JP2007159865A - 棚板およびその取付構造 - Google Patents

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武 吉田
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Abstract

【課題】 組立棚の棚板であって、簡単な構造によって大きな曲げ強度を発揮し、重量物を載置しても撓む虞れのない棚板を提供する。
【解決手段】 鋼板からなる平面長方形状の棚板本体4Aの長辺側の両端縁に下方に向かって垂下壁片4A1 、4A1 を屈曲、形成していると共に、棚板本体4Aの幅方向の中間部にこれらの垂下壁片4A1 、4A1 に平行に且つ垂下壁片4A1 と同一の上下幅寸法でもって補強溝部4A2 を全長に亘って屈曲、形成してあり、この補強溝部4A2 内に補強フレーム材4Bを嵌め込むことによって棚板4を構成し、この棚板4の上記垂下壁片4A1 、4A1 の下端面と補強溝部4A2 の外底面との長さ方向の端部を支柱1、1間に取り付けた左右の棚受け3、3の棚板支持片3c、3c上に支持させるように構成している。
【選択図】 図4

Description

本発明は、組立棚における棚板とこの棚板の取付構造に関する。
組立棚としては従来から、前後方向及び左右方向に所定の間隔を存して鋼管製の支柱を立設すると共にこれらの4本の支柱で囲まれている空間内に、上下方向に所望間隔毎に鋼板製の棚板を配設して該棚板を支柱に取り外し自在に支持させてなる構造のものが広く知られており、支柱に対する棚板の取付構造としては、例えば、特許文献1に記載されているように、左右方向に一定間隔を存して立設している前後一対の支柱間に左右棚受けをそれぞれ架設状態に取付け、これらの左右棚受けの下端から内方に向かって水平に突設してなる棚板支持片の上面間に棚板を架設して該棚板の左右端に下方に向けて直角に屈折してな側壁片の下端をこれらの支持片上に支持させると共に支持片の端部から上方に屈折してなる係止片に該側壁片の対向面を係合させた構造を有している。
また、棚板の下面に断面U字状の補強材を溶接等によって固着して左右棚受け間に架設された上記棚板上に重量物が積載された時に、該棚板が左右棚受けを支点として下方に撓み変形するのを防止している。
特開平10−117864公報
しかしながら、上記のような組立棚の棚板によれば、載荷重による撓み変形を防止するための構成として、棚板の下面に断面上向きコ字状の補強材を溶接等により固着した構造を採用しているために、その固着作業に著しい手間と労力を要して生産性を低下させるばかりでなく均質な棚板を提供することが困難となり、さらに、使用中に固着部が劣化等して歪みや剥離現象が生じたりする虞れがあった。
また、上記棚板の取付構造によれば、支柱間に取付けている左右の棚受けにおける棚板支持片の上面に棚板の両側壁片の下端を架設状態で支持させていると共に、支持片の端部から上方に屈折してなる係止片に棚板の該側壁片の対向面を係合させるように構成しているが、棚受けの下端から係止片までの棚板支持片の幅を棚板の側壁片の厚みよりも数倍、大きくして棚受け間への棚板の架設作業が容易に行えるようにしているために、棚板が前後左右に妄動して組立棚を正確に組立てることが困難となるといった問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、構造が簡単で多量生産に適すると共に組立ても正確に且つ強固に行うことができ、さらに、大きな曲げ強度を発揮して載荷重を確実に支持することができる棚板とその取付構造を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の棚板は、請求項1に記載したように、平面長方形状の棚板本体の前後端縁に下方に向かって直角に屈折した一定高さの垂下壁片を形成していると共に、棚板本体の前後幅方向の中間部にこれらの垂下壁片に平行に且つ該垂下壁片と同一高さの断面上向きコ字状の補強溝部を全長に亘って形成してこれらの垂下壁片の下端面と補強溝部の外底面との長さ方向の両側端部を支柱に取付けられた左右棚受けの棚板支持片上に支持させるように構成してあり、さらに、上記補強溝部内に断面下向きコ字状の補強フレーム材を、その上面が棚板本体の上面と面一となるように嵌め込んでなる構造を有していてる。
このように構成した棚板において、請求項2に係る発明は、上記棚板本体の補強溝部の溝底面両側端部に係止孔を設け、この係止孔を棚受けの棚板支持片に上方に向かって突設している係止突片に係合させるように構成している。
また、請求項3に係る発明は、上記棚板の取付構造であって、前後端縁に下方に向かって直角に屈折した一定高さの垂下壁片を全長に亘って形成していると共に前後幅方向の中間部にこれらの垂下壁片に平行に且つ該垂下壁片と同一高さの断面上向きコ字状の補強溝部を全長に亘って形成し且つ該補強溝部の溝底面両側端部に係止孔を設けてなる棚板本体と、この棚板本体の上記補強溝部に上面が棚板本体の上面と面一となるように嵌め込んでいる補強フレーム材と、前後両端部に係止片を設けている垂直板片の下端に水平方向に棚板支持片を一体に形成し且つ該棚板支持片に上方に向かって係止突起を突設してなる棚受けとからなり、この棚受けを左右に配してその前後両端部に設けている上記係止片を左側の前後支柱に設けている取付孔と右側の前後支柱に設けている取付孔とにそれぞれ係止させることにより取付けると共に、これらの左右棚受けの棚板支持片間に、上記補強溝部に補強フレーム材を嵌め込んでいる棚板を架設してその支持片上にその前後垂下壁片の下端面と補強溝部の外底面との両側端部を支持させ、且つ、補強溝部の溝底両側端部に設けている上記係止孔を支持片の上記係止突片に係止させた構造を有している。
本発明の棚板及びその取付構造によれば、平面長方形状の棚板本体の前後端縁に下方に向かって直角に屈折した一定高さの垂下壁片を形成していると共に、棚板本体の前後幅方向の中間部にこれらの垂下壁片に平行に且つ該垂下壁片と同一高さの断面上向きコ字状の補強溝部を全長に亘って形成してこれらの垂下壁片の下端面と補強溝部の外底面との長さ方向の両側端部を支柱に取付けられた左右棚受けの棚板支持片上に支持させるように構成しているので、棚板本体は、その前後垂下壁片と共に補強溝部によって大きな曲げ強度を発揮して載荷重により左右の棚受けの棚板支持片を支点として下方に撓み変形するのを確実に防止することができる。
さらに、上記棚板本体に設けている補強溝部内に断面下向きコ字状の補強フレーム材をその上面が棚板本体の上面と面一となるように嵌め込んでいるので、この補強フレーム材によって棚板本体の物品載置面である上面を全面的に面一に形成することができるのは勿論、この補強フレーム材と棚板本体の補強溝部とによって曲げに対する断面係数が一層増大して強力な曲げ強度を発揮することができ、重量の大きい物品を載置しても撓むことなく強固を支持力を奏することができる。その上、棚板本体に補強溝部を形成しておき、この補強溝部に補強フレーム材を嵌め込む作業を行うだけで、溶接等を行うことなく棚板を構成することができるので、何等の熟練を要することなく品質の均一な棚板を能率よく作製することができ、多量生産に適すると共に長期に亘って変形等が生じ難い安定した棚を提供することができる。
また、棚板本体の補強溝部の溝底面両側端部に係止孔を設け、この係止孔を棚受けの棚板支持片に上方に向かって突設している係止突片に係合させるように構成しているので、左右の棚受け間に棚板を配設する際に、該棚板本体の補強溝部の溝底面両側端部に設けている係止孔を棚受けの棚板支持片に突設している係止突片に係合させることによって、棚板を正確な位置に簡単に配設することができるばかりでなく、係止孔と係止突片の係合によって棚板が前後左右方向に妄動するのを確実に防止することができ、組立棚を正確且つ強固に組み立てることができるものである。
本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、組立棚は図8、図9に示すように、前後左右に所定間隔を存して立設した4本の支柱1と、左右に対向した前側の支柱1、1の前面における上端部間と下端部間、及び、後側の支柱1、1の後面における上端部間と下端部間とにそれぞれ着脱自在に連結している水平連結材2と、前後に対向した左側及び右側の前後一対の支柱1、1間を上下方向に所定間隔毎に連結した棚受け3と、左右に対向するこれらの棚受け3、3の上面間に取り外し自在に載架した棚板4とからなり、前後一対の支柱1、1間の間隔よりも左右方向に配設した支柱1、1間の間隔を大きくしている。従って、上記棚板4は図において平面横長長方形に形成されている。
この棚板4は鋼板製であって、左右に隣接する支柱1、1間に架設可能な長さと前後に隣接する支柱1、1間に配設可能な幅を有する平面横長長方形状の棚板本体4Aの長辺側両端縁、即ち、前後端縁に、図1、図2に示すように、下方に向かって直角に屈折してなる一定縦幅(高さ)を有する垂下壁片4A1 、4A1 を形成していると共に、この棚板本体4Aにおける前後幅方向の中間部二箇所に、上記垂下壁片4A1 に平行に断面上向きコ字状の補強溝部4A2 、4A2 を全長に亘って形成してあり、これらの補強溝部4A2 に断面下向きコ字状に屈曲、形成された鋼板製の補強フレーム材4Bを、その上面が棚板本体4Aの上面と面一となるように嵌め込んでなるものである。
上記補強溝部4A2 は、棚板本体4Aの前後方向の中間部分の全長を下方に向かって断面下向きコ字状に屈曲加工することによって、前後方向に一定間隔を存して棚板本体4Aの上面から下方に向かって直角に屈折した溝壁部とこれらの溝壁部の下端間を連設している底部とからなる上端が全面的に開口した溝部に形成されているもので、棚板本体4Aの上面から下方に向かって垂下している前後に対向した溝壁部の溝壁面間は全長に亘って一定幅に形成されていると共に、この補強溝部4A2 の両側溝壁部の縦幅、即ち、該補強溝部4A2 の高さは上記垂下壁片4A1 、4A1 の高さに等しくしてその平坦な水平面に形成されている溝外底面と垂下壁片4A1 、4A1 との棚板本体4Aの長さ方向の左右端部の下端面、即ち、両側端部の下端面を上記棚受け3における後述する棚板支持片3c上に支持させるように構成している。
また、棚板支持片3cに支持される補強溝部4A2 の溝底面における両側端部に該底部を貫通する円形又は楕円形状の係止孔4A3 を設けている。なお、上記前後垂下壁片4A1 、4A1 の下端は棚板本体4Aの前後端部の下方に向かって水平方向に屈折した一定幅の水平端部4A11に形成されてあり、この水平端部4A11の下面と上記補強溝部4A2 の外底面とを同一水平面上に配設している。
一方、上記補強フレーム材4Bは、長方形状の鋼板を断面下向きコ字状に曲げ加工することによって上面が水平面である天板部4B1 の両端縁に下方に向かって垂直に屈折した壁板部4B2 、4B2 を形成し、さらに、これらの両壁板部4B2 、4B2 の下端に内方向に向かって水平方向に小幅のフランジ部4B3 、4B3 を形成してなるもので、その両壁板部4B2 、4B2 の外面を上記補強溝部4A2 の前後に対向した溝壁部の対向内壁面に接した状態で溶接等による固着を行うことなく補強溝部4A2 に抜き取り可能に嵌合させていると共に、フランジ部4B3 、4B3 を溝内底面に重ね合わせた状態で支持させてあり、さらに、この補強フレーム材4Bの長さを棚板本体4Aと等しい長さに形成している。なお、上記両フランジ部4B3 、4B3 の対向端面間の幅を棚板本体4Aの補強溝部4A2 の溝底部に設けている上記係止孔4A3 の径よりも大きくして、これらの両フランジ部4B3 、4B3 の対向端面間の間隔部に係止孔4A3 の開口上端を臨ませている。
この棚板4の左右両側端部を支持する棚受け3、3は、図3〜図6に示すように、前後方向に長い側面横長長方形状の鋼板製の垂直板片3aの前後両端部に、前後に一定間隔を存して立設した上記支柱1、1の側面に設けている取付孔5、5に係止させる一定幅を有するフック形状の係止片3b、3bを形成していると共に、この垂直板片3aの下端に、棚板4の側端部下面の下方に向かって水平方向に突設した一定の突出幅を有する棚板支持片3cを屈曲形成してあり、この棚板支持片3cの突出端部に前後方向に上記棚板本体4Aの前後両側部に設けている補強溝部4A2 、4A2 の側端部に穿設した係止孔4A3 、4A3 間と同一間隔を存してこれらの係止孔4A3 、4A3 にそれぞれ係合させる一定高さの係止突片3d、3dを上方に向かって突設している。なお、これらの係止突片3dは、上記係止孔4A3 の孔壁に係合状態で接するように平面円弧状に湾曲、形成されている。
さらに、この棚受け3における垂直板片3aの前後方向の両端下部に棚板支持片3cの両端に向かって棚板本体4Aの前後垂下壁片4A1 、4A1 を受止する規制片3eを突設していると共に棚板支持片3cの突出端における前後部と中央部、即ち、上記係止突片3dと規制片3e間、及び、前後係止突片3d、3d間とに、上方に向かって規制突片3fを屈折、形成してあり、図6に示すように、前側の規制突片3fを棚板本体4Aの前側の垂下壁片4A1 と補強溝部4A2 の溝壁間の側端部内に介在させると共に、後側の規制突片3fを棚板本体4Aの後側の垂下壁片4A1 と補強溝部4A2 の溝壁間の側端部内に介在させ、中央部の規制突片3fを前後補強溝部4A2 、4A2 の対向する溝壁間の側端部内に介在させるように構成している。なお、これらの規制突起3fは必ずしも設けておく必要はない。
また、上記垂直板片3aにおける係止片3bを設けている前後両端部以外の上端に棚板支持片3cとは反対方向に直角に屈折した補強突縁部3gを形成している。支柱1に設けている取付孔5に係止させる係止片3bは、垂直板片3aの前後両端部における上下部に一対ずつ設けられてあり、これらの係止片3bは垂直板片3aを部分的に支柱1側に向かって切り起こすことによってフック形状に形成されている。
支柱1は鋼板を角管形状に屈曲することによって形成されてあり、その左右方向に対向する支柱1、1の対向壁面の幅方向の中央部には、上下方向に上記棚受け3の垂直板片3aの前後両端部に設けている上下係止片3b、3b間と同一間隔毎に上記取付孔5を設けていると共に、前側に立設する左右の支柱1、1の前面における上下端部の両側部と、後側に立設する左右の支柱1、1の後面における上下端部の両側部とに、上下左右に所定間隔を存して連結孔6、7を設けている。
そして、左右に対向した前側の支柱1、1の前面における上端部間と下端部間、及び、後側の支柱1、1の後面における上端部間と下端部間とを、図8、図9に示すように、正面横長帯板形状の鋼板製の水平連結材2によって連結するように構成している。この水平連結材2の長さ方向の両側端部には、上下に上記支柱1、1に設けている上下連結孔6、7と同一間隔を存してフック形状の係止片8、9(図4に示す)を支柱側に向かって切り起こすことにより形成してあり、これらの上下係止片8、9を有する両端部を支柱1に対する当て片部2aとして、その両側端部の当て片部2a、2aを左右に隣接する支柱1、1の棚板取付側の上下連結孔6、7に係止させることによって支柱1、1間を連結するように構成している。
なお、他方の上下一対の連結孔6、7は、例えば、上記右側に配した前後一対の支柱1、1を共用してこれらの支柱1、1から右方に棚間隔を存して次の前後一対の支柱1、1を立設し、これらの支柱1、1間を上記同様にして水平連結材により連結して次の組立棚を組み立てる際に該水平連結材の係止片を係止させる孔として使用される。水平連結材2における上下端縁には、上記両側当て片部を除いて所定幅の補強縁部2b、2cを棚板側に向かって直角に屈折、形成している。
また、水平連結材2の係止片8、9を係止させる上記支柱1に設けている連結孔6、7は、その上半部を係止片8、9よりも幅広く形成されていて係止片8、9の挿入、連結作業を容易に行えるようにしていると共に、下半部の幅を係止片8、9の幅と同じにしてぐらつきが生じることなく強固に連結させるように構成している。同様に、棚受け3における係止片3bを係止させる支柱1に設けられた上記取付孔5も、その上半部を係止片3bよりも幅広く形成されていて係止片3bの挿入、係止作業を容易に行えるようにしていると共に、下半部の幅を係止片3bの幅と同じにしてぐらつきが生じることなく強固に連結させるように構成している。
次に、上記のように構成した支柱1や水平連結材2、棚受け3、および数枚の棚板4によって組立棚を組み立てるには、四本の支柱1を前後左右に所定間隔を存して組立棚の四隅部に相当する位置に立設し、前側及び後側で左右に隣接する支柱1、1の上端部間と下端部間とを上下水平連結材2によって連結する。その連結作業は、例えば、前側の左右支柱1、1の上端部間を水平連結材2で連結する場合には、該水平連結材2の両側当て片2a、2aをこれらの支柱1、1の前面における棚板配設側の1/2幅部分上に当てがってその上下一対の係止片8、9を上記1/2幅部分に設けている上下一対の連結孔6、7の上半部内に挿入した状態とし、この状態から、該水平連結材2を下方に移動させることによって連結孔6、7の下半部に係止片8、9を係止させることによって行われる。なお、支柱1、1と水平連結材2との連結は、上記係止孔6、7と係止片8、9とを係止させる手段と共にピンとピン孔による結合によって一層、剛直に連結させてもよい。
一方、前後方向の支柱1、1間の連結は、上記棚受け3を支柱1、1の長さ方向に所定間隔毎に配してその前後両端部をこれらの前後支柱1、1間に連結することにより行われる。例えば、図3に示すように、右側に配した前後支柱1、1の左側に面した側面に棚受け3の垂直板片3aの前後両端部を対向させて該垂直板片3aの両端部にそれぞれ設けている上下一対のフック形状の係止片3b、3bを前後支柱1、1の上記側面に長さ方向に一定間隔毎に設けている取付孔5における該係止片3b、3bと対向する上下取付孔5、5に挿入、係止させることにより、図4に示すように、前後支柱1、1の所定高さ部分間をこの棚受け3によって連結する。
同様にして、この前後支柱1、1間に複数の棚受け3を係止片3b、3bと取付孔5、5との係止によって上下方向に所定間隔毎に架設状態で連結すると共に、左側に配した前後支柱1、1間に対しても、上記右側に配した前後支柱1、1間を連結している各棚受け3に対向させて棚受け3を係止片3b、3bと取付孔5、5との係止によって連結させる。
しかるのち、左右に対向する各棚受け3、3間に棚板4をその長さ方向を左右方向に向けた状態にして配設し、棚受け3、3における互いに対向する方向に水平に突設した棚板支持片3c、3c上に該棚板4の長さ方向の両側端部下面を載置させることにより、棚板4を左右の棚受け3、3間に架設状態で支持させる。即ち、図5〜図7に示すように、棚板4における棚板本体4Aの前後垂下壁片4A1 、4A1 の下端面と、棚板本体4Aの前後幅方向の中間部二箇所に全長に亘って設けている断面下向きコ字状の補強溝部4A2 、4A2 の外底面との端部を棚受け3、3の棚板支持片3c、3cの上面に受止させる。
この際、棚板本体4Aにおける上記補強溝部4A2 、4A2 の側端部に穿設している係止孔4A3 、4A3 を棚受け3の棚板支持片3cに上方に向かって突設している係止突片3d、3dに係合させることによって、棚板支持片3c、3c上に対する棚板4の設置位置の確認や調整を行う必要はなく、棚板3を棚板支持片3c、3c上の所定位置に簡単且つ自動的に設置させることができると共に、設置後には棚板4が前後左右に妄動するのを阻止することができる。
こうして、組み立てられた棚は、その棚板3として、棚板本体4Aの前後幅方向の中間部に上述したように断面下向きコ字状の補強溝部4A2 が設けられてあり、この補強溝部4A2 の溝壁面の高さ、即ち、棚板本体4Aの上面から該補強溝部4A2 の外底面までの上下幅寸法を棚板本体4Aの長辺側である前後端縁に下方に向かって屈折、形成している垂下壁片の上下幅寸法に等しくしてこれらの下面両側端部を左右の棚受け3、3の棚板支持片3c、3c上に受止させているので、棚板3の曲げ強度が極めて大きくなり、棚板3上に重量の大きい物品を載置しても、下方に撓むのを防止することができる。
その上、上記補強溝部4A2 内に断面逆U字状の補強フレーム材4Bを、その上面が棚板本体の上面と面一となるように隙間なく嵌め込んでいるので、この補強フレーム材4Bもその長さ方向の両側端部が補強溝部4A2 を介して棚板支持片3cに支持された状態となり、補強溝部4A2 と共に一層曲げ強度が増大して強固な組立棚を構成することができる。また、この補強フレーム材4Bのその上面を棚板本体4Aの上面と面一状に連続させているので、物品を安定した状態で載置しておくことができる。
棚板本体と補強フレーム材とからなる棚板の斜視図。 棚板の縦断側面図。 前後支柱に対向させた棚受けの斜視図。 棚受けに対向させた棚板の一部斜視図。 その棚板の取付状態を示す斜視図。 その縦断側面図。 その縦断正面図。 組立棚全体の簡略正面図。 その簡略平面図。
符号の説明
1 支柱
2 水平連結材
3 棚受け
3a 垂直板片
3b 係止片
3c 棚板支持片
3d 係止突片
4 棚板
4A 棚板本体
4A1 垂下壁片
4A2 補強溝部
4A3 係止孔
4B 補強フレーム材
5 取付孔

Claims (3)

  1. 平面長方形状の棚板本体の前後端縁に下方に向かって直角に屈折した一定高さの垂下壁片を形成していると共に、棚板本体の前後幅方向の中間部にこれらの垂下壁片に平行に且つ該垂下壁片と同一高さの断面上向きコ字状の補強溝部を全長に亘って形成してこれらの垂下壁片の下端面と補強溝部の外底面との長さ方向の両側端部を支柱に取付けられた左右棚受けの棚板支持片上に支持させるように構成してあり、さらに、上記補強溝部内に断面下向きコ字状の補強フレーム材を、その上面が棚板本体の上面と面一となるように嵌め込んでいることを特徴とする棚板。
  2. 棚板本体の補強溝部の溝底面両側端部に係止孔を設け、この係止孔を棚受けの棚板支持片に上方に向かって突設している係止突片に係合させるように構成していることを特徴とする請求項1に記載の棚板。
  3. 前後端縁に下方に向かって直角に屈折した一定高さの垂下壁片を全長に亘って形成していると共に前後幅方向の中間部にこれらの垂下壁片に平行に且つ該垂下壁片と同一高さの断面上向きコ字状の補強溝部を全長に亘って形成し且つ該補強溝部の溝底面両側端部に係止孔を設けてなる棚板本体と、この棚板本体の上記補強溝部に上面が棚板本体の上面と面一となるように嵌め込んでいる補強フレーム材と、前後両端部に係止片を設けている垂直板片の下端に水平方向に棚板支持片を一体に形成し且つ該棚板支持片に上方に向かって係止突起を突設してなる棚受けとからなり、この棚受けを左右に配してその前後両端部に設けている上記係止片を左側の前後支柱に設けている取付孔と右側の前後支柱に設けている取付孔とにそれぞれ係止させることにより取付けると共に、これらの左右棚受けの棚板支持片間に、上記補強溝部に補強フレーム材を嵌め込んでいる棚板を架設してその支持片上にその前後垂下壁片の下端面と補強溝部の外底面との両側端部を支持させ、且つ、補強溝部の溝底両側端部に設けている上記係止孔を支持片の上記係止突片に係止させていることを特徴とする棚板取付構造。
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