとして機能すること
になる。従って、図７に示す矢印の如く、急なカーブで
も曲がることができ、間口の狭い収納空間やエレベータ
のかご内等に対しても、長尺物３を容易に搬入すること
ができる。しかも、従来３人程度必要であった運搬作業
が１人で行えることになり、運搬の省力化が図られ、こ
れにより資材のコストダウンを図ることができる。
電動パレット台車１０とキャスター台車３０との組み合
わせにより、長尺物３を含む全体は、電動パレット台車
１０を牽引車とするセミトレーラーとして機能すること
になる。従って、図７に示す矢印の如く、急なカーブで
も曲がることができ、間口の狭い収納空間やエレベータ
のかご内等に対しても、長尺物３を容易に搬入すること
ができる。しかも、従来３人程度必要であった運搬作業
が１人で行えることになり、運搬の省力化が図られ、こ
れにより資材のコストダウンを図ることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の長尺物運搬
用台車は、走行輪、牽引ハンドル及び昇降パレットを備
えたパレット台車のパレット上面に、長尺物の端部を受
けるターンテーブルを設けた構成のものである。従っ
て、別途、キャスター台車を用意し、長尺物を、キャス
ター台車とターンテーブルに架け渡すように載せること
により、長尺物を含む全体をパレット台車を牽引車とす
るセミトレーラーとして機能させることができる。そし
て、ターンテーブル付きのパレット台車とキャスター台
車との組み合わせにより、ターンテーブルを中心として
長尺物が旋回するため、急なカーブでも曲がることがで
き、長尺物を容易に運搬することができる。しかも、従
来３人程度必要であった運搬作業が１人で行えることに
なり、運搬の省力化が図られるので、これにより資材の
コストダウンを図ることができる。
用台車は、走行輪、牽引ハンドル及び昇降パレットを備
えたパレット台車のパレット上面に、長尺物の端部を受
けるターンテーブルを設けた構成のものである。従っ
て、別途、キャスター台車を用意し、長尺物を、キャス
ター台車とターンテーブルに架け渡すように載せること
により、長尺物を含む全体をパレット台車を牽引車とす
るセミトレーラーとして機能させることができる。そし
て、ターンテーブル付きのパレット台車とキャスター台
車との組み合わせにより、ターンテーブルを中心として
長尺物が旋回するため、急なカーブでも曲がることがで
き、長尺物を容易に運搬することができる。しかも、従
来３人程度必要であった運搬作業が１人で行えることに
なり、運搬の省力化が図られるので、これにより資材の
コストダウンを図ることができる。
【００２８】また上記ターンテーブルを、ターンテーブ
ル本体と、その上に傾斜可能に設けられた荷受台部分と
で構成することにより、ターンテーブルの荷受台部分が
長尺物の傾斜に応じて傾動することが可能となり、長尺
物を傷つけることなく、しかも長尺物のパレット台車側
を高位にそしてキャスター台車側を低位にした安定姿勢
で、長尺物を運搬することが可能となる。
ル本体と、その上に傾斜可能に設けられた荷受台部分と
で構成することにより、ターンテーブルの荷受台部分が
長尺物の傾斜に応じて傾動することが可能となり、長尺
物を傷つけることなく、しかも長尺物のパレット台車側
を高位にそしてキャスター台車側を低位にした安定姿勢
で、長尺物を運搬することが可能となる。
【図１】本発明の実施の形態を示す概要図である。
【図２】本発明の実施の形態におけるターンテーブルの
構成例を示す断面図である。
構成例を示す断面図である。
【図３】本発明の実施の形態において昇降パレットを差
し込んだ状態を示す平面図である。
し込んだ状態を示す平面図である。
【図４】本発明の実施の形態において昇降パレットを差
し込んだ状態を示す側面図である。
し込んだ状態を示す側面図である。
【図５】本発明の実施の形態において昇降パレットを上
げた状態を示す側面図である。
げた状態を示す側面図である。
【図６】図５の部分拡大図である。
【図７】本発明の実施の形態において運搬状態を例示し
た図である。
た図である。
【図８】従来の長尺物を手に持って運搬する例を示した
図である。
図である。
【図９】従来の長尺物を電動の昇降パレットにより運搬
する例を示した図である。
する例を示した図である。
１ エレベータ ２ かご ３ 長尺物 ４ パレット台車
（電動パレット） ５ 走行輪 ６ 牽引ハンドル ７ 昇降パレット １０ パレット台
車 １１ 走行輪 １２ 牽引ハンド
ル １３ 昇降パレット １４ リフト機構 １５ 軸 １６ 位置決めア
タッチメント ２０ ターンテーブル ２１ 基台 ２１ａ，２１ｂ 車輪 ２１ｃ 空間 ２２ 軸受 ２３ ターンテー
ブル本体 ２４ 荷受台 ２４ａ ストッパ
ー縁 ２４ｂ 耳 ２５ 突起 ２６ 受け部 ２７ バネ ２８ ストッパ棒 ２９ａ ネジ ２９ｂ Ｃリング ３０ キャスター
台車 ３１ 前輪 ３２ 後輪 ３３ 荷台 ３３ａ 後縁 ４０ フォークリフト
（電動パレット） ５ 走行輪 ６ 牽引ハンドル ７ 昇降パレット １０ パレット台
車 １１ 走行輪 １２ 牽引ハンド
ル １３ 昇降パレット １４ リフト機構 １５ 軸 １６ 位置決めア
タッチメント ２０ ターンテーブル ２１ 基台 ２１ａ，２１ｂ 車輪 ２１ｃ 空間 ２２ 軸受 ２３ ターンテー
ブル本体 ２４ 荷受台 ２４ａ ストッパ
ー縁 ２４ｂ 耳 ２５ 突起 ２６ 受け部 ２７ バネ ２８ ストッパ棒 ２９ａ ネジ ２９ｂ Ｃリング ３０ キャスター
台車 ３１ 前輪 ３２ 後輪 ３３ 荷台 ３３ａ 後縁 ４０ フォークリフト
Claims (2)
- 【請求項１】 走行輪、牽引ハンドル及び昇降パレット
を備えたパレット台車のパレット上面に、長尺物の端部
を受けるターンテーブルを設けたことを特徴とする長尺
物運搬用台車。 - 【請求項２】 上記ターンテーブルを、ターンテーブル
本体と、その上に傾斜可能に設けられた荷受台部分とで
構成したことを特徴とする請求項１記載の長尺物運搬用
台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9412696A JPH09277939A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 長尺物運搬用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9412696A JPH09277939A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 長尺物運搬用台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09277939A true JPH09277939A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14101733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9412696A Pending JPH09277939A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 長尺物運搬用台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09277939A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006175964A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Mitsuo Uchiyama | 荷の移動具 |
| JP2008074330A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Yoshio Nishi | ハンドリフト用ターンテーブル及びハンドリフト |
| JP2011073561A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Daihatsu Motor Co Ltd | 台車、並びに台車を用いた切粉回収システム |
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