JP3424486B2 - 物品搬送具 - Google Patents

物品搬送具

Info

Publication number
JP3424486B2
JP3424486B2 JP05373497A JP5373497A JP3424486B2 JP 3424486 B2 JP3424486 B2 JP 3424486B2 JP 05373497 A JP05373497 A JP 05373497A JP 5373497 A JP5373497 A JP 5373497A JP 3424486 B2 JP3424486 B2 JP 3424486B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base body
detachable
panel body
engaged
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05373497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10250586A (ja
Inventor
洋 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP05373497A priority Critical patent/JP3424486B2/ja
Publication of JPH10250586A publication Critical patent/JPH10250586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3424486B2 publication Critical patent/JP3424486B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば種々な物
品を収納保管し得、必要に応じて、トラックなどに積み
込んで搬送するのに利用される物品搬送具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品搬送具としては、た
とえば実公昭58−53260 号公報に開示された物品運搬車
が提供されている。すなわち物品運搬車は、一枚の後側
枠(バックパネル体)と、この後側枠の左右両側部で前
方において対向位置する二枚の側枠(サイドパネル体)
とが平面視門形状に配設され、後側枠ならびに両側枠の
下部間に物載せ枠(ベース体)が配設されている。そし
て前面側には、側枠間にステーやバンドが設けられ、ま
た下部には複数の移動車輪が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、前面側から物品が脱落することは、ステ
ーやバンドにより阻止しているが、この物品の厚さが薄
く、すなわちバンドまで達しない厚さの物品の場合、運
搬時の振動などで荷崩れしたり脱落したりする。またス
テーやバンドにより間隔保持を行うが強度的に不十分で
あり、側枠の強度にも悪影響を及ぼす。
【0004】これに対しては、たとえば実開平1−1330
69号に見られるように、開閉自在な前側枠を設けたり、
特公昭54−43781 号に見られるように、着脱自在な可動
パネルを設ければよいが、これらの場合、全体重量が増
加して手押し移動などを容易に行えない。また物品を積
み降ろしする際の開閉動や着脱動は容易に行えず、さら
に内圧に対する強度も不十分となる。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、物品の荷崩れや脱落を防止し得、しかも着脱をワン
タッチで簡単に行えるとともに、内圧に対して充分な強
度で対向し得、そして着装時においては、その着装姿勢
を自動的に堅持し得る物品搬送具を提供することを目的
としたものである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の物品搬送具は、
ベース体に左右一対のサイドパネル体が設けられ、前後
のパネル体のうち少なくとも一方は着脱パネル体とさ
れ、この着脱パネル体は、両サイドパネル体に対して上
方向から係脱自在な横方向材と、この横方向材に対し
て、その上部を介して揺動自在に取り付けられかつ下部
がベース体に対して左右方向から係脱自在な縦方向材と
から構成され、この縦方向材は、上位係止部が横方向材
に対して上方向から係脱自在で、その上位係止部が左右
方向で位置決めされて係合され、また下位係止部がベー
ス体に対して左右方向から係脱自在で、その下位係止部
が自重により係合方向に揺動付勢された状態で係合され
ることで、傾斜して配設されていることを特徴としたも
のである。
【0008】したがって請求項1の発明によると、横方
向材を両サイドパネル体間に上下方向から係合させ、縦
方向材を横方向材に対して揺動させて、その下部をベー
ス体に対して左右方向から係合させることで、上下方向
と左右方向との二方向からの係合により、着脱パネル体
を装着し得、また逆操作により着脱パネル体を離脱し得
る。さらに着脱パネル体は、横方向材と縦方向材とによ
り簡単かつ軽量に形成し得る。そして着脱操作は、横方
向材と縦方向材とを別々に取り扱って行え、しかも着装
時には、強固な一体化状の着脱パネル体とし得、さら
に、下部が自重により係合方向に揺動付勢されているこ
とで、その着装姿勢を自動的に堅持し得る。
【0009】また本発明の請求項2記載の物品搬送具
は、上記した請求項1記載の構成において、縦方向材の
下位係止部はベース体に対して、このベース体の下面か
ら突出することなく係脱自在であることを特徴としたも
のである。
【0010】したがって請求項2の発明によると、着脱
パネル体を着装したとき、係止板部がベース体下面から
突出しないことから、たとえばフォークリフトによる物
品搬送具の運搬などは、ベース体下面に何ら支障なくフ
ォークを作用させて容易に行える。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】しかも本発明の請求項記載の物品搬送具
は、上記した請求項1または2に記載の構成において、
縦方向材が、左右方向の複数箇所に配設されていること
を特徴としたものである。
【0015】したがって請求項の発明によると、複数
の縦方向材を有する着脱パネル体を、容易にして装着、
または離脱し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
車輪付きの物品搬送具に採用した状態として図1〜図8
に基づいて説明する。
【0017】図1〜図4に示すように物品搬送具1は、
ベース体10と、このベース体10の左右端部から立設
された一対のサイドパネル体20と、これらサイドパネ
ル体20の後端部間に設けられたバックパネル体30
と、両サイドパネル体20の後端部間に着脱自在な着脱
パネル体40と、前記ベース体10の下面側に設けられ
た車輪装置50などにより構成されている。
【0018】前記ベース体10は、額縁状の外枠体11
と、この外枠体11内に配設された左右材12ならびに
前後材13と、これら11〜13の上面間に配設された
ベース板14などにより構成されている。そして外枠体
11の下面などにより、ベース体10の下面10aが形
成される。
【0019】このベース体10の下面10a側で四隅部
分に車輪装置50が設けられるもので、各車輪装置50
は、ベース体10の下面10a側に固定された車輪取付
け板51と、この車輪取付け板51側に縦軸心の周りで
旋回自在に取り付けられた支持ブラケット52と、この
支持ブラケット52に遊転自在に設けられた車輪53な
どにより構成されている。
【0020】前記サイドパネル体20は、パイプなどを
折り曲げて形成された門形状の外枠21と、この外枠2
1の縦杆部下端と横杆部中間との間に連結されたL字状
の内枠22と、これら外枠21と内枠22との間に配設
された複数本の縦材23、ならびに横材24などにより
構成される。このサイドパネル体20は、外枠21の縦
杆部下端を介してベース体10上に溶接などで固定さ
れ、その際に、ベース体10側にはコーナブラケット1
5が介在される。そして両内枠22における縦杆部の下
部間には、楔形式の引っ張り連結具25が設けられてい
る。
【0021】両サイドパネル体20において、外枠21
の後部側の縦杆部には、バックパネル体30を着脱させ
るための後部被係止体26が、相対向させてかつ上下一
対(複数)に設けられている。また、外枠21の前部側
の縦杆部には、着脱パネル体40を着脱させるための前
部被係止体27が、相対向させて上部に設けられてい
る。ここで各被係止体26,27は筒状であって、その
筒軸心を上下方向として、外枠21側に溶接などで固定
されている。
【0022】前記バックパネル体30は、パイプなどを
折り曲げて形成された門形状の外枠31と、外枠31の
下端間を連結した下枠32と、これら外枠31と下枠3
2との間に配設された複数本の縦材33、ならびに横材
34などにより構成される。そして外枠31における両
縦杆部には、サイドパネル体20の後部被係止体26対
して上方から係脱自在な係止体35が、後部被係止体2
6に対応した四箇所(複数箇所)に設けられている。こ
れら係止体35はロッド状であって、曲げ成形したのち
その上部が、外枠31側に溶接などで固定されている。
【0023】したがってバックパネル体30は、係止体
35群を後部被係止体26群に対して上方から係合させ
ることで、サイドパネル体20の後部間に配置され、以
てバックパネル体30と二枚のサイドパネル体20とは
平面視門形状に配設される。そして相対向されたサイド
パネル体20間に着脱自在な中間棚5が設けられ、この
中間棚5は、左右方向の両端にそれぞれ複数に設けられ
た係止部材6が、サイドパネル体20における横材24
に上方から係脱自在に構成されている。
【0024】図1、図2、図5〜図8において、前記着
脱パネル体40は、両サイドパネル体20に対して上方
向から係脱自在な横方向材41と、この横方向材41に
対して、その上部を介して揺動自在に取り付けられかつ
下部がベース体10に対して左右方向から係脱自在な縦
方向材45とから構成されている。
【0025】すなわち横方向材41は、パイプ体42の
両端に係止部43を設けることで構成されている。ここ
で係止部43はL字状ロッドからなり、片側がパイプ体
42の端部に差し込まれて固定され、また他側は、前記
サイドパネル体20の前部被係止体27に対して上方か
ら係脱自在に構成されている。そしてパイプ体42にお
ける上面側で左右方向の二箇所には、それぞれ所定間隔
を置いて一対(二個)の位置決め体44が設けられ、こ
れら位置決め体44間においてパイプ体42には、被係
止部42aが形成される。各位置決め体44は短尺ロッ
ド体により形成され、パイプ体42の上面には溶接など
で固定される。
【0026】前記縦方向材45は、パイプ体46と、こ
のパイプ体46の上端に設けられた上位係止部47と、
パイプ体46の下端に設けられた下位係止部48とから
構成される。
【0027】前記上位係止部47は、プレートをフック
状に折り曲げることで形成され、その直状板部47aを
下位としてパイプ体46の前面に当てがわれたのち溶接
などで固定され、その際に上位のフック部47bは後面
側に向いている。したがって、上位係止部47のフック
部47bをパイプ体42の被係止部42aに上方から係
合させることで、縦方向材45は、位置決め体44によ
り上部が左右方向で位置決めされた状態で、横方向材4
1に対して揺動自在に取り付けられる。
【0028】また下位係止部48も、プレートを折り曲
げることで形成される。すなわち下位係止部48は、パ
イプ体46の下端面に当てがわれたのち溶接などで固定
される横板部48aと、この横板部48aの後側から下
方へ伸びる垂下板部48bと、この垂下板部48bから
左右の一方へ伸びる係止板部48cとにより形成され
る。
【0029】そして下位係止部48は、ベース体10の
下面10aから突出することなく、このベース体10に
対して左右方向から係脱自在に構成されている。すなわ
ち、両被係止部42aの下方において、前記ベース体1
0のベース板14は、左右方向で長く切り欠かれ、以て
外枠体11の内面側に切り欠き部16が形成されてい
る。この切り欠き部16に下から当てがうように、プレ
ート状の被係止板17が配設されて、ベース体10側に
溶接などで固定されている。
【0030】前記被係止板17には、切り欠き部16に
連通されかつ切り欠き部16よりも一回り小さい貫通部
18が切り欠き状に形成されている。ここで貫通部18
の前後幅や左右長さは、下位係止部48における垂下板
部48bや係止板部48cを上下方向で挿抜し得るよう
に設定されている。そして貫通部18を形成する縁部で
かつ係止板部48cが向く側の縁部は、その下方へ係止
板部48cが位置される被係止縁部19に形成されてい
る。
【0031】その際に、係止板部48c側の挿入限は、
ベース板14に横板部48aが当接されることで規制さ
れ、この挿入限のとき、係止板部48cがベース体10
の下面10aから突出しないように、下位係止部48の
高さ寸法が設定されている。
【0032】そして、被係止縁部17の下方へ係止板部
48cが位置され、かつ被係止縁部19の縁面に垂下板
部48bが当接された係止姿勢において、縦方向材45
は、上位係止部47を通る垂直線Aに対して、その下位
係止部48が被係止縁部19に対して離れる位置となる
ように傾斜して配設されている。これにより縦方向材4
5は、その上部が左右方向で位置決めされて横方向材4
1に係合された状態で、その下部が自重により係合方向
に揺動付勢されることになる。
【0033】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。図1〜図8の実線は、着脱パネル体40を
装着した使用状態を示している。すなわち、横方向材4
1は、両係止部43を前部被係止体27に対して上方か
ら係合させることで、両サイドパネル体20間に配設さ
れている。また、両縦方向材45は、その上位係止部4
7のフック部47bをパイプ体42の被係止部42aに
上方から係合させることで、位置決め体44により上部
が左右方向で位置決めされた状態で、横方向材41に対
して揺動自在に取り付けられている。さらに下位係止部
48は、その垂下板部48bや係止板部48cが切り欠
き部16から貫通部18へ挿通され、そして被係止縁部
17の下方へ係止板部48cが位置されることで、横方
向材41とベース体10との間に配設されている。
【0034】したがって、ベース板14上に載置された
物品は、着脱パネル体40の横方向材41と両縦方向材
45とにより荷崩れや脱落を防止し得る。しかも、横方
向材41を上下方向から係合させ、縦方向材45の下部
を左右方向から係合させることで、その着装によるサイ
ドパネル体20間の間隔保持は強固に行えるとともに、
内圧に対して充分な強度で対向し得る。
【0035】さらに縦方向材45は、上部が左右方向で
位置決めされて横方向材41に係合されたとき、下部が
自重により係合方向に揺動付勢されていることで、その
着装姿勢を自動的に堅持し得る。また着脱パネル体40
は、横方向材41と両縦方向材45とにより簡単かつ軽
量に形成し得、以て押し引きによる移動は軽く容易に行
える。しかも着脱パネル体40を着装したとき、係止板
部48cがベース体10の下面10aから突出しないこ
とから、たとえばフォークリフトによる物品搬送具1の
運搬などは、下面10aに何ら支障なくフォークを作用
させて容易に行える。
【0036】上述したような使用状態において、たとえ
ば物品を卸すときには着脱パネル体40を離脱させる。
すなわち、まず縦方向材45を把持し、自重による揺動
付勢に抗して揺動させる。これにより、たとえば図5の
仮想線に示すように、係止板部48cを左右方向に移動
させて被係止縁部19の下方から退出させ、貫通部18
の下方に位置し得る。次いで縦方向材45を持ち上げる
ことで、横方向材41の被係止部42aから上位係止部
47を上方へと離脱させつつ、貫通部18から下位係止
板48を上方へと抜出し得る。このようにして縦方向材
45を離脱したのち、必要に応じて、横方向材41を把
持して持ち上げることで、貫通部18から係止板部48
cを上方へと抜出して、この横方向材41を離脱し得
る。
【0037】このように、着脱パネル体40の離脱はワ
ンタッチ状に容易に迅速に行える。また、離脱した着脱
パネル体40のサイドパネル体20間への着装は、上述
とは逆の操作により、ワンタッチ状に容易に迅速に行え
る。
【0038】次に、本発明の別の実施の形態を図9に基
づいて説明する。すなわち、横方向部材41の上面側に
ブラケット55が立設され、そして縦横方向部材45の
上端に設けられたブラケット56が、前後方向ピン57
を介して前記ブラケット55に揺動自在に連結されてい
る。
【0039】この別の実施の形態によると、縦方向材4
5を把持して持ち上げることで、横方向材41の係止部
43を前部被係止体27から上方へと離脱させつつ、貫
通部18から係止板部48cを上方へと抜出し得、以て
着脱パネル体40の離脱はワンタッチでより容易に迅速
に行える。
【0040】上記した実施の形態では、縦方向材45が
左右方向の二箇所に配設されているが、これは二箇所以
上の複数箇所に配設された形式や、一箇所のみに配設さ
れた形式であってもよい。
【0041】上記した実施の形態では、物品搬送具1と
して、ベース体10の下面10a側に車輪装置50を設
けた走行形式が示されているが、これは、ベース体自体
またはベース体の下部にフォーク挿入空間が形成された
パレット形式の物品搬送具などであってもよい。
【0042】上記した実施の形態では、前面側のみ着脱
パネル体40を設けた形式が示されているが、これは前
面と後面の両側とも着脱パネル体40を設けて、バック
パネル体30を省略した形式であってもよい。
【0043】上記した実施の形態では、バックパネル体
30を着脱とした形式が示されているが、これはバック
パネル体30をベース体10側に固定した形式であって
もよい。また、バックパネル体30やサイドパネル体2
0などを折畳み自在とした形式であってもよい。
【0044】上記した実施の形態では、縦方向材45の
下位係止部48を、ベース体10の下面10aから突出
することなく係脱自在とした形式を示しているが、これ
は、下面10aから突出した形式であってもよい。
【0045】
【0046】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、横
方向材を両サイドパネル体間に上下方向から係合させ、
縦方向材を横方向材に対して揺動させて、その下部をベ
ース体に対して左右方向から係合させることで、着脱パ
ネル体を容易に迅速に装着でき、また逆操作により着脱
パネル体を離脱できる。したがって、ベース板上に載置
した物品は、着脱パネル体の横方向材と縦方向材とによ
り荷崩れや脱落を防止でき、また、上下方向と左右方向
との二方向からの係合により、その着装によるサイドパ
ネル体間の間隔保持を強固に行うことができるととも
に、内圧に対して充分な強度で対向できる。さらに着脱
パネル体は、横方向材と縦方向材とにより簡単かつ軽量
に形成でき、以て押し引きによる移動は軽く容易に行う
ことができる。そして着脱操作は、横方向材と縦方向材
とを別々に取り扱って容易に行うことができ、しかも着
装時には、強固な一体化状の着脱パネル体に形成でき
る。さらに、下部を自重により係合方向に揺動付勢して
いることで、その着装姿勢を自動的にかつ外れなど生じ
ることなく堅持できる。
【0047】また上記した本発明の請求項2によると、
着脱パネル体を着装したとき、係止板部がベース体下面
から突出しないことから、たとえばフォークリフトによ
る物品搬送具の運搬などは、ベース体下面に何ら支障な
くフォークを作用させて容易に行うことができる。
【0048】
【0049】
【0050】しかも上記した本発明の請求項による
と、複数の縦方向材を有する着脱パネル体により、荷崩
れや脱落をより有効に防止できるとともに、内圧に対し
てより充分な強度で対向でき、さらに容易にして装着、
または離脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、物品搬送具
の斜視図である。
【図2】同物品搬送具の正面図である。
【図3】同物品搬送具の背面図である。
【図4】同物品搬送具の側面図である。
【図5】同物品搬送具における着脱パネル体部分の一部
切り欠き正面図である。
【図6】同物品搬送具における着脱パネル体部分の一部
切り欠き縦断側面図である。
【図7】同物品搬送具における着脱パネル体部分の一部
切り欠き平面図である。
【図8】同物品搬送具における着脱パネル体部分の一部
切り欠き横断平面図である。
【図9】本発明の別の実施の形態を示し、物品搬送具に
おける着脱パネル体部分の一部切り欠き正面図である。
【符号の説明】
1 物品搬送具 5 中間棚 10 ベース体 10a ベース体下面 14 ベース板 16 切り欠き部 17 被係止板 18 貫通部 19 被係止縁部 20 サイドパネル体 26 後部被係止体 27 前部被係止体 30 バックパネル体 35 係止体 40 着脱パネル体 41 横方向材 42 パイプ体 42a 被係止部 43 係止部 44 位置決め体 45 縦方向材 46 パイプ体 47 上位係止部 47b フック部 48 下位係止部 48b 垂下板部 48c 係止板部 50 車輪装置 57 前後方向ピン A 垂直線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−171274(JP,A) 実開 昭63−34674(JP,U) 実開 昭54−867(JP,U) 実開 昭49−73940(JP,U) 特公 昭54−43781(JP,B1) 実公 昭58−48926(JP,Y1) 実公 平1−133069(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62B 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース体に左右一対のサイドパネル体が
    設けられ、前後のパネル体のうち少なくとも一方は着脱
    パネル体とされ、この着脱パネル体は、両サイドパネル
    体に対して上方向から係脱自在な横方向材と、この横方
    向材に対して、その上部を介して揺動自在に取り付けら
    れかつ下部がベース体に対して左右方向から係脱自在な
    縦方向材とから構成され、この縦方向材は、上位係止部
    が横方向材に対して上方向から係脱自在で、その上位係
    止部が左右方向で位置決めされて係合され、また下位係
    止部がベース体に対して左右方向から係脱自在で、その
    下位係止部が自重により係合方向に揺動付勢された状態
    で係合されることで、傾斜して配設されていることを特
    徴とする物品搬送具。
  2. 【請求項2】 縦方向材の下位係止部はベース体に対し
    て、このベース体の下面から突出することなく係脱自在
    であることを特徴とする請求項1記載の物品搬送具。
  3. 【請求項3】 縦方向材が、左右方向の複数箇所に配設
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    物品搬送具。
JP05373497A 1997-03-10 1997-03-10 物品搬送具 Expired - Fee Related JP3424486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05373497A JP3424486B2 (ja) 1997-03-10 1997-03-10 物品搬送具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05373497A JP3424486B2 (ja) 1997-03-10 1997-03-10 物品搬送具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10250586A JPH10250586A (ja) 1998-09-22
JP3424486B2 true JP3424486B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=12951067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05373497A Expired - Fee Related JP3424486B2 (ja) 1997-03-10 1997-03-10 物品搬送具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3424486B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6054631B2 (ja) * 2012-05-18 2016-12-27 ヤマト包装技術研究所株式会社 物品拘束具、ロールボックスパレット及び物品の固定方法
JP7250581B2 (ja) * 2019-03-25 2023-04-03 株式会社ディスコ ケージラック

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10250586A (ja) 1998-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007083970A (ja) 二輪車固定装置を備えたコンテナ荷役車両および荷箱における二輪車固定装置
JP3424486B2 (ja) 物品搬送具
JP2001247041A (ja) 台 車
JPH1178898A (ja) 保管運搬用具
JP2696606B2 (ja) 物品搬送具
JP4324486B2 (ja) 製品運搬保管装置
JP7366363B2 (ja) 台車用吊り具および台車
JPH07315784A (ja) フォーク爪及びフォークリフト
JPH0511158Y2 (ja)
JP3931158B2 (ja) フォークリフト用ボックスの保持器具
JPH08507027A (ja) 各隅に三つの垂直な取付部材を有する荷台
JP2004250067A (ja) 搬送用組立てボックス
JPH0626464Y2 (ja) 物品搬送具
JP4248896B2 (ja) 貨物の積卸し方法
JPH0561095U (ja) 作業車の梱包枠
JPH0629971U (ja) 米の流通台車
JPH0776277A (ja) 台 車
JPH03187851A (ja) 物品搬送具
KR200275907Y1 (ko) 물품운반용운반대차
JPH0142507Y2 (ja)
JP2941746B2 (ja) パレット用積み重ね枠
JP2878086B2 (ja) 荷役用物品載置台
JPH08175390A (ja) 物品搬送具
JP2937069B2 (ja) 物品搬送具
JPH072114A (ja) 物品搬送具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees