JP2004331388A - カゴ車運搬リフト - Google Patents
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Abstract
【課題】運搬用カゴ車の床とトラックの間の積み下ろし作業を一人で安全に、効率よく行える運搬装置を開発すること。
【解決手段】基台と動力又は人力により上下動する昇降台よりなるリフトで基台の片方に固定車輪を設け、更に上下方向に伸縮自在に伸縮出来る伸縮ポールを設け、牽引レバーの両脇に跳ね上げ式スロープをスイング可能に取り付け床より昇降台の通路に出入りする場合の傾斜通路とし、同じく反対側にカゴ車の通路に相当する部分に渡り板をスイング可能に取り付け、通常はそれが重力の力で伸縮ポールに寄りかかり、昇降台が上昇するとは伸縮ポールを摺りながら上昇し渡り板の回転ピンが伸縮ポールの上端に近かずくと伸縮ポールと渡り板の接触点が渡り板の回転ピンの高さに徐〃に接近して渡り板はゆっくりと水平方向に傾き運搬用カゴ車の通路を形成する運搬装置。
【選択図】 図2
【解決手段】基台と動力又は人力により上下動する昇降台よりなるリフトで基台の片方に固定車輪を設け、更に上下方向に伸縮自在に伸縮出来る伸縮ポールを設け、牽引レバーの両脇に跳ね上げ式スロープをスイング可能に取り付け床より昇降台の通路に出入りする場合の傾斜通路とし、同じく反対側にカゴ車の通路に相当する部分に渡り板をスイング可能に取り付け、通常はそれが重力の力で伸縮ポールに寄りかかり、昇降台が上昇するとは伸縮ポールを摺りながら上昇し渡り板の回転ピンが伸縮ポールの上端に近かずくと伸縮ポールと渡り板の接触点が渡り板の回転ピンの高さに徐〃に接近して渡り板はゆっくりと水平方向に傾き運搬用カゴ車の通路を形成する運搬装置。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は運搬用カゴ車を上下駆動する昇降台に関する。
【0002】
【従来の技術】
運搬用カゴ車は荷物を積んだ状態でトラックの荷台に配列され運搬する場合に使用する。 従来はフォークリフトの爪で運搬用カゴ車を持ち上げトラックの荷台まで持って行き、完全に運搬用カゴ車がトラックの荷台に入りきった位置で下ろし、更に荷台上の作業者がそれを引っ張って行き並べ変えていた。この為、フォークリフト作業での運搬用カゴ車の落下の危険、トラックの荷台にも作業者が必要になる等の問題点があった。なお運搬用カゴ車をトラックの荷台から降す場合にも同じの問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の作業は荷物の入った運搬用カゴ車をトラックの荷台の近くでフォークリフトの爪で持ち上げ、旋回するため大きなフォークリフトの作業面積が必要であった。又フォークリフトの作業中運搬用カゴ車の落下による品物の損傷、作業者の怪我等に常に注意する必要があり、この為フォークリフトの運転者は熟練者が望ましかった。又作業者がフォークリフトの運転者のほかにトラックの荷台にも一人計二人で作業するか、フォークリフトの運転者が運搬用カゴ車をトラックの荷台に置いた後トラックの荷台に上って作業する必要があり、このことは労働強化に繋がる問題があった。
本発明ではこれらの問題点を解決する為荷物を積んだ運搬用カゴ車を本発明のカゴ車運搬リフトに送り込み(乗り移し)押しボタンを押すだけで自動的にトラックの荷台と同じレベルまでカゴ車運搬リフトの通路を押し上げて停まり、運搬用カゴ車をトラックの荷台に水平移動で軽く押し込める事が出来る様になっている。このことは作業が安全でしかも軽作業でしかも作業者に熟練者である必要がない事を示している。
なお逆の動きを利用してトラックの荷台に在る運搬用カゴ車を床まで降ろす場合にも同じ課題がある。
【0004】
本発明は床上の運搬用カゴ車を一人の作業員で、軽作業で、安全に、しかも非熟練者でもトラックの荷台に積み込み、積み下ろしの作業を行える運搬装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
基台と動力又は人力により上下動する昇降台の両脇にカゴ車の通路を設け、基台には車輪を設けて移動可能にし、昇降台が下限ではスイング可能な跳ね上げ式スロープを設けてその緩やかな傾斜スロープを運搬用カゴ車が床より出入り可能にし、昇降台が上限ではその通路とトラックの荷台を結ぶ渡り板が形成されるようにしている。すなわち作業者が一人で床とトラックの荷台との間を運搬用カゴ車の積み込み、積み下ろしを楽に、安全に行う事を可能にしている。
【発明の実施の形態】
上記の機構を備えた設備を利用すると作業者が一人で床とトラックの荷台との間を運搬用カゴ車での積み込み、積み下ろしを可能になる。
【実施例】
フォークリフトを使用せず運搬用カゴ車を安全で能率よくトラックの荷台に送り込める装置(カゴ車運搬リフト)の実態を実施例に基き図面を参照して説明する。図1はこの装置の平面図、図2はこの装置の側面図、図3はこの装置の背面図、図4はこの装置の台車部分の平面図、図5はこの装置の台車部分の側面図、図6は牽引フックと牽引レバーの分離した状態の図面、図7は牽引フックと牽引レバーを連結した状態の図面を示す。
図2で昇降台1は基台3に内臓された油圧ユニット7(図4)により駆動される油圧シリンダー8とXパンタ2により垂直に上下駆動される。昇降台1の両側には少し低い位置に運搬用カゴ車の通路6(図3)が設けてあり、更に通路6の両側には安全用手摺4が設けてある。安全用手摺4には作業者が操作する上下駆動用押しボタン9設けてある。図2で昇降台1のトラックの荷台13側には運搬用カゴ車14が通路6とトラックの荷台13の間を容易に乗り移れるように渡り板15が通路6の端に設けてあるピン16を中心に自在にスイングする様になっている。
【0006】
図2で基台2にはトラックの荷台13側に2個の固定車輪26が設けられ、更に反対側には牽引フック16が取り付けてあり、それに設けてあるインサート穴18(図3)に牽引レバー17のアダプター19を挿入して牽引レバー17を引き下げればそれに付いている車輪28は傾いた状態から垂直に起き上がりアダプター19の位置も高くなりその結果基台3は地面より離れ、二つの車輪26と車輪28により床面上を移動可能の状態に置かれる。なお牽引レバー17は通常牽引フック16から外しており、この装置を移動する時に使用する。
基台3の牽引フック16の両側には昇降台1が下限の場合運搬用カゴ車14を床面から運搬用カゴ車14の通路6に容易に乗り移るように基台に2個のスロープ20が回転可能に付いており運搬用カゴ車を出し入れするときは床の上に倒して使用する。
この時スロープ20は緩やかな傾斜通路となり一人の作業者で容易に運搬用カゴ車14を通路6まで載せる事が出来る。
【0007】
図2で基台3のトラックの荷台13側には伸縮ポールの外筒10があり、その中に内筒11が上下移動可能状態に設けられ、更に内筒11の上部はストップ板12が設けられている。この内筒11は通常は外筒10の中に収納されており従ってストップ板12も下限に位置している。この装置を使用する時には図2に示す様に内筒11を伸ばしその上に付いているストップ板12をトラックの荷台13の上に乗せて使用する。
【0008】
実際にこの装置を使用する場合の使用方法について説明する。運搬用カゴ車14には荷物を載せてありこれが床面又はトラックの荷台13に置いてある。これをトラックの荷台に積み込む場合とトラックの荷台から降す場合の二通りの使い方があるが、ここでは前者について説明する。
この装置はトラックの荷台13への品物の積み降ろしに利用するためまずトラックの荷台13に横付けする必要がある。それにはまず図6で牽引レバー17のアダプター19を牽引フック16のインサート穴18に入れて牽引レバー17を下げれば基台2は二つの車輪26と牽引レバー17に付いている車輪18(2個)の4個で移動自由に床面上に支持される。牽引レバー17に付いている車輪18は牽引レバー17により自由にその方向を変えられるので作業者は牽引レバー17のハンドルを握って思う方向に装置を動かすことが出来最終的にトラックの荷台に横付け出来る。
【0009】
次に図2に示す様に伸縮ポールの内筒11を伸ばしその上に付いているストップ板12をトラックの荷台13の上に乗せる。内筒11は外筒10の内部に入っており上下方向に動くと同時に回転するので容易にストップ板12をトラックの荷台13の上に乗せる事が可能になる。
【00010】
この状態で昇降台1を上昇すれば図2に示す様にそのトラックの荷台13側にスイング自在に設けられている渡り板15はスイングピン16と位置伸縮ポールの間にあって伸縮ポールに寄りかりながら上昇する。上昇を続けてスイングピン16の高さが内筒11のストップ板12の高さに近ずくと渡り板15の傾きは徐徐に小さくなり遂にはストップ板12の上に乗りかかり水平になる。この時渡り板15が水平になった瞬間にリミットスイッチ25が作動する様に調整しておけば昇降台1は自動的に上限で止まりしかもその時渡り板15は水平になり、昇降台1の通路6、時渡り板15、トラックの荷台13は連結されて同一レベルになり運搬用カゴ車14が容易に通路6からトラックの荷台13まで行き来出来るようになる。昇降台1が下降するとき渡り板15の動きは上昇するときと逆になり伸縮ポールに寄りかりながら下降。即ち渡り板15は常に昇降台1と同じ上下動を行い上限に達した時のみ水平になって通路を構成する。
【0011】
以上述べたように昇降台1は下限でスロープ20により床とつながり、上限では渡り板15によりトラックの荷台13と繋がっている。又昇降台1の揚程は最大1450ミリでその時通路6の高さは1555ミリ程度になりトラックの荷台13の高さが1500ミリ程度以下の場合には充分は運搬用カゴ車14による荷役作業は可能になる。
【0012】
運搬用カゴ車14が昇降台1に乗り上昇するとき通路6には振動による動くのを防ぐため数ミリ程度の鉄板を車輪の前後に設けている。更にトラックの荷台13側には渡り板15が垂直に近い状態で立っており、これでトラック側への飛出を防ぎ、反対側には可倒式ストッパー21が設けてあり、更に安全バー22も設けてあり昇降台1が下限以外では運搬用カゴ車14が通路6より飛び出して昇降台1より飛出すの防いでいる。
この様に安全面に充分注意をしているので一名の作業者が通路6で作業出来るように労働省よりの作業許可を得ており、作業者は床上の運搬用カゴ車14を押しスロープ20を経由して昇降台1の通路6に押し込むと同時に作業者本人も通路6に乗り込み安全用手摺4に設けられた上下駆動用押しボタン9を操作して昇降台1の上昇を行う。上昇ボタンを押し続けておれば昇降台1はリミットスイッチ25が作動して自動的に上限で止まる。上限では自動的に渡り板15は水平になり通路を形成しているので作業者は直ちに運搬用カゴ車14を押してトラックの荷台13の中へ入れることが出来る。即ち作業者は一人で運搬用カゴ車14を床面からトラックの荷台13へ積み込む事が出来る。
トラックの荷台13にある運搬用カゴ車14を床まで降ろす作業は前述と逆の作業を行へばよい。
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
従来2名で作業していた積込作業が1名で出来るようになる。
従来フォークリフトを使用していたときの作業エリヤが不要になる。
フォークリフト作業による運搬用カゴ車の落下等による荷物の損傷がなくなる。
フォークリフトのオペレーターの様な熟練者でなくても作業が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の平面図である。
【図2】装置の正面図である。
【図3】装置の側面図である。
【図4】基台の平面図である。
【図5】基台の側面図である。
【図6】分離した状態での牽引フックと牽引レバーの側面図。
【図7】合体した状態での牽引フックと牽引レバーの側面図。
【符号の説明】
1 昇降台
2 状パンタ
3 基台
4 手摺
6 通路
7 油圧ユニット
9 押しボタン
10 外筒
11 内筒
12 ストップ板
14 運搬用カゴ車
15 渡り板
16 牽引フック
17 牽引レバー
20 スロープ
26 車輪
28 牽引レバーの車輪
【発明の属する技術分野】
本発明は運搬用カゴ車を上下駆動する昇降台に関する。
【0002】
【従来の技術】
運搬用カゴ車は荷物を積んだ状態でトラックの荷台に配列され運搬する場合に使用する。 従来はフォークリフトの爪で運搬用カゴ車を持ち上げトラックの荷台まで持って行き、完全に運搬用カゴ車がトラックの荷台に入りきった位置で下ろし、更に荷台上の作業者がそれを引っ張って行き並べ変えていた。この為、フォークリフト作業での運搬用カゴ車の落下の危険、トラックの荷台にも作業者が必要になる等の問題点があった。なお運搬用カゴ車をトラックの荷台から降す場合にも同じの問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の作業は荷物の入った運搬用カゴ車をトラックの荷台の近くでフォークリフトの爪で持ち上げ、旋回するため大きなフォークリフトの作業面積が必要であった。又フォークリフトの作業中運搬用カゴ車の落下による品物の損傷、作業者の怪我等に常に注意する必要があり、この為フォークリフトの運転者は熟練者が望ましかった。又作業者がフォークリフトの運転者のほかにトラックの荷台にも一人計二人で作業するか、フォークリフトの運転者が運搬用カゴ車をトラックの荷台に置いた後トラックの荷台に上って作業する必要があり、このことは労働強化に繋がる問題があった。
本発明ではこれらの問題点を解決する為荷物を積んだ運搬用カゴ車を本発明のカゴ車運搬リフトに送り込み(乗り移し)押しボタンを押すだけで自動的にトラックの荷台と同じレベルまでカゴ車運搬リフトの通路を押し上げて停まり、運搬用カゴ車をトラックの荷台に水平移動で軽く押し込める事が出来る様になっている。このことは作業が安全でしかも軽作業でしかも作業者に熟練者である必要がない事を示している。
なお逆の動きを利用してトラックの荷台に在る運搬用カゴ車を床まで降ろす場合にも同じ課題がある。
【0004】
本発明は床上の運搬用カゴ車を一人の作業員で、軽作業で、安全に、しかも非熟練者でもトラックの荷台に積み込み、積み下ろしの作業を行える運搬装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
基台と動力又は人力により上下動する昇降台の両脇にカゴ車の通路を設け、基台には車輪を設けて移動可能にし、昇降台が下限ではスイング可能な跳ね上げ式スロープを設けてその緩やかな傾斜スロープを運搬用カゴ車が床より出入り可能にし、昇降台が上限ではその通路とトラックの荷台を結ぶ渡り板が形成されるようにしている。すなわち作業者が一人で床とトラックの荷台との間を運搬用カゴ車の積み込み、積み下ろしを楽に、安全に行う事を可能にしている。
【発明の実施の形態】
上記の機構を備えた設備を利用すると作業者が一人で床とトラックの荷台との間を運搬用カゴ車での積み込み、積み下ろしを可能になる。
【実施例】
フォークリフトを使用せず運搬用カゴ車を安全で能率よくトラックの荷台に送り込める装置(カゴ車運搬リフト)の実態を実施例に基き図面を参照して説明する。図1はこの装置の平面図、図2はこの装置の側面図、図3はこの装置の背面図、図4はこの装置の台車部分の平面図、図5はこの装置の台車部分の側面図、図6は牽引フックと牽引レバーの分離した状態の図面、図7は牽引フックと牽引レバーを連結した状態の図面を示す。
図2で昇降台1は基台3に内臓された油圧ユニット7(図4)により駆動される油圧シリンダー8とXパンタ2により垂直に上下駆動される。昇降台1の両側には少し低い位置に運搬用カゴ車の通路6(図3)が設けてあり、更に通路6の両側には安全用手摺4が設けてある。安全用手摺4には作業者が操作する上下駆動用押しボタン9設けてある。図2で昇降台1のトラックの荷台13側には運搬用カゴ車14が通路6とトラックの荷台13の間を容易に乗り移れるように渡り板15が通路6の端に設けてあるピン16を中心に自在にスイングする様になっている。
【0006】
図2で基台2にはトラックの荷台13側に2個の固定車輪26が設けられ、更に反対側には牽引フック16が取り付けてあり、それに設けてあるインサート穴18(図3)に牽引レバー17のアダプター19を挿入して牽引レバー17を引き下げればそれに付いている車輪28は傾いた状態から垂直に起き上がりアダプター19の位置も高くなりその結果基台3は地面より離れ、二つの車輪26と車輪28により床面上を移動可能の状態に置かれる。なお牽引レバー17は通常牽引フック16から外しており、この装置を移動する時に使用する。
基台3の牽引フック16の両側には昇降台1が下限の場合運搬用カゴ車14を床面から運搬用カゴ車14の通路6に容易に乗り移るように基台に2個のスロープ20が回転可能に付いており運搬用カゴ車を出し入れするときは床の上に倒して使用する。
この時スロープ20は緩やかな傾斜通路となり一人の作業者で容易に運搬用カゴ車14を通路6まで載せる事が出来る。
【0007】
図2で基台3のトラックの荷台13側には伸縮ポールの外筒10があり、その中に内筒11が上下移動可能状態に設けられ、更に内筒11の上部はストップ板12が設けられている。この内筒11は通常は外筒10の中に収納されており従ってストップ板12も下限に位置している。この装置を使用する時には図2に示す様に内筒11を伸ばしその上に付いているストップ板12をトラックの荷台13の上に乗せて使用する。
【0008】
実際にこの装置を使用する場合の使用方法について説明する。運搬用カゴ車14には荷物を載せてありこれが床面又はトラックの荷台13に置いてある。これをトラックの荷台に積み込む場合とトラックの荷台から降す場合の二通りの使い方があるが、ここでは前者について説明する。
この装置はトラックの荷台13への品物の積み降ろしに利用するためまずトラックの荷台13に横付けする必要がある。それにはまず図6で牽引レバー17のアダプター19を牽引フック16のインサート穴18に入れて牽引レバー17を下げれば基台2は二つの車輪26と牽引レバー17に付いている車輪18(2個)の4個で移動自由に床面上に支持される。牽引レバー17に付いている車輪18は牽引レバー17により自由にその方向を変えられるので作業者は牽引レバー17のハンドルを握って思う方向に装置を動かすことが出来最終的にトラックの荷台に横付け出来る。
【0009】
次に図2に示す様に伸縮ポールの内筒11を伸ばしその上に付いているストップ板12をトラックの荷台13の上に乗せる。内筒11は外筒10の内部に入っており上下方向に動くと同時に回転するので容易にストップ板12をトラックの荷台13の上に乗せる事が可能になる。
【00010】
この状態で昇降台1を上昇すれば図2に示す様にそのトラックの荷台13側にスイング自在に設けられている渡り板15はスイングピン16と位置伸縮ポールの間にあって伸縮ポールに寄りかりながら上昇する。上昇を続けてスイングピン16の高さが内筒11のストップ板12の高さに近ずくと渡り板15の傾きは徐徐に小さくなり遂にはストップ板12の上に乗りかかり水平になる。この時渡り板15が水平になった瞬間にリミットスイッチ25が作動する様に調整しておけば昇降台1は自動的に上限で止まりしかもその時渡り板15は水平になり、昇降台1の通路6、時渡り板15、トラックの荷台13は連結されて同一レベルになり運搬用カゴ車14が容易に通路6からトラックの荷台13まで行き来出来るようになる。昇降台1が下降するとき渡り板15の動きは上昇するときと逆になり伸縮ポールに寄りかりながら下降。即ち渡り板15は常に昇降台1と同じ上下動を行い上限に達した時のみ水平になって通路を構成する。
【0011】
以上述べたように昇降台1は下限でスロープ20により床とつながり、上限では渡り板15によりトラックの荷台13と繋がっている。又昇降台1の揚程は最大1450ミリでその時通路6の高さは1555ミリ程度になりトラックの荷台13の高さが1500ミリ程度以下の場合には充分は運搬用カゴ車14による荷役作業は可能になる。
【0012】
運搬用カゴ車14が昇降台1に乗り上昇するとき通路6には振動による動くのを防ぐため数ミリ程度の鉄板を車輪の前後に設けている。更にトラックの荷台13側には渡り板15が垂直に近い状態で立っており、これでトラック側への飛出を防ぎ、反対側には可倒式ストッパー21が設けてあり、更に安全バー22も設けてあり昇降台1が下限以外では運搬用カゴ車14が通路6より飛び出して昇降台1より飛出すの防いでいる。
この様に安全面に充分注意をしているので一名の作業者が通路6で作業出来るように労働省よりの作業許可を得ており、作業者は床上の運搬用カゴ車14を押しスロープ20を経由して昇降台1の通路6に押し込むと同時に作業者本人も通路6に乗り込み安全用手摺4に設けられた上下駆動用押しボタン9を操作して昇降台1の上昇を行う。上昇ボタンを押し続けておれば昇降台1はリミットスイッチ25が作動して自動的に上限で止まる。上限では自動的に渡り板15は水平になり通路を形成しているので作業者は直ちに運搬用カゴ車14を押してトラックの荷台13の中へ入れることが出来る。即ち作業者は一人で運搬用カゴ車14を床面からトラックの荷台13へ積み込む事が出来る。
トラックの荷台13にある運搬用カゴ車14を床まで降ろす作業は前述と逆の作業を行へばよい。
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
従来2名で作業していた積込作業が1名で出来るようになる。
従来フォークリフトを使用していたときの作業エリヤが不要になる。
フォークリフト作業による運搬用カゴ車の落下等による荷物の損傷がなくなる。
フォークリフトのオペレーターの様な熟練者でなくても作業が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の平面図である。
【図2】装置の正面図である。
【図3】装置の側面図である。
【図4】基台の平面図である。
【図5】基台の側面図である。
【図6】分離した状態での牽引フックと牽引レバーの側面図。
【図7】合体した状態での牽引フックと牽引レバーの側面図。
【符号の説明】
1 昇降台
2 状パンタ
3 基台
4 手摺
6 通路
7 油圧ユニット
9 押しボタン
10 外筒
11 内筒
12 ストップ板
14 運搬用カゴ車
15 渡り板
16 牽引フック
17 牽引レバー
20 スロープ
26 車輪
28 牽引レバーの車輪
Claims (1)
- 基台と動力又は人力により上下動する昇降台よりなるリフトで基台の片方に固定車輪を設け、更に上下方向に伸縮自在に伸縮出来る伸縮ポールを設ける。基台の伸縮ポールと反対側に牽引フックを設け、その穴に通常は基台から分離して保管している片側に車輪の付いた牽引レバーの突起を挿入し牽引レバーを引き下げることで基台を持ち上げその車輪と反対側の車輪で基台を移動可能にするリフトで昇降台の両側にその上面より低い位置にカゴ車の通路を設けてそれが下限に来た時、床の高さと両側通路の高さの差が小さくなる様にしたうえで昇降台のカゴ車の通路に相当する部分で、牽引レバーの両脇に跳ね上げ式スロープをスイング可能に取り付け床より昇降台の通路に出入りする場合の傾斜通路とし、同じく反対側にカゴ車の通路に相当する部分に渡り板をスイング可能に取り付け、通常はそれが重力の力で伸縮ポールに寄りかかり、昇降台が上昇すると伸縮ポールを摺りながら上昇し渡り板の回転ピンが伸縮ポールの上端に近かずくと伸縮ポールと渡り板の接触点が渡り板の回転ピンの高さに徐〃に接近して渡り板はゆっくりと水平方向に傾き運搬用カゴ車の通路を形成する事を特徴とする運搬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003160115A JP2004331388A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | カゴ車運搬リフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003160115A JP2004331388A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | カゴ車運搬リフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004331388A true JP2004331388A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33508567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003160115A Pending JP2004331388A (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | カゴ車運搬リフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004331388A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105438229A (zh) * | 2015-11-23 | 2016-03-30 | 浙江水利水电学院 | 一种便捷升降卸货推车 |
CN105858544A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-08-17 | 安徽理工大学 | 小型多功能电动装卸车 |
CN107042582A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-08-15 | 中国联合装备集团安阳机械有限公司 | 用于复合墙板制造中的网笼分布装置 |
-
2003
- 2003-04-30 JP JP2003160115A patent/JP2004331388A/ja active Pending
Cited By (4)
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CN105858544A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-08-17 | 安徽理工大学 | 小型多功能电动装卸车 |
CN107042582A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-08-15 | 中国联合装备集团安阳机械有限公司 | 用于复合墙板制造中的网笼分布装置 |
CN107042582B (zh) * | 2017-06-07 | 2023-04-07 | 中国联合装备集团安阳机械有限公司 | 用于复合墙板制造中的网笼分布装置 |
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