JPH0826687A - フォークリフト車の載置機構 - Google Patents
フォークリフト車の載置機構Info
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- JPH0826687A JPH0826687A JP18781494A JP18781494A JPH0826687A JP H0826687 A JPH0826687 A JP H0826687A JP 18781494 A JP18781494 A JP 18781494A JP 18781494 A JP18781494 A JP 18781494A JP H0826687 A JPH0826687 A JP H0826687A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- forklift truck
- truck
- forklift
- fork
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フォークリフト車の載置機構をさらに改良し
て、フォークリフト車の車両への積み上げや積み降ろし
作業が一層円滑に、かつ安全な状態で確実に行えるとと
もに、搭載したフォークリフト車を車両に一層安定な状
態で固定保持することができるようにする。 【構成】 移動できる荷台15付きの車両11と、この
車両11の荷台後部にやや水平位置からやや垂直を越え
る前傾位置まで回動自在に軸支され、フォークリフト車
21のフォーク27、28を着脱自在に保持する保持手
段35、36と、車両11とこの保持手段35、36と
の間に介在され、保持手段35、36を回動させること
ができる回動手段45、46と、保持手段35、36が
設けられた車両11の荷台15の後部を下方から支える
支持手段56、57とを備える。
て、フォークリフト車の車両への積み上げや積み降ろし
作業が一層円滑に、かつ安全な状態で確実に行えるとと
もに、搭載したフォークリフト車を車両に一層安定な状
態で固定保持することができるようにする。 【構成】 移動できる荷台15付きの車両11と、この
車両11の荷台後部にやや水平位置からやや垂直を越え
る前傾位置まで回動自在に軸支され、フォークリフト車
21のフォーク27、28を着脱自在に保持する保持手
段35、36と、車両11とこの保持手段35、36と
の間に介在され、保持手段35、36を回動させること
ができる回動手段45、46と、保持手段35、36が
設けられた車両11の荷台15の後部を下方から支える
支持手段56、57とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それ自体で自由に移動
することができ、貨物をフォークによって持ち上げて荷
役作業に用いるフォークリフト車を車両の荷台に載置し
て運搬するためのフォークリフト車の載置機構の改良に
関する。
することができ、貨物をフォークによって持ち上げて荷
役作業に用いるフォークリフト車を車両の荷台に載置し
て運搬するためのフォークリフト車の載置機構の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、倉庫、工場、事業所等の作業
車において、重量物やパレットを運搬して積み上げたり
する荷役作業にフォークリフト車を用いることが盛んに
行われていた。このフォークリフト車は駆動できる車輪
を持っており、それ自体で自走することができるもので
あり、重量物を人力によらずに持ち運ぶことができ、荷
役作業の合理化に役立っていた。
車において、重量物やパレットを運搬して積み上げたり
する荷役作業にフォークリフト車を用いることが盛んに
行われていた。このフォークリフト車は駆動できる車輪
を持っており、それ自体で自走することができるもので
あり、重量物を人力によらずに持ち運ぶことができ、荷
役作業の合理化に役立っていた。
【0003】このフォークリフト車では、重量物を持ち
上げる能力が要求されるため、マスト機構やカウンター
ウエイト等を搭載していて自重が重く、高速で走行でき
る能力は犠牲となっていた。したがって、従来からのフ
ォークリフト車では、工場や倉庫等の限定された狭い範
囲で移動できるに足りる能力を持たせてあった。このた
め、重量物をフォークで保持しながら走行できる移動速
度は時速20〜30キロメートル程度であり、他の車両
に比べると比較的遅いものであった。このため、遠距離
を自走させて移動させる場合には時間がかかり、他の作
業所で荷役作業を行うためにはその場所にも他のフォー
クリフト車を配置しておかなけばならないものであっ
た。
上げる能力が要求されるため、マスト機構やカウンター
ウエイト等を搭載していて自重が重く、高速で走行でき
る能力は犠牲となっていた。したがって、従来からのフ
ォークリフト車では、工場や倉庫等の限定された狭い範
囲で移動できるに足りる能力を持たせてあった。このた
め、重量物をフォークで保持しながら走行できる移動速
度は時速20〜30キロメートル程度であり、他の車両
に比べると比較的遅いものであった。このため、遠距離
を自走させて移動させる場合には時間がかかり、他の作
業所で荷役作業を行うためにはその場所にも他のフォー
クリフト車を配置しておかなけばならないものであっ
た。
【0004】また、フォークリフト車を一般公道で走行
させるためには、陸運局に登録して車両番号(ナンバー
プレート)を取得しなければならないが、工場や倉庫内
のみの荷役に使用する目的の場合には、車両番号を取得
していないことが多いものであった。このため、フォー
クリフト車を或る工場または倉庫から他の工場または倉
庫へ移動させようとする際には、フォークリフト車を車
両番号を取得したトラックの荷台に搭載して運搬するこ
とが通例であった。
させるためには、陸運局に登録して車両番号(ナンバー
プレート)を取得しなければならないが、工場や倉庫内
のみの荷役に使用する目的の場合には、車両番号を取得
していないことが多いものであった。このため、フォー
クリフト車を或る工場または倉庫から他の工場または倉
庫へ移動させようとする際には、フォークリフト車を車
両番号を取得したトラックの荷台に搭載して運搬するこ
とが通例であった。
【0005】さらに、トラックの荷台に荷物(重量物)
を搭載して目的地まで運搬しても、その場所にフォーク
リフト車が配置していない場合には作業員により人力で
積み降ろしをしなければならないものであった。だが、
昨今では作業員の人手不足により、効率良く荷物を積み
降ろしできないものであった。このような場合には、ト
ラックに運搬する荷物と共にフォークリフト車を搭載
し、目的地ではそのフォークリフト車により荷物の積み
降ろしや積み込みの作業を行うと効率的であり、作業員
の負担も軽減されるものであった。
を搭載して目的地まで運搬しても、その場所にフォーク
リフト車が配置していない場合には作業員により人力で
積み降ろしをしなければならないものであった。だが、
昨今では作業員の人手不足により、効率良く荷物を積み
降ろしできないものであった。このような場合には、ト
ラックに運搬する荷物と共にフォークリフト車を搭載
し、目的地ではそのフォークリフト車により荷物の積み
降ろしや積み込みの作業を行うと効率的であり、作業員
の負担も軽減されるものであった。
【0006】このように、トラックの荷台にフォークリ
フト車を積み込むことができれば、フォークリフト車自
体を運搬することができ、使用目的によっては荷物の積
み込み、積み下ろしもできて便利になるものである。し
かし、フォークリフト車はそれ自体が単体で比較的大き
い形状をしており、また、カウンターウエイト等の機器
も載置してあるため自重が重いものである。このため、
トラックの荷台にフォークリフト車を積み上げるために
は、フォークリフト車をクレーンで吊上げたり、荷台と
地面の間に長い踏板を架け渡しておき、踏板でフォーク
リフト車を荷台に乗り上げさせていた。このような作業
は煩わしいとともに、フォークリフト車の積み込みのた
めの専用の機材を必要とするため、作業の迅速性が向上
しなかった。
フト車を積み込むことができれば、フォークリフト車自
体を運搬することができ、使用目的によっては荷物の積
み込み、積み下ろしもできて便利になるものである。し
かし、フォークリフト車はそれ自体が単体で比較的大き
い形状をしており、また、カウンターウエイト等の機器
も載置してあるため自重が重いものである。このため、
トラックの荷台にフォークリフト車を積み上げるために
は、フォークリフト車をクレーンで吊上げたり、荷台と
地面の間に長い踏板を架け渡しておき、踏板でフォーク
リフト車を荷台に乗り上げさせていた。このような作業
は煩わしいとともに、フォークリフト車の積み込みのた
めの専用の機材を必要とするため、作業の迅速性が向上
しなかった。
【0007】そこで、出願人においては、高速で移動で
きるトラックの車体にフォークリフト車の載置機構を固
定しておき、この載置機構にフォークリフト車のフォー
クを嵌め合わせることで、自力でフォークリフト車をト
ラックの荷台等にそのまま積み上げできるフォークリフ
ト車の載置機構を開発し、既に出願をしてある(特願平
5年344955号)。
きるトラックの車体にフォークリフト車の載置機構を固
定しておき、この載置機構にフォークリフト車のフォー
クを嵌め合わせることで、自力でフォークリフト車をト
ラックの荷台等にそのまま積み上げできるフォークリフ
ト車の載置機構を開発し、既に出願をしてある(特願平
5年344955号)。
【0008】この特願平5年344955号の発明によ
れば、目的地まで荷役作業に用いるフォークリフト車を
高速で運搬することができ、フォークリフト車を遅い速
度で自走させる必要が無くなる。そして、その目的地で
は他のフォークリフト車を用意しておく必要もなく、そ
のフォークリフト車を使用して重量物の荷役作業を行う
ことが可能となる。
れば、目的地まで荷役作業に用いるフォークリフト車を
高速で運搬することができ、フォークリフト車を遅い速
度で自走させる必要が無くなる。そして、その目的地で
は他のフォークリフト車を用意しておく必要もなく、そ
のフォークリフト車を使用して重量物の荷役作業を行う
ことが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
本出願人の提案によるフォークリフト車の載置機構をさ
らに改良して、フォークリフト車の車両への積み上げや
積み降ろし作業が一層円滑に、かつ安全な状態で確実に
行えるとともに、搭載したフォークリフト車を車両に一
層安定な状態で固定保持することができるようにするこ
とを目的としている。
本出願人の提案によるフォークリフト車の載置機構をさ
らに改良して、フォークリフト車の車両への積み上げや
積み降ろし作業が一層円滑に、かつ安全な状態で確実に
行えるとともに、搭載したフォークリフト車を車両に一
層安定な状態で固定保持することができるようにするこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動できる車
両と、この車両の後部にやや水平位置からやや垂直を越
える前傾位置まで回動自在に軸支され、フォークリフト
車のフォークを着脱自在に保持する保持手段と、車両と
この保持手段との間に介在され、保持手段を回動させる
ことができる回動手段とを備えたことを特徴とするフォ
ークリフト車の載置機構を提供するものである。
両と、この車両の後部にやや水平位置からやや垂直を越
える前傾位置まで回動自在に軸支され、フォークリフト
車のフォークを着脱自在に保持する保持手段と、車両と
この保持手段との間に介在され、保持手段を回動させる
ことができる回動手段とを備えたことを特徴とするフォ
ークリフト車の載置機構を提供するものである。
【0011】また、本発明は、移動できる荷台付きの車
両と、この車両の荷台後部にやや水平位置からやや垂直
を越える前傾位置まで回動自在に軸支され、フォークリ
フト車のフォークを着脱自在に保持する保持手段と、車
両とこの保持手段との間に介在され、保持手段を回動さ
せることができる回動手段と、保持手段が設けられた車
両の荷台後部を下方から支える支持手段とを備えたこと
を特徴とするフォークリフト車の載置機構を提供するも
のである。
両と、この車両の荷台後部にやや水平位置からやや垂直
を越える前傾位置まで回動自在に軸支され、フォークリ
フト車のフォークを着脱自在に保持する保持手段と、車
両とこの保持手段との間に介在され、保持手段を回動さ
せることができる回動手段と、保持手段が設けられた車
両の荷台後部を下方から支える支持手段とを備えたこと
を特徴とするフォークリフト車の載置機構を提供するも
のである。
【0012】前記保持手段は好ましくは、フォークを挿
通できる開口を形成した断面ロ字形をした細長の形状を
した左右一対のフォーク受筒からなるものとする。
通できる開口を形成した断面ロ字形をした細長の形状を
した左右一対のフォーク受筒からなるものとする。
【0013】前記回動手段は好ましくは、車両と保持手
段との間に介在され、伸縮することで保持手段を回動さ
せる油圧シリンダーからなるものとする。
段との間に介在され、伸縮することで保持手段を回動さ
せる油圧シリンダーからなるものとする。
【0014】前記支持手段は好ましくは、上下方向に伸
縮することができる左右一対のジャッキ式の支持脚であ
り、その上端部を支点として車体の荷台下方に沿って下
端側が回動自在で、かつ係止手段によって車両に着脱で
きる構成とする。
縮することができる左右一対のジャッキ式の支持脚であ
り、その上端部を支点として車体の荷台下方に沿って下
端側が回動自在で、かつ係止手段によって車両に着脱で
きる構成とする。
【0015】前記係止手段は好ましくは、支持脚の下端
側に一端が出没自在に設けられ、その一端が突出する方
向にスプリングで付勢された係止ピンと、車両の支持脚
下端回動位置に配置され、係止ピンの一端を挿入するこ
とができる係止ピン挿入穴とからなるものとする。
側に一端が出没自在に設けられ、その一端が突出する方
向にスプリングで付勢された係止ピンと、車両の支持脚
下端回動位置に配置され、係止ピンの一端を挿入するこ
とができる係止ピン挿入穴とからなるものとする。
【0016】
【作用】本発明では保持手段として、車体の後部のフォ
ークリフト車のフォークを挿入できるフォーク受筒を上
下に回動自在に軸支してあり、このフォーク受筒は回動
手段としての油圧シリンダーによってやや垂直を越える
前傾位置まで回動させることができる。そして、フォー
クリフト車のフォークを少し持ち上げた状態で、やや水
平となっているフォーク受筒にこのフォークを挿入し、
フォーク受筒にフォークを嵌め込む。この後、フォーク
リフト車のフォークを下方に押し下げると、フォーク受
筒が車体に固定されていることから、相対的にフォーク
リフト車全体は持ち上げられ、荷台の上面近くまで上昇
させられる。
ークリフト車のフォークを挿入できるフォーク受筒を上
下に回動自在に軸支してあり、このフォーク受筒は回動
手段としての油圧シリンダーによってやや垂直を越える
前傾位置まで回動させることができる。そして、フォー
クリフト車のフォークを少し持ち上げた状態で、やや水
平となっているフォーク受筒にこのフォークを挿入し、
フォーク受筒にフォークを嵌め込む。この後、フォーク
リフト車のフォークを下方に押し下げると、フォーク受
筒が車体に固定されていることから、相対的にフォーク
リフト車全体は持ち上げられ、荷台の上面近くまで上昇
させられる。
【0017】次いで、油圧シリンダーを作動してフォー
ク受筒をやや水平の角度位置から、やや垂直を越える前
傾角度位置に回動させると、フォーク受筒と共にフォー
クおよびフォークリフト車が回動し、フォークリフト車
の大部分が車体の上面にある荷台の後部にやや垂直を越
える前傾の姿勢で載置されることになる。このようにし
て、フォークリフト車が車両の荷台に固定されるため、
そのまま車両を走行させることにより、長距離を短時間
で移動することが容易となる。
ク受筒をやや水平の角度位置から、やや垂直を越える前
傾角度位置に回動させると、フォーク受筒と共にフォー
クおよびフォークリフト車が回動し、フォークリフト車
の大部分が車体の上面にある荷台の後部にやや垂直を越
える前傾の姿勢で載置されることになる。このようにし
て、フォークリフト車が車両の荷台に固定されるため、
そのまま車両を走行させることにより、長距離を短時間
で移動することが容易となる。
【0018】なお、この時にフォーク受筒はやや垂直を
越える前傾の姿勢で持ち上げられるので、フォークリフ
ト車もやや垂直を越える前傾の姿勢で車両の上に保持さ
れる。したがって、フォークリフト車の重心は前方に移
行するとともに、前傾姿勢によってマスト等の部分が車
両の上に接した安定な姿勢となり、フォークリフト車が
車両から外れることはなく、長時間の運送においてもフ
ォークリフト車が落下することが無い。また、フォーク
リフト車が前傾姿勢となることによって車両の前方側に
引込まれた状態で載置されるので、フォークリフト車の
底部にある車輪等が車両の外部後方へ出っ張ることもな
い。
越える前傾の姿勢で持ち上げられるので、フォークリフ
ト車もやや垂直を越える前傾の姿勢で車両の上に保持さ
れる。したがって、フォークリフト車の重心は前方に移
行するとともに、前傾姿勢によってマスト等の部分が車
両の上に接した安定な姿勢となり、フォークリフト車が
車両から外れることはなく、長時間の運送においてもフ
ォークリフト車が落下することが無い。また、フォーク
リフト車が前傾姿勢となることによって車両の前方側に
引込まれた状態で載置されるので、フォークリフト車の
底部にある車輪等が車両の外部後方へ出っ張ることもな
い。
【0019】また、車両の荷台後部を支持手段によって
下方から支える構成によると、フォークリフト車の積み
上げまたは積み降ろしの際の荷重が支持手段によって受
け止められる。したがって、車輪から荷台の後端までの
距離が長いロングタイプのトラック等に適用した場合に
荷台に過大な偏荷重が作用することがなく、また小型車
両に適用した場合等において車両前部が持ち上がる等の
おそれが無くなる。特に、傾斜地等でのフォークリフト
車の積み上げや積み降ろし作業が円滑に、かつ安定して
行える。
下方から支える構成によると、フォークリフト車の積み
上げまたは積み降ろしの際の荷重が支持手段によって受
け止められる。したがって、車輪から荷台の後端までの
距離が長いロングタイプのトラック等に適用した場合に
荷台に過大な偏荷重が作用することがなく、また小型車
両に適用した場合等において車両前部が持ち上がる等の
おそれが無くなる。特に、傾斜地等でのフォークリフト
車の積み上げや積み降ろし作業が円滑に、かつ安定して
行える。
【0020】さらに、支持手段を上下方向に伸縮するこ
とができる左右一対のジャッキ式の支持脚とした場合に
は、高さ調整が容易に行える。そして、この支持脚の上
端部を支点として車体の荷台下方に沿って下端側を回動
自在とし、かつ係止手段としての係止ピンおよび係止ピ
ン挿入穴によって車両に着脱できる構成としてある。こ
のため、支持脚が邪魔になる等の支障が生じることなく
車両の走行が行なえるとともに、フォークリフト車の積
み上げや積み降ろし作業の際に必要な支持脚の使用およ
び片付けが容易かつ迅速に行うことができる。
とができる左右一対のジャッキ式の支持脚とした場合に
は、高さ調整が容易に行える。そして、この支持脚の上
端部を支点として車体の荷台下方に沿って下端側を回動
自在とし、かつ係止手段としての係止ピンおよび係止ピ
ン挿入穴によって車両に着脱できる構成としてある。こ
のため、支持脚が邪魔になる等の支障が生じることなく
車両の走行が行なえるとともに、フォークリフト車の積
み上げや積み降ろし作業の際に必要な支持脚の使用およ
び片付けが容易かつ迅速に行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は本発明の載置機構を設けたトラック11と、
このトラック11にこれから搭載されるフォークリフト
車21の外観を示したものである。
る。図1は本発明の載置機構を設けたトラック11と、
このトラック11にこれから搭載されるフォークリフト
車21の外観を示したものである。
【0022】このトラック11は前側に方向を転換する
ことができる前輪12と、後側に駆動のための後輪13
を軸支してあり、前輪12の上方には作業員が乗るキャ
ビン14が固定してあり、その後部にはフラットボディ
ーの荷台15が固定してある。そして、このトラック1
1の荷台15の後部下面には載置機構16が固定してあ
り、この載置機構16が本発明の要旨であり、トラック
11全体は従来から知られているものであり、載置機構
16の詳しい構造は後述する。
ことができる前輪12と、後側に駆動のための後輪13
を軸支してあり、前輪12の上方には作業員が乗るキャ
ビン14が固定してあり、その後部にはフラットボディ
ーの荷台15が固定してある。そして、このトラック1
1の荷台15の後部下面には載置機構16が固定してあ
り、この載置機構16が本発明の要旨であり、トラック
11全体は従来から知られているものであり、載置機構
16の詳しい構造は後述する。
【0023】次に、フォークリフト車21は従来より工
場、倉庫内で荷役作業に使用させられているものと同じ
構成のものであり、本実施例においては液封をした完全
密封型電池を内臓して、電気駆動で動作できるタイプの
ものである。このフォークリフト車21の本体を構成す
る車体22の前側には駆動用の前輪23が軸支してあ
り、車体22の後部には操舵用の後輪24が軸支してあ
る。この車体22の上面には運転手が座るシート25が
固定してあり、車体22の前方にはアーチ状となったマ
スト26が固定してある。そして、このマスト26の前
側には前方に向けてやや水平に延長した一対のフォーク
27、28が間隔を置いて配置してある。このフォーク
27、28はマスト26に形成されたガイドレールに沿
って上下に移動させることができるものである。これら
の構成は従来より知られたフォークリフト車21の構造
である。
場、倉庫内で荷役作業に使用させられているものと同じ
構成のものであり、本実施例においては液封をした完全
密封型電池を内臓して、電気駆動で動作できるタイプの
ものである。このフォークリフト車21の本体を構成す
る車体22の前側には駆動用の前輪23が軸支してあ
り、車体22の後部には操舵用の後輪24が軸支してあ
る。この車体22の上面には運転手が座るシート25が
固定してあり、車体22の前方にはアーチ状となったマ
スト26が固定してある。そして、このマスト26の前
側には前方に向けてやや水平に延長した一対のフォーク
27、28が間隔を置いて配置してある。このフォーク
27、28はマスト26に形成されたガイドレールに沿
って上下に移動させることができるものである。これら
の構成は従来より知られたフォークリフト車21の構造
である。
【0024】そして、このトラック11とフォークリフ
ト車21の結合では、フォーク27、28をそれぞれ載
置機構16に設けたフォーク受筒35、36に挿入し、
両者の嵌め込みによってトラック11とフォークリフト
車21とを連結し、フォークリフト車21全体を荷台1
5の後部上面に載置させることができる。
ト車21の結合では、フォーク27、28をそれぞれ載
置機構16に設けたフォーク受筒35、36に挿入し、
両者の嵌め込みによってトラック11とフォークリフト
車21とを連結し、フォークリフト車21全体を荷台1
5の後部上面に載置させることができる。
【0025】図2、図3および図4は、前述した載置機
構16の構成を詳しく説明するものである。図2は前述
したトラック11を後方から見た状態の背面図で、フォ
ーク受筒35、36が回動して縦になった状態を示して
いる。図3は載置機構16の要部を拡大して示す斜視図
で、フォーク受筒35、36が水平になった状態を示し
ている。図4は図3に示した載置機構16を構成する主
要な部品を分解して示した分解斜視図である。
構16の構成を詳しく説明するものである。図2は前述
したトラック11を後方から見た状態の背面図で、フォ
ーク受筒35、36が回動して縦になった状態を示して
いる。図3は載置機構16の要部を拡大して示す斜視図
で、フォーク受筒35、36が水平になった状態を示し
ている。図4は図3に示した載置機構16を構成する主
要な部品を分解して示した分解斜視図である。
【0026】これらの図2〜図4に示すように、前述し
たトラック11には骨組みとなる車体フレーム(後述す
る符号18がそれである)があり、この車体フレーム1
8の後端の左右には一対の軸支片30、31が間隔を置
いて固着してある。この軸支片30、31に開口した支
持孔30a、31aには、トラック11の進行方向と直
角にその軸線を配置した支軸32が挿通してある。この
支軸32には、前記軸支片30、31の間に位置して、
それぞれ略凸形状をした厚肉平板からなる一対の回動軸
受33、34が、それぞれ中央突出部にあけた軸受孔3
3a、34aを介して回動自在に挿通してある。各回動
軸受33、34の平坦な下縁部には、それぞれフォーク
27、28の保持手段としてのフォーク受筒35、36
の上面を溶接等によって固着してある。
たトラック11には骨組みとなる車体フレーム(後述す
る符号18がそれである)があり、この車体フレーム1
8の後端の左右には一対の軸支片30、31が間隔を置
いて固着してある。この軸支片30、31に開口した支
持孔30a、31aには、トラック11の進行方向と直
角にその軸線を配置した支軸32が挿通してある。この
支軸32には、前記軸支片30、31の間に位置して、
それぞれ略凸形状をした厚肉平板からなる一対の回動軸
受33、34が、それぞれ中央突出部にあけた軸受孔3
3a、34aを介して回動自在に挿通してある。各回動
軸受33、34の平坦な下縁部には、それぞれフォーク
27、28の保持手段としてのフォーク受筒35、36
の上面を溶接等によって固着してある。
【0027】これらのフォーク受筒35、36は例えば
鋼板を溶接または折り曲げ等によって形成したもので、
トラック11の進行方向に長さ方向を沿わせて平行に配
置され、断面の形状がロの字形をして内部が空洞状をな
している。そして、一方のフォーク受筒35にはその長
さ方向に沿って挿入穴Aが形成され、その挿入穴Aはト
ラック11の後方に面して開口している。他方のフォー
ク受筒36には長さ方向に沿って挿入穴Bが形成され、
その挿入穴Bもトラック11の後方に面して開口してい
る。
鋼板を溶接または折り曲げ等によって形成したもので、
トラック11の進行方向に長さ方向を沿わせて平行に配
置され、断面の形状がロの字形をして内部が空洞状をな
している。そして、一方のフォーク受筒35にはその長
さ方向に沿って挿入穴Aが形成され、その挿入穴Aはト
ラック11の後方に面して開口している。他方のフォー
ク受筒36には長さ方向に沿って挿入穴Bが形成され、
その挿入穴Bもトラック11の後方に面して開口してい
る。
【0028】前記両フォーク受筒35、36の後端(ト
ラック11の後部の方向)は、これらの互いに向き合う
面に交差状態で挿入した1本の角パイプからなる連結ロ
ッド37が溶接等により連結されている。また、両フォ
ーク受筒35、36の前端(トラック11の前部の方
向)の互いに向き合う面の間には、1本の連結軸38が
溶接等により連結されている。このような構成により、
両フォーク受筒35、36は連結ロッド37および連結
軸38と共に両端が固定された四角い枠状をなしてお
り、この枠状の機構は水平な支軸32を中心としてやや
水平位置からトラック11の荷台15の後方で上側に向
かってやや垂直を越えた前傾位置までの範囲で、上下方
向に回動できるように保持されている。なお、前記フォ
ーク受筒35、36の間隔は、フォークリフト車21の
フォーク27、28に対応した間隔に設定してある。
ラック11の後部の方向)は、これらの互いに向き合う
面に交差状態で挿入した1本の角パイプからなる連結ロ
ッド37が溶接等により連結されている。また、両フォ
ーク受筒35、36の前端(トラック11の前部の方
向)の互いに向き合う面の間には、1本の連結軸38が
溶接等により連結されている。このような構成により、
両フォーク受筒35、36は連結ロッド37および連結
軸38と共に両端が固定された四角い枠状をなしてお
り、この枠状の機構は水平な支軸32を中心としてやや
水平位置からトラック11の荷台15の後方で上側に向
かってやや垂直を越えた前傾位置までの範囲で、上下方
向に回動できるように保持されている。なお、前記フォ
ーク受筒35、36の間隔は、フォークリフト車21の
フォーク27、28に対応した間隔に設定してある。
【0029】そして、連結軸38にはフォーク受筒3
5、36の回動手段としての一対の油圧シリンダー4
5、46が連結してある。すなわち、油圧シリンダー4
5、46の基部はトラック11の車体フレーム18に図
示しない水平支持ピンを介して上下方向に揺動可能に支
持され、トラック11の後方に向かって平行に配置され
ている。この油圧シリンダー45、46の後方の端部か
らは、それぞれシリンダーロッド47、48が伸縮でき
るように突出している。また、前記の連結軸38には、
間隔を置いて一対の連結アーム49、50がその連結軸
38と一体となって回転できるように固着してあり、両
連結アーム49、50の間隔は両シリンダーロッド4
7、48が配置した間隔と同じように設定してある。そ
して、これらの連結アーム49、50には、シリンダー
ロッド47、48の先端がそれぞれピンなどにより回動
自在に連結してある。
5、36の回動手段としての一対の油圧シリンダー4
5、46が連結してある。すなわち、油圧シリンダー4
5、46の基部はトラック11の車体フレーム18に図
示しない水平支持ピンを介して上下方向に揺動可能に支
持され、トラック11の後方に向かって平行に配置され
ている。この油圧シリンダー45、46の後方の端部か
らは、それぞれシリンダーロッド47、48が伸縮でき
るように突出している。また、前記の連結軸38には、
間隔を置いて一対の連結アーム49、50がその連結軸
38と一体となって回転できるように固着してあり、両
連結アーム49、50の間隔は両シリンダーロッド4
7、48が配置した間隔と同じように設定してある。そ
して、これらの連結アーム49、50には、シリンダー
ロッド47、48の先端がそれぞれピンなどにより回動
自在に連結してある。
【0030】各油圧シリンダー45、46にはトラック
11の荷台15の下方に配置したコントロールボックス
51の操作により、油圧が同一方向に同期して供給され
るようになっている。これにより、同時に動作する各シ
リンダーロッド47、48がそれぞれ連結アーム49、
50を介して連結軸38を前後に押し引きし、この押し
引き動作によりフォーク受筒35、36は支軸32を中
心としてやや水平位置からやや垂直を越えた前傾位置ま
での範囲内で上下方向に回動するようになっている。
11の荷台15の下方に配置したコントロールボックス
51の操作により、油圧が同一方向に同期して供給され
るようになっている。これにより、同時に動作する各シ
リンダーロッド47、48がそれぞれ連結アーム49、
50を介して連結軸38を前後に押し引きし、この押し
引き動作によりフォーク受筒35、36は支軸32を中
心としてやや水平位置からやや垂直を越えた前傾位置ま
での範囲内で上下方向に回動するようになっている。
【0031】また、図2〜図4に示すように、フォーク
リフト車21をトラック11の荷台15に搭載する作業
の際にトラック11を仮固定する支持手段として、上下
方向に伸縮することができる左右一対のジャッキ式の支
持脚56、57が設けてある。この各支持脚56、57
は、各フォーク受筒35、36の外側にそれぞれ配置さ
れており、上端部は支軸32に軸支され、この支軸32
を支点として車体22の荷台15の下方に沿ってその下
端側が回動自在となっている。
リフト車21をトラック11の荷台15に搭載する作業
の際にトラック11を仮固定する支持手段として、上下
方向に伸縮することができる左右一対のジャッキ式の支
持脚56、57が設けてある。この各支持脚56、57
は、各フォーク受筒35、36の外側にそれぞれ配置さ
れており、上端部は支軸32に軸支され、この支軸32
を支点として車体22の荷台15の下方に沿ってその下
端側が回動自在となっている。
【0032】次に、図5〜図8は、前記支持脚56、5
7の構成を詳細に説明するものである。なお、両支持脚
56、57はトラック11の荷台15に対して左右が対
象的に構成されており、構成は共通しているため、図5
〜図8ではトラック11の左側に配置される一方の支持
脚56を代表的に示して説明する。
7の構成を詳細に説明するものである。なお、両支持脚
56、57はトラック11の荷台15に対して左右が対
象的に構成されており、構成は共通しているため、図5
〜図8ではトラック11の左側に配置される一方の支持
脚56を代表的に示して説明する。
【0033】この図5は、支持脚56の全体の構成を示
している。この支持脚56は、断面積が大きく上端が閉
塞された中空なボックス柱状の上部脚58と、この上部
脚58の下端の内側面に固定された上下端とも開口した
断面積が若干小さい中空なボックス柱状の下部脚59と
で外殻が構成してある。上部脚58の閉塞された上端部
には筒状の支点軸受60が上方に突出して設けられ、こ
の支点軸受60を介して上部脚58ひいては支持脚56
全体がフォーク受筒35、36の支軸32の端部に回転
自在に軸支されている。
している。この支持脚56は、断面積が大きく上端が閉
塞された中空なボックス柱状の上部脚58と、この上部
脚58の下端の内側面に固定された上下端とも開口した
断面積が若干小さい中空なボックス柱状の下部脚59と
で外殻が構成してある。上部脚58の閉塞された上端部
には筒状の支点軸受60が上方に突出して設けられ、こ
の支点軸受60を介して上部脚58ひいては支持脚56
全体がフォーク受筒35、36の支軸32の端部に回転
自在に軸支されている。
【0034】そして、下部脚59の内周には断面積が小
さい中空なボックス柱状の可動脚61が上下方向に摺動
自在に嵌挿してあり、この可動脚61の下端には地面に
接触するための四角形状の座板62が支持脚56の回動
方向(矢印J方向)と同一の方向に首振りできる状態で
取り付けてある。すなわち、座板62の上面側には、支
点軸受60と平行な軸心をもつ一対の軸受部材63、6
4が上方に向かって突設されており、この軸受部材6
3、64が可動脚61の下端に取り付けた支持ピン65
に回動自在に連結されている。この構成により支持脚5
6の回動方向(矢印J方向)と同一の方向(矢印K方
向)に首振りできるようになっている。
さい中空なボックス柱状の可動脚61が上下方向に摺動
自在に嵌挿してあり、この可動脚61の下端には地面に
接触するための四角形状の座板62が支持脚56の回動
方向(矢印J方向)と同一の方向に首振りできる状態で
取り付けてある。すなわち、座板62の上面側には、支
点軸受60と平行な軸心をもつ一対の軸受部材63、6
4が上方に向かって突設されており、この軸受部材6
3、64が可動脚61の下端に取り付けた支持ピン65
に回動自在に連結されている。この構成により支持脚5
6の回動方向(矢印J方向)と同一の方向(矢印K方
向)に首振りできるようになっている。
【0035】また、可動脚61は、後に詳述するハンド
ル70、ギア機構71およびボールナット機構72を有
する手動式駆動機構69によって、下部脚59の下方か
ら突出するようにして上下に昇降移動できるようになっ
ている(図6を参照)。さらに、下部脚59の下端外側
には、支持脚56の不使用時に、トラック11の車体フ
レーム18に沿う所定の位置で着脱可能な状態に係止す
るための係止手段90が設けられている(図7を参
照)。この係止手段90の構成についても後に詳述す
る。
ル70、ギア機構71およびボールナット機構72を有
する手動式駆動機構69によって、下部脚59の下方か
ら突出するようにして上下に昇降移動できるようになっ
ている(図6を参照)。さらに、下部脚59の下端外側
には、支持脚56の不使用時に、トラック11の車体フ
レーム18に沿う所定の位置で着脱可能な状態に係止す
るための係止手段90が設けられている(図7を参
照)。この係止手段90の構成についても後に詳述す
る。
【0036】図6は、支持脚56の内部の断面の構成、
特に可動脚61を下部脚59内で駆動するための手動式
駆動機構69、すなわちハンドル70、ギア機構71お
よびボールナット機構72等を詳細に示している。この
図6に示すように、上部脚58には、支軸32と平行と
なるように回転操作用の入力軸73が回転自在に軸支さ
れ、上部脚58の周壁外部の軸受74、75により支持
してある。この入力軸73の一端には、その軸線より9
0度折曲したアングル状の回転操作用のハンドル70が
取り付けられている。そして、上部脚58の内部では、
入力軸73にギア機構71の入力ギアとしてのベベルギ
ア76が固定され、このベベルギア76と軸心を90度
交差した位置に出力ギアとしてのベベルギア77が設け
てあり、ベベルギア76と77は相互に噛み合ってい
る。
特に可動脚61を下部脚59内で駆動するための手動式
駆動機構69、すなわちハンドル70、ギア機構71お
よびボールナット機構72等を詳細に示している。この
図6に示すように、上部脚58には、支軸32と平行と
なるように回転操作用の入力軸73が回転自在に軸支さ
れ、上部脚58の周壁外部の軸受74、75により支持
してある。この入力軸73の一端には、その軸線より9
0度折曲したアングル状の回転操作用のハンドル70が
取り付けられている。そして、上部脚58の内部では、
入力軸73にギア機構71の入力ギアとしてのベベルギ
ア76が固定され、このベベルギア76と軸心を90度
交差した位置に出力ギアとしてのベベルギア77が設け
てあり、ベベルギア76と77は相互に噛み合ってい
る。
【0037】出力ギアとしてのベベルギア77には、ボ
ールナット機構72を構成する出力軸としてのボールね
じ78の上端が固着してあり、ベベルギア77とボール
ねじ78は一体となって回転するように組み立ててあ
る。このボールねじ78は、下部脚59の上端に設けた
フランジ79の中央に形成した開口を貫通して下方に伸
びており、このボールねじ78の途中には円形をした径
大の軸受板80が固着してある。この軸受板80は、前
記フランジ79の下方に位置しており、軸受板80とフ
ランジ79の間にはボールベアリング84を介在させて
あり、ボールねじ78はこの軸受板80によって回転自
在に支持されている。このボールねじ78には、軸受板
80の下側部分から下方に亘ってねじ山81が形成され
ている。ボールねじ78は可動脚61の上端部に設けた
ボールナット82に螺合しており、ボールねじ78は可
動脚61の内部に挿通されている。そして、前記のハン
ドル70を回転操作することによって入力軸73を回
し、ベベルギア76、77を介して出力軸としてのボー
ルねじ78を回転させることで、このボールねじ78の
ねじ山81に螺合しているボールナット82ひいては可
動脚61を下部脚59に対して昇降させることができ
る。このようにして、支持脚56の全長を伸縮させて、
長さ可変としてフォーク受筒35、36の支軸32の両
端部を左右の支持脚56、57で地面83(図2参照)
上で支持することができる。
ールナット機構72を構成する出力軸としてのボールね
じ78の上端が固着してあり、ベベルギア77とボール
ねじ78は一体となって回転するように組み立ててあ
る。このボールねじ78は、下部脚59の上端に設けた
フランジ79の中央に形成した開口を貫通して下方に伸
びており、このボールねじ78の途中には円形をした径
大の軸受板80が固着してある。この軸受板80は、前
記フランジ79の下方に位置しており、軸受板80とフ
ランジ79の間にはボールベアリング84を介在させて
あり、ボールねじ78はこの軸受板80によって回転自
在に支持されている。このボールねじ78には、軸受板
80の下側部分から下方に亘ってねじ山81が形成され
ている。ボールねじ78は可動脚61の上端部に設けた
ボールナット82に螺合しており、ボールねじ78は可
動脚61の内部に挿通されている。そして、前記のハン
ドル70を回転操作することによって入力軸73を回
し、ベベルギア76、77を介して出力軸としてのボー
ルねじ78を回転させることで、このボールねじ78の
ねじ山81に螺合しているボールナット82ひいては可
動脚61を下部脚59に対して昇降させることができ
る。このようにして、支持脚56の全長を伸縮させて、
長さ可変としてフォーク受筒35、36の支軸32の両
端部を左右の支持脚56、57で地面83(図2参照)
上で支持することができる。
【0038】図7は、支持脚56により支軸32の端部
を地面に固定した状態(実線)を斜視図で示したもので
ある。この支持脚56は不使用時においては、図7の仮
想線で示すように、支軸32を中心として下端側が前方
に移動するように回動させることができる(矢印M)。
そして、この不使用の状態において、支持脚56の回動
した下端側(つまり、支持脚56の先端の方)は、前述
した係止手段90によって車体フレーム18に係止する
ことができる。車体フレーム18側では、係止手段90
を構成するストッパとしての筒体91と支持脚56を上
側から押さえる押さえ部材92とが設けられている。こ
のうち、筒体91は先端が開口した円筒状のもので、車
体フレーム18の側面から突出する状態で設けられ、そ
の開口穴93が後述する係止ピン101の挿入穴とな
る。また、押さえ部材92は下面がコ字状に開口した本
体部分92aと、これを上方から支持する支持片部分9
2bとからなり、車体フレーム18の側面から突出する
状態で、筒体91の後方に位置して設けられている。
を地面に固定した状態(実線)を斜視図で示したもので
ある。この支持脚56は不使用時においては、図7の仮
想線で示すように、支軸32を中心として下端側が前方
に移動するように回動させることができる(矢印M)。
そして、この不使用の状態において、支持脚56の回動
した下端側(つまり、支持脚56の先端の方)は、前述
した係止手段90によって車体フレーム18に係止する
ことができる。車体フレーム18側では、係止手段90
を構成するストッパとしての筒体91と支持脚56を上
側から押さえる押さえ部材92とが設けられている。こ
のうち、筒体91は先端が開口した円筒状のもので、車
体フレーム18の側面から突出する状態で設けられ、そ
の開口穴93が後述する係止ピン101の挿入穴とな
る。また、押さえ部材92は下面がコ字状に開口した本
体部分92aと、これを上方から支持する支持片部分9
2bとからなり、車体フレーム18の側面から突出する
状態で、筒体91の後方に位置して設けられている。
【0039】図8は、支持脚56側に設けられた係止手
段90について、図7のXーX線に沿う拡大断面として
示したものである。この係止手段90は、図8に示すよ
うに、支持脚56の下部脚59の下端側にこれを囲む状
態で溶接等によって固定された取り付け枠94と、この
取り付け枠94の一つの側辺の外面に溶接等によって一
体的に設けられたコ字形をした支持枠95と、この支持
枠95の対向片部96、97の孔98、99に貫通され
た係止ピン101とを有する構成となっており、係止ピ
ン101の一端100は開口穴93に出没自在に設けら
れている。
段90について、図7のXーX線に沿う拡大断面として
示したものである。この係止手段90は、図8に示すよ
うに、支持脚56の下部脚59の下端側にこれを囲む状
態で溶接等によって固定された取り付け枠94と、この
取り付け枠94の一つの側辺の外面に溶接等によって一
体的に設けられたコ字形をした支持枠95と、この支持
枠95の対向片部96、97の孔98、99に貫通され
た係止ピン101とを有する構成となっており、係止ピ
ン101の一端100は開口穴93に出没自在に設けら
れている。
【0040】係止ピン101の外周であって、その一端
100に近い位置には鍔102が固定され、この鍔10
2と一方の対向辺部96との間には圧縮コイルばねから
なるスプリング103を介在している。このスプリング
103の弾性力によって、係止ピン101の一端側が突
出する方向(図8中で矢印N方向)に付勢され、前述し
た車体フレーム18に取り付けた筒体91の開口穴93
内に挿入できるようになっている。そして、係止ピン1
01の他端側には、これをスプリング103の弾性力に
抗して矢印P方向に引っ張り操作するための、角リング
状をした引っ張り操作具104が取り付けピン105を
介して回動自在に取り付けてある。
100に近い位置には鍔102が固定され、この鍔10
2と一方の対向辺部96との間には圧縮コイルばねから
なるスプリング103を介在している。このスプリング
103の弾性力によって、係止ピン101の一端側が突
出する方向(図8中で矢印N方向)に付勢され、前述し
た車体フレーム18に取り付けた筒体91の開口穴93
内に挿入できるようになっている。そして、係止ピン1
01の他端側には、これをスプリング103の弾性力に
抗して矢印P方向に引っ張り操作するための、角リング
状をした引っ張り操作具104が取り付けピン105を
介して回動自在に取り付けてある。
【0041】この引っ張り操作具104は図8に実線で
示したように、通常は係止ピン101の軸方向に突出し
ない状態に回動させて保持しておくのが好都合である。
そして、フォークリフト車21の積み上げまたは積み降
ろし等の使用時に際し、取り付けピン105を中心とし
て図8中で矢印Q方向に約90度回動させ、図8に仮想
線で示すように、係止ピン101の軸方向に突出する状
態に変更する。その後に、矢印P方向に引っ張り操作す
ることで、係止ピン101の一端100を筒体91の開
口穴93から抜き外すことができる。
示したように、通常は係止ピン101の軸方向に突出し
ない状態に回動させて保持しておくのが好都合である。
そして、フォークリフト車21の積み上げまたは積み降
ろし等の使用時に際し、取り付けピン105を中心とし
て図8中で矢印Q方向に約90度回動させ、図8に仮想
線で示すように、係止ピン101の軸方向に突出する状
態に変更する。その後に、矢印P方向に引っ張り操作す
ることで、係止ピン101の一端100を筒体91の開
口穴93から抜き外すことができる。
【0042】なお、引っ張り操作具104を保持するた
め、支持枠95には割り筒状の保持筒106が外方に突
出する形で一体的に設けてある。この保持筒106はや
や円筒に形成されていて、引っ張り操作具104を引っ
張り操作するために、取り付けピン105の移動ガイド
となる一対のスリット状のガイド溝107を形成したも
のである。また、このガイド溝107は一定の長さを有
していて、溝底部に取り付けピン105を係止すること
で、係止ピン101のスプリング103による突出方向
(矢印N方向)への移動時のストッパとしても機能す
る。
め、支持枠95には割り筒状の保持筒106が外方に突
出する形で一体的に設けてある。この保持筒106はや
や円筒に形成されていて、引っ張り操作具104を引っ
張り操作するために、取り付けピン105の移動ガイド
となる一対のスリット状のガイド溝107を形成したも
のである。また、このガイド溝107は一定の長さを有
していて、溝底部に取り付けピン105を係止すること
で、係止ピン101のスプリング103による突出方向
(矢印N方向)への移動時のストッパとしても機能す
る。
【0043】図9は、トラック11の走行時等のように
支持脚56、57を使用しない場合の状態を示してい
る。同図に示すように、支持脚56、57は支軸32を
支点として車体フレーム18に沿う状態に回動され、係
止手段90によって車体フレーム18に係止した状態と
なっている。
支持脚56、57を使用しない場合の状態を示してい
る。同図に示すように、支持脚56、57は支軸32を
支点として車体フレーム18に沿う状態に回動され、係
止手段90によって車体フレーム18に係止した状態と
なっている。
【0044】図10は、フォークリフト車21の積み込
み時のように、支持脚56、57を垂直に立てて使用す
る場合の状態を示している。同図に示すように、支持脚
56、57は、係止手段90の係止を外し、車体フレー
ム18に沿う状態から支軸32を支点として垂直状態ま
で回動させた起立状態となっている。
み時のように、支持脚56、57を垂直に立てて使用す
る場合の状態を示している。同図に示すように、支持脚
56、57は、係止手段90の係止を外し、車体フレー
ム18に沿う状態から支軸32を支点として垂直状態ま
で回動させた起立状態となっている。
【0045】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の作用においては、載置機構16の動きを図11、図
12、図13の順序により説明する。
例の作用においては、載置機構16の動きを図11、図
12、図13の順序により説明する。
【0046】前述のように、図1では、それぞれが独立
した輸送機器であるトラック11とフォークリフト車2
1とが分離しており、それぞれは単独で機能することが
できる。このように両者を分離した状態から、トラック
11とフォークリフト車21とを結合し、フォークリフ
ト車21をトラック11の荷台15に載置し、フォーク
リフト車21を載置したままで遠距離を移動する場合の
作動について順次説明する。
した輸送機器であるトラック11とフォークリフト車2
1とが分離しており、それぞれは単独で機能することが
できる。このように両者を分離した状態から、トラック
11とフォークリフト車21とを結合し、フォークリフ
ト車21をトラック11の荷台15に載置し、フォーク
リフト車21を載置したままで遠距離を移動する場合の
作動について順次説明する。
【0047】まず、図1の状態では、トラック11とフ
ォークリフト車21とは離れており、この状態でトラッ
ク11を停止させたままフォークリフト車21のみを操
縦し、フォークリフト車21の前側がトラック11の後
部に対向するように接近させる。フォークリフト車21
をトラック11の後部でその進行方向と一致させたな
ら、マスト26により両フォーク27、28を上昇さ
せ、両フォーク27、28が前記フォーク受筒35、3
6の高さ位置となるように設定する。
ォークリフト車21とは離れており、この状態でトラッ
ク11を停止させたままフォークリフト車21のみを操
縦し、フォークリフト車21の前側がトラック11の後
部に対向するように接近させる。フォークリフト車21
をトラック11の後部でその進行方向と一致させたな
ら、マスト26により両フォーク27、28を上昇さ
せ、両フォーク27、28が前記フォーク受筒35、3
6の高さ位置となるように設定する。
【0048】そして、フォーク28をフォーク受筒35
の挿入穴Aに、フォーク27をフォーク受筒36の挿入
穴Bに対向させ、フォークリフト車21をそのまま図1
1中でR方向に前進させる。すると、フォーク27は挿
入穴Aの内部に挿入され、フォーク28は挿入穴Bの内
部に挿入される。図11では、フォーク27、28の先
端部がそれぞれ少しフォーク受筒35、36に挿入され
た状態を示すものである。
の挿入穴Aに、フォーク27をフォーク受筒36の挿入
穴Bに対向させ、フォークリフト車21をそのまま図1
1中でR方向に前進させる。すると、フォーク27は挿
入穴Aの内部に挿入され、フォーク28は挿入穴Bの内
部に挿入される。図11では、フォーク27、28の先
端部がそれぞれ少しフォーク受筒35、36に挿入され
た状態を示すものである。
【0049】さらに、フォークリフト車21を前進させ
ると、ついには各フォーク27、28の全長がそれぞれ
フォーク受筒35、36の挿入穴A、Bにすべて挿入さ
せたならば、フォークリフト車21のR方向への移動を
その位置で停止させる。そして、フォークリフト車21
を操作して、各フォーク27、28をマスト26に対し
てそれぞれ下降させる。
ると、ついには各フォーク27、28の全長がそれぞれ
フォーク受筒35、36の挿入穴A、Bにすべて挿入さ
せたならば、フォークリフト車21のR方向への移動を
その位置で停止させる。そして、フォークリフト車21
を操作して、各フォーク27、28をマスト26に対し
てそれぞれ下降させる。
【0050】だが、すでに各フォーク27、28がフォ
ーク受筒35、36に挿通されて嵌め込まれており、フ
ォーク受筒35、36は車体フレーム18に固定されて
いるためその高さ位置が変わらないことから、フォーク
27、28が保持された高さ位置は変わらない。このた
め、フォーク27、28が下降しようとする力で相対的
に車体22(すなわちフォークリフト車21全体)は図
12中においてS方向に上昇させられることになる。こ
うして、図12は、フォーりリフト車21が上昇し、前
輪23、後輪24は地面83から離れて空中に持ち上げ
られた状態を示すものである。
ーク受筒35、36に挿通されて嵌め込まれており、フ
ォーク受筒35、36は車体フレーム18に固定されて
いるためその高さ位置が変わらないことから、フォーク
27、28が保持された高さ位置は変わらない。このた
め、フォーク27、28が下降しようとする力で相対的
に車体22(すなわちフォークリフト車21全体)は図
12中においてS方向に上昇させられることになる。こ
うして、図12は、フォーりリフト車21が上昇し、前
輪23、後輪24は地面83から離れて空中に持ち上げ
られた状態を示すものである。
【0051】この図12で示すように、フォークリフト
車21がトラック11の後部において持ち上げられ、フ
ォーク27、28がマスト26に対して最下位置になっ
たら、フォーク27、28を下降させる動作を停止し
て、その位置でフォークリフト車21を保持させる。こ
の状態になったら、次いでトラック11に収納して油圧
発生装置(図示せず)をコントロールボックス51の操
作によって起動させて油圧シリンダー45、46に圧力
油を供給し、油圧シリンダー45、46よりシリンダー
ロッド47、48を伸長させる。このため、油圧シリン
ダー45、46からシリンダーロッド47、48が押し
出され、このシリンダーロッド47、48に連結してあ
る連結アーム49、50はその伸長方向に向けて押し出
されようとする。そして、軸支片30、31に固着して
あるフォーク受筒35、36はそれぞれ支軸32を中心
として図13においてT方向に回動し、フォークリフト
車21をフォーク受筒35、36に嵌め合わせたままの
状態で図中で反時計方向に約90度以上回転させること
になる。
車21がトラック11の後部において持ち上げられ、フ
ォーク27、28がマスト26に対して最下位置になっ
たら、フォーク27、28を下降させる動作を停止し
て、その位置でフォークリフト車21を保持させる。こ
の状態になったら、次いでトラック11に収納して油圧
発生装置(図示せず)をコントロールボックス51の操
作によって起動させて油圧シリンダー45、46に圧力
油を供給し、油圧シリンダー45、46よりシリンダー
ロッド47、48を伸長させる。このため、油圧シリン
ダー45、46からシリンダーロッド47、48が押し
出され、このシリンダーロッド47、48に連結してあ
る連結アーム49、50はその伸長方向に向けて押し出
されようとする。そして、軸支片30、31に固着して
あるフォーク受筒35、36はそれぞれ支軸32を中心
として図13においてT方向に回動し、フォークリフト
車21をフォーク受筒35、36に嵌め合わせたままの
状態で図中で反時計方向に約90度以上回転させること
になる。
【0052】このようにして、図13で示すように、フ
ォークリフト車21の車体22全体はトラック11の荷
台15の後部上面にマスト26を接した状態で3点での
支持状態となり、やや前傾姿勢となって立ち上げられ
る。
ォークリフト車21の車体22全体はトラック11の荷
台15の後部上面にマスト26を接した状態で3点での
支持状態となり、やや前傾姿勢となって立ち上げられ
る。
【0053】この状態では、フォークリフト車21の重
心は荷台15側に位置しており、安定して載置されたこ
とになる。このようにフォークリフト車21が載置され
たなら、トラック11を従来から知られたようにして操
縦し、フォークリフト車21を乗せたまま一つの工場ま
たは倉庫等から他の工場または倉庫等まで移動すること
ができる。なお、フォークリフト車21を反転させ、車
体22をやや垂直を越えた状態でに立ち上げる姿勢をと
っているが、このフォークリフト車21では動力源とし
て完全密封式のバッテリーを内蔵しているため、このよ
うな姿勢であっても液漏れや燃料漏れのおそれがない。
心は荷台15側に位置しており、安定して載置されたこ
とになる。このようにフォークリフト車21が載置され
たなら、トラック11を従来から知られたようにして操
縦し、フォークリフト車21を乗せたまま一つの工場ま
たは倉庫等から他の工場または倉庫等まで移動すること
ができる。なお、フォークリフト車21を反転させ、車
体22をやや垂直を越えた状態でに立ち上げる姿勢をと
っているが、このフォークリフト車21では動力源とし
て完全密封式のバッテリーを内蔵しているため、このよ
うな姿勢であっても液漏れや燃料漏れのおそれがない。
【0054】なお、前述したのとは逆に、トラック11
を運転して公道を移動し、目的地に到着してからフォー
クリフト車21をトラック11の荷台15より積み降ろ
す場合には、図13、図12、図11の手順で行うこと
ができる。この積み降ろしの作業は、一人の作業員がト
ラック11とフォークリフト車21を交互に操作するこ
とによって行うことができ、他の補助員の助けを受ける
必要がない。前記とは逆の手順で、荷台15よりフォー
クリフト車21はそれぞれ従来の単独の機能でそれぞれ
使用することができ、フォークリフト車21はトラック
11に載置してある重量のある荷物やパレットを短時間
で積み降ろしたり、積み込んだりする作業に用いること
ができる。
を運転して公道を移動し、目的地に到着してからフォー
クリフト車21をトラック11の荷台15より積み降ろ
す場合には、図13、図12、図11の手順で行うこと
ができる。この積み降ろしの作業は、一人の作業員がト
ラック11とフォークリフト車21を交互に操作するこ
とによって行うことができ、他の補助員の助けを受ける
必要がない。前記とは逆の手順で、荷台15よりフォー
クリフト車21はそれぞれ従来の単独の機能でそれぞれ
使用することができ、フォークリフト車21はトラック
11に載置してある重量のある荷物やパレットを短時間
で積み降ろしたり、積み込んだりする作業に用いること
ができる。
【0055】本実施例においては、フォークリフト車2
1をトラック11に積み上げる時に、フォーク受筒3
5、36がやや垂直を越える前傾の姿勢で持ち上げられ
るので、フォークリフト車21もやや垂直を越える前傾
の姿勢でトラック11の荷台15の上に保持される。し
たがって、フォークリフト車21の重心は前方に移行す
るとともに、前傾姿勢によってマスト26等の部分が車
両の上に接した安定な姿勢となり、フォークリフト車2
1が車両から外れることはなく、長時間の運送において
もフォークリフト車が落下することが無い。また、フォ
ークリフト車21が前傾姿勢となることによってトラッ
ク11の荷台15の前方側に引込まれた状態で載置され
るので、フォークリフト車21の底部にある前輪23、
後輪24等が荷台15の外部後方へ出っ張ることもな
い。
1をトラック11に積み上げる時に、フォーク受筒3
5、36がやや垂直を越える前傾の姿勢で持ち上げられ
るので、フォークリフト車21もやや垂直を越える前傾
の姿勢でトラック11の荷台15の上に保持される。し
たがって、フォークリフト車21の重心は前方に移行す
るとともに、前傾姿勢によってマスト26等の部分が車
両の上に接した安定な姿勢となり、フォークリフト車2
1が車両から外れることはなく、長時間の運送において
もフォークリフト車が落下することが無い。また、フォ
ークリフト車21が前傾姿勢となることによってトラッ
ク11の荷台15の前方側に引込まれた状態で載置され
るので、フォークリフト車21の底部にある前輪23、
後輪24等が荷台15の外部後方へ出っ張ることもな
い。
【0056】また、トラック11の荷台15後部を支持
手段としての支持脚56、57によって下方から支える
構成としたので、フォークリフト車21の積み上げまた
は積み降ろしの際の荷重が支持脚56、57によって受
け止められる。したがって、前輪23、後輪24から荷
台15の後端までの距離が長いロングタイプのトラック
等に適用した場合に荷台15に過大な偏荷重が作用する
ことがなくなる。また、小型トラックに適用した場合等
においては、トラック前部が持ち上がる等のおそれもな
く、特に傾斜地等でのフォークリフト車21の積み上げ
や積み降ろし作業が円滑に、かつ安定して行える。
手段としての支持脚56、57によって下方から支える
構成としたので、フォークリフト車21の積み上げまた
は積み降ろしの際の荷重が支持脚56、57によって受
け止められる。したがって、前輪23、後輪24から荷
台15の後端までの距離が長いロングタイプのトラック
等に適用した場合に荷台15に過大な偏荷重が作用する
ことがなくなる。また、小型トラックに適用した場合等
においては、トラック前部が持ち上がる等のおそれもな
く、特に傾斜地等でのフォークリフト車21の積み上げ
や積み降ろし作業が円滑に、かつ安定して行える。
【0057】さらに、支持手段を上下方向に伸縮するこ
とができる左右一対のジャッキ式の支持脚56、57と
したので、高さ調整が容易に行える。そして、この支持
脚56、57の上端部を支点として荷台15の下方に沿
って下端側を回動自在とし、かつ係止手段90としての
係止ピン101および係止ピン101の挿入用の開口穴
93によってトラック11に着脱できる構成とすること
で、支持脚56、57が邪魔になる等の支障が生じるこ
となくトラック11の走行が行なえる。そして、フォー
クリフト車21の積み上げや積み降ろし作業の際に必要
な支持脚56、57の使用および片付けを容易かつ迅速
に行うことができる。
とができる左右一対のジャッキ式の支持脚56、57と
したので、高さ調整が容易に行える。そして、この支持
脚56、57の上端部を支点として荷台15の下方に沿
って下端側を回動自在とし、かつ係止手段90としての
係止ピン101および係止ピン101の挿入用の開口穴
93によってトラック11に着脱できる構成とすること
で、支持脚56、57が邪魔になる等の支障が生じるこ
となくトラック11の走行が行なえる。そして、フォー
クリフト車21の積み上げや積み降ろし作業の際に必要
な支持脚56、57の使用および片付けを容易かつ迅速
に行うことができる。
【0058】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明によれ
ば、フォークリフト車をトラック等の車両の荷台に載置
する場合、クレーン等の他の作業機材を必要とせず、作
業員一人によってトラックの荷台上にフォークリフト車
を載置することができる。この積み上げの作業では、作
業員一人で行うことができ、その作業が極めて容易であ
り、迅速に行うことができる。
ば、フォークリフト車をトラック等の車両の荷台に載置
する場合、クレーン等の他の作業機材を必要とせず、作
業員一人によってトラックの荷台上にフォークリフト車
を載置することができる。この積み上げの作業では、作
業員一人で行うことができ、その作業が極めて容易であ
り、迅速に行うことができる。
【0059】そして、公道上や長距離をトラックによっ
て高速で移動し、フォークリフト車を目的地まで迅速に
運搬することができ、公道を走行できず、その最高速度
が遅いフォークリフト車の欠点を補うことができる。ま
た、目的地では荷台からフォークリフト車を積み降ろし
て単独で荷役に使用することができる。このため、トラ
ックで積荷を運搬した目的地でその積荷を積み降ろす荷
役作業が発生するような条件であって、トラックの荷台
に積荷とともにフォークリフト車を積み上げて移動し、
目的地において運搬したフォークリフト車によってその
積荷の荷役作業を行うことができる。
て高速で移動し、フォークリフト車を目的地まで迅速に
運搬することができ、公道を走行できず、その最高速度
が遅いフォークリフト車の欠点を補うことができる。ま
た、目的地では荷台からフォークリフト車を積み降ろし
て単独で荷役に使用することができる。このため、トラ
ックで積荷を運搬した目的地でその積荷を積み降ろす荷
役作業が発生するような条件であって、トラックの荷台
に積荷とともにフォークリフト車を積み上げて移動し、
目的地において運搬したフォークリフト車によってその
積荷の荷役作業を行うことができる。
【0060】このような荷役作業の合理化では、作業員
を少なくすることができ、重量物の荷役作業が短時間で
終了することができる。さらに、作業員、運転手にとっ
て肉体的な大きい負担である荷役作業が軽減され、荷役
作業による疲労を少なくさせることができる。
を少なくすることができ、重量物の荷役作業が短時間で
終了することができる。さらに、作業員、運転手にとっ
て肉体的な大きい負担である荷役作業が軽減され、荷役
作業による疲労を少なくさせることができる。
【0061】また、本発明によれば、フォーク受筒はや
や垂直を越える前傾の姿勢で持ち上げられるので、フォ
ーク車もやや垂直を越える前傾の姿勢で車両の上に保持
される。したがって、フォーク車の重心は前方に移行す
るとともに、前傾姿勢によってマスト等の部分が車両の
上に接した安定な姿勢となり、フォークリフト車が車両
から外れることはなく、長時間の運送においてもフォー
クリフト車が落下することが無い。また、フォーク車が
前傾姿勢となることによって車両の前方側に引込まれた
状態で載置されるので、フォークリフト車の底部にある
車輪等が車両の外部後方へ出っ張ることもない。
や垂直を越える前傾の姿勢で持ち上げられるので、フォ
ーク車もやや垂直を越える前傾の姿勢で車両の上に保持
される。したがって、フォーク車の重心は前方に移行す
るとともに、前傾姿勢によってマスト等の部分が車両の
上に接した安定な姿勢となり、フォークリフト車が車両
から外れることはなく、長時間の運送においてもフォー
クリフト車が落下することが無い。また、フォーク車が
前傾姿勢となることによって車両の前方側に引込まれた
状態で載置されるので、フォークリフト車の底部にある
車輪等が車両の外部後方へ出っ張ることもない。
【0062】また、車両の荷台後部を支持手段によって
下方から支える構成によると、フォークリフト車の積み
上げまたは積み降ろしの際の荷重が支持手段によって受
け止められる。したがって、車輪から荷台の後端までの
距離が長いロングタイプのトラック等に適用した場合に
荷台に過大な偏荷重が作用することがなく、また小型車
両に適用した場合等において車両前部が持ち上がる等の
虞もなく、特に傾斜地等でのフォークリフト車の積み上
げや積み降ろし作業が円滑に、かつ安定して行える。
下方から支える構成によると、フォークリフト車の積み
上げまたは積み降ろしの際の荷重が支持手段によって受
け止められる。したがって、車輪から荷台の後端までの
距離が長いロングタイプのトラック等に適用した場合に
荷台に過大な偏荷重が作用することがなく、また小型車
両に適用した場合等において車両前部が持ち上がる等の
虞もなく、特に傾斜地等でのフォークリフト車の積み上
げや積み降ろし作業が円滑に、かつ安定して行える。
【0063】さらに、支持手段を上下方向に伸縮するこ
とができる左右一対のジャッキ式の支持脚とした場合に
は、高さ調整が容易に行える。そして、この支持脚の上
端部を支点として車体の荷台下方に沿って下端側を回動
自在とし、かつ係止手段としての係止ピンおよび係止ピ
ン挿入穴によって車両に着脱できる構成とすることで、
支持脚が邪魔になる等の支障が生じることなく車両の走
行が行なえるとともに、フォークリフト車の積み上げや
積み降ろし作業の際に必要な支持脚の使用および片付け
を容易かつ迅速に行うことができる。
とができる左右一対のジャッキ式の支持脚とした場合に
は、高さ調整が容易に行える。そして、この支持脚の上
端部を支点として車体の荷台下方に沿って下端側を回動
自在とし、かつ係止手段としての係止ピンおよび係止ピ
ン挿入穴によって車両に着脱できる構成とすることで、
支持脚が邪魔になる等の支障が生じることなく車両の走
行が行なえるとともに、フォークリフト車の積み上げや
積み降ろし作業の際に必要な支持脚の使用および片付け
を容易かつ迅速に行うことができる。
【図1】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構に使用するフォークリフト車とトラックの外観を
示す全体図である。
置機構に使用するフォークリフト車とトラックの外観を
示す全体図である。
【図2】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構を示すため、トラック後方から載置機構を見た状
態の構成図である。
置機構を示すため、トラック後方から載置機構を見た状
態の構成図である。
【図3】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構を示すため、載置機構を車体フレームから取り外
した状態を示す斜視図である。
置機構を示すため、載置機構を車体フレームから取り外
した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構を示すため、載置機構を構成する各部剤を分離し
た状態の分解斜視図である。
置機構を示すため、載置機構を構成する各部剤を分離し
た状態の分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構を示すため、支持脚を示す拡大斜視図である。
置機構を示すため、支持脚を示す拡大斜視図である。
【図6】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構を示すため、支持脚を示す拡大断面図である。
置機構を示すため、支持脚を示す拡大断面図である。
【図7】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構を示すため、支持脚の係止状態等を示す斜視図で
ある。
置機構を示すため、支持脚の係止状態等を示す斜視図で
ある。
【図8】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構を示すため、支持脚内の係止手段を示す拡大断面
図である。
置機構を示すため、支持脚内の係止手段を示す拡大断面
図である。
【図9】本発明の一実施例であるフォークリフト車の載
置機構の動作を示す説明図である。
置機構の動作を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施例であるフォークリフト車の
載置機構の動作を示す説明図である。
載置機構の動作を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施例であるフォークリフト車の
載置機構の動作を示す説明図である。
載置機構の動作を示す説明図である。
【図12】本発明の一実施例であるフォークリフト車の
載置機構の動作を示す説明図である。
載置機構の動作を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施例であるフォークリフト車の
載置機構の動作を示す説明図である。
載置機構の動作を示す説明図である。
11 トラック 15 荷台 16 載置機構 18 車体フレーム 21 フォークリフト車 26 マスト 27、28 フォーク 32 支軸 35、36 フォーク受筒 45、46 油圧シリンダー 47、48 シリンダーロッド 51 コントロールボックス 56、57 支持脚(支持手段) 69 手動式駆動機構 70 ハンドル 71 ギア機構 72 ボールナット機構 90 係止手段 91 筒体 93 開口穴 101 係止ピン 103 スプリング 104 引っ張り操作具 A、B 挿入穴
Claims (6)
- 【請求項1】 移動できる車両と、この車両の後部にや
や水平位置からやや垂直を越える前傾位置まで回動自在
に軸支され、フォークリフト車のフォークを着脱自在に
保持する保持手段と、車両とこの保持手段との間に介在
され、保持手段を回動させることができる回動手段とを
備えたことを特徴とするフォークリフト車の載置機構。 - 【請求項2】 移動できる荷台付きの車両と、この車両
の荷台後部にやや水平位置からやや垂直を越える前傾位
置まで回動自在に軸支され、フォークリフト車のフォー
クを着脱自在に保持する保持手段と、車両とこの保持手
段との間に介在され、保持手段を回動させることができ
る回動手段と、保持手段が設けられた車両の荷台後部を
下方から支える支持手段とを備えたことを特徴とするフ
ォークリフト車の載置機構。 - 【請求項3】 前記保持手段は、フォークを挿通できる
開口を形成した断面ロ字形をした細長の形状をした左右
一対のフォーク受筒からなることを特徴とする請求項1
または2記載のフォークリフト車の載置機構。 - 【請求項4】 前記回動手段は、車両と保持手段との間
に介在され、伸縮することで保持手段を回動させる油圧
シリンダーからなることを特徴とする請求項1または2
記載のフォークリフト車の載置機構。 - 【請求項5】 前記支持手段は、上下方向に伸縮するこ
とができる左右一対のジャッキ式の支持脚であり、その
上端部を支点として車体の荷台下方に沿って下端側が回
動自在で、かつ係止手段によって車両に着脱できる構成
とされていることを特徴とする請求項1または2記載の
フォークリフト車の載置機構。 - 【請求項6】 前記係止手段は、支持脚の下端側に一端
が出没自在に設けられ、その一端が突出する方向にスプ
リングで付勢された係止ピンと、車両の支持脚下端回動
位置に配置され、係止ピンの一端を挿入することができ
る係止ピン挿入穴とからなることを特徴とする請求項5
記載のフォークリフト車の載置機構。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18781494A JPH0826687A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | フォークリフト車の載置機構 |
CA002137479A CA2137479A1 (en) | 1993-12-20 | 1994-12-07 | Fork lift truck loading mechanism |
US08/353,434 US5549437A (en) | 1993-12-20 | 1994-12-09 | Fork lift truck loading mechanism |
EP94309201A EP0659679A1 (en) | 1993-12-20 | 1994-12-09 | Fork lift truck loading mechanism |
KR1019940035308A KR950017720A (ko) | 1993-12-20 | 1994-12-20 | 포크리프트차의 적재 기구 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18781494A JPH0826687A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | フォークリフト車の載置機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826687A true JPH0826687A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16212712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18781494A Pending JPH0826687A (ja) | 1993-12-20 | 1994-07-18 | フォークリフト車の載置機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826687A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022109251A (ja) * | 2021-12-27 | 2022-07-27 | 株式会社Frendix Japan | 車タイヤの搬送システム |
JP2023016697A (ja) * | 2021-07-21 | 2023-02-02 | 株式会社Frendix Japan | タイヤ積載用パレット |
JP2023016698A (ja) * | 2021-07-21 | 2023-02-02 | 株式会社Frendix Japan | 車タイヤ搬送方法 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP18781494A patent/JPH0826687A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023016697A (ja) * | 2021-07-21 | 2023-02-02 | 株式会社Frendix Japan | タイヤ積載用パレット |
JP2023016698A (ja) * | 2021-07-21 | 2023-02-02 | 株式会社Frendix Japan | 車タイヤ搬送方法 |
JP2022109251A (ja) * | 2021-12-27 | 2022-07-27 | 株式会社Frendix Japan | 車タイヤの搬送システム |
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