JP3532401B2 - 物品棚における物品落下防止装置 - Google Patents

物品棚における物品落下防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品棚に設けられ
た棚板上に載置された物品が、棚板端部より滑り落ちる
のを防止するために設けられた物品落下防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品棚に設けられる物品
落下防止装置としては、実公平4−43077号公報に
開示されたもの等が知られている。この装置は、物品落
下防止バーの両端に設けられたブラケットを、棚板を架
設するための棚受材を係止すべく物品棚の左右の支柱内
側面にそれぞれ形成された係止孔に係止させることによ
り物品落下防止バーを物品棚に取り付け、棚板上に載置
された物品の落下を防止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置にあっては、左右両支柱にブラケット固定用の
段部を形成する必要があるばかりか、ブラケットを複雑
な形状に加工しなければならなかった。また、物品落下
防止バーの物品棚への取り付け、取り外し操作が複雑で
あるといった問題があった。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するた
め、物品の棚板からの落下を防止するとともに、簡単な
部品構成により、物品棚への着脱を容易に行うことが出
来る物品落下防止装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の物品落下防止装置は、左右に設けられた前
後支柱の内側面に各々係止孔を設け、前記左右の支柱の
両係止孔に棚受材を係止することにより棚を架設可能と
した物品棚において、左右の支柱の内側面間の幅よりも
若干短寸の物品落下防止バーと、前記物品落下防止バー
の一端側より外方に略水平に延設される第1係止片と、
前記物品落下防止バーの他端側より外方に延設され、少
なくとも先端が下向きに傾斜する第2係止片と、を備
え、かつ、少なくとも前記第1係止片の先端から前記物
品落下防止バーの他端部までの長さを左右の支柱の内側
面間の幅よりも若干長寸とし、前記第1係止片と前記第
2係止片とが、少なくとも左右の支柱の内側面同高さ位
置に設けられた両係止孔にそれぞれ同時に係合可能とな
っていることを特徴としている。この特徴によれば、ま
ず物品落下防止バーの第1係止片を一方の支柱の係止孔
に挿入し、次に物品落下防止バーの他端側の第2係止片
を他方の支柱の係止孔内に係止するだけで、物品落下防
止装置を左右の両支柱間に容易に取り付けることが出来
るとともに、逆の操作で簡単に取り外すことが出来る。
また、第2係止片が係止孔に係止された時、第1係止片
が係止孔から逸脱されることはなく、同時に第1係止片
側への平行移動が第2係止片と係止孔との係合により規
制されるため、取り付けられた物品落下防止装置が容易
に逸脱することはない。
【0006】本発明の物品落下防止装置は、前記第2係
止片が、物品落下防止バーの他端側に固着された垂直片
と、該垂直片の上端より外方下向きに延設される傾斜片
とからなることが好ましい。このようにすることで、傾
斜片が係止孔に係止された時に垂直片が支柱の内側面に
当接され、物品落下防止装置の左右方向への移動が傾斜
片と垂直片とにより規制されるので、取り付けられた物
品落下防止装置の安定感が向上する。
【0007】本発明の物品落下防止装置は、前記第1係
止片が、物品落下防止バーの他端側に固着された垂直片
と、該垂直片の上端より外方に向かって略水平に延設さ
れる水平片とから構成されていることが好ましい。この
ようにすることで、取り付けられた状態において物品落
下防止バーが第1、第2係止片と係止孔との係止位置の
下方に位置するため、物品落下防止装置の安定性が向上
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すると、まず図1には本発明の適用される物
品棚1を後方からみた斜視図が示されており、2は上面
板、3は底板、4、4’は前・後の支柱をそれぞれ示し
ている。この支柱4の内側面4aの上下方向には、それ
ぞれ横長の係止孔5が複数形成されている。
【0009】7は左右の支柱4、4間に架設された棚板
であり、ブラケット6を介して上下方向所望の位置に複
数設けることが出来るようになっている。図2に示され
るように、ブラケット6の前後上方、及び下方位置に
は、前後の支柱4、4’の上下方向に連続形成された2
つの係止孔5、5に同時に係止可能な係止片6a、6b
がそれぞれ外向きに形成され、前後の支柱4、4’に着
脱自在に取り付けることが出来るようになっている。そ
して下端より内向きに屈曲されたフック片6cを介して
棚板7の下端を載置出来るようになっている。
【0010】8は、棚板7上面に載置された物品Bの落
下を防止すべく物品落下防止装置8であり、本実施例に
おける物品落下防止装置8は、特に図2、図3に示され
るように、左右の支柱4の内側面4a、4a間の幅L1
(図4(c)参照)よりも若干短寸に形成された物品落
下防止バー9と、物品落下防止バー9の両端側に取り付
けられる第1係止片10及び第2係止片11とから構成
される。
【0011】この第1係止片10は、物品落下防止バー
9の一端面に固着される垂直片10aと、該垂直片10
aの上端より外方に略平行に所定長さ延設される水平片
10bとからなり、第2係止片11は、物品落下防止バ
ー9の他端面に固着される垂直片11aと、該垂直片1
1aの上端より外方下向きに延設される傾斜片11bと
から構成される。
【0012】特に図4(c)に示されるように、この物
品落下防止装置8は、水平片10bの先端から垂直片1
1bまでの長さL2が、少なくとも左右両支柱4の内側
面4a、4a間の幅L1よりも若干長寸になるように形
成されている。
【0013】次にこのように構成された物品落下防止装
置8の取り付け方法を図4(a)〜図4(c)に基づい
て説明する。
【0014】物品落下防止装置8を所定の棚板7のやや
上方位置に取り付ける場合、まず図4(a)に示される
ように物品落下防止装置8を傾けて、第1係止片10の
水平片10bを所定の係止孔5内に挿入する。図4
(b)に示されるように、水平片10bを係止孔5内に
挿入することにより、物品落下防止装置8の第2係止片
11側を左右両支柱4、4間内において下方向へ移動さ
せることが可能となる。
【0015】そして図4(c)に示されるように、第2
係止片11の傾斜片11bを図中右側の支柱4の係止片
5内に挿入し、垂直片11aと傾斜片11bとの連設部
11cの下面を係止孔5の下端縁5aに係止させる(図
2参照)。この時、第2係止片11の垂直片11aの外
側面と支柱4の内側面4aとが当接される。
【0016】このように第2係止片11の傾斜片11b
を係止孔5に挿入する際、物品落下防止装置8全体が図
中右側に移動されて係止孔5内に挿入されていた水平片
10bが引き出されるが、傾斜片11bが係止孔5に係
止された時に水平片11bが係止孔5から係脱されるこ
とはなく、物品落下防止装置8は略水平状態で左右の支
柱4、4間に確実に取り付けられる。
【0017】ここで、垂直片10aと図中左側の支柱4
の内側面4aとの間には所定隙間Sが形成されるが、第
2係止片11の垂直片11aの外側面と支柱4の内側面
4aとが当接され、かつ外方下向きに延設される傾斜片
11bが係止孔5内に挿入されていることで、物品落下
防止装置8の図4中左右方向への移動が規制される。よ
って物品落下防止装置8の左右方向へのがたつきがなく
なるとともに、水平片10b及び傾斜片11bの係止孔
5からの逸脱が防止される。
【0018】また、図3に示されるように、横長に形成
された係止孔5の下端縁5a上に、板状に形成された第
1係止片10の水平片10b、および第2係止片11の
連設部11c下面がそれぞれ係止されるので、物品落下
防止バー9が水平片10b及び傾斜片11bを中心に前
後方向に揺動することがなく、安定する。また、取り付
けられた物品落下防止装置8を取り外す場合、上述と逆
の操作を行えばよい。
【0019】さらに、本実施例における物品落下防止装
置8の第1・第2係止片10、11は、それぞれ垂直片
10a、11aを介して物品落下防止バー9の両端面に
固着されており、支柱4への取り付け時において物品落
下防止バー9は水平片10b及び傾斜片11bと係止孔
5との係止位置よりも下方に位置するようになっている
ので、取り付けられた物品落下防止装置8がより安定す
ることになる。
【0020】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0021】例えば、本実施例において水平片10bお
よび傾斜片11bは、垂直片10a、11aを介してそ
れぞれ物品落下防止バー9の両端部に取り付けられてい
たが、特にこれら垂直片10a、11aがなく、水平片
10bおよび傾斜片11bのみで第1・第2係止片が構
成され、物品落下防止バー9両端部に直接取り付けられ
ていてもよい。
【0022】さらにこの場合、傾斜片11bが物品落下
防止バーの端面上部より延設されていれば、傾斜片11
bが係止孔に係止された時、物品落下防止バーの端面が
支柱内側面に当接され、垂直片11aと同様の作用・効
果を奏することになる。
【0023】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0024】(a)請求項1の発明によれば、物品落下
防止バーの一端より延設される第1係止片が略水平に設
けられていることにより係止孔に挿入しやすいととも
に、物品落下防止バーの他端より延設される第2係止片
の少なくとも先端が外方下向きに傾斜されていることに
より、第2係止片が係止孔に係止されたときに物品落下
防止バーの左右方向へのがたつきが防止される。よって
簡略な部品構成からなる物品落下防止装置を、簡単な操
作で左右の両支柱間に着脱できるとともに、係止孔に取
り付けられた第1・第2係止片が不用意に係脱されるこ
とがなく、棚板上に載置された物品の落下を確実に防止
することが出来る。
【0025】(b)請求項2の発明によれば、傾斜片が
係止孔に係止された時に垂直片が支柱の内側面に当接さ
れ、物品落下防止装置の左右方向への移動が傾斜片と垂
直片とにより規制されるので、取り付けられた物品落下
防止装置の安定感が向上する。
【0026】(c)請求項3の発明によれば、取り付け
られた状態において物品落下防止バーが第1、第2係止
片と係止孔との係止位置の下方に位置するため、物品落
下防止装置の安定性が向上する。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される物品棚を示す後方斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】物品落下防止装置を示す斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は物品落下防止装置の支柱への
取り付け方法を示す要部概略断面図である。
【符号の説明】
1 物品棚 2 上板 3 下板 4、4’ 支柱 4a 内側面 5 係止孔 5a 下端縁 6 ブラケット 6a、6b 係止片 6c フック片 7 棚板 8 物品落下防止装置 9 物品落下防止バー 10 第1係止片 10a、11a 垂直片 10b 水平片 11 第2係止片 11b 傾斜片 11c 連設部 B 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 96/06 A47B 96/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に設けられた前後支柱の内側面に各
    々係止孔を設け、前記左右の支柱の両係止孔に棚受材を
    係止することにより棚を架設可能とした物品棚におい
    て、 左右の支柱の内側面間の幅よりも若干短寸の物品落下防
    止バーと、前記物品落下防止バーの一端側より外方に略
    水平に延設される第1係止片と、前記物品落下防止バー
    の他端側より外方に延設され、少なくとも先端が下向き
    に傾斜する第2係止片と、を備え、かつ、少なくとも前
    記第1係止片の先端から前記物品落下防止バーの他端部
    までの長さを左右の支柱の内側面間の幅よりも若干長寸
    とし、前記第1係止片と前記第2係止片とが、少なくと
    も左右の支柱の内側面同高さ位置に設けられた両係止孔
    にそれぞれ同時に係合可能となっていることを特徴する
    物品転落防止装置。
  2. 【請求項2】 前記第2係止片が、物品落下防止バーの
    他端側に固着された垂直片と、該垂直片の上端より外方
    下向きに延設される傾斜片とからなる請求項1に記載の
    物品落下防止装置。
  3. 【請求項3】 前記第1係止片が、物品落下防止バーの
    他端側に固着された垂直片と、該垂直片の上端より外方
    に向かって略水平に延設される水平片とから構成されて
    いる請求項2に記載の物品転落防止装置。
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