JPH0629971U - 米の流通台車 - Google Patents

米の流通台車

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JPH0629971U
JPH0629971U JP7292092U JP7292092U JPH0629971U JP H0629971 U JPH0629971 U JP H0629971U JP 7292092 U JP7292092 U JP 7292092U JP 7292092 U JP7292092 U JP 7292092U JP H0629971 U JPH0629971 U JP H0629971U
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JP
Japan
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bottom plate
side frames
pair
hinge
rice
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Pending
Application number
JP7292092U
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English (en)
Inventor
幸男 久田
清司 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Kako Corp
Original Assignee
Yazaki Kako Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精製米の搬送および陳列が容易にできると共
に、不使用時の保管が効率的な米の流通台車を提供する
ことにある。 【構成】 一対の側枠1を、連結板2および連結杆4で
水平回動自在に枢着連結し、底板5を両側枠1を連結す
る錠板3を、一端を水平回動自在に枢着し、他端を係脱
自在に設け、底板5を一方の側枠1の下辺に、底板ヒン
ジ8で起立自在に枢着し、底板ヒンジ8を底板5より上
位に設け、両者をアーム9を介して回動自在に連結する
ことにより、全体を両側枠1に重ねた状態で折り畳み可
能とし、コンパクト化することができる。錠板3の他端
を側枠1から離脱反転することにより、前後両面を開放
自在として、作業性、安全性を高めることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、精製米を、その搬送から店頭陳列までを10Kg入り又は5Kg入りの 流通袋に収納したままの状態で、一連的に容易に行うことができると共に、不使 用時の保管及び空輸送を効率的にした折り畳み自在な米の流通台車に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
通常、精製米は、平パレットや平面コの字形のボックスパレットにより搬送さ れ、生産業者あるいは卸業者から店頭に陳列されるまでに、何回も積み替えられ ているのが実情である。
【0003】 また、こうした精製米を搬送できる従来技術は、例えば、実公昭52−278 02号公報や実公昭53−41872号公報に開示されている。前者は、折り畳 み自在な枠付パレットを示し、後者は、三方側枠付きの物品運搬車を開示してい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来技術において、平パレットや平面コの字形ボックスパレットは、 搬送時に荷崩れしたり、また満載しての移動は女性や年配者の作業としては困難 な場合が多いため、他の台車に積み替えたり、減量したりして対応する必要があ り、米の取扱いが面倒となると云う問題があった。
【0005】 また、実公昭52−27802号公報に開示の折り畳み自在な枠付きパレット においては、対向する両側枠の両側縁に、互いに対向する支承腕を突設して連結 杆を枢着しているので、その突出した支承腕が邪魔となり、米袋の積み卸しの際 の安全性および作業性が悪くなると云う問題があった。
【0006】 さらに、実公昭53−41872号公報に開示の三方側枠付きの物品運搬車に あっては、上記従来技術と同様に、米袋の積み卸しは前面の開口部のみに限定さ れているため、後面側での作業性が悪いと云う問題があった。
【0007】 そこで、本考案は、上記した従来技術における問題点を解消すべく考案された もので、精製米の搬送および陳列が容易にできると共に、不使用時の保管及び空 輸送が効率的な、米の流通台車を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのための手段として、一対の側枠1、一対の連結板2、錠板3、連結杆4お よび底板5で構成した。
【0009】 一対の側枠1は、一定間隔をもって対向位置し、それぞれの前端部と後端部と に車輪取付座6を介してキャスター7を設けたものである。一対の連結板2は、 一対の側枠1を連結すべく、この一対の側枠1の両側下端部をヒンジ軸として水 平回動自在に枢着されたものである。錠板3は、一対の側枠1の一方上部に、一 端が水平回動自在に枢着されると共に、他端が一対の側枠1の他方上部に係脱自 在に組付くものである。連結杆4は、一対の側枠1の上面中央部間に、水平回動 自在に連結されたものであり、底板5は、一方の側枠1の下辺に、底板ヒンジ8 を介して起立自在に設けられたものである。
【0010】 そして、底板5が起立状態において、この底板5の下端が連結板2よりも上位 に位置すべく、底板ヒンジ8を底板5よりも上位に位置させると共に、底板ヒン ジ8と底板5とをアーム9で回動自在に連結した。
【0011】
【作用】
本考案の作用を、図を参照しながら説明する。 図1は、本考案に係る米の流通台車が組立てられた状態を示す。この組立て状 態で、米袋に収納された米を積載するには、前面および後面に設けられた錠板3 を、一端を回動軸として、矢印に示す如く水平方向外側に回動し、前面および後 面を開放する。米を積載した後は、錠板3を逆方向に回動して側枠1に係合させ た後、搬送および陳列するものである。
【0012】 搬送および陳列が終了し、流通台車を保管及び空輸送するには、まず一対の錠 板3をそれぞれ外側に回動して側枠1に沿わせる。次に、底板5を底板ヒンジ8 を軸として上方に回動して起立状態にし側枠1に沿わせる。そして、最後に、一 対の側枠1を相互逆方向(前後方向)に移動する。連結杆4と連結板2は、それ ぞれ一対の側枠1に回動自在に枢着されているので、両側枠1が前後逆方向に移 動すると、それに対応して回動し、よって両側枠1は、図4および図5に示す如 く、前後方向にずれた状態で折り畳まれる。
【0013】 なお、本考案においては、底板ヒンジ8を底板5よりも上位に位置させると共 に、底板ヒンジ8と底板5とをアーム9で回動自在に連結したので、底板5が起 立した状態にあっては、その下面が連結板2よりも上位に位置することになり、 これによって流通台車が折り畳まれる際に、底板5と連結板2とが干渉すること がなく、その結果、両側枠1は両者間に不要な隙間をあけることなく、一体的に 合体した状態で折り畳まれる(図4、図5参照)。
【0014】
【実施例】
図1〜3に、本考案に係る米の流通台車の一実施例を示す。 側枠1は、それを構成する各支柱10を28φの樹脂被覆鋼管製とし、米の重 量に対応するに必要な機械的強度を確保している。一方の側枠1の支柱10間に は係止具11を設け、底板5が起立状態にある時、その上端と係合することによ って起立姿勢を維持することとしている。
【0015】 一方の側枠1の下端部には、連続して二つの底板ヒンジ8を設け、これに対応 して二つのアーム9を設けている。底板ヒンジ8およびアーム9を二つ設けるこ とにより、底板5を安定かつ強固に保持することができる。
【0016】 一方の側枠1に回動自在に枢着された錠板3は、折り畳み時にあっては、側枠 1に設けられたマグネットやマジックテープ等によって構成される係止手段によ って、側枠1の外側に固定されるものである。
【0017】 底板5は、側枠1と同じ28φの樹脂被覆鋼管製の外周枠と、やはり、樹脂被 覆鋼管であって被覆樹脂にて形成した平面部を床面とした床材とで構成され、底 板5の一方端は、アーム9を介して底板ヒンジ8に連結され、その下面の前後端 部は、車輪取付座6上に位置するものである。
【0018】 折り畳み時における底板5の位置は、その下端が連結板2よりも上位にあるこ とが必要であるため、本実施例においては、底板ヒンジ8を連結板2の上端とほ ぼ等しい位置とし、その底板ヒンジ8にアーム9を連結することによって、底板 5の下端を連結板2の上端よりも充分な余裕をもって上位に位置させ、こうする ことにより底板5とアーム9、あるいはアーム9と底板ヒンジ8との組付きに、 いわゆる遊びが生じても、底板5と連結板2とが干渉し合うのを確実に防ぐこと ができる。
【0019】 ちなみに、本実施例に示す米の流通台車は、10Kg入り米袋専用で、両側枠1 間を約480mm、側枠1の幅を約880mm、側枠1の高さを約815mmとし、米 袋を横3列、縦7段に積載できる構成としたものであり、また各米袋の左右端に 側枠1の支柱10が食い込む状態で係止する構成としたので、積み卸しの際や、 搬送時に荷崩れすることがない。勿論、5Kg入り米袋の積み卸しに対しても、こ の特徴は有効に作用することになる。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。 業者から店頭までの流通過程において、積み替えの必要がなく、しかも荷崩れ しない状態で搬送することができると共に、そのままの状態で店頭に陳列するこ とができるので、米袋の取扱いが極めて容易でかつ安全となる。
【0021】 前面と後面とを開放自在としたので、米袋に収納した米の積み卸しを前後両方 から無理な姿勢を強いられることなく行うことができるので、優れた作業性を得 ることができる。
【0022】 開放部分に突出部がないので、安全性に優れており、女性や年配者でも、簡単 にかつ安全に使用することができる。
【0023】 不使用の折り畳み状態において、連結板と起立状態にある底板とが干渉しない 構成となっているので、コンパクトに折り畳むことができ、これによりわずかな 保管スペースで多量の流通台車を保管することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の、組立て状態の全体斜視
図。
【図2】図1に示した実施例の、全体平面図。
【図3】図1に示した実施例の、全体側面図。
【図4】図1に示した実施例の、折り畳み状態の平面
図。
【図5】図1に示した実施例の、折り畳み状態の側面
図。
【符号の説明】
1 ; 側枠 2 ; 連結板 3 ; 錠板 4 ; 連結杆 5 ; 底板 6 ; 車輪取付座 7 ; キャスター 8 ; 底板ヒンジ 9 ; アーム 10; 支柱 11; 係止具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔をもって対向位置し、それぞれ
    の前端部と後端部とに車輪取付け座(6) を介してキャス
    ター(7) を設けた一対の側枠(1) と、該一対の側枠(1)
    を連結すべく、該一対の側枠(1) の両側下端部をヒンジ
    軸として水平回動自在に枢着された一対の連結板(2)
    と、前記一対の側枠(1) の一方上部に、一端が水平回動
    自在に枢着されると共に、他端が前記一対の側枠(1) の
    他方上部に係脱自在に組付く錠板(3) と、前記一対の側
    枠(1) の上面中央部間に、水平回動自在に連結された連
    結杆(4) と、そして前記一対の側枠(1) の一方に、底板
    ヒンジ(8) を介して起立自在に設けられた底板(5) と、
    から構成され、該底板(5)の起立状態において、該底板
    (5) の下端が前記連結板(2) よりも上位に位置すべく、
    前記底板ヒンジ(8) を前記底板(5) より上位に位置させ
    ると共に、前記底板ヒンジ(8) と前記底板(5) とをアー
    ム(9) で回動自在に連結して成る米の流通台車。
JP7292092U 1992-09-25 1992-09-25 米の流通台車 Pending JPH0629971U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11139318A (ja) * 1997-09-02 1999-05-25 Daifuku Co Ltd 物品収納具
JP2018070126A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社モルテン マットレス搬送可能カート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927150B1 (ja) * 1967-12-19 1974-07-15

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