JP5180602B2 - 棚板 - Google Patents
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Description
また、棚板の横向き使用状態のときに、陳列商品を前揃え状態に陳列するために、棚板本体の奥行き長さを変更調整する場合、奥行き調整部材を、陳列商品の奥行き幅に応じて、それぞれ別途に用意する必要があるという問題があった。
(1) 左右に立設した側板間に架設される棚板であって、棚板本体と棚板補助部材とよりなり、棚板本体を縦向きに傾斜させた縦向き使用状態としたときの棚板本体の下端に、下向きに開口する係合部を設けるとともに、棚板補助部材を、側方視ほぼ上向きコ字状に形成し、この上向きコ字状における前後の立片間に係止部を設け、かつこの係止部を棚板本体の前記係合部に係止することにより、棚板本体を陳列商品の背面受け材とし、棚板補助部材を、陳列商品の落止め機能付きの底部受け材として機能しうるようにする。
請求項1記載の発明によると、棚板本体を縦向きに傾斜させた縦向き使用状態としたときの棚板本体の下端に、下向きに開口する係合部を設けるとともに、この係合部に、側方視ほぼ上向きコ字状における前後の立片間に設けた棚板補助部材の係止部を係止することにより、棚板本体を陳列商品の背面受け材とし、棚板補助部材を、陳列商品の落止め機能付きの底部受け材として機能しうるようにしてあるため、棚板本体を縦向き状態に使用したときに棚板補助部材を有効に機能させることができる。
また、棚板本体と棚板補助部材とを分離可能にすることにより、前後方向の奥行き長さが異なる複数の棚板補助部材を用意し、これらの中から適宜選択した棚板補助部材を、棚板本体と結合させることにより、棚板の前後方向の奥行き長さを、陳列商品の厚さに応じて容易に調節することができる。
さらに、棚板本体を横向き状態に使用した場合においても、棚板補助部材を、棚板上に陳列商品を載置しうる有効な奥行き幅の調整材として、有効に利用することができる。
図1は、本発明の一実施形態における棚装置の全体構成を概略的に示す斜視図、図2は、棚装置における棚板の取付け状態を示す要部拡大縦断面図、図3は、側板へのブラケットによる棚板の組付状態を棚装置の後方から見た要部分解斜視図、図4は、棚板の下端部に設けられる棚板補助部材の拡大斜視図である。
このブラケット5は、図3に示すように、側方視ほぼ扇形の基板10によって形成されており、前端部10aおよび下端部10bがほぼ直線状をなし、後方部10cが円弧状をなしているとともに、直線状の前端部10aを棚板保持部としている。
下向き凹溝11は前部受け具8に、各々の外向き凹溝12は後部受け具9に、それぞれ係着可能になっている。
すなわち、ブラケット5は、選択したいずれかの外向き凹溝12を後部受け具9に係着させた後に、後部受け具9を支点として回動させることにより、下向き凹溝11を前部受け具8に係着させうるようにしてある。
折曲部13の遊端13aは、前方に折曲することにより、係止部15を形成するとともに、この係止部15の上端には、係止爪16が上方に向けて突出して設けられている。
この係合溝19は、左右方向に延びるとともに、棚板本体17の下端縁面の前後縁を残して中央部が下方に開口され、前後方向の幅が開口よりも奥部が広幅に形成されている。
係合溝19における前後の対向面間は、互いに対向する1対の左右方向の突条20、21でもって区画され、下方から上方に向けて順次第1係合溝19a、第2係合溝19bが形成されている。
この上向きコ字状における前後両端縁の落止片25と連結片26の間には、棚板本体17における下端部の係合溝19に係止可能な上向きT字形に突出する係止突部27が設けられている。
すなわち、棚板補助部材18は、後記するように、棚板本体17を横向き状態で使用したときに、棚板本体17上の後端に上向きコ字状または後向きコ字状に載置することにより、棚板本体17上に陳列商品Aを載置するための前後方向の奥行き長さが調整可能にとなるように、落止片25と連結片26の間の前後方向の奥行き長さW1と、連結片26の上下方向の長さW2が、互いに異なるようにしている。
一方、前記したように、左右のブラケット5,5による棚板本体17の縦向きの状態での使用に際しては、上向きコ字状をなす棚板補助部材18における連結片26の上端を前方に曲折した曲折片30を下部支持溝29に係止しうるようになっている。
まず、図2に示すように、陳列商品Aの厚さTに応じて、棚板補助部材18の前後方向の奥行き長さW1を決定する。
この奥行き長さW1を有する棚板補助部材18を選択し、棚板本体17に対し、左右方向からスライドさせることにより、前後の落止片25と連結片26の間に形成した係合突起27を、棚板本体17の下端部に形成された係合溝19に係合させると同時に、棚板補助部材18における後部立片26の上端に形成した曲折片30を、棚板本体17の背面の下部支持溝29に係止させる。
これにより、棚板4の背面受け材を形成する棚板本体17の下端部に、棚板補助部材18が組み付けられて、棚板4が形成される。
本実施形態においては、左右の側板3における所望の等高位置の前後の係止孔6、7にそれぞれ設けた前後の受け具8、9に、棚板4の横向きの状態において、棚板本体17の下面に位置する支持溝28、29を、それぞれ支持させることにより、側板3に棚板本体17を、ほぼ水平とした横向きの状態に架設する。
この棚板本体17の横向きの使用状態のときには、縦向きの使用状態のときに下端に位置する棚板本体17の係合溝19を、後端に位置させるとともに、棚板本体17の後端に、陳列商品Aの前後方向の後端を係止するストッパ片31を配置し、かつこのストッパ片31に設けた係止部32を、前記係合溝19に係合させて係着することにより、ストッパ片31を棚板本体17の後端に立設しうるようになっている。
2 架台
3 側板
3a 内側面
4 棚板
5 ブラケット
6 前部係止孔
7 後部係止孔
8 前部受け具
9 後部受け具
10 基板
10a 前端部
10b 下端部
10c 円弧状部分
11 下向き凹溝
12 外向き凹溝
13 折曲部
13a 遊端
14 リベット挿通孔
15 係止部
16 係止爪
17 棚板本体
18 棚板補助部材
19 係合溝(係合部)
19a 第1係合溝
19b 第2係合溝
20 前部突条
21 後部突条
22 スリット
23 リベット
24 リベット孔
25 前部立片(落止片)
26 後部立片(連結片)
27 係止突起
28 上部支持溝
29 下部支持溝
30 曲折片
31 ストッパ片
32 係止部
A 陳列商品
D 棚板本体上に陳列商品を載置しうる有効な奥行き長さ
D1 棚板補助部材を使用したときの棚板本体上に陳列商品を載置しうる有効な奥行き長さ
D2 棚板補助部材を使用したときの棚板本体上に陳列商品を載置しうる有効なの奥行き長さ
T 陳列商品の厚さ
O 下向き凹溝の中心
W1 前後立片間の前後方向の奥行き長さ
W2 後部立片の上下方向の長さ
α 棚板の傾斜角度
θ 外向き凹溝の角度間隔
Claims (7)
- 左右に立設した側板間に架設される棚板であって、
棚板本体と棚板補助部材とよりなり、棚板本体を縦向きに傾斜させた縦向き使用状態としたときの棚板本体の下端に、下向きに開口する係合部を設けるとともに、棚板補助部材を、側方視ほぼ上向きコ字状に形成し、この上向きコ字状における前後の立片間に係止部を設け、かつこの係止部を棚板本体の前記係合部に係止することにより、棚板本体を陳列商品の背面受け材とし、棚板補助部材を、陳列商品の落止め機能付きの底部受け材として機能しうるようにしたことを特徴とする棚板。 - 棚板本体を、ほぼ水平とした横向き使用状態としても使用しうるようにするとともに、この横向き使用状態のときに、棚板本体の係合部を後端に位置させ、この係合部に、ストッパ片を係着して、このストッパ片を棚板本体の後端に立設させ、かつ側方視ほぼ上向きコ字状の棚板補助部材を、前記ストッパ片に当接させて棚板本体上に載置し、棚板補助部材を棚板の奥行き調整材として機能しうるようにした請求項1記載の棚板。
- 上向きコ字状の棚板補助部材の前後方向と上下方向の長さを異なるものとし、棚板補助部材の棚板本体上への載置状態を、上向きコ字状と後向きコ字状の2者から適宜選択することにより、棚板の奥行き調整を可能とした請求項2記載の棚板。
- 棚板本体の横向き使用状態において、棚板本体の下面における前後部に、下向きに開口する左右方向の支持溝を設け、左右の側板に取り付けた前後の受け具を前記前後部の支持溝に係止することにより、棚板本体を横向き使用状態に支持可能とするとともに、棚板本体を縦向き使用状態としたときに、上向きコ字状の棚板補助部材の後部立片の上端を前方に曲折し、この曲折片を棚板本体の背面における下部支持溝に係止可能とした請求項2または3記載の棚板。
- 左右に立設した側板に取り付けるブラケットを、前端部および下端部がほぼ直線状をなし、後方が円弧状をなす側面視ほぼ扇形とするとともに、直線状の前端部を棚板保持部とし、かつ扇形の要位置に下方に開口する下向き凹溝を設けると同時に、後方の円弧状部分に所定間隔で離間させた外方に開口する複数の外向き凹溝を設けたものとし、左右の側板の対向する内側面の前後部にほぼ等高の受け具を設け、ブラケットにおける扇形の要位置に設けられた下向き凹溝を前部受け具に、また後方の円弧状部分に設けられた複数の外向き凹溝を後部受け具に、それぞれ係着させることにより、棚板本体を縦向き使用状態に支持可能とした請求項1〜4のいずれかに記載の棚板。
- ブラケットを、選択したいずれかの外向き凹溝を後部受け具に係着させた後に、後部受け具を支点として回動させることにより、下向き凹溝を前部受け具に係着させうるようにした請求項5記載の棚板。
- ブラケットの前端部を、左右方向の内側に折曲して、この折曲部を棚板受面とするとともに、前記折曲部の遊端の少なくとも一部を前方に折曲して係止部を形成し、この係止部を、棚板に設けた被係止部に係止させることにより、棚板をブラケットに固定した請求項5または6記載の棚板。
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