JPH08191724A - 書 棚 - Google Patents
書 棚Info
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- JPH08191724A JPH08191724A JP571795A JP571795A JPH08191724A JP H08191724 A JPH08191724 A JP H08191724A JP 571795 A JP571795 A JP 571795A JP 571795 A JP571795 A JP 571795A JP H08191724 A JPH08191724 A JP H08191724A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- groove
- board
- shelf board
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
高さを展示物の高さに応じて変更可能に架設でき、さら
に、棚板は水平、傾斜のいずれを選択しても架設出来る
ようにする。 【構成】 下面が開口する凹溝11、13を、書棚本体
の側板17内側と接する棚板5の両端面の下面における
前部および後部に棚板の長手方向に沿って形成するとと
もに、前部に形成した凹溝11の前後方向の幅を円筒形
の棚受け具20の外径にほぼ一致させ、また、後部に形
成した凹溝13の前後方向の幅を棚受け具20の外径よ
り適当に大きくし、これにより、書棚本体の側板17の
内側面の前部および後部に上下位置変更可能に係着され
た棚受け具20のうちの前部の棚受け具20を棚板下面
の前部の凹溝11に陥入させたとき、棚板17を段違い
に傾斜させた状態でも後部の凹溝13に棚受け具20を
陥入させ得るようにした。
Description
用される主として木製の書棚に関する。
10および図11に示すように、書籍等を載置展示する
全棚板(05)が両側板(02)間に固着されていた。また、図
11に示すように、展示物の背表紙を見易くするために
前上がりに傾斜させた下方部棚板(06)も固着されてお
り、書棚の形態もその傾斜に合わせて側板下方部(07)が
前方へ張り出した形となっていた。そのため、書棚納入
後はレイアウト変更に伴う展示様式の変更の自由がな
く、したがって展示物の高さに応じて棚板の高さを変更
することもできず、また、水平棚から傾斜棚またはその
逆への変更も出来なかった。さらに、下方部を傾斜棚と
した書棚においては下方部後方にデッドスペース(08)を
有し、このため設置面積を多く占めてしまうという欠点
もある。
な従来の図書館用書棚の欠点を解消するとともに、棚板
自体を補強して、その反りを防止し、また棚板の高さを
展示物の高さに応じて変更可能に架設でき、さらに、棚
板は水平、傾斜のいずれを選択しても架設出来るように
することを目的としている。また、従来のように側板下
部を前方へ張り出させる、占有面積の大きな構造とする
必要なしに、書籍を取り出し易くするため棚板を傾斜し
て取付けられる書棚を得ることを目的としている。ま
た、棚板の下面に設けた凹溝をその直下の棚板の上に並
立している書籍類の倒れを防止するブックサポート用の
係止部として共用することを目的としている。
題は次のようにして解決される。 (1) 棚板の下面における前部および後部に、棚板の左
右方向の寸法とほぼ同長でかつ全長にわたって下面が開
口する凹溝を有するレールを設け、書棚本体の側板の内
側面の前部および後部に上下位置変更可能に係着した棚
受け具に前記凹溝端部を載置することにより、左右の側
板間に棚板を架設すること。
ける前部および後部に、前後方向の幅を互いに異ならせ
た左右方向を向く凹溝を設け、書棚本体の側板の内側面
の前部および後部に、前記凹溝の狭い方の前後方向の幅
とほぼ同一の外径とした棚受け具を、互いに独立して上
下位置変更可能に係着し、この棚受け具に前記凹溝端部
を載置することにより、左右の側板間に棚板を水平状態
と前下り又は後下りの傾斜状態とのいずれの状態でも架
設しうるようにすること。
に、棚板の左右方向の寸法とほぼ同長でかつ全長にわた
って下面が開口し、前後方向の幅を互いに異ならせた左
右方向を向く凹溝を有するレールを設け、書棚本体の側
板の内側面の前部および後部に、前記凹溝の狭い方の前
後方向の幅とほぼ同一の外径とした棚受け具を、互いに
独立して上下位置変更可能に係着し、この棚受け具に前
記凹溝端部を載置することにより、左右の側板間に棚板
を水平状態と前下り又は後下りの傾斜状態とのいずれの
状態でも架設しうるようにすること。
て、棚板を、木製とすること。
て、棚板下面の前後の各凹溝を、その直下の棚板上に並
立している書籍類の倒れを防ぐブックサポートの上端部
の前後をそれぞれ支持できるように形成すること。
下位置変更可能に係着された棚受け具に棚板を堅固に架
設でき、また、棚板下面にレールを設けることにより棚
板は全幅に亙って補強され、木製の棚板にありがちな反
りが防止される(請求項1)。
設定してあるため、前後の棚受け具を同じ高さに設置す
れば、棚板を水平に設置でき、後方の棚受け具のみを、
数段下げて設置することにより、同じ棚板を傾斜させて
設置することができる。このとき、他方の凹溝の前後方
向の幅を棚受け具の外径とほぼ同寸法としてあるので棚
板は、ずれるおそれがなく架設される(請求項2及び
3)。
施例を示すやや下方から見た斜視図である。側板(2)の
相対向する内側には、例えば外周にローレットを施した
円筒形ナット(9)が2列に一定の間隔を以て固く埋め込
まれている。このナット(9)には円筒形の棚受け具(10)
がねじ込まれている。
長にわたって下面が開口する凹溝(11)(13)を有する前後
2本の金属等又は合成樹脂等のレール(12)(14)が設けら
れている。図3に示すように、一方の前部の凹溝(11)の
前後方向の幅(w1)は前述の円筒形の棚受け具(10)が陥
入する程度に比較的に狭く、また、他方の凹溝(13)の前
後方向の幅(W2)は棚板(5)を棚受け具(10)に段違いに
掛けてもその陥入を許容する程度に広くなっている。
は、金属製等のレールを使用することなく、直接、木工
フライス盤等により図4および図5に示すような断面形
状をなす凹溝(11)および(13)を作成することができる。
よび(12)には、直下の棚板上に並立している書籍類が倒
れるのを防ぐブックサポート(15)がそれ自体の弾力性に
よって脚部(16)(16)により係合している。
一の書棚が2個背中合わせに結合したタイプである。し
たがって側板(17)も2個分の奥行を有している。両側板
(17)の相対向する内面には、それぞれ等間隔に多数の係
止孔(19)があけられた金属製の棚柱(18)が片側で4本づ
つ埋め込まれている。前記の係止孔(19)には、円筒形の
棚受け具(20)が、その端部に形成された係止爪により取
外し可能に係止されている。なお、図6の棚板(5)は既
に前の実施例において詳述したものと実質的に同一であ
る。それ故、図7に示したように、前部の凹溝(13)に棚
受け具(20)を陥入させるとともに後部の凹溝(13)を下段
の棚受け具(20)に陥入させれば、棚板(5)は安定した傾
斜面として維持される。
り、凹溝(11)および(13)は棚板の全長に亘って形成され
たものではなく、少なくとも円筒形棚受け具(20)が陥入
するだけの長さがあれば充分である。
明の実施例の概略断面図である。
とを意図してなされたものであるが、スチール製の棚板
に適用することもできる。
下位置変更可能に係着した棚受け具に棚板を堅固に架設
でき、また、特に木製の場合、凹溝として金属レールを
使用することにより木製の棚板は全幅にわたって補強さ
れ、木製の棚板にありがちな反りが防止される(請求項
1)。
他方の凹溝より幅広に設定してあるため、前後の棚受け
具を同じ高さに設置すれば、棚板を水平に設置でき、前
後いずれか一方の棚受け具のみを、数段下げて設置する
ことにより、同じ棚板を傾斜させて設置することができ
る。このとき、一方の凹溝の前後方向の幅を棚受け具の
外径とほぼ同寸法としてあるので、棚板は、ずれるおそ
れがなく安定して架設することが出来る。
みを傾斜させることにより下方の書籍類を取出し易く出
来るから、従来の書棚に比べて側板の下部を前方へ張り
出させる必要がなく、したがって占有面積を小さくする
ことが出来るので経済的である。
面の凹溝をブックサポートの支持にも兼用しているので
部品点数が少なくコストの低減に寄与することができ
る。
り欠いたやや下方から見上げた斜視図である。
図である。
態を示す縦断側面図である。
斜視図である。
斜視図である。
切り欠いたやや上方から見た斜視図である。
斜視図である。
断面図である。
図である。
断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 棚板の下面における前部および後部に、
棚板の左右方向の寸法とほぼ同長でかつ全長にわたって
下面が開口する凹溝を有するレールを設け、書棚本体の
側板の内側面の前部および後部に上下位置変更可能に係
着した棚受け具に前記凹溝端部を載置することにより、
左右の側板間に棚板を架設したことを特徴とする書棚。 - 【請求項2】 棚板の少なくとも両端部の下面における
前部および後部に、前後方向の幅を互いに異ならせた左
右方向を向く凹溝を設け、書棚本体の側板の内側面の前
部および後部に、前記凹溝の狭い方の前後方向の幅とほ
ぼ同一の外径とした棚受け具を、互いに独立して上下位
置変更可能に係着し、この棚受け具に前記凹溝端部を載
置することにより、左右の側板間に棚板を水平状態と前
下り又は後下りの傾斜状態とのいずれの状態でも架設し
うるようにしたことを特徴とする書棚。 - 【請求項3】 棚板の下面における前部および後部に、
棚板の左右方向の寸法とほぼ同長でかつ全長にわたって
下面が開口し、前後方向の幅を互いに異ならせた左右方
向を向く凹溝を有するレールを設け、書棚本体の側板の
内側面の前部および後部に、前記凹溝の狭い方の前後方
向の幅とほぼ同一の外径とした棚受け具を、互いに独立
して上下位置変更可能に係着し、この棚受け具に前記凹
溝端部を載置することにより、左右の側板間に棚板を水
平状態と前下り又は後下りの傾斜状態とのいずれの状態
でも架設しうるようにしたことを特徴とする書棚。 - 【請求項4】 棚板を、木製とした請求項1〜3のいず
れかに記載の書棚。 - 【請求項5】 棚板下面の前後の各凹溝を、その直下の
棚板上に並立している書籍類の倒れを防ぐブックサポー
トの上端部の前後をそれぞれ支持できるように形成した
請求項1〜4のいずれかに記載の書棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7005717A JP3052118B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 書 棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7005717A JP3052118B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 書 棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08191724A true JPH08191724A (ja) | 1996-07-30 |
JP3052118B2 JP3052118B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=11618879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7005717A Expired - Fee Related JP3052118B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 書 棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052118B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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KR102480044B1 (ko) * | 2022-04-04 | 2022-12-21 | 주식회사 우드메탈 | 휨 방지 및 이탈방지 안전기능의 이동선반을 구비한 수납가구 |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP7005717A patent/JP3052118B2/ja not_active Expired - Fee Related
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