JP2696606B2 - 物品搬送具 - Google Patents

物品搬送具

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主として商店などで取り扱われることの多
い多数の物品を収納保管し、必要に応じて、トラックな
どに積み込んで搬送するのに利用される物品搬送具に関
するものである。
従来の技術 従来、この種の物品搬送具としては、たとえば実公昭
58-48926号公報に開示された物品運搬車が提供されてい
る。すなわち物品運搬車は、一枚の後側枠(バックパネ
ル体)と、この後側枠の左右両側部で前方において対向
位置する二枚の側枠(サイドパネル体)とを平面視門形
状に配設し、後側枠ならびに両側枠の下部間に物載せ底
枠(ベースパネル体)を配設するとともに、前記後側枠
の下端で左右両端部と、両側枠の下端で前端部とに、そ
れぞれ移動車輪を設けている。前記物載せ底枠はヒンジ
部を介して後側枠に沿わせた起立状に揺動自在である。
前記物載せ底枠はスチール製であって、左右一対の対向
アングル部材間に亘って複数個の角Cの字形デッキ部材
を適宜間隔を隔てて並置固着することで構成されてい
る。そして物載せ底枠の前部で下面側に、側枠側に対し
て係脱自在なロックピンを有するロック機構が設けられ
る。
上記の従来形式によると、物載せ底枠はスチール製で
あることから水分や塩分などにより腐食しやすく、腐食
部で怪我をしたり、錆が物品に付着することになる。ま
た物載せ底枠自体の重量は重いものになる。これに対し
ては物載せ底枠を樹脂製にすることが考えられるが、充
分な強度を期待できない。そしてデッキ部材間の隙間か
ら塵埃や液体が落下することで、ロック機構に悪影響を
及ぼすことになる。
そこで最近では、たとえば第11図、第12図に示す樹脂
モールド式のベースパネル体30が提供されている。すな
わち側枠の下部となる支持面31間に載置自在なベースパ
ネル30は、左右一対の連結プレート32Aと、これら連結
プレート32A間に位置する前後で複数本のパイプ体32B
と、幅方向の中間においてパイプ体32Bの上面間に位置
する連結用のパイプ材32Cとにより骨材32を構成し、こ
の骨材32を、射出成形によって樹脂33でモールドしてい
る。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、ベースパネル体30は、骨材
32の全てが支持面31の上方に位置すべく配設されること
から、その積載面30aの位置が支持面31に対してかなり
高くHになり、したがって積載効率が悪いものになる。
本発明の目的とするところは、支持面に対する積載面
の高さを低くし得る物品搬送具を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の物品搬送具は、バ
ックパネル体と二枚のサイドパネル体とを平面視門形状
に配設し、一枚のパネル体の下部に、その近接端をして
ベースパネル体を上下揺動自在に取り付け、このベース
パネル体は骨材を樹脂モールドして成形し、前記骨材
を、左右一対の連結プレートと、これら連結プレートの
内面間に位置する前後で複数本の左右連結材と、左右方
向の中間において左右連結材の下面間に位置する前後連
結材とで形成し、そして樹脂の外縁下部には、樹脂下面
と左右連結材下端との間に位置する下向き段状の被支持
面を形成して、この被支持面を、バックパネル体やサイ
ドパネル体側の支持面に上方から当接自在に構成してい
る。
作用 かかる本発明の構成によると、ベースパネル体の被支
持面を、バックパネル体やサイドパネル体の支持面に上
方から当接させたとき、その支持位置の下方に前後連結
材の大部分が位置することになる。そしてベースパネル
体は、樹脂モールドにより防錆が可能であり、また内在
させた骨材によって剛性化し得るとともに、骨材は一部
のみを構成することから僅かの重量増加ですみ、さらに
樹脂層を緩衝材とし得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第10図に基づいて
説明する。
第9図、第10図に示すように物品搬送具1は、一枚の
バックパネル体2と、このバックパネル体2の左右両側
部で前方において対向位置する二枚のサイドパネル体3
とを平面視門形状に配設し、前記バックパネル体2と両
サイドパネル体3との下部間にベースパネル体10を配設
するとともに、前記バックパネル体2の下端で左右両端
部に後車輪4を、また両サイドパネル体3の下端で前端
部に前車輪5をそれぞれ設けている。前記ベースパネル
体10の後端はヒンジ具6を介してバックパネル体2の下
端に連結され、以ってバックパネル体2に沿わせた起立
状に揺動自在である。またバックパネル体2と両サイド
パネル体3との近接部間は連結具7により連結されてお
り、そして一方、すなわち右側のサイドパネル体3をバ
ックパネル体2に沿うように回動自在としている。前記
ベースパネル体10の前端には、水平状としたベースパネ
ル体10をサイドパネル体3に固定するための他の装置の
一例であるロック装置11が設けられる。
前記ベースパネル体10は、骨材12を樹脂13によりモー
ルドすることで成形される。すなわち第1図〜第8図に
示すように骨材12は、スチール、木材、アルミニウムな
ど樹脂13よりも強い強度のものが用いられ、左右一対の
連結プレート12Aと、これら連結プレート12Aの内側面間
に位置する前後で複数本のパイプ体(左右連結材の一
例)12Bと、幅方向の中間においてパイプ体12Bの下面間
に位置する連結用のパイプ材(前後連結材の一例)12C
とから構成される。なおパイプ体12Bやパイプ材12Cは丸
棒でもよいが、パイプを使用することで重量の割りに強
度面は有利となり、その際にパイプ内部に入いる樹脂は
強度上ほとんど効果のないものであるため、パイプ端部
12Dを外径より出ないようにつぶし成形している。前記
骨材12の前端両側(遊端側)には、それぞれ四箇所にリ
ベット用のスリーブ15が固着してあり、また後端両側に
は筒形成部材16が固着してある。前記骨材12は、スリー
ブ15や筒形成部材16とともに、射出成形によって樹脂13
をモールドされるが、その際に、その外縁下部には、下
面13bとパイプ体12B下端との間に下向き段状の被支持面
13aが成形される。スリーブ15は下面で露出するように
埋設される。また筒形成部16には左右方向の筒部17が形
成され、したがってバックパネル体10の下枠に取付けた
ピン部材8に筒部17を外嵌させることで、ベースパネル
体10はピン軸心の周りに起立横倒自在となり、そして横
倒したベースパネル体10をサイドパネル体3の下枠で支
持すべく構成してある。これらピン部材8と筒部17とに
より前記ヒンジ具6を構成する。前記樹脂13は、平面視
における中間部と後部側とは多数の貫通孔18を形成した
メッシュ状であり、これにより軽量化をはかるととも
に、水切れや通気性がよいものとしている。そしてナッ
ト体15群の上方となる前部は非貫通部19として、ロック
装置11側への他物の侵入を防止している。
前記ベースパネル体10の前部で両側には、起立姿勢の
ときにサイドパネル体3の奥側縦杆部に作用し、そして
横倒姿勢のときに前車輪取り付け部材20側の係止板21に
作用する前記ロック装置11が設けられる。すなわちロッ
ク装置11の本体22は、前記スリーブ15群に下方から当接
させたのち、下方から通したリベット23を打ち込むこと
でベースパネル体10側に固定される。前記本体22に挿通
されて左右方向に摺動自在なロックピン24は、係合方向
(外側方)に突出すべく引張りばね25で付勢されてい
る。第9図、第10図に示すように、前記サイドパネル体
3の前端間には、間隔保持や荷崩れ防止などを行うため
のステー26が設けられ、このステー26は、左側のサイド
パネル体3の前端に保持具27を介して遊動自在に保持さ
れ、そして右側のサイドパネル体3の前端に設けた筒体
28に遊端が係脱自在となる。
上記のようにして組み立てられた物品搬送具1は、バ
ックパネル体2に対して右側のサイドパネル体3を直角
状に開動させ、そしてヒンジ具6を介してベースパネル
体10を水平状に揺動して、サイドパネル体3の下枠上面
にて形成される支持面3a上に載置させるとともにロック
装置11をロック作用させることで荷の積み込みが行え
る。その際に樹脂13の被支持面13aが支持面3aに当接す
るレベルの下方にパイプ材12Cの大部分が位置すること
から、ベースパネル体10の積載面10aの位置を支持面3a
に対して低くhし得る。前記ロック装置11は、第1図は
仮想線で示すようにロックピン24を引張りばね25に抗し
て抜出動させており、そして前述したようにベースパネ
ル体10を水平状に揺動させることで、係止板21のロック
孔にロックピン24が対向する。この状態でベースパネル
体10の下方に手を差し込み、そしてロックピン24の操作
部をして係止部から外すことで、ロックピン24は引張り
ばね25の付勢力により外方に突出し、第1図、第7図で
示すように係止板21のロック孔に係合させる。
所期の運搬を行い、荷を卸して不使用状態になった物
品搬送具1は、まずステー26が筒体28から外される。そ
して前述したようにロックピン24を引張りばね25に抗し
て抜出動させたのち、ベースパネル体10をヒンジ具6を
介して上方へ回動させ、バックパネル体2に沿わせる。
そしてロックピン24を再び突出動させて後位の縦杆部の
後方に突出させる。次いで右側のサイドパネル体3を、
連結具7などを介してピン軸心の周りに回動させ、バッ
クパネル体2側に沿わせる。これにより平面視でL形状
に折りたたんで保管し得る。
発明の効果 上記構成の本発明によると、ベースパネル体の被支持
面を、バックパネル体やサイドパネル体の支持面に上方
から当接させたとき、その支持位置の下方に前後連結材
の大部分を位置させることができ、これにより支持面に
対する積載面の高さを低くできて積載効率を向上でき
る。そして樹脂モールド製のベースパネル体は、樹脂モ
ールドにより防錆でき、また内在させた骨材によって剛
性化でき、さらに骨材はベースパネル体の一部のみを構
成することから、全てを金属製としたものに比べて全体
重量を軽くでき、しかも樹脂層で緩衝効果を期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明の一実施例を示し、第1図はロ
ック装置を装着したベースパネル体の一部切欠き平面
図、第2図はロック装置を装着しない状態での第1図に
おけるII-II矢視図、第3図は同III-III矢視図、第4図
は同IV-IV矢視図、第5図は骨材の平面図、第6図は第
5図におけるVI-VI矢視図、第7図はロック装置部の一
部切欠き正面図、第8図は同一部切欠き側面図、第9図
は全体の斜視図、第10図は同平面図、第11図は従来例を
示す要部の縦断側面図、第12図は同縦断正面図である。 1……物品搬送具、2……バックパネル体、3……サイ
ドパネル体、3a……支持面、6……ヒンジ具、7……連
結具、10……ベースパネル体、10a……積載面、11……
ロック装置(他の装置)、12……骨材、12A……連結プ
レート、12B……パイプ体(左右連結材)、12C……パイ
プ材(前後連結材)、12D……パイプ端部、13……樹
脂、13a……被支持面、13b……下面、15……スリーブ、
16……筒形成部材、18……貫通孔、19……非貫通部、23
……リベット、26……ステー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックパネル体と二枚のサイドパネル体と
    を平面視門形状に配設し、一枚のパネル体の下部に、そ
    の近接端をしてベースパネル体を上下揺動自在に取り付
    け、このベースパネル体は骨材を樹脂モールドして成形
    し、前記骨材を、左右一対の連結プレートと、これら連
    結プレートの内面間に位置する前後で複数本の左右連結
    材と、左右方向の中間において左右連結材の下面間に位
    置する前後連結材とで形成し、そして樹脂の外縁下部に
    は、樹脂下面と左右連結材下端との間に位置する下向き
    段状の被支持面を形成して、この被支持面を、バックパ
    ネル体やサイドパネル体側の支持面に上方から当接自在
    に構成したことを特徴とする物品搬送具。
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