JPH0522108Y2 - - Google Patents

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JPH0522108Y2
JPH0522108Y2 JP1988035089U JP3508988U JPH0522108Y2 JP H0522108 Y2 JPH0522108 Y2 JP H0522108Y2 JP 1988035089 U JP1988035089 U JP 1988035089U JP 3508988 U JP3508988 U JP 3508988U JP H0522108 Y2 JPH0522108 Y2 JP H0522108Y2
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rail
locking
slit
hook
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、整理棚、特に流し下の収納部に設
置して使用するのに適した、台所用整理棚に関す
るものである。
(従来の技術) 従来この種の台所用整理棚として、枠体の両側
にレールを取付け、該レールにバスケツトその他
の棚材を摺動自在に取付けたものは知られてい
る。そして、このような従来の台所用整理棚にお
いては、レールは枠体にビスを使用して固定され
ており、その取付け高さを自由に変更することは
できなかつた。
また、レールを着脱自在としたものとしてレー
ル側壁の外側に鈎状の係止片を突設し、支柱の係
止穴に係止させるようにしたものも知られている
が(実公昭38−1348号)、この構造においては操
作時にレールにかかる上向きの力が全て前記係止
片の鈎状部にかかるので、幅方向の僅かな動きに
より係止片の係止が解除され、レールが外れるお
それがある。
更に、棚の奥行梁を支柱に取付ける構造とし
て、奥行梁の外側に上下2つの係止片を突設し、
下方の係止片に梁の抜け止め機能を果させるよう
にしたものも提案されている(実公昭56−26609
号)。しかし、この構造は支柱の係止穴が上下双
方の係止片に対応可能な形状であることや、上下
の係止片が共に方形であること等から、係止片及
び係止穴の形状、大きさに配慮を施さないと係止
作業が難しいという問題点がある。
(考案により解決しようとする問題点) ところで、同一の高さの枠体を使用する場合に
おいて、背の低い物を棚に収納する場合には上下
の棚材の間隔を小さくし、棚数を増加すれば、ス
ペースを有効に利用することができる。この場
合、上下の棚材間に必要とされる間隔は収納する
物品の高さによつて異なる。
しかしながら、上記従来の整理棚においては、
棚材を取付けるレールの位置が予め決定されてお
り、使用状況に応じて自由に変化させることがで
きない。その為に棚材の上下に無駄な空隙が生
じ、スペースの有効利用が図れない場合がある。
そこで、この考案はレールの取付け高さを自由
に変更できるようにレールを支柱に係止させた整
理棚において、レールの支柱への係止作業が容易
で、かつ使用中に生じる上向きの力によるレール
の支柱からの抜けを確実に防止することを目的と
するものである。
(問題点を解決する為の手段) この考案の台所用整理棚は、枠体の四隅にレー
ル取付け用の係止部を上下方向に複数組設けると
共に、レールの両端部には前記係止部と嵌合係止
する係止凸部を設けることにより、レールの取付
け位置を任意に変化させることを可能としてあ
る。
前記係止部は上方のスリツトと下方の透孔とで
構成してあり、前記スリツトの上方には係止片挿
入時のガイドとなる傾斜面が形成してある。また
前記係止凸部は上方の下向き鈎状片と下方の横向
き片とで構成してあり、前記鈎状片が前記スリツ
トに挿入係止し、横向き片が前記透孔に挿入係止
している。
尚、枠体は以下の実施例のような竿杆体を組み
合わせて構成したものの他、パネルを有するもの
としても良いことは勿論である。
(考案の作用) この考案において、棚材取付け用のレールはそ
の両端部に設けられた係止凸部と枠体の四隅部に
設けられた係止部との嵌合係止によつて、着脱自
在に枠体に固定されている。そして、前記枠体の
係止部は上下方向に複数組設けられているので、
レールの係止部を枠体の所望の高さの係止部に嵌
合係止されることにより、レールの取付け高さは
自由に変化する。
したがつて、棚材に収納する物の背の高さにし
たがつて棚材の上下間隔を選定することが可能と
なる。
また、横向き片と透孔との係合により使用時に
レールに働く上向きの力は完全に受け止められる
のでレールが脱抜するおそれはなく、しかも枠体
の係止部をスリツトと孔とで構成し、スリツトに
は係止片挿入時のガイドとなる傾斜壁を設けたの
で、係止作業が容易である。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
(実施例) 第1図及び第2図において、上下に配置される
側部の横杆1と四隅に配置される縦杆2,2a又
は2b,2cを互いに溶着して構成した方形の側
枠同士を前部及び後部の横杆1aを介してビス3
で締めつけ固定して、平面方形の枠体4が構成し
てある。そして、前記縦杆2,2a間及び縦杆2
b,2c間には夫々レール5が取付けてあり、該
レール5には棚材としてバスケツト8が摺動自在
に取付けてある。
ここで、前記縦杆2,2a,2b,2cの枠体
内側壁にはレール取付け用の係止部6が複数組、
上下方向に等間隔で設けてある。該係止部6は、
縦杆を構成する金属板を上に開いたコ状に切り込
み、該切り込み部を縦杆の内腔側へ屈曲して形成
したスリツト6aと、その下方に形成した円形の
透孔6bとを有しており、前記切込み部は後に述
べる係止片挿入時のガイドとなる傾斜壁12を構
成している。
一方前記レール5の両端部には前記縦杆の係止
部6と嵌合係止する係止凸部7が形成してある。
該係止凸部7は、前記スリツト6aに嵌合する下
向きに傾斜した鈎状部7aと前記透孔6bに嵌合
すべく水平方向に突出した横向き片7bとを有し
ている。したがつて、縦杆の所望の高さの係止部
6を選択して該係止部6のスリツト6aに鈎状部
7aを嵌合すると共に、透孔6bに横向き片7b
を嵌合させることにより、自由な高さにレール5
を取付けることができることとなる。
ここで、係止部6に係止凸部7を嵌合係止させ
る際には、レール5を軸を中心に僅かに回転させ
て鈎状部7aの外面を縦杆の傾斜壁12に当接さ
せ、その状態で傾斜壁12をガイドとしてレール
5を下方へ移動させると、鈎状部7aはスリツト
6aへ、そして横向き向き片bは透孔6bへ夫々
嵌装される。その後レール5を回転させてレール
5の側壁外面を縦杆2に当接させるとレール5の
取付けが容易に行なえる。
また、前記縦杆2及び2aの上部には横杆1a
取付け用の透孔11が夫々2個所設けてあり、装
着するバスケツトの深さ及び収納する物品の高さ
を考慮して、可及的に邪魔とならない位置に横杆
1aを取付けることができるようにしてある。
図中9はネジ止め用の透孔であつて、床が木製
であれば、該透孔9に木ネジ10を挿通させるこ
とにより、枠体4を床にネジ止めすることがで
き、使用中に枠体が移動したり倒れたりする虞れ
を解消することができる。
この実施例においては、縦杆に設けた係止部6
をスリツト6aと透孔6bとで構成したので、レ
ール5に掛かる下向きの力を二個所で分散して支
持することができる。また、バスケツト引き出し
時にしばしば生じる上向きの力を透孔6bで受け
止めるので、前記上向きの力によつてレール5が
外れる虞れがない。
更に、スリツト6aの上方に傾斜壁12を設け
ると共に鈎状部7aを傾斜させたので、傾斜壁1
2ガイドとして鈎状部7aをスリツトに挿入する
ことができ、レールの取付けが容易である。
(考案の効果) この考案によれば、枠体の縦杆とレールとを係
脱自在としたので、枠体の所望の高さの係止部に
レールの係止部を係止させることにより、レール
の取付け高さを適宜選択、変更することができ
る。したがつて、棚材に収納するものの背の高さ
にしたがつて、上下に棚材間の間隔を設定するこ
とが可能となると共に、レールの取付け数の増加
も自由であるから、上下の棚材間の無駄な間隙が
生じることもなく、スペースの有効利用を図るこ
とができる。
また、棚材としてバスケツトを使用する場合に
は、レールの取付け位置を適宜変更することによ
り、種々の深さのバスケツトを自由に選択するこ
とができる。
更に、この考案においては縦杆の係止部を上方
のスリツトと下方の透孔とで構成し、スリツト上
方にはガイドとなる傾斜壁を設けると共に、係止
凸部を上方の鈎状部と下方の横向き片とで構成
し、鈎状部は下方傾斜としたので、鈎状部を傾斜
壁に当接させた状態でレールを下方へ移動させる
ことにより、鈎状部及び横向き片を夫々スリツト
又は透孔へ自動的に嵌装させることができ、レー
ルの取付け作業がきわめて容易である。
しかも、横向き片と透孔とが係合しているの
で、棚の作用時にレールに上向きの力が掛つても
レールと縦杆との係止が解除されることはなく、
レールが縦杆から脱抜するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例の斜視図、第2図は同
じく枠体の分解斜視図、第3図は同じく縦杆とレ
ールとの拡大斜視図、第4図は同じく係止部の拡
大斜視図である。 1,1a……横杆、2,2a,2b,2c……
縦杆、4……枠体、5……レール、6……係止
部、6a……スリツト、6b……透孔、7……係
止凸部、7a……鈎状部、7b……横向き片、8
……バスケツト、12……傾斜壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平面方形とした枠体の両側にレールを対向して
    取付け、該レールに棚材を摺動自在に取付けた台
    所用整理棚において、 前記枠体の四隅部にはレール係止部が上下方向
    に複数組設けられ、 各レール係止部は上方のスリツトと下方の透孔
    とよりなり、前記スリツトの上方にはレールに形
    成された鈎状部のガイドとなる傾斜壁が設けら
    れ、 前記レールの両端部には前記レール係止部に嵌
    合係止する係止凸部が形成され、 前記係止凸部は前記スリツトに嵌合する鈎状部
    と前記透孔に嵌合する横向き片とよりなり、前記
    鈎状部の外壁は下向き傾斜とした、 台所用整理棚。
JP1988035089U 1988-03-15 1988-03-15 Expired - Lifetime JPH0522108Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5626609U (ja) * 1979-08-09 1981-03-12
JPS5950335B2 (ja) * 1976-07-06 1984-12-07 東洋紡績株式会社 抗血液凝固性医用軟質材料の製造法

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