JP3324025B2 - 陳列用棚装置 - Google Patents

陳列用棚装置

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JP3324025B2
JP3324025B2 JP29114695A JP29114695A JP3324025B2 JP 3324025 B2 JP3324025 B2 JP 3324025B2 JP 29114695 A JP29114695 A JP 29114695A JP 29114695 A JP29114695 A JP 29114695A JP 3324025 B2 JP3324025 B2 JP 3324025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク、ビデオカセット、書籍等の商品を陳列する陳列用棚
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平1-180956号公報に記載のよ
うに、支柱への取付用フックを形成した取付片に対し
て、傾斜片を側方へ折り曲げて棚板支持部を設けてなる
左右1対のブラケットを、左右に立設した支柱に予め取
り付けておき、棚板支持部の上下に穿設した複数の係止
孔に、底面部と背面部とで、断面L字状をなす棚板の後
面の左右両側端寄りの上下に形成した後向き係止フック
を嵌入係止することにより、ブラケットに棚板を取り付
けるようにした傾斜棚が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
左右に立設した支柱の間隔に僅かの誤差があったり、ま
た、同じ傾斜棚を左右に複数連設する時に、左右に並べ
た棚板の側端同士が突き当たるなどした場合に、ブラケ
ットと棚板の位置がずれ、支柱に取り付けたブラケット
の傾斜片の係止孔に、棚板の後面における後向き係止フ
ックを嵌入係止することができず、ブラケットへの棚板
の取付ができなくなることがある。
【0004】また、棚板の底面を押し上げると、係止フ
ックが係止孔から抜け外れて、棚板が脱落するおそれが
ある。
【0005】また、従来技術では、棚板の後面にブラケ
ットを予め取り付けた状態では、ブラケットが落下して
しまうため、先にブラケットを支柱に取り付け、棚板支
持部の係合孔に後面の係止フックを係止することにな
り、棚板の後面でこの係止作業を行うことからも、後面
に係止フックを打ち抜き形成して覗き孔を設け、係止孔
との位置合わせを容易としている。
【0006】しかし、この覗き孔が棚板の前面に露呈し
て、体裁が悪いばかりでなく、打ち抜かれた孔縁によ
り、棚板に陳列したコンパクトディスクのカバーや雑誌
類を傷めることもある。
【0007】さらに、前記の従来技術では、下向きU字
形状としたエンドストッパーの両端部を棚板の底面部に
貫通させて、両端部に形成したネジをナットにより締着
して取り付けているが、エンドストッパーの着脱や両端
部へのネジ加工が面倒であるばかりか、底面の左右両端
寄りに取り付けたエンドストッパーが棚板の商品陳列ス
ペースを狭めることにもなった。
【0008】本発明は、上述の従来技術の欠点に鑑み、
棚板の取付けを、ブラケットから脱落のおそれなく安全
確実に、かつ容易に行うことができ、しかも、取付構造
が棚板前面に露呈しないようにした陳列用棚装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 左右に間隔を隔てて立設した支柱の前面に上下等
間隔に設けた取付孔に、後端に下向き鉤状のフックを有
するブラケットを係着し、このブラケットにより、背板
付きの棚板を取り付けてなる陳列用棚装置において、前
記ブラケットの前端に、内側方を向く係止片を形成し、
この係止片を、前記棚板の背板の後面の両側端に形成し
た左右方向の嵌挿孔に差し込むことにより、前記棚板を
取り付ける。
【0010】(2) 上記(1)項において、前記背板の後
面に、浅い前向コ状の支持片を止着することにより、左
右方向の嵌挿孔を形成する。
【0011】(3) 上記(2)項において、支持片の上下
端に、互いに対向し、かつ後方を向くU字状の係止溝を
形成し、この係止溝に、中間部が棚板の側端から直角に
前方に延びるたエンドストッパーの後端における内向片
を嵌合して固定する。
【0012】(4) 上記(1)項において、ブラケットの
一部を内向きに直角に折り曲げて係止片を形成するとと
もに、その残りの部分を、棚板の側方より前方に突出さ
せて、エンドストッパーとする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明を実施
したコンパクトディスク陳列用の棚装置(A)は、左右の
支柱(1)間に、上下に多数段(図示の例では7段)の棚
板(2)を設けたもので、前に立つ顧客が見やすいよう
に、この棚板(2)は、下段に行くにつれて傾斜角を大き
く、かつ前方に張り出して設定されている。この棚板
(2)は、ブラケット(3)により、支柱(1)に取り付けら
れている。
【0014】図2及び図3を参照して、本発明の第1の
実施例を説明する。
【0015】鉄板を打ち抜いて作ったブラケット(3)
は、後側端に公知の3個の下向き鉤状のフック(4)を有
し、これらのフック(4)を、支柱(1)の前面に上下方向
に等間隔で穿設された取付孔(5)に引っかけることによ
り、ブラケット(3)が支柱(1)に取り付けられる。
【0016】ブラケット(3)の前部は、内向きに直角に
折り曲げて、係止片(6)となっている。
【0017】他方、底板(7)と背板(8)とを有する棚板
(2)には、その側端部近くの背板の後面に、支持片(9)
が、例えば点溶接により取り付けられている。この支持
片(9)は、ブラケット(3)の係止片(6)を収容できる間
隔を背板(8)の背面との間に有し、かつ係止片(6)の上
下方向の長さに見合う上下方向の長さの左右方向に延び
る嵌挿孔(10)を備えている。すなわち、支持片(9)は、
中間に係止片(6)を収容する上下方向長さだけ残して、
その上下を前方に折り曲げ、係止片(6)を収容する隙間
を残して、さらに外方に折り曲げて、上下端部(11a)(11
b)を形成し、この上下端部(11a)(11b)を、背板(8)の後
面に固着させることにより、左右方向に延びる嵌挿孔(1
0)を形成してある。
【0018】ひとつの段の棚板(2)の組み付けに当たっ
ては、典型的には、まずブラケット(3)の係止片(6)
を、側方から棚板(2)の側端部の嵌挿孔(10)に差し込
む。次いで、ブラケット(3)の下向き鉤状のフック(4)
を、支柱(1)の前面の取付孔(5)に引っかけて固定す
る。
【0019】このように組み付けた状態を、図3に断面
で示す。図示は省略したが、このような組付けは、棚板
(2)の左右両側端部で行う。この場合、ブラケット(3)
の係止片(6)の折り曲げ方向が左右反対であることは言
うまでもない。
【0020】このようにして、図1に示す多段の棚を形
成するには、例えば、図4、図5及び図6に示すような
長さ及び傾斜角度の異なる複数のブラケット(3a)(3b)(3
c)も用いるが、それらのフック(4)及び係止片(6)はす
べて共通である。また、棚板(2)は、すべて同形のもの
でよい。
【0021】なお、図1には、L字状の棚板を示してあ
るが、棚板自体の形状は、底板(7)と背板(8)とを有
し、目的の商品を載置できるものであれば、どのような
ものでもよい。
【0022】図7ないし図9に示す第2の実施例は、エ
ンドストッパー(12)付きの構造のものである。上述の第
1の実施例と共通の部分または部材については、同一の
符号を付して、その詳細の説明は省略する。
【0023】図7に示すように、この実施例では、支持
片(9)の上下端部(11a)(11b)の先端に、互いに対向して
開口するU字状の係止溝(13a)(13b)を形成してある。
【0024】一方、これらの係止溝(13a)(13b)の間隔よ
りも若干間隔を広くして、端部(12a)(12b)を直角に折り
曲げた線材からなるエンドストッパー(12)を用意する。
このエンドストッパー(12)の端部(12a)(12b)を、それぞ
れ係止溝(13a)(13b)内に側方から弾性的に嵌挿する。端
部(12a)(12b)の先端は、それぞれ外方に直角に曲がった
短い先端部(14a)(14b)で終わっている。
【0025】エンドストッパー(12)を一杯に挿入した
時、これらの先端部(14a)(14b)が、それぞれ係止溝(13
a)(13b)の反対側の端部から上下方向外方に突き出し
て、エンドストッパー(12)を係止する。この時、図9に
示すように、エンドストッパー(12)の中間部は、棚板
(2)の側端部から前方に突出し、収納する物品が側方に
こぼれ落ちるのを有効に防止する。
【0026】図10は、図2の実施例に用いたブラケッ
ト(3)の変形例である。この変形例のブラケット(3d)
は、後部に下向き鉤状のフック(4)を有することは同じ
であるが、前部に、コ字状の切れ目を、コの開口が後部
を向くように入れ、このコ字状の部分を直角に折り曲げ
て係止片(6)を形成するとともに、残りの部分(15)を棚
板の側方より前方に突出させて、エンドストッパーとし
ている。このブラケット(3d)を用いれば、図8及び図9
に示す線材のエンドストッパー(12)は不要となる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、左右に立設した支柱間
の間隔に僅かの誤差でもあったり、また、同じ陳列用棚
を左右に複数連設する時に、左右に並べた棚板の側端同
士が突き当たるなどした場合でも、ブラケットまたは棚
板を左右に若干移動させ、係止片の嵌挿幅を調節するこ
とで、支障なく棚板を取り付け、陳列用棚の棚板を左右
に並べて連設することができる。一旦取り付けた棚板
は、ブラケットを支柱より取り外して、係止片を嵌挿孔
から抜き外さない限り、ブラケットより脱落することが
なく安全である。
【0028】請求項2記載の発明のように、ブラケット
の前端の係止片を収容する間隙を形成するように折り曲
げた支持片を、前記背板の後面に固定して、左右方向の
嵌挿孔を形成すると、棚板の前面から隠れて体裁がよ
く、しかも、棚板の前面に何等特別な部材や加工を要し
ないので、陳列した商品を傷つけることもない。
【0029】請求項3記載の発明のように、係止片を収
容する間隙を有する支持片の上下端に、開口が上下に対
向するU字状の係止溝を形成し、これらの係止溝に、線
材を折り曲げて形成した中間部が棚板のも側端から直角
に前方に延びるたエンドストッパーの両端を、弾性的に
嵌合して固定すると、エンドストッパーの着脱が容易で
あり、また、棚板の左右両側端より前向きに突設したエ
ンドストッパーが、棚板の商品陳列スペースを狭めるこ
ともない。
【0030】請求項4記載の発明のように、ブラケット
の前部の一部を直角に折り曲げて支持片を形成するとと
もに、残りの部分を棚板の側方より前方に突出させて、
エンドストッパーとすると、エンドストッパーを別部材
として用意する必要もなく、またその取付手間をなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による陳列用棚装置の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例における支柱の一部とブ
ラケットと棚板の一方の端部付近とを展開して示す斜視
図である。
【図3】図2に示す実施例を、各部材を組み付けた状態
で示す縦断面図である。
【図4】ブラケットの1例の斜視図である。
【図5】ブラケットの他例の斜視図である。
【図6】ブラケットのさらに他の例の斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施例の、図2と同様の斜視図
である。
【図8】図7に示した第2の実施例において用いられる
エンドストッパーの斜視図である。
【図9】第2の実施例の組み付けた状態を示す部分斜視
図である。
【図10】エンドストッパー兼用のブラケットの斜視図
である。
【符号の説明】
(A)陳列用棚装置 (1)支柱 (2)棚板 (3)(3a)(3b)(3c)ブラケット (4)フック (5)取付孔 (6)係止片 (7)底板 (8)背板 (9)支持片 (10)嵌挿孔 (11a)上端部 (11b)下端部 (12)エンドストッパー (12a)(12b)内向片 (13a)(13b)係止溝 (14a)(14b)先端部 (15)残りの部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 7/00 A47B 96/06 A47F 5/10 A47F 5/12 A47B 63/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に間隔を隔てて立設した支柱の前面
    に上下等間隔に設けた取付孔に、後端に下向き鉤状のフ
    ックを有するブラケットを係着し、このブラケットによ
    り、背板付きの棚板を取り付けてなる陳列用棚装置にお
    いて、 前記ブラケットの前端に、内側方を向く係止片を形成
    し、この係止片を、前記棚板の背板の後面の両側端に形
    成した左右方向の嵌挿孔に差し込むことにより、前記棚
    板を取り付けてなることを特徴とする陳列用棚装置。
  2. 【請求項2】 前記背板の後面に、浅い前向コ状の支持
    片を止着することにより、左右方向の嵌挿孔を形成した
    ことを特徴とする請求項1記の陳列用棚装置。
  3. 【請求項3】 支持片の上下端に、互いに対向し、かつ
    後方を向くU字状の係止溝を形成し、この係止溝に、中
    間部が棚板の側端から直角に前方に延びるたエンドスト
    ッパーの後端における内向片を嵌合して固定したことを
    特徴とする請求項2記載の陳列用棚装置。
  4. 【請求項4】 ブラケットの一部を内向きに直角に折り
    曲げて係止片を形成するとともに、その残りの部分を、
    棚板の側方より前方に突出させて、エンドストッパーと
    したことを特徴とする請求項1記載の陳列用棚装置。
JP29114695A 1995-11-09 1995-11-09 陳列用棚装置 Expired - Fee Related JP3324025B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102392284B1 (ko) * 2021-10-27 2022-05-02 주식회사 서연이화 내장트림용 적재 구조체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102392284B1 (ko) * 2021-10-27 2022-05-02 주식회사 서연이화 내장트림용 적재 구조체

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