JP3479902B2 - 組立式棚の面板取付構造 - Google Patents

組立式棚の面板取付構造

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立式棚の背板や
側板のような面板を支柱に取り付ける取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板製の組立式棚においては、背
板や側板のような面板を、支柱や棚板にボルト、ナット
等で締着して取付けている。また、実公昭60-31542号公
報には、背板の側端部に上下方向に摺動可能に設けた取
付金具の端部を、支柱に穿設した縦長孔に挿入した後、
これを折り曲げて、背板を支柱に取付けるようにしたも
のが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の取付け
方法では、多数個のボルト、ナットをいちいち締着する
ので、取付けに手間がかかる。また、後者では、本来棚
板を取付けるための縦長孔に、背板用の取付金具が挿入
されているため、取付金具が挿入されている位置に棚板
を取付けたい場合には、この取付金具を取り外して背板
に沿って移動させ、他の縦長孔へ再度挿入しなければな
らない。これを避けるために、背板用と棚板用の縦長孔
を前後に並べて設けると、そのために支柱自体の前後幅
を大きくしなければならなくなり、また背板を取付けな
い場合には、背板用の縦長孔が煩わしくて、美観を損ね
ることとなる。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑み、組立棚の
背板や側板のような面板の取付けに当たり、ボルト、ナ
ット等を使用することなく、簡単容易な取付けを可能に
し、しかも棚板の高さを変更する場合にも、容易にこれ
を可能とする面板取付構造を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)隅部に立設した支柱の対向する面に、棚板ブラケ
ットの後端部外面に設けた下向きの折り返し片を係合す
るための矩形状の係合孔を垂直方向に複数個設した組
立式棚の面板取付構造において、前記係合孔の下縁に、
前記下向きの折り返し片の水平部を係合させ、かつ前記
係合孔の後角部に垂直方向の切欠溝を連設するととも
に、前記面板の側端より外向舌片を突設し、この外向
片を、前記切欠溝に嵌合する。
【0006】(2)上記(1)項において、矩形状の係合
孔の下部の後角部に、切欠溝を連設する。
【0007】(3)上記(1)項において、矩形状の係合
孔の上部の後角部に、切欠溝を連設する。
【0008】(4)上記(1)項において、矩形状の係合
孔の上下部の後角部に切欠溝を連設する。
【0009】(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、面板の側端の外向舌片を、下方に鉤の手に曲がった
形状のものとする。
【0010】(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、係合溝の前縁を、前上方へ向って、僅かに傾斜させ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、本発明取付構
造を背板に適用した1実施例を示す図で、棚の四隅に立
設された鋼製の四角管状の支柱のうち、後部の2本の支
柱(1)(1)と、これら支柱(1)(1)間に棚板(2)(図2
及び図3)を取り付けるための鋼製の棚板ブラケット
(3)と、薄鋼板の背板(4)とが、分解状態で示されてい
る。
【0012】各支柱(1)の対向する内面(1a)には、一定
間隔をもって上下に並ぶ一連の係合孔(5)が穿設されて
いる。
【0013】図1、図2及び図4に示すように、係合孔
(5)は、矩形状のもので、その支柱後面側の下角部に
は、下方に延びる切欠溝(5a)が連設されている。係合孔
(5)の寸法関係については、棚板ブラケット(3)及び背
板(4)に関連して後述する。
【0014】棚板ブラケット(3)は、図2及び図3に示
すように、下端に、棚板(2)を受ける内方張り出し部
(6)を備え、かつ後端部外面には、上下に並ぶ下向きの
2つの折り返し片(7)が形成されいる。この2つの折り
返し片(7)は、上述の係合孔(5)に係合しうるようにな
っている。従って、上下の折り返し片(7)の間隔は、係
合孔(5)の間隔に等しくされている。
【0015】背板(4)の幅は、左右の支柱(1)(1)の相
対する内面(1a)(1a)間の長さに等しく、かつその両側端
には、前記係合孔(5)に係合しうる複数の矩形状の外向
舌片(8)が突設されている。外向舌片(8)の間隔は、上
述の係合孔(5)といくつかおきに係合するような間隔、
すなわち係合孔(5)の間隔の倍数とされている。
【0016】なお、係合孔(5)は、図4に示すように、
切欠溝(5a)を除く部分の幅、棚板ブラケット(3)の折
り返し片(7)の幅より僅かに大きく、かつその前縁は、
僅かに前上方へ向って傾斜している。
【0017】また切欠溝(5a)の幅は、背板(4)の外向
片(8)の厚さよりもやや大きく、かつ切欠溝(5a)を含め
たその係合孔(5)の高さは、外向舌片(8)の高さよりも
僅かに大としてある。
【0018】組立に当たっては、まず棚板ブラケット
(3)の折り返し片(7)(7)を、支柱(1)における所望の
2つの係合孔(5)(5)の前部へ挿入して落とし込み、図
4に明示するように、折り返し片(7)の水平部を、係合
孔(5)の下縁に係合させる。このようにして、左右前後
の支柱(1)の同じ高さ位置に棚板ブラケット(3)を取り
付ける。
【0019】ついで、背板(4)の一方の側端縁を、一方
の後部の支柱(1)の側面に近づけ、その外向舌片(8)
を、先ず係合孔(5)の切欠溝(5a)に、やや傾けながら差
し込むことにより、図4に示すように、外向舌片(8)の
下端を切欠溝(5a)に嵌入させる。
【0020】背板(4)の一方の側端縁を、このようにし
て一方の後部の支柱(1)に取り付けた後、背板(4)の中
間部を水平方向に撓めながら、背板(4)の他方の側端の
外向舌片(8)を、同様にして他方の後部の支柱(1)に取
り付ける。
【0021】上述の場合には、棚板ブラケット(3)を先
ず取り付けて、次に背板(4)を取り付けたが、場合によ
っては、これと逆の手順でもよい。棚板(2)の高さを変
更したい場合には、一旦棚板ブラケット(3)を取り外し
た後、背板(4)はそのままとして、再び棚板ブラケット
(3)を所望の高さに取り付ければよい。
【0022】図5に示す変形例では、係合孔(5)の切欠
溝(5a)、上部の後角部に連設されている。
【0023】図6に示す別の変形例では、係合孔(5)の
切欠溝(5a)、上下部の後角部に連設されている。
【0024】図7に示す変形例では、背板(4)の外向
片(8)、下方に鉤の手に曲がった形状とされている。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、背板の
端の外向舌片を、矩形状の係合孔の後角部に連設した切
欠溝に嵌合するため、背板の外向舌片が棚板ブラケッ
トの折り返し片に干渉することはない。また、外向舌片
は切欠溝に嵌入するため、外向舌片が矩形状の係合孔内
で移動せず、棚板ブラケットの取り付け取り外しを容易
に行える。さらに、棚板ブラケットと背板との取り付け
孔が共通であるので、支柱の幅を小さくできるととも
に、背板を取り付けない場合でも美観を損なうことは
ない。
【0026】請求項2記載の発明によると、矩形状の係
合孔の後下部の角部に切欠溝を連設してあるから、面板
を少し上向きに傾斜させながら、その外向舌片を、まず
係合孔の下側の切欠溝に入れながら順次取り付けて行
くことににより、面板の取り付けスムーズに行え、し
かも面板の取り付け後の上下方向の撓みが抑制される。
【0027】請求項3記載の発明によると、矩形状の係
合孔の後上部の角部に切欠溝を連設してあるから、面板
を少し下向きに傾斜させながら、その外向舌片を、まず
係合孔の上側の切欠溝に入れながら順次取り付けて行
くことににより、面板の取り付けスムーズに行え、し
かも面板の取り付け後の上下方向の撓み抑制される。
【0028】請求項4記載の発明によると、矩形状の係
合孔の上下部の後角部に切欠溝を連設してあるから、
板の取り付けを、これを若干上向きか下向き(いずれで
もよい)傾斜させながら、その外向舌片を、まず係合
孔の上側の切欠溝に入れながら順次取り付けて行くこと
ににより、面板の取り付けをスムーズに行え、しかも面
板の取り付け後の上下方向の撓みが、上下部の切欠溝で
よりよく抑制されるという効果せられる。
【0029】請求項5記載の発明によると、面板の側端
外向舌片を、下方に鉤の手に曲がった形状のものと
てあるから、外向舌片の鉤の手部分が支柱の切欠溝に係
合し、面板の左右方向の撓み抑制されるとともに、面
板が容易には外れなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立式棚の後部の2本の支柱と棚板ブラケット
と背板とを、分解して後方から見た斜視図である。
【図2】本発明取付構造における取付後の支柱、棚板ブ
ラケット及び背板との関係を示す部分拡大縦断面図であ
る。
【図3】本発明取付構造における取付後の支柱、棚板ブ
ラケット及び背板との関係を示す部分拡大縦断面図で、
図2とは90度切断角度を異にする図である。
【図4】支柱に穿設した係合孔を、棚板ブラケットの折
り返し片及び背板の外向舌片の断面とともに示す拡大正
面図である。
【図5】支柱の係合孔の変形例を示す拡大正面図であ
る。
【図6】支柱の係合孔の他の変形例を示す拡大正面図で
ある。
【図7】背板の外向舌片の変形例を示す部分拡大斜視図
である。
【符号の説明】
(1)支柱 (1a)内面 (2)棚板 (3)棚板ブラケット (4)背板 (5)係合孔 (5a)切欠溝 (6)内方張り出し部 (7)折り返し片 (8)外向舌片

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隅部に立設した支柱の対向する面に、棚
    板ブラケットの後端部外面に設けた下向きの折り返し片
    を係合するための矩形状の係合孔を垂直方向に複数個
    設した組立式棚の面板取付構造において、前記係合孔の下縁に、前記下向きの折り返し片の水平部
    を係合させ、かつ 前記係合孔の後角部に垂直方向の切欠
    溝を連設するとともに、前記面板の側端より外向舌片を
    突設し、この外向舌片を、前記切欠溝に嵌合してなるこ
    とを特徴とする組立式棚の面板取付構造。
  2. 【請求項2】 矩形状の係合孔の下部の後角部に、切欠
    溝を連設した請求項1記載の組立式棚の面板取付構造。
  3. 【請求項3】 矩形状の係合孔の上部の後角部に、切欠
    溝を連設した請求項1記載の組立式棚の面板取付構造。
  4. 【請求項4】 矩形状の係合孔の上下部の後角部に
    欠溝を連設した請求項1記載の組立式棚の面板取付構
    造。
  5. 【請求項5】 面板の側端の外向舌片を、下方に鉤の手
    に曲がった形状のものとした請求項1〜4のいずれかに
    記載の組立式棚の面板取付構造。
  6. 【請求項6】 係合溝の前縁を、前上方へ向って僅かに
    傾斜させてある請求項1〜5のいずれかに記載の組立式
    棚の面板取付構造。
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