JPH0725064Y2 - 棚板支持装置 - Google Patents

棚板支持装置

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JPH0725064Y2
JPH0725064Y2 JP11261587U JP11261587U JPH0725064Y2 JP H0725064 Y2 JPH0725064 Y2 JP H0725064Y2 JP 11261587 U JP11261587 U JP 11261587U JP 11261587 U JP11261587 U JP 11261587U JP H0725064 Y2 JPH0725064 Y2 JP H0725064Y2
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JP11261587U
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JPS6419339U (ja
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澄夫 西村
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば陳列棚等の棚板を、水平に、また必
要に応じ前上方に傾斜させて支持することができ、しか
も棚板の着脱が甚だ容易な棚板支持装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
例えば、実開昭61-196648号公報には、左右1対の支柱
にそれぞれ穿設した上下方向に並ぶ複数の係止孔や、壁
面パネルに形成した係止凹溝等に後端を適宜係合した前
方を向く左右1対のブラケット(棚受け部材)上に棚板
を載置して支持するようにしたものが開示されている。
また、実開昭57-93288号公報には、支柱等に形成した係
止凹溝に、棚板の後端を直接嵌合し、接着剤等をもって
適宜固着するようにしたものが開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
実開昭61-196648号公報に記載されているものにおいて
は、上段の棚板を支持するためのブラケットが、その下
段の棚板の上部空間を狭め、下段の棚板上への陳列物の
載置を妨げたり、又は下段の棚板に載置された陳列物を
隠閉して、陳列効果を妨げたりするという問題点があ
る。
実開昭57-93288号公報に開示されているものは、上述の
ような問題点はないが、棚板の汚損や、レイアウトの変
更等による棚板の交換が困難であり、また長期使用や重
量の大きい陳列物の載置等により、棚板が前垂変形し易
く、陳列物が前方に滑落するおそれがある等の問題点が
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、側面形が前向コ形をなして固定部分に固定さ
れ、上部水平片の下面後部に、左右方向を向き、かつ後
下がりをなして前後に並ぶ複数の係合溝を備え、かつ同
じく下部水平片前端に上向片を備える支持杆と、上面後
部に左右方向を向く係合突条を備え、該係合突条を前記
複数の係合溝のいずれかに選択的に係合し、かつ後端よ
り前方の下面を前記支持杆の上向片の上端に当接させる
ことにより、支持杆に水平及び所望の傾斜角度で支持さ
れる棚板とを備えることにより、上述の問題点の解決を
図ったものである。
〔作用〕
本考案の装置は、支持杆の下部水平片の上向片で棚板を
支持し、かつ棚板の係合突条が支持杆の係合溝のいずれ
かに係合することにより、棚板の上記支持部を中心とす
る下方への回動を阻止して、棚板を水平及び所望の傾斜
角度で支持することができる。
取り付けられた棚板は、前端を前上方に持ち上げること
により、上下両係合部が解除されて、簡単に着脱するこ
とができる。
また、支持杆の係合溝に対する棚板の係合突条の係合位
置を適宜変更することにより、棚板の装着時の傾斜角度
を変更することができる。
〔実施例〕
第4図に示すように、棚(1)の左右の側板(2)間に
は、棚板(3)が以下に説明するように、本考案装置に
より着脱自在に取り付けられている。
固定部分である両側板(2)の間には、左右方向を向く
支持杆(4)が架設され、第1図〜第3図に示すよう
に、支持杆(4)は、側面形が前向コ形をなし、その前
面は、棚板(3)の厚さより十分広く開口している。
支持杆(4)の上部水平片(4a)の内面後部の、若干後
下方に傾斜する面には、左右方向を向いて前後に等間隔
をもって並ぶ、複数の上部係合溝(5)が設けられてい
る。また同じく下部水平片前端の上向片(4b)の上面に
は、左右方向を向く下部係合溝(6)が設けられてい
る。
棚板(3)の後部左右両端には、棚板(3)の外面に沿
って屈曲する係止金具(7)が、後方より嵌着され、係
止金具(7)の上部水平片(7a)の前後幅は小幅であ
り、下部水平片(7b)の前後幅は、上部水平片(7a)よ
り大幅で、支持杆(4)の前後幅とほぼ等幅である。
上部水平片(7a)の上面には、左右方向を向き、かつ支
持杆(4)の上部係合溝(5)の間隔と等間隔をもって
前後に並ぶ、複数の上部係合突条(8)が設けられ、下
面前部と棚板(3)の間には、楔形に凹入する間隙
(9)が形成されている。
下部水平片(7b)の下面前部には、上部係合突条(8)
と同様の複数の下部係合突条(10)が設けられ、下部水
平片(7b)の前端には横向枢支孔(11)が連設されてい
る。
上述の本考案装置において、第1図に示すように、棚板
(3)を前上方に傾斜させ、その後端を支持杆(4)内
に挿入した後下方に回動すれば、棚板(3)の上下両係
合突条(8)(10)は、それぞれ支持杆(4)の上下両
係合溝(5)(6)に係合し、かつ下方の係合部が支点
となって棚板(3)を支持する。
この際、上方の係合部は、棚板(3)の下方への回動を
阻止するとともに、上下両係合部は、棚板(3)の前方
への抜け出しを防止する。
第2図に示すように、上方の係合位置を前方とすれば、
棚板(3)が水平に、また第3図に示すように、上方の
係合位置を後方とすれば、棚板(3)は前上方に傾斜し
て、支持杆(4)に安定よく支持される。
図示を省略したが、上部係合溝(5)をさらに前方に連
設するとともに、下部係合突条(10)をさらに後方に連
設すれば棚板(3)を前下方にも傾斜して取り付けるこ
とができる。この際、棚板(3)の上面前端に横桟を設
けて、雑誌等を体裁よく展示することができる。
上述実施例においては、2個の係止金具(7)を、棚板
(3)の後部両端に設けたが、横長1本の係止金具を、
棚板(3)の後端に設けてもよく、また、棚板(3)と
係止金具(7)を一体に形成してもよい。
支持杆(4)は、側板(2)を省略して、背板あるいは
壁面等に適宜止着してもよい。
棚板(3)は、後端のみにおいて支持されているので、
横幅を支持杆(4)より短寸として、側方摺動自在に取
り付けることができ、また、上下複数段の支持杆(4)
に、小幅の多数の棚板(3)を、ランダムに取り付ける
こともできる。
上述のように取り付けられた棚板(3)は、通常の使用
には全く支障がないが、棚板(3)の前部が不用意に激
しく押し上げられると、棚板(3)の傾斜角度が変化し
たり、最悪の場合、支持杆(4)より脱落する恐れがあ
る。
第5図と第6図は、このような事態を防止する手段を示
すもので、係止金具(7)の枢支孔(11)には、扇形の
固定金具(12)の偏心軸(13)が枢着され、固定金具
(12)の周端には、多数の横向突条(14)が切設されて
いる。
この固定金具(12)を装着した棚板(3)を支持金具
(7)に、上述と同様に取り付けた後、固定金具(12)
を回動させて、突条(14)を強制的に、支持杆(4)の
前上部の垂下片(4c)に係合させれば、棚板(3)の上
方への回動が阻止され、傾斜角度が変化したり、脱落し
たりする恐れはない。
以上は、棚板(3)が厚さの厚い木製等の場合である
が、厚さが薄いガラス板等の場合は、係止金具(7)を
強固に取り付けることが困難である。
第7図と第8図は、このような場合に対処する手段を示
すもので、側面形が前向コ形をなす係止金具(7)の下
部水平片(7b)の上面は、軟質の緩衝を兼ねる滑止板
(15)が貼着されている。
この係止金具(7)は、ガラス板(16)の後端に遊嵌さ
れ、係止金具(7)の上部水平片(7a)とガラス板(1
6)の間には、上面が後下方に傾斜する横長の締付金具
(17)がはめ込まれ、ボルト(18)とナット(19)によ
り、係止金具(7)の中央片(7c)に締結されている。
締付金具(17)は、上記間隙(9)の傾斜する上面に添
って楔入して、係止金具(7)とガラス板(16)に強固
に圧着する。
〔変形例〕
本考案は、以上の実施例のみに限定されるものではな
く、例えば次のような幾多の変化変形が可能である。
(イ)棚板の下面を平滑面とし、支持杆の上部の係合溝
に対する棚板の後端上部の係合突条の係合位置を変更す
る際、棚板の下面が支持杆の上向片の上端上を摺動する
ようにする。
(ロ)支持杆の上向片の上端を円弧状又は尖先状の断面
形状とする。
(ハ)棚板の後端上部の係合突状を1条のみとする。
(ニ)左右方向の長さが短寸の2個1対の支持杆を、両
側板(第4図の側板(2)参照)の内面に互いに対向さ
せて固着し、第4図における支持杆(4)の中間部を省
略したものとする。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、棚板を水平は勿論のこ
と、必要に応じて随時、前上方あるいは前下方に傾斜さ
せて取り付けることができる。
またブラケッ等を必要としないので、下段の棚板の上方
空間を、ブラケット等に妨げられることなく、すべて陳
列用として用いることができ、しかも構造簡単で、棚板
の着脱が容易で、陳列棚等に適用して甚だ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の棚板取り付け中の状態を示す側
面図、 第2図は、同じく棚板水平取り付け時の状態を示す側面
図、 第3図は、同じく棚板傾斜取り付け時の状態を示す側面
図、 第4図は、本考案を適用した棚の一部分解斜視図、 第5図は、本考案装置において、棚板の脱落を防止する
ようにした例を示す要部分解斜視図、 第6図は、同じく側面図、 第7図は、本考案装置において、ガラス板を取り付ける
ようした例を示す要部分解斜視図、 第8図は、同じく側面図である。 (1)……棚、(2)……側板 (3)……棚板、(4)……支持杆 (4a)……上部水平片、(4b)……上向片 (4c)垂下片、(5)……上部係合溝 (6)……下部係合溝、(7)……係止金具 (7a)……上部水平片、(7b)……下部水平片 (7c)……中央片、(8)……上部係合突条 (9)……間隙、(10)……下部係合突条 (11)……枢支孔、(12)……固定金具 (13)……偏心軸、(14)……突条 (15)……滑止板、(16)……ガラス板 (17)……締付金具、(18)……ボルト (19)……ナット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面形が前向コ形をなして固定部分に固定
    され、上部水平片の下面後部に、左右方向を向き、かつ
    後下がりをなして前後に並ぶ複数の係合溝を備え、かつ
    同じく下部水平片前端に上向片を備える支持杆と、上面
    後部に左右方向を向く係合突条を備え、該係合突条を前
    記複数の係合溝のいずれかに選択的に係合し、かつ後端
    より前方の下面を前記支持杆の上向片の上端に当接させ
    ることにより、支持杆に水平及び所望の傾斜角度で支持
    される棚板とを備えることを特徴とする棚板支持装置。
  2. 【請求項2】係合突条が、後下がりをなして前後に並ぶ
    複数のものからなる実用新案登録請求の範囲第(1)項
    に記載の棚板支持装置。
  3. 【請求項3】支持杆の上向片の上面を係合溝に形成し、
    かつ棚板の前部下面要所に、前記係合溝と係合しうる複
    数の係合突条を、前後方向に設けてなる実用新案登録請
    求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の棚板支持装
    置。
  4. 【請求項4】棚板を、ガラス板と、その後端部に嵌合し
    た側面形が前向きコ形をなす係止金具とにより構成し、
    該係止金具の上部水平片の上面に、支持杆の上部水平片
    の下面後部に設けた係合溝と係合しうる係合突条を設
    け、かつ前記係止金具の上部水平片とガラス板の上面と
    の間に、くさび状の締付金具を圧入しうるようにしてな
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項ないし第(3)項
    のいずれかに記載の棚板支持装置。
JP11261587U 1987-07-24 1987-07-24 棚板支持装置 Expired - Lifetime JPH0725064Y2 (ja)

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JPS6419339U JPS6419339U (ja) 1989-01-31
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