JP3052118B2 - 書 棚 - Google Patents

書 棚

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JP3052118B2
JP3052118B2 JP7005717A JP571795A JP3052118B2 JP 3052118 B2 JP3052118 B2 JP 3052118B2 JP 7005717 A JP7005717 A JP 7005717A JP 571795 A JP571795 A JP 571795A JP 3052118 B2 JP3052118 B2 JP 3052118B2
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亙 乾
学 長谷部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は書棚、特に図書館等で
使用される主として木製の書棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の書棚においては、例えば
および図に示すように、書籍等を載置展示する棚
板(05)は、左右の側板(02)(02)の間に固着されていた。
また、図に示すように、展示物の背表紙を見易くする
ために前上がりに傾斜させた下部棚板(06)も固着され
ており、書棚の形態もその傾斜に合わせて側板下部
(07)が前方へ張り出した形となっていた。そのため、
ーザーへこの書棚納入した後には、レイアウト変更に
伴う展示様式の変更の自由がなく、したがって展示物
の高さに応じて棚板の高さを変更することもできず、ま
た、水平棚から傾斜棚へ、またはその逆への変更も出来
なかった。さらに、下部を傾斜棚とした書棚において
下部後方にデッドスペース(08)が発生し、設置面積
が大となってしまうという欠点もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来の図書館用等の書棚の欠点を解消するとともに、
棚板自体を補強して、その反りを防止し、かつ棚板の
展示物の高さに応じて変更しうるようにし、さら
に、棚板を、水平あるいは傾斜のいずれしても架設出
来るようにすることを目的としている。また、従来のよ
うに側板下部を前方へ張り出させて、占有面積
とすることなしに、書籍を取り出し易くするため
板を傾斜して取付けられる書棚を得ることを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1)棚板の下面における前部および後部に、棚板の左右
方向の寸法とほぼ同長で全長にわたって下面が開口
し、かつ両側端が開口する凹溝を有するレールを設け、
書棚本体の側板の内側面の前部および後部に上下位置変
更可能に係着した棚受け具に前記凹溝の側端開口部
上方から嵌合することにより、左右の側板間に棚板を架
設し、さらに、前記各凹溝に、その直下の棚板上に並立
されている書籍類の倒れを防ぐブックサポートの上端部
における脚部を、それぞれ弾性係合しうるようにする。
【0005】(2)上記(1)項において、前後の凹溝にお
ける前後幅を互いに異ならせるとともに、書棚本体の側
板の内側面の前部および後部に、外径を前記凹溝におけ
る前後幅の狭い方の前後幅とした棚受け具を、互いに独
立して上下位置変更可能に係着し、この棚受け具に前記
凹溝の端部を係止することにより、左右の側板間に、棚
板を水平状態と、前下り又は後下りの傾斜状態とのいず
れの状態でも架設しうるようにする。
【0006】
【作用】側板に対して上下位置変更可能に係着された棚
受け具に棚板を堅固に架設することができ、また、
ックサポートを係止させることができ、しかも棚板下面
設けたレールにより棚板は全幅に亙って補強され
(請求項1)。
【0010】一方の凹溝の前後幅を他方の凹溝より幅広
に設定してあるため、前後の棚受け具を同じ高さに設置
すれば、棚板を水平に設置でき、後方の棚受け具のみ
を、数段下げて設置することにより、同じ棚板を傾斜さ
せて設置することができる。このとき、他方の凹溝の前
後方向の幅を棚受け具の外径とほぼ同寸法としてあるの
で棚板は、ずれるおそれがなく架設される(請求項)。
【0011】
【実施例】図1は本発明の書棚の一実施例を、一部を
切り欠いて、やや下方から見た斜視図である。左右の
板(2)の相対向する内側には、例えば外周にローレット
を施した円筒形ナット(9)が、前後2列に、かつ上下方
向に一定の間隔をもって埋め込まれている。ナット(9)
には形の棚受け具(10)がねじ込まれている。
【0012】棚板(5)の下面には、左右方向の全長にわ
たって、下面が開口する凹溝(11)(13)を有する前後2本
の金属又は合成樹脂のレール(12)(14)がれてい
る。図に示すように、前部の凹溝(11)の前後方向の幅
(w1)は前述の円筒形の棚受け具(10)がしうる程
度に比較的に狭く、また、後部の凹溝(13)の前後方向の
幅(W2)は棚板(5)を棚受け具(10)に段違いに掛けて
、棚受け具(10)が嵌入しうる程度に広くしてある。
【0013】図1および図3に示すように、凹溝(11)(1
2)には、直下の棚板上に並立している書籍類が倒れるの
を防ぐブックサポート(15)の上端における横向きの脚部
(16)(16)が、それ自体の弾性により係合されている。
【0015】図単一の書棚2個背中合わせに
結合した場合の別の実施例を示し、側板(17)は、書棚
個分の奥行を有している。側板(17)の対向する内面に
は、上下方向に等間隔をもって多数の係止孔(19)があけ
た金属製の棚柱(18)が4本前後に並べて埋め込ま
れている。前記係止孔(19)には、円筒形の棚受け具(20)
が、その端部に設けた下向係止爪により取外し可能に係
止されている。なお、図4における棚板(5)は前の実
施例において詳述したものと実質的に同一であり、
に示ように、前部の凹溝(12)に棚受け具(20)を陥入さ
せ、かつ後部の凹溝(13)を下段の棚受け具(20)に陥入さ
せれば、棚板(5)は安定した傾斜面として持される。
【0016】図は、本発明の実施例において、下段の
棚板(5)を傾斜させた場合の概略断面図である。
【0018】本発明は、主として木製の棚板を用いるこ
とを意図してなされたものであるが、スチール製の棚板
適用しうることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、側板に対
して上下位置変更可能に係着した棚受け具に棚板を堅固
に架設でき、また、特に木製の場合、凹溝として金属レ
ールを使用することにより木製の棚板は全幅にわたっ
て補強され、木製の棚板にありがちな反りが防止され
しかも凹溝は、ブックサポートの支持も兼ねているの
で、部品点数は少く、コストの低減に寄与することがで
きる。
【0020】請求項2記載の発明によれば、一方の凹溝
を他方の凹溝より幅広に設定してあるため、前後の棚受
け具を同じ高さに設置すれば、棚板を水平に設置でき、
前後いずれか一方の棚受け具のみを、数段下げて設置す
ることにより、同じ棚板を傾斜させて設置することがで
きる。このとき、一方の凹溝の前後方向の幅を棚受け具
の外径とほぼ同寸法としてあるので、棚板は、ずれるお
それがなく安定して架設することが出来る。
【0021】また棚板のみを傾斜させることにより
下方の書籍類を取出し易く出来るから、従来の書棚に比
べて側板の下部を前方へ張り出させる必要がなく、占
有面積を小さくすることが出来る
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による書棚の一実施例を、一部を切り欠
やや下方から見上げた斜視図である。
【図2】図1における棚板の縦断側面図である。
【図3】図2に示す棚板にブックサポートを取付けた
状態を示す縦断側面図である。
【図4】 本発明による書棚の他の実施例一部を切り欠
て、やや上方から見た斜視図である。
【図5】に示した実施例の縦断側面図である。
【図6】 本発明による書棚の棚板の配置例を示す概略縦
断面図である。
【図7】 従来の書棚の棚板の配置例を示す概略縦断面図
である。
【図8】 従来の他の書棚の棚板の配置例を示す概略縦断
面図である。
【符号の説明】
(2)側板 (5)棚板 (6)下方部棚板 (8)デッドスペース (2)側板 (9)円筒形ナット (10)棚受け具 (11)凹溝 (12)レール (13)凹溝 (14)レール (15)ブックサポート (16)脚部 (17)側板 (18)棚柱 (19)係止孔 (20)円筒形棚受け具 (W1)(W2)凹溝の前後方向の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−26585(JP,U) 実開 平3−19350(JP,U) 実開 平1−177535(JP,U) 実公 昭60−17143(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 57/04 A47B 57/42 A47B 63/00 - 63/00 504 A47B 65/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板の下面における前部および後部に、
    棚板の左右方向の寸法とほぼ同長で全長にわたって下
    面が開口し、かつ両側端が開口する凹溝を有するレール
    を設け、書棚本体の側板の内側面の前部および後部に上
    下位置変更可能に係着した棚受け具に前記凹溝の側端
    開口部上方から嵌合することにより、左右の側板間に
    棚板を架設し、さらに、前記各凹溝に、その直下の棚板
    上に並立されている書籍類の倒れを防ぐブックサポート
    の上端部における脚部を、それぞれ弾性係合しうるよう
    にしてなる書棚。
  2. 【請求項2】 前後の凹溝における前後幅を互いに異な
    らせるとともに、書棚本体の側板の内側面の前部および
    後部に、外径を前記凹溝における前後幅の狭い方の前後
    幅とした棚受け具を、互いに独立して上下位置変更可能
    に係着し、この棚受け具に前記凹溝の端部を係止するこ
    とにより、左右の側板間に、棚板を水平状態と、前下り
    又は後下りの傾斜状態とのいずれの状態でも架設しうる
    ようにした請求項1記載の書棚。
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