JP3657199B2 - 陳列装置及び陳列空間 - Google Patents
陳列装置及び陳列空間 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3657199B2 JP3657199B2 JP2001077531A JP2001077531A JP3657199B2 JP 3657199 B2 JP3657199 B2 JP 3657199B2 JP 2001077531 A JP2001077531 A JP 2001077531A JP 2001077531 A JP2001077531 A JP 2001077531A JP 3657199 B2 JP3657199 B2 JP 3657199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- display device
- display
- bottom plate
- right support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、陳列装置及び陳列空間に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、益々ビデオテープや書籍などのレンタルや販売を行う店舗(レンタルビデオ店や書店)が増える中、これらビデオテープや書籍などを店舗内に効率良く陳列できる陳列装置の提案が切望されている。
【0003】
本出願人は、上述したビデオテープや書籍などを陳列するための陳列装置に着目し、極めて商品価値の高い画期的な陳列装置及び陳列空間を開発した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0005】
ビデオテープや書籍などの陳列物9を陳列する為の陳列装置であって、左右一対の左支持体3及び右支持体4と、天井1若しくは床2に付設され前記左支持体3及び右支持体4間に配設される補強体7とで構成される枠体8が、天井1と床2との間に設けられ、この枠体8の左支持体3及び右支持体4の正面及び背面には上下方向所定長にして上下方向所定間隔で係止孔10a,11aが並設される取付体10,11が設けられ、また、左支持体3及び右支持体4には、前記係止孔10a,11aと係止して前方及び後方へ突出する左右一対の載置体5が上下多段に設けられ、この夫々の載置体5上には底板6aと、該底板6aの左右端部に連設される側板6bと、底板6aの背面に連設される背面板6cとから成る棚体6が載置架設され、更に、この棚体6の背面板6cと該棚体6の上方に位置する棚体6の底板6aとは当接しないように構成され、更に、少なくとも最下段の棚体6の底は陳列物9を上方が棚体6の後方側に傾斜する状態となるように傾斜せしめられており、且つ、この最下段の棚体6の底板6aの上面にして先端側には該棚体6の長さ方向に延設される凹溝6a’が形成されており、この凹溝6a’は傾斜状態に立てかけた陳列物9の下部が係止されるように構成されていることを特徴とする陳列装置に係るものである。
【0006】
また、請求項1記載の陳列装置において、前記左支持体3及び右支持体4を適宜な木製の部材で構成したことを特徴とする陳列装置に係るものである。
【0007】
また、請求項1,2のいずれか1項に記載の陳列装置を複数並設して陳列装置列13を形成し、この陳列装置列13の前後に所定間隔をおいて同様な他の陳列装置列13を配設したことを特徴とする陳列空間に係るものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】
本発明に係る陳列装置の形成に際し、天井1と床2との間に左支持体3及び右支持体4を設け、この左支持体3及び右支持体4間に、該左支持体3及び右支持体4の表面にして所定高さ位置に設けられた載置体5を介して棚体6を架設する。
【0009】
従って、陳列装置を天井1と床2とを利用した構成とすることで、それだけ部品点数が必要最小限で済むことになり、よって、陳列装置の設置作業及び取り外し作業が極めて簡易且つ迅速に行えることになり、しかも、簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れ、更に、天井1と床2とを利用する為、十分な強度が得られることになる。
【0010】
以上のように、本発明は、極めて商品価値の高い画期的なものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図面は本発明の一実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0012】
符号9は陳列物としてのビデオテープである。
【0013】
本実施例は、ビデオテープ9を陳列する為のものであって、天井1と床2との間に配設される枠体8を設け、この枠体8に棚体6を架設したものである。尚、本実施例は、ビデオテープ9を陳列する陳列装置aとして構成したが、書籍や音楽CDなどの陳列物を陳列する陳列装置にするなど、本実施例の特性を発揮する構成に適宜設計変更するものである。
【0014】
具体的には、枠体8は、図1に図示したように左右一対の左支持体3及び右支持体4と、この左支持体3及び右支持体4の上下端部及び中央部間に架設される三本の補強体7とから成り、この左支持体3,右支持体4及び補強体7は夫々適宜な木製の角材で構成されている。
【0015】
この左支持体3及び右支持体4は、その長さが天井1と床2との間の長さ(規格に合った長さ)と略同一に設定されており、上下に架設された補強体7を天井1及び床2にビス止めするなどして天井1及び床2間に設けられる。尚、左支持体3及び右支持体4は伸縮可能に設けても良い。
【0016】
また、左支持体3及び右支持体4は、夫々その表面に取付体10,11が設けられている。
【0017】
この取付体10,11は、適宜な金属製の部材を断面コ字状に形成した長尺体であり、その表面所定位置には左支持体3及び右支持体4夫々の表面にビス12で止着する為のネジ孔10b,11bが形成されている。
【0018】
また、取付体10,11は、その表面に上下方向所定長にして上下方向所定間隔で係止孔10a,11aが複数並設されている。
【0019】
この係止孔10a,11aは、後述する載置体5に設けた鉤状片5bを係止するためのものである。
【0020】
尚、取付体10,11を左支持体3及び右支持体4夫々の正面だけでなく背面に設けて正面部位及び背面部位に陳列部を有する陳列装置aとする構成にしても良い。
【0021】
載置体5は、図2〜5に図示したように適宜な金属製の部材を形成したものであり、その載置本体5aの基端側に一対の鉤状片5bが上下位置に形成されており、この鉤状片5b夫々は左支持体3及び右支持体4夫々に設けた上下の取付体10,11の係止孔10a,11aに嵌挿させて下げることで係止し得るように設けられ、この鉤状片5bを係止孔10a,11aに係止することで、載置本体5aが水平方向に突出状態となるように構成されている。符号5cは載置本体5a上に載置した棚体6の先端に係止する係止突片である。
【0022】
また、本実施例は、図2に図示したように最下段に配設する棚体6を載置する載置体5として、載置本体5aが下り傾斜状態に設けられた載置体5を採用しており、棚体6を載置した際、棚体6の底面が該棚体6の後方側の斜め上方を向くように構成されている。これは、例えばビデオテープ9のタイトルを見易くするための構成である。尚、この載置本体5aは傾斜角度を可変可能に構成されている。
【0023】
棚体6は、図1〜5に図示したように適宜な木製の部材で構成され、底板6aと該底板6aの左右端部に連設される側板6bと、底板6aの背面に連設される背面板6cとで構成されている。
【0024】
また、底板6aの上面にして先端側には長さ方向に凹溝6a’が形成されており、この凹溝6a’はビデオテープ9を傾斜状態に立て掛けた際、該ビデオテープ9の下部に係止するように構成されている。
【0025】
以上の構成からなる本実施例に係る陳列装置aを店舗内の空間Sに配設するに際し、天井1及び床2に枠体8を配置し、この枠体8の所望の左右位置に載置体5を係止し、この載置体5上に棚体6を配設することになる。
【0026】
本実施例は、この陳列装置aを複数並設して陳列装置列13を構成し、この陳列装置列13の前後に所定間隔をおいて他の陳列装置列13を配設することで空間S内に通路を形成することができ、更に、棚体6を配設しない箇所を設けて通路として機能させることもできる。
【0027】
本実施例は上述のように構成したから、陳列装置aを天井1と床2とを利用した構成とすることで、それだけ部品点数が必要最小限で済むことになり、よって、陳列装置aの設置作業及び取り外し作業が極めて簡易且つ迅速に行えることになり(改装する際など非常に作業性に秀れる)、しかも、簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れ、更に、天井1と床2とを利用する為、十分な強度が得られることになる。
【0028】
また、本実施例は、陳列装置aの正面と背面とを棚体6以外で仕切るものがないから、従来のような所謂本棚のような圧迫感はなく、明るく且つ開放感を有する空間Sを形成することができる。
【0029】
また、本実施例は、左支持体3,右支持体4及び棚体6を木製とすることで、軽量故により一層陳列装置aの設置作業及び取り外し作業が良好に行えることになり、しかも、コスト安にして量産性に秀れることになる。
【0030】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例を示す正面図である。
【図2】 本実施例を示す側面図である。
【図3】 本実施例に係る要部の分解斜視図である。
【図4】 本実施例に係る要部の斜視図である。
【図5】 本実施例に係る要部の側断面図である。
【図6】 本実施例の使用状態説明図である。
【符号の説明】
1 天井
2 床
3 左支持体
4 右支持体
5 載置体
6 棚体
6a 底板
6a’ 凹溝
6c 側板
6c 背面板
7 補強体
8 枠体
9 陳列物
10 取付体
10a 係止孔
11 取付体
11a 係止孔
13 陳列装置列
Claims (3)
- ビデオテープや書籍などの陳列物を陳列する為の陳列装置であって、左右一対の左支持体及び右支持体と、天井若しくは床に付設され前記左支持体及び右支持体間に配設される補強体とで構成される枠体が、天井と床との間に設けられ、この枠体の左支持体及び右支持体の正面及び背面には上下方向所定長にして上下方向所定間隔で係止孔が並設される取付体が設けられ、また、左支持体及び右支持体には、前記係止孔と係止して前方及び後方へ突出する左右一対の載置体が上下多段に設けられ、この夫々の載置体上には底板と、該底板の左右端部に連設される側板と、底板の背面に連設される背面板とから成る棚体が載置架設され、更に、この棚体の背面板と該棚体の上方に位置する棚体の底板とは当接しないように構成され、更に、少なくとも最下段の棚体の底は陳列物を上方が棚体の後方側に傾斜する状態となるように傾斜せしめられており、且つ、この最下段の棚体の底板の上面にして先端側には該棚体の長さ方向に延設される凹溝が形成されており、この凹溝は傾斜状態に立てかけた陳列物の下部が係止されるように構成されていることを特徴とする陳列装置。
- 請求項1記載の陳列装置において、前記左支持体及び右支持体を適宜な木製の部材で構成したことを特徴とする陳列装置。
- 請求項1,2のいずれか1項に記載の陳列装置を複数並設して陳列装置列を形成し、この陳列装置列の前後に所定間隔をおいて同様な他の陳列装置列を配設したことを特徴とする陳列空間。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001077531A JP3657199B2 (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 陳列装置及び陳列空間 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001077531A JP3657199B2 (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 陳列装置及び陳列空間 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002272575A JP2002272575A (ja) | 2002-09-24 |
JP3657199B2 true JP3657199B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=18934274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001077531A Expired - Lifetime JP3657199B2 (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 陳列装置及び陳列空間 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3657199B2 (ja) |
-
2001
- 2001-03-19 JP JP2001077531A patent/JP3657199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002272575A (ja) | 2002-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6871748B2 (en) | Merchandising display | |
US6837384B2 (en) | Storage track | |
US7891617B2 (en) | Mounting bracket for slat walls | |
US6299001B1 (en) | Wall organizer system | |
US5412912A (en) | Modular slatwall assembly | |
US7147114B2 (en) | Merchandise shelving assembly | |
US6675725B2 (en) | Shelf and shelf support | |
US11576503B2 (en) | Tiered display unit | |
US7441846B2 (en) | Expandable home television cart | |
CA2819991C (en) | Multi-configurable end display | |
US5746330A (en) | Tool rack | |
US7134735B2 (en) | Security shelf display case | |
US20190075941A1 (en) | Panel assembly, panel system including the panel assembly, and method thereof | |
JP3657199B2 (ja) | 陳列装置及び陳列空間 | |
US20230189986A1 (en) | Multidirectional wall mounted storage panel | |
JP2005245672A (ja) | 商品陳列装置 | |
KR200258203Y1 (ko) | 조립식 진열장 | |
JP2541496B2 (ja) | 棚板の脱落防止構造 | |
JP4025077B2 (ja) | 商品陳列台 | |
JPH09108075A (ja) | 商品陳列棚 | |
JP4548681B2 (ja) | 商品陳列調整台 | |
JP3124091U (ja) | 商品陳列台 | |
KR200253137Y1 (ko) | 상품 판매대용 걸이구 | |
JP3700594B2 (ja) | 収納棚の仕切装置 | |
JP3309772B2 (ja) | 陳列装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040422 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040621 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050112 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3657199 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318 Year of fee payment: 7 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |