JP3062737U - 陳列ラック - Google Patents

陳列ラック

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輝光 加島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法が異なる各種パッケージに好適に適応し
て陳列・収納する汎用性に富むとともに、部品点数を少
なくする等製造コストも低減させ、且つ誰でも何時でも
セッティングすることができる即時性を備えた汎用の陳
列ラックを提供する。 【解決手段】 枠体に縦ワイヤーと横ワイヤーを網目状
に配設した棚受け体2に対し、この横ワイヤーに引っ掛
けて掛止する掛止部を設けた側面がL字形状の商品陳列
用棚部材3を係脱自在に取り付ける。この横ワイヤーの
上下方向のピッチを、VHSビデオテープ・パッケージ
の高さに取り出し時に少なくとも指先が入る余域寸法を
加えた値の3分の1の値、若しくはコンパクトディスク
・パッケージの高さに取り出し時に少なくとも指先が入
る余域寸法を加えた値の2分の1の値の何れか大なる値
とすることで、商品陳列用棚部材の掛止位置を変えるだ
けで各種パッケージを陳列することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主にビデオテープやコンパクトディスク等の各種ソフトウェアをレ ンタルする店舗に設置され、これらのソフトウェアを陳列する陳列ラックに関し 、特にパッケージ形状の相違によりビデオ用、CD用等と専用化されていた陳列 ラックを改良し、陳列用途の変更や複数種のパッケージを組み合わせた陳列等、 臨機応変に変更し得る陳列ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオテープ、コンパクトディスク、CD−ROM、DVD等の各種ソ フトウェアをレンタル・販売する店舗にあっては、これらのパッケージを見やす くかつ空間占有効率良く陳列するために、それぞれのパッケージ寸法に合わせて 製作された金属製や木製等の大きな本棚の如き形態からなる専用の陳列ラックが 用いられていた。これは、それぞれのパッケージ寸法に合わせて製作されている ので陳列・収納する効率に優れるものである。
【0003】 しかしながら、この専用の陳列ラックは、陳列するパッケージの種類ごとに設 計して製造するので、大量生産には向かず生産コストを低減することが困難であ った。そこで、金属製の枠体の両側部分に一定の間隔でスリットを設け、このス リットに着脱自在に腕部材を係合させ、さらにこの腕部材間に棚板・背板を取り 付けるとともに、これにまた間仕切り板を取り付けるという陳列ラックが案出さ れている。腕部材が取り付くスリットの位置を変えることで、上下の棚板の間隔 が変化し、これにより寸法の異なるパッケージに対応する汎用性を備えるという ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
各種ソフトウェアのデジタル化やマルチメディア化に伴って、いろいろな新し い形態のメディアが次々と現れたり、従前のメディアが消えたりと、変化の速度 が著しく速くなってきているが、従来の専用の陳列ラックにあっては、例えばビ デオテープを陳列していた場所にDVDを陳列しようとすると、ビデオテープ専 用の陳列ラックを出してDVD用の陳列ラックを新たに入れ替えることとなり、 多大な費用を要するとともに、古い陳列ラックを廃棄しなければならない等リサ イクルの点でも検討を要することであった。また、例えばビデオテープを陳列し ている棚の下に、その映画音楽のコンパクトディスクを陳列するという相乗的な 効果を図る陳列をしようとしても、寸法的な問題からそのような陳列を好適に行 うことは困難であった。
【0005】 また、上述した従来の汎用性のある陳列ラックにあっては、部品点数が極めて 多く、かつ組立が容易でないことから、搬送時等に部品が欠落したり、専門スタ ッフによる組立を余儀なくされていた。この部品点数の多さは製造コストの低減 を困難にし、また専門スタッフに依存するような煩雑な組立方法では誰でも何時 でもセッティングできるという即時性に欠けるものであった。
【0006】 そこで本考案にあっては、寸法が異なる各種パッケージに好適に適応して陳列 ・収納する汎用性に富むとともに、部品点数を少なくする等製造コストも低減さ せ、且つ誰でも何時でもセッティングすることができる即時性を備えた汎用の陳 列ラックを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため、本考案の陳列ラックは、ワイヤーを上下方向に間 隔を置いて複数本横方向に張設した棚受け体に対し、前記ワイヤーに係脱自在に 掛止する掛止部を有し、側面がL字形状からなる商品陳列用棚部材を取り付け、 高さの異なるVHSビデオテープ・パッケージ及びコンパクトディスク・パッケ ージを兼用して陳列することができることを特徴とするものである。
【0008】 また、ワイヤーの上下方向のピッチは、商品陳列用棚部材に載置するVHSビ デオテープ・パッケージの高さに少なくとも指先分の余域寸法を加えた値の3分 の1の値、若しくはコンパクトディスク・パッケージの高さに少なくとも指先分 の余域寸法を加えた値の2分の1の値の何れか大なる値、若しくは該値の整数分 の1としたことを特徴とするものである。
【0009】 また、棚受け体は、縦方向に間隔を置いて複数本横方向に張設したワイヤーに 対し、これと直交する複数本の縦方向のワイヤーを張設して網目状に形成したこ とを特徴とするものである。
【0010】 また、商品陳列用棚部材は、複数の縦ワイヤーの中途部分を水平方向に折曲し てL字形状としこれに複数の横方向のワイヤーを直角方向に交差させて網目状に 形成するとともに、前記横方向のワイヤーは載置するパッケージを横滑りさせや すいように前記縦方向のワイヤーの上面に位置することを特徴とするものである 。
【0011】 また、棚受け体は、上端部分を開閉自在に掛止してなる2つの棚受け体からな る開脚自在の略逆V字形状とするとともに、長方体形状からなる台枠を前記棚受 け体下端に設けた係合部と係脱自在に係合することで組み立て・分解自在とする ことを特徴とするものである。
【0012】 また、棚受け体は、上端部分を壁面に対し当接するとともに、下方部分に行く に従い壁面との間隔を大きくしてなる1つの棚受け体とし、該棚受け体には壁面 への固定具を取付け形成したことを特徴とするものである。
【0013】 また、商品陳列用棚部材の横方向のワイヤーは少なくとも縦方向のワイヤーの 上端及び前方先端に配設されるとともに、前記縦方向のワイヤーの折曲部と前方 先端の中間よりも前方先端寄りにも横方向のワイヤーを配設することで、パッケ ージの表面をラック正面に向け傾斜させて載置する際にパッケージ底部のストッ パーとなることを特徴とするものである。
【0014】 また、棚受け体の下方部分に掛止される商品陳列用棚部材を視認しやすいよう に上向きに傾斜させるべく、棚受け体と商品陳列用棚部材の背部分との間に介在 して商品陳列用棚部材の下方部分を前方に突出させるスペーサ部材を前記棚受け 体に対する掛止部を備えて係脱自在に取り付けることを特徴とするものである。
【0015】 また、商品陳列用棚部材には、ラック正面方向に突出して前記商品陳列用棚部 材に載置されるパッケージの倒れを防止する間仕切り部材を商品陳列用棚部材の 横方向のワイヤーに対し係脱自在に配設することを特徴とするものである。
【0016】 また、コンパクトディスク・パッケージ用の間仕切り部材としては、前方部分 を上方に行くにしたがって徐々に前方への突き出し寸法を小さくするテーパー部 を設けた台形状とし、該テーパー部にパッケージの表面をラック正面に向けて載 置する際にパッケージを傾斜させる背当てとすることを特徴とするものである。
【0017】
【考案の実施の形態】
図1及び図2は、本考案の陳列ラックの第1の実施例を示し、1は通路の中央 に設置しVHSビデオテープ・パッケージを両面に陳列する逆V字形状の陳列ラ ック、2はこの陳列ラック1における立設する背部分を構成する2つの棚受け部 材、3は棚受け部材2に対し係脱自在に係合する商品陳列用棚部材、4は棚受け 部材2の下端を載置し係脱自在に係止する長方体形状の台枠、5は商品陳列用棚 部材3に載置された主にレンタルに用いられるVHSビデオテープ・パッケージ (勿論、販売用のVHSビデオテープ・パッケージでもよい)である。
【0018】 前記棚受け部材2は、金属製の角パイプから構成される枠体6内に、直径が3 〜5mmの複数の金属製の左右方向に間隔を置いて縦方向に張設された縦ワイヤ ー7と、上下方向に間隔を置いて横方向に張設された横ワイヤー8を網目状に配 設したものである。縦ワイヤー7と横ワイヤー8の交差部分は、溶接等により固 定されることにより面としての強度を維持している。本実施例にあっては、両側 部からそれぞれ1/3の個所にも縦に角パイプ6aを配することで、棚受け部材 2の強度を増しており、これによりその中央部分の縦ワイヤーと横ワイヤーにつ いてはコスト低減の目的のために省略してもよい。また2つの棚受け部材2は、 それぞれ上端部分に丁番2aを設けて折り畳み自在に取り付けてもよい。
【0019】 そして、棚受け部材2の縦ワイヤー7と横ワイヤー8のそれぞれのピッチは、 陳列ラック1の横幅を約1800mmとした場合には、強度、重量、作業工数、 材料コスト等を総合的に勘案して縦ワイヤー7は約100mmとし、横ワイヤー 8については、後述するコンパクトディスク・パッケージ等の陳列も考慮し、少 なくともこの2種のパッケージの高さの公約数的値(整数でなくともよい)に近 くて且つ大きい値であって、さらにピッチが小さくなるほど全体の重量、作業工 数、材料コスト等が増すことから、強度が得られる範囲でできるだけ絶対値が大 きくなるように設定する。すなわち、レンタルに用いられるVHSビデオテープ ・パッケージ5の高さ(VHSビデオテープが上に突出した場合の高さも含み約 220〜235mmの範囲)に取り出し時に少なくとも指先が入る余域寸法(2 0mm前後)を加えた値の3分の1の値(約80〜85mm)と、コンパクトデ ィスク・パッケージの高さ(約125mm)に取り出し時に少なくとも指先が入 る余域寸法(20mm前後)を加えた値の2分の1の値(約72.5mm)は比 較的近い値で且つ絶対値として大きく好適なので、両方の内大きい値である80 〜85mmが選択される。VHSビデオテープ・パッケージ5の高さが235m m程度と大きい場合には、この値に更に余裕をみて88mmとしてもよい。本実 施例にあっては、約225mmの高さのVHSビデオテープ・パッケージ5を用 いる場合を例にとり、若干の余裕を加えて約83mmとするものである。そして 、この棚受け部材2の横ワイヤー8に対して3本目ごと、すなわち約249mm 間隔で商品陳列用棚部材3を掛止している。
【0020】 図3は、第1の実施例に用いる商品陳列用棚部材3を示し、VHSビデオテー プ・パッケージ5を好適に載置する寸法形状を有するとともに、少なくとも両端 部分には棚受け部材2の横ワイヤー8に引掛けて掛止するための逆U字形状に折 曲したワイヤーからなる掛止部9を備えるとともに、直径約3mmの複数の金属 製の縦ワイヤー10の中途部分を水平方向に折曲してL字形状とし、これに直角 方向に交差させて直径約5mmの複数の金属製の横ワイヤー11を網目状に構成 している。そして、この商品陳列用棚部材3の横ワイヤー11は、ラックの上及 び正面から見て縦ワイヤー10よりも上面に位置しており、これによりパッケー ジ5の移動・並べ替えするに際し容易に横滑りして作業が行いやすくなる。
【0021】 商品陳列用棚部材3の横ワイヤー11における前方先端から2番目の横ワイヤ ー11aは、縦ワイヤー10の折曲部10aと前方先端の中間よりも前方先端寄 りに配設されており、このような前寄りに配置することでパッケージ5の表面を ラック正面に向け傾斜させて載置する際にパッケージ5底部のストッパーとなり 、パッケージ5を見やすい好適な角度で且つ安定した状態で傾斜させて陳列し得 るものである。
【0022】 図3における12は、間仕切り部材であって、直径3〜5mmのワイヤーを矩 形に折曲して枠体を形成し、その一辺に商品陳列用棚部材3の背部分の横ワイヤ ー11に対し上から差し込むことで着脱自在に係合する係合部12aを上下2個 所に設けている。この間仕切り部材12は、商品陳列用棚部材3の両側端に取り 付けるとともに、中途部分に間仕切り的に用いてもよい。
【0023】 図4及び図5は、陳列ラック1の下方における棚受け部材2と台枠4との係合 状態を示し、2つの棚受け部材2のそれぞれの両端の下面からは凸部13が突設 されるとともに、台枠4の4隅にはこの凸部13を挿脱自在とする穴部14が穿 設されている(勿論、この凹凸関係は逆でもよい)。そして、棚受け部材2の凸 部13を台枠4の4隅の穴部14に挿入することで、逆V字形状の2つの棚受け 部材2は堅固に安定する。台枠4における4隅近傍の下面には、ネジを回転させ て上下する高さ調節部材15が配設されている。尚、陳列ラック1を移動自在と するために、台枠4の下面に高さ調節部材の代わりにキャスター等を設けてても よいものである。
【0024】 図6は、陳列ラック1の下方に位置する商品陳列用棚部材3に陳列されたパッ ケージ5を立っている人でも視認できるように上向きに傾斜させるための2種の スペーサ部材16、17を示している。このスペーサ部材16、17は、直径3 〜5mmの1本のワイヤーを折曲して形成され、その両端に棚受け部材2の横ワ イヤー8に引掛ける逆U字形状の掛止部16a、17aを設け、これから垂下す るワイヤーを前方に折曲してこれを相互に繋いだ形状からなるものである。そし て、図2に示す如く、このスペーサ部材16、17の前方突出部16b、17b が商品陳列用棚部材3の背部分に当接するようにして掛止部16a、17aを棚 受け部材2の横ワイヤー8に引掛けて用いるものである。スペーサ部材16とス ペーサ部材17との形状の相違点は、前方突出部16b、17bの突出寸法であ り、ラック最下段の商品陳列用棚部材3は大きく傾斜させる必要があるので、突 出寸法の大きいスペーサ部材17を用い、最下端から2番目の商品陳列用棚部材 3については、それほど大きく傾斜させる必要がないので、突出寸法の小さいス ペーサ部材16を用いるものである。尚、スペーサ部材16、17を用いて商品 陳列用棚部材3を傾斜させるに際しては、パッケージ5の上面手前部分が上の商 品陳列用棚部材の底部に近接若しくは接触してしまうおそれがあるので、この部 分については横ワイヤー8の上下方向のピッチを上方部分よりも適宜拡げている 。
【0025】 図7は、本考案の陳列ラックの第2の実施例を示し、18は壁面Wに設置しコ ンパクトディスク・パッケージ19を片面に陳列する傾斜した陳列ラックであり 、前述した棚受け部材2に対し複数の商品陳列用棚部材20を係脱自在に係合す るとともに、棚受け部材2の下端は脚部21により床面から持ち上げられつつ壁 面Wに接続固定され、また上端部にも適宜な固定部材を用いて壁面に接続固定し ている。
【0026】 この商品陳列用棚部材20は、図8に示す如く、コンパクトディスク・パッケ ージ19の高さに応じて前述した第1の実施例の商品陳列用棚部材3よりも背部 分の高さを低くするとともに、少なくとも両端部分には棚受け部材2の横ワイヤ ー8に引掛けて掛止するための逆U字形状に折曲したワイヤーからなる掛止部2 2を備えるとともに、直径約3mmの複数の金属製の縦ワイヤー23の中途部分 を水平方向に折曲してL字形状とし、これに直角方向に交差させて直径約5mm の複数の金属製の横ワイヤー24を、縦ワイヤー23の上方及び手前となるよう にして網目状に構成している。この商品陳列用棚部材20は、棚受け部材2の横 ワイヤー8に対して2本目ごとに、すなわち約166mm間隔で掛止している。
【0027】 そして25は、前述した第1の実施例のおける間仕切り部材12と同じ機能の 間仕切り部材であり、直径3〜5mmのワイヤーを、前方部分を上方に行くにし たがって徐々に前方への突き出し寸法を小さくするテーパー部25aを設けた略 台形状に折曲して枠体を形成し、その一辺には商品陳列用棚部材20の横ワイヤ ー24に対し上から差し込むことで着脱自在に係合する係合部25aを上下2個 所に設けている。この間仕切り部材25は、商品陳列用棚部材3の両側端に以外 にも適宜な個所に取り付けられ、図7に示す如く、2つの間仕切り部材25を1 00mm間隔程度に並べ、そのテーパー部25bにコンパクトディスク・パッケ ージ19の裏面を当接させることにより、パッケージ19はラック正面に向かっ て見やすく傾斜して陳列される。
【0028】 図9は、本考案の陳列ラックの第3の実施例を示し、この陳列ラック26は、 前記同様コンパクトディスク・パッケージ19を陳列するようにセットされ、通 路の中央に設置しパッケージ19を両面に陳列するために逆V字形状とし、第1 の実施例の陳列ラック1よりも高さを低く設定している。この陳列ラック26に あっては、高さが低いので2つの棚受け部材27の開脚角度が大きくなることか ら、下段の商品陳列用棚部材20であっても特に上向きに傾斜させる必要がなく 、そのため棚受け部材27における横ワイヤーの上下方向のピッチを上から下ま で均等に約83mmに設定している。28は、2つの棚受け部材27の下端を載 置し係脱自在に係止する長方体形状の台枠である。
【0029】 図10は、本考案の陳列ラックの第4の実施例を示し、この陳列ラック29は いわゆるシングルCDのパッケージを陳列するためのもので、これは上述した第 3の実施例における逆V字形状に組み合わされた2つの棚受け部材27と台枠2 8をそのまま用い、商品陳列用棚部材20の代わりに、階段状にポケットが形成 されたひな壇30を両面に配設している。特に図示しないが、ひな壇30の上端 には前述した実施例と同様に適宜な掛止部を設けて棚受け部材27に対し着脱自 在に掛止している。
【0030】 このように、本考案の陳列ラックは、主に棚受け体、台枠、商品陳列用棚部材 、間仕切り部材から構成され、従来の陳列ラックと比較して格段に部品点数が少 なくて済み、且つ棚受け体は台枠に載せるだけ、商品陳列用棚部材は棚受け体の 横ワイヤーに引掛けるだけというセッティングも簡単であることから、搬送・組 立が容易で且つ製造コストが大きく低減されるとともに、誰でも何時でもセッテ ィングすることが可能となり、極めて便宜である。
【0031】 尚、上述した実施例にあっては、陳列するパッケージをVHSビデオテープと コンパクトディスクとして説明したが、これ以外にもコンパクトディスクと略同 寸法のCD−ROM、DVDは当然のこと、高さ約190mm、奥行き約140 mmの大きめのパッケージのDVDや書籍等にあっても好適に陳列することがで きるものである。
【0032】 また、上述した実施例にて述べた棚受け体の横ワイヤーの約83mmという縦 方向のピッチについては、それ以外にもその1/2、1/3等の整数分の1のピ ッチであっても前述した作用と同様の作用を発揮することができる。ピッチを小 さくするほど横ワイヤーの本数が増え、これにより製造工数も増すものの、棚部 材の上下の間隔を細かく設定することが可能となる。
【0033】
【考案の効果】
以上詳述の如く、本考案の陳列ラックによれば、棚受け体のワイヤーに対する 商品陳列用棚部材の掛止位置を上下に変化させるだけという簡単な操作で高さの 異なるVHSビデオテープ・パッケージとコンパクトディスク・パッケージを兼 用して陳列することができるものである。
【0034】 また、ワイヤーの上下方向のピッチは、商品陳列用棚部材に載置するVHSビ デオテープ・パッケージの高さに少なくとも指先分の余域寸法を加えた値の3分 の1の値、若しくはコンパクトディスク・パッケージの高さに少なくとも指先分 の余域寸法を加えた値の2分の1の値の何れか大なる値、若しくは該値の整数分 の1とすることで、商品陳列用棚部材相互の間隔はパッケージを出し入れしやす く設定されつつも、棚部材相互の間隔が過大に大き過ぎることなく効率の良い空 間占有率でパッケージを陳列することができるとともに、高さの異なるVHSビ デオテープ・パッケージとコンパクトディスク・パッケージを兼用して陳列する ことができる汎用タイプの棚受け体を構成するために必要なワイヤーの数を最小 限とすることができる。
【0035】 また棚受け体は、縦方向に間隔を置いて複数本横方向に張設したワイヤーに対 し、これと直交する複数本の縦方向のワイヤーを張設して網目状に形成すること で、棚受け体としての構造を簡単、軽量にしつつも、充分な強度が得ることがで きる。
【0036】 また、商品陳列用棚部材は、複数の縦方向のワイヤーの中途部分を水平方向に 折曲してL字形状としこれに複数のワイヤーを直角方向に交差させて網目状に形 成するとともに、前記横方向のワイヤーは載置するパッケージを横滑りさせやす いように前記縦ワイヤーの上面に位置することで、商品陳列用棚部材を構成する 部品点数は最少とすることができ、かつパッケージを移動・並べ替えするに際し 容易に横滑りして作業が行いやすくなる。
【0037】 また、棚受け体は、上端部分を開閉自在に掛止してなる2つの棚受け体からな る開脚自在の略逆V字形状とするとともに、長方体形状からなる台枠を前記棚受 け体下端に設けた係合部と係脱自在に係合することで組み立て・分解自在とする ことで、組み立て・分解が簡単自在に行えるとともに、分解した場合に最小限の 厚さとなって搬送が容易となる。
【0038】 また、棚受け体は、上端部分を壁面に対し当接するとともに、下方部分に行く に従い壁面との間隔を大きくしてなる1つの棚受け体とし、該棚受け体には壁面 への固定具を取付け形成することで、壁面に設置する陳列ラックとして構造を簡 単にすることができる。
【0039】 また、商品陳列用棚部材の縦ワイヤーの折曲部と前方先端の中間よりも前方先 端寄りに横ワイヤーを配設することで、パッケージの表面をラック正面に向け傾 斜させて載置する際にパッケージ底部のストッパーとなり、安定した状態で傾斜 させることができるとともに、ストッパーとするための別途の部品が不要となり 極めて好適である。
【0040】 また、棚受け体の下方部分に掛止される商品陳列用棚部材を視認しやすいよう に上向きに傾斜させるべく、棚受け体と商品陳列用棚部材の背部分との間に介在 して商品陳列用棚部材の下方部分を前方に突出させるスペーサ部材を前記棚受け 体に対する掛止部を備えて係脱自在に取り付けることで、傾斜専用の棚部材を要 することなく1種類の商品陳列用棚部材だけでもスペーサ部材を用いることによ り自在に見やすく上向きに傾斜させることができ、かつその設定も極めて容易で ある。
【0041】 また、商品陳列用棚部材には、ラック正面方向に突出して前記商品陳列用棚部 材に載置されるパッケージの倒れを防止する間仕切り部材を商品陳列用棚部材の 横ワイヤーに対し係脱自在に配設することで、間仕切り部材を商品陳列用棚部材 両端部に用いてストッパーとしたり、中途部分に用いて間仕切り用としたりと共 用させることでき、商品陳列用棚部材としての構造を簡単にすることができる。
【0042】 また、コンパクトディスク・パッケージ用の間仕切り部材としては、前方部分 を上方に行くにしたがって徐々に前方への突き出し寸法を小さくするテーパー部 を設けた台形状とし、該テーパー部にパッケージの表面をラック正面に向けて載 置する際にパッケージを傾斜させる背当てとすることで、商品陳列用棚部材両端 部のストッパーや間仕切り用や背当てを全て兼用することができ、別部品として のスペーサ等余分な部品が不要となるもので管理上も好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の陳列ラックの第1の実施例を示す簡略
正面図である。
【図2】本考案の陳列ラックの第1の実施例を示す側面
図である。
【図3】本考案の陳列ラックの第1の実施例に用いる商
品陳列用棚部材を示す部分斜視図である。
【図4】本考案の陳列ラックの第1の実施例の下部を示
す要部斜視図である。
【図5】本考案の陳列ラックの第1の実施例の下部を示
す要部断面図である。
【図6】本考案の陳列ラックの第1の実施例に用いられ
る2種のスペーサ部材を示す斜視図である。
【図7】本考案の陳列ラックの第2の実施例を示す側面
図である。
【図8】本考案の陳列ラックの第2の実施例に用いる商
品陳列用棚部材を示す部分斜視図である。
【図9】本考案の陳列ラックの第3の実施例を示す側面
図である。
【図10】本考案の陳列ラックの第4の実施例を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 陳列ラック 2 棚受け部材 3 商品陳列用棚部材 4 台枠 5 VHSビデオテープ・パッケージ 6 枠体 7 縦ワイヤー 8 横ワイヤー 9 掛止部 10 縦ワイヤー 11 横ワイヤー 11a 2番目の横ワイヤー 12 間仕切り部材 13 凸部 14 穴部 15 スペーサ部材 16 スペーサ部材 17 陳列ラック 18 コンパクトディスク・パッケージ 19 棚受け部材 20 商品陳列用棚部材 21 脚部 22 掛止部 23 縦ワイヤー 24 横ワイヤー 25 間仕切り部材 25b テーパー部 26 陳列ラック 27 棚受け部材 28 台枠 29 陳列ラック 30 ひな壇

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーを上下方向に間隔を置いて複数
    本横方向に張設した棚受け体に対し、前記ワイヤーに係
    脱自在に掛止する掛止部を有し、側面がL字形状からな
    る商品陳列用棚部材を取り付け、高さの異なるVHSビ
    デオテープ・パッケージ及びコンパクトディスク・パッ
    ケージを兼用して陳列することができることを特徴とす
    る陳列ラック。
  2. 【請求項2】 ワイヤーの上下方向のピッチは、商品陳
    列用棚部材に載置するVHSビデオテープ・パッケージ
    の高さに少なくとも指先分の余域寸法を加えた値の3分
    の1の値、若しくはコンパクトディスク・パッケージの
    高さに少なくとも指先分の余域寸法を加えた値の2分の
    1の値の何れか大なる値、若しくは該値の整数分の1と
    したことを特徴とする請求項1記載の陳列ラック。
  3. 【請求項3】 棚受け体は、縦方向に間隔を置いて複数
    本横方向に張設したワイヤーに対し、これと直交する複
    数本の縦方向のワイヤーを張設して網目状に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の陳列ラック。
  4. 【請求項4】 商品陳列用棚部材は、複数の縦方向のワ
    イヤーの中途部分を水平方向に折曲してL字形状としこ
    れに複数のワイヤーを直角方向に交差させて網目状に形
    成するとともに、前記横方向のワイヤーは載置するパッ
    ケージを横滑りさせやすいように前記縦ワイヤーの上面
    に位置することを特徴とする請求項1記載の陳列ラッ
    ク。
  5. 【請求項5】 棚受け体は、上端部分を開閉自在に掛止
    してなる2つの棚受け体からなる開脚自在の略逆V字形
    状とするとともに、長方体形状からなる台枠を前記棚受
    け体下端に設けた係合部と係脱自在に係合することで組
    み立て・分解自在とすることを特徴とする請求項1記載
    の陳列ラック。
  6. 【請求項6】 棚受け体は、上端部分を壁面に対し当接
    するとともに、下方部分に行くに従い壁面との間隔を大
    きくしてなる1つの棚受け体とし、該棚受け体には壁面
    への固定具を取付け形成したことを特徴とする請求項1
    記載の陳列ラック。
  7. 【請求項7】 商品陳列用棚部材の横方向のワイヤーは
    少なくとも縦方向のワイヤーの上端及び前方先端に配設
    されるとともに、前記縦方向のワイヤーの折曲部と前方
    先端の中間よりも前方先端寄りにも横方向のワイヤーを
    配設することで、パッケージの表面をラック正面に向け
    傾斜させて載置する際にパッケージ底部のストッパーと
    なることを特徴とする請求項1記載の陳列ラック。
  8. 【請求項8】 棚受け体の下方部分に掛止される商品陳
    列用棚部材を視認しやすいように上向きに傾斜させるべ
    く、棚受け体と商品陳列用棚部材の背部分との間に介在
    して商品陳列用棚部材の下方部分を前方に突出させるス
    ペーサ部材を前記棚受け体に対する掛止部を備えて係脱
    自在に取り付けることを特徴とする請求項1記載の陳列
    ラック。
  9. 【請求項9】 商品陳列用棚部材には、ラック正面方向
    に突出して前記商品陳列用棚部材に載置されるパッケー
    ジの倒れを防止する間仕切り部材を商品陳列用棚部材の
    横方向のワイヤーに対し係脱自在に配設することを特徴
    とする請求項1記載の陳列ラック。
  10. 【請求項10】 コンパクトディスク・パッケージ用の
    間仕切り部材としては、前方部分を上方に行くにしたが
    って徐々に前方への突き出し寸法を小さくするテーパー
    部を設けた台形状とし、該テーパー部にパッケージの表
    面をラック正面に向けて載置する際にパッケージを傾斜
    させる背当てとすることを特徴とする請求項9記載の陳
    列ラック。
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