JP2004217394A - 荷扱い用のリフト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トラックの荷台に容易に積込み可能とする。
【解決手段】移動用の車輪12、13を有する台車フレーム11と、台車フレーム11上の支柱14に昇降自在に装着するフォーク21と、台車フレーム11の後部に付設する補助車輪34付きの支持軸31とを設ける。
フォーク21の先端の車輪22をトラックの荷台に載せ、支持軸31を支持状態にし、ウィンチ25を介してフォーク21を下げ方向に駆動すると、台車フレーム11を相対的に上昇させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】移動用の車輪12、13を有する台車フレーム11と、台車フレーム11上の支柱14に昇降自在に装着するフォーク21と、台車フレーム11の後部に付設する補助車輪34付きの支持軸31とを設ける。
フォーク21の先端の車輪22をトラックの荷台に載せ、支持軸31を支持状態にし、ウィンチ25を介してフォーク21を下げ方向に駆動すると、台車フレーム11を相対的に上昇させることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、トラックの荷台を含む高所に対して荷物を積卸しするとともに、それ自体をもトラックの荷台に容易に積み込むことができる荷扱い用のリフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラックの荷台のような高所に荷物を積卸しするために、手押し式の簡便なリフト装置、いわゆるスタッカリフトを使用することがある。
【0003】
従来のリフト装置は、移動用の車輪を有する台車フレームに対し、ウィンチを介して昇降するフォークを組み付けて構成されている。そこで、このものは、台車フレームを移動してフォークを荷物の下に差し込み、ウィンチを上げ方向に操作することにより、フォーク上に荷物を積載することができ、そのまま台車フレームを移動して荷物を横移動させることができる。また、フォークを高く上昇させてフォーク上の荷物をトラックの荷台上に進入させ、フォークを下降させると、フォーク上の荷物をトラックの荷台に積み込むことが可能である。なお、ウィンチは、フォークを上げ方向にのみ駆動することができ、フォークや、フォーク上の荷物は、ウィンチのハンドルを介してウィンチ内のブレーキを緩め、重力により安全に下降させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、リフト装置は、それ自体をトラックの荷台に積み込むことが容易でないから、荷台上の荷物の横移動や、荷物の届け先における荷卸しなどに使用することが全くできないという問題があった。
【0005】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、ウィンチを介して上げ方向、下げ方向に駆動するフォークと、フォークを高く支持する支持軸とを設けることによって、トラックの荷台に簡単に積み込んで搬送することができる荷扱い用のリフト装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、移動用の車輪を有する台車フレームと、台車フレーム上の支柱に昇降自在に装着する前向きのフォークと、台車フレームの後部に付設し、下端に補助車輪を有する支持軸とを備えてなり、フォークは、着地用の車輪を先端に付設するとともに、台車フレーム上のウィンチを介して上げ方向、下げ方向に駆動し、支持軸は、補助車輪を浮かせて台車フレーム上に保持する待機状態と、補助車輪を着地させ、フォークを高く支持する支持状態とをとることをその要旨とする。
【0007】
なお、支持軸は、台車フレーム上の固定ガイド筒と、フォークと一体の移動ガイド筒とに共通に挿通することができる。
【0008】
また、支持軸は、固定ガイド筒のピン孔を介して下部の貫通孔に連結ピンを差し込んで待機状態とし、移動ガイド筒のピン孔を介して上部の貫通孔に連結ピンを差し替えて支持状態とすることができ、移動ガイド筒のピン孔は、複数を上下に列設して形成することができる。
【0009】
なお、支持軸は、固定ガイド筒に固定して待機状態とし、移動ガイド筒に相対高さを調節可能に連結して支持状態としてもよく、補助車輪は、ブレーキ付きであってもよく、支持軸は、台車フレームの後部に左右一対を付設してもよい。
【0010】
【作用】
かかる発明の構成によるときは、荷物を載せたフォークは、先端の車輪をトラックの荷台上に着地させ、支持状態の支持軸を介してトラックの荷台の高さ位置に支持することにより、ウィンチを下げ方向に操作して台車フレームをトラックの荷台の高さにまで上昇させることができる。フォークをトラックの荷台の高さ位置に支持して固定し、ウィンチを下げ方向に操作してフォークを同方向に駆動すれば、相対的に台車フレームを上げ方向に駆動することができるからである。そこで、フォークの車輪、支持軸の補助車輪を介して台車フレームをトラックの荷台上に前進させると、フォーク上の荷物とともに、全体をトラックの荷台上に移載して、荷台上における荷物の横移動に使用することが可能である。なお、全体をトラックの荷台から地上に卸すときは、支持軸の補助車輪だけを地上に着地させて支持軸を支持状態とし、全体を後退させて台車フレームをトラックの荷台の外に移動させ、ウィンチを上げ方向に操作して台車フレームを地上に卸せばよい。
【0011】
ただし、地上またはトラックの荷台上において荷物を横移動させるときは、支持軸を待機状態とし、フォークの車輪を僅かに浮かせて台車フレームの移動用の車輪を使用する。また、ウィンチは、フォークを上げ方向、下げ方向の双方向に駆動することができ、内蔵のブレーキを介してフォークを任意の高さ位置に安全に停止して保持することができる。
【0012】
台車フレーム上の固定ガイド筒、フォークと一体の移動ガイド筒に共通に挿通する支持軸は、支持状態において、上部の移動ガイド筒、下部の固定ガイド筒を介して安定に直立させることができる。
【0013】
また、支持軸は、固定ガイド筒のピン孔、移動ガイド筒のピン孔を介して下部、上部の貫通孔に連結ピンを差し替えることにより、待機状態、支持状態を簡単に切り換えることができ、移動ガイド筒に対して複数のピン孔を上下に列設することにより、トラックの荷台の高さに合わせて、支持軸によるフォークの支持高さを適切に設定することができる。支持軸の上部の貫通孔を複数のピン孔のいずれかに合わせることによって、フォークの支持高さを調節することができるからである。
【0014】
なお、支持軸は、固定ガイド筒に固定して待機状態とし、移動ガイド筒に相対高さを調節可能に連結して支持状態とすることにより、フォークの支持高さを任意に調節することができ、待機状態、支持状態の切換えも容易である。
【0015】
ブレーキ付きの補助車輪は、支持状態の支持軸を固定し、台車フレームを昇降させるに際し、支持軸が不用意に移動したり、それによってフォークの先端の車輪がトラックの荷台から外れたりする危険を防止する。
【0016】
左右一対の支持軸は、台車フレームを昇降させるとき、全体の安定性を一層向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0018】
荷扱い用のリフト装置は、台車フレーム11と、前向きのフォーク21、21と、台車フレーム11の後部に付設する支持軸31、31とを備えてなる(図1、図2)。
【0019】
台車フレーム11には、移動用の車輪12、12、13、13が付設されている。なお、後方の車輪12、12は、ブレーキ付きのキャスタ車輪であり、前方の車輪13、13は、台車フレーム11の前方に突出するアーム13a、13aの先端に付設する固定車輪となっている(図1、図3)。
【0020】
フォーク21、21は、それぞれ台車フレーム11のアーム13aより長く、着地用の車輪22が先端に付設されている。フォーク21、21は、共通のキャリッジ23に着脱自在に連結されており、キャリッジ23を介し、台車フレーム11上に立設する支柱14、14に昇降自在に装着されている。なお、支柱14、14の上端は、連結材14aを介して連結されており、連結材14a上には、手押し用のハンドル14bが後向きに付設されている。
【0021】
キャリッジ23は、支柱14、14に対応する左右のベース材23a、23aを有し、支柱14に前後から係合する鍔付きのガイドローラ24、24…を各ベース材23aに付設して構成されている(図1、図4)。なお、後方のガイドローラ24は、ベース材23aに突設する後向きのブラケット23bに装着されている。ただし、図4(A)は、図1の要部拡大図であり、図4(B)、(C)は、それぞれ同図(A)のX矢視相当図、Y−Y線矢視相当断面図である。
【0022】
支柱14、14の中間の高さ位置には、支柱14、14を連結するブラケット25aを介し、フォーク21、21を昇降させるウィンチ25が後向きに装着されている(図1、図2)。また、ウィンチ25には、手動操作用のハンドル25bが付属している。
【0023】
ウィンチ25には、キャリッジ23に連結する2条のワイヤ26、27の一端が互いに逆方向に巻き付けられて係止されている(図1、図5)。ただし、図5(A)は、図2の要部模式拡大図であり、図5(B)は、同図(A)のZ矢視相当図である。
【0024】
ウィンチ25から上向きに引き出す一方のワイヤ26は、連結材14aの下面に付設するガイドプーリ26aを介して下向きに折り返し、キャリッジ23に付設する後向きのブラケット23cに連結されている。また、ウィンチ25からの下向きの他方のワイヤ27は、台車フレーム11上のガイドプーリ27aを介して上向きに折り返し、ブラケット23cに連結されている。そこで、ハンドル25bを正逆に回転すると、ウィンチ25は、ワイヤ26、27、キャリッジ23を介し、フォーク21、21を上げ方向、下げ方向の双方向に積極的に駆動し、支柱14、14に沿って昇降させることができる。なお、ウィンチ25は、図示しない内蔵のブレーキを介し、フォーク21、21を任意の高さ位置に停止して保持することができる。
【0025】
左右一対の支持軸31、31は、それぞれ台車フレーム11上に付設する後向きのブラケット32aの先端の固定ガイド筒32、キャリッジ23のブラケット23bの先端の移動ガイド筒33に共通に挿通され、直立状態に保持されている(図1、図2)。また、各支持軸31の下端には、フランジ34aを介し、ブレーキ付きの補助車輪34が付設されている(図1、図6)。ただし、図6(A)、(B)は、それぞれ図1、図2の要部拡大図、図6(C)は、同図(A)のA−A線矢視相当断面図である。
【0026】
台車フレーム11上の各固定ガイド筒32には、連結ピン35用のピン孔32bが形成されている。また、キャリッジ23、フォーク21、21と一体の各移動ガイド筒33には、連結ピン35用の複数のピン孔33a、33a…が上下に列設されている。なお、各支持軸31の上部、下部には、それぞれ連結ピン35用の貫通孔31a、31aが形成されている(図1、図6(C))。連結ピン35の両端には、それぞれ抜差し用のリング35a、ばね式の抜止め用のストッパボール35b、35bが付設されている(図6(A)、(C))。
【0027】
各支持軸31は、固定ガイド筒32のピン孔32bを介して連結ピン35を下部の貫通孔31aに差し込むことにより、補助車輪34を地上Lから僅かに浮かせる待機状態にして台車フレーム11上に保持することができる(図1)。また、支持軸31は、連結ピン35をピン孔32bから抜き取れば、自重により補助車輪34を地上Lに着地させることができ、このとき、ウィンチ25を介してキャリッジ23、フォーク21、21を上昇させ、移動ガイド筒33のいずれかのピン孔33aを介して連結ピン35を上部の貫通孔31aに差し替えることにより、フォーク21、21を高く支持する支持状態にすることができる。ただし、支持状態におけるフォーク21、21の支持高さは、上下に列設するピン孔33a、33a…のいずれを使用するかにより、任意に調節することができる。
【0028】
かかる荷扱い用のリフト装置は、次のようにして作動する。
【0029】
平坦な地上Lにおいて、荷物Wを横移動させるときは、支持軸31、31を待機状態にして、フォーク21、21を使用する(図7)。すなわち、フォーク21、21を十分に下降させて荷物Wの下に差し込み(同図(A))、ウィンチ25を上げ方向に操作してフォーク21、21を上昇させれば、荷物Wをフォーク21、21上に積載することができ、そのままハンドル14bを押し引きすることにより、台車フレーム11の車輪12、12、13、13を介して荷物Wを任意に横移動させることができる。また、ウィンチ25を介してフォーク21、21を高く上昇させれば(同図(B))、高所の棚などに対し、荷物Wを搬入し、搬出することができる。なお、荷物Wを高く上昇させ、または高所の荷物Wを地上Lに卸すとき、台車フレーム11は、後方の車輪12、12のブレーキを使用して安全に停止させることができる。
【0030】
フォーク21、21上の荷物Wとともにトラックの荷台Tに積み込むときは、まず、ハンドル14bを押して荷台Tの後方に位置決めして停止させ(図8(A))、ウィンチ25を上げ方向に操作して、フォーク21、21の先端の車輪22、22が荷台Tより僅かに高くなるまでフォーク21、21、荷物Wを上昇させる(同図(B))。その後、ハンドル14bを押して全体を前進させ、フォーク21、21の車輪22、22を荷台T上に進入させた上(同図(C))、ウィンチ25を介してフォーク21、21を下降させ、車輪22、22を荷台T上に着地させる。次いで、連結ピン35、35を抜き取って支持軸31、31を下降させ、下端の補助車輪34、34を地上Lに着地させた上、フォーク21、21側の移動ガイド筒33のいずれかのピン孔33aを介して各連結ピン35を支持軸31の上部の貫通孔31aに差し替え(同図(D))、各支持軸31を支持状態とする。
【0031】
その後、各支持軸31の補助車輪34、34のブレーキをかけ、ウィンチ25を下げ方向に操作すると、台車フレーム11を上昇させることができる。フォーク21、21は、荷台T、支持軸31、31を介して高く支持され、固定されているため、ウィンチ25を下げ方向に操作すると、台車フレーム11を相対的に上昇させることができるからである。なお、台車フレーム11の上昇限において、車輪12、12、13、13の接地点は、フォーク21、21の車輪22、22の接地点に一致するものとする。
【0032】
つづいて、補助車輪34、34のブレーキを外し、ハンドル14bを押して、荷物Wとともに全体を荷台T上に前進させる(図9(A))。台車フレーム11の前方の車輪13、13に続いて後方の車輪12、12が荷台T上に移行したら、車輪12、12にブレーキをかけ、各移動ガイド筒33から連結ピン35を抜き取り、各支持軸31を持ち上げ、連結ピン35を固定ガイド筒32側に差し替えて支持軸31、31を待機状態に復帰させる(同図(B))。その後、車輪12、12のブレーキを外せば、車輪12、12、13、13を介し、荷台T上において荷物Wを横移動させることができる(同図(C))。ただし、このとき、ウィンチ25を僅かに上げ方向に操作し、フォーク21、21の車輪22、22を荷台Tから浮かせることが好ましい。
【0033】
なお、図8(A)〜(D)、図9(A)〜(C)の手順を逆に実行することにより、荷物Wとともに、全体をトラックの荷台Tから地上Lに荷卸しすることが可能である。また、リフト装置は、荷物Wとともにではなく、荷物Wをフォーク21、21に積載しない空荷状態であっても、地上Lからトラックの荷台T上に積み込み、荷台Tから地上Lに積卸しすることができる。
【0034】
以上の説明において、ウィンチ25は、ハンドル25bによる手動操作形に代えて、電動操作形または油圧操作形であってもよく、油圧操作形の駆動源は、手押しハンドル、足踏みハンドル、電動モータのいずれであってもよい。また、台車フレーム11の移動は、ハンドル14bによる手押し式に代えて、電動モータによる自動走行式であってもよい。
【0035】
なお、各支持軸31は、固定ガイド筒32に対し、たとえばばね式の掛合部材を支持軸31の切欠き部分に掛外し自在に固定して待機状態としてもよい。また、支持軸31は、移動ガイド筒33に対し、たとえばラチェットホイールと爪とを介し、相対高さを調節可能に連結して支持状態としてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、台車フレームと、ウィンチを介して上げ方向、下げ方向に駆動するフォークと、待機状態、支持状態をとる支持軸とを設けることによって、台車フレームは、支持状態の支持軸とフォークとを介し、フォークを下げ方向に駆動して相対的に任意に上昇させることができるから、トラックの荷台に簡単に積み込んで搬送し、荷台上の荷物の横移動や、荷物の届け先における荷卸しなどに使用することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】全体後面図
【図3】全体平面図
【図4】要部拡大構成説明図(1)
【図5】要部拡大構成説明図(2)
【図6】要部拡大構成説明図(3)
【図7】動作説明図(1)
【図8】動作説明図(2)
【図9】動作説明図(3)
【符号の説明】
11…台車フレーム
12、13…車輪
14…支柱
21…フォーク
22…車輪
25…ウィンチ
31…支持軸
31a…貫通孔
32…固定ガイド筒
32b…ピン孔
33…移動ガイド筒
33a…ピン孔
34…補助車輪
35…連結ピン
特許出願人 杉国工業株式会社代理人 弁理士 松 田 忠 秋
【発明の属する技術分野】
この発明は、トラックの荷台を含む高所に対して荷物を積卸しするとともに、それ自体をもトラックの荷台に容易に積み込むことができる荷扱い用のリフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラックの荷台のような高所に荷物を積卸しするために、手押し式の簡便なリフト装置、いわゆるスタッカリフトを使用することがある。
【0003】
従来のリフト装置は、移動用の車輪を有する台車フレームに対し、ウィンチを介して昇降するフォークを組み付けて構成されている。そこで、このものは、台車フレームを移動してフォークを荷物の下に差し込み、ウィンチを上げ方向に操作することにより、フォーク上に荷物を積載することができ、そのまま台車フレームを移動して荷物を横移動させることができる。また、フォークを高く上昇させてフォーク上の荷物をトラックの荷台上に進入させ、フォークを下降させると、フォーク上の荷物をトラックの荷台に積み込むことが可能である。なお、ウィンチは、フォークを上げ方向にのみ駆動することができ、フォークや、フォーク上の荷物は、ウィンチのハンドルを介してウィンチ内のブレーキを緩め、重力により安全に下降させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、リフト装置は、それ自体をトラックの荷台に積み込むことが容易でないから、荷台上の荷物の横移動や、荷物の届け先における荷卸しなどに使用することが全くできないという問題があった。
【0005】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、ウィンチを介して上げ方向、下げ方向に駆動するフォークと、フォークを高く支持する支持軸とを設けることによって、トラックの荷台に簡単に積み込んで搬送することができる荷扱い用のリフト装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、移動用の車輪を有する台車フレームと、台車フレーム上の支柱に昇降自在に装着する前向きのフォークと、台車フレームの後部に付設し、下端に補助車輪を有する支持軸とを備えてなり、フォークは、着地用の車輪を先端に付設するとともに、台車フレーム上のウィンチを介して上げ方向、下げ方向に駆動し、支持軸は、補助車輪を浮かせて台車フレーム上に保持する待機状態と、補助車輪を着地させ、フォークを高く支持する支持状態とをとることをその要旨とする。
【0007】
なお、支持軸は、台車フレーム上の固定ガイド筒と、フォークと一体の移動ガイド筒とに共通に挿通することができる。
【0008】
また、支持軸は、固定ガイド筒のピン孔を介して下部の貫通孔に連結ピンを差し込んで待機状態とし、移動ガイド筒のピン孔を介して上部の貫通孔に連結ピンを差し替えて支持状態とすることができ、移動ガイド筒のピン孔は、複数を上下に列設して形成することができる。
【0009】
なお、支持軸は、固定ガイド筒に固定して待機状態とし、移動ガイド筒に相対高さを調節可能に連結して支持状態としてもよく、補助車輪は、ブレーキ付きであってもよく、支持軸は、台車フレームの後部に左右一対を付設してもよい。
【0010】
【作用】
かかる発明の構成によるときは、荷物を載せたフォークは、先端の車輪をトラックの荷台上に着地させ、支持状態の支持軸を介してトラックの荷台の高さ位置に支持することにより、ウィンチを下げ方向に操作して台車フレームをトラックの荷台の高さにまで上昇させることができる。フォークをトラックの荷台の高さ位置に支持して固定し、ウィンチを下げ方向に操作してフォークを同方向に駆動すれば、相対的に台車フレームを上げ方向に駆動することができるからである。そこで、フォークの車輪、支持軸の補助車輪を介して台車フレームをトラックの荷台上に前進させると、フォーク上の荷物とともに、全体をトラックの荷台上に移載して、荷台上における荷物の横移動に使用することが可能である。なお、全体をトラックの荷台から地上に卸すときは、支持軸の補助車輪だけを地上に着地させて支持軸を支持状態とし、全体を後退させて台車フレームをトラックの荷台の外に移動させ、ウィンチを上げ方向に操作して台車フレームを地上に卸せばよい。
【0011】
ただし、地上またはトラックの荷台上において荷物を横移動させるときは、支持軸を待機状態とし、フォークの車輪を僅かに浮かせて台車フレームの移動用の車輪を使用する。また、ウィンチは、フォークを上げ方向、下げ方向の双方向に駆動することができ、内蔵のブレーキを介してフォークを任意の高さ位置に安全に停止して保持することができる。
【0012】
台車フレーム上の固定ガイド筒、フォークと一体の移動ガイド筒に共通に挿通する支持軸は、支持状態において、上部の移動ガイド筒、下部の固定ガイド筒を介して安定に直立させることができる。
【0013】
また、支持軸は、固定ガイド筒のピン孔、移動ガイド筒のピン孔を介して下部、上部の貫通孔に連結ピンを差し替えることにより、待機状態、支持状態を簡単に切り換えることができ、移動ガイド筒に対して複数のピン孔を上下に列設することにより、トラックの荷台の高さに合わせて、支持軸によるフォークの支持高さを適切に設定することができる。支持軸の上部の貫通孔を複数のピン孔のいずれかに合わせることによって、フォークの支持高さを調節することができるからである。
【0014】
なお、支持軸は、固定ガイド筒に固定して待機状態とし、移動ガイド筒に相対高さを調節可能に連結して支持状態とすることにより、フォークの支持高さを任意に調節することができ、待機状態、支持状態の切換えも容易である。
【0015】
ブレーキ付きの補助車輪は、支持状態の支持軸を固定し、台車フレームを昇降させるに際し、支持軸が不用意に移動したり、それによってフォークの先端の車輪がトラックの荷台から外れたりする危険を防止する。
【0016】
左右一対の支持軸は、台車フレームを昇降させるとき、全体の安定性を一層向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0018】
荷扱い用のリフト装置は、台車フレーム11と、前向きのフォーク21、21と、台車フレーム11の後部に付設する支持軸31、31とを備えてなる(図1、図2)。
【0019】
台車フレーム11には、移動用の車輪12、12、13、13が付設されている。なお、後方の車輪12、12は、ブレーキ付きのキャスタ車輪であり、前方の車輪13、13は、台車フレーム11の前方に突出するアーム13a、13aの先端に付設する固定車輪となっている(図1、図3)。
【0020】
フォーク21、21は、それぞれ台車フレーム11のアーム13aより長く、着地用の車輪22が先端に付設されている。フォーク21、21は、共通のキャリッジ23に着脱自在に連結されており、キャリッジ23を介し、台車フレーム11上に立設する支柱14、14に昇降自在に装着されている。なお、支柱14、14の上端は、連結材14aを介して連結されており、連結材14a上には、手押し用のハンドル14bが後向きに付設されている。
【0021】
キャリッジ23は、支柱14、14に対応する左右のベース材23a、23aを有し、支柱14に前後から係合する鍔付きのガイドローラ24、24…を各ベース材23aに付設して構成されている(図1、図4)。なお、後方のガイドローラ24は、ベース材23aに突設する後向きのブラケット23bに装着されている。ただし、図4(A)は、図1の要部拡大図であり、図4(B)、(C)は、それぞれ同図(A)のX矢視相当図、Y−Y線矢視相当断面図である。
【0022】
支柱14、14の中間の高さ位置には、支柱14、14を連結するブラケット25aを介し、フォーク21、21を昇降させるウィンチ25が後向きに装着されている(図1、図2)。また、ウィンチ25には、手動操作用のハンドル25bが付属している。
【0023】
ウィンチ25には、キャリッジ23に連結する2条のワイヤ26、27の一端が互いに逆方向に巻き付けられて係止されている(図1、図5)。ただし、図5(A)は、図2の要部模式拡大図であり、図5(B)は、同図(A)のZ矢視相当図である。
【0024】
ウィンチ25から上向きに引き出す一方のワイヤ26は、連結材14aの下面に付設するガイドプーリ26aを介して下向きに折り返し、キャリッジ23に付設する後向きのブラケット23cに連結されている。また、ウィンチ25からの下向きの他方のワイヤ27は、台車フレーム11上のガイドプーリ27aを介して上向きに折り返し、ブラケット23cに連結されている。そこで、ハンドル25bを正逆に回転すると、ウィンチ25は、ワイヤ26、27、キャリッジ23を介し、フォーク21、21を上げ方向、下げ方向の双方向に積極的に駆動し、支柱14、14に沿って昇降させることができる。なお、ウィンチ25は、図示しない内蔵のブレーキを介し、フォーク21、21を任意の高さ位置に停止して保持することができる。
【0025】
左右一対の支持軸31、31は、それぞれ台車フレーム11上に付設する後向きのブラケット32aの先端の固定ガイド筒32、キャリッジ23のブラケット23bの先端の移動ガイド筒33に共通に挿通され、直立状態に保持されている(図1、図2)。また、各支持軸31の下端には、フランジ34aを介し、ブレーキ付きの補助車輪34が付設されている(図1、図6)。ただし、図6(A)、(B)は、それぞれ図1、図2の要部拡大図、図6(C)は、同図(A)のA−A線矢視相当断面図である。
【0026】
台車フレーム11上の各固定ガイド筒32には、連結ピン35用のピン孔32bが形成されている。また、キャリッジ23、フォーク21、21と一体の各移動ガイド筒33には、連結ピン35用の複数のピン孔33a、33a…が上下に列設されている。なお、各支持軸31の上部、下部には、それぞれ連結ピン35用の貫通孔31a、31aが形成されている(図1、図6(C))。連結ピン35の両端には、それぞれ抜差し用のリング35a、ばね式の抜止め用のストッパボール35b、35bが付設されている(図6(A)、(C))。
【0027】
各支持軸31は、固定ガイド筒32のピン孔32bを介して連結ピン35を下部の貫通孔31aに差し込むことにより、補助車輪34を地上Lから僅かに浮かせる待機状態にして台車フレーム11上に保持することができる(図1)。また、支持軸31は、連結ピン35をピン孔32bから抜き取れば、自重により補助車輪34を地上Lに着地させることができ、このとき、ウィンチ25を介してキャリッジ23、フォーク21、21を上昇させ、移動ガイド筒33のいずれかのピン孔33aを介して連結ピン35を上部の貫通孔31aに差し替えることにより、フォーク21、21を高く支持する支持状態にすることができる。ただし、支持状態におけるフォーク21、21の支持高さは、上下に列設するピン孔33a、33a…のいずれを使用するかにより、任意に調節することができる。
【0028】
かかる荷扱い用のリフト装置は、次のようにして作動する。
【0029】
平坦な地上Lにおいて、荷物Wを横移動させるときは、支持軸31、31を待機状態にして、フォーク21、21を使用する(図7)。すなわち、フォーク21、21を十分に下降させて荷物Wの下に差し込み(同図(A))、ウィンチ25を上げ方向に操作してフォーク21、21を上昇させれば、荷物Wをフォーク21、21上に積載することができ、そのままハンドル14bを押し引きすることにより、台車フレーム11の車輪12、12、13、13を介して荷物Wを任意に横移動させることができる。また、ウィンチ25を介してフォーク21、21を高く上昇させれば(同図(B))、高所の棚などに対し、荷物Wを搬入し、搬出することができる。なお、荷物Wを高く上昇させ、または高所の荷物Wを地上Lに卸すとき、台車フレーム11は、後方の車輪12、12のブレーキを使用して安全に停止させることができる。
【0030】
フォーク21、21上の荷物Wとともにトラックの荷台Tに積み込むときは、まず、ハンドル14bを押して荷台Tの後方に位置決めして停止させ(図8(A))、ウィンチ25を上げ方向に操作して、フォーク21、21の先端の車輪22、22が荷台Tより僅かに高くなるまでフォーク21、21、荷物Wを上昇させる(同図(B))。その後、ハンドル14bを押して全体を前進させ、フォーク21、21の車輪22、22を荷台T上に進入させた上(同図(C))、ウィンチ25を介してフォーク21、21を下降させ、車輪22、22を荷台T上に着地させる。次いで、連結ピン35、35を抜き取って支持軸31、31を下降させ、下端の補助車輪34、34を地上Lに着地させた上、フォーク21、21側の移動ガイド筒33のいずれかのピン孔33aを介して各連結ピン35を支持軸31の上部の貫通孔31aに差し替え(同図(D))、各支持軸31を支持状態とする。
【0031】
その後、各支持軸31の補助車輪34、34のブレーキをかけ、ウィンチ25を下げ方向に操作すると、台車フレーム11を上昇させることができる。フォーク21、21は、荷台T、支持軸31、31を介して高く支持され、固定されているため、ウィンチ25を下げ方向に操作すると、台車フレーム11を相対的に上昇させることができるからである。なお、台車フレーム11の上昇限において、車輪12、12、13、13の接地点は、フォーク21、21の車輪22、22の接地点に一致するものとする。
【0032】
つづいて、補助車輪34、34のブレーキを外し、ハンドル14bを押して、荷物Wとともに全体を荷台T上に前進させる(図9(A))。台車フレーム11の前方の車輪13、13に続いて後方の車輪12、12が荷台T上に移行したら、車輪12、12にブレーキをかけ、各移動ガイド筒33から連結ピン35を抜き取り、各支持軸31を持ち上げ、連結ピン35を固定ガイド筒32側に差し替えて支持軸31、31を待機状態に復帰させる(同図(B))。その後、車輪12、12のブレーキを外せば、車輪12、12、13、13を介し、荷台T上において荷物Wを横移動させることができる(同図(C))。ただし、このとき、ウィンチ25を僅かに上げ方向に操作し、フォーク21、21の車輪22、22を荷台Tから浮かせることが好ましい。
【0033】
なお、図8(A)〜(D)、図9(A)〜(C)の手順を逆に実行することにより、荷物Wとともに、全体をトラックの荷台Tから地上Lに荷卸しすることが可能である。また、リフト装置は、荷物Wとともにではなく、荷物Wをフォーク21、21に積載しない空荷状態であっても、地上Lからトラックの荷台T上に積み込み、荷台Tから地上Lに積卸しすることができる。
【0034】
以上の説明において、ウィンチ25は、ハンドル25bによる手動操作形に代えて、電動操作形または油圧操作形であってもよく、油圧操作形の駆動源は、手押しハンドル、足踏みハンドル、電動モータのいずれであってもよい。また、台車フレーム11の移動は、ハンドル14bによる手押し式に代えて、電動モータによる自動走行式であってもよい。
【0035】
なお、各支持軸31は、固定ガイド筒32に対し、たとえばばね式の掛合部材を支持軸31の切欠き部分に掛外し自在に固定して待機状態としてもよい。また、支持軸31は、移動ガイド筒33に対し、たとえばラチェットホイールと爪とを介し、相対高さを調節可能に連結して支持状態としてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、台車フレームと、ウィンチを介して上げ方向、下げ方向に駆動するフォークと、待機状態、支持状態をとる支持軸とを設けることによって、台車フレームは、支持状態の支持軸とフォークとを介し、フォークを下げ方向に駆動して相対的に任意に上昇させることができるから、トラックの荷台に簡単に積み込んで搬送し、荷台上の荷物の横移動や、荷物の届け先における荷卸しなどに使用することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】全体後面図
【図3】全体平面図
【図4】要部拡大構成説明図(1)
【図5】要部拡大構成説明図(2)
【図6】要部拡大構成説明図(3)
【図7】動作説明図(1)
【図8】動作説明図(2)
【図9】動作説明図(3)
【符号の説明】
11…台車フレーム
12、13…車輪
14…支柱
21…フォーク
22…車輪
25…ウィンチ
31…支持軸
31a…貫通孔
32…固定ガイド筒
32b…ピン孔
33…移動ガイド筒
33a…ピン孔
34…補助車輪
35…連結ピン
特許出願人 杉国工業株式会社代理人 弁理士 松 田 忠 秋
Claims (7)
- 移動用の車輪を有する台車フレームと、該台車フレーム上の支柱に昇降自在に装着する前向きのフォークと、前記台車フレームの後部に付設し、下端に補助車輪を有する支持軸とを備えてなり、前記フォークは、着地用の車輪を先端に付設するとともに、前記台車フレーム上のウィンチを介して上げ方向、下げ方向に駆動し、前記支持軸は、前記補助車輪を浮かせて前記台車フレーム上に保持する待機状態と、前記補助車輪を着地させ、前記フォークを高く支持する支持状態とをとることを特徴とする荷扱い用のリフト装置。
- 前記支持軸は、前記台車フレーム上の固定ガイド筒と、前記フォークと一体の移動ガイド筒とに共通に挿通することを特徴とする請求項1記載の荷扱い用のリフト装置。
- 前記支持軸は、前記固定ガイド筒のピン孔を介して下部の貫通孔に連結ピンを差し込んで待機状態とし、前記移動ガイド筒のピン孔を介して上部の貫通孔に前記連結ピンを差し替えて支持状態とすることを特徴とする請求項2記載の荷扱い用のリフト装置。
- 前記移動ガイド筒のピン孔は、複数を上下に列設して形成することを特徴とする請求項3記載の荷扱い用のリフト装置。
- 前記支持軸は、前記固定ガイド筒に固定して待機状態とし、前記移動ガイド筒に相対高さを調節可能に連結して支持状態とすることを特徴とする請求項2記載の荷扱い用のリフト装置。
- 前記補助車輪は、ブレーキ付きであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載の荷扱い用のリフト装置。
- 前記支持軸は、前記台車フレームの後部に左右一対を付設することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか記載の荷扱い用のリフト装置。
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