JP2599207Y2 - 陳列用組立棚 - Google Patents
陳列用組立棚Info
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- JP2599207Y2 JP2599207Y2 JP1992060542U JP6054292U JP2599207Y2 JP 2599207 Y2 JP2599207 Y2 JP 2599207Y2 JP 1992060542 U JP1992060542 U JP 1992060542U JP 6054292 U JP6054292 U JP 6054292U JP 2599207 Y2 JP2599207 Y2 JP 2599207Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、ビデオレン
タルショップ等においてビデオカセットが内蔵されたビ
デオパッケージ、ファミリーコンピュータソフトカセッ
トが内蔵されたファミコンパッケージ、ゲームソフトカ
セットが内蔵されたゲームソフトパッケージ等の各種の
カセットパッケージその他を陳列するために用いるよう
な陳列用組立棚に関する。
タルショップ等においてビデオカセットが内蔵されたビ
デオパッケージ、ファミリーコンピュータソフトカセッ
トが内蔵されたファミコンパッケージ、ゲームソフトカ
セットが内蔵されたゲームソフトパッケージ等の各種の
カセットパッケージその他を陳列するために用いるよう
な陳列用組立棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の陳列用組立棚としては、
左右の支柱に対してビスやリベット等の固定部材を用い
て棚板を組付ける構造が一般的であるが、この場合に
は、上述の固定部材が組付け用パーツとして別途必要に
なると共に、組付け工数が大となる問題点があった。一
方、左右の支柱の上下方向に多数の挿入孔を等間隔で形
成し、棚板には上述の挿入孔内に遊嵌する舌片を一体形
成して、支柱の挿入孔に対して棚板の舌片を遊嵌挿入す
ることで、これら両者を組付ける構造も周知であるが、
この場合には、遊嵌構造である関係上、充分な組付け強
度が得られない問題点があった。このため、従来におい
ては、左右の支柱上端間に棚板とは別の補強部材として
のトップバーを張架して、棚強度を確保する手段がとら
れていた。
左右の支柱に対してビスやリベット等の固定部材を用い
て棚板を組付ける構造が一般的であるが、この場合に
は、上述の固定部材が組付け用パーツとして別途必要に
なると共に、組付け工数が大となる問題点があった。一
方、左右の支柱の上下方向に多数の挿入孔を等間隔で形
成し、棚板には上述の挿入孔内に遊嵌する舌片を一体形
成して、支柱の挿入孔に対して棚板の舌片を遊嵌挿入す
ることで、これら両者を組付ける構造も周知であるが、
この場合には、遊嵌構造である関係上、充分な組付け強
度が得られない問題点があった。このため、従来におい
ては、左右の支柱上端間に棚板とは別の補強部材として
のトップバーを張架して、棚強度を確保する手段がとら
れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案の請求項1記
載の考案は、ビス等の固定部材を何等用いることなく左
右の支柱と棚板とを組付けることができ、また支柱と棚
板との充分な組付け強度が得られ、左右の支柱間に張架
する補強部材の省略を図ることができる陳列用組立棚の
提供を目的とする。
載の考案は、ビス等の固定部材を何等用いることなく左
右の支柱と棚板とを組付けることができ、また支柱と棚
板との充分な組付け強度が得られ、左右の支柱間に張架
する補強部材の省略を図ることができる陳列用組立棚の
提供を目的とする。
【0004】この考案の請求項2記載の考案の目的は、
上記請求項1記載の考案に対して上下方向を逆向きと成
した突起を支柱側に形成し、同様に上下方向を逆向きと
成した孔部を棚板側に形成することで、請求項1記載の
考案と同等の目的を達成する陳列用組立棚を提供するこ
とにある。
上記請求項1記載の考案に対して上下方向を逆向きと成
した突起を支柱側に形成し、同様に上下方向を逆向きと
成した孔部を棚板側に形成することで、請求項1記載の
考案と同等の目的を達成する陳列用組立棚を提供するこ
とにある。
【0005】この考案の請求項3記載の考案は、上記請
求項1もしくは2記載の考案の目的と併せて、上述の支
柱および棚板を、前面にガラス製引戸を有する分割可能
なケーシングで囲繞することで、上記組立棚を陳列用シ
ョーケースと成すことができると共に、ガラス製引戸を
含む各構成部品をパーツ毎に分割して、搬送用の梱包ス
ペースの大幅な狭小化を図ることができる陳列用組立棚
の提供を目的とする。
求項1もしくは2記載の考案の目的と併せて、上述の支
柱および棚板を、前面にガラス製引戸を有する分割可能
なケーシングで囲繞することで、上記組立棚を陳列用シ
ョーケースと成すことができると共に、ガラス製引戸を
含む各構成部品をパーツ毎に分割して、搬送用の梱包ス
ペースの大幅な狭小化を図ることができる陳列用組立棚
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の請求項1記載
の考案は、左右の支柱間に棚板が組付けられた陳列用組
立棚であって、上記棚板の支柱と対向する左右両端部に
は、上端が幅広で、下端が幅狭なテーパ形状をなし、か
つ上下端中間部に左右に突出する係止片を備えた突起が
背面側に切起こし形成され、上記支柱には、上記突起の
係止片を挿通許容する第1開口部と、前記突起のテーパ
形状に対応させて上部が幅広で、下部が幅狭の第2開口
部とが連通形成された孔部を穿設形成し、上記棚板の突
起が上記支柱の孔部に楔状に嵌入された陳列用組立棚で
あることを特徴とする。
の考案は、左右の支柱間に棚板が組付けられた陳列用組
立棚であって、上記棚板の支柱と対向する左右両端部に
は、上端が幅広で、下端が幅狭なテーパ形状をなし、か
つ上下端中間部に左右に突出する係止片を備えた突起が
背面側に切起こし形成され、上記支柱には、上記突起の
係止片を挿通許容する第1開口部と、前記突起のテーパ
形状に対応させて上部が幅広で、下部が幅狭の第2開口
部とが連通形成された孔部を穿設形成し、上記棚板の突
起が上記支柱の孔部に楔状に嵌入された陳列用組立棚で
あることを特徴とする。
【0007】この考案の請求項2記載の考案は、左右の
支柱間に棚板が組付けられた陳列用組立棚であって、上
記棚板の左右両端部と対向する支柱の所定位置には、上
端が幅狭で、下端が幅広なテーパ形状をなし、かつ上下
端中間部に左右に突出する係止片を備えた突起が前面側
に切起こし形成され、上記棚板の支柱と対向する左右両
端部には、上記突起の係止片を挿通許容する第1開口部
と、前記突起のテーパ形状に対応させて上部が幅狭で、
下部が幅広の第2開口部とが連通形成された孔部を穿設
形成し、上記支柱の突起が上記棚板の孔部に楔状に嵌入
された陳列用組立棚であることを特徴とする。
支柱間に棚板が組付けられた陳列用組立棚であって、上
記棚板の左右両端部と対向する支柱の所定位置には、上
端が幅狭で、下端が幅広なテーパ形状をなし、かつ上下
端中間部に左右に突出する係止片を備えた突起が前面側
に切起こし形成され、上記棚板の支柱と対向する左右両
端部には、上記突起の係止片を挿通許容する第1開口部
と、前記突起のテーパ形状に対応させて上部が幅狭で、
下部が幅広の第2開口部とが連通形成された孔部を穿設
形成し、上記支柱の突起が上記棚板の孔部に楔状に嵌入
された陳列用組立棚であることを特徴とする。
【0008】この考案の請求項3記載の考案は、上記請
求項1もしくは2記載の考案の構成と併せて、上記左右
の支柱と上記複数の棚板とを、前面にガラス製引戸を有
し、かつ、左右の側板と、底板と、天板と、背面板とに
分割可能なケーシングで囲繞した陳列用組立棚であるこ
とを特徴とする。
求項1もしくは2記載の考案の構成と併せて、上記左右
の支柱と上記複数の棚板とを、前面にガラス製引戸を有
し、かつ、左右の側板と、底板と、天板と、背面板とに
分割可能なケーシングで囲繞した陳列用組立棚であるこ
とを特徴とする。
【0009】
【考案の効果】この考案の請求項1記載の考案によれ
ば、支柱に形成された孔部に対して棚板側の突起を嵌入
して、支柱と棚板とを組付ける構成であるから、ビス等
の固定部材を何等用いることなく両者(支柱および棚
板)を組付けることができる効果がある。
ば、支柱に形成された孔部に対して棚板側の突起を嵌入
して、支柱と棚板とを組付ける構成であるから、ビス等
の固定部材を何等用いることなく両者(支柱および棚
板)を組付けることができる効果がある。
【0010】しかも、上述の棚板の突起が上述の支柱に
おける孔部の第2開口部に対して楔状に嵌入する構造で
あるから、楔効果により支柱と棚板との間の充分な組付
け強度を確保することができ、この結果、左右の支柱間
に張架する補強部材の省略を図ることができる効果があ
る。
おける孔部の第2開口部に対して楔状に嵌入する構造で
あるから、楔効果により支柱と棚板との間の充分な組付
け強度を確保することができ、この結果、左右の支柱間
に張架する補強部材の省略を図ることができる効果があ
る。
【0011】この考案の請求項2記載の考案によれば、
上記請求項1記載の考案の構成に対して上下方向を逆向
きと成した突起を支柱側に形成し、同様に上下方向を逆
向きと成した孔部を棚板側に形成したので、請求項1記
載の考案と同等の目的を達成することができる。
上記請求項1記載の考案の構成に対して上下方向を逆向
きと成した突起を支柱側に形成し、同様に上下方向を逆
向きと成した孔部を棚板側に形成したので、請求項1記
載の考案と同等の目的を達成することができる。
【0012】この考案の請求項3記載の考案によれば、
上記請求項1もしくは2記載の考案の効果と併せて、上
記左右の支柱と上記複数の棚板とを、前面にガラス製引
戸を有し、かつ、左右の側板と、底板と、天板と、背面
板とに分割可能なケーシングで囲繞したので、上述の組
立棚を陳列用ショーケースと成すことができると共に、
上述のガラス製引戸を含む各構成部品を、パーツ毎に分
割することができるので、搬送用の梱包スペースの大幅
な狭小化を達成することができる効果がある。
上記請求項1もしくは2記載の考案の効果と併せて、上
記左右の支柱と上記複数の棚板とを、前面にガラス製引
戸を有し、かつ、左右の側板と、底板と、天板と、背面
板とに分割可能なケーシングで囲繞したので、上述の組
立棚を陳列用ショーケースと成すことができると共に、
上述のガラス製引戸を含む各構成部品を、パーツ毎に分
割することができるので、搬送用の梱包スペースの大幅
な狭小化を達成することができる効果がある。
【0013】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は陳列用組立棚を示し、図1において、こ
の陳列用組立棚1は、金属板にパンチング加工が施され
たパンチング板を折曲げ加工して形成した左右の支柱
2,3を設け、これら左右の支柱2,3の少なくとも片
面相互間に複数枚の金属製の棚板4…を張架して構成し
ている。
述する。図面は陳列用組立棚を示し、図1において、こ
の陳列用組立棚1は、金属板にパンチング加工が施され
たパンチング板を折曲げ加工して形成した左右の支柱
2,3を設け、これら左右の支柱2,3の少なくとも片
面相互間に複数枚の金属製の棚板4…を張架して構成し
ている。
【0014】この実施例では上下5段構造の陳列用組立
棚1を示し、最下段の1枚の棚板4は支柱2,3にアタ
ッチメント5,5を介して取付ける一方、他の4枚の棚
板4…は支柱2,3に直接取付けている。また、上述の
支柱2,3の底部には各2個のアジャスタ6,6をそれ
ぞれ取付けている。
棚1を示し、最下段の1枚の棚板4は支柱2,3にアタ
ッチメント5,5を介して取付ける一方、他の4枚の棚
板4…は支柱2,3に直接取付けている。また、上述の
支柱2,3の底部には各2個のアジャスタ6,6をそれ
ぞれ取付けている。
【0015】上述の各棚板4は図2、図5、に示す如く
構成している。すなわち、水平方向に延びる底板7と垂
直方向に延びる背面板8とを略直角に一体形成して、断
面形状を略L字状と成すと共に、上述の底板7の幅方向
(図5の左右方向)の中間部には該底板7の長手方向に
延びる断面V字状で、かつ比較的小幅の2条のパッケー
ジ係止溝9,10を互に平行に離間形成している。
構成している。すなわち、水平方向に延びる底板7と垂
直方向に延びる背面板8とを略直角に一体形成して、断
面形状を略L字状と成すと共に、上述の底板7の幅方向
(図5の左右方向)の中間部には該底板7の長手方向に
延びる断面V字状で、かつ比較的小幅の2条のパッケー
ジ係止溝9,10を互に平行に離間形成している。
【0016】また上述の底板7の先端には垂直折曲部1
1を介して水平折曲部12を一体連設し、これら各部1
1,12によりフロント側補強部材13を構成する一
方、上述の背面板8の上端には水平折曲部14を介して
垂直折曲部15を一体連設し、これら各部14,15に
よりリヤ側補強部材16を構成している。
1を介して水平折曲部12を一体連設し、これら各部1
1,12によりフロント側補強部材13を構成する一
方、上述の背面板8の上端には水平折曲部14を介して
垂直折曲部15を一体連設し、これら各部14,15に
よりリヤ側補強部材16を構成している。
【0017】このように上述の底板7の幅方向中間部に
該底板7の長手方向に延びる断面V字状のパッケージ係
止溝9,10を2条離間形成して、図5に仮想線で示す
ようにビデオパッケージa,b,c底部の係止溝9,1
0に対する係止位置を選択することで、ビデオパッケー
ジa,b,cの表紙部を利用者側に向けた状態での陳列
態様を複数の態様に変更すべく構成している。
該底板7の長手方向に延びる断面V字状のパッケージ係
止溝9,10を2条離間形成して、図5に仮想線で示す
ようにビデオパッケージa,b,c底部の係止溝9,1
0に対する係止位置を選択することで、ビデオパッケー
ジa,b,cの表紙部を利用者側に向けた状態での陳列
態様を複数の態様に変更すべく構成している。
【0018】つまり、図1において上から第1段目、第
2段目、第3段目の棚板4…にあっては、図5に示す如
く奥側に載置するビデオパッケージaの底部を奥側の係
止溝9に係止させ、手前側に載置するビデオパッケージ
bの底部を手前側の係止溝10に係止させ、前後方向に
合計2本のビデオパッケージa,bを陳列する一つの陳
列態様とし、図1において上から第4段目、第5段目の
棚板4,4にあっては、図5に示す如くビデオパッケー
ジcの底部を手前側の係止溝10に係止させ、前後方向
に1本のみのビデオパッケージcを陳列する他の陳列態
様とし、棚板4が配設される高さ位置に対応して、同ビ
デオパッケージa,b,cを最も見やすい状態に陳列保
持すべく構成している。
2段目、第3段目の棚板4…にあっては、図5に示す如
く奥側に載置するビデオパッケージaの底部を奥側の係
止溝9に係止させ、手前側に載置するビデオパッケージ
bの底部を手前側の係止溝10に係止させ、前後方向に
合計2本のビデオパッケージa,bを陳列する一つの陳
列態様とし、図1において上から第4段目、第5段目の
棚板4,4にあっては、図5に示す如くビデオパッケー
ジcの底部を手前側の係止溝10に係止させ、前後方向
に1本のみのビデオパッケージcを陳列する他の陳列態
様とし、棚板4が配設される高さ位置に対応して、同ビ
デオパッケージa,b,cを最も見やすい状態に陳列保
持すべく構成している。
【0019】加えて、上述のパッケージ係止溝9,10
はビデオパッケージa,b,cのリヤ側底部のみを係止
する比較的小幅に設定して、底板7の寸法、延いては棚
板4の寸法短縮が可能で、かつ、この係止溝9,10が
底板7の強度を補強するリブの作用を兼ねるので、棚板
4の強度が向上し、この結果、ビデオカセットが内蔵さ
れた比較的重いビデオパッケージa,b,cの陳列に充
分適応できるように構成している。
はビデオパッケージa,b,cのリヤ側底部のみを係止
する比較的小幅に設定して、底板7の寸法、延いては棚
板4の寸法短縮が可能で、かつ、この係止溝9,10が
底板7の強度を補強するリブの作用を兼ねるので、棚板
4の強度が向上し、この結果、ビデオカセットが内蔵さ
れた比較的重いビデオパッケージa,b,cの陳列に充
分適応できるように構成している。
【0020】ところで、図2、図3、図4に示すように
上述の棚板4における背面板8の支柱2,3と対向する
左右両端部(但し、左右の構造は、同等であるから以下
の図面においては左端のみを明記する)の上下2箇所に
は、突起17,17を背面方向に切起こし形成してい
る。
上述の棚板4における背面板8の支柱2,3と対向する
左右両端部(但し、左右の構造は、同等であるから以下
の図面においては左端のみを明記する)の上下2箇所に
は、突起17,17を背面方向に切起こし形成してい
る。
【0021】上述の突起17は図3に示す如く、上端が
幅広で、下端が幅狭となり、かつ上下端中間部に左右に
突出する係止片18を備えている。この突起17の切起
こし形成後においては、上述の背面板8に該突起17の
形状に対応する開口19が形成される。
幅広で、下端が幅狭となり、かつ上下端中間部に左右に
突出する係止片18を備えている。この突起17の切起
こし形成後においては、上述の背面板8に該突起17の
形状に対応する開口19が形成される。
【0022】また上述の突起17は係止片18の上部に
ビッグテーパ片20を、また下部にスモールテーパ片2
1をそれぞれ有し、ビックテーパ片20の上端およびス
モールテーパ片21の下端はそれぞれ背面板8の開口1
9の口縁部と一体連結されている。
ビッグテーパ片20を、また下部にスモールテーパ片2
1をそれぞれ有し、ビックテーパ片20の上端およびス
モールテーパ片21の下端はそれぞれ背面板8の開口1
9の口縁部と一体連結されている。
【0023】一方、上述の支柱2,3には棚板4側の突
起17,17の上下間隔と等ピッチで同支柱の2,3長
手方向(上下方向)に多数の孔部22…が2列に穿設形
成されている。
起17,17の上下間隔と等ピッチで同支柱の2,3長
手方向(上下方向)に多数の孔部22…が2列に穿設形
成されている。
【0024】この孔部22は図2、図4に示すように、
上述の突起17の係止片18を挿通許容し、上側に位置
する角孔状の第1開口部23と、上部が幅広で、下部が
幅狭であって、下側に位置する細長い逆台形状の第2開
口部24とが上下に連通形成された孔部であって、上述
の第2開口部24のテーパ形状および突起17のテーパ
形状は、両者24,17の嵌入時に、楔作用を奏するよ
うにそれぞれの寸法を設定している。なお、図中25,
26はエンドキャップ(図示せず)を合成樹脂製のリベ
ット(図示せず)により取付けるための丸孔、27はパ
ンチング孔である。
上述の突起17の係止片18を挿通許容し、上側に位置
する角孔状の第1開口部23と、上部が幅広で、下部が
幅狭であって、下側に位置する細長い逆台形状の第2開
口部24とが上下に連通形成された孔部であって、上述
の第2開口部24のテーパ形状および突起17のテーパ
形状は、両者24,17の嵌入時に、楔作用を奏するよ
うにそれぞれの寸法を設定している。なお、図中25,
26はエンドキャップ(図示せず)を合成樹脂製のリベ
ット(図示せず)により取付けるための丸孔、27はパ
ンチング孔である。
【0025】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下作用を説明する。棚板4を左右の支柱2,3に
組付けるには、図2、図4に示す両者2,4、3,4の
離間状態から、まず図6、図7に示すように棚板4の突
起17,17と支柱2,3における孔部22,22の第
1開口部23,23とを前後方向に対向させて一致させ
る。
て、以下作用を説明する。棚板4を左右の支柱2,3に
組付けるには、図2、図4に示す両者2,4、3,4の
離間状態から、まず図6、図7に示すように棚板4の突
起17,17と支柱2,3における孔部22,22の第
1開口部23,23とを前後方向に対向させて一致させ
る。
【0026】次に図7に示す状態から棚板4を支柱2,
3側へ移動させて、図8に示すように突起17,17を
孔部22,22に挿通し、突起17,17中間部の係止
片18を、棚板4の孔部22,22における第1開口部
23,23の背面側に位置させる。
3側へ移動させて、図8に示すように突起17,17を
孔部22,22に挿通し、突起17,17中間部の係止
片18を、棚板4の孔部22,22における第1開口部
23,23の背面側に位置させる。
【0027】次に図8に示す状態から棚板4を下方へ押
圧移動させて、図9、図10に示すように突起17,1
7を孔部22,22の第2開口部24,24に楔状に嵌
入させると、棚板4の背面板8の背面と、突起17の係
止片18の前面との間で支柱2,3が挟持され、図1に
示す如く左右の支柱2,3間に棚板4を組付けることが
できる。
圧移動させて、図9、図10に示すように突起17,1
7を孔部22,22の第2開口部24,24に楔状に嵌
入させると、棚板4の背面板8の背面と、突起17の係
止片18の前面との間で支柱2,3が挟持され、図1に
示す如く左右の支柱2,3間に棚板4を組付けることが
できる。
【0028】このように、上述の支柱2,3に形成され
た孔部22に対して棚板4側の突起17を嵌入して、支
柱2,3と棚板4とを組付ける構成であるから、ビスや
リベット等の固定部材を何等用いることなく両者2,
4、3,4を組付けることができる効果がある。
た孔部22に対して棚板4側の突起17を嵌入して、支
柱2,3と棚板4とを組付ける構成であるから、ビスや
リベット等の固定部材を何等用いることなく両者2,
4、3,4を組付けることができる効果がある。
【0029】しかも、上述の棚板4の突起17が上述の
支柱2,3における孔部22の第2開口部24に対して
楔状に嵌入する構造であるから、支柱2,3と棚板4と
の間の充分な組付け強度を確保することができる効果が
ある。従って、左右の支柱2,3間に張架されていた従
前の補強部材(トップバー)を省略しても、充分な棚強
度の確保を図ることができる効果がある。
支柱2,3における孔部22の第2開口部24に対して
楔状に嵌入する構造であるから、支柱2,3と棚板4と
の間の充分な組付け強度を確保することができる効果が
ある。従って、左右の支柱2,3間に張架されていた従
前の補強部材(トップバー)を省略しても、充分な棚強
度の確保を図ることができる効果がある。
【0030】図11は陳列用組立棚の他の実施例を示
し、この実施例では先の実施例に対して上下方向を逆向
きと成した突起17を支柱2,3側に形成し、同様に上
下方向を逆向きと成した孔部22を棚板4側に形成して
いる。
し、この実施例では先の実施例に対して上下方向を逆向
きと成した突起17を支柱2,3側に形成し、同様に上
下方向を逆向きと成した孔部22を棚板4側に形成して
いる。
【0031】すなわち、棚板4の左右両端部と対向する
支柱2,3の所定位置には、上端が幅狭で、下端が幅広
となり、かつ上下端中間部に左右に突出する係止片18
を備えた突起17が手前側に切起こし形成され、上述の
棚板4の支柱2,3と対向する左右両端部には、上述の
突起17の係止片18を挿通許容し、下方に位置する第
1開口部23と、上部が幅狭で、下部が幅広で、上方に
位置する第2開口部24とが連通形成された孔部22を
穿設形成し、上述の支柱2,3の突起17が上述の棚板
4の孔部22に楔状に嵌入されるように構成している。
支柱2,3の所定位置には、上端が幅狭で、下端が幅広
となり、かつ上下端中間部に左右に突出する係止片18
を備えた突起17が手前側に切起こし形成され、上述の
棚板4の支柱2,3と対向する左右両端部には、上述の
突起17の係止片18を挿通許容し、下方に位置する第
1開口部23と、上部が幅狭で、下部が幅広で、上方に
位置する第2開口部24とが連通形成された孔部22を
穿設形成し、上述の支柱2,3の突起17が上述の棚板
4の孔部22に楔状に嵌入されるように構成している。
【0032】このように構成しても、先の実施例と略同
様の作用、効果を奏するので、図11において前図と同
一の部分には同一番号を付して、その詳しい説明を省略
する。なお同図においては丸孔25,26の図示を省略
している。
様の作用、効果を奏するので、図11において前図と同
一の部分には同一番号を付して、その詳しい説明を省略
する。なお同図においては丸孔25,26の図示を省略
している。
【0033】図12は陳列用組立棚のさらに他の実施例
を示し、図1で示した先の実施例からアタッメント5,
5およびアジャスタ6,6を取外した状態で、かつ棚板
4を上下6段構造と成した組立棚1を、前面に上下2段
構造の左右のガラス製引戸31,32,33,34を有
し、かつ左右の側板35,36と、底板37と、天板3
8と、背面板(図示せず)と、引戸案内部材39とに分
割可能なケーシング40で囲繞している。
を示し、図1で示した先の実施例からアタッメント5,
5およびアジャスタ6,6を取外した状態で、かつ棚板
4を上下6段構造と成した組立棚1を、前面に上下2段
構造の左右のガラス製引戸31,32,33,34を有
し、かつ左右の側板35,36と、底板37と、天板3
8と、背面板(図示せず)と、引戸案内部材39とに分
割可能なケーシング40で囲繞している。
【0034】ここで、上述の底板37、天板38、引戸
案内部材39においてガラス製引戸31〜34と対応す
る部分には案内溝(図示せず)を形成している。また上
述の各要素の分解、組立にはビス等の固定部材41…を
用いる。
案内部材39においてガラス製引戸31〜34と対応す
る部分には案内溝(図示せず)を形成している。また上
述の各要素の分解、組立にはビス等の固定部材41…を
用いる。
【0035】このように、上記構成の左右の支柱2,3
と複数の棚板4…とを、前面にガラス製引戸31〜34
を有し、かつ各要素35,36,37,38,39に分
割可能なケーシング40で囲繞すると、上述の組立棚1
を陳列用ショーケースと成すことができると共に、上述
のガラス製引戸31〜34を含む各構成部品2,3,
4,35〜39,41をパーツ毎に分割することができ
るので、搬送用の梱包スペースの大幅な狭小化を達成す
ることができる効果がある。
と複数の棚板4…とを、前面にガラス製引戸31〜34
を有し、かつ各要素35,36,37,38,39に分
割可能なケーシング40で囲繞すると、上述の組立棚1
を陳列用ショーケースと成すことができると共に、上述
のガラス製引戸31〜34を含む各構成部品2,3,
4,35〜39,41をパーツ毎に分割することができ
るので、搬送用の梱包スペースの大幅な狭小化を達成す
ることができる効果がある。
【0036】なお、上記実施例においてはビデオカセッ
トが内蔵されたビデオパッケージa,b,cの陳列を例
示したが、これはファミリーコンピュータソフトカセッ
トが内蔵されたファミコンパッケージや、ゲームソフト
カセットが内蔵されたゲームソフトパッケージ等の各種
のカセットパッケージであってもよく、或いは内部にカ
セットを内蔵しない空のパッケージその他であってもよ
い。
トが内蔵されたビデオパッケージa,b,cの陳列を例
示したが、これはファミリーコンピュータソフトカセッ
トが内蔵されたファミコンパッケージや、ゲームソフト
カセットが内蔵されたゲームソフトパッケージ等の各種
のカセットパッケージであってもよく、或いは内部にカ
セットを内蔵しない空のパッケージその他であってもよ
い。
【図1】 本考案の陳列用組立棚を示す概略斜視図。
【図2】 組立棚の要部の分解斜視図。
【図3】 突起を背面側から見た状態で示す拡大斜視
図。
図。
【図4】 組立棚の要部の分解正面図。
【図5】 図4のA−A線矢視断面図。
【図6】 棚板の支柱に対する組付け工程を示す正面
図。
図。
【図7】 図6のB−B線矢視断面図。
【図8】 突起の孔部に対する挿通工程を示す断面図。
【図9】 組付け完了状態を示す正面図。
【図10】 図9のC−C線矢視断面図。
【図11】 本考案の陳列用組立棚の他の実施例を示す
要部の分解斜視図。
要部の分解斜視図。
【図12】 本考案の陳列用組立棚のさらに他の実施例
を示す概略斜視図。
を示す概略斜視図。
1…組立棚 2,3…支柱 4…棚板 17…突起 18…係止片 22…孔部 23…第1開口部 24…第2開口部 31〜34…引戸 35,36…側板 37…底板 38…天板 40…ケーシング
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47F 5/00 - 5/16 A47B 47/00 - 47/06 A47B 57/00 - 57/52 A47B 96/00 - 96/14
Claims (3)
- 【請求項1】左右の支柱間に棚板が組付けられた陳列用
組立棚であって、 上記棚板の支柱と対向する左右両端部には、上端が幅広
で、下端が幅狭なテーパ形状をなし、かつ上下端中間部
に左右に突出する係止片を備えた突起が背面側に切起こ
し形成され、 上記支柱には、上記突起の係止片を挿通許容する第1開
口部と、前記突起のテーパ形状に対応させて上部が幅広
で、下部が幅狭の第2開口部とが連通形成された孔部を
穿設形成し、 上記棚板の突起が上記支柱の孔部に楔状に嵌入された陳
列用組立棚。 - 【請求項2】左右の支柱間に棚板が組付けられた陳列用
組立棚であって、 上記棚板の左右両端部と対向する支柱の所定位置には、
上端が幅狭で、下端が幅広なテーパ形状をなし、かつ上
下端中間部に左右に突出する係止片を備えた突起が前面
側に切起こし形成され、 上記棚板の支柱と対向する左右両端部には、上記突起の
係止片を挿通許容する第1開口部と、前記突起のテーパ
形状に対応させて上部が幅狭で、下部が幅広の第2開口
部とが連通形成された孔部を穿設形成し、 上記支柱の突起が上記棚板の孔部に楔状に嵌入された陳
列用組立棚。 - 【請求項3】上記左右の支柱と上記複数の棚板とを前面
にガラス製引戸を有し、かつ、左右の側板と、底板と、
天板と、背面板とに分割可能なケーシングで囲繞した請
求項1もしくは2記載の陳列用組立棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060542U JP2599207Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 陳列用組立棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060542U JP2599207Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 陳列用組立棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615559U JPH0615559U (ja) | 1994-03-01 |
JP2599207Y2 true JP2599207Y2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=13145285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992060542U Expired - Fee Related JP2599207Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 陳列用組立棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599207Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4564455B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-10-20 | 株式会社 アルゴ | 陳列用の補助具 |
JP4585469B2 (ja) * | 2006-02-24 | 2010-11-24 | 福島工業株式会社 | ルーバ取付構造 |
KR102291943B1 (ko) * | 2020-01-15 | 2021-08-23 | (주)스피드랙 | 조립식 앵글 선반 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP1992060542U patent/JP2599207Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615559U (ja) | 1994-03-01 |
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