JP2003212291A - 収納ボックス - Google Patents
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D88/52—Large containers collapsible, i.e. with walls hinged together or detachably connected
- B65D88/522—Large containers collapsible, i.e. with walls hinged together or detachably connected all side walls hingedly connected to each other or to another component of the container
- B65D88/524—Large containers collapsible, i.e. with walls hinged together or detachably connected all side walls hingedly connected to each other or to another component of the container and one or more side walls being foldable along an additional median line
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- B65D90/12—Supports
- B65D90/18—Castors, rolls, or the like; e.g. detachable
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドライコンテナ等の汎用コンテナを利用で
き、効率よく低コストでハンガー付き衣類を搬送できる
手段を提供せんとする。 【解決手段】 一対の側部構成体の前端１ａ、２ａ同
士、及び後端１ｂ、２ｂ同士をそれぞれ連結する連結部
材３、４を設けるとともに、これら連結部材を内方に折
曲させる折曲手段９を設け、各連結部材３、４を伸展状
態に維持し、前記一対の側部構成体１、２の間に前記ハ
ンガーパイプ８を架設する収納空間Ｓが形成された展開
姿勢と、各連結部材を内方に折曲させ、これにより前記
側部構成体を互いに近接させた折畳姿勢とに姿勢変更可
能に構成した。
き、効率よく低コストでハンガー付き衣類を搬送できる
手段を提供せんとする。 【解決手段】 一対の側部構成体の前端１ａ、２ａ同
士、及び後端１ｂ、２ｂ同士をそれぞれ連結する連結部
材３、４を設けるとともに、これら連結部材を内方に折
曲させる折曲手段９を設け、各連結部材３、４を伸展状
態に維持し、前記一対の側部構成体１、２の間に前記ハ
ンガーパイプ８を架設する収納空間Ｓが形成された展開
姿勢と、各連結部材を内方に折曲させ、これにより前記
側部構成体を互いに近接させた折畳姿勢とに姿勢変更可
能に構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンガー付き衣類
を吊り下げた状態に収納して搬送するための衣類搬送用
の収納ボックスに関する。
を吊り下げた状態に収納して搬送するための衣類搬送用
の収納ボックスに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ハンガー付き衣類を海外工場
等から長距離搬送する際には、ハンガーを掛けるハンガ
ーパイプを内装した衣類専用のハンガーコンテナが用い
られている。この様なハンガーコンテナは、衣類一着づ
つハンガーパイプに掛けて移送されるため、通常、コン
テナ全体を一社が使用し、他社の製品と混載することは
行われていない。
等から長距離搬送する際には、ハンガーを掛けるハンガ
ーパイプを内装した衣類専用のハンガーコンテナが用い
られている。この様なハンガーコンテナは、衣類一着づ
つハンガーパイプに掛けて移送されるため、通常、コン
テナ全体を一社が使用し、他社の製品と混載することは
行われていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
専用コンテナは、前記したようにハンガーパイプに衣類
一着づつ掛けるため、出し入れに非常に時間がかかり、
例えば輸入センターに到着した際には、一コンテナあた
り２〜３時間程度の荷卸し時間が必要とされており、一
般道路に多大な迷惑をかけるとともに、他の荷物の荷受
け作業にも悪影響を及ぼし、スムーズな荷捌きを困難と
する一因となっていた。
専用コンテナは、前記したようにハンガーパイプに衣類
一着づつ掛けるため、出し入れに非常に時間がかかり、
例えば輸入センターに到着した際には、一コンテナあた
り２〜３時間程度の荷卸し時間が必要とされており、一
般道路に多大な迷惑をかけるとともに、他の荷物の荷受
け作業にも悪影響を及ぼし、スムーズな荷捌きを困難と
する一因となっていた。
【０００４】また、コンテナ単位で管理されるため、荷
物が半分以下の場合であっても他社と混載できず、当該
コンテナの返却コストを含めて往復の物流コストは非常
に高かった。
物が半分以下の場合であっても他社と混載できず、当該
コンテナの返却コストを含めて往復の物流コストは非常
に高かった。
【０００５】本発明は係る現況に鑑み為されたものであ
り、ドライコンテナ等の汎用コンテナを利用でき、効率
よく低コストでハンガー付き衣類を搬送できる手段を提
供せんとするものである。
り、ドライコンテナ等の汎用コンテナを利用でき、効率
よく低コストでハンガー付き衣類を搬送できる手段を提
供せんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、底部
に移送用の車輪を備え、左右一対の側部構成体の間に、
単又は複数のハンガーパイプが架設され、前記ハンガー
パイプによりハンガー付き衣類を吊り下げた状態に収納
する衣類搬送用の収納ボックスであって、前記一対の側
部構成体の前端同士、及び後端同士をそれぞれ連結する
連結部材を設けるとともに、これら連結部材を内方に折
曲させる折曲手段を設け、各連結部材を伸展状態に維持
し、前記一対の側部構成体の間に前記ハンガーパイプを
架設する収納空間が形成された展開姿勢と、各連結部材
を内方に折曲させ、これにより前記側部構成体を互いに
近接させた折畳姿勢とに姿勢変更可能に構成したことを
特徴とする収納ボックスを提供する。
に移送用の車輪を備え、左右一対の側部構成体の間に、
単又は複数のハンガーパイプが架設され、前記ハンガー
パイプによりハンガー付き衣類を吊り下げた状態に収納
する衣類搬送用の収納ボックスであって、前記一対の側
部構成体の前端同士、及び後端同士をそれぞれ連結する
連結部材を設けるとともに、これら連結部材を内方に折
曲させる折曲手段を設け、各連結部材を伸展状態に維持
し、前記一対の側部構成体の間に前記ハンガーパイプを
架設する収納空間が形成された展開姿勢と、各連結部材
を内方に折曲させ、これにより前記側部構成体を互いに
近接させた折畳姿勢とに姿勢変更可能に構成したことを
特徴とする収納ボックスを提供する。
【０００７】このような収納ボックスにあっては、汎用
のコンテナに積み込んでハンガー付き衣類を長距離移送
できるとともに、使用後はコンパクトな折畳姿勢に姿勢
変更することで、保管場所を縮小でき、同じく汎用コン
テナを利用して多くの収納ボックスを一度に海外の生産
工場に帰すこともでき、専用のハンガーコンテナを使用
していた従来に比べて、往復の物流コストが大幅に低減
し、汎用コンテナへの積み込み、積み下ろし作業も迅速
且つ容易に行うことが可能である。
のコンテナに積み込んでハンガー付き衣類を長距離移送
できるとともに、使用後はコンパクトな折畳姿勢に姿勢
変更することで、保管場所を縮小でき、同じく汎用コン
テナを利用して多くの収納ボックスを一度に海外の生産
工場に帰すこともでき、専用のハンガーコンテナを使用
していた従来に比べて、往復の物流コストが大幅に低減
し、汎用コンテナへの積み込み、積み下ろし作業も迅速
且つ容易に行うことが可能である。
【０００８】具体的には、前記一対の側部構成体の前端
及び後端において、それぞれ各連結部材の両端部を内方
へ回動可能に枢支するとともに、これら各連結部材の略
中央部を折曲可能とし、これにより各連結部材を内方へ
二つ折り可能に構成してなる構造が好ましい。
及び後端において、それぞれ各連結部材の両端部を内方
へ回動可能に枢支するとともに、これら各連結部材の略
中央部を折曲可能とし、これにより各連結部材を内方へ
二つ折り可能に構成してなる構造が好ましい。
【０００９】また、各連結部材の両端部が支持される前
記側部構成体の前端及び後端の隅部に、それぞれ連結部
材側に一端を支持され、且つ側部構成体側に他端を支持
された折曲案内部材を設け、各折曲案内部材には、案内
動作を規制して各連結部材の伸展状態を維持するロック
機構を設けたものが好ましい。
記側部構成体の前端及び後端の隅部に、それぞれ連結部
材側に一端を支持され、且つ側部構成体側に他端を支持
された折曲案内部材を設け、各折曲案内部材には、案内
動作を規制して各連結部材の伸展状態を維持するロック
機構を設けたものが好ましい。
【００１０】各連結部材が、前記一対の側部構成体の前
端或いは後端に、各々ヒンジ部を介して内方へ回動可能
に枢支される縦杆と、該縦杆の上端及び下端からそれぞ
れ水平方向に延びる横杆と、よりなる一対のコ字状部材
を構成し、前記コ字状部材の対応する横杆の端部同士
を、互いにヒンジ部を介して連結し、これらヒンジ部に
より内方へ二つ折り可能に構成してなるものでは、当該
連結部材の枠状の開口部を通じて作業員の出入りが可能
となる。
端或いは後端に、各々ヒンジ部を介して内方へ回動可能
に枢支される縦杆と、該縦杆の上端及び下端からそれぞ
れ水平方向に延びる横杆と、よりなる一対のコ字状部材
を構成し、前記コ字状部材の対応する横杆の端部同士
を、互いにヒンジ部を介して連結し、これらヒンジ部に
より内方へ二つ折り可能に構成してなるものでは、当該
連結部材の枠状の開口部を通じて作業員の出入りが可能
となる。
【００１１】前記側部構成体が、上下一対の横杆とこれ
ら横杆を連結する複数の縦杆とより格子状のフレームを
構成し、該フレームの内面側に、前記ハンガーパイプの
端部を支持するための複数の支持孔が穿設された板状の
ブラケットを、上下方向に所定間隔を置いて複数付設し
てなるものでは、衣類の長さに応じた適宜な高さ位置の
ブラケットにハンガーパイプを架設することが可能であ
る。
ら横杆を連結する複数の縦杆とより格子状のフレームを
構成し、該フレームの内面側に、前記ハンガーパイプの
端部を支持するための複数の支持孔が穿設された板状の
ブラケットを、上下方向に所定間隔を置いて複数付設し
てなるものでは、衣類の長さに応じた適宜な高さ位置の
ブラケットにハンガーパイプを架設することが可能であ
る。
【００１２】ハンガーパイプは、その一端部に、前記側
部構成体の内面側に設けた支持孔に嵌入される差込みピ
ンを出没可能に内装し、これにより当該ハンガーパイプ
を着脱自在に構成してなるものが好ましい。
部構成体の内面側に設けた支持孔に嵌入される差込みピ
ンを出没可能に内装し、これにより当該ハンガーパイプ
を着脱自在に構成してなるものが好ましい。
【００１３】また、前記ハンガーパイプに、前記差込み
ピンを外方に付勢するスプリングを内装するとともに、
該ハンガーパイプの外周面に、前記差込みピンから突出
した操作レバーを案内し、スプリングが圧縮した前記差
込みピンの没入状態を保持できる略Ｌ字形状の案内溝を
設けてなるものが好ましい実施例である。
ピンを外方に付勢するスプリングを内装するとともに、
該ハンガーパイプの外周面に、前記差込みピンから突出
した操作レバーを案内し、スプリングが圧縮した前記差
込みピンの没入状態を保持できる略Ｌ字形状の案内溝を
設けてなるものが好ましい実施例である。
【００１４】前記車輪が設けられる側部構成体の底部
に、前記車輪を浮かして当該ボックスの移動を不能とす
るジャッキ装置を設けたものでは、特に移送時のコンテ
ナ内における当該収納ボックスの動きを規制し、安定化
させることが可能となる。
に、前記車輪を浮かして当該ボックスの移動を不能とす
るジャッキ装置を設けたものでは、特に移送時のコンテ
ナ内における当該収納ボックスの動きを規制し、安定化
させることが可能となる。
【００１５】更に、一方又は双方の側部構成体の下端部
に、一枚もの又は分割された底板を上方へ回動可能に枢
支してなり、前記底板は、展開姿勢において当該収納ボ
ックスの底面を構成し、折畳姿勢において側面構成体の
内面側に折り畳み可能に構成されるものも好ましい実施
例である。
に、一枚もの又は分割された底板を上方へ回動可能に枢
支してなり、前記底板は、展開姿勢において当該収納ボ
ックスの底面を構成し、折畳姿勢において側面構成体の
内面側に折り畳み可能に構成されるものも好ましい実施
例である。
【００１６】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。
面に基づき詳細に説明する。
【００１７】図１は、本発明の収納ボックスの全体構成
を示す斜視図であり、図１〜図６は代表的な実施形態を
示し、図中符号Ａは収納ボックス、１（２）は側部構成
体、３（４）は連結部材、５は折曲案内部材、６は車
輪、７はジャッキ装置、８はハンガーパイプをそれぞれ
示している。
を示す斜視図であり、図１〜図６は代表的な実施形態を
示し、図中符号Ａは収納ボックス、１（２）は側部構成
体、３（４）は連結部材、５は折曲案内部材、６は車
輪、７はジャッキ装置、８はハンガーパイプをそれぞれ
示している。
【００１８】本発明の収納ボックスＡは、図１に示すよ
うに、底部に移送用の車輪６、・・・を備えるととも
に、左右一対の側部構成体１、２の間に、単又は複数の
ハンガーパイプ８が架設され、これらハンガーパイプ８
によりハンガー付き衣類を吊り下げた状態に収納して、
長時間であっても型崩れさせることなく搬送できる衣類
搬送用のボックスである。
うに、底部に移送用の車輪６、・・・を備えるととも
に、左右一対の側部構成体１、２の間に、単又は複数の
ハンガーパイプ８が架設され、これらハンガーパイプ８
によりハンガー付き衣類を吊り下げた状態に収納して、
長時間であっても型崩れさせることなく搬送できる衣類
搬送用のボックスである。
【００１９】そして、側部構成体の前端１ａ、２ａ同
士、及び後端１ｂ、２ｂ同士をそれぞれ連結する連結部
材３、４を設けるとともに、これら連結部材３、４を内
方に折曲させる折曲手段９を備えさせ、図４（ａ）〜
（ｃ）に示すように、各連結部材３、４を伸展状態に維
持し、前記一対の側部構成体１、２の間に前記ハンガー
パイプを架設する収納空間Ｓが形成された展開姿勢Ａ１
と、各連結部材３、４を内方に折曲させ、これにより前
記側部構成体１、２を互いに近接させた折畳姿勢Ａ２と
に姿勢変更可能に構成されており、不使用の際には全体
を折り畳み、コンパクト化できることを特徴としてい
る。
士、及び後端１ｂ、２ｂ同士をそれぞれ連結する連結部
材３、４を設けるとともに、これら連結部材３、４を内
方に折曲させる折曲手段９を備えさせ、図４（ａ）〜
（ｃ）に示すように、各連結部材３、４を伸展状態に維
持し、前記一対の側部構成体１、２の間に前記ハンガー
パイプを架設する収納空間Ｓが形成された展開姿勢Ａ１
と、各連結部材３、４を内方に折曲させ、これにより前
記側部構成体１、２を互いに近接させた折畳姿勢Ａ２と
に姿勢変更可能に構成されており、不使用の際には全体
を折り畳み、コンパクト化できることを特徴としてい
る。
【００２０】側部構成体１、２と前後の連結部材３、４
は、それぞれアルミニウム又はアルミニウム合金の展伸
材を用いて枠体状に構成されており、収納ボックスＡの
全体は、奥行き２８５０ｍｍ、幅２３００ｍｍ、高さ２
１００ｍｍであり、２０フィートのドライコンテナに前
後して２台積込める寸法に設定されている。このように
軽量な金属素材を用いて枠体構成された本実施形態の収
納ボックスＡは、実際の使用時には、連結部材３で囲ま
れた前方の開口部に対応する作業員の出入口（チャック
付きの切り込み）を備えた図示しない保護カバーを、上
方から被せて使用される。また、臭い、その他汚れる様
な商品でなければ、繊維以外の商品をコンテナに積み合
わせることも可能である。
は、それぞれアルミニウム又はアルミニウム合金の展伸
材を用いて枠体状に構成されており、収納ボックスＡの
全体は、奥行き２８５０ｍｍ、幅２３００ｍｍ、高さ２
１００ｍｍであり、２０フィートのドライコンテナに前
後して２台積込める寸法に設定されている。このように
軽量な金属素材を用いて枠体構成された本実施形態の収
納ボックスＡは、実際の使用時には、連結部材３で囲ま
れた前方の開口部に対応する作業員の出入口（チャック
付きの切り込み）を備えた図示しない保護カバーを、上
方から被せて使用される。また、臭い、その他汚れる様
な商品でなければ、繊維以外の商品をコンテナに積み合
わせることも可能である。
【００２１】尚、前記側部構成体及び連結部材の素材と
しては、アルミニウム以外の非鉄金属材料や鉄鋼材料を
用いることもでき、また、木質材料や合成樹脂などの有
機高分子材料や無機材料などの非金属材料を用いること
もできる。また、本発明の収納ボックスは、このように
枠体構成されたものに限定されるものではなく、一部又
は全体を板状に構成しても良い。更に、保護カバーを省
略或いは上面のみカバーしてもよく、また、折り畳みの
際に取り外すのではなく、側部構成体や連結部材に対し
て常時、折畳み可能に固定してもよい。
しては、アルミニウム以外の非鉄金属材料や鉄鋼材料を
用いることもでき、また、木質材料や合成樹脂などの有
機高分子材料や無機材料などの非金属材料を用いること
もできる。また、本発明の収納ボックスは、このように
枠体構成されたものに限定されるものではなく、一部又
は全体を板状に構成しても良い。更に、保護カバーを省
略或いは上面のみカバーしてもよく、また、折り畳みの
際に取り外すのではなく、側部構成体や連結部材に対し
て常時、折畳み可能に固定してもよい。
【００２２】側部構成体１は、図３に示すように、上端
及び下端に設けられる一対の横杆１２、１２と、これら
横杆の間を上下に架設される複数の縦杆１１、１３・・
・とからなる格子状のフレーム１０より構成され、当該
フレーム１０を構成する上下の横杆１２、１２、並びに
前端及び後端の縦杆１１、１１にはそれぞれＨ型材が用
いられ、これ以外の縦杆１３、・・・にはみぞ型材が用
いられている。
及び下端に設けられる一対の横杆１２、１２と、これら
横杆の間を上下に架設される複数の縦杆１１、１３・・
・とからなる格子状のフレーム１０より構成され、当該
フレーム１０を構成する上下の横杆１２、１２、並びに
前端及び後端の縦杆１１、１１にはそれぞれＨ型材が用
いられ、これ以外の縦杆１３、・・・にはみぞ型材が用
いられている。
【００２３】前記フレーム１０の内面側には、前記ハン
ガーパイプの端部８ａ、８ｂを支持するための複数の支
持孔１５、・・・を穿設したステンレス製の板状のブラ
ケット１４が、上下に間隔を置いて複数設けられてい
る。
ガーパイプの端部８ａ、８ｂを支持するための複数の支
持孔１５、・・・を穿設したステンレス製の板状のブラ
ケット１４が、上下に間隔を置いて複数設けられてい
る。
【００２４】これらブラケット１４は、フレーム１０の
前後にわたって縦杆１１、１３・・・に架設され、各ブ
ラケットには、前後方向に沿って一定間隔置きに複数の
支持孔１５が穿設されている。また、上端のブラケット
を除く下４段のブラケット１４、・・・には、それぞれ
支持孔１５が上下に複数列設けられ、これにより懸架す
る衣類の寸法に応じ、適宜な高さ位置の支持孔１５を選
択できる。
前後にわたって縦杆１１、１３・・・に架設され、各ブ
ラケットには、前後方向に沿って一定間隔置きに複数の
支持孔１５が穿設されている。また、上端のブラケット
を除く下４段のブラケット１４、・・・には、それぞれ
支持孔１５が上下に複数列設けられ、これにより懸架す
る衣類の寸法に応じ、適宜な高さ位置の支持孔１５を選
択できる。
【００２５】以上の側部構成体１に対向して設けられる
他方の側部構成体２は、同様に、横杆２２、２２と複数
の縦杆２１、２３・・・とからなる格子状のフレーム２
０より構成され、当該フレーム２０の内面側には、同じ
く複数の支持孔２５、・・・を穿設した板状のブラケッ
ト２４、・・・が付設されている。そして、双方のブラ
ケット１４、２４及びその支持孔１５、・・・２５、・
・・は、それぞれ互いに対向する位置に設けられ、選択
された一対の支持孔１５、２５によりステンレス製のハ
ンガーパイプ８が収納空間Ｓ内部に水平に横架されるこ
とになる。
他方の側部構成体２は、同様に、横杆２２、２２と複数
の縦杆２１、２３・・・とからなる格子状のフレーム２
０より構成され、当該フレーム２０の内面側には、同じ
く複数の支持孔２５、・・・を穿設した板状のブラケッ
ト２４、・・・が付設されている。そして、双方のブラ
ケット１４、２４及びその支持孔１５、・・・２５、・
・・は、それぞれ互いに対向する位置に設けられ、選択
された一対の支持孔１５、２５によりステンレス製のハ
ンガーパイプ８が収納空間Ｓ内部に水平に横架されるこ
とになる。
【００２６】連結部材３は、両側部構成体の前端１ａ、
２ａに、それぞれ丁番からなるヒンジ部３３を介して内
方へ回動可能に枢支される縦杆３１、３１と、これら縦
杆３１の上端と下端からそれぞれ水平方向に延びる横杆
３２、３２と、よりなる一対のコ字状部材３０、３０を
構成し、前記コ字状部材３０の対応する横杆端部３２
ａ、３２ａ同士を、互いにヒンジ部３４を介して連結
し、これら丁番からなるヒンジ部３３、３４を折曲手段
９として、枠状の連結部材３が内方へ二つ折り可能に構
成されている。前記コ字状部材を構成する縦杆３１及び
横杆３２には、それぞれみぞ型材が用いられ、溝部を内
方に向けて組み付けられている。
２ａに、それぞれ丁番からなるヒンジ部３３を介して内
方へ回動可能に枢支される縦杆３１、３１と、これら縦
杆３１の上端と下端からそれぞれ水平方向に延びる横杆
３２、３２と、よりなる一対のコ字状部材３０、３０を
構成し、前記コ字状部材３０の対応する横杆端部３２
ａ、３２ａ同士を、互いにヒンジ部３４を介して連結
し、これら丁番からなるヒンジ部３３、３４を折曲手段
９として、枠状の連結部材３が内方へ二つ折り可能に構
成されている。前記コ字状部材を構成する縦杆３１及び
横杆３２には、それぞれみぞ型材が用いられ、溝部を内
方に向けて組み付けられている。
【００２７】一方、両側部構成体の後端１ｂ、２ｂに設
けられる連結部材４は、同じく縦杆４１と横杆４２とか
らなる一対のコ字状部材４０、４０から構成されてお
り、折曲手段９としてのヒンジ部４３、４４など、上述
した連結部材３と同様の構造を有するため、その説明を
省略する。本実施形態では、以上のように双方の連結部
材３、４を二つ折り可能な枠体状に形成することで、作
業員が出入りする開口部がボックス前後に形成されてい
るが、特に後方の連結部材４には出入口を形成しなくて
もよく、板状の部材で構成しても良い。
けられる連結部材４は、同じく縦杆４１と横杆４２とか
らなる一対のコ字状部材４０、４０から構成されてお
り、折曲手段９としてのヒンジ部４３、４４など、上述
した連結部材３と同様の構造を有するため、その説明を
省略する。本実施形態では、以上のように双方の連結部
材３、４を二つ折り可能な枠体状に形成することで、作
業員が出入りする開口部がボックス前後に形成されてい
るが、特に後方の連結部材４には出入口を形成しなくて
もよく、板状の部材で構成しても良い。
【００２８】各連結部材３、４の両端部が支持される側
部構成体の前端１ａ、２ａ及び後端１ｂ、２ｂの隅部に
は、それぞれ連結部材３（４）の二つ折り動作を案内す
る折曲案内部材５が設けられており、各折曲案内部材５
には、案内動作を規制して各連結部材３、４の伸展状態
を維持するためのロック機構が設けられている。
部構成体の前端１ａ、２ａ及び後端１ｂ、２ｂの隅部に
は、それぞれ連結部材３（４）の二つ折り動作を案内す
る折曲案内部材５が設けられており、各折曲案内部材５
には、案内動作を規制して各連結部材３、４の伸展状態
を維持するためのロック機構が設けられている。
【００２９】具体的には、連結部材上下の横杆３２（４
２）、・・・とこれに隣接する側部構成体上下の横杆１
２（２２）、・・・とが為す合計８箇所の隅部に、それ
ぞれ折曲案内部材５が付設されており、各折曲案内部材
５は、図６に示すように、横杆２２の溝部内面２２ｃに
枢支されたアーム部５１と横杆３２の溝部内面３２ｃに
枢支されたアーム部５２を互いに連結部で枢結したリン
ク機構を備え、アーム部５１に設けた凹溝５１ａに、対
応するアーム部５２の端部の溝５２ｂに設けたスライド
キー５３を係合させることにより各アーム部５１、５２
が互いに回動不能に維持されるロック機構が構成され、
これにより連結部材３と側部構成体２が展開状態に維持
される。尚、収納空間Ｓにハンガーパイプを架設するこ
とである程度当該展開姿勢を維持する作用を奏するが、
前記折曲案内部材を設けたことで、ハンガーパイプの有
無に拘わらず、強固且つ確実に連結部材の伸展状態が維
持されることになる。
２）、・・・とこれに隣接する側部構成体上下の横杆１
２（２２）、・・・とが為す合計８箇所の隅部に、それ
ぞれ折曲案内部材５が付設されており、各折曲案内部材
５は、図６に示すように、横杆２２の溝部内面２２ｃに
枢支されたアーム部５１と横杆３２の溝部内面３２ｃに
枢支されたアーム部５２を互いに連結部で枢結したリン
ク機構を備え、アーム部５１に設けた凹溝５１ａに、対
応するアーム部５２の端部の溝５２ｂに設けたスライド
キー５３を係合させることにより各アーム部５１、５２
が互いに回動不能に維持されるロック機構が構成され、
これにより連結部材３と側部構成体２が展開状態に維持
される。尚、収納空間Ｓにハンガーパイプを架設するこ
とである程度当該展開姿勢を維持する作用を奏するが、
前記折曲案内部材を設けたことで、ハンガーパイプの有
無に拘わらず、強固且つ確実に連結部材の伸展状態が維
持されることになる。
【００３０】そして、収納ボックスＡの全体を折りたた
む際には、ハンガーパイプを取り外すとともに、前記キ
ーを解除して各アーム部５１、５２を回動可能とし、図
４（ａ）〜（ｃ）に示すように、各連結部材を矢印に示
すように内方に二つ折りに折曲させると同時に、各アー
ム部５１、５２も折曲し、図４（ｃ）の折畳姿勢におい
ては、折曲したアーム部５１、５２が隣接する横杆２
２、３２の溝部の間に完全に収容され、連結部材と側部
構成体は各折曲案内部材に邪魔されることなくコンパク
トな折畳姿勢Ａ２に変更される。このように各アーム部
及びその連結部を各溝部に収容させれば、折畳姿勢Ａ２
における良好な外観性が維持されるとともに、当該折曲
案内部材５の破損も防止され、更には、折り畳みの際に
前記連結部で手指を詰めるといった不測の事故も未然に
回避できることになる。
む際には、ハンガーパイプを取り外すとともに、前記キ
ーを解除して各アーム部５１、５２を回動可能とし、図
４（ａ）〜（ｃ）に示すように、各連結部材を矢印に示
すように内方に二つ折りに折曲させると同時に、各アー
ム部５１、５２も折曲し、図４（ｃ）の折畳姿勢におい
ては、折曲したアーム部５１、５２が隣接する横杆２
２、３２の溝部の間に完全に収容され、連結部材と側部
構成体は各折曲案内部材に邪魔されることなくコンパク
トな折畳姿勢Ａ２に変更される。このように各アーム部
及びその連結部を各溝部に収容させれば、折畳姿勢Ａ２
における良好な外観性が維持されるとともに、当該折曲
案内部材５の破損も防止され、更には、折り畳みの際に
前記連結部で手指を詰めるといった不測の事故も未然に
回避できることになる。
【００３１】収納空間Ｓに架設されるハンガーパイプ８
は、左右のブラケット間にわたる寸法を有した構造用鋼
管からなるパイプ本体８０の外面に、ステンレス製のパ
イプ部材８３を被嵌した二重パイプ構造を有し、重量を
増すことなくハンガーを掛けるのに適した外径３４ｍｍ
を達成している。
は、左右のブラケット間にわたる寸法を有した構造用鋼
管からなるパイプ本体８０の外面に、ステンレス製のパ
イプ部材８３を被嵌した二重パイプ構造を有し、重量を
増すことなくハンガーを掛けるのに適した外径３４ｍｍ
を達成している。
【００３２】また、前記パイプ本体８０の端部８０ａ、
８０ｂには、当該端部より突出して前記ブラケットの支
持孔１５、２５に嵌入される差込みピン８１、８２が設
けられ、特に、一方の端部８０ａには、差込みピン８１
がスライド可能に内装され、且つ、内部のストッパー板
８６に一端を支持されて前記差込みピン８１を外方に付
勢するスプリング８５が内装されている。当該端部８０
ａの外周面には、略Ｌ字形状の案内溝８０ｃが形成さ
れ、前記差込みピン８１の外面に穿設したネジ孔８１ａ
に前記案内溝８０ｃを通じて操作レバー８４を螺合し、
外周面上に突出した前記操作レバー８４をこの案内溝８
０ｃに沿って移動させることで、スプリング付勢により
端部８０ａから突出していた前記差込みピン８１をスプ
リング８５に抗して没入させた状態にロックすることが
でき、これにより当該ハンガーパイプ８が着脱自在に構
成されている。
８０ｂには、当該端部より突出して前記ブラケットの支
持孔１５、２５に嵌入される差込みピン８１、８２が設
けられ、特に、一方の端部８０ａには、差込みピン８１
がスライド可能に内装され、且つ、内部のストッパー板
８６に一端を支持されて前記差込みピン８１を外方に付
勢するスプリング８５が内装されている。当該端部８０
ａの外周面には、略Ｌ字形状の案内溝８０ｃが形成さ
れ、前記差込みピン８１の外面に穿設したネジ孔８１ａ
に前記案内溝８０ｃを通じて操作レバー８４を螺合し、
外周面上に突出した前記操作レバー８４をこの案内溝８
０ｃに沿って移動させることで、スプリング付勢により
端部８０ａから突出していた前記差込みピン８１をスプ
リング８５に抗して没入させた状態にロックすることが
でき、これにより当該ハンガーパイプ８が着脱自在に構
成されている。
【００３３】また、各側部構成体の前端１ａ、２ａに
は、それぞれ前方に突出するアジャスタ部材１６、２６
が設けられている。このアジャスタ部材１６（２６）
は、Ｈ型材からなる縦杆１１の前方に開口した溝部底面
に螺着されており、図３に示すように、当該収納ボック
スＡを積み込んだコンテナ内の壁面Ｗに当接させること
で、収納ボックスＡの隙間移動を規制し、当該ボックス
やコンテナの破損等を未然に防止するためのものであ
り、また、コンテナ内において別の収納ボックスＡに隣
接配置させる場合には、該収納ボックスＡの後端１ｂ、
２ｂに位置する同じく縦杆１１の対応する溝部に前記ア
ジャスタ部材１６、２６が入り込むことで、互いの動き
を規制する機能をも有している。
は、それぞれ前方に突出するアジャスタ部材１６、２６
が設けられている。このアジャスタ部材１６（２６）
は、Ｈ型材からなる縦杆１１の前方に開口した溝部底面
に螺着されており、図３に示すように、当該収納ボック
スＡを積み込んだコンテナ内の壁面Ｗに当接させること
で、収納ボックスＡの隙間移動を規制し、当該ボックス
やコンテナの破損等を未然に防止するためのものであ
り、また、コンテナ内において別の収納ボックスＡに隣
接配置させる場合には、該収納ボックスＡの後端１ｂ、
２ｂに位置する同じく縦杆１１の対応する溝部に前記ア
ジャスタ部材１６、２６が入り込むことで、互いの動き
を規制する機能をも有している。
【００３４】左右双方の側部構成体１、２の下端に位置
する横杆１２、２２の底面には、それぞれ車輪６として
一対の自在キャスターが端部に設けられ、更にこれら各
キャスターに対応して、当該車輪６を床Ｆから浮かし、
当該収納ボックスＡの移動を不能とするジャッキ装置７
が設けられている。より詳しくは、キャスターが取り付
けられている横杆１２、２２の内側面に、アルミニウム
又はアルミニウム合金からなる断面視Ｌ型のブラケット
材１７、２７を突設し、各ブラケット材１７（２７）の
底部にネジ式のジャッキ装置７、７が固定されている。
各ブラケット材１７（２７）に設けた一対のジャッキ装
置７、７は同一の操作軸７０にて互いに連結され、車輪
６に邪魔されることなく収納ボックスＡの後方からジャ
ッキハンドルにて同時に昇降操作できるように構成され
ている。
する横杆１２、２２の底面には、それぞれ車輪６として
一対の自在キャスターが端部に設けられ、更にこれら各
キャスターに対応して、当該車輪６を床Ｆから浮かし、
当該収納ボックスＡの移動を不能とするジャッキ装置７
が設けられている。より詳しくは、キャスターが取り付
けられている横杆１２、２２の内側面に、アルミニウム
又はアルミニウム合金からなる断面視Ｌ型のブラケット
材１７、２７を突設し、各ブラケット材１７（２７）の
底部にネジ式のジャッキ装置７、７が固定されている。
各ブラケット材１７（２７）に設けた一対のジャッキ装
置７、７は同一の操作軸７０にて互いに連結され、車輪
６に邪魔されることなく収納ボックスＡの後方からジャ
ッキハンドルにて同時に昇降操作できるように構成され
ている。
【００３５】本発明に係る収納ボックスＡは、特に収納
空間に底板を設ける必要はないが、底板を別途設けてハ
ンガー無しの荷物を載置できる台として機能させるもの
も好ましく、この場合、一方又は双方の側部構成体の下
端部に、一枚もの又は分割底板を上方へ回動可能に枢支
してなり、展開姿勢Ａ１において収納ボックスＡの底面
を構成するとともに、これら底板を当該側面構成体の内
面側に折り畳むことで、上述の折畳姿勢Ａ２が可能とな
るものが好ましい実施例である。
空間に底板を設ける必要はないが、底板を別途設けてハ
ンガー無しの荷物を載置できる台として機能させるもの
も好ましく、この場合、一方又は双方の側部構成体の下
端部に、一枚もの又は分割底板を上方へ回動可能に枢支
してなり、展開姿勢Ａ１において収納ボックスＡの底面
を構成するとともに、これら底板を当該側面構成体の内
面側に折り畳むことで、上述の折畳姿勢Ａ２が可能とな
るものが好ましい実施例である。
【００３６】
【発明の効果】以上のように、本発明の収納ボックスに
よれば、汎用のコンテナに積み込んでハンガー付き衣類
を長距離移送できるとともに、使用後はコンパクトな折
畳姿勢に姿勢変更することで、保管場所を縮小でき、同
じく汎用コンテナを利用して多くの収納ボックスを一度
に海外の生産工場に帰すこともでき、専用のハンガーコ
ンテナを使用していた従来に比べて、往復の物流コスト
が大幅に低減し、汎用コンテナへの積み込み、積み下ろ
し作業も迅速且つ容易に行うことが可能である。
よれば、汎用のコンテナに積み込んでハンガー付き衣類
を長距離移送できるとともに、使用後はコンパクトな折
畳姿勢に姿勢変更することで、保管場所を縮小でき、同
じく汎用コンテナを利用して多くの収納ボックスを一度
に海外の生産工場に帰すこともでき、専用のハンガーコ
ンテナを使用していた従来に比べて、往復の物流コスト
が大幅に低減し、汎用コンテナへの積み込み、積み下ろ
し作業も迅速且つ容易に行うことが可能である。
【００３７】このように、収納ボックス単位で衣類を搬
送できるため、アパレルメーカ別にセッティングパッケ
ージができ、生産工場で出来上がった商品を海運コンテ
ナ到着時から数分間で積み込むことが可能となり、ま
た、輸入センター到着時の荷受け時においても、約１０
分程度で荷卸しができ、他の作業で急ぐものがあれば、
その荷物を優先して荷受け作業のスムーズな荷捌きがで
き、他の納品業者を待たせたり、一般道路に多大な迷惑
をかけることも回避できる。
送できるため、アパレルメーカ別にセッティングパッケ
ージができ、生産工場で出来上がった商品を海運コンテ
ナ到着時から数分間で積み込むことが可能となり、ま
た、輸入センター到着時の荷受け時においても、約１０
分程度で荷卸しができ、他の作業で急ぐものがあれば、
その荷物を優先して荷受け作業のスムーズな荷捌きがで
き、他の納品業者を待たせたり、一般道路に多大な迷惑
をかけることも回避できる。
【００３８】また、当該収納ボックス単位で管理できる
ため、一コンテナに複数社が混載することが可能とな
り、例えば２０フィートの半分の荷物でも他社生産工場
との積み合わせにより、２０フィートの半分の運賃で輸
送でき、４０フィートであれば、すなわち、４社生産工
場の積み合わせができ、物流コストを大幅に削減できる
のである。
ため、一コンテナに複数社が混載することが可能とな
り、例えば２０フィートの半分の荷物でも他社生産工場
との積み合わせにより、２０フィートの半分の運賃で輸
送でき、４０フィートであれば、すなわち、４社生産工
場の積み合わせができ、物流コストを大幅に削減できる
のである。
【図１】本発明の代表的実施形態に係る収納ボックスを
示す斜視図。
示す斜視図。
【図２】同じく収納ボックスの平面図。
【図３】同じく収納ボックスの側面図。
【図４】（ａ）〜（ｃ）は、収納ボックスが展開姿勢か
ら折畳姿勢に変更される様子を示す説明図。
ら折畳姿勢に変更される様子を示す説明図。
【図５】ハンガーパイプの要部を示す分解斜視図。
【図６】折曲案内部材を示す説明図。
Ａ 収納ボックス Ａ１ 展開姿勢
Ａ２ 折畳姿勢 Ｆ 床
Ｓ 収納空間 Ｗ 壁面
１ 側部構成体 １ａ 前端
１ｂ 後端 ２ 側部構成体
２ａ 前端 ２ｂ 後端
３ 連結部材 ４ 連結部材
５ 折曲案内部材 ６ 車輪
７ ジャッキ装置 ８ ハンガーパイプ
９ 折曲手段 １０ フレーム
１１、１３ 縦杆 １２ 横杆
１４ ブラケット １５ 支持孔
１６ アジャスタ部材 １７ ブラケット材
２０ フレーム ２１、２３ 縦杆
２２ 横杆 ２２ｃ 溝部内面
２４ ブラケット ２５ 支持孔
２６ アジャスタ部材 ２７ ブラケット材
３０ コ字状部材 ３１ 縦杆
３２ 横杆 ３２ｃ 溝部内面
３３ ヒンジ部 ３４ ヒンジ部
４０ コ字状部材 ４１ 縦杆
４２ 横杆 ４３ ヒンジ部
４４ ヒンジ部 ５１ アーム部
５１ａ 凹溝 ５２ アーム部
５２ｂ 溝 ５３ スライドキー
７０ 操作軸 ８０ パイプ本体
８０ａ 端部 ８０ｂ 端部
８０ｃ 案内溝 ８１ 差込みピン
８１ａ ネジ孔 ８２ 差込みピン
８３ パイプ部材 ８４ 操作レバー
８５ スプリング ８６ ストッパー板
Claims (9)
- 【請求項１】 底部に移送用の車輪を備え、左右一対の
側部構成体の間に、単又は複数のハンガーパイプが架設
され、前記ハンガーパイプによりハンガー付き衣類を吊
り下げた状態に収納する衣類搬送用の収納ボックスであ
って、 前記一対の側部構成体の前端同士、及び後端同士をそれ
ぞれ連結する連結部材を設けるとともに、 これら連結部材を内方に折曲させる折曲手段を設け、 各連結部材を伸展状態に維持し、前記一対の側部構成体
の間に前記ハンガーパイプを架設する収納空間が形成さ
れた展開姿勢と、 各連結部材を内方に折曲させ、これにより前記側部構成
体を互いに近接させた折畳姿勢と、 に姿勢変更可能に構成したことを特徴とする収納ボック
ス。 - 【請求項２】 前記一対の側部構成体の前端及び後端に
おいて、それぞれ各連結部材の両端部を内方へ回動可能
に枢支するとともに、これら各連結部材の略中央部を折
曲可能とし、これにより各連結部材を内方へ二つ折り可
能に構成してなる請求項１記載の収納ボックス。 - 【請求項３】 各連結部材の両端部が支持される前記側
部構成体の前端及び後端の隅部に、それぞれ連結部材側
に一端を支持され、且つ側部構成体側に他端を支持され
た折曲案内部材を設け、各折曲案内部材には、案内動作
を規制して各連結部材の伸展状態を維持するロック機構
を設けた請求項１又は２記載の収納ボックス。 - 【請求項４】 各連結部材が、前記一対の側部構成体の
前端或いは後端に、各々ヒンジ部を介して内方へ回動可
能に枢支される縦杆と、該縦杆の上端及び下端からそれ
ぞれ水平方向に延びる横杆と、よりなる一対のコ字状部
材を構成し、前記コ字状部材の対応する横杆の端部同士
を、互いにヒンジ部を介して連結し、これらヒンジ部に
より内方へ二つ折り可能に構成してなる請求項１〜３の
何れか１項に記載の収納ボックス。 - 【請求項５】 前記側部構成体が、上下一対の横杆とこ
れら横杆を連結する複数の縦杆とより格子状のフレーム
を構成し、該フレームの内面側に、前記ハンガーパイプ
の端部を支持するための複数の支持孔が穿設された板状
のブラケットを、上下方向に所定間隔を置いて複数付設
してなる請求項１〜４の何れか１項に記載の収納ボック
ス。 - 【請求項６】 ハンガーパイプの一端部に、前記側部構
成体の内面側に設けた支持孔に嵌入される差込みピンを
出没可能に内装し、これにより当該ハンガーパイプを着
脱自在に構成してなる請求項１〜５の何れか１項に記載
の収納ボックス。 - 【請求項７】 前記ハンガーパイプに、前記差込みピン
を外方に付勢するスプリングを内装するとともに、該ハ
ンガーパイプの外周面に、前記差込みピンから突出した
操作レバーを案内し、スプリングが圧縮した前記差込み
ピンの没入状態を保持できる略Ｌ字形状の案内溝を設け
てなる請求項６記載の収納ボックス。 - 【請求項８】 前記車輪が設けられる側部構成体の底部
に、前記車輪を浮かして当該ボックスの移動を不能とす
るジャッキ装置を設けてなる請求項１〜７の何れか１項
に記載の収納ボックス。 - 【請求項９】 一方又は双方の側部構成体の下端部に、
一枚もの又は分割された底板を上方へ回動可能に枢支し
てなり、前記底板は、展開姿勢において当該収納ボック
スの底面を構成し、折畳姿勢において側面構成体の内面
側に折り畳み可能に構成される請求項１〜８の何れか１
項に記載の収納ボックス。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
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| US10/348,330 US20040140305A1 (en) | 2002-01-21 | 2003-01-22 | Storage box |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002011186A JP2003212291A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 収納ボックス |
| US10/348,330 US20040140305A1 (en) | 2002-01-21 | 2003-01-22 | Storage box |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003212291A true JP2003212291A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=33312561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002011186A Pending JP2003212291A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 収納ボックス |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP2003212291A (ja) |
| CN (1) | CN1433937A (ja) |
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| CN101987666B (zh) * | 2010-06-15 | 2012-09-05 | 浙江泰普森休闲用品有限公司 | 折叠式储物箱 |
| CN101966899B (zh) * | 2010-08-27 | 2012-12-26 | 程诗池 | 可拆式专用散粮集装箱及其拆装方法 |
| US20120067877A1 (en) * | 2010-09-21 | 2012-03-22 | Shaumil Dave | Collapsible carrying device |
| US9828172B2 (en) * | 2013-01-07 | 2017-11-28 | Eirik Skeid | Intermodal container |
| US9688466B2 (en) * | 2014-09-25 | 2017-06-27 | Elias Jordan Ronstadt | Vertically collapsible semi-truck trailer |
| CN104308820A (zh) * | 2014-11-06 | 2015-01-28 | 重庆至信实业有限公司 | 一种钣金冲压件废料周转箱 |
| CN104309952A (zh) * | 2014-11-12 | 2015-01-28 | 常熟市威腾进出口有限公司 | 一种用于集装服装的货物箱 |
| WO2016187653A1 (en) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | Maxtank Pty Ltd | Fluid storage apparatus |
| KR101809228B1 (ko) * | 2017-01-26 | 2017-12-15 | 오옥남 | 양봉 콘테이너 |
| CN109775092B (zh) * | 2019-03-26 | 2020-08-28 | 湘潭大学 | 一种货物外包装伸缩折叠框架 |
| CN111977198B (zh) * | 2019-05-23 | 2022-06-10 | 克兰普斯波革命有限责任公司 | 改进的具有凸轮锁定安装支架的可收缩集装箱 |
| CN117360972B (zh) * | 2023-12-04 | 2024-04-12 | 苏州中南钢结构股份有限公司 | 一种可折叠撬装集装箱 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4946036A (en) * | 1989-05-30 | 1990-08-07 | Kupersmit Julius B | Cradle construction for shipping containers |
| JP2754747B2 (ja) * | 1989-06-19 | 1998-05-20 | ソニー株式会社 | 基板収納容器 |
| US5813566A (en) * | 1995-07-12 | 1998-09-29 | Bradford Company | Damage resistant container and sleeve pack assembly |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002011186A patent/JP2003212291A/ja active Pending
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-
2003
- 2003-01-22 US US10/348,330 patent/US20040140305A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| CN1433937A (zh) | 2003-08-06 |
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