JP2897158B2 - ブックストップ装置 - Google Patents

ブックストップ装置

Info

Publication number
JP2897158B2
JP2897158B2 JP44195A JP44195A JP2897158B2 JP 2897158 B2 JP2897158 B2 JP 2897158B2 JP 44195 A JP44195 A JP 44195A JP 44195 A JP44195 A JP 44195A JP 2897158 B2 JP2897158 B2 JP 2897158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slits
book
book stop
partition plate
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP44195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08187133A (ja
Inventor
亙 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Okamura Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Manufacturing Co Ltd filed Critical Okamura Manufacturing Co Ltd
Priority to JP44195A priority Critical patent/JP2897158B2/ja
Publication of JPH08187133A publication Critical patent/JPH08187133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2897158B2 publication Critical patent/JP2897158B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図書館等で使用される
書架において、棚板上に並べられる載置物(書籍、ビデ
オテープ、カセットテープ、CD等)の後縁部に当接
し、この載置物の表面(背表紙面等)を棚板の前縁部に
揃えて、美観および検索性を良好にさせるようにしたブ
ックストップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものは、図6に示すよう
に、棚板(01)の後端、または載置物のサイズに応じた位
置に、ブックストップ(02)を立設していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のものでは、前面
を棚板の前部で揃えるようにした載置物の奥行寸法はお
おむね一定でなければならず、例えば、A5判の書籍か
ら、カセットテープへの変更など、奥行き寸法の異なる
載置物と変更することはできない。そのため、載置物を
変更する場合には、棚板を交換しなければならず、図書
館等における書籍等の整理上の大きな制約となる。ま
た、棚板へのブックストップの取付け位置を変更できる
ようにしたものもあるが、従来のものは構造が複雑で、
しかも取付け作業が面倒であった。
【0004】本発明は、従来のブックストップの上述の
問題を解決し、きわめて容易に載置物奥行きの変更を可
能とするブックストップ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 書架等の棚板上に立設した少なくとも左右1対の
仕切り板に、下端の前後位置が異なる複数のスリットを
設け、このうちの任意の位置のスリットにブックストッ
プ棒の各端部を落とし込んで前記仕切り板間に架設す
る。
【0006】(2) 上記(1)項において、下端の前後位
置が異なる複数のスリットを、後下向きの斜めに仕切り
板に設ける。
【0007】(3) 上記(1)項において、下端の前後位
置が異なる複数のスリットを、垂直に仕切り板に設け
る。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、下端の前後位置が異なる複数のスリットを、前方に
開放する横方向のスリットに連通させて仕切り板に設け
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、左右の仕切り板に設けた複数
のスリットからひとつを選択して、ブックストップ棒を
落とし込むことにより、種々の種類の載置物の奥行きに
適合する位置に、ブックストップ棒を簡単に、かつ変更
可能に架設することができる。
【0010】
【実施例】図1及び図2は、本発明の第1の実施例を示
す。図1から明らかなように、図書館等の書架の棚板
(1)の左右両端には、仕切り板(2)(2)が取り付けてお
り、この仕切り板(2)には、複数本のスリット(3)が設
けられている。この複数本のスリットのうちのひとつ、
図示の場合には前から5つ目のスリット(3)に、ブック
ストップ棒(4)を落とし込んである。
【0011】このブックストップ棒(4)に書籍(5)の後
端部を当接させて、棚板(1)上に載置する。このブック
ストップ棒(4)の位置の場合、各書籍(5)の背面が、丁
度棚板(1)の前縁部に揃う。
【0012】これを図2を参照してさらに説明する。仕
切り板(2)の前縁及び上縁(前縁のみ、または上縁のみ
としても可)には、深さの深い4本のスリット(3a)(3b)
(3c)(3d)と、浅い3本のスリット(3e)(3f)(3g)とが前方
から後下方に向けて斜めに設けられている。
【0013】この実施例の場合、スリット(3a)の下端部
(6a)にブックストップ棒(4)を落とし込めば、このブッ
クストップ棒(4)の前縁部が、図中Aにより示すカセッ
トテープの後縁部に当接する。同様に、スリット(3b)の
下端部(6b)は、Eに示すVHSビデオテープに、スリッ
ト(3c)の下端部(6c)は、Fに示すVHSビデオテープ
(ケース入り)に、スリット(3d)の下端部(6d)は、Bに
示すCDに、スリット(3e)の下端部(6e)は、Cに示すA
6書籍に、スリット(3f)は、Dに示すB6書籍に、スリ
ット(3g)は、Gに示すA5書籍に、それぞれ当接する。
【0014】いずれの場合も、これらの載置物の前部
は、棚板(1)の前縁部と揃うように、スリットの下端部
の奥行き位置が設定されている。
【0015】スリット(3)の数は、上の棚板までの高
さ、棚板の奥行き長さ、収納を予定される載置物の種類
により、任意に設定することができるが、このように斜
めに設けると、例えば下端部(6b)(6e)のように奥行き位
置がきわめて近接していても、別々にスリットを設定す
ることができる。
【0016】ブックストップ棒(4)は、図3に示すよう
に、その端部近傍に環状溝(10)を形成してある。この環
状溝(10)を前述の仕切り板(2)のスリット(3)に係合さ
せて落とし込むことにより、ブックストップ棒(4)は、
左右に移動することなく、仕切り板(2)(2)間に架設さ
れる。
【0017】なお、環状溝(10)は、段付きボルト等を、
ブックストップ棒の端面に取り付けて形成してもよい。
【0018】図4に示す本発明の第2の実施例では、複
数のスリット(7a)(7b)(7c)(7d)が垂直方向に設けられて
いる。この場合には、図1および図2に示す実施例のよ
うには本数を多くするわけにはゆかないが、仕切り板
(2)が構造上強固となる利点がある。
【0019】図5に示す第3の実施例では、前方に開放
する横方向のスリット(9)から、複数の垂直に延びるス
リット(8a)(8b)(8c)(8d)が連通している。この構造によ
れば、ブックストップ棒(4)は、いずれの奥行き位置に
セットするにも、すべて前面からスリット(9)にはめ込
めばよいので、操作がやりやすい。スリット(8a)〜(8d)
は、第1の実施例のように、後下方に斜めに向けて形成
してもよい。
【0020】また、仕切り板(2)は、ブックエンドの一
部としてもよい。この場合には、ブックストップ棒(4)
が、左右の仕切り板(2)の側方への倒れを防止する連結
杆の役目を果たすことにより好都合である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、左右対をなす仕切り板
に設けた複数のスリットからひとつを選択して、ブック
ストップ棒の端部を落とし込むことにより、種々の載置
物の奥行きに適合する位置にブックストップ棒を簡単に
架設できる。よって、きわめて容易に棚の有効奥行きを
変更することが可能であり、常に載置物が棚板前縁に揃
い、図書類の配架計画の変更が生じても、新たに奥行き
の違う棚やブックストップを買い換えることなく、載置
物の奥行きに合わせることができる。
【0022】請求項2記載の発明のように、下端の前後
位置が異なる複数のスリットを後下向きに斜めに仕切り
板に設けると、各スリットの下端の前後位置を相互に微
妙にずらすことができ、載置物の種類によって微妙な奥
行き寸法の差があっても、様々な載置物の表面を棚板前
縁に揃えることができる。
【0023】請求項3記載の発明のように、下端の前後
位置が異なる複数のスリットを垂直方向に仕切り板に設
けると、斜めの場合よりもスリットの占める面積が少な
くなるので、仕切り板が強固となる。
【0024】請求項4記載の発明のように、下端の前後
位置が異なる複数のスリットを、前方に開放する横方向
のスリットに連通させて仕切り板に設けると、ブックス
トップ棒の挿入がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブックストップ装置の第1の実施例を
装備した棚板の斜視図である。
【図2】図1に示したブックストップ装置の側面図であ
る。
【図3】図1に示したブックストップ装置に用いるブッ
クストップ棒の端部を示す拡大斜視図である。
【図4】本発明のブックストップ装置の第2の実施例の
側面図である。
【図5】本発明のブックストップ装置の第3の実施例の
側面図である。
【図6】従来のブックストップを備えた棚板の斜視図で
ある。
【符号の説明】
(1)棚板 (2)仕切り板 (3)(3a)(3b)(3c)(3d)(3e)(3f)(3g)スリット (4)ブックストップ棒 (5)書籍 (6a)(6b)(6c)(6d)(6e)(6f)(6g)下端部 (7a)(7b)(7c)(7d)スリット (8a)(8b)(8c)(8d)スリット (9)横方向のスリット (10)環状溝

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書架等の棚板上に立設した左右1対の仕
    切り板のそれぞれに、下端の前後位置が異なる複数のス
    リットを設け、このうちの任意の位置のスリットに、ブ
    ックストップ棒の各端部を落とし込んで前記仕切り板間
    に架設したことを特徴とするブックストップ装置。
  2. 【請求項2】 下端の前後位置が異なる複数のスリット
    を、後下向きの斜めに仕切り板に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のブックストップ装置。
  3. 【請求項3】 下端の前後位置が異なる複数のスリット
    を、垂直に仕切り板に設けたことを特徴とする請求項1
    記載のブックストップ装置。
  4. 【請求項4】 下端の前後位置が異なる複数のスリット
    を、前方に開放する横方向のスリットに連通させて仕切
    り板に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のブックストップ装置。
JP44195A 1995-01-06 1995-01-06 ブックストップ装置 Expired - Fee Related JP2897158B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP44195A JP2897158B2 (ja) 1995-01-06 1995-01-06 ブックストップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP44195A JP2897158B2 (ja) 1995-01-06 1995-01-06 ブックストップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08187133A JPH08187133A (ja) 1996-07-23
JP2897158B2 true JP2897158B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=11473901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP44195A Expired - Fee Related JP2897158B2 (ja) 1995-01-06 1995-01-06 ブックストップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2897158B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5943894B2 (ja) * 2013-10-07 2016-07-05 株式会社ミッシング 設置ケースの脚部材用支持台

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08187133A (ja) 1996-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5289925A (en) Organizational display for compact disc jewel boxes
US5351835A (en) Device for storing cassettes for cd-records
JP3126947B2 (ja) 商品陳列ユニット
USD323251S (en) Combined desk, wall panel and storage unit
KR940003483Y1 (ko) 콤팩트 디스크 진열대
JP2897158B2 (ja) ブックストップ装置
US5358321A (en) Modular multi-media cabinet
US4811851A (en) Shelf organizer
JP4024034B2 (ja) 商品陳列台および商品陳列棚
JP4199865B2 (ja) 棚装置
JPH0737561Y2 (ja) コンパクトディスク等の陳列用什器
JP2545624B2 (ja) 収納物取り出し用敷板、および収納棚
JP2541496B2 (ja) 棚板の脱落防止構造
NL1011463C2 (nl) Klemstuk voor het inklemmen van een voorwerp, en een uit klemstukken samengesteld opbergsysteem.
JP2574153Y2 (ja) 音響メディア用ラック
US4650080A (en) Videocassette display rack
JPH09154644A (ja) 小物品整理棚
JPH0737560Y2 (ja) コンパクトディスク等の偏平物品の展示装置
JP3467721B2 (ja) フェースアウト陳列棚用のセパレータ装置
JP2985118B2 (ja) 商品陳列台
JP2530518Y2 (ja) 仕切り部材ユニット
JP4548681B2 (ja) 商品陳列調整台
JP2003180493A (ja) ブック状物陳列具
KR100217438B1 (ko) 진열선반
JP4421220B2 (ja) 商品陳列棚及び棚受けブラケット

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990209

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees