JPH0432232Y2 - - Google Patents

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JPH0432232Y2
JPH0432232Y2 JP1988041244U JP4124488U JPH0432232Y2 JP H0432232 Y2 JPH0432232 Y2 JP H0432232Y2 JP 1988041244 U JP1988041244 U JP 1988041244U JP 4124488 U JP4124488 U JP 4124488U JP H0432232 Y2 JPH0432232 Y2 JP H0432232Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は据え置き式のツールボツクスに関し、
詳しくはツールを受けるトレイが着脱自在に設け
られたツールボツクスに関する。
<従来の技術> 上記のツールボツクスとしては、箱状体の側板
と側板の間に水平にトレイを架設し、該トレイを
複数段設けたものが周知である。
ところが、このツールボツクスにおいては、水
平のトレイが複数重なる為に、トレイとトレイと
の間隔が狭くなつたりすると、収容されたツール
が見えにくくなつたり、取り出しにくくなるとい
う欠点を有していた。
この一方、実開昭53−53693号公報にトレイを
適宜水平状態、あるいは傾斜状態にできる工具車
が提案されている。
この工具車は、第6図に示すように支柱aと、
この支柱aに支持されるトレイbとを備え、支柱
aには上下方向に亘る少なくとも前後二列の長孔
c……cを水平細長開口型として列設し、一方ト
レイbの両側壁には略中央部に長孔c……cの前
後一対に合致する前後一対の丸孔d,dを穿設し
たものである。そして、長孔c……cのうち、対
角線上にある前後一対の長孔c,cに丸孔d,d
を合致させつつ、これらをボルトとナツトとで固
定することにより、トレイbを支柱aに傾斜状態
に支持できるようにしたものである。
しかしながら、このものにおいは、前後一対の
丸孔c,cをトレイbの略中央部に設けているた
め、トレイbを水平状態(第6図に点線で示す)
から第6図図示のように傾斜状態にした際、トレ
イbの前端b1が回動して内側(図示のX方向)
に入り込んでしまう(この第6図では距離lだけ
入り込んでいる)。この結果、トレイbを複数設
けそれらを適宜水平状態、傾斜状態にした場合に
はトレイbの前端b1が不揃いになつてしまい、
見栄えの悪いものになつてしまうという課題を有
する。特に、前面に透明ガラス等からなる扉を設
けたようなツールボーツクスには扉越しに見える
トレイbが不揃いになつてしまい、適応させ難く
なる。
又、支柱aの長孔c……cは、全て水平細長開
口型であるため、トレイbを傾斜状態にした際、
支柱aとトレイbとを固定しているボルトが緩ん
できた場合にはトレイbが傾斜方向にずれ落ちて
しまうという課題を有する。
一方、実公昭34−7号公報においては、トレイ
を適宜水平状態、あるいは傾斜状態にできる書架
が提案されている。
この書架は、側板の前方側にトレイの数以上の
数の丸穴を縦方向に設けるとともに、後端にトレ
イの数と同数の長孔を縦方向に設け、一方、トレ
イの前後両端に側板の丸穴に嵌合できるピン体を
設け、そして、トレイを、側板の長孔に摺動自在
に嵌合した後端を軸として前端を回動させ側板の
前端に設けた適宜位置の丸穴に選択的に嵌合させ
て係止するようにしたものである。
ところが、このものにおいては、トレイの後端
を軸として前端を回動させるため、トレイの前端
を揃えるにはトレイを回動しつつ前方側に引き寄
せなければならない。しかも、丸穴とピン体とを
係止するにはトレイを回動しつつ前方側に引き寄
せながら位置合わせしなければならないことにな
る。この結果、作業が困難なものになつていると
いう課題を有する。
<考案が解決しようとする課題> 本考案は以上の実情に鑑み提案されたもので、
その目的とするところはトレイを回動するだけで
正面から見た場合には常時各トレイ前端の位置を
揃えられ、しかも、作業が短時間で容易にできる
ツールボツクスを提供することにある。
<課題を解決するための手段> 本考案は以下の特徴を有するツールボツクスを
提供することにより上記課題を解決する。
本考案のツールボツクスは、両側板の後方側の
取付孔が、少なくともトレイの数以上の数、縦方
向に配設される。
トレイの最前方側に配設される透孔は、側板の
取付具に対し回動自在に、且つ摺動不能となるよ
うに丸穴に形成されるとともに、トレイの前端位
置に穿設される。そして、この丸穴に形成された
透孔が側板における前方側の取付孔に取付けられ
ることによつてトレイが前端を回動の軸として回
動するようになされる。
この最前方側の透孔より後方側の透孔は、側板
の取付具に対し回動自在に、且つ摺動自在となる
ように横長に形成されたものからなる。そして、
この横長に形成さた透孔によつて前端を軸とする
トレイの回動に際し、トレイの後方側が縦方向に
並設された側板の後方側の複数の取付孔に選択的
に取付けられるようになされる。
そして、これらの透孔により、トレイを水平状
態、或いは、傾斜状態と選択可能に固定しうるよ
うにしたものである。
<作用> 本考案においては、両側板の後方側に、少なく
ともトレイの数以上の数の取付孔を縦方向に配設
し、一方、トレイの最前方側に配設される透孔
を、丸穴に形成するとともに、トレイの前端位置
に穿設し、トレイをトレイ前端を軸に回動するた
め、トレイ前端の位置を変えることなくトレイを
傾斜状態にすることができ、トレイを複数設けた
場合にも常時各トレイの前端を揃えることができ
る。
また、その際、トレイを回動するだけで前端を
揃えることができる。しかも、トレイの後方側の
横長に形成した透孔と、側板における後方側に縦
方向に並設した所定の取付孔とを位置合わせさせ
れば良く、容易に位置合わせして固定できる。
<実施例> 以下に図面を参照して、この考案の好適な実施
例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施
例に記載されている構成部品の寸法、形状、材
質、その相対配置などは、特に特定的な記載がな
いかぎりは、この考案の範囲をそれらのみに限定
する要旨のものではなく、単なる説明例に過ぎな
い。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同実施例のトレイを示す斜視図、第3図乃至
第5図は同実施例の縦断面図である。
第1図に示されるように、この実施例のツール
ボツクスは、前面にスライド式の透明樹脂製扉
4,4が設けられたボツクス本体1と、このボツ
クス本体1の側板11,11間に架設されるトレ
イ2……2とからなる。
側板11,11の対向面には、夫々、略水平に
並んだ一対のビス孔111,111が設けられ、
これらのビス孔111……111は縦方向に一定
間隔をおき、並列になるよう形成されている。
一方トレイ2は底板20と前後左右の側壁2
1,22,23,23とからなり、左右の側壁2
3,23には、底板20を水平にした状態でボツ
クス本体1のビス孔111……111に対応する
位置に透孔23a,23a,23b,23bが穿
設されいてる。
透孔23a,23aは、第2図にも示されるよ
うに、トレイ2の前部に位置し、その形状はビス
孔111とほぼ同じ円形である。
又、透孔23b,23bは、トレイ2の後部に
位置し、その形状は上記ビス孔111の対応位置
から後方に更に延設された横長の楕円形である。
以上のように構成されたこの実施例は、トレイ
2の透孔23b,23bが横長の楕円形に形成さ
れたことから、トレイ2を固定するビス3……3
がこの透孔内でスライドすることができ、第3図
乃至第5図に示されるように、トレイ2……2を
前部が下方に傾斜した状態(第3図)、水平な状
態(第4図)、後部が下方に傾斜した状態(第5
図)と、適宜選択して固定することができる。
そして、上述のように、トレイ2を傾斜させて
固定する場合でも、トレイ2の前部の透孔23
a,23aは、ビス孔111……111とほぼ同
形に設けてあることから、後部の透孔23b,2
3bのビス3,3がゆるんだりしても、トレイ2
はずりさがつたりすることがない。
又、トレイ2が第4図に示す水平状態から第3
図に示すような前部が下方に傾斜した状態、ある
いは第5図に示すような後部が下方に傾斜した状
態にした場合にもトレイ2は前部を中心に回動
し、トレイ2の前側壁21の位置がほとんど変わ
ることがない。従つて、例えばトレイ2を交互
に、前部が下方に傾斜した状態と後部が下方に傾
斜した状態とにした場合でも全てのトレイ2の前
側壁21の位置が揃い、ボツクス本体1を正面か
らみた場合に見栄えの良いものになる。
尚、この実施例では、横長の透孔の長さを、ト
レイが上下に一段ずつ傾斜する範囲に留めたが、
例えば上下二段ずつにするする等、トレイの傾斜
角度に応じて適宜長さにすることができる。
又、図示はしないが、トレイ2の前後の透孔2
3a,23bの間にも、所望に応じて横長の透孔
を設け、ビス等により、ボツクス本体1への固定
手段としてもよい。
更に、この実施例においては、トレイ2……2
の間じきりを省略したが、トレイ2の数同様、収
容物に応じて適宜に設けられることはいうまでも
ない。
<考案の効果> 以上、本考案は、トレイ前端を軸に回動するた
め、トレイ前端の位置を変えることなくトレイを
傾斜状態にすることができ、トレイを複数設けた
場合にも常時各トレイの前端を揃えることができ
る。
また、その際、トレイを回動するだけで前端を
容易に揃えることができ、しかも、トレイの後方
側の横長に形成した透孔と側板における後方側に
縦方向に並設した所定の取付孔とを位置合わせさ
せれば良く、容易に位置合わせして固定できる。
これにより、容易に短時間でトレイを傾斜状態か
ら水平状態に、あるいは水平状態から傾斜状態に
できるものとする。
以上本考案は、トレイを回動するだけで正面か
ら見た場合に常時各トレイ前端の位置を揃えら
れ、しかも、作業が短時間で容易にできるツール
ボツクスを提供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同実施例のトレイを示す斜視図、第3図乃至
第5図は同実施例の縦断面図、第6図は従来例を
示す説明図である。 1……ボツクス本体、2……トレイ、3……ビ
ス、4……扉、11……側板、23……側壁、2
3a,23b……透孔、111……ビス孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも二枚の並設された側板を有するボツ
    クスと、この側板間に架設されるトレイとからな
    り、上記両側板の対向面には夫々略水平に並んだ
    前後二個以上の取付孔を縦方向に適宜間隔をおい
    て並ぶように形成するとともに、トレイには上記
    取付孔に対応する位置に透孔を設け、この透孔を
    介して上記取付孔に挿入される取付具によりトレ
    イをボツクスに固定するツールボツクスにおい
    て、 両側板の後方側の取付孔が、少なくともトレイ
    の数以上の数、縦方向に配設され、 上記トレイの最前方側に配設される透孔が、側
    板の取付具に対し回動自在に、且つ摺動不能とな
    るように丸穴に形成されるとともに、トレイの前
    端位置に穿設され、この丸穴に形成された透孔が
    側板における前方側の取付孔に取付けられること
    によつてトレイが前端を回動の軸として回動する
    ようになされ、 この最前方側の透孔より後方側の透孔が、側板
    の取付具に対し回動自在に、且つ摺動自在となる
    ように横長に形成されたものからなり、この横長
    に形成された透孔によつて前端を軸とするトレイ
    の回動に際し、トレイの後方側が縦方向に並設さ
    れた側板の後方側の複数の取付孔に選択的に取付
    けられるようになされ、 これらの透孔により、トレイを水平状態、或い
    は、傾斜状態と選択可能に固定しうるようにした
    ものであることを特徴とするツールボツクス。
JP1988041244U 1988-03-29 1988-03-29 Expired JPH0432232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988041244U JPH0432232Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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JPH01148284U JPH01148284U (ja) 1989-10-13
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