JP2822308B2 - 組み立て棚 - Google Patents
組み立て棚Info
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Description
めの棚、特に組み立て式のこの種の棚において、前部及
び後部の左右2本の支柱にまたがって掛け渡される左右
枠杆と、前後に並ぶ左右枠杆間に掛け渡され、棚部を構
成する支持枠杆との連結構造に関する。
連結構造としては、ボルトとナットによるか、または一
方の枠杆に設けた切り欠きに、他方の枠杆に設けた舌片
状の係止片を上方から差し込むもの(たとえば特開平5-
178423号公報参照)があった。
による連結構造では、その締結に手間がかかるととも
に、ボルトとナットの管理が面倒であり、また、折角支
柱と枠杆との連結を簡易なフックの引っかけ方式として
も、棚部にボルトナットを用いては、何にもならない。
な、一方の枠杆に設けた切り欠きに、他方の枠杆に設け
た舌片状の係止片を上方から差し込むものでは、連結後
にガタツキが起こることがあり、さらに、時として差し
込み部が外れることがある。
いることなく、簡単に、しかも強固に、左右枠杆と支持
枠杆とを連結できるようにした組み立て式の棚を提供す
ることにある。
題は、次のようにして解決される。 (1) 前後ならびに左右にそれぞれ立設された少なくと
も4本の支柱と、側方に隣接するこれら支柱間に掛け渡
され、これら支柱を連結して棚を形成させる左右枠杆と
を有する組み立て棚において、左右枠杆を、断面ほぼコ
字状のもので、そのコ字の上側端部に下向き縁部を、コ
字の下側端部に上向き縁部を形成したものとし、互いに
平行をなす前後2本の左右枠杆の間に直交して掛け渡さ
れた支持枠杆の両端に、倒立L字形の取付板を固着し、
この取付板の上部水平片から下向に突出させた爪片を、
前記左右枠杆の上面に穿設した係合孔に挿入し、かつ前
記取付板の垂直片の下部に形成した外向きのフック片
を、前記左右枠杆の前記上向き縁部に係合させて組み立
てる。
面に設けた係合孔を、前後方向を向く2つの平行なスリ
ット孔とし、かつ支持枠杆の端面に固着した倒立L字形
の取付板の上部水平片に、前後方向を向き、前後2つの
スリット孔に係合する2つの平行な爪片を折り曲げて形
成する。
付板の垂直片の下部におけるフック片を、切り起こして
形成する。
した倒立L字形の取付板に突設した爪片とフック片と
を、それぞれ左右枠杆の係合孔と上向き縁部とに引っか
けることによって、左右枠杆にしっかりと取り付けられ
る。
を示す。この図から明らかなように、組み立て棚は、4
本の支柱(1a)(1b)(1c)(1d)の内、前側左右の支柱(1a)(1
b)及び後側左右の支柱(1c)(1d)の間には、それぞれ複数
の左右枠杆(2a)(2b)を掛け渡して連結し、前後に並ぶ支
柱(1b)(1c)及び(1b)(1c)間には、それぞれ複数の前後枠
杆(3a)(3b)を掛け渡して連結したものである。これらの
連結は、ボルトナットによらず、フック部の引っかけに
よっているが、この態様は公知であり、本発明の構成部
分ではないので、その詳細は省略する。また、この実施
例では、底板(4)と中段の枠杆との間に、垂直の仕切板
(5)を設けてあるが、この点も本発明とは無縁であるの
で、その詳細の説明も省略する。
部を形成させるようにしてある。すなわち、上段の前後
側の左右枠杆(2a)(2b)の間に、前後方向を向く支持枠杆
(6)を設けてある。図1においては、上段前後の左右枠
杆(2a)(2b)の間には、4本の支持枠杆(6)を設けてあ
り、中段前後の左右枠杆(2a)(2b)には、まだ支持枠杆が
設けられていない状態が示されている。
連結構造の詳細は、図2及び図3に拡大して示してあ
る。これらの図から明らかなように、支持枠杆(6)は、
側方を向く断面コ字状の枠杆本体(7)と、この枠杆本体
(7)の前後両端に、たとえば溶接によって固着された、
外方を向く倒立L字形の取付板(8)とからなっている。
この取付板(8)の上部水平片(9)の左右側部の一部に切
り込みを入れて、下方に折り曲げることにより、左右1
対の下向きの爪片(10)(10)が形成されている。すなわ
ち、この爪片(10)(10)は、支持枠杆(6)の長手方向と平
行をなしている。倒立L字形の取付板(8)の垂直片(11)
の下部には、外下方を向いて僅かに傾斜するフック片(1
2)が、切り起こしによって形成されている。
た断面コ字状のもので、その上下片の内端部には、それ
ぞれ下向き縁部(13)、及び上向き縁部(14)が形成されて
いる。これら下向き縁部(13)及び上向き縁部(14)は、同
一面内において互いに向き合って、その間に間隙を残し
ている。また、左右枠杆(2a)(2b)の上部水平片には、前
後方向を向く狭幅の2つのスリット孔、すなわち係合孔
(15)(15)が穿設されている。
(8)の上部水平片(9)における爪片(10)(10)は、左右枠
杆(2a)または(2b)の上面のスリット孔(15)(15)に係合す
ることができ、この時、取付板(8)の垂直片(11)の下部
におけるフック片(12)は、枠杆(2a)または(2b)の上向き
縁部(14)に嵌合しうるような位置に設定されている。
水平片(9)の下面が、左右枠杆(2a)または(2b)の上面に
当接し、かつ取付板(8)の垂直片(11)の外面が、下向き
縁部(13)及び上向き縁部(14)の外側面に当接して、支持
枠杆(6)を左右枠杆(2a)または(2b)にしっかりと係止す
る。この連結は、2つの平行する爪片(10)(10)と、2つ
の平行するスリット状の係合孔(15)(15)との係合、及び
フック片(12)と上向き縁部(14)との係合により、ゆるみ
やガタなく果たされる。
るには、支持枠杆(6)を、水平面内において左右枠杆(2
a)(2b)に対して直角ではなく、少し斜めの姿勢で、その
フック片(12)が左右枠杆(2a)(2b)の内面の下向き縁部(1
3)と上向き縁部(14)との間の間隙におさまるようにして
挿入する。この斜めの姿勢から直交姿勢に変えながら、
支持枠杆(6)の両端の取付板(8)の爪片(10)(10)を、左
右枠杆(2a)(2b)の係合孔(15)(15)内に落とし込むと、同
時にフック片(12)が上向き縁部(14)に引っかかり、連結
は簡単に果たされる。図示はしていないが、このように
して形成された棚部の上に、金網または板を掛け渡せ
ば、棚が完成される。
具を用いることなく、きわめて簡単容易に棚部を組み立
てることができるとともに、たとえ載荷などによって、
左右枠杆が下向きに回動しようとしても、左右枠杆にお
ける取付板の垂直片の下部のフック片が、左右枠杆の上
向き縁部に係合しているので、この左右枠杆の外側方へ
の回動は有効に阻止される。また、地震などにより、支
持枠杆が上方にずれても、取付板のフック片が左右枠杆
の上側における下向き縁部に当接することにより、支持
枠杆の脱落が有効に防止される。従って、強固で外れに
くい棚枠杆の連結構造が提供される。
上面における係合孔を、前後方向を向く2つのスリット
孔とし、かつ支持枠杆の端面に固着した倒立L字形の取
付板の上部水平片に、支持枠杆の長手方向に延び、前記
各スリット孔に係合しうる爪片を折り曲げて形成する
と、水平方向に斜めの力が作用しても、変形しにくく、
かつ折損しにくくなる。
端面に固着した倒立L字形の取付板の垂直片の下部にお
けるフック片を、切り起こし形成したものとすると、こ
の垂直片の強度をそれほど減ずることなく、折損に強い
フックが得られる。
拡大側面図である。
て示す連結構造部の拡大斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 前後ならびに左右にそれぞれ立設された
少なくとも4本の支柱と、側方に隣接するこれら支柱間
に掛け渡され、これら支柱を連結して棚を形成させる左
右枠杆とを有する組み立て棚において、左右 枠杆を、断面ほぼコ字状のもので、そのコ字の上側
端部に下向き縁部を、コ字の下側端部に上向き縁部を形
成したものとし、互いに平行をなす前後2本の左右枠杆
の間に直交して掛け渡された支持枠杆の両端に、倒立L
字形の取付板を固着し、この取付板の上部水平片から下
向に突出させた爪片を、前記左右枠杆の上面に穿設した
係合孔に挿入し、かつ前記取付板の垂直片の下部に形成
した外向きのフック片を、前記左右枠杆の前記上向き縁
部に係合させて組み立てたことを特徴とする組み立て
棚。 - 【請求項2】 左右枠杆の上面に設けた係合孔を、前後
方向を向く2つの平行なスリット孔とし、かつ支持枠杆
の端面に固着した倒立L字形の取付板の上部水平片に、
前後方向を向き、前後2つのスリット孔に係合する2つ
の平行な爪片を折り曲げて形成した請求項1記載の組み
立て棚。 - 【請求項3】 取付板の垂直片の下部におけるフック片
を、切り起こして形成した請求項1または2に記載の組
み立て棚。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP23466994A JP2822308B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 組み立て棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23466994A JP2822308B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 組み立て棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0891517A JPH0891517A (ja) | 1996-04-09 |
JP2822308B2 true JP2822308B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=16974621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23466994A Expired - Fee Related JP2822308B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 組み立て棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2822308B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002209689A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-30 | Okamura Corp | 商品陳列棚における中間支柱の取付構造 |
KR101956468B1 (ko) * | 2017-09-26 | 2019-03-11 | 주식회사 영신코아 | 성형코어 이송용 컨베이어 시스템 |
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JP5927630B2 (ja) * | 2012-05-16 | 2016-06-01 | 日東工業株式会社 | 配線用ダクト |
KR102230923B1 (ko) * | 2020-01-31 | 2021-03-22 | 최성옥 | 산업용 랙 시스템의 공간 구획 유닛 및 이에 적용된 구획 공간 조정 부재 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23466994A patent/JP2822308B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0891517A (ja) | 1996-04-09 |
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