JP2001146234A - 合成樹脂製パレット - Google Patents

合成樹脂製パレット

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JP2001146234A JP2000258925A JP2000258925A JP2001146234A JP 2001146234 A JP2001146234 A JP 2001146234A JP 2000258925 A JP2000258925 A JP 2000258925A JP 2000258925 A JP2000258925 A JP 2000258925A JP 2001146234 A JP2001146234 A JP 2001146234A
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leg
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分な強度を有する合成樹脂製パレットを提
供するとともに、下段の物品を破損することなく、か
つ、コンベア上で安定して移動させるために脚部に板状
体を連結しても、充分な嵌着力を有する合成樹脂製パレ
ットを提供する。 【解決手段】 載荷部と、載荷部から下方に突き出した
複数の脚部とを有し、脚部の間にフォーク挿入部が設け
られた合成樹脂製パレットで、載荷部が水平板状部と、
水平板状部の下面に設けられた縦方向に延びた複数の縦
リブと横方向に延びた複数の横リブとが交差することに
よって形成された格子状部とによって構成され、且つ脚
部が格子状部の下端から下方に突き出して形成されてお
り、この合成樹脂製パレット本体の脚部に係止部により
着脱自在に取り付けられて複数の脚部を連結する突起状
の嵌合部を有する合成樹脂製連結板状体とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、種々の物品を輸送
する際に使用する合成樹脂製パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の物品を輸送する際に、載荷
部と、該載荷部から下方に突き出した複数の脚部とを有
し、該脚部の間にフォーク挿入部が設けられた合成樹脂
製パレットが使用されている。このような合成樹脂製パ
レット上に物品を載せて多段に積み重ねた場合には、合
成樹脂製パレットの脚部が下段の物品に当たり、下段の
物品を破損する恐れがあった。更にまた、このような合
成樹脂製パレットに物品を載せてローラーコンベアー上
で移動させた場合には、ゴトゴトと好ましくない振動が
生じて荷崩れを起こす恐れがあった。
【0003】そこで、特開平11−236040号公報
で提案されているように、合成樹脂製パレット本体と、
該合成樹脂製パレット本体の脚部に着脱自在に取り付け
られて複数の脚部を連結する複数の合成樹脂製連結板状
体とから成る合成樹脂製パレットが使用されている。こ
れらの合成樹脂製パレットでは、合成樹脂製連結板状体
を合成樹脂製パレット本体に取り付ける方法として、有
底中空状脚部の下面に設けた係止部に合成樹脂製連結板
状体の係止部を係止させることのみで固定する方法が採
られている。
【0004】しかしながら、脚部の下面に設けた係止部
のみで合成樹脂製連結板状体を固定する係止構造では、
荷役作業者がパレットを床面上で引きずるように移動す
る際に、移動方向によっては、はめ込み部に剪断力が働
くために底面ボードが不用意に外れ、荷役作業に支障を
来すことが多く発生し、不便であった。
【0005】また、この様な合成樹脂製パレット本体の
脚部を有底中空構造とし、さらに載荷部がシート状とな
っていることでパレット本体同士を多段積みする際、積
み重ね高さを低く押さえることができる利点がある一
方、載荷部がシート状であることから積載物を載荷部に
載せてフォークリフト等で持ち上げると撓みやすく、荷
崩れや破損が起きやすいという不具合があった。この強
度不足の改善策として特開平11−35039号公報で
提案されている方法があるが重量物を扱うには、まだ不
十分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、充分な強度
を有する合成樹脂製パレットを提供することを目的とす
ると共に、合成樹脂製連結板状体を取り付けた際には、
荷役作業者等による床面上でのパレットの前後左右の移
動に対しても充分な嵌着力を有し、荷役作業中に不用意
に合成樹脂製連結板状体が外れることがない合成樹脂製
パレットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、載荷部と、該
載荷部から下方に突き出した複数の脚部とを有し、該脚
部の間にフォーク挿入部が設けられた合成樹脂製パレッ
トにおいて、載荷部が水平板状部と、該水平板状部の下
面に設けられた縦方向に延びた複数の縦リブと横方向に
延びた複数の横リブとが交差することによって形成され
た格子状部とによって構成され、且つ脚部が格子状部の
下端から下方に突き出して形成されていることを特徴と
する合成樹脂製パレットに関する。
【0008】縦方向に延びた複数の縦リブと横方向に延
びた複数の横リブとが交差して格子状部を形成すること
により、水平板状部の撓み強度を向上させることがで
き、特に、前記脚部が、脚部を横断する複数の平行な縦
リブ、及び/又は、脚部を横断する複数の平行な横リブ
によって区切られた、複数の脚部によって構成されてい
る合成樹脂製パレットとすることにより、脚部周辺の強
度も向上させることができるのである。
【0009】さらに強度を向上させるのに適した構造と
して、脚部が、脚部を横断しない複数の平行な縦リブの
間隔よりも狭い間隔で脚部を横断する複数の平行な縦リ
ブ、及び/又は、脚部を横断しない複数の平行な横リブ
の間隔よりも狭い間隔で脚部を横断する複数の平行な横
リブによって区切られた、複数の脚部によって構成され
ていることが好ましい。これら脚部を横断する間隔の狭
い複数の平行な縦リブ、あるいは横リブとしては、十分
な強度と成型のし易さから、2本から4本が好ましい。
【0010】このような構造の合成樹脂製パレットの脚
部には、後述するような突起状の嵌合部を有する合成樹
脂製連結板状体を連結するための係止部挿入孔を設けて
おくことがよい。
【0011】また、合成樹脂製パレットを多段に積み重
ねて収納、保管する場合には、脚部が有底中空構造であ
ることが好ましく、特に、上方に向かって拡開して形成
されていることが好ましい。
【0012】また、さらに載荷部の強度を向上させる構
造として、載荷部の周辺に下方に垂下した垂下部が形成
され、垂下部と、垂下部の内側に沿って平行に延びた縦
リブ及び横リブとの間に下方に傾斜した傾斜辺が設けら
れた複数の傾斜リブが形成され、且つフォーク挿入部上
で傾斜リブの傾斜辺が側方に向かって露出していること
が好ましい。
【0013】また、さらに脚部が、載荷部の隅部から下
方に突き出して設けられた隅部の脚部、載荷部の周辺の
中間部から下方に突き出して設けられた中間部の脚部及
び載荷部の中央部から下方に突き出して設けられた中央
部の脚部とから成る構造とすることが好ましい。
【0014】本発明によれば、充分な強度を有する合成
樹脂製パレットを提供することができるが、このような
合成樹脂製パレット上に物品を載せて多段に積み重ねた
場合に、脚部が下段の物品に当たることを防止し、また
物品を載せてローラーコンベアー上で移動させるような
場合にも搬送安定性を確保するために、合成樹脂製パレ
ット本体の脚部に係止部挿入孔を設けることで、該挿入
孔に突起状の嵌合部を有する合成樹脂製連結板状体の係
止部を挿入して嵌着させた、合成樹脂製パレットがよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い、本発明に係わ
る合成樹脂製パレットの好適な実施の形態について説明
する。図1は本発明に係わる合成樹脂製パレットの1つ
の実施の形態を示す平面図であり、図2は図1に示した
合成樹脂製パレットの底面図であり、図3は図1に示し
た合成樹脂製パレットの正面図であり、図4は図1に示
した合成樹脂製パレットの断面図であり、図5は図1に
示した合成樹脂製パレットを積み重ねた状態の部分断面
図であり、図6は同じく図1に示した合成樹脂製パレッ
トを積み重ねた状態を示す部分断面図である。
【0016】本発明に係わる合成樹脂製パレットは、載
荷部10と、該載荷部10から下方に突き出した複数の
脚部21とを有し、該脚部の間にフォーク挿入部30が
設けられている。載荷部10は、水平板状部11と、該
水平板状部11の下面に設けられた縦方向に延びた複数
の縦リブ12aと横方向に延びた複数の横リブ12bと
が交差することによって形成された格子状部12とによ
って構成され、且つ脚部が格子状部12の下端から下方
に突き出して形成されている。
【0017】水平板状部11には、多数の通孔13が形
成されている。格子状部12を構成する縦リブ12a及
び横リブ12bは、それぞれ上下方向に垂直とされてい
る。縦リブ12a及び横リブ12bは、幅を3〜15m
m、高さを30〜50mm、間隔を20〜100mmと
することが好ましい。
【0018】脚部は、載荷部10の隅部から下方に突き
出して設けられた隅部の脚部20a、載荷部10の周辺
の中間部から下方に突き出して設けられた中間部の脚部
20b及び載荷部10の中央部から下方に突き出して設
けられた中央部の脚部20cとから成る。
【0019】脚部は、脚部を横断する間隔を狭くした複
数の平行な縦リブ12a’及び脚部を横断する間隔を狭
くした複数の平行な横リブ12b’によって区切られた
複数、例えば4個の有底中空状脚部21によって構成さ
れている。間隔を狭くした複数の平行な縦リブ12a’
及び間隔を狭くした複数の平行な横リブ12b’は、通
常2本〜4本、好ましくは2本設け、該リブの間隔は、
10〜50mmとすることが好ましい。また、有底中空
状脚部21は、上方に向かって拡開して形成することが
好ましい。
【0020】載荷部10の周辺には、下方に垂下した垂
下部14が形成され、該垂下部14と、垂下部14の内
側に沿って平行に延びた縦リブ12a及び横リブ12b
との間に下方に傾斜した傾斜辺15aが設けられた複数
の傾斜リブ15が形成されている。
【0021】フォーク挿入部30上に於いて、垂下部1
4の下端に沿って切欠部14aを形成することにより、
フォーク挿入部30上に於いて、傾斜リブ15の傾斜辺
15aを側方に向かって露出させることが好ましい。
【0022】図7は本発明に係わる合成樹脂製パレット
の別の実施形態を示す載荷面側からみた平面図であり、
脚部底面には合成樹脂製連結板状体の突起状の嵌合部が
嵌着されている様子を示しており、図8は図7に示した
合成樹脂製パレットの底面図であり、図9は合成樹脂製
連結板状体の例を示す部分斜視図であり、図10は図7
に於ける線C−Cに沿った部分拡大断面図であり、図1
1は図7に示した合成樹脂製パレットの正面図であり、
図12は図7に示した合成樹脂製パレットの断面図であ
る。
【0023】図7〜図12で示す合成樹脂製パレットで
は、合成樹脂製パレット本体1に於いて、各有底中空状
脚部21の底部には、合成樹脂製連結板状体を着脱自在
に取り付ける為に長円弧部121と、該長円弧部121
の周辺に立設された低い土手部122とが形成されてい
る。
【0024】合成樹脂製パレット本体1の有底中空状脚
部21に着脱自在に取り付けられる合成樹脂製連結板状
体は、例えば両端部が隅部の有底中空状脚部20aに着
脱自在に取り付けられ、且つ中央部が中間部の有底中空
状脚部20bに着脱自在に取り付けられる2個の合成樹
脂製連結板状体2aと、両端部が中間部の有底中空状脚
部20bに着脱自在に取り付けられ、且つ中央部が中央
部の有底中空状脚部20cに着脱自在に取り付けられる
1個の合成樹脂製連結板状体2bとから成る。
【0025】合成樹脂製連結板状体2a及び合成樹脂製
連結板状体2bは、同一形状とすることができ、合成樹
脂製パレット本体1の有底中空状脚部21に着脱自在に
取り付ける為に3個以上の係止部211が形成されてい
る。係止部211は、係止する有底中空状脚部21の数
と同数、例えば図7のパレットの場合は、12個設ける
ことが好ましい。該係止部211は、円筒状であれば良
いが、図9に例で示す様に、スリットで切り離された一
対の略半円筒状が好ましく、該係止部211の上端には
鍔部213が形成されている。
【0026】また、脚部を横断しない複数の平行な縦リ
ブ12aの間隔よりも狭い間隔で脚部を横断する複数の
平行な縦リブ12a’、及び脚部を横断しない複数の平
行な横リブ12bの間隔よりも狭い間隔で脚部を横断す
る複数の平行な横リブ12b’によって区切られた複数
の有底中空状脚部21に突起状の嵌合部215が形成さ
れている。 例えば有底中空状脚部21が4個の場合、
嵌合部215は図9の様に「王」の字状に形成されてい
る。
【0027】合成樹脂製連結板状体2a、2bは、図1
0に示すように係止部211に形成された鍔部213を
土手部122の上端に係止させることにより、合成樹脂
製パレット本体1の有底中空状脚部21に着脱自在に取
り付けることができる。即ち、合成樹脂製パレット本体
1に合成樹脂製連結板状体2a、2bを取り付けるに
は、例えば合成樹脂製パレット本体1を裏返して床上に
置き、合成樹脂製連結板状体2a、2bを裏返し、土手
部122と係止部211とを重ね合わせて合成樹脂製パ
レット本体1上に合成樹脂製連結板状体2a、2bを置
き、合成樹脂製連結板状体2a、2bを下方に押し圧
し、径を狭めながら係止部211を土手部122内で下
降させて係止部211に形成された鍔部213を土手部
122の上端に係止させればよい。
【0028】また、合成樹脂製パレット本体1から合成
樹脂製連結板状体2a、2bを取り外すには、例えば内
周部を係止部211の鍔部213に接触させてパイプを
鍔部213上に置き、パイプを下方に押し下げ、係止部
211の径を狭めて鍔部213を土手部122の上端か
ら外した後に、合成樹脂製パレット本体1を合成樹脂製
連結板状体2a、2bから持ち上げて係止部211と土
手部122を外せばよい。
【0029】合成樹脂製連結板状体2a、2bには傾斜
部3を設けておくことが好ましい。傾斜部3があると合
成樹脂製パレット本体1に合成樹脂製連結板状体2a、
2bを取り付けて使用する際、合成樹脂製連結板状体2
a、2bの方向からハンドリフター等車輪の付いた運搬
機器の乗り入れを容易に行うことができる。
【0030】本発明に係わる合成樹脂製パレット、及び
該合成樹脂製パレットと合成樹脂製連結板状体とを連結
して一体となした合成樹脂製パレットは、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂を使用し、射出成形す
ることによって製造することができる。この場合、合成
樹脂製パレットも合成樹脂製連結板状体もそれぞれ一体
に形成することができ、合成樹脂中には着色剤、充填剤
等の添加剤を適宜に添加してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明に係わる合成樹脂製パレットは、
載荷部10に、縦方向に延びた複数の縦リブ12aと横
方向に延びた複数の横リブ12bとが交差した格子状部
12が形成されていることにより、上方からの荷重に対
して大きな強度を有している。
【0032】本発明に係わる合成樹脂製パレットは、脚
部を横断する間隔を狭くした複数の平行な縦リブ12
a’及び脚部を横断する間隔を狭くした複数の平行な横
リブ12b’によって区切られた複数の有底中空状脚部
21によって脚部を構成して脚部を横断する縦リブ12
a’及び横リブ12b’を形成することにより、上方か
らの荷重によって脚部が変形することを防止することが
でき、脚部が上方からの荷重に対して大きな強度を有し
ている。
【0033】更に、縦リブ12a’及び横リブ12b’
は、脚部を横断すると共にフォーク差込口も横断し、パ
レットのほぼ全幅に渡って直線状に連続しており、脚部
や脚部の湾曲部で直線の連続性を失うことがない。
【0034】従って、脚部を横断する縦リブ12a’及
び脚部を横断する横リブ12b’を形成することによ
り、フォークリフトで物品を輸送する際の撓みを大幅に
小さくすることができ、パレットの破損や物品の落下を
防止することができる。
【0035】本発明に係わる合成樹脂製パレット本体
は、有底中空状脚部21を上方に向かって拡開して形成
することにより、有底中空状脚部21で入子積みをして
合成樹脂製パレットを多段に積み重ねることが可能とな
り、合成樹脂製パレットを多段に積み重ねて保管する際
に容積を小さくすることができる。
【0036】本発明に係わる合成樹脂製パレット本体
は、載荷部10の周辺から下方に垂下した垂下部14を
形成し、該垂下部14と垂下部14の内側に沿って平行
に延びた縦リブ12a及び横リブ12bとの間に下方に
傾斜した傾斜辺15aが設けられた複数の傾斜リブ15
を形成し、フォーク挿入部30上に於いて傾斜リブ15
の傾斜辺15aを側方に向かって露出させることによ
り、合成樹脂製パレットを多段に積み重ねた際に、傾斜
リブ15をガイドにして多段に積み重ねられた合成樹脂
製パレットの間にフォークリフトのフォークを挿入して
多段に積み重ねられた合成樹脂製パレットを容易に分け
ることができる。
【0037】本発明に係わる合成樹脂製パレットは、合
成樹脂製パレット本体の有底中空状脚部21に合成樹脂
製連結板状体を取り付けることにより、合成樹脂製パレ
ット上に物品を載せて多段に積み重ねた場合に合成樹脂
製パレットの有底中空状脚部21が下段の物品に当たっ
て下段の物品を破損することを防止することができ、且
つ合成樹脂製パレットに物品を載せてローラーコンベア
ー上で移動させた場合に合成樹脂製連結板状体がローラ
ーコンベアー上を移動することによってゴトゴトと好ま
しくない振動が生じることを防止することができる。
【0038】また、合成樹脂製パレット本体1の有底中
空状脚部21に合成樹脂製連結板状体を取り付ける際、
係止部211に加えて突起状の嵌合部215を有底中空
状脚部21間に嵌合させることで嵌着力を増すことが出
来、合成樹脂製パレット本体に合成樹脂製連結板状体を
取り付けた状態で荷役作業者がパレットを床面上で引き
ずるように移動すること等があっても、不用意に合成樹
脂製連結板状体が外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる合成樹脂製パレットの1つの実
施の形態を示す平面図である。
【図2】図1に示した合成樹脂製パレットの底面図であ
る。
【図3】図1に示した合成樹脂製パレットの正面図であ
る。
【図4】図1に示した合成樹脂製パレットの断面図であ
る。
【図5】図1に示した合成樹脂製パレットを積み重ねた
状態の部分断面図である。
【図6】図1に示した合成樹脂製パレットを積み重ねた
状態を示す部分断面図である。
【図7】本発明に係わる合成樹脂パレットの別の実施形
態の例を示す平面図である。
【図8】図7に示した合成樹脂製パレットの底面図であ
る。
【図9】本発明に係わる合成樹脂製連結板状体の例を示
す部分斜視図である。
【図10】図7に於ける線C−Cに沿った部分拡大断面
図である。
【図11】図7に示した合成樹脂製パレットの正面図で
ある。
【図12】図7に示した合成樹脂製パレットの断面図で
ある。
【符号の説明】
2a、2b 合成樹脂製連結板状体 10 載荷部 11 水平板状部 12 格子状部 12a、12a’ 縦リブ 12b、12b’ 横リブ 14 垂下部 15 傾斜リブ 15a 傾斜辺 20a 隅部の脚部 20b 中間部の脚部 20c 中央部の脚部 21 有底中空状脚部 121 切り欠き部 122 土手部 211 係止部 215 突起状の嵌合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土橋 知幸 長野県上田市冨士山2412−9 日本プラパ レット株式会社内 (72)発明者 山本 壮司 長野県上田市冨士山2412−9 日本プラパ レット株式会社内 Fターム(参考) 3E063 AA03 BA05 CA06 CA11 EE03 FF03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載荷部と、該載荷部から下方に突き出し
    た複数の脚部とを有し、該脚部の間にフォーク挿入部が
    設けられた合成樹脂製パレットにおいて、載荷部が水平
    板状部と、該水平板状部の下面に設けられた縦方向に延
    びた複数の縦リブと横方向に延びた複数の横リブとが交
    差することによって形成された格子状部とによって構成
    され、且つ脚部が格子状部の下端から下方に突き出して
    形成されていることを特徴とする合成樹脂製パレット。
  2. 【請求項2】 脚部が、脚部を横断する複数の平行な縦
    リブ、及び/又は、脚部を横断する複数の平行な横リブ
    によって区切られた、複数の脚部によって構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製パレッ
    ト。
  3. 【請求項3】 脚部が、脚部を横断しない複数の平行な
    縦リブの間隔よりも狭い間隔で脚部を横断する複数の平
    行な縦リブ、及び/又は、脚部を横断しない複数の平行
    な横リブの間隔よりも狭い間隔で脚部を横断する複数の
    平行な横リブによって区切られた、複数の脚部によって
    構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    合成樹脂製パレット。
  4. 【請求項4】 脚部の底部に係止部挿入孔を設けたこと
    を特徴とする請求項1から3いずれかに記載の合成樹脂
    製パレット。
  5. 【請求項5】 脚部が有底中空状構造であることを特徴
    とする請求項1から4いずれかに記載の合成樹脂製パレ
    ット。
  6. 【請求項6】 脚部が有底中空構造であって、上方に向
    かって拡開して形成されていることを特徴とする請求項
    1から5いずれかに記載の合成樹脂製パレット。
  7. 【請求項7】 載荷部の周辺に下方に垂下した垂下部が
    形成され、該垂下部と、垂下部の内側に沿って平行に延
    びた縦リブ及び横リブとの間に下方に傾斜した傾斜辺が
    設けられた複数の傾斜リブが形成され、且つフォーク挿
    入部上で傾斜リブの傾斜辺が側方に向かって露出してい
    ることを特徴とする請求項1から6いずれかに記載の合
    成樹脂製パレット。
  8. 【請求項8】 脚部が、載荷部の隅部から下方に突き出
    して設けられた隅部の脚部、載荷部の周辺の中間部から
    下方に突き出して設けられた中間部の脚部及び載荷部の
    中央部から下方に突き出して設けられた中央部の脚部と
    から成ることを特徴とする請求項1から7いずれかに記
    載の合成樹脂製パレット。
  9. 【請求項9】 請求項4から8いずれかに記載の合成樹
    脂製パレットと、該合成樹脂製パレット本体の脚部に係
    止部により着脱自在に取り付けられて複数の脚部を連結
    する突起状の嵌合部を有する合成樹脂製連結板状体とか
    ら成ることを特徴とする合成樹脂製パレット。
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