JPH0618495Y2 - 机天板における灯具等に対する支柱の取り付け装置 - Google Patents

机天板における灯具等に対する支柱の取り付け装置

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JPH0618495Y2
JPH0618495Y2 JP12856690U JP12856690U JPH0618495Y2 JP H0618495 Y2 JPH0618495 Y2 JP H0618495Y2 JP 12856690 U JP12856690 U JP 12856690U JP 12856690 U JP12856690 U JP 12856690U JP H0618495 Y2 JPH0618495 Y2 JP H0618495Y2
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弘一 北田
尚子 岡田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、薄金属板製の机天板の上面に支柱を立設し
て、該支柱にて灯具や電話載置台、或いは棚等を支持す
るにおいて、前記支柱を机天板に取り付ける装置の改良
に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
薄金属板製の机天板上に灯具や棚等に対する支柱を立設
する手段として、先行技術としての実開平1−8193
4号公報には、机天板の下面に、上向き開口の雌ねじ部
を備えた金属板製の支持具を溶接等にて固着し、該支持
具の雌ねじ部に、前記支柱の下端から突設した小径の雄
ねじ部を、机天板に突設した通孔を介して螺合するよう
にした構成が記載されている。
しかし、この先行技術のように、支持具を、後幕板の内
面や机天板の下面に溶接にて固着した構成では、支柱を
強固に取り付けることができると言う利点を有する反
面、溶接作業に多大の手間を要するため、支持具の取り
付けに多大の手間を要すると言う点に問題があった。
本考案は、支柱の取り付け強度を低下することなく、支
持具を迅速に取り付けできるようにすることを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案の請求項1では、 「薄金属板製の机天板の下面に、断面下向き突状の補強
部材を固着し、机天板と補強部材とで囲われた空所内
に、上向きに開口した雌ねじ孔を備えた支持具を、前記
補強部材に穿設した下向き開口の窓孔から挿入する一
方、前記天板のうち前記支持体における雌ねじ孔の上方
の部位に、灯具等に対する支柱の下端に形成した雄ねじ
部が嵌まる通孔を穿設し、この通孔から前記支柱の雄ね
じ部を前記支持具の雌ねじ孔にねじ込む」 と言う構成を前提として、 「前記支持具を、前記補強部材の上下高さ寸法よりも大
きい高さ寸法に形成し、該支持具の外周部に、当該支持
具を前記机天板の下面に接当した状態で水平スライドさ
せることにて補強部材における窓孔の内周縁に被嵌する
ようにした横向き開口の係合溝を形成する」 の構成にした。
また、請求項2では、請求項1と同様の前提の構成の下
で、 「前記支持具を、前記補強部材の上下高さ寸法よりも大
きい高さ寸法に形成し、該支持具の外周面に水平横向き
の突起を設ける一方、前記補強部材の側板に、前記支持
具の机天板に接当した状態で水平スライドさせることに
て前記支持具の突起が嵌まる係合溝孔を形成する」 の構成にした。
〔考案の作用・効果〕 このように構成すると、支持具を、補強部材に穿設した
窓孔から補強部材の内部に挿入して、その上面を机天板
の下面に接当した状態で水平方向にスライドさせること
により、支持具の係合溝を補強部材の底板に嵌め込むか
(請求項1の場合)、或いは、支持具の突起を補強部材
の係合溝孔に嵌め込む(請求項2の場合)と言うワンタ
ッチ的な操作にて、支持具を補強部材に対して脱落不能
に取り付けることができる。
そして、支持具の雌ねじ部に、机天板の通孔から支柱の
雄ねじ部をねじ込むと、支柱と机天板の支持部との三者
が共締めの状態になるから、支柱を机天板に強固に固着
することができるのであり、しかも、支持具と補強部材
とが係合溝又は係合溝孔の箇所で互いに嵌まり合ってい
ることにより、支柱に対する荷重を補強部材によっても
支持し得るのであり、これら支柱が机天板に強固に固着
されることと、支柱に対する荷重を補強部材によっても
支持し得ることとが相俟って、支柱を強固に支持するこ
とができる。
また、支持具は、薄金属板製の机天板に一般的に設けて
いる補強部材に取り付けるものであるから、机天板の構
造が複雑化することもない。
従って本考案によれば、支柱の取り付け強度を低下した
り、机天板の構造を複雑化したりすることなく、灯具等
に対する支柱の取り付けを能率良く良く行うことができ
る効果を有する。
更に、支持具の高さ寸法が補強部材の高さ寸法よりも大
きいことにより、支持具が補強部材と机天板との間の空
所内に入り込むことはないから、支柱の取り付け作業を
より一層容易に行うことができる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜5図に示すのは請求項1に対応した第1の実施例
であり、これらの図において符号1は、左右一対の脚体
2にて支持された薄金属板製の机天板を示し、該机天板
1の下面には、左右方向に延びる断面突形の補強部材3
が前後適宜間隔で複数本固着されている。これら補強部
材3における断面上向きコ字状の突条部4の上端には、
前後一対のフランジ部5を連接している。机天板1の外
周には合成樹脂製等の縁部材6を嵌着しており、また、
机天板1の後端縁にはコード引き出し孔7を穿設してい
る。
符号8は、灯具9を支持するため前記机天板1における
隅角部の上面に立設した支柱を、符号10は、前記支柱
8を取り付けるための支持具を各々示し、前記支柱8の
下端面8aから小径の雄ねじ部11を突設している。
前記支持具10は、金属板を断面コ字状に折り曲げて形
成した平面視矩形の挿入部12と、該挿入部12の下面
に溶接等にて固着した下面板13とで構成されており、
挿入部12における上面板の下面に、雌ねじ孔を上下に
開口するように穿設した雌ねじ部14を設ける。
前記補強部材3における突条部4の底板4aに、前記支
持具10の挿入部12が嵌まる窓孔15を穿設する一
方、前記支持具10における挿入部12の高さ寸法H
を、前記補強部材3における突条部4の上下高さ寸法H
と同じ寸法に形成することにより、支持具10の挿入部
12を窓孔15に下方から挿入すると、支持具10にお
ける挿入部12の上面が机天板1の下面に接当すると共
に基板13の上面が補強部材3における突条部4の底板
4a下面に接当し、且つ、支持具10が水平回動不能と
なるように構成している。
更に、前記支持具10の挿入部12における両側板の下
端縁を同一方向に切り欠くことにより、支持具10の外
周面に一対のスリット状の係合溝16,16を形成し、
挿入部12を窓孔15に挿入し且つ挿入部12の上端面
を机天板1の下面に接当した状態で、窓孔15の長手内
面に沿って支持具10を水平方向にスライドさせると、
係合溝16が補強部材3における窓孔15の縁部4bに
嵌まり係合して、支持具10が脱落不能に保持されるよ
うに構成する。
そして、前記机天板1には、補強部材3に装着した状態
での支持具10の雌ねじ部14と同心状の通孔17を穿
設して、この通孔17から、前記支柱8の雄ねじ部11
を支持具10の雌ねじ部14にねじ込みできるように構
成する。
以上のように、支持具10の挿入部12を窓孔15に下
方から挿入し、次いで支持具10を水平方向にスライド
させるワンタッチ的な操作にて、支持具10を、補強部
材3に対して脱落不能で且つ水平回動不能の状態に仮止
めできる。
そして、支柱8の雄ねじ部11を、机天板1の通孔17
から支持具10の雌ねじ部14にねじ込むと、支持具1
0における挿入部12の上面と支柱8の下端面8aとに
て机天板1が挟み付けられて、支持具10が机天板1の
下面に固着され、しかも、支持具10の下部が突条部4
の底板4aに嵌まり係合していることにより、支柱8に
対する荷重は補強部材3によっても支持されるから、支
柱8は強固に取り付けられる。また、支持具10の高さ
寸法は補強部材3の高さ寸法よりも大きいから、支持具
10が補強部材3の内部に入り込むこともないのであ
る。
この実施例のように、支持具10に、突条部4の下面に
接当する下面板13を設けると、支柱8にて灯具9等を
片待ち梁状の状態で支持した場合に、当該支柱9を倒す
ような力が作用しても、その力が、下面板13を介して
補強部材3の下面にて広い面積で支持されるから、机天
板1の変形を防止して支柱8の支持強度をより一層向上
できる利点がある。
机天板1に支柱8を立設しない場合には、通孔17をキ
ャップ18にて塞げば良いが、キャップ18を装着する
場合、第5図に示すように、キャップ18の下面から下
向きに突設した係止片19を、支持具10における挿入
部12の上面板の孔まで進入させるとか、或いは、第6
図に示すように、係止片19を支持具10の雌ねじ孔内
に挿入するとかすると、この係止片19が支持具10に
対するストッパーの役目を果たすので、支持具10が水
平方向にスライドして外れ落ちることを防止できる利点
を有する。
第7図に示すのは、請求項1に対応した他の実施例であ
り、この実施例では、支持具10を下向きコ字状に形成
して、その左右両側板10aにおける一端面に、前記補
強部材3における突条部4の高さ寸法と同じ高さ位置に
係合溝16を横向き開口するように形成して、この係合
溝16の箇所を補強部材3における窓孔15の縁部4b
に被嵌係合するようにしたものである。
また、第8図の実線で示すのは、請求項1に対応した他
の実施例であり、この実施例では、補強部材3における
突条部4の底板4aを断面凸状に凹み形成して、底板4
aを二段状に形成した場合において(換言すると、突条
部4の側板は内側板と外側板とに形成される)、上部の
底板に窓孔15を形成する一方、支持具10を、前記窓
孔15に嵌まる挿入部12と、補強部材3の下端面に接
当する下面板13とで構成し、挿入部12の端面に形成
した係合溝16を、窓孔15の縁部4bに被嵌するよう
にしたものである。
補強部材3に対する支持具10の係止手段は上記の実施
例には限らず、例えば第8図に一点鎖線で示すように
(これは、請求項2に対応した実施例である)補強部材
3における突条部4の内側板に係合溝孔4cを穿設する
一方、支持具10の側部外面に、前記係合溝孔4cに水
平方向から嵌まる突起16aを設けて、支持具10を、
補強部材3の長手方向と直交した方向に沿って水平スラ
イドさせることにて、突起16aを係合溝孔4cに挿入
するようにしても良い。この場合、窓孔15の巾寸法
は、支持具10の巾寸法に突起16aの突出寸法を加算
した寸法と同じか又はそれよりも大きい寸法に設定され
ている。
上記の実施例は、灯具を支持するための支柱に適用した
場合であったが、本考案は、電話載置台や棚等の他の物
品を支持するための支柱の取り付けにも適用できること
は言うまでもないし、また、補強部材は角パイプ状等の
他の断面形状であっても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部分解斜視
図、第2図は机天板の斜視図、第3図は支柱を取り外し
た状態での第2図のIII-III視断面図、第4図は支柱を
取り外した状態での第2図のIV-IV視断面図、第5図及
び第6図は各々キャップの取り付けを示す図、第7図及
び第8図は各々他の実施例を示す図である。 1……机天板、3……補強部材、4……突条部、4a…
…底板、4c……係合溝孔、5……フランジ部、8……
支柱、9……灯具、10……支持具、11……支柱の雄
ねじ部、12……挿入部、13……下面板、14……雌
ねじ孔、15……窓孔、16……係合溝、16a……係
合溝孔、17……通孔、18……キャップ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄金属板製の机天板の下面に、断面下向き
    突状の補強部材を固着し、机天板と補強部材とで囲われ
    た空所内に、上向きに開口した雌ねじ孔を備えた支持具
    を、前記補強部材に穿設した下向き開口の窓孔から挿入
    する一方、前記天板のうち前記支持体における雌ねじ孔
    の上方の部位に、灯具等に対する支柱の下端に形成した
    雄ねじ部が嵌まる通孔を穿設し、この通孔から前記支柱
    の雄ねじ部を前記支持具の雌ねじ孔にねじ込むようにし
    た支柱の取り付け装置であって、 前記支持具を、前記補強部材の上下高さ寸法よりも大き
    い高さ寸法に形成し、該支持具の外周部に、当該支持具
    を前記机天板の下面に接当した状態で水平スライドさせ
    ることにて補強部材における窓孔の内周縁に被嵌するよ
    うにした横向き開口の係合溝を形成したことを特徴とす
    る机天板における灯具等に対する支柱の取り付け装置。
  2. 【請求項2】薄金属板製の机天板の下面に、断面下向き
    突状の補強部材を固着し、机天板と補強部材とで囲われ
    た空所内に、上向きに開口した雌ねじ孔を備えた支持具
    を、前記補強部材に穿設した下向き開口の窓孔から挿入
    する一方、前記天板のうち前記支持体における雌ねじ孔
    の上方の部位に、灯具等に対する支柱の下端に形成した
    雄ねじ部が嵌まる通孔を穿設し、この通孔から前記支柱
    の雄ねじ部を前記支持具の雌ねじ孔にねじ込むようにし
    た支柱の取り付け装置であって、 前記支持具を、前記補強部材の上下高さ寸法よりも大き
    い高さ寸法に形成し、該支持具の外周面に水平横向きの
    突起を設ける一方、前記補強部材の側板に、前記支持具
    の机天板に接当した状態で水平スライドさせることにて
    前記支持具の突起が嵌まる係合溝孔を形成したことを特
    徴とする机天板における灯具等に対する支柱の取り付け
    装置。
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