JP3585257B2 - スライドラック類の支持装置 - Google Patents

スライドラック類の支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3585257B2
JP3585257B2 JP08070294A JP8070294A JP3585257B2 JP 3585257 B2 JP3585257 B2 JP 3585257B2 JP 08070294 A JP08070294 A JP 08070294A JP 8070294 A JP8070294 A JP 8070294A JP 3585257 B2 JP3585257 B2 JP 3585257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
slide
groove
side wall
slide rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08070294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07284420A (ja
Inventor
聡 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP08070294A priority Critical patent/JP3585257B2/ja
Publication of JPH07284420A publication Critical patent/JPH07284420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3585257B2 publication Critical patent/JP3585257B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はスライドラック類の支持装置、詳しくは、収納ボードの収納部に、ガイドレールにより出し入れできるように支持され、物品を収容したり、掛け止めたり、もたせ掛けるなどして保持し、場合によっては多段に保持できるようにするスライドラック、あるいはこれに類する各種の引出し収納部を含めたスライドラック類の支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のスライドラック類は、例えばシステムキッチンのように流し台と組み合わせて設置される収納ボード、あるいは単独で設置される収納ボード等、各種の収納ボードに設けられ、幅狭なスペースを利用し、小物品や、ボトル類等、種々雑多な物品を、それらの形態や大きさに応じて収納して置き、また個別に自由に取り出せるようにするもので、使用に便利であり普及しつつある。物品を多段に収納できるものは、多数の各種物品を互いの重なりをなくして、あるいは少なくして収容するのに有利であり、さらなる普及が見込まれる。
【0003】
図10は従来のスライドラックの支持装置を示している。スライドラックaは前記のような使用形態の特徴から、図10(a)の側面図、および同図(b)の正面図で分かるように、高さよりも幅が小さい幅狭形状を有するものが一般的である。また、スライドラックaのこのような形態や、多数の物品を保持することによる重量化に対応して、スライドラックaを収納ボードbの収納部cに対し出し入れできるように支持するガイドレールdは、図10の(a)〜(c)に示すように収納部cの底部の左右に取付け、スライドラックaの底部を左右2か所の凹部eとの嵌り合う状態で支持し、スライドラックaの出し入れを安定して案内できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、収納ボードb収納部c、天然板や合板、あるいは樹脂パネル等によって形成される。いずれにしても、収納部cの内面どうしの間隔や平行度、直角度には、各板材の寸法誤差や組み立て誤差の他に、収納ボードbが設置される台所等の床や壁の傾き等が影響するし、これに板材の反りが加わるので、十分な精度を満足することは困難である。
【0005】
このため、前記のように収納部cの底部に固定したガイドレールdにより、スライドラックaを支持し案内するのでは、スライドラックaを支持する姿勢が、収納部cの底部壁mの傾きに否応なく左右される。この傾きは図10(a)に示すスライドラックaの引出し方向に直角な水平軸fまわりの傾きと、図10(b)に示すスライドラックaの引出し方向に向く水平軸gまわりの傾きとで代表されるが、水平軸fまわりの傾きはスライドラックaが収納部cの天井壁hと、奥壁iとのそれぞれに干渉する原因になる。また水平軸gまわりの傾きは収納部cの左右側壁j、kのいずれか一方と、天井壁hの左右片側とに、それぞれ干渉する原因になる。これらの干渉は、スライドラックaを収納部cに対し出し入れする場合の擦れやこじれにつながり、スムーズな出し入れの妨げとなるので、回避されなければならない。
【0006】
スライドラックaの天井壁hとの干渉は、スライドラックaの高さを天井壁hよりも少し低く抑えることにより、また奥壁iとの干渉は、スライドラックaの奥行寸法を抑えることにより、それぞれ省ペース化に余り影響なしに回避することはできる。しかし、スライドラックaの高さが高いほど、底部壁mの水平軸gまわりの少しの傾きでもスライドラックaの上部の左右の大きな振れとなるので、スライドラックaの少しの省スペースに影響しない少しの幅寸法の抑えでは側壁j、kとの干渉は避けにくい。
【0007】
そこで、収納部cの内面の間隔や平行度、直角度を十分に満足するために、工場生産段階で種々に管理し調整する必要があり、勢い製品コストが高くなる。また、現場組み立てに際し調整する場合、大半の条件が既定してしまっているので調整の自由度は少なく、調整作業が特に困難であり多大の時間と労力が掛かる。
【0008】
さらに、底部壁mの上に2つのガイドレールdを取付けるにも、左右側壁j、kとの平行度を正確に取るよう図10(e)に示す垂直軸nまわりの姿勢を設定しないと、これらとの前記干渉の問題を解消することはできず、これらの位置決めが余分な作業となり、これもコスト上昇の原因になっている。
【0009】
本発明は、このような問題を解消することを課題とし、ガイドレールの簡単な取付けによって、前記のような擦れやこじれの問題なしに、スライドラックを軽快に出し入れできるようにする支持装置を提供することを主たる目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のスライドラックの支持装置は、上記のような目的を達成するために、まず、収納ボードの収納部に、物品を種々に保持するスライドラックをガイドレールにより出し入れできるように支持するスライドラックの支持装置であって、収納部のスライドラックの一側面と対向する一方の側壁の内面の上下2か所にガイドレールを取付け、これらガイドレールによってスライドラック類を、このスライドラック類の前記一側面の上下2か所を片持ち支持し、スライドラック類はガイドレールと嵌り合って支持し案内される出し入れ方向の溝状凹部を有している
【0011】
特に、スライドラック類の溝状凹部はスライドラック前端部側でガイドレールとの間に幅方向の遊びがなく、これより奥側部分でガイドレールとの間に幅方向の遊びを持っていることを特徴としている
【0012】
また、スライドラックは、前記一側面と反対側になる他側面の下部をも、収納部のこの他側面に対向する他方の側壁の内面下部に取り付けたガイドレールによって出し入れできるように支持し、スライドラック類のガイドレールと嵌り合って支持案内される出し入れ方向の溝状凹部と、前記ガイドレールとの間に、幅方向の遊びを設けたものとするのが好適である。
【0013】
また、ガイドレールは、収納部の側壁の内面に取付けられた固定ガイドレールと、この固定ガイドレールに案内される可動ガイドレールとからなり、可動ガイドレールはスライドラック類の溝状凹部にこの溝状凹部の端壁に当接するように嵌め合わされ、この溝状凹部端に設けられる固定ガイドレールの出入り口から可動ガイドレールが引き出されるのを阻止するストッパを溝状凹部と可動ガイドレールとの間に設けると好適である。
【0014】
ここでストッパは、溝状凹部の一方の側壁を介して隣接する領域に設けられ、弾性係合片の前記側壁の前記隣接領域側の外面に圧接する当たり面に、前記側壁の切欠きを通じて、溝状凹部内の可動ガイドレールの側壁に設けられた係合窓と係合して、可動ガイドレールが固定ガイドレール出入り口から引き出されるのを阻止する係止突起を設け、この係止突起の前記係止窓との係合面とは反対の側となる背部の基部に、前記溝状凹部の側壁の切欠きのエッジと係合する係合面を設けたものとするのが好適である。
【0015】
【作用】
本発明のスライドラック類の支持装置の上記構成では、まず、収納ボードの収納部の、スライドラック類の一側面と対向する一方の側壁の内面の上下2か所に設けたガイドレールによって、スライドラック類の前記一側面の上下2か所を片持ち支持することにより、1か所での片持ち支持による場合のような振れの問題なくスライドラック類を安定に支持することができ、特に、一方の側壁の内面の上下2か所にガイドレールを取付けるだけで、この一方の側壁の内面に沿ってスライドラック類が出し入れされるように案内することにより、他方の側壁との平行度は問題なく、両側壁間にスライドラック類の幅寸法以上の間隔がありさえすれば、これと干渉するのを回避できるし、底部壁や天井壁との傾きの違いがあっても、従来通り省スペースに影響ない程度に上下方向の寸法を抑えて干渉を避けることが容易であるので、複雑かつ困難な調整なしに、スライドラック類をスムーズに出し入れできるように支持し案内することができる。
【0016】
特に、スライドラック類のガイドレールと嵌り合って支持し案内される出し入れ方向の溝状凹部が、スライドラック類前端部側でガイドレールとの間に幅方向の遊びがなく、これより奥側部分でガイドレールとの間に幅方向の遊びを持っていることにより、スライドラック類の前端部を外部に残す程度の収納状態までの大きな範囲の出し入れには、前記溝状凹部とガイドレールとの間の幅方向の遊びが働いて、スライドラック類を他との干渉から逃がしながら抵抗少なく軽快に出し入れされるようにするとともに、スライドラック類の前端部まで収納される最終の小さな範囲の出し入れには、前記溝状凹部とガイドレールとの間に幅方向の遊びがないことにより、ガイドレールがスライドラック類の前端部を特定の最終収納位置にあるように位置規制するので、スライドラック類の前端部を適正な位置に収納し、また適正な収納位置から引き出せるようにすることができる。
【0017】
スライドラック類が、前記一側面と反対側になる他側面の下部をも、収納部のこの他側面に対向する他方の側壁の内面下部に取り付けたガイドレールによって出し入れできるように支持していると、スライドラック類の支持剛性を高めることができるし、この他方の側壁の内面に支持したガイドレールと、スライドラック類のガイドレールと嵌り合って支持案内される出し入れ方向の溝状凹部との間に、幅方向の遊びを設けると、前記スライドラック類の支持剛性を低下させることなく、収納部の左右側壁の平行度のずれによる干渉やこじれを吸収してスライドラック類の円滑な出し入れを保証することができる。
【0018】
また、ガイドレールが、収納部の側壁の内面に取付けられた固定ガイドレールと、この固定ガイドレールに案内される可動ガイドレールとからなるものであると、双方間だけで、スライドラック類に対する案内精度をこのスライドラック類とは無関係に、どのように設定したものをも必要に応じて選択使用することができるし、可動ガイドレールがスライドラック類の溝状凹部にこの溝状凹部の端壁に当接するように嵌め合わされ、この溝状凹部端に設けられる固定ガイドレールの出入り口から可動ガイドレールが引き出されるのを阻止するストッパを溝状凹部と可動ガイドレールとの間に設けるようにすると、前記ガイドレールを利用するのに、可動ガイドレールを溝状凹部内の両側壁と端壁および端の固定ガイドレール出入り口からの引出しを阻止するストッパとによって、ねじ止め等の特別な取付け構造なしに、溝状凹部内に確固に保持してスライドラック類が前記ガイドレールの案内を確実に受けられるようにすることができ、可動ガイドレールをねじ止めしないので、可動ガイドレールと溝状凹部との間に前記遊びを設けるようにするのに好都合である。
【0019】
ここでストッパが、溝状凹部の一方の側壁を介して隣接する領域に設けられ、弾性係合片の前記側壁の前記隣接領域側の外面に圧接する当たり面に、前記側壁の切欠きを通じて、溝状凹部内の可動ガイドレールの側壁に設けられた係合窓と係合して、可動ガイドレールが固定ガイドレール出入り口から引き出されるのを阻止する係止突起を設け、この係止突起の前記係止窓との係合面とは反対の側となる背部の基部に、前記溝状凹部の側壁の切欠きのエッジと係合する係合面を設けたものとする構成では、可動ガイドレールが固定ガイドレール出入りから引き出されようとするのを、係止突起が係止穴との係合によって阻止するとき、係合突起の先端部に大きな押動力が働き、係合突起は傾きながら弾性係合片を押し戻して係止穴から外れたり、係止穴との係合が甘くなったりするような嫌いがあるのを、前記押動力が働いても、係止突起は前記背部の係合面を溝状凹部の側壁に設けた切欠きのエッジとの係合によって確固に受られ、前記のような傾きや、係止穴から外れたり、係止穴との係合が甘くなったりするようなことが回避される。したがって、前記可動イドレールの抜け止めが確実なものとなる。
【0020】
【実施例】
以下本発明のスライドラック類の支持装置について幾つかの実施例を示しながら具体的に説明する。
【0021】
図1〜図3は本発明の第1の実施例を示している。本実施例は図1、図2に示すように、収納ボード1の他から区画して形成される収納部2に、物品をトレーに収納して保持し、またこの収納したものをもたせ掛けて保持したり、あるいはハンガーに引っかけて支持するスライドラック3をガイドレール4により出し入れできるように支持する構成を前提としている。もっとも、本発明はこのようなスライドラックに限定されるものではなく、トレーで収納保持するだけのもの、あるいはハンガーで保持するだけのもの、と云った物品の収納方式が異なる種々のスライドラック、あるいはスライドラック以外のガイドレールで出し入れできるように支持し案内される引出し収納部全般に適用できるのは勿論である。
【0022】
収納部2のスライドラック3の一側面、これは図1で見た左右どちらの側面でもよいが本実施例では図1、図3に示す左側の一側面3aを選択しており、この一側面3aと対向する一方の側壁2aの内面の上下2か所にガイドレール4を取付け、これらガイドレール4によってスライドラック3を、前記一側面3aの上下2か所で、図1、図2に示すように片持ち支持して、出し入れできるようにしたことを基本的な特徴としている。
【0023】
このような構成によると、収納ボード1の他から区画して形成される収納部2の、スライドラック3の一側面3aと対向する一方の側壁2aの内面の上下2か所に取付けられたガイドレール4によって、スライドラック3を前記一側面3aの上下2か所を片持ち支持するので、1か所での片持ち支持による場合のような振れの問題なく、スライドラック3を安定に支持することができ、スライドラック3の出し入れが円滑になる。
【0024】
特に、一方の側壁2aの内面の上下2か所にガイドレール4を取付けるだけで、スライドラック3をこの一方の側壁2aの内面に沿って出し入れされるように案内して、他方の側壁2bとの平行度は問題なく、両側壁2a、2b間にスライドラック3の幅寸法以上の間隔がありさえすれば、これと干渉するのを回避できるし、底部壁2cや天井壁2dとの傾きの違いがあっても、従来通り省スペースに影響ない程度に上下寸法を抑えて干渉を避けることが容易であるので、複雑かつ困難な調整なしに、スライドラック3をスムーズに出し入れできるように支持し案内することができる。したがって、低コストで十分な品質を保証することができる。
【0025】
収納ボード1はどのように設置されるものでもよいが、本実施例では台所11のシステムキッチンに適用した場合を示し、流し台12の一部に、ガスレンジ13等とともに組み入れられ、収納ボード1は幅が高さよりも小さい偏平な引出し収納部14等をも有しており、必要に応じこのような引出し収納部14に本発明を適用することもできる。また、本実施例のような収納ボード1を、吊り収納ボードや、単独で設置される据え置き収納ボード等としても本発明は同様に適用される。
【0026】
収納部2は、板部材よりなる両側壁2a、2b、底部壁2c、天井壁2dを枠状に組み立てたものに、奥壁2eを後方より当てがって、前方に開口したボックス状に形成してあり、専用の基台5の上に取付けてある。しかし、具体的な組み立て構造は種々に変更することができる。またこの収納部2は、前記ガスレンジ13や引出し収納部14等と選択的に組み合わせて設置し、共通のワークトップ15を上面に施して前記流し台12としてある。
【0027】
一方、スライドラック3は、どのように物品を保持するものであってもよいが、本実施例では、図1〜図3に示すように、前後の金属製の枠板21、22の上端部間と、下端部間とを連結する2つの樹脂製のトレー23、24のうち、上部トレー23に小さな調味料入れを収容保持し、下部トレー24には一升びん程度までの大きなボトル類や、これに類似する縦長物品を収容保持することができる。これら上下各トレー23、24にて物品が脱落するのを防止するガード棒25が、上下各トレー23、24を利用して取付けられている。また、スライドラック3には、上下各トレー23、24の間で、スライドラック3の前記一側面3a側に片寄って位置するガード金網26が設けられ、前後の枠板21、22間に取付けられている。ガード金網26は下部トレー24に収容される物品をもたせ掛けて、これの脱落を防止できるし、ガード金網26は上下にガード線材がまとまって設けられたガード部26aを有し、このガード部26aにはハンガー金具27が弾性的に着脱できるように装着され、このハンガー金具27に有するハンガーピン27aに各種の物品を掛け止めて保持することもできる。29はガード金網26の樹脂製取付け具であり、ガード金網26が上下対称形であることにより、取付け具29のどちらの端部にねじ止め等するかによって、スライドラック3がどちらの一側面でガイドレール4により支持されるかという、左右の使用勝手の違いに、同一のガード金網26によって対応できるようにしてある。
【0028】
前後の枠板21、22は周辺を外面側に折り曲げて剛性を高め、前側の枠板21の面には化粧板としての天然板や各種人工板等からなる面材28が張り合わされ、この面材28部で、引出し収納部14の面材32、ガスレンジ13のオーブン13aの前面等の他の隣接のものとの面一化が図られる。
【0029】
スライドラック3はガイドレール4と嵌り合って支持し案内される出し入れ方向に設けた溝状凹部33を有し、この溝状凹部33は図3、図4に示すように、スライドラック3の前端部3b側でガイドレール4との間に幅方向の遊びがなく、これより奥側部分でガイドレール4との間に幅方向の遊びSを持っているようにしてある。
【0030】
このような構成によって、スライドラック3の前端部3bを外部に残す収納状態までの大きな範囲の出し入れに、前記溝状凹部33とガイドレール4との間の幅方向の遊びSが働いて、スライドラック3を他との干渉から逃がしながら抵抗少なく軽快に出し入れされるようにするとともに、スライドラック3がこれの前端部3bまで収納される最終の小さな範囲の出し入れには、前記溝状凹部33とガイドレール4との間に幅方向の遊びがないことにより、ガイドレール4がスライドラック3の前端部3bを特定の収納位置にあるように位置規制するので、スライドラック3の前端部3bを、隣接の前記ガスレンジ13のオーブン13aの前面や、引出し収納部14の面材32等の間に隙間ができたり、互いに干渉したりしない適正な位置に収納し、またこの適正な収納位置から引き出せるようにすることができ、前記オーブン13aの前面や隣接の面材32等との間の遊びを極く小さくしても、干渉し合ったりする不都合はなく体裁のよい外観を満足することができる。
【0031】
溝状凹部33はどのように形成してもよいが、本実施例では、前記上下各トレー23、24を利用して形成してある。具体的には、上下各トレー23、24の底面の両側に一体成形してあり、スライドラック3の左右のどちらの一側面で片持ち支持するかによって、左右どちらかの溝状凹部33を選択して使用できるようにしてある。
【0032】
一方ガイドレール4も、これに前記溝状凹部33で嵌り合うスライドラック3を、前記溝状凹部33を介し支持し案内できるものであれば、具体的な構成を特に問うものではない。しかし、本実施例では、スライドラック3を出し入れするときの抵抗の軽減や、ガタツキを防止する意味で、図3に示すような固定ガイドレール4aと、この固定ガイドレール4aにボール4bを介し高精度に支持し案内される可動ガイドレール4cとを組み合わせたものを採用している。
【0033】
固定ガイドレール4aは、図3に示すように可動ガイドレール4cを支持する支持部4dから外部に延びる取付け片4eを側壁2aの内面にねじ41でねじ止めするなどして取付け、可動ガイドレール4cに前記溝状凹部33を嵌め合わせてある。
【0034】
特に、可動ガイドレール4cはスライドラック3の溝状凹部33にこの溝状凹部33の端壁33bに図2、図5、図7に示すように当接する状態で嵌め合わされ、この溝状凹部33端および後部枠板22に設けられる固定ガイドレール4aの出入り口33a、22aから可動ガイドレール4cが引き出されるのを阻止するストッパ42を溝状凹部33と可動ガイドレール4cとの間に、図4、図7に示すように設けてある。
【0035】
このように、ガイドレール4が、収納部2の側壁2aの内面に取付けられた固定ガイドレール4aと、この固定ガイドレール4aに案内される可動ガイドレール4cとからなるものであると、双方間だけで、スライドラック3に対する案内精度をこのスライドラック3とは無関係に、どのように設定したものをも必要に応じて選択使用することができるし、可動ガイドレール4cをスライドラック3の溝状凹部33内の両側壁33cと端壁33bおよび端の固定ガイドレール出入り口33a、22aからの引出しを阻止するストッパ42とによって、ねじ止め等の特別な取付け構造なしに、溝状凹部33内に確固に保持してスライドラック3が前記ガイドレール4の案内を確実に受けられるようにすることができ、可動ガイドレール4cをねじ止めしないので、組み立て構造が簡略化するとともに、可動ガイドレール4cと溝状凹部33との間に前記遊びSを設けるようにするのに好都合であり、この遊びSによるスライドラック3と他との干渉防止図りやすい。
【0036】
溝状凹部33のガイドレール4との前記遊びSは、溝状凹部33の幅を図3、図4に示すように、スライドラック3の前端部範囲ではB1とするのに対し、これより後方範囲ではB1よりも大きいB2に設定して形成されるもので、これら溝幅の差B2−B1により前記遊びSとなるようにしてある。
【0037】
なお、本実施例で示すように、スライドラック3の横断面が、高さよりも幅の小さい幅狭形状であると、前記収納部2の一方の側壁2aの上下2か所に取付けたガイドレール4による支持を、スライドラック3の幅寸法よりも上下に大きく離れた2か所で行い、スライドラック3の片持ち支持による傾き特性によく対応し全体を安定に支持することができる。
【0038】
本実施例の場合、ストッパ42は樹脂成形品であって、図5〜図7に示すように、スライドラック3の下トレー24の下面に左右の溝状凹部33の間に形成された中央凹部43の端部に遊びなく嵌り合うヘッド部42aと、このヘッド部42aの端上部の左右に一体成形されて、中央凹部43の端壁43aに設けられた止め穴43bに係合されてヘッド部42aが中央凹部43から抜け出るのを阻止する係合片42bと、ヘッド部42a面の左右方向中央部から方に延びる横断面T字状の張り出し杆42cと、この張り出し杆42cの張り出し端左右に2重壁連結部42dを介し連結され、かつヘッド部42aの左右前部近くにまで延びる弾性係合片42eとを備え、これら左右の弾性係合片42eの先端部外面に係止突起42fを一体成形している。張り出し杆42cは張り出し端部をねじ144により中央凹部43の天井壁にねじ止めしてあり、前記係合片42bと止め穴43bとの係合とが相まって、ストッパ42を前記中央凹部43内に安定に取付けてある。
【0039】
係止突起42fは、弾性係合片42eの樹脂弾性を利用した復元力によって、溝状凹部33の側壁33cに設けた切欠き33dを通じ、溝状凹部33内の可動ガイドレール4cの側壁に設けた係止穴44と係合し、弾性係合片42eの係止突起42fが突出している当たり面42gが、溝状凹部33の側壁33cの中央凹部43に面する外面33eに圧接して、図5に示す位置に安定するようになっている。
【0040】
この係止突起42fと係止穴44との図5に示すような係合によって、可動ガイドレール4cが固定ガイドレール出入り口33a、22aから引き出され、脱落するのを阻止することができる。切欠き33dは窓状に設けてもよい。
【0041】
ところで、このような本実施例の構成では、可動ガイドレール4cが固定ガイドレール出入り口33a、22aから引き出されようとするのを、係止突起42fが係止穴44との係合によって阻止するとき、係止突起42fの先端部に大きな押動力Fが働き、係合突起42fは傾きながら弾性係合片42eを押し戻して係止穴44から外れたり、係止穴との係合が甘くなったりするような嫌いがある。 そこで、前記係止突起42fの当たり面42gからの突出基部には、係止突起42fの前記係止穴44との係合面42hとは反対の側となる背面に、前記係止突起42fと係止穴44との係合状態で、前記側壁33cに形成されている切欠き33dの固定ガイドレール出入り口33a側エッジ33eと係合ないしは近接して対向する係合面42iを形成してある。これによって、前記押動力Fが働いても、係止突起42fは前記係合面42iを側壁33cのエッジ33eとの係合によって確固に受られ、前記のような傾きや、係止穴44から外れるようなことが回避される。したがって、前記可動カイドレール4cの抜け止めが確実なものとなる。
【0042】
図8に示すように弾性係合片42eを、例えば片手の親指と人差し指との間で挟み付けるなどにより矢印の方向に押動すると、係止突起42fを前記係止穴44との係合位置から後退して、係止穴44との係合が外れるので、可動ガイドレール4cを固定ガイドレール出入り口33a、22aを通じて溝状凹部33内に長手方向に出し入れすることができる。42jはヘッド部42aの背面に設けたストッパ片であり、弾性係合片42eの操作限界位置を規定し、過剰な操作によって損傷しないようにしてある。
【0043】
図9は本発明の第2の実施例を示している。本実施例では、スライドラック3は、前記一側面3aと反対側になる他側面3cの下部をも、収納部2のこの他側面3cに対向する他方の側壁2bの内面下部に取り付けたガイドレール4によって出し入れできるように支持し、スライドラック3のガイドレール4と嵌り合って支持案内される出し入れ方向の溝状凹部33と、前記ガイドレール4との間に、幅方向の遊びSを設けたものとしてある。
【0044】
このような構成によると、スライドラック3の支持剛性を高め、重量化に対応し易くすることができるし、スライドラック3の横断面形状が幅狭でなく、高さよりも幅が大きいワイド形状である場合に特に有効である。また前記他方の側壁2bの内面に支持したガイドレール4と、このガイドレール4と嵌り合って支持案内されるように出し入れ方向に設けたスライドラック3の溝状凹部33との間に設けた幅方向の遊びSによって、前記スライドラック3の支持剛性を低下させることなく、収納部2の左右側壁2a、2bの平行度のずれによる干渉やこじれを吸収してスライドラック3の円滑な出し入れを保証することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明のスライドラック類の支持装置によれば、前記構成および作用から、まず、収納ボードの収納部の、一方の側壁の内面の上下2か所に設けたガイドレールによって、1か所での片持ち支持による場合のような振れの問題なくスライドラック類を安定に支持することができ、特に、一方の側壁の内面の上下2か所にガイドレールを取付けるだけで、この一方の側壁の内面に沿ってスライドラック類が出し入れされるように案内し、他方の側壁との平行度は問題なく、両側壁間にスライドラック類の幅寸法以上の間隔がありさえすれば、これと干渉するのを回避でき、底部壁や天井壁との傾きの違いがあっても、従来通り省スペースに影響ない程度に上下方向の寸法を抑えて干渉を避けることが容易であるので、複雑かつ困難な調整なしに、スライドラック類をスムーズに出し入れできるように支持し案内することができる。したがって、低コストで十分な品質を保証することができる。
【0046】
特に、スライドラック類のガイドレールと嵌り合って支持し案内される出し入れ方向の溝状凹部が、スライドラック類前端部側でガイドレールとの間に幅方向の遊びがなく、これより奥側部分でガイドレールとの間に幅方向の遊びを持っていることにより、スライドラック類の前端部を外部に残す程度の収納状態までの大きな範囲の出し入れには、前記遊びが働いて、抵抗少なく軽快に出し入れされるようにするとともに、スライドラック類の前端部がで収納される最終の小さな範囲の出し入れには、前記遊びがなく、ガイドレールでスライドラック類の前端部を特定の最終収納位置にあるように位置規制し、隣接のものとの隙間が小さい体裁のよいものとしても、互いの干渉なく出し入れできる利点がある。
【0047】
スライドラック類が、前記一側面と反対側になる他側面の下部をも、収納部のこの他側面に対向する他方の側壁の内面下部に取り付けたガイドレールによって出し入れできるように支持したものでは、スライドラック類の支持剛性を高めることができ、また、これらガイドレールと、スライドラック類のガイドレールと嵌り合って支持案内される出し入れ方向の溝状凹部との間に、幅方向の遊びを設けたものでは、前記スライドラック類の支持剛性を低下させることなく、収納部の左右側壁の平行度のずれによる干渉やこじれを吸収してスライドラック類の円滑な出し入れを保証することができ、横断面がワイド形状であるような場合に有効である。
【0048】
また、ガイドレールが、収納部の側壁の内面に取付けられた固定ガイドレールと、この固定ガイドレールに案内される可動ガイドレールとからなるものであると、双方間だけで、スライドラック類に対する案内精度をこのスライドラック類とは無関係に、どのように設定したものをも必要に応じて選択使用することができるし、可動ガイドレールがスライドラック類の溝状凹部にこの溝状凹部の端壁に当接するように嵌め合わされ、この溝状凹部端に設けられる固定ガイドレールの出入り口から可動ガイドレールが引き出されるのを阻止するストッパを溝状凹部と可動ガイドレールとの間に設けるようにする構成では、前記ガイドレールを利用するのに、可動ガイドレールを溝状凹部内の両側壁と端壁および端の固定ガイドレール出入り口からの引出しを阻止するストッパとによって、ねじ止め等の特別な取付け構造なしに、溝状凹部内に確固に保持してスライドラック類が前記ガイドレールの案内を確実に受けられるようにすることができ、可動ガイドレールをねじ止めしないので、可動ガイドレールと溝状凹部との間に前記遊びを設けるようにするのに好都合である。
【0049】
ここでストッパが、溝状凹部の一方の側壁を介して隣接する領域に設けられ、弾性係合片の前記側壁の前記隣接領域側の外面に圧接する当たり面に、前記側壁の切欠きを通じて、溝状凹部内の可動ガイドレールの側壁に設けられた係合窓と係合して、可動ガイドレールが固定ガイドレール出入り口から引き出されるのを阻止する係止突起を設け、この係止突起の前記係止窓との係合面とは反対の側となる背部の基部に、前記溝状凹部の側壁の切欠きのエッジと係合する係合面を設けたものとするものであると、可動ガイドレールが固定ガイドレール出入りから引き出されようとするのを、係止突起が係止穴との係合によって阻止するとき、係合突起の先端部に大きな押動力が働き、係合突起は傾きながら弾性係合片を押し戻して係止穴から外れたり、係止穴との係合が甘くなったりするような嫌いがあるのを、前記押動力が働いても、係止突起は前記背部の係合面を溝状凹部の側壁に設けた切欠きのエッジとの係合によって確固に受られ、前記のような傾きや、係止穴から外れたり、係止穴との係合が甘くなったりするようなことが回避される。したがって、前記可動イドレールの抜け止めが確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのスライドラックが設けられたシステムキッチン方式の収納ボードを示す要部の正面図である。
【図2】図1の要部の収納部を示す縦断面図である。
【図3】図1の要部の収納部を示す横断面図である。
【図4】図1のスライドラックの斜視図である。
【図5】図1のスライドラックの溝状凹部に可動ガイドレールを嵌め付けてストッパを働かせた状態を示す下面図である。
【図6】図5のストッパの上面図である。
【図7】図5のストッパとスライドラックのストッパ取付け部とを示す分解斜視図である。
【図8】図5のストッパの働きを解除した状態を示す下面図である。
【図9】本発明の第2の実施例を示す収納部の横断面図である。
【図10】従来の収納部を示す縦断面図、垂直横断面図、および水平縦断面図である。
【符号の説明】
1 収納ボード
2 収納部
2a、2b 側壁
2c 底部壁
2d 天井壁
2e 奥壁
3 スライドラック
3a 一側面
4 ガイドレール
4a 固定ガイドレール
4c 可動ガイドレール
4e 取付け片
33 溝状凹部
22a、33a 固定ガイドレール出入り口
33b 端壁
33c 両側壁
33d 切欠き
33e エッジ
41 ねじ
42 ストッパ
42f 係止突起
42g 当たり面
42h 係合面
42i 係合面
43 中央凹部
44 係止穴
S 遊び

Claims (4)

  1. 収納ボードの収納部に、物品を種々に保持するスライドラック類をガイドレールにより出し入れできるように支持するスライドラック類の支持装置であって、
    収納部のスライドラック類の一側面と対向する一方の側壁の内面の上下2か所にガイドレールを取付け、これらガイドレールによってスライドラック類を、このスライドラック類の前記一側面の上下2か所を片持ち支持し、スライドラック類はガイドレールと嵌り合って支持し案内される出し入れ方向の溝状凹部を有し、溝状凹部はスライドラック類前端部側でガイドレールとの間に幅方向の遊びがなく、これより奥側部分でガイドレールとの間に幅方向の遊びを持っていることを特徴とするスライドラック類の支持装置。
  2. スライドラック類は、前記一側面と反対側になる他側面の下部をも、収納部のこの他側面に対向する他方の側壁の内面下部に取り付けたガイドレールによって出し入れできるように支持し、スライドラック類のガイドレールと嵌り合って支持案内される出し入れ方向の溝状凹部と、前記ガイドレールとの間に、幅方向の遊びを設けた請求項1に記載のスライドラック類の支持装置
  3. ガイドレールは、収納部の側壁の内面に取付けられた固定ガイドレールと、この固定ガイドレールに案内される可動ガイドレールとからなり、可動ガイドレールはスライドラック類の溝状凹部にこの溝状凹部の前端壁に当接するように嵌め合わされ、この溝状凹部後端に設けられる固定ガイドレールの出入り口から可動ガイドレールが引き出されるのを阻止するストッパを溝状凹部と可動ガイドレールとの間に設けた請求項1、2のいずれかに記載のスライドラック類の支持装置。
  4. ストッパは、溝状凹部の一方の側壁を介して隣接する領域に設けられ、弾性係合片の前記側壁の前記隣接領域側の外面に圧接する当たり面に、前記側壁の切欠きを通じて、溝状凹部内の可動ガイドレールの側壁に設けられた係合窓と係合して、可動ガイドレールが固定ガイドレール出入り口から引き出されるのを阻止する係止突起を設け、この係止突起の前記係止窓との係合面とは反対の側となる背部の基部に、前記溝状凹部の側壁の切欠きのエッジと係合する係合面を設けた請求項に記載のスライドラック類の支持装置。
JP08070294A 1994-04-19 1994-04-19 スライドラック類の支持装置 Expired - Fee Related JP3585257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08070294A JP3585257B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 スライドラック類の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08070294A JP3585257B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 スライドラック類の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07284420A JPH07284420A (ja) 1995-10-31
JP3585257B2 true JP3585257B2 (ja) 2004-11-04

Family

ID=13725670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08070294A Expired - Fee Related JP3585257B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 スライドラック類の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3585257B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4623718B2 (ja) * 2004-12-17 2011-02-02 株式会社マッキンリー スライドレールの着脱装置
JP5276492B2 (ja) * 2009-03-26 2013-08-28 サンウエーブ工業株式会社 キャビネットにおける引出の取付構造
JP5575433B2 (ja) * 2009-08-17 2014-08-20 サンウエーブ工業株式会社 キャビネットにおける引出の取付構造
JP5896981B2 (ja) * 2013-12-26 2016-03-30 トクラス株式会社 引き出し、及び、キャビネット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07284420A (ja) 1995-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5301477A (en) Panel system
US6497185B1 (en) Slidable unit for modular shelving system
US8397937B2 (en) Article carrier with a dividing arrangement
MX2008007163A (es) Sistema de almacenamiento con aditamento de riel de montaje.
RU2763642C2 (ru) Ящик для настенной системы хранения
US20060254996A1 (en) Adjustable shelf system
US5746330A (en) Tool rack
JP3585257B2 (ja) スライドラック類の支持装置
US20040020884A1 (en) System for detachable suspension of shelves, drawers or the like
JP3917847B2 (ja) 厨房家具の収納装置
US4037897A (en) Vertically indexed drawer guide support strip
JP3728037B2 (ja) スライド書架装置
JP2568798Y2 (ja) 棚の仕切装置
GB2342567A (en) Liner for storage furniture
JP3929542B2 (ja) 棚における仕切部材取付装置
US11278118B2 (en) Support component for a storage system
JPH06225819A (ja) 引出しを有するキャビネット
KR960001279Y1 (ko) 일용품 캐비넷
JP3817917B2 (ja) 什器における幕板取付装置
JP2006345950A (ja) 収納棚
JP2574153Y2 (ja) 音響メディア用ラック
JP2002223878A (ja) 棚装置
GB2319288A (en) Furniture fixing
JPH08896Y2 (ja) スペース埋め収納庫
KR960004981Y1 (ko) 조립식 선반

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070813

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees