JP2666120B2 - 組立棚における隔壁仕切板の固定装置 - Google Patents

組立棚における隔壁仕切板の固定装置

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JP2666120B2 JP33084394A JP33084394A JP2666120B2 JP 2666120 B2 JP2666120 B2 JP 2666120B2 JP 33084394 A JP33084394 A JP 33084394A JP 33084394 A JP33084394 A JP 33084394A JP 2666120 B2 JP2666120 B2 JP 2666120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立棚における隔壁仕
切板の固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から棚板上に隔壁仕切板を設置した
ものはあるが、隔壁仕切板を棚板上に固定したものでは
ない。このため、従来の隔壁仕切板は、使用中に不用意
に移動してしまうおそれがあった。また、従来のもの
は、隔壁仕切板の取り付け、取り脱し作業を簡単に行う
ことができない欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の欠点を除去すべくしたもので、隔壁仕切板が使用中
に不用意に移動することがなく、また、隔壁仕切板の取
り付け、取り脱し作業をきわめて簡単に行うことがで
き、さらに、地震等の振動によって、隔壁仕切板と隔壁
仕切板との間に収容された書類等が落下することがない
隔壁仕切板の固定装置を得ることを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】これを達成する手段とし
て、本発明は、棚板上に2個乃至数個の隔壁仕切板を乗
せると共に、各隔壁仕切板の前、後の各隅部に形成した
取付棒挿入孔に取付棒を挿入し、また、この各取付棒の
下端部を、隔壁仕切板を乗せた棚板の前、後に設けた取
付棒挿入孔に挿入し、さらに、各取付棒の上端部に形成
した扁平状の係合突片を、上方に位置する他の棚板また
は天板の前、後に設けた十字型溝の短溝部に係止させ、
さらに、各隔壁仕切板の前面部および後面部に突設した
爪部に、落下防止用のバーを懸架したものである。
【0005】
【実施例】本発明の組立棚における隔壁仕切板の固定装
置の構成を、図面に示す実施例によって詳細に説明す
る。組立棚Cは、従来からきわめて普通に用いられてい
る組立棚であって、図1および図2に示すように、前、
後、左、右に立設した支柱1にまたがって天板2を取り
付け、また、各支柱の下方部を支枠3で連結し、また、
前、後の支柱にまたがって棚受4、4を取り付け、この
棚受4、4に棚板5を載置したものである。なお、この
組立棚Cは、定置しておいてもよく、また、図示のよう
に、支柱1の下端部にキャスター6を取り付け、自由に
移動できるようにしてもよく、また、支柱1の下端部に
車輪を取り付け、この車輪を、床面上に取り付けたレー
ルに沿って移動できるようにしてもよい。
【0006】天板2および各棚板5は、図3に示すよう
に、ほぼ同じ大きさに形成されており、そして、天板2
および各棚板5は、図4に示すように、端部を断面コ字
状に折り曲げると共に、この天板2および各棚板5の前
部および後部に、十字型溝7を等間隔に多数列設する。
この各十字型溝7は、図6に示すように、円形部8と、
この円形部8に連通する長溝部9、9と、円形部8に連
通する短溝部10、10とから構成され、また、長溝部
9、9は、後述する取付棒18の係合突片20、20が
通過できる大きさに形成されており、また、短溝部1
0、10は、後述する取付棒18の係合突片20、20
を係止できる大きさに形成されている。なお、図1に示
すように、組立棚Cを組立てた時、天板2の前部および
後部に設けた各十字型溝7と、各棚板5の前部および後
部に設けた各十字型溝7は、互いに合致(重合)するよ
うになっている。また、組立棚Cで、最下段の棚板5
は、図5に示すように、十字型溝7を設ける代りに、取
付棒18の丸棒本体のみが挿入できる大きさの丸穴にし
てもよく、また、他の棚板5および天板2のように、コ
字状折り曲げ部の下片に、十字型溝7または丸穴などを
設ける必要はない。
【0007】隔壁仕切板11は、その前、後の各隅部に
取付棒挿入孔12を設けると共に、前面部および後面部
に、適宜数の爪部13を突設し、落下防止用のバー14
を引掛けるための凹溝15を形成する。また、爪部13
の正面部に、見出し片16を貼着する。
【0008】取付棒18は、図9および図10に示すよ
うに、丸棒本体19の上端部の一部を押し潰し、丸棒本
体19の上端部の左、右に、扁平状の係合突片20、2
0を形成したものである。
【0009】次に、隔壁仕切板11を棚板5に取り付け
る作業を、図11によって説明する。まず、一つの隔壁
仕切板11を、所要の棚板5の所要の位置に乗せる。次
に、取付棒18の丸棒本体19を、天板2の前部に設け
た十字型溝7の円形部8内に嵌挿すると共に、丸棒本体
19の上端部に形成した係合突片20、20を、十字型
溝7の長溝部9、9内に嵌挿し、取付棒18を、下方の
棚板5に向けて移動させる。次に、取付棒18を、棚板
5を経て、さらに、下方の棚板5に向けて移動し、取付
棒18の丸棒本体19の下方部を、隔壁仕切板11の前
部の取付棒挿入孔12内に嵌入すると共に、この丸棒本
体19の下端部を、隔壁仕切板11を乗せた棚板5の前
部に設けた十字型溝もしくは丸穴7に嵌入させる。次
に、取付棒18の丸棒本体19を90度回転させ、さら
に、該丸棒本体19を下方向に引き下げると、取付棒1
8は、図12、図14に示す状態から図13、図15に
示す状態になり、取付棒18の丸棒本体19の上端部に
形成した係合突片20、20が、上方の棚板5の十字型
溝7の短溝部10、10に係止し、取付棒18の上端部
は、棚板5に固定される。このため、前部を取付棒18
によって支持された隔壁仕切板11は、棚板5上に固定
される。同様にして、隔壁仕切板11の後部を、取付棒
18によって棚板5上に固定する。また、同様にして、
隔壁仕切板11を、数個棚板5上に固定し、隔壁仕切板
11の取り付け作業を完了する。また、棚板5上に固定
された各隔壁仕切板11の凹溝15に、落下防止用のバ
ー14を懸架し、各隔壁仕切板間の収容物が、地震等の
振動によって落下するのを防止する。また、各隔壁仕切
板11の爪部13に、見出し片16を貼着しておけば、
収容物の区別、分類ができる。
【0010】なお、実施例では、取付棒18に設けた係
合突片20、20を、棚板5に設け十字型溝7の短溝部
10、10に係止したが、これに代り、やや少し長い取
付棒18を使用し、この取付棒18に設けた係合突片2
0、20を、天板2に設けた十字型溝7の短溝部10、
10に係止するようにしてもよい。また、隔壁仕切板1
1の前、後の各隅部に指差し入れ窓17を設け、この窓
17に指を差し入れて取付棒18を回転するようにして
もよい。また、本発明の隔壁仕切板の固定装置を備えた
組立棚は、これを並列状態に適数個組合せておけば、便
利である。
【0011】
【発明の効果】以上、実施例で説明したように、本発明
は、棚板5上に乗せた隔壁仕切板11の前、後部を取付
棒18で支持し、且つこの取付棒18の上端部を棚板5
または天板2に固定したので、隔壁仕切板11は、棚板
5上に、しっかりと固定される。このため、棚板5上の
隔壁仕切板11が、不用意に移動することがない。ま
た、隔壁仕切板11は、その前、後部の取付棒挿入孔1
2に取付棒18を挿入し、且つこの取付棒18を、90
度回転して引き下げ、取付棒18の上端部に設けた係合
突片20、20を、棚板5または天板2に設けた十字型
溝7の短溝部10、10に係止させるだけで取り付けら
れるので、隔壁仕切板11の取り付け作業が、きわめて
便利である。また、隔壁仕切板11を、棚板5上から取
り脱すには、取り付け作業と逆の作業を行えば、隔壁仕
切板11を棚板5上から取り脱すことができ、きわめて
簡単に行うことができ、便利である。また、本発明は、
隔壁仕切板11、11間に落下防止用のバー14を懸架
したので、隔壁仕切板11、11間の収容物は、地震等
の振動による落下を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚板に隔壁仕切板を固定した本発明組立棚の正
面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】天板および棚板の平面図。
【図4】図3のB−B線の切断面図。
【図5】隔壁仕切板を乗せた棚板の断面図。
【図6】十字型溝の拡大平面図。
【図7】隔壁仕切板の正面図。
【図8】隔壁仕切板の側面図。
【図9】取付棒の要部を示す拡大正面図。
【図10】図9の側面図。
【図11】取付棒の取付状態を示す要部断面図。
【図12】取付棒の作動状態を示す拡大断面図。
【図13】取付棒の作動状態を示す拡大断面図。
【図14】取付棒の作動状態を示す拡大断面図。
【図15】取付棒の作動状態を示す拡大断面図。
【図16】隔壁仕切板を固定した状態を示す要部断面
図。
【符号の説明】
1 支柱 2 天板 3 支枠 4 棚受 5 棚板 6 キャスター 7 十字型溝 8 円形部 9 長溝部 10 短溝部 11 隔壁仕切板 12 取付棒挿入孔 13 爪部 14 落下防止用バー 15 凹溝 16 見出し片 17 指差し入れ窓 18 取付棒 19 丸棒本体 20 係合突片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板上に2個乃至数個の隔壁仕切板を乗
    せると共に、各隔壁仕切板の前、後の各隅部に形成した
    取付棒挿入孔に取付棒を挿入し、また、この各取付棒の
    下端部を、隔壁仕切板を乗せた棚板の前、後に設けた取
    付棒挿入孔に挿入し、さらに、各取付棒の上端部に形成
    した扁平状の係合突片を、上方に位置する他の棚板また
    は天板の前、後に設けた十字型溝の短溝部に係止させ、
    さらに、各隔壁仕切板の前面部および後面部の突設した
    爪部に、落下防止用のバーを懸架したことを特徴とする
    組立棚における隔壁仕切板の固定装置。
  2. 【請求項2】 隔壁仕切板の前面部および後面部に突設
    した爪部に、見出部を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の組立棚における隔壁仕切板の固定装置。
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