JP5180602B2 - 棚板 - Google Patents

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Description

本発明は、書籍等の陳列商品を傾斜状態で支持するための棚装置に使用される棚板に関する。
従来の棚装置においては、左右の側板間に、棚板本体の傾斜角度を変更調整するために、棚板本体を、その後端が支点として回動しうるように取り付けるとともに、陳列商品の背面受け材となるように、棚板本体を縦向きに傾斜させた縦向き使用状態としたときに、陳列商品の滑落を防止するために、棚板本体の前端に棚板補助部材を側方視ほぼ前向きL字状に設け、この棚板補助部材を陳列商品の底部受け材としたものがある(たとえば特許文献1参照)。
しかし、前記した特許文献1記載のものは、棚板を、ほぼ水平な横向き状態でもって使用したとき、棚板本体の前端に取り付けた棚板補助部材が邪魔になるため、棚板本体と棚板補助部材とを前後逆にして、棚板補助部材を陳列商品の後端ストッパとして利用したり、あるいは棚板補助部材を取り外す必要がある。
また、棚板の横向き使用状態のときに、陳列商品を前揃え状態に陳列するために、棚板本体の奥行き長さを変更調整する場合、奥行き調整部材を、陳列商品の奥行き幅に応じて、それぞれ別途に用意する必要があるという問題があった。
特開平11−206526号公報
本発明は、前記の現状に鑑み、棚板本体を縦向き状態に使用したときに、棚板補助部材を有効に機能させることができるとともに、棚板本体を横向き状態に使用した場合においても、棚板補助部材を、棚板上に陳列商品を載置しうる有効な奥行き幅の調整材として、有効に利用することができるようにした棚板を提供することを目的とする。
上記課題は、「特許請求の範囲」における各請求項に記載するように、次のような構成からなる発明によって解決される。
(1) 左右に立設した側板間に架設される棚板であって、棚板本体と棚板補助部材とよりなり、棚板本体を縦向きに傾斜させた縦向き使用状態としたときの棚板本体の下端に、下向きに開口する係合部を設けるとともに、棚板補助部材を、側方視ほぼ上向きコ字状に形成し、この上向きコ字状における前後の立片間に係止部を設け、かつこの係止部を棚板本体の前記係合部に係止することにより、棚板本体を陳列商品の背面受け材とし、棚板補助部材を、陳列商品の落止め機能付きの底部受け材として機能しうるようにする。
(2) 上記(1)項において、棚板本体を、ほぼ水平とした横向き使用状態としても使用しうるようにするとともに、この横向き使用状態のときに、棚板本体の係合部を後端に位置させ、この係合部に、ストッパ片を係着して、このストッパ片を棚板本体の後端に立設させ、かつ側方視ほぼ上向きコ字状の棚板補助部材を、前記ストッパ片に当接させて棚板本体上に載置し、棚板補助部材を棚板の奥行き調整材として機能しうるようにする。
(3) 上記(2)項において、上向きコ字状の棚板補助部材の前後方向と上下方向の長さを異なるものとし、棚板補助部材の棚板本体上への載置状態を、上向きコ字状と後向きコ字状の2者から適宜選択することにより、棚板の奥行き調整を可能とする。
(4) 上記(2)項または(3)項において、棚板本体の横向き使用状態において、棚板本体の下面における前後部に、下向きに開口する左右方向の支持溝を設け、左右の側板に取り付けた前後の受け具を前記前後部の支持溝に係止することにより、棚板本体を横向き使用状態に支持可能とするとともに、棚板本体を縦向き使用状態としたときに、上向きコ字状の棚板補助部材の後部立片の上端を前方に曲折し、この曲折片を棚板本体の背面における下部支持溝に係止可能とする。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、左右に立設した側板に取り付けるブラケットを、前端部および下端部がほぼ直線状をなし、後方が円弧状をなす側面視ほぼ扇形とするとともに、直線状の前端部を棚板保持部とし、かつ扇形の要位置に下方に開口する下向き凹溝を設けると同時に、後方の円弧状部分に所定間隔で離間させた外方に開口する複数の外向き凹溝を設けたものとし、左右の側板の対向する内側面の前後部にほぼ等高の受け具を設け、ブラケットにおける扇形の要位置に設けられた下向き凹溝を前部受け具に、また後方の円弧状部分に設けられた複数の外向き凹溝を後部受け具に、それぞれ係着させることにより、棚板本体を縦向き使用状態に支持可能とする。
(6) 上記(5)項において、ブラケットを、選択したいずれかの外向き凹溝を後部受け具に係着させた後に、後部受け具を支点として回動させることにより、下向き凹溝を前部受け具に係着させうるようにする。
(7) 上記(5)項または(6)項において、ブラケットの前端部を、左右方向の内側に折曲して、この折曲部を棚板受面とするとともに、前記折曲部の遊端の少なくとも一部を前方に折曲して係止部を形成し、この係止部を、棚板に設けた被係止部に係止させることにより、棚板をブラケットに固定する。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、棚板本体を縦向きに傾斜させた縦向き使用状態としたときの棚板本体の下端に、下向きに開口する係合部を設けるとともに、この係合部に、側方視ほぼ上向きコ字状における前後の立片間に設けた棚板補助部材の係止部を係止することにより、棚板本体を陳列商品の背面受け材とし、棚板補助部材を、陳列商品の落止め機能付きの底部受け材として機能しうるようにしてあるため、棚板本体を縦向き状態に使用したときに棚板補助部材を有効に機能させることができる。
また、棚板本体と棚板補助部材とを分離可能にすることにより、前後方向の奥行き長さが異なる複数の棚板補助部材を用意し、これらの中から適宜選択した棚板補助部材を、棚板本体と結合させることにより、棚板の前後方向の奥行き長さを、陳列商品の厚さに応じて容易に調節することができる。
さらに、棚板本体を横向き状態に使用した場合においても、棚板補助部材を、棚板上に陳列商品を載置しうる有効な奥行き幅の調整材として、有効に利用することができる。
請求項2記載の発明によると、棚板本体を、ほぼ水平とした横向き使用状態としても使用しうるようにするとともに、この横向き使用状態のときに、棚板本体の係合部を後端に位置させ、この係合部に、ストッパ片を係着して、このストッパ片を棚板本体の後端に立設させ、かつ側方視ほぼ上向きコ字状の棚板補助部材を、前記ストッパ片に当接させて棚板本体上に載置し、棚板補助部材を棚板の奥行き調整材として機能しうるようにしてあるため、棚板本体を横向き状態に使用した場合においても、棚板補助部材を、棚板上に陳列商品を載置しうる有効な奥行き幅の調整材として、有効に利用することができる。
請求項3記載の発明によると、上向きコ字状の棚板補助部材の前後方向と上下方向の長さを異なるものとし、棚板補助部材の棚板本体上への載置状態を、上向きコ字状と後向きコ字状の2者から適宜選択することにより、棚板の奥行き調整を可能としてあるため、棚板補助部材をもって、陳列商品の奥行き幅に応じた棚板の奥行き長さの調整を簡単かつ容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によると、棚板本体の横向き使用状態において、棚板本体の下面における前後部に、下向きに開口する左右方向の支持溝を設け、左右の側板に取り付けた前後の受け具等の支持部材を前記前後部の支持溝に係止することにより、棚板本体を横向き使用状態に支持可能とするとともに、棚板本体を縦向き使用状態としたときに、上向きコ字状の棚板補助部材の後部立片の上端を前方に曲折し、この曲折片を棚板本体の背面における下部支持溝に係止可能としてあるため、棚板本体に棚板補助部材を安定して取り付けることができる。
請求項5記載の発明によると、左右に立設した側板に取り付けるブラケットを、前端部および下端部がほぼ直線状をなし、後方が円弧状をなす側面視ほぼ扇形とするとともに、直線状の前端部を棚板保持部とし、かつ扇形の要位置に下方に開口する下向き凹溝を設けると同時に、後方の円弧状部分に所定間隔で離間させた外方に開口する複数の外向き凹溝を設けたものとし、左右の側板の対向する内側面の前後部にほぼ等高の受け具を設け、ブラケットにおける扇形の要位置に設けられた下向き凹溝を前部受け具に、また後方の円弧状部分に設けられた複数の外向き凹溝を後部受け具に、それぞれ係着させることにより、棚板本体を縦向き使用状態に支持可能としてあるため、後部受け具に係着する外向き凹溝の選択によって、棚板の傾斜角度を容易に変更調整することができるとともに、棚板の傾斜角を幅広く選択することができ、これにより、表紙見せ棚としての機能性を高めることができる。
請求項6記載の発明によると、ブラケットを、選択したいずれかの外向き凹溝を後部受け具に係着させた後に、後部受け具を支点として回動させることにより、下向き凹溝を前部受け具に係着させうるようにしてあるため、棚板にブラケットを取り付けた状態で、棚装置の手前側からの操作により、棚板の組付作業および角度調整を効率よく行うことができる。
請求項7記載の発明によると、ブラケットの前端部を、左右方向の内側に折曲して、この折曲部を棚板受面とするとともに、前記折曲部の遊端の少なくとも一部を前方に折曲して係止部を形成し、この係止部を、棚板に設けた被係止部に係止させることにより、棚板をブラケットに固定してあるため、ブラケットと棚板との取り付けを容易に行うことができるとともに、棚板をブラケットに安定して取り付けることができる。
次に、本発明の一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における棚装置の全体構成を概略的に示す斜視図、図2は、棚装置における棚板の取付け状態を示す要部拡大縦断面図、図3は、側板へのブラケットによる棚板の組付状態を棚装置の後方から見た要部分解斜視図、図4は、棚板の下端部に設けられる棚板補助部材の拡大斜視図である。
図1および図2に示すように、本発明の棚装置1は、架台2上に立設された左右1対の側板3、3と、この左右の側板3、3における互いに対向する内側面3a間に組み付けられた棚板4と、この棚板4の左右両端部を背面側から支持し、かつ左右の側板3、3の内側面3aにそれぞれ取り付けられる左右1対のブラケット5とにより構成されている。
各側板3の内側面3aには、上下方向に所定間隔をもって、前後二列の横長方形の係止孔6、7が穿設されているとともに、棚板4の高さに応じて、互いに等高位置に選択された前部係止孔6と後部係止孔7とには、ほぼ円柱形をなすダボ状の前部受け具8および後部受け具9が、それぞれ着脱可能に設けられている。
等高位置における前後の受け具8、9間には、ブラケット5が係着されている。
このブラケット5は、図3に示すように、側方視ほぼ扇形の基板10によって形成されており、前端部10aおよび下端部10bがほぼ直線状をなし、後方部10cが円弧状をなしているとともに、直線状の前端部10aを棚板保持部としている。
基板10における扇形の要位置となる下端部10bの前端には、下方に開口する下向き凹溝11が設けられると同時に、後方の円弧状部分10cには、下向き凹溝11の中心Oから径方向の外方に開口する複数の外向き凹溝12が、それぞれ所定の角度間隔θをもって離間して放射状に設けられている。
下向き凹溝11は前部受け具8に、各々の外向き凹溝12は後部受け具9に、それぞれ係着可能になっている。
すなわち、ブラケット5は、選択したいずれかの外向き凹溝12を後部受け具9に係着させた後に、後部受け具9を支点として回動させることにより、下向き凹溝11を前部受け具8に係着させうるようにしてある。
基板10の前端部10aは、左右方向の内側に折曲して、この折曲部13の前面を棚板受面とするとともに、折曲部13の下部には、リベット挿通孔14が穿設されている。
折曲部13の遊端13aは、前方に折曲することにより、係止部15を形成するとともに、この係止部15の上端には、係止爪16が上方に向けて突出して設けられている。
棚板4は、図2、図3に示すように、アルミニウム押出し材によって、縦向きに傾斜させた左右方向に延びる棚板本体17と、この棚板本体17の下端に分離可能に係止される側方視ほぼ上向きコ字状の棚板補助部材18とを組み合わせて、側方視ほぼ前向きL字状となるように形成されている。
棚板本体17は、棚板4に陳列される陳列商品Aの背面受け材となるとともに、縦向き使用状態としたときの棚板本体17の下端部には、左右方向および下方に開口する係合溝19が形成されている。
この係合溝19は、左右方向に延びるとともに、棚板本体17の下端縁面の前後縁を残して中央部が下方に開口され、前後方向の幅が開口よりも奥部が広幅に形成されている。
係合溝19における前後の対向面間は、互いに対向する1対の左右方向の突条20、21でもって区画され、下方から上方に向けて順次第1係合溝19a、第2係合溝19bが形成されている。
棚板本体17における背面の上部には、被係止部である左右1対のスリット22が設けられているとともに、このスリット22には、ブラケット5における係止部15の上端に上方に向けて突出させて設けた係止爪16が差込み係止されるようになっている。
ブラケット5における基板10の折曲部13の下部に穿設したリベット挿通孔14には、リベット23が差し込まれるとともに、このリベット23は、棚板本体17の背面下部に設けたリベット孔24に差し込まれて、棚板4を形成する棚板本体17が、リベット止めすることにより、ブラケット5に固定されている。
棚板補助部材18は、図3、図4に示すように、陳列商品Aの底部受け材として用いられ、前端縁に前部立片をなす落止片25が立設され、かつ後端縁に後部立片をなす棚板本体17との連結片26が立設された側方視ほぼ上向きコ字状に形成されている。
この上向きコ字状における前後両端縁の落止片25と連結片26の間には、棚板本体17における下端部の係合溝19に係止可能な上向きT字形に突出する係止突部27が設けられている。
棚板補助部材18は、上向きコ字状における前後の落止片25と連結片26の間の前後方向の奥行き長さW1がそれぞれ異なるように、複数個用意されており、それらの中の1つを、陳列商品Aの厚さTに応じて選択して、棚板本体17の下端部に結合しうるようにすることより、棚板4の前後方向の奥行き長さが調節可能になっている。
上向きコ字状の前端縁に立設された落止片25は、陳列商品Aが棚板4から落下するのを防止する機能を有するとともに、後端縁に立設された連結片26の上下方向の長さW2を、落止片25と連結片26の間の前後方向の奥行き長さW1よりも小さくしてある。
すなわち、棚板補助部材18は、後記するように、棚板本体17を横向き状態で使用したときに、棚板本体17上の後端に上向きコ字状または後向きコ字状に載置することにより、棚板本体17上に陳列商品Aを載置するための前後方向の奥行き長さが調整可能にとなるように、落止片25と連結片26の間の前後方向の奥行き長さW1と、連結片26の上下方向の長さW2が、互いに異なるようにしている。
棚板本体17の背面には、左右方向に延びる上下二列の支持溝28、29が設けられ、これらの支持溝28、29を、側板3の内側面3aにおける前後の係止孔6、7の等高位置に設けられた前後の受け具8、9に、それぞれ支持させることにより、棚板本体17を、左右の両側板3間にほぼ水平状態に配設する、所謂横向きの状態での使用を可能にしている。
一方、前記したように、左右のブラケット5,5による棚板本体17の縦向きの状態での使用に際しては、上向きコ字状をなす棚板補助部材18における連結片26の上端を前方に曲折した曲折片30を下部支持溝29に係止しうるようになっている。
次に、棚装置1の組付手順を説明する。
まず、図2に示すように、陳列商品Aの厚さTに応じて、棚板補助部材18の前後方向の奥行き長さW1を決定する。
この奥行き長さW1を有する棚板補助部材18を選択し、棚板本体17に対し、左右方向からスライドさせることにより、前後の落止片25と連結片26の間に形成した係合突起27を、棚板本体17の下端部に形成された係合溝19に係合させると同時に、棚板補助部材18における後部立片26の上端に形成した曲折片30を、棚板本体17の背面の下部支持溝29に係止させる。
これにより、棚板4の背面受け材を形成する棚板本体17の下端部に、棚板補助部材18が組み付けられて、棚板4が形成される。
次いで、棚板本体17の背面の左右に穿設したスリット22に、ブラケット5における基板10の係止爪16を差し込んで係止するとともに、基板10における折曲部13の下部に穿設したリベット挿通孔14にリベット23を差し込み、かつこのリベット23を、棚板本体17の背面下部に設けたリベット孔24に差し込んで、リベット止めすることにより、棚板4の左右背面にブラケット5をそれぞれ固定する。
次いで、左右の側板3の内側面3aに設けた所望の等高位置の前後の係止孔6、7に、前後の受け具8、9を固定する。
次いで、棚板4を左右の側板3間に配置し、まず、左右のブラケット5における基板10の後方の円弧状部分10cに形成した複数の外向き凹溝12の中から、所望の棚板4の傾斜角度αに適合するいずれか1つの外向き凹溝12を選択し、この選択された外向き凹溝12を後部受け具9に係着する。
次いで、ブラケット5を回動させて、基板10の下向き凹溝11を前部受け具8に係着することにより、棚板4が所望の傾斜角度αで左右の側板3間に架設され、棚板4を縦向きの状態として使用することができる。
図5は、棚板4を横向きの状態として使用する場合を示す要部拡大縦断面図である。
本実施形態においては、左右の側板3における所望の等高位置の前後の係止孔6、7にそれぞれ設けた前後の受け具8、9に、棚板4の横向きの状態において、棚板本体17の下面に位置する支持溝28、29を、それぞれ支持させることにより、側板3に棚板本体17を、ほぼ水平とした横向きの状態に架設する。
この棚板本体17の横向きの使用状態のときには、縦向きの使用状態のときに下端に位置する棚板本体17の係合溝19を、後端に位置させるとともに、棚板本体17の後端に、陳列商品Aの前後方向の後端を係止するストッパ片31を配置し、かつこのストッパ片31に設けた係止部32を、前記係合溝19に係合させて係着することにより、ストッパ片31を棚板本体17の後端に立設しうるようになっている。
一方、前記した棚板本体17を縦向きの状態で使用した場合の実施形態において説明したように、縦向き使用状態における側方視ほぼ上向きコ字状の棚板補助部材18は、棚板本体17を横向きの状態として使用する場合には、棚板本体17上に、図示するように、前後方向の長さW2の連結片26が位置するように後向きコ字状に載置されて、後端となる曲折片30を前記ストッパ片31に当接させることにより、棚板本体17上に陳列商品Aを載置しうる有効な奥行き長さDが奥行き長さD1となるように、棚板補助部材18を棚板4の奥行き調整材として有効に利用することができる。
図6は、棚板4を横向きの状態として使用する場合の他の態様を示す要部拡大縦断面図である。
棚板補助部材18を、棚板本体17上に、前後逆にして上向きコ字状に載置するとともに、後端となる落止片25前記ストッパ片31に当接させることにより、棚板本体17上に陳列商品Aを載置しうる有効な奥行き長さDが奥行き長さD2となるように、同じ棚板補助部材18を、図5に示した場合とは異なる奥行きを付与するための調整材として有効に利用することができる。
本発明の一実施形態における棚装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 棚装置における棚板の取付け状態を示す要部拡大縦断面図である。 側板へのブラケットによる棚板の組付状態を棚装置の後方から見た要部分解斜視図である。 棚板の下端部に設けられる棚板補助部材の拡大斜視図である。 棚板を横向きの状態として使用する場合を示す要部拡大縦断面図である。 棚板を横向きの状態として使用する場合の他の態様を示す要部拡大縦断面図である。
符号の説明
1 棚装置
2 架台
3 側板
3a 内側面
4 棚板
5 ブラケット
6 前部係止孔
7 後部係止孔
8 前部受け具
9 後部受け具
10 基板
10a 前端部
10b 下端部
10c 円弧状部分
11 下向き凹溝
12 外向き凹溝
13 折曲部
13a 遊端
14 リベット挿通孔
15 係止部
16 係止爪
17 棚板本体
18 棚板補助部材
19 係合溝(係合部)
19a 第1係合溝
19b 第2係合溝
20 前部突条
21 後部突条
22 スリット
23 リベット
24 リベット孔
25 前部立片(落止片)
26 後部立片(連結片)
27 係止突起
28 上部支持溝
29 下部支持溝
30 曲折片
31 ストッパ片
32 係止部
A 陳列商品
D 棚板本体上に陳列商品を載置しうる有効な奥行き長さ
1 棚板補助部材を使用したときの棚板本体上に陳列商品を載置しうる有効な奥行き長さ
2 棚板補助部材を使用したときの棚板本体上に陳列商品を載置しうる有効なの奥行き長さ
T 陳列商品の厚さ
O 下向き凹溝の中心
1 前後立片間の前後方向の奥行き長さ
2 後部立片の上下方向の長さ
α 棚板の傾斜角度
θ 外向き凹溝の角度間隔

Claims (7)

  1. 左右に立設した側板間に架設される棚板であって、
    棚板本体と棚板補助部材とよりなり、棚板本体を縦向きに傾斜させた縦向き使用状態としたときの棚板本体の下端に、下向きに開口する係合部を設けるとともに、棚板補助部材を、側方視ほぼ上向きコ字状に形成し、この上向きコ字状における前後の立片間に係止部を設け、かつこの係止部を棚板本体の前記係合部に係止することにより、棚板本体を陳列商品の背面受け材とし、棚板補助部材を、陳列商品の落止め機能付きの底部受け材として機能しうるようにしたことを特徴とする棚板。
  2. 棚板本体を、ほぼ水平とした横向き使用状態としても使用しうるようにするとともに、この横向き使用状態のときに、棚板本体の係合部を後端に位置させ、この係合部に、ストッパ片を係着して、このストッパ片を棚板本体の後端に立設させ、かつ側方視ほぼ上向きコ字状の棚板補助部材を、前記ストッパ片に当接させて棚板本体上に載置し、棚板補助部材を棚板の奥行き調整材として機能しうるようにした請求項1記載の棚板。
  3. 上向きコ字状の棚板補助部材の前後方向と上下方向の長さを異なるものとし、棚板補助部材の棚板本体上への載置状態を、上向きコ字状と後向きコ字状の2者から適宜選択することにより、棚板の奥行き調整を可能とした請求項2記載の棚板。
  4. 棚板本体の横向き使用状態において、棚板本体の下面における前後部に、下向きに開口する左右方向の支持溝を設け、左右の側板に取り付けた前後の受け具を前記前後部の支持溝に係止することにより、棚板本体を横向き使用状態に支持可能とするとともに、棚板本体を縦向き使用状態としたときに、上向きコ字状の棚板補助部材の後部立片の上端を前方に曲折し、この曲折片を棚板本体の背面における下部支持溝に係止可能とした請求項2または3記載の棚板。
  5. 左右に立設した側板に取り付けるブラケットを、前端部および下端部がほぼ直線状をなし、後方が円弧状をなす側面視ほぼ扇形とするとともに、直線状の前端部を棚板保持部とし、かつ扇形の要位置に下方に開口する下向き凹溝を設けると同時に、後方の円弧状部分に所定間隔で離間させた外方に開口する複数の外向き凹溝を設けたものとし、左右の側板の対向する内側面の前後部にほぼ等高の受け具を設け、ブラケットにおける扇形の要位置に設けられた下向き凹溝を前部受け具に、また後方の円弧状部分に設けられた複数の外向き凹溝を後部受け具に、それぞれ係着させることにより、棚板本体を縦向き使用状態に支持可能とした請求項1〜4のいずれかに記載の棚板。
  6. ブラケットを、選択したいずれかの外向き凹溝を後部受け具に係着させた後に、後部受け具を支点として回動させることにより、下向き凹溝を前部受け具に係着させうるようにした請求項5記載の棚板。
  7. ブラケットの前端部を、左右方向の内側に折曲して、この折曲部を棚板受面とするとともに、前記折曲部の遊端の少なくとも一部を前方に折曲して係止部を形成し、この係止部を、棚板に設けた被係止部に係止させることにより、棚板をブラケットに固定した請求項5または6記載の棚板。
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