JP3114094B2 - 陳列棚の表示体支持装置 - Google Patents

陳列棚の表示体支持装置

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JP3114094B2
JP3114094B2 JP09279179A JP27917997A JP3114094B2 JP 3114094 B2 JP3114094 B2 JP 3114094B2 JP 09279179 A JP09279179 A JP 09279179A JP 27917997 A JP27917997 A JP 27917997A JP 3114094 B2 JP3114094 B2 JP 3114094B2
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光蔵 林
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中日産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列棚に陳列
された商品の名称、種類等を表示する平板状の表示体
を、陳列棚の上部位置に支持する表示体支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、薬等を陳列する陳列棚として、図
8に示すように、上部に商品の種類等を表示する表示部
21を設けた商品陳列棚が使用されている。この商品陳
列棚の表示部21は、後部両側に立設した支柱の上部両
側に、支持板を前方に突出して取り付けると共に、その
支持板の前部の上端と下端に、長尺の水平支持フレーム
を取り付け、上下の水平支持フレーム間に、半透明或は
透光部を文字等として形成した合成樹脂板製の表示体2
2を嵌め込み、表示部21内に照明器具を配設して構成
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この商品陳列棚では、
商品の陳列時、照明器具の点灯によって、表示部21内
から棚上の商品を照明すると共に、表示部21正面の表
示体22が、裏側から照明され、表示体22に表示され
た商品の名前等が照明表示される。
【0004】しかしながら、従来の陳列棚における表示
部21の前面は、単純に略鉛直に形成されているだけで
あるため、表示体22もほぼ鉛直となっていた。また、
陳列棚の高さは、上端の表示部21が天井の付近に達す
る程度の高さ、つまり通常の人の背丈よりかなり高いた
め、人の頭上に表示部21が位置する。このため、陳列
棚の真下にいる人には、頭上に鉛直に位置する表示体2
1は見にくく、表示部21による表示効果が薄いという
問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、表示部前面の表示体を下方に傾斜させて配置するこ
とにより、表示体をより効果的に表示することができる
陳列棚の表示体支持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の陳列棚の表示体支持装置は、陳列棚の複数
の支柱の上部に支持板が前方に突出して取り付けられ、
複数の支持板の前面側に上水平支持フレームと下水平支
持フレームが水平にかけ渡して組み付けられ、平板状の
表示体の上端と下端が上水平支持フレームと下水平支持
フレームに支持される陳列棚の表示体支持装置におい
て、上水平支持フレームがスペーサ部材を介して支持板
の上部に取り付けられ、下水平支持フレームが支持板の
前面の下部に直接取り付けられ、上水平支持フレームの
位置が下水平支持Fフレームの位置より前方に突出して
配置されることを特徴とする。
【0007】
【作用・効果】このような構成の表示体支持装置では、
上水平支持フレームの位置が下水平支持フレームの位置
より前方に突出して配置されるため、上水平支持フレー
ムに上端を、下水平支持フレームに下端を支持される表
示体は、鉛直姿勢よりその上部を前方に出すように、つ
まり下側に傾斜して支持され、商品の種類や名称等を表
示することになる。このため、陳列棚の真下にいる人で
も、この表示体の表示を容易に見ることができ、表示効
果を向上させることができる。
【0008】また、支持板の前上部に、スペーサ部材の
後部に設けた板状係止凸部を係止可能な係止板部を設
け、スペーサ部材の前部に、上水平支持フレームの係止
板部又はスペーサ部材の前部に設けた係止板部を係止可
能な係止板部を設けることにより、複数のスペーサ部材
を直列に連結して使用することができ、連結するスペー
サ部材の数を変えることにより、上水平支持フレームの
前方への突出長さを変えることができ、これによって、
表示体の傾斜角度を変えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は陳列棚の斜視図を示し、図
2はその上部に位置する表示部1の側板2を外した状態
の右側面図を示し、図3はその表示部1の分解斜視図を
示している。
【0010】図2、3において、3は陳列棚の後部に立
設された支柱であり、複数の支柱3が間隔をおいて配設
され、それらの支柱3間は、梁4により連結される(図
3)。図1のように、複数の支柱3は、箱形の基台9上
に立設され、各支柱3には棚板支持部材12が所定の高
さ間隔で設けられ、それらの棚板支持部材12上に棚板
11が水平に取り付けられる。
【0011】一方、陳列棚の上部には表示部1が設けら
れ、その表示部1の支持板5は各支柱3の上部に、前方
に突出して取り付けられる。支持板5の背面には係止凸
部5aが突設され、支柱3の前面に設けた多数の縦スリ
ットに、その係止凸部5aを挿入・係止させて、支持板
5は組付けられる。
【0012】また、支持板5の前面には、後述の下水平
支持フレーム8やスペーサ部材6を係止するための係止
板部5b、5cが上部と下部に形成される。係止板部5
b,5cの上側にはスペーサ部材6の係止板部6aや下
水平支持フレーム8の係止凸部8bを挿入するためのス
リットが水平方向に形成される。なお、支持板5の中央
上部には、図示しない照明器具を通すための凹部が形成
される。
【0013】支持板5の前面上部の係止板部5bには、
スペーサ部材6を介して上水平支持フレーム7が、各支
持板間にかけ渡すように取り付けられる。同様に、支持
板5の前面下部の係止板部5cには、下水平支持フレー
ム8が各支持板間にかけ渡すように取り付けられる。
【0014】スペーサ部材6は、図4、5に示すよう
に、支持板5とほぼ同じ幅を持った矩形箱形に形成され
る。スペーサ部材6の後部には、板状係止凸部6aが下
向きに垂下して設けられ、前面には係止板部6bが形成
され、その上にスリット6cが形成され、更に、係止板
部6bには固定孔6dが穿設される。
【0015】後部の板状係止凸部6aは、支持板5の前
部の係止板部5bに、その上のスリットから差し込んで
そこに係止され、これによって、スペーサ部材6は支持
板5の前面上部に組み付けられる。
【0016】上水平支持フレーム7は断面略コ字状のチ
ャンネル材から形成され、内側に補助板を取付けること
により、表示体10の上部を挿入・支持するための差し
込み凹部7aが形成される。また、上水平支持フレーム
7の後部の上記支持板5に対応した位置には、係止板部
7bが下向きに垂下する形態で固定される。これによ
り、上水平支持フレーム7は、その係止板部7bを上記
スペーサ部材6の前面上部のスリット6cに、上から差
し込むことによって、スペーサ部材6の前面に組み付け
られる。
【0017】一方、下水平支持フレーム8も、断面略コ
字状のチャンネル材から形成され、その内側に補助板を
取付けることにより、表示体10の下部を挿入・支持す
るための差し込み凹部8aが形成される。また、下水平
支持フレーム8の後部の上記支持板5に対応した位置に
は、係止凸部8bが下向きに設けられる。これにより、
下水平支持フレーム8は、その係止凸部8bを各支持板
5の前面下部の係止板部5cにその上のスリットから差
し込むことによって、各支持板5の前面に水平に組み付
けられる。
【0018】なお、支持板5とスペーサ部材6又は下水
平支持フレーム8の組付箇所、スペーサ部材6と上水平
支持フレーム7の組付箇所は、係止だけではなく、そこ
に穿設した固定孔に固定ねじを挿入し、固定ねじにより
締付固定される。
【0019】このように、上水平支持フレーム7は、支
持板5の前面にスペーサ部材6を介して取り付けられ、
下側の下水平支持フレーム8は、支持板5の前面に直に
取り付けられるため、上水平支持フレーム7が下水平支
持フレーム8よりスペーサ部材6の厚さ分だけ、前方に
突出する。合成樹脂板製の表示体10は、このような上
下の水平支持フレーム7、8間に、その上端を差し込み
凹部7aに挿入し、その下端を差し込み凹部8aに挿入
することにより支持される。このため、表示体10の上
部は前方に突出し、下向きに傾斜して支持されることに
なる。
【0020】表示部1の上方には、天井から図示しない
照明器具が水平に通すように挿入され、半透明或は透光
部を文字等として表示した表示体10は、この照明器具
から光を受けて商品の種類や名前等を明るく表示する。
表示部1は、一般に人の背丈より上方に位置するが、表
示体10が下側に傾斜して配設されるため、陳列棚の真
下にいる人にも、表示体の文字等を見易く効果的に表示
することができる。
【0021】図6は他の実施例を示し、この例では、ス
ペーサ部材6が直列に2個連結して使用される。すなわ
ち、スペーサ部材6は、その板状係止凸部6aをスリッ
ト6cに挿入し、係止板部6bに係止可能に構成される
ため、2個のスペーサ部材6を直列に連結することがで
きる。
【0022】このように2個のスペーサ部材6を連結し
たものを上記と同様に、各支持板5の前面上部に係止
し、手前のスペーサ部材6のスリット6cに上水平支持
フレーム7の係止板部7bを差し込んで組み付けること
により、図6に示すように、上水平支持フレーム7を下
水平支持フレーム8より、更に前方に突き出すように位
置させることができる。このため、上水平支持フレーム
7と下水平支持フレーム8の各差し込み凹部7a、8a
に保持される表示体10の下側への傾斜角度は、上記の
1個のスペーサ部材の場合より更に増加する。
【0023】このように、スペーサ部材6の連結数を変
えることにより、表示体10の傾斜角度を変えることが
でき、同じ部品を使用して、表示体10の傾斜角度を変
えることができため、表示体10の傾斜角度の異なる陳
列棚を、簡単且つ安価に製造することができる。
【0024】また、スペーサ部材6を使用しない場合、
上部の水平支持フレーム7は、図7に示すように、その
係止板部7bを支持板5のスリットから係止板部5bに
直接係止させることになるため、表示体10は、ほぼ鉛
直に配設されるが、このような構造の陳列棚もユーザの
選択肢のひとつとして簡単に製造することができる。ま
た、そのような構造の陳列棚であっても、その後、表示
体10を下側に傾斜させた構造に変更したい場合、スペ
ーサ部材6を支持板5と上水平支持フレーム7の間に介
在させることにより、簡単に改造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す陳列棚の斜視図であ
る。
【図2】陳列棚の側板2をはずした状態の表示部1の左
側面図である。
【図3】表示部1の分解斜視図である。
【図4】スペーサ部材6の斜視図である。
【図5】(A)はスペーサ部材の左側面図、(B)はス
ペーサ部材の背面図、(C)はスペーサ部材の正面図、
(D)はスペーサ部材の平面図である。
【図6】他の実施例を示す表示部の左側面図である。
【図7】別の実施例を示す表示部の左側面図である。
【図8】従来の陳列棚の斜視図である。
【符号の説明】
1−表示部 3−支柱 5−支持板 6−スペーサ部材 7−上水平支持フレーム 8−下水平支持フレーム 10−表示体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列棚の複数の支柱の上部に支持板が前
    方に突出して取り付けられ、該複数の支持板の前面側に
    上水平支持フレームと下水平支持フレームが水平にかけ
    渡して組み付けられ、平板状の表示体の上端が該上水平
    支持フレームに支持され、該表示体の下端が下水平支持
    フレームに支持される陳列棚の表示体支持装置におい
    て、 該上水平支持フレームがスペーサ部材を介して該支持板
    の上部に取り付けられ、該下水平支持フレームが支持板
    の前面の下部に直接取り付けられ、該上水平支持フレー
    ムの位置が該下水平支持フレームの位置より前方に突出
    して配置されることを特徴とする陳列棚の表示体支持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記支持板の前面上部には前記スペーサ
    部材の後部に設けた板状係止凸部が係止可能な係止板部
    が設けられ、該スペーサ部材の前部には該上水平支持フ
    レームの係止板部又は該スペーサ部材の前部に設けた係
    止板部が係止可能な係止板部が設けられている請求項1
    記載の陳列棚の表示体支持装置。
JP09279179A 1997-10-13 1997-10-13 陳列棚の表示体支持装置 Expired - Lifetime JP3114094B2 (ja)

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JP4510200B2 (ja) * 1999-12-27 2010-07-21 株式会社岡村製作所 商品陳列用装置
JP4790915B2 (ja) * 2001-02-07 2011-10-12 株式会社岡村製作所 商品陳列棚
JP4680583B2 (ja) * 2004-12-24 2011-05-11 株式会社岡村製作所 商品陳列装置における表示装置
JP4695425B2 (ja) * 2005-04-01 2011-06-08 タテヤマアドバンス株式会社 商品陳列棚

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