JP3589004B2 - 商品陳列用傾斜棚装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、本、雑誌、レンタルビデオ等の商品の表紙、或いはタイトル等を視認することができるように、商品を傾斜状態で陳列可能な傾斜棚板を備えた商品陳列用傾斜棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、傾斜可能な傾斜棚板を有する商品陳列棚は、図9に示すように、側板(31)に取り付けられる傾斜棚板(30)の傾斜角を変更可能とするために、傾斜棚板(30)の後端を、側板(31)に回転可能に取り付けるとともに、傾斜棚板(30)の中間部を、リンク片(32)を介して側板(31)に連結し、そのリンク片(32)の下端の支柱(31)に対する取付位置を選択するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の傾斜棚装置は、傾斜棚板(30)がリンク片(32)によって側板(31)に取り付けられているため、その左右方向の強度が十分ではなく、傾斜棚板(30)に人がぶつかったときや、地震等による外力が作用したときに、傾斜棚板(30)が左右方向に揺れて、傾斜棚板(30)上の商品が落下・破損する虞がある。
【0004】
本発明は、従来の技術が有する上述のような問題点に鑑みてなされたもので、傾斜棚板の揺れを少なくして商品の落下を防止することができ、かつ傾斜棚板の傾斜角の選択の自由度の広い商品陳列用傾斜棚装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次のようにして上記課題を解決している。
(1) 左右1対の側板を立設し、この側板の対向する両側面に、後部左右両端を中心として前後方向に傾動可能な傾斜棚板を取り付け、この傾斜棚板の前部に物品支持片を延設し、前記側板の対向面の上下方向に前列及び後列の2列に亘る複数の係止孔を穿設して、前記傾斜棚板を、所望の角度で裏面から受け止める支持体を前記係止孔に装着した商品陳列用傾斜棚装置であって、前記支持体に、前後方向に延出する規制片を設けるとともに、前記係止孔に係合しうる係止を支持体の前端側又は後端側に設け、前記規制片に、棚板前部を支持する受片を形成し、後列の係止孔に支持体を係止させる際は、係止爪が後方側となるように支持体を装着し、前列の係止孔に支持体を係止させる際は、係止が前方側となるように支持体を装着するようにしてある。
【0006】
(2) 上記(1)項において、支持体の係止は、上下対称に形成され、支持体の上下を反対方向にして前列または後列の係止孔に装着可能としてある。
【0007】
(3) 上記(1)項または(2)項において、支持体に、側板から離間する規制片を設け、側板と前記規制片との間で傾斜棚板の裏面の一部を受け入れて、傾斜棚板の左右方向の位置ずれを規制するようにしてある。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図1〜図8を参照しながら説明する。
【0009】
図1及び図2に示すように、本実施形態の商品陳列用傾斜棚装置(1)は、左右1対の側板(2)と、支点体(3)と、傾斜棚板(4)と、支持体(5)(6)とを備えている。
【0010】
左右1対の側板(2)の対向面(2a)には、上下方向に一定の間隔をもって、前後2列の横長方形の係止孔(7a)(7b)が穿設されている。
【0011】
図3に示すように、支点体(3)は、傾斜棚板(4)の後部を、側板(2)に取り付ける部品であって、係止孔(7a)(7b)に係合可能な外方向を向く係合片(8)(9)が、上下に突設され、かつほぼ中央部に、内方向を向く支点軸(10)が突設されている。
【0012】
図4に示すように、傾斜棚板(4)の物品受け板(11)の左右両側には(一方のみ図示)、後ろ向きかつ鉤状の補強用側片(13)の上部の支点軸(10)に着脱係合可能な下向きに開口するフック片(14)が取り付けられている。物品受け板(11)の上部には、側面視逆U字状に屈曲した補強片(15)が設けられ、中間部には、側面視コ字状の補強体(16)が取り付けられている。
【0013】
物品受け板(11)の下端には、前方に屈曲する物品支持片(18)が延設され、物品支持片(18)は、後方の補強板(17)により補強されている。物品受け板(11)の側端部の中間部から下端にかけて、物品受け板(11)と平行な断面コ字状の側片(19)が設けられている。
【0014】
図5及び図6に示すように、支持体(5)(6)は、傾斜棚板(4)を裏面から支持して所望の傾斜角に保持する部品であって、側板(2)への取付時に、側板(2)と離間して対向する規制片(20)を有し、その規制片(20)の上下には、外方へ、ほぼ直角に屈曲した上部片(21)、下部片(22)が形成されている。
【0015】
上部片(21)には、規制片(20)側に屈曲した上部係止片(23)が設けられ、下部片(22)の先端要所には、下部係止片(24)が突設されている。この上部、下部係止片(23)(24)は、側板(2)の係止孔(7a)(7a)に係合するようになっている。したがって、この支持体(5)(6)は、側板(2)に対し、取付位置を選択して着脱可能になっている。
【0016】
図1及び図2からも明らかなように、一方の支持体(5)は、前後の向きを変えることによって、左側の側板(2)の後列の係止孔(7b)と、右側の側板(2)の前列の係止孔(7a)と係合するようになっている。他方の支持体(6)も同様に、前後の向きを変えることによって左側の側板(2)の前列の係止孔(7a)と、右側の側板(2)の後列の係止孔(7b)とに係合するようになっている。
【0017】
次に、組立順序を説明する。
【0018】
まず、左右1対の支点体(3)を、側板(2)の選択した係止孔(7a)(7b)に係合させて、左右の側板(2)の対向面(2a)に装着する。側板(2)に装着された支点体(3)上の支点軸(10)は、互いに対向した状態となり、その支点軸(10)に傾斜棚板(4)のフック片(14)を係合させる。傾斜棚板(4)は、側板(2)に前後傾動可能に吊り下げられた状態となる。
【0019】
次に、支持体(5)(6)を、傾斜棚板(4)の傾斜角に応じて、前列又は後列の係止孔(7a)(7b)から選択して係合させ、左右の側板(2)の対向面(2a)に装着し、傾斜棚板(4)を裏面から支持する。このとき、傾斜棚板(4)の側片(19)が、側板(2)と支持体(5)(6)の規制片(20)との間に入り込んで、支持体(5)(6)の上部片(21)又は下部片(22)に当接する。
【0020】
即ち、側片(19)が、側板(2)と支持体(5)(6)の規制片(20)との間に入り込むことによって、傾斜棚板(4)の左右方向の位置規制がなされ、商品陳列用傾斜棚装置(1)が左右方向に揺れても、傾斜棚板(4)が側板(2)を超えて大きく左右に揺れることがなく、傾斜棚板(4)上の物品の落下を防止し得る。
【0021】
なお、上記の実施形態では、支持体(5)(6)の上部、下部係止片(23)(24)を、それぞれ支持体(5)(6)で対称に形成してるが、図8に示すように、上下の係止片(25)を前後列の係止孔(7a)(7b)に係合可能な略T字状としてもよい。これによれば、支持体を上下反対にして前列または後列いずれの係止孔(7a)(7b)に装着可能であるため、支持体を前後列の係止孔(7a)(7b)で共用することもでき、対称な上部、下部係止片(23)(24)を有する支持体(5)(6)でなくても傾斜棚板(4)を裏面から支持することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a) 請求項1の発明によると、側板に装着された支持体で傾斜棚板を受け止めて、傾斜棚板を側板に安定した状態で支持するため、装置全体が揺れても、傾斜棚板が側板より大きく左右に揺れることがなく、傾斜棚板上の物品の落下を防止することができる。
また、側板の前列及び後列に穿設した係止孔に、支持体を装着することによって、傾斜棚板を裏面から支持するため、傾斜棚板の傾斜角を幅広く選択することができる。
【0023】
(b) 請求項2の発明によると、支持体を上下反対にすれば、前列または後列いずれの係止孔にも装着可能であるため、支持体が1種類ですみ、必要な部品の種類が少なくすむ。
【0024】
(c) 請求項3の発明によると、側板と規制片との間に、傾斜棚板の背面の一部を受け入れた状態で、傾斜棚板を固定するために、傾斜棚板の左右方向の強度が向上し、傾斜棚板上の物品の落下を防止することができる。
また、商品陳列棚装置自体の強度が向上するために、長期にわたる使用に対して耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の商品陳列用傾斜棚装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態の商品陳列用傾斜棚装置の1対の側板の間から一方の側板を見た図である。
【図3】支点体を内方から見た斜視図である。
【図4】傾斜棚板の斜視図である。
【図5】支持体を内方から見た斜視図である。
【図6】図5の支持体と対称に形成された支持体の斜視図である。
【図7】傾斜棚板の傾斜角を変えた場合の図2に相当する図である。
【図8】支持体の変形例を示す斜視図である。
【図9】従来の商品陳列用傾斜棚装置であって、図2に相当する図である。
【符号の説明】
(1)商品陳列用傾斜棚装置
(2)側板
(2a)対向面
(3)支点体
(4)傾斜棚板
(5)支持体
(6)支持体
(7a)係止孔
(7b)係止孔
(8)係合片
(9)係合片
(10)支点軸
(11)物品受け板
(13)側片
(14)フック片
(15)補強片
(16)補強体
(17)補強板
(18)物品支持体
(19)側片
(20)規制片
(21)上部受片
(22)下部受片
(23)上部係止片
(24)下部係止片
(25)係止片

Claims (3)

  1. 左右1対の側板を立設し、この側板の対向する両側面に、後部左右両端を中心として前後方向に傾動可能な傾斜棚板を取り付け、この傾斜棚板の前部に物品支持片を延設し、前記側板の対向面の上下方向に前列及び後列の2列に亘る複数の係止孔を穿設して、前記傾斜棚板を、所望の角度で裏面から受け止める支持体を前記係止孔に装着した商品陳列用傾斜棚装置であって、
    前記支持体に、前後方向に延出する規制片を設けるとともに、前記係止孔に係合しうる係止を支持体の前端側又は後端側に設け、前記規制片に、棚板前部を支持する受片を形成し、後列の係止孔に支持体を係止させる際は、係止が後方側となるように支持体を装着し、前列の係止孔に支持体を係止させる際は、係止が前方側となるように支持体を装着するようにしてなることを特徴とする商品陳列用傾斜棚装置。
  2. 支持体の係止は、上下対称に形成され、支持体の上下を反対方向にして前列または後列の係止孔に装着可能であることを特徴とする請求項1記載の商品陳列用傾斜棚装置。
  3. 支持体に、側板から離間する規制片を設け、側板と前記規制片との間で傾斜棚板の裏面の一部を受け入れて、傾斜棚板の左右方向の位置ずれを規制するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の商品陳列用傾斜棚装置。
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