JP2531784Y2 - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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JP2531784Y2
JP2531784Y2 JP6594590U JP6594590U JP2531784Y2 JP 2531784 Y2 JP2531784 Y2 JP 2531784Y2 JP 6594590 U JP6594590 U JP 6594590U JP 6594590 U JP6594590 U JP 6594590U JP 2531784 Y2 JP2531784 Y2 JP 2531784Y2
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card rail
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宣弘 福島
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福島工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ケース本体の内部に備えた棚の前端に前面
板が棚上面より高く突出するように配されているオープ
ンショーケースに関し、棚上面に対する前面板の高さが
棚の傾斜度合などに応じて調節できるようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕
この種のオープンショーケースにおいて、各棚の前端
に商品の転落防止のための前面板をカードレールを介し
て取り付けることは、例えば実開昭63-187957号公報に
公知である。そこでは棚の傾斜角度を可変式にし、商品
の形状や大きさなどに応じて棚の姿勢を水平姿勢と傾斜
姿勢とに切り換え可能にすること、更には棚の傾斜姿勢
に応じて棚に対するカードレールの取り付け姿勢を変更
することなども公知である。
〔考案が解決しようとする課題〕
棚の姿勢と前面板の関係をみると、例えば棚が水平姿
勢の場合には、商品を取り出し易いように前面板の突出
高さを低くする。棚を前下がりの傾斜姿勢にする場合に
は、棚上面の最前列の商品が転落することを防ぐため前
面板の突出高さを大きく設定する必要がある。
しかし、従来は棚の姿勢に応じて前面板の突出高さま
では変更できる形態になっておらず、高さの異なる前面
板を数種類用意して付け変えなればならないなどの不利
があった。
そこで本考案の目的は、棚上面に対する前面板の突出
高さが、単一高さの前面板を用いても簡単に可変調節で
きるオープンショーケースを得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、第1図に示すごとくケース本体1に設けた
棚2の前端に、カードレール10を介して前面板3が棚上
面4より突出するように配されているオープンショーケ
ースにおいて、次のように構成したことを特徴とする。
すなわち、棚下面6にカードレール支持用の支持部材
7を取り付け、この支持部材7の前端に凸部9を設け
る。支持部材7にカードレール10が支持されるようにカ
ードレール10の下面側に上記凸部9に嵌合される凹部16
を設ける。前面板3の下端を受け止めうるようにカード
レール10の後部側に段付面13を設ける。
以上の場合において、カードレール10の凹部16または
段付面13の少なくとも一方を、前後位置あるいは上下位
置を互いに異ならせた状態で複数個形成する。そして、
支持部材7の凸部9にカードレール10の凹部16を嵌合さ
せて当該カードレール10と棚前端面5との間に前面板3
を装着する際に、その支持部材7の凸部9に嵌合させる
凹部16または前面板3の下端を受け止めさせる段付面13
として、特定の凹部16または段付面13を選択した場合と
他の凹部16または段付面13を選択した場合とで、棚上面
4に対する前面板3の突出高さ位置が異なる構成とす
る。
この場合、棚2に取り付けた支持部材7にカードレー
ル10を姿勢変更可能に支持しておき、前面板3の下端が
カードレール10に設けた段付面13で受け止め支持された
上昇姿勢と、支持部材7で受け止め支持された下降姿勢
とにわたって切り換え操作可能とすることができる。
〔作用〕
カードレール10が棚2の前端に多くはこれの左右長手
方向にわたって位置して商品名や価格などを表示したカ
ード17を差し替え自在に取り付けるための部材であり、
同時に前面板を棚2に対して直角ないし所定の傾斜角度
を持つ起立姿勢に保持する。
支持部材7は棚2の前端においてカードレール10を姿
勢変更可能に受け止め支持する部材である。
カードレール10が棚2の前面に取り付けられる姿勢を
変更すると、各姿勢に応じてカードレール10による前面
板3の保持形態が変化し、前面板3の棚上面4に対する
突出高さも変化する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、棚2の前端側に前面板3を装着する
際に、支持部材7の凸部9に嵌合させるカードレール10
の凹部16または前面板3の下端を受け止めさせる段付面
13として、特定の凹部16または段付面13を選択した場合
と他の凹部16または段付面13を選択した場合とで、棚上
面2に対する前面板3の突出高さ位置が異なるようにな
っているから、それらの凹部16または段付面13のいずれ
かを適宜選択することによって、棚上面4からの前面板
3の突出高さを調節することが可能となる。従って、棚
2の傾斜度合に応じて前面板3の高さを自在に調節でき
る。
カードレール10および前面板3は上下高さを含めて可
及的に単一のものにしても、棚上面4に対する前面板3
の突出高さを変更できるので、量産に適い安価に生産で
きる。
〔第1実施例〕 第1図ないし第3図は本考案に係るオープンショーケ
ースの第1実施例を示す。
第3図において、1は前面が開口するケース本体であ
る。このケース本体1の内部には上下数段の棚2を備え
ている。各棚2・2は後端側がケース本体1に取り付け
られており、各棚2・2は水平姿勢と前下がりの傾斜姿
勢の少なくとも二通りに変更可能である。
第1図において棚2の前端には、これの左右方向にわ
たって透明の前面板3をこれの上端が棚上面4より高く
突出するよう設置してあり、前面板3が棚2上の商品の
前方への転落を防止する。
この前面板3は、棚2の前端下面に取り付けた支持部
材7と、該支持部材7の前方突出部に支持されるカード
レール10とで姿勢変更自在に保持される。
棚2の前端部は縦断側面視でコ字形状に形成されてお
り、各面が棚上面4、前端面5、棚下面6を形成してい
る。
支持部材7は、短い左右幅を持つ側面視でL字形状に
形成されており、基端部8が棚下面6にねじ止め固定さ
れ、前端の凸部9が棚2の前方で前端面5とほぼ平行な
上向きの姿勢をとる。支持部材7は、棚2の左右幅方向
に適当な間隔をおいて複数箇所に設置する。
カードレール10は、棚2の前端面5の左右方向全幅に
わたって覆う横長の部材であり、側面視で前面側がC字
形状に凹むわん曲面11となっており、後壁面12に段付面
13が形成されている。カードレール10の下面15側に支持
部材7の凸部9と嵌合する凹部16・16が前後の2箇所に
形成されている。カードレール10の前面のわん曲面11に
は、商品名や価格等を表示したカード17が差し替え自在
に装着される。
前面板3は、上下に所定幅を有し、左右長さが棚2の
全長とほぼ等しく形成された平板状部材であり、透明プ
ラスチック材で形成されている。
棚2が水平姿勢にあるときは、前面板3を下降姿勢に
設定する。そのときは、第1図に示すごとく支持部材7
の凸部9にカードレール10の後ろ側の凹部16を嵌合して
カードレール10を固定し、カードレール10の後壁面12の
上端および段付面13の先端とで前面板3を棚2の前端面
5に押し付け、支持部材7で前面板3の下端を受け止め
支持する。このとき棚上面4からの前面板3の突出高さ
H1は、第1図に示す通り小さい。
棚2が前下がりの傾斜姿勢にあるときは、前面板3を
上昇姿勢に設定する。そのときは、第2図に示すごとく
支持部材7の凸部9にカードレール10の前側の凹部16を
嵌合し、これでカードレール10を固定すると、カードレ
ール10の後壁面12で棚2の前端面5に前面板3を押し付
けて起立姿勢に保持しながら、前面板3の下端をカード
レール10の段付面13で受け止め支持する。このとき前面
板3の下端はカードレール10の段付面13の高さまで上昇
しているので、棚上面4からの前面板3の突出高さH
2は、前述の突出高さH1より大きく商品の転落防止を有
効に図る。
〔第2実施例〕 第4図ないし第6図は本考案の第2実施例を示す。
この場合の支持部材7は、棚2の棚下面6側に取り付
け、この取り付け状態で支持部材7の前端が棚2の前端
面5よりも後方に位置している。
カードレール10は横壁20と縦壁21とを有する縦断側面
視で略L字状に形成されており、横壁20が支持部材7の
前端に支持されて縦壁21が前端面5より前方に位置す
る。横壁20は、後部に下向きの凹部16を前後3箇所に設
け、前部に上向きの段付面13を前後に高さを違えてそれ
ぞれ形成してある。
棚2が水平姿勢を採るときは、第4図に示すようにカ
ードレール10は前後中間の凹部16を介して支持部材7に
支持し、カードレール10の前側の低い段付面13で前面板
3を受け止め保持する。このときの前面板3の棚上面4
からの突出高さH1は小さい。
棚2が前下りの傾斜姿勢のときは、第5図に示すよう
にカードレール10は後方の凹部16にて支持部材7に支持
し、カードレール10の後側の高い段付面13で前面板3を
受け止め保持する。このとき前面板3の棚上面4からの
突出高さH2は前出の突出高さH1よりも大きい。
また、第6図に示すように前面板3を取り外してカー
ドレール10を前方の凹部16にて支持部材7に支持し、カ
ードレール10の縦壁21の上部を棚上面4よりわずかに突
出させる形態をとることもできる。
ここでは棚2の姿勢の変更角度と、カードレール10の
支持部材7上での変更姿勢とを対応させてあるので、棚
上面4に対して前面板3を常に直角の起立姿勢に維持で
きるとともに、カードレール10のわん曲面11はケース本
体1に対する角度を常に上向きに保つことができる。す
なわち、棚2の姿勢を変更しても前記カード17が一定の
上向き姿勢で外部に臨むので、とくに下段の棚2におけ
る該カード17を常に顧客から見やすい姿勢に保つことが
できる。
〔第3実施例〕 第7図は本考案の第3実施例を示しており、カードレ
ール10の後側面には下り傾斜面19を介して段付面13を上
下2段に形成した。
一方、前面板3の下端に三角形状の突出部22を前向き
に突出形成した。この突出部22をカードレール10側の各
段付面13に選択的に受け止め支持することにより、前面
板3の突出高さを上下3段(支持部材7での受け止めも
含む)に変更可能とした。
この場合、支持部材7の前端にカードレール10を固定
した状態のままとし、支持部材7を板ばね材などで作
り、該支持部材7の弾性変形を利用してカードレール10
を前方に揺動させることにより、各段付面13に対する前
面板下端の受け止め位置を変更調節してもよい。もちろ
ん、支持部材7からカードレール10を一旦取り外して各
段付面13に対する前面板下端の受け止め位置を変更調節
することもできる。
〔別実施様例〕
棚2の前端面5は棚上面4に対して直角に形成される
形状に限られず、傾斜状に形成してもよい。これに伴っ
て棚上面4に対する前面板3の取り付け姿勢も直角にな
るとは限らない。
支持部材7は、左右幅を棚2に等しい長さまで延長で
き、形状と大きさは各種変更できるし、棚2に対する支
持部材7の固定手段もとくに限定されない。棚2の前端
適当部位にカードレール10が図示するごとき支持部材7
なしで直接に取り付けられてもよい。
前面板3とカードレール10は棚2の左右幅と等しい一
体物でなく、いくつかに分割したものを並べることもで
きる。
第3実施例では、前面板3が3段階に姿勢変更できる
ようにしたが、この段階数は増減できる。
棚2の前端面5とカードレール10との間に、スペーサ
部材を介在し、このスペーサ部材の厚み変化で前面板3
の突出高さを変更調節できるようにしてもよい。つま
り、カードレール10を板ばね製の支持部材7を介して前
方に揺動変位させて、該スペーサ部材を介装する形態で
もよいことを意味する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係るオープンショーケー
スの第1実施例を示しており、第1図は前面板が下降姿
勢にある状態での縦断側面図、第2図は前面板が上昇姿
勢にある状態での縦断側面図、第3図は全体の側面図で
ある。 第4図ないし第6図は本考案に係るオープンショーケー
スの第2実施例を示しており、第4図は前面板が下降姿
勢にある状態での縦断側面図、第5図は前面板が上昇姿
勢にある状態での縦断側面図、第6図は前面板を使用し
ない状態での縦断側面図である。 第7図は本考案に係るオープンショーケースの第3実施
例を示す要部の縦断側面図である。 1……ケース本体、2……棚、3……前面板、4……棚
の上面、5……棚の前端面、7……支持部材、10……カ
ードレール、13……段付面。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体(1)に設けた棚(2)の前端
    に、カードレール(10)を介して前面板(3)が棚上面
    (4)より突出するように配されているオープンショー
    ケースであって、 棚下面(6)に取り付けられたカードレール支持用の支
    持部材(7)と、 この支持部材(7)の前端に設けられた凸部(9)と、 支持部材(7)カードレール(10)が支持されるように
    カードレール(10)の下面側に設けられて上記凸部
    (9)に嵌合される凹部(16)と、 前面板(3)の下端を受け止めうるようにカードレール
    (10)の後部側に設けられた段付面(13)とを有し、 上記カードレール(10)の凹部(16)または段付面(1
    3)の少なくとも一方が、前後位置あるいは上下位置を
    互いに異ならせた状態で複数個形成されており、 支持部材(7)の凸部(9)にカードレール(10)の凹
    部(16)を嵌合させて当該カードレール(10)と棚前端
    面(5)との間に前面板(3)を装着する際に、その支
    持部材(7)の凸部(9)に嵌合させる凹部(16)また
    は前面板(3)の下端を受け止めさせる段付面(13)と
    して、特定の凹部(16)または段付面(13)を選択した
    場合と他の凹部(16)または段付面(13)を選択した場
    合とで、棚上面(4)に対する前面板(3)の突出高さ
    位置が異なることを特徴とするオープンショーケース。
  2. 【請求項2】支持部材(7)にカードレール(10)が姿
    勢変更可能に支持されており、前面板(3)の下端が、
    カードレール(10)に設けた段付面(13)で受け止め支
    持された上昇姿勢と、支持部材(7)で受け止め支持さ
    れた下降姿勢とにわたって切り換え操作可能である請求
    項1記載のオープンショーケース。
JP6594590U 1990-06-21 1990-06-21 オープンショーケース Expired - Lifetime JP2531784Y2 (ja)

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JPH0423464U JPH0423464U (ja) 1992-02-26
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JP2560714Y2 (ja) * 1990-10-24 1998-01-26 三洋電機株式会社 ショーケースの棚装置

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