JP4716415B2 - 搬送ボックス - Google Patents

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Description

本発明は、荷物を収容して搬送するための搬送ボックスに関する。
大きさが異なる複数種類の荷物を、例えば発注先の要求に応じて組み合わせを変更して搬送する場合、従来は、搬送ボックスの内側に仕切板を備えたものが用いられていた。そして、この搬送ボックスでは、仕切板の装着位置を適宜変更して、荷物の大きさ及び組み合わせに応じた収容空間を搬送ボックス内に形成していた(例えば、特許文献1乃至3参照)。
実公昭45−27552号公報(第1図) 実開昭63−169439号公報(第2図) 実開昭61−32029号公報(第2図)
ところが、上記した仕切板を設けたものでは、荷物を安定させて搬送することが困難であった。このため、各荷物に対応させた緩衝材(例えば、発砲スチロール等)を搬送ボックスの内部に設けて、その緩衝材に荷物を保持させていた。また、上下に大きな荷物は、搬送ボックス内で緩衝材にて傾斜姿勢に保持して、例えば、積み上げられた搬送ボックスと荷物との干渉を避けていた。しかしながら、緩衝材の種類が増えると、それら緩衝材の製造コスト及び管理コストが増すために、複数種類の荷物に対応することが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、安定して荷物を搬送可能であると共に、複数種類の荷物に容易に対応することが可能な搬送ボックスの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る搬送ボックスは、上面開放のアウターボックスの内側に上面開放のインナーボックスを収容し、インナーボックスの内側に荷物を収容可能とした搬送ボックスにおいて、アウターボックスのうち互いに対向した1対の内側面には、複数の縦溝がそれぞれ形成されると共に、それら内側面に対向したインナーボックスの1対の外側面には、縦溝に上方から挿入可能な上側円形突部と下側円形突部とが上下に間隔をあけてそれぞれ形成され、下側円形突部を縦溝に挿入した状態でその縦溝を含む複数の縦溝の中から任意の縦溝を選択して上側円形突部を挿入可能としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の搬送ボックスにおいて、縦溝は、下方に向かうに従って徐々に幅が狭くなり、下側円形突部の外径を、縦溝に遊嵌可能な大きさにする一方、上側円形突部の外径を、縦溝の上端寄り位置に圧入可能な大きさにしたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の搬送ボックスにおいて、インナーボックスの内面に緩衝材を固定すると共に、縦横が50[mm]、178[mm]、高さが任意の荷物を緩衝材に押し付けて収容可能な第1のインナーボックスと、縦横が100[mm]、178[mm]、高さが任意の荷物を緩衝材に押し付けて収容可能な第2のインナーボックスとを設けたところに特徴を有する。
請求項4の発明に係る搬送ボックスは、上面開放のアウターボックスの内側に上面開放のインナーボックスを収容し、インナーボックスの内側に荷物を収容可能とした搬送ボックスにおいて、アウターボックスのうち互いに対向した1対の内側面に複数の第1の縦溝をそれぞれ形成し、第1の縦溝に両端部が挿入されて、アウターボックスの内部を区画する1対の区画板を設け、1対の区画板の互いの対向面には、複数の第2の縦溝がそれぞれ形成され、インナーボックスの1対の外側面には、第2の縦溝に上方から挿入可能な上側円形突部と下側円形突部とが上下に間隔をあけてそれぞれ形成され、下側円形突部を第2の縦溝に挿入した状態でその第2の縦溝を含む複数の第2の縦溝の中から任意の第2の縦溝を選択して上側円形突部を挿入可能としたところに特徴を有する。


請求項1の構成によれば、アウターボックスにおける任意の縦溝にインナーボックスの上側円形突部及び下側円形突部を挿入することで、インナーボックスをアウターボックス内の所望の位置に位置決めすることができる。また、下側円形突部を縦溝に挿入した状態でその縦溝と異なる縦溝を選択して上側円形突部を挿入することで、荷物の高さに応じてインナーボックスをアウターボックスに対して傾けた状態に保持することができる。このように、本発明の構成によれば、アウターボックス内におけるインナーボックスの位置及び姿勢を変更することができるので、複数種類の荷物に容易に対応することができる。しかも、インナーボックス自体がボックス構造になっているので、荷物を安定して搬送することが可能になる。
請求項2の構成によれば、アウターボックスに対してインナーボックスを押し込むと、下側円形突部が縦溝に遊嵌されてから、上側円形突部が縦溝の上端寄り位置に圧入される。この圧入により、アウターボックスに対してインナーボックスを抜け止めすることができかつガタを抑えることができる。
インナーボックスに収容して搬送する荷物として、カーオーディ、カーナビゲーション装置等の電気機器が挙げられる。これら電気機器は、1DINタイプと2DINタイプとに分類することができる。ここで、1DIN、2DINは、ドイツ工業規格により規定されている大きさの規格であって、1DINは、縦横の寸法が、50[mm]及び178[mm]であると規定され、2DINは、縦横の寸法が、100[mm]及び178[mm]であると規定されている。そして、請求項3の構成によれば、1DINの直方体状の電気機器を荷物として第1のインナーボックスに収容して緩衝材に密着させることができると共に、2DINの直方体状の電気機器を荷物として第2のインナーボックスに収容して緩衝材に密着させることができる。
請求項4の構成によれば、アウターボックスにおける任意の第1の縦溝に1対の区画板の両端部を挿入することで、1対の区画板をアウターボックス内の所望の位置に位置決めすることができる。そして、1対の区画板の対向面における任意の第2の縦溝にインナーボックスの上側円形突部及び下側円形突部を挿入することで、インナーボックスをアウターボックス内の所望の位置に位置決めすることができる。また、下側円形突部を第2の縦溝に挿入した状態でその第2の縦溝と異なる第2の縦溝を選択して上側円形突部を挿入することで、荷物の高さに応じてインナーボックスをアウターボックスに対して傾けた状態に保持することができる。このように、本発明の構成によれば、アウターボックス内におけるインナーボックスの位置及び姿勢を変更することができるので、複数種類の荷物に容易に対応することができる。しかも、インナーボックス自体がボックス構造になっているので、荷物を安定して搬送することが可能になる。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図14に基づいて説明する。図1に示した本実施形態の搬送ボックス10は、アウターボックス40の内部に、大きさが異なる2種類のインナーボックス20A,20Bを収容してなる。アウターボックス40は、上方から見た平面形状が長方形になっている。以下、アウターボックス40における長辺が延びた方向を水平第1方向H1(図1の矢印H1参照)といい、短辺が延びた方向が水平第2方向H2(図1の矢印H2参照)という。
上記した2つのインナーボックス20A,20Bは、アウターボックス40の水平第1方向H1に並べられている。それらのうち比較的小さいインナーボックス20Aは、図2に全体が示されている。このインナーボックス20Aは、上面が開放した箱形構造の樹脂成形品であり、各側壁21,22には勾配が備えられ、インナーボックス20A全体が底側に向かうに従って僅かに窄んでいる。また、インナーボックス20Aは、上方から見た平面形状が長方形になっており、その長方形の短辺が前記した水平第1方向H1(図1及び図2の矢印H1参照)と平行になりかつ、長辺が前記した水平第2方向H2(図1及び図2の矢印H2参照)と平行になるようにしてアウターボックス40内に収容される。
インナーボックス20Aのうち水平第2方向H2で対向した1対の側壁21,21には、その幅方向の中央部に側壁膨出部21Aがそれぞれ形成されている。側壁膨出部21Aは、上方から見て角U字形をなして外側に膨出されている。そして、各側壁膨出部21Aのうち水平第2方向H2を向いた外面(本発明に係る「インナーボックスの1対の外側面」に相当する)には、上側円形突部25と下側円形突部26とが上下に間隔を開けて形成されている。
上側円形突部25及び下側円形突部26は、共に円筒状をなして側壁膨出部21Aから水平第2方向H2に起立しており、これら上側円形突部25及び下側円形突部26における基端部の回りには、補強リブ21Lが45度間隔に形成されている。また、図3に示すように、上側円形突部25の外径φ1は、下側円形突部26の外径φ2より大きくなっている。さらに、上記した側壁21,21の勾配に対応して、図4に示すように両上側円形突部25,25の先端面間の距離L11が、両下側円形突部26,26の先端面間の距離L10より大きくなっている。
図5(A)に示すようにインナーボックス20Aの内側底面には、インナー底面緩衝材30が固定されている。インナー底面緩衝材30は、インナーボックス20Aの底面縁部に対応した枠形状をなしている。また、インナーボックス20Aの底部には、図5(B)に示すように内側面の複数箇所から内側に向けて係止リブ30Tが突出している。そして、インナー底面緩衝材30をインナーボックス20Aの底部に押し込み、係止リブ30Tをインナー底面緩衝材30に側方から食い込ませることで、インナー底面緩衝材30がインナーボックス20A内に固定されている。
なお、インナー底面緩衝材30は、導電性発泡樹脂で構成されている。次述するインナー側面緩衝材28も同様に導電性発泡樹脂で構成されている。これらにより、静電気の発生を防ぐことができる。
図2に示すように、インナーボックス20Aの上端開口における縁部からは、外方に向けて鍔部24が張り出されている。また、インナーボックス20Aの上端開口における4つの角部には緩衝材収容凹所27がそれぞれ形成されている。これら緩衝材収容凹所27は、各側壁21,22の一部を外側に膨出させてなる。そして、各緩衝材収容凹所27には、平面形状がL字状になったインナー側面緩衝材28が収容され、そのインナー側面緩衝材28の一部が側壁21,22の内面から内側に突出している。
これらインナー側面緩衝材28に四方を囲まれた領域の平面形状は長方形になっている。そして、その長方形領域の短辺の寸法が50[mm]未満、長辺の寸法が178[mm]未満になっている。これにより、1DINに規格された直方体状の電気機器80(例えば、カーステレオ)を荷物としてインナーボックス20A内に挿入すると、インナー側面緩衝材28が電気機器80の側面に四方から密着してインナーボックス20A内に電気機器80を安定させることができ、かつインナー側面緩衝材28と電気機器80との摩擦係合力により電気機器80をインナーボックス20A内に抜け止めすることができる。なお、インナー側面緩衝材28は、緩衝材収容凹所27に一部が収容されたことにより、肉厚が厚くなり、衝撃の吸収性が向上する。
一方、比較的大きいインナーボックス20Bは、全体が図6及び図7に示されている。このインナーボックス20Aは、上記した比較的小さいインナーボックス20Aに比べて水平第1方向H1に大きくなった点のみが異なり、それ以外の構成は共通している。具体的には、このインナーボックス20Bにおいて、インナー側面緩衝材28群に四方を囲まれた長方形領域の短辺の寸法は100[mm]未満、長辺の寸法は178[mm]未満になっている。これにより、2DINに規格された直方体状の電気機器90(例えば、カーステレオ)を荷物としてインナーボックス20B内に挿入するとインナー側面緩衝材28が電気機器90の側面に四方から密着する。
なお、1DIN,2DINは、ドイツ工業規格により規定されている大きさの規格であって、1DINは、縦横の寸法が、50[mm]及び178[mm]であると規定され、2DINは、縦横の寸法が、100[mm]及び178[mm]であると規定されている。
さて、アウターボックス40は、全体が図8及び図9に示されている。アウターボックス40は、上面が開放した箱形構造の樹脂成形品であり、アウターボックス40の各側壁41,42にも、インナーボックス20Aの側壁21,22と同様に勾配が設けられている。
図9に示すようにアウターボックス40の外側面には、上下方向の略中央から側方に向かって中間当接壁43が張り出している。また、アウターボックス40の外側面のうち中間当接壁43より下方には、上下方向に延びた複数の縦リブ44が設けられている。これら縦リブ44は、アウターボックス40のうち水平第2方向H2の中心に位置した中心線CL1に対して対称な構造をなす一方、アウターボックス40のうち水平第1方向H1の中心に位置した中心線CL2に対しては非対称な構造になっている。また、図8(B)に示すようにアウターボックス40の下面には、四隅と水平第2方向H2の中央とに下面突部48がそれぞれ形成されている。そして、縦リブ44の下面44Wは、これら下面突部48の下面48Wより上方に位置している。
アウターボックス40の内側面には、上記した複数の縦リブ44に対応して、上端部から上下方向の中間位置に亘って複数のリブ挿入溝45が形成されている。これらリブ挿入溝45も中心線CL1に対して対称な構造をなす一方、中心線CL2に対しては非対称な構造になっている。そして、複数のアウターボックス40を上下に積み上げるときに、図9(A)に示すように、上下のアウターボックス40,40の間で、全ての縦リブ44,44が一直線上に並ぶ状態にすると、図14に示すように上側のアウターボックス40における全ての縦リブ44の下面44Wが、下側のアウターボックス40の上面40Tに当接したスタッキング状態になる。このとき、上側のアウターボックス40の下面突部48が、下側のアウターボックス40の上端開口内に嵌合されて、アウターボックス40,40同士の横ずれが防止される。
スタッキング状態に対し、下側のアウターボックス40に対して上側のアウターボックス40を鉛直軸回りに180度旋回させて積み上げると、上側のアウターボックス40における全ての縦リブ44が、下側のアウターボックス40における全てのリブ挿入溝45に挿入される。この結果図9(B)に示すように、上側のアウターボックス40のうち中間当接壁43より下側部分が下側のアウターボックス40内に収容されて、上側のアウターボックス40の中間当接壁43が下側のアウターボックス40の上縁部に当接したネスティング状態になる。本実施形態の搬送ボックス10では、このネスティング状態で、下側のアウターボックス40に収容されたインナーボックス20A,20Bの上端部と、上側のアウターボックス40の下端部とが隙間を介して対向するように構成されている。
図8(A)に示すように、アウターボックス40のうち水平第2方向H2で対向した1対の内側面41A,41Aには、複数の突条47が水平第1方向H1に等間隔に並べて形成されている。これら突条47群は、図8(B)に示すように、アウターボックス40の上下方向の中間位置から下端部に亘って延びている。また、5つおきの突条47が、他の突条47より上方に若干長くなっている。さらに、突条47は、中心線CL1(図8(A)参照)を挟んで両内側面41A,41Aに対称に形成されている。
隣り合った突条47の間は、本発明に係る縦溝46になっている。そして、インナーボックス20A,20Bの上側円形突部25及び下側円形突部26が任意の縦溝46に挿入可能になっている。詳細には、図10に示すように各突条47は、下方に向かうに従って徐々に肉厚が厚くなっている。これにより、縦溝46の幅が、下方に向かうに従って徐々に狭くなっている。また、縦溝46の幅は、全体として下側円形突部26が遊嵌される大きさになっている。さらに、縦溝46の上端寄り位置の幅は、上側円形突部25の外径より小さくなっている。これにより、インナーボックス20A,20Bをアウターボックス40に押し込むと、下側円形突部26が縦溝46にスムーズに遊嵌されて水平第2方向H2の位置が決定され、次いで、上側円形突部25が縦溝46に圧入されて、インナーボックス20A,20Bがアウターボックス40内に抜け止めされると共にガタ防止が図られる。また、図10の破線で示したように、下側円形突部26を挿入した縦溝46と上側円形突部25を挿入した縦溝46とを異ならせることで、アウターボックス40の底面に対してインナーボックス20A,20Bを傾けた状態に保持することができる。
本実施形態の構成は以上である。次に、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態の搬送ボックス10により荷物を搬送する場合には、まず、搬送する荷物が1DINか2DINかに応じて、アウターボックス40に装着するインナーボックス20A,20Bを決定してアウターボックス40に押し込む。具体的には、図2に示した1DINの直方体状の電気機器80を荷物として複数搬送する場合には、例えば、図11(A)に示すように、比較的小さいインナーボックス20Aをアウターボックス40内に複数(例えば、6つ)隣接させて装着する。そのために、各インナーボックス20Aの下側円形突部26を所定の縦溝46に挿入し、次いで、同じ縦溝46に上側円形突部25を挿入する。すると、上側円形突部25及び下側円形突部26と縦溝46との係合により、インナーボックス20Aがアウターボックス40の水平第1方向H1で位置決めされる。このとき上側円形突部25及び下側円形突部26の先端面がアウターボックス40の側壁41,41に突き合わされてインナーボックス20Aが水平第2方向H2でも位置決めされる。また、上側円形突部25及び下側円形突部26を同じ縦溝46に挿入することで、インナーボックス20Aがアウターボックス40の底面から直立した状態に保持される。さらに、上側円形突部25を縦溝46に圧入することでインナーボックス20Aがアウターボックス40内に抜け止めされる。
図6に示した2DINの電気機器90を荷物として複数搬送する場合には、例えば、図11(B)に示すように、比較的大きいインナーボックス20Bをアウターボックス40内に複数(例えば、3つ)隣接させて装着する。この場合もインナーボックス20Bの上側円形突部25及び下側円形突部26を同じ縦溝46に挿入して、インナーボックス20Bをアウターボックス40の底面から直立させた状態にする。そして、各インナーボックス20Bに電気機器90を挿入する。
図7に示した電気機器95(例えば、カーナビゲーション装置)のように、本体95Hが2DINの直方体になっており、その本体95Hの一端からディスプレイ95Dが側方に張り出したものを荷物として搬送する場合には、比較的大きいインナーボックス20Bを複数(例えば、2つ)、アウターボックス40内に装着する。この場合も、インナーボックス20Bの上側円形突部25及び下側円形突部26を同じ縦溝46に挿入して、インナーボックス20Bをアウターボックス40の底面から直立させた状態にする。このときインナーボックス20B,20B同士の間に間隔を開け、各インナーボックス20Bとアウターボックス40の側壁42(図7(B)参照)との間にも間隔を開けておく。これにより、電気機器95の本体95Hを各インナーボックス20B挿入してディスプレイ95Dがインナーボックス20Bから側方に張り出しても、ディスプレイ95D同士の干渉と、ディスプレイ95Dと側壁42との干渉を防ぐことができる。
図12(A)に示した電気機器96のように、本体96Hが1DINの直方体をなし、その本体96Hが上下方向に比較的大きくなっており、さらに、一端部に操作パネル96Pを有したものを荷物として搬送する場合には、(1つ乃至2つの)インナーボックス20Aをアウターボックス40内に装着する。このとき、同図に示すようにインナーボックス20Aをアウターボックス40の底面に対して直立姿勢にすると、図13に示すように搬送ボックス10をスタッキングしたときに上側の搬送ボックス10の下面突部48が電気機器96の上面に当接する事態が起こり得る(図13における「×」印参照)。すると電気機器96が損傷するばかりか、上側の搬送ボックス10における縦リブ44の下面44Wが下側の搬送ボックス10におけるアウターボックス40の上面40Tから浮き上がり、不安定になる。
このような場合は、図12(B)に示すように、アウターボックス40の底面に対してインナーボックス20Aを傾斜させればよい。そのためには、図10の破線で示すように下側円形突部26を挿入した縦溝46と異なる縦溝46に上側円形突部25を挿入する。これにより、図12(B)に示すようにインナーボックス20Aがアウターボックス40内の底面に対して傾斜した姿勢に保持され、直立姿勢にした場合(図12(A)参照)に比べてインナーボックス20Aに収容された電気機器96の上端部の位置が低くなる。そして、図14に示すように、アウターボックス40内をスタッキングした際に、上側の搬送ボックス10の下面突部48と電気機器96との当接が防がれると共に、上側の搬送ボックス10における縦リブ44の下面44Wが下側の搬送ボックス10におけるアウターボックス40の上面40Tに当接して、安定したスタッキング状態になる。
搬送ボックス10の各インナーボックス20A,20Bに電気機器80,90,95,96等の荷物を収容したら搬送用車両にて搬送する。搬送車両の加速・減速した場合には、荷物に発生した慣性力がインナーボックス20A,20Bにかかる。ここで、インナーボックス20A,20Bはボックス構造をなしているので、従来の仕切板を備えたものより荷物を収容する部分の強度が増し、荷物に生じた慣性力に抗して、安定して荷物を保持することができる。
搬送ボックス10が搬送先に到着したら、荷物をインナーボックス20A,20Bから抜き取る。そして、空になった搬送ボックス10,10を積み上げて返却する。このとき、上側のアウターボックス40を下側の40に対して180度旋回させて積み上げることで、アウターボックス40,40がネスティング状態することができる(図9(B)参照)。これにより、複数の搬送ボックス10をコンパクトな状態にして返却することができる。
このように本実施形態の搬送ボックス10によれば、アウターボックス40における任意の縦溝46にインナーボックス20A,20Bの上側円形突部25及び下側円形突部26を挿入することで、インナーボックス20A,20Bをアウターボックス40内の所望の位置に位置決めすることができる。また、下側円形突部26を縦溝46に挿入した状態でその縦溝46と異なる縦溝46を選択して上側円形突部25を挿入することで、荷物の高さに応じてインナーボックス20A,20Bをアウターボックス40に対して傾けた状態に保持することができる。このように、本実施形態ではアウターボックス40内におけるインナーボックス20A,20Bの位置及び姿勢を自在に変更することができるので、複数種類の荷物に容易に対応することができる。しかも、インナーボックス20A,20B自体がボックス構造になっているので、荷物を安定して搬送することが可能になる。
[第2実施形態]
本実施形態の搬送ボックス10Xは、図15に示されている。この搬送ボックス10Xは、前記第1実施形態で説明したアウターボックス40の内部にインナーボックス20Cと1対の区画板60,60とが収容されている。このインナーボックス20Cは、前記第1実施形態のインナーボックス20Bを90度旋回させた点以外は全て同じ構成になっている。以下、第1実施形態と同じ構成に関しては、同一符号を付して重複した説明は省略し、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明する。
各区画板60は、インナーボックス20Cと略同じ高さをなすと共に、アウターボックス40における水平第2方向H2で対向した1対の側壁41,41の間隔と略同じ長さになっている。また、区画板60の表裏の両面には、アウターボックス40の突条47と同様の突条61が複数形成され、それら隣り合った突条61,61の間が、アウターボックス40の縦溝46と同様の縦溝62になっている。なお、アウターボックス40に備えた縦溝46が、本発明に係る「第1の縦溝」に相当し、区画板60に備えた縦溝62が本発明に係る「第2の縦溝」に相当する。なお、区画板60の水平方向の両端部には、図示しないリブが備えられ、これにより、区画板60の両端部と縦溝46との間のガタが低減されている。
これら1対の区画板60,60は、アウターボックス40に対して水平第1方向H1の任意の位置に配置して押し込むことができる。すると、各区画板60の両側部が、アウターボックス40の何れかの縦溝46に挿入され、これにより、1対の区画板60,60が水平第1方向H1で位置決めされる。このとき、区画板60,60の間隔をインナーボックス20Cの水平第1方向H1の大きさに対応させると、区画板60,60の間にインナーボックス20Cを挿入することができる。そして、インナーボックス20Cを、水平第2方向H2の任意の位置に配置して区画板60,60の間に押し込むと、インナーボックス20Cの上側円形突部25及び下側円形突部26(図6参照)が両区画板60,60における複数の縦溝62,62の何れかに挿入され、インナーボックス20Cがアウターボックス40の水平第2方向H2と水平第1方向H1との両方向で位置決めされる。
このように、本実施形態によれば、1対の区画板60,60をアウターボックス40に押し込みかつそれら1対の区画板60,60の間にインナーボックス20Cを押し込むだけで、インナーボックス20Cをアウターボックス40における所望の位置に容易に位置決めすることができる。また、下側円形突部26を区画板60の縦溝62に挿入した状態でその縦溝62と異なる縦溝62を選択して上側円形突部25を挿入することで、荷物の高さに応じてインナーボックス20Cをアウターボックス40に対して傾けた状態に保持することができる。このように、本実施形態の構成によっても、アウターボックス40内におけるインナーボックス20Cの位置及び姿勢を自在に変更することができるので、複数種類の荷物に容易に対応することができる。しかも、インナーボックス20C自体がボックス構造になっているので、荷物を安定して搬送することが可能になる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態では、下側円形突部26が縦溝46に遊嵌される一方、上側円形突部25が縦溝46に圧入される構成であったが、上側円形突部25も下側円形突部26と同様に縦溝46に遊嵌される構成にしてもよい。
(2)前記第1実施形態では、上側円形突部25及び下側円形突部26がインナーボックス20A,20Bの本体部分に一体形成されていたが、上側円形突部25及び下側円形突部26を螺子等によりインナーボックス20A,20Bの本体部分に交換可能に取り付けた構成にしてもよい。
(3)前記第1実施形態ではアウターボックス40における1対の側壁41,41の内側面41A,41Aに縦溝46が形成されていたが、本発明の請求項1において、「複数の縦溝がそれぞれ形成」された「アウターボックスのうち互いに対向した1対の内側面」とは、上記したアウターボックス40における側壁41,41の内側面41A,41Aに限定されるものではなく、例えば、前記第2実施形態のように、アウターボックス40内に取り付けた区画板60,60の間で互いに対向した1対の内側面も、本発明に係る「アウターボックスのうち互いに対向した1対の内側面」に相当する。従って、それら区画板60,60の間で互いに対向した1対の内側面に形成された複数の縦溝62は、本発明の請求項4に係る「第2の縦溝」に相当するのみならず、請求項1に係る「複数の縦溝」にも相当する。
本発明の第1実施形態に係る搬送ボックスの斜視図 比較的小さいインナーボックスの斜視図 比較的小さいインナーボックスを水平第2方向から見た側面図 比較的小さいインナーボックスを水平第1方向から見た側面図 (A)比較的小さいインナーボックスの平面図、(B)そのインナーボックスからインナー側面緩衝材とインナー底面緩衝材とを取り除いた状態の平面図 比較的大きいインナーボックスの斜視図 比較的大きいインナーボックスの斜視図 (A)アウターボックスの平面図、(B)アウターボックスの側断面図 (A)スタッキング状態の斜視図、(B)ネスティング状態の斜視図 上側円形突部及び下側円形突部を縦溝に挿入した状態の側面図に (A)アウターボックスに比較的小さいインナーボックスを装着した状態の斜視図、(B)アウターボックスに比較的大きいインナーボックスを装着した状態の斜視図 (A)インナーボックスを直立姿勢にした状態の側断面図、(B)インナーボックスを傾斜姿勢にした状態の側断面図 インナーボックスを直立姿勢にして搬送ボックスをスタッキングした状態の側断面図 インナーボックスを傾斜姿勢にして搬送ボックスをスタッキングした状態の側断面図 (A)第2実施形態の搬送ボックスの斜視図、(B)その一部を破断した斜視図
符号の説明
10,10X 搬送ボックス
20A,20B,20C インナーボックス
25 上側円形突部
26 下側円形突部
40 アウターボックス
41A 内側面
46 縦溝
60 区画板
62 縦溝
80,90,95,96 電気機器


Claims (4)

  1. 上面開放のアウターボックスの内側に上面開放のインナーボックスを収容し、前記インナーボックスの内側に荷物を収容可能とした搬送ボックスにおいて、
    前記アウターボックスのうち互いに対向した1対の内側面には、複数の縦溝がそれぞれ形成されると共に、それら内側面に対向した前記インナーボックスの1対の外側面には、前記縦溝に上方から挿入可能な上側円形突部と下側円形突部とが上下に間隔をあけてそれぞれ形成され、
    前記下側円形突部を前記縦溝に挿入した状態でその縦溝を含む複数の縦溝の中から任意の縦溝を選択して前記上側円形突部を挿入可能としたことを特徴とする搬送ボックス。
  2. 前記縦溝は、下方に向かうに従って徐々に幅が狭くなり、
    前記下側円形突部の外径を、前記縦溝に遊嵌可能な大きさにする一方、
    前記上側円形突部の外径を、前記縦溝の上端寄り位置に圧入可能な大きさにしたことを特徴とする請求項1に記載の搬送ボックス。
  3. 前記インナーボックスの内面に緩衝材を固定すると共に、縦横が50[mm]、178[mm]、高さが任意の荷物を前記緩衝材に押し付けて収容可能な第1のインナーボックスと、縦横が100[mm]、178[mm]、高さが任意の荷物を前記緩衝材に押し付けて収容可能な第2のインナーボックスとを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送ボックス。
  4. 上面開放のアウターボックスの内側に上面開放のインナーボックスを収容し、前記インナーボックスの内側に荷物を収容可能とした搬送ボックスにおいて、
    前記アウターボックスのうち互いに対向した1対の内側面に複数の第1の縦溝をそれぞれ形成し、前記第1の縦溝に両端部が挿入されて、前記アウターボックスの内部を区画する1対の区画板を設け、
    前記1対の区画板の互いの対向面には、複数の第2の縦溝がそれぞれ形成され、
    前記インナーボックスの1対の外側面には、前記第2の縦溝に上方から挿入可能な上側円形突部と下側円形突部とが上下に間隔をあけてそれぞれ形成され、前記下側円形突部を前記第2の縦溝に挿入した状態でその第2の縦溝を含む複数の第2の縦溝の中から任意の第2の縦溝を選択して前記上側円形突部を挿入可能としたことを特徴とする搬送ボックス。
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