JP3929542B2 - 棚における仕切部材取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棚における仕切部材に関し、特に棚板上に仕切部材を載置可能とした棚における仕切部材取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の棚における仕切部材としては、棚板の上面と当接する水平板と、該水平板から立設する仕切板とからなるものや、棚板の上面、およびこの棚板の後側に立設する後面板前面の左右方向に穿設された係合孔に、それぞれ同時に係合する突片を有する仕切板からなるもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の仕切板は、棚板の左右方向の任意の位置に仕切板を設置可能である反面、厚さが均一な収納物を収納する場合等において、仕切板を予め設定された間隔に並べたり、それらを所定箇所に確実に維持させておくには不向きであった。
【0004】
一方後者の仕切板は、棚板の左右方向への設置位置が、棚板と後面板とに穿設される係合孔の位置に限定されるものの、係合孔の位置や間隔を予め収納物に合わせて設定しておくことにより、厚さが均一な収納物を収納するために、仕切板を予め設定された間隔に正確に並べたり、その間隔を棚の使用中において確実に維持することが可能であるが、棚板の上面と後面板前面との左右方向に、係合孔を複数穿設する必要があることから、左右方向に幅狭のスリット状の係合孔の穿設加工が容易である鋼板製の棚では使用され得るが、木材に多数の孔を穿設すると棚板の強度が極端に弱くなり、木質系の棚等では利用しにくかった。
【0005】
また、収納物により仕切板に働く負荷が、仕切板の突片と係合孔との係止部に直接加わっていたため、突片及び係合孔が変形したり破損し易かった。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するため、仕切板に負荷が加わっても仕切板や棚板の一部が破損する事なく、所定箇所に確実に維持される棚における仕切部材取付装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の棚における仕切部材取付装置は、棚における棚板の上面左右方向に形成した溝部に係合孔が複数穿設されたガイドレールを嵌合固定するとともに、前記係合孔と係合する突片が下面より突出された前後方向を向く仕切板と、該仕切板の後端より連設される支持板とからなる仕切部材を設け、前記係合孔と突片とが係合された時、前記支持板の後面側が、棚板の後側に立設される後面板に当接されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、仕切部材は、支持板と後面板とを当接させた状態で棚上方より下降させれば、突片と係合孔とが係合されるとともに、支持板と後面板との当接により負荷が分担されるため、設置箇所に確実に保持されるようになっている。位置変更する場合は、仕切部材を上方に持上げれば突片と係合孔との係合を解除した後、再度所望の係合孔内に突片を差込めばよい。このように、突片と係合孔に大きな負荷が働くことがないため、例えば木製の棚に形成された係合孔であっても、その破損を防止することができる。さらに、係合孔が左右方向に複数穿設されたガイドレールが、棚に設けられた溝部に嵌合されるようになっているので、強度が弱く、穿設加工しにくい木製等の棚にも係合孔を容易に設けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明していくと、まず図1には本発明実施形態が適用される棚1が示されている。この棚1は、例えば書籍やCD等の商品(収納物)陳列用の棚として用いられるものであり、一部に傾斜辺を有する側板2と、側板2の前端辺に沿って設けられる背板(後面板)3、4、5とにより、前面が開放されるようにそれぞれ形成される上部収納部6、傾斜収納部7、下部収納部8とにより構成されている。
【0010】
前記上部収納部6、傾斜収納部7内には、それぞれ水平棚9、傾斜棚10が、起立状態にある利用者の目線(点線表示)方向に対して略水平になるように複数設けられているため、利用者は目線位置を変えることなく各収納部内奥方まで容易に見る事が出来るようになっている。
【0011】
下部収納部8内には、水平棚11が設けられるとともに、その前方上部には内部を隠蔽するための前面板12が垂設されており、利用者からは下部収納部8内が見えにくくなっている。
【0012】
このように構成される棚1にあっては、主に内部が利用者より見えやすいように配慮される上部収納部6及び傾斜収納部7が適宜商品の陳列棚として利用され、下部収納部8は主に店側で利用できるようになっている。
【0013】
水平棚9および傾斜棚10の上面所定位置には、図2〜図4に示されるように左右方向に延びる溝部13が形成されており、該溝部13内には断面略コ字状のガイドレール14が、開口下向きに嵌合されている。溝部13内に嵌合されたガイドレール14の水平片14a上面は、水平棚9または傾斜棚10の上面とほぼ同一面をなすとともに、左右方向には、細長矩形状の係合孔15が所定間隔おきに複数穿設されている。
【0014】
19は仕切部材であって、棚の前後方向を向き、ガイドレール14の係合孔15に係合可能な突片18が下端辺所定箇所より下方に突設される仕切板17と、仕切板17の後端より左右方向にそれぞれ連設される支持板16とから構成される。
【0015】
このように構成される仕切部材19は、図2に示されるように、水平棚9上方より、仕切板17の突片18を所望の係合孔15内に差込むことで、仕切部材19の前方向への逸脱が防止され、水平棚9上面に設置することが出来るようになっているとともに、上方に持上げれば突片18と係合孔15との係合が解除されるため、容易に位置変更が出来るようになっている。
【0016】
突片18と係合孔15とが係合された時、図3に示されるように仕切部材19の支持板16の後面16aが背板3の前端面3aと当接状態となるため、仕切部材19の水平棚9上への設置後、適宜収納物等により仕切板17の先端部に図中点線の矢印で示されるような左右方向の負荷が加わっても、仕切板17の係合孔15内に係合された突片18を中心とした回転が規制され、仕切板17先端部の左右方向の振れが軽減される。
【0017】
同じく突片18と係合孔15とが係合された時、図4に示されるように仕切部材19の支持板16の下端辺16bが、水平板9上面9aと当接されるため、適宜収納物等により仕切板17の上端部に図中点線の矢印で示されるような左右方向の負荷が加わっても、仕切板17の係合孔15内に係合された突片18を中心とした仕切部材19の回転が規制され、仕切板17上端部の左右方向の振れが軽減される。
【0018】
よって支持板16の後面16aと背板3の前端面3a、及び支持板16の下端辺16bと水平板9上面9aとの当接により、仕切板17の振れが確実に規制され、安定するとともに、突片18と係合孔15との係合部にかかる負荷が分散されるので、突片18若しくは係合孔15の損傷および変形等が生じにくくなる。なお、この支持板16を左右方向に長寸に形成すれば、各当接面積が大となり、前記係合箇所に加わる負荷がより分散される。
【0019】
このように本発明実施形態としての棚における仕切部材取付装置にあっては、係合孔15が左右方向に複数穿設されたガイドレール14が、棚に設けられた溝部13内に嵌合されるようになっているので、強度が弱く、穿設加工のしにくい木製等の棚にも係合孔を容易に設けることができる。また、仕切部材19は、支持部材16の後面16aと背板3の前端面3aとを当接させた状態で、水平棚9上方より下降させれば、突片18と係合孔15とが係合され、設置箇所に確実に保持されるようになっている。位置変更する場合は、仕切部材19を上方に持上げれば突片18と係合孔15との係合を解除した後、再度所望の係合孔15内に突片18を差込めばよい。
【0020】
図5(a)、(b)には、本発明の他の実施形態が示されており、本実施形態における係合孔15は、前述の実施形態中の係合孔よりも前後方向に長寸であるとともに、係合孔15内には、後側に向けて下方に傾斜する傾斜面15aが形成されている。また、仕切板17の突片18の下端は前記傾斜面15aに摺接可能な傾斜状に形成されている。
【0021】
このように係合孔15が前後方向の長寸に形成されることで、突片18の係合孔15内への嵌合が、前方より突片18下端を滑らせるようにして容易に行なえるようになる。また、突片18の下端が傾斜面15aに摺接可能な傾斜状に形成されていることで、仕切部材19を常に背板3方向に移動せしめ、前方への逸脱が防止されるとともに、支持部材16の後面16aと背板3の前面3aとが常に当接されるようになっている。
【0022】
以上、本発明の実施形態を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0024】
(a)請求項1の発明によれば、仕切部材は、支持板と後面板とを当接させた状態で棚上方より下降させれば、突片と係合孔とが係合されるとともに、支持板と後面板との当接により負荷が分担されるため、設置箇所に確実に保持されるようになっている。位置変更する場合は、仕切部材を上方に持上げれば突片と係合孔との係合を解除した後、再度所望の係合孔内に突片を差込めばよい。このように、突片と係合孔に大きな負荷が働くことがないため、例えば木製の棚に形成された係合孔であっても、その破損を防止することができる。さらに、係合孔が左右方向に複数穿設されたガイドレールが、棚に設けられた溝部に嵌合されるようになっているので、強度が弱く、穿設加工しにくい木製等の棚にも係合孔を容易に設けることができる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての棚装置を示す斜視図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】仕切部材が棚へ取付られた状態を示す要部平面図である。
【図4】仕切部材が棚へ取付られた状態を示す要部正面図である。
【図5】(a)は本発明の他の実施形態としての仕切部材の棚への取付状態を示す断面図であり、(b)は(a)の平面図である。
【符号の説明】
1 棚
2 側板
3、4、5 背板(後面板)
3a 前端面
6 上部収納部
7 傾斜収納部
8 下部収納部
9、11 水平板
9a 上面
10 傾斜板
12 前面板
13 溝部
14 ガイドレール
14a 水平片
15 係合孔
15a 傾斜面
16 支持部材
16a 後面
16b 下端面
17 仕切板
18 突片
19 仕切部材

Claims (1)

  1. 棚における棚板の上面左右方向に形成した溝部に係合孔が複数穿設されたガイドレールを嵌合固定するとともに、前記係合孔と係合する突片が下面より突出された前後方向を向く仕切板と、該仕切板の後端より連設される支持板とからなる仕切部材を設け、前記係合孔と突片とが係合された時、前記支持板の後面側が、棚板の後側に立設される後面板に当接されるようになっていることを特徴とする棚における仕切部材取付装置。
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