JPH0519005Y2 - - Google Patents

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JPH0519005Y2
JPH0519005Y2 JP1988097624U JP9762488U JPH0519005Y2 JP H0519005 Y2 JPH0519005 Y2 JP H0519005Y2 JP 1988097624 U JP1988097624 U JP 1988097624U JP 9762488 U JP9762488 U JP 9762488U JP H0519005 Y2 JPH0519005 Y2 JP H0519005Y2
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shelf
shelf board
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board
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、店舗等において品物を陳列する際に
使用する棚に関するものである。
(従来の技術) 例えば、レコード店又は電気店等においてコン
パクトデイスク(以下、CDという)及び各種の
ビデオテープ(VHS、ベータ、ケース入り映画
ビデオ)等の品物を棚に陳列することが広く行わ
れている。それらの品物の陳列方法としては、数
多く陳列するために重ね合わせて立てて並べる方
法(第1図に示す最上段の棚参照)と、新発売で
あるとか人気があるとかいつた特定の品物を特に
目に付くように斜めに立て掛ける方法(第1図に
示す中段の棚参照)とが主に採用されている。
そして、従来の棚においては、陳列する品物及
び陳列方法に応じて専用のものが用意されてい
た。
(考案が解決しようとする課題) ところが、前記従来の棚においては、陳列され
る品物とその陳列方法に合わせて寸法や形状が予
め決められているため、寸法が異なる他の品物を
うまく陳列することができず、又、陳列方法を変
えることができないため、陳列する品物やその陳
列方法を変更するには、棚全体を交換しなければ
ならないといつた問題があつた。
そこで、本考案の目的は、寸法が異なる多種類
の品物であつても、その寸法に合わせてうまく陳
列することができ、又、その陳列方法を変更する
ことができる棚を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の請求項1
に記載の棚においては、前後に並ぶ複数の孔若し
くは前後方向に長い孔が左右両端部に透設される
とともに、後端縁に背板部が立設された棚板と、 前記孔に挿通されるボルトによつて前記棚板上
面に対し着脱可能に立設される背板と を備えた棚板であつて、 前記背板は、高さの異なる第一の背面と第二の
背面を棚板上に構成するように、縦断面略L形に
折曲形成され、かつ、第一の背面と第二の背面に
は、前記孔と対応する位置に前記ボルトが挿通さ
れるナツト部が各々設けられ、何れかの背面を棚
板上面に伏せた状態で前記ボルトによつて棚板に
固定されることにより、高さの異なる背面を選択
的に棚板上に立設するものであることを特徴とし
ている。
さらに、請求項3に記載の棚においては、前記
棚板の背板部は、前方に突出する区画金具を着脱
可能に取着する取付部を備えたものであることを
特徴としている。
(作用) 前記した請求項1に記載の構成により、前後に
並ぶ複数の孔のいずれかを選択してそこにボルト
を挿通し、又は、前後方向に長い孔の任意の位置
にボルトを挿通して、そのボルトによつて背板を
棚板の任意の位置に固定することができる。そし
て、背板の位置に応じていろいろな品物を立てた
り立て掛けたりできる。更に、それぞれの背板に
は、前記孔に対応する位置にナツト部が設けられ
ているので、品物の大きさによつて、背板の高い
方の背面と背板の低い方の背面を適宜使い分ける
ことができる。よつて、この使い分けにより、品
物の載置位置を揃えて立てることができ、又、背
板の背面に邪魔されることなく区画金具を背板部
の取付部に取り付けることができる。
又、請求項2に記載の構成により、陳列される
品物の底部を溝に対応させ、その品物を倒れるこ
となく背板に立て掛けることができる。
さらに、請求項3に記載の構成により、背板部
の取付部に区画金具を取り付ければ、棚板上に立
てられた品物を所定間隔毎に区分けすることがで
き、又、その品物を左右に倒れないように支える
ことができる。
(実施例) 次に、本考案をCD及び各種のビデオテープを
陳列する棚に具体化した一実施例について図面に
従つて説明する。
第1図に示すように、陳列器Aの左右両端部前
面に立設された二本の支柱1の前面には、本考案
に係る棚10が複数段取り付けられている。尚、
最上段の棚10にはCD60が立てられ、中段の
棚10には同じくCD60が斜めに立て掛けられ、
最下段の棚10にはビデオテープ70が立てられ
陳列されている。
前記棚10についてさらに詳しく説明すると、
第2図に示すようにこの棚10は、棚板11と、
背板20と、固定金具30等とから構成されてい
る。前記棚10は、棚板11の裏側に溶着された
固定金具30によつて陳列器Aの支柱1の任意の
位置に取り付けられている。前記棚板11は、そ
の前端部において左右方向に延びる縦断面略V字
状の溝12が凹設され、又、その左右両端部にお
いて前後方向に長い2つの孔13が前後に並んで
透設されている。
前記棚板11の後端縁には、第4図に示すよう
に背板部14が折れ曲げられて立設されている。
前記背板部14の上部前面には、区画金具40を
着脱可能に取着する取付部として上下一対の取付
用レール15が左右方向に平行に延設されてい
る。
そこで、第4図に示すように背板20を用いず
に棚板11を使用すれば、棚板11の上面全体を
用いて比較的寸法の大きなCD60を立てて並べ
て多数陳列することができる(第1図に示す最上
段の棚10参照)。
さらに、前記棚板11の上面には、第5図等に
示すように前記孔13に挿通されるボルト21に
よつて背板20を着脱可能に立設することができ
る。この背板20は、第3図及び第5図に示すよ
うにその底部が折れ曲げられて全体が縦断面略〓
形に形成されている。即ち、背板20は、高さの
異なる第一の背面22と第二の背面23を備えて
いる。尚、第二の背面23は、直角に二度折り返
され、当接面部23aが形成されている。又、背
板20の第一の背面22と第二の背面23には、
その左右両端部においてナツト部24が刻設され
ている。
そして、第5図に示すように第二の背面23を
棚板11上面に伏せた状態で例えば前記前側の孔
13にボルト21を挿通し、そのボルト21をナ
ツト部24に螺合して背板20を棚板11に固定
することにより、高い方の第一の背面22を棚板
11上に立設させることができる。
そこで、この背板20を用いれば、前記溝12
にCD60の底部を対応させ、棚11の上に特定
のCD60を斜めに立て掛けて特に目に付き易く
陳列することができる(第1図に示す中段の棚1
0参照)。この場合において前記ボルト21を緩
めて前後方向に長い孔13内で移動させたり、第
5図に2点鎖線で示すように後ろ側の孔13にボ
ルト21を挿通すれば、棚板11上面における背
板20の取り付け位置を目に付き易い最適なもの
に適宜変更することができる。又、前記背板20
は、第6図に示すようにその向きを変えて棚板1
1上面に固定することもでき、孔13の大きさを
最小限に抑えて棚板11の強度を保持しつつ、背
板20の位置決めを前後方向に広く行うことがで
きる。従つて、前記CD60の立て掛ける角度を
棚10の高さ等に応じて最適なものに変更した
り、棚板11の前端部分のみを用いて比較的寸法
の小さなビデオテープ70等の品物を立てて並べ
て多数陳列することができる。
さらに、第7図に示すように第一の背面22を
棚板11上面に伏せた状態で例えば前記後ろ側の
孔13にボルト21を挿通して背板20を棚板1
1に固定すれば、低い方の第二の背面23を棚板
11上に立設させることができる。
そこで、第二の背面23の当接面部23aに比
較的幅寸法の小さなビデオテープ70等の品物の
背面を当接させてその載置位置を揃えて立てるこ
とができ、この場合においては、背板20の背面
に邪魔されることなく区画金具40を背板部14
の取付用レール15に取り付けることができる
(第1図に示す最下段の棚10参照)。尚、この場
合においても前記ボルト21を緩めれば、第7図
に2点鎖線で示すように、背板20を棚板11上
で移動させて背板20の取り付け位置を適宜変更
することができる。
尚、この考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、前記孔13を前後方向に長い1つの孔に
して実施したり、前後方向に長い孔に代えて前後
に並ぶ複数の孔を透設して実施してもよい。又、
前記溝12に代えて突条を設けたり、第8図に示
すように棚板11の先端部11aを上方に折曲形
成したり、第9図に示すように棚板11の先端部
を横コ字状に折れ曲げて溝12aを設けたり、又
は、滑り止めの布等を棚板11の上面に貼着した
りして品物を倒れないようにして実施してもよ
い。さらに、棚板及び背板の寸法或は形状等を陳
列する品物、商品等に応じて適宜変更して実施す
る等、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変
更して実施してもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように請求項1に記載の本考案に
おいては、陳列すべき品物の寸法及び陳列方法に
応じて前後に並ぶ複数の孔のいずれかを選択して
そこにボルトを挿通し、又は、前後方向に長い孔
の任意の位置にボルトを挿通して、そのボルトに
よつて背板を最適な位置に固定することができ
る。即ち、この考案による棚においては、寸法が
異なる多種類の品物をその寸法に合わせてうまく
陳列することができ、さらに、同じ品物であつて
も目的に応じて立てたり立て掛けたりする陳列方
法を採用することができるという優れた効果を奏
する。
更に、それぞれの背板には、前記孔に対応する
位置にナツト部が設けられているので、品物の大
きさによつて、背板の高い方の背面と背板の低い
方の背面を選択して適宜使い分けることができ
る。よつて、この使い分けにより、品物の載置位
置を揃えて立てることができ、又、背板の背面に
邪魔されることなく区画金具を背板部の取付部に
取り付けることができる。
又、請求項2に記載の本考案においては、陳列
される品物の底部を溝に対応させ、その品物を倒
れることなく背板に立て掛けることができる。
さらに、請求項3に記載の本考案においては、
背板部の取付部に区画金具を取り付ければ、棚板
上に立てられた品物を所定間隔毎に区分けするこ
とができ、又、その品物を左右に倒れないように
支えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した棚を用いた陳列器
の全体斜視図、第2図は棚の分解斜視図、第3図
は背板の要部切欠斜視図、第4図は背板を用いて
いない状態の棚の縦断面図、第5図及び第6図は
それぞれ第一の背面に品物を立て掛けた状態の棚
の縦断面図、第7図は第一の背面を伏せて区画金
具を用いている状態の棚の縦断面図、第8図及び
第9図はそれぞれ変形例の棚板の先端部を示す側
面部である。 符号の説明、10……棚、11……棚板、12
……溝、13……前後方向に長い孔、14……背
板部、15……取付部としての取付用レール、2
0……背板、21……ボルト、22……第一の背
面、23……第二の背面、23a……当接面部、
60……コンパクトデイスク(CD)、70……ビ
デオテープ、A……陳列器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前後に並ぶ複数の孔若しくは前後方向に長い
    孔が左右両端部に透設されるとともに、後端縁
    に背板部が立設された棚板と、 前記孔に挿通されるボルトによつて前記棚板
    上面に対し着脱可能に立設される背板と を備えた棚であつて、 前記背板は、高さの異なる第一の背面と第二
    の背面を棚板上に構成するように、縦断面略L
    形に折曲形成され、かつ、第一の背面と第二の
    背面には、前記孔と対応する位置に前記ボルト
    が挿通されるナツト部が各々設けられ、何れか
    の背面を棚板上面に伏せた状態で前記ボルトに
    よつて棚板に固定されることにより、高さの異
    なる背面を選択的に棚板上に立設するものであ
    ることを特徴とする棚。 (2) 前記棚板は、その前端部に左右方向に延びる
    縦断面略V字状の溝を備えたものである請求項
    1に記載の棚。 (3) 前記棚板の背板部は、前方に突出する区画金
    具を着脱可能に取着する取付部を備えたもので
    ある請求項1又は2に記載の棚。
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